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「夢をもち、地域に根ざし、自律する生徒」に   恵庭市立柏陽中学校     学校長 前 田 真 志

日頃より本校教育活動へ保護者・地域の皆様に御支援・御協力をいただき、感謝申し上げます。
 本校では、4月10〜12日に3年生が関東地方の修学旅行に行きました。4月17日の参観日には、体育館で自主研修の報告会を行い、保護者の方にも発表の輪に入っていただきました。
 また、1・2年生については、参観日の後4月22日から、担任と保護者の方で生徒の様子を話す「二者懇談」を進めております。担任から学級や学年の経営方針、生活の様子を伝えると共に、お子様の様子について情報交換する貴重な場となっております。お忙しい中の御来校に感謝申し上げます。
 4月24日には「恵庭市ケアラー支援推進計画」(令和6年度〜令和10年度)の策定に伴い「ヤングケアラー」の理解を深める講習会を開催しました。これから恵庭市の小中学校で行う支援事業の先頭を切って行われたものです。当日は、恵庭市保健福祉部福祉課の皆様や教育委員会教育部長、さらにTV局など報道関係の方も来校されました。講師は北海道ヤングケアラー相談サポートセンター(江別市)の加藤高一郎センター長様でした。「ヤングケアラーって知っているかな?」と生徒への質問から始まり、その内容を伝えることによって「自分がその立場ならどうするか」「友だちがその立場ならどうするか」を考える時間となりました。挙手をして、積極的に考えを発表したり質問したりする生徒の姿が見られました。
 さて、令和6年度石狩管内教育推進の重点の一つとして「資質・能力の確実な育成・定着」が石狩教育局から示されました。テーマは「子供の未来保障」です。 この中では、「対話」を通した授業展開、「ICTの有効活用」が示されております。本校も取り組んでおります。
 特に本校では、数学や英語、理科において複数の教員で指導する方法をとっております。指導者は、他教科の教員であったり、時間講師、恵庭市の特別支援教育支援員や学習指導員であったりします。これらの授業を通して生徒の「わかった!」が一つでも多く増える授業展開を心がけていきます。
 校内では、1年生の部活動希望者の集約が終わり、各部活動では保護者の皆様に説明をする会をもっております。中学校生活が本格的に動き出しましたので、御家庭でも学習や生活によりよい生活のリズムへの指導をお願いいたします。
 生徒を支える活動では、本校PTAが取り組んでいる「ウエス作業」が4月23日に行われました。役員と元役員の5名の皆様に、精力的に作業を行っていただきました。ありがとうございます。月に1度行うこの「ウエス作業」をはじめ、PTA活動全般に会員の皆様の多くの参加をお待ちしております。
 また、5月11日の土曜授業において、植樹升の土起こしや地域清掃等の活動を行います。保護者・地域の皆様に奮って御参加いただき、生徒と共に汗を流していただけると幸いです。
 5月以降も教育活動への御支援・御協力をお願い申し上げます。