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「夢をもち、地域に根ざし、自ら学び高める生徒」に   恵庭市立柏陽中学校     学校長 前 田 真 志

前田校長顔写真

 例年より早い雪解けのため、季節の到来をいち早く感じる4月となりました。7日の入学式には、希望に満ちた1年生92名を迎え、令和5年度を生徒292名、教職員37名でスタートすることができました。たいへんうれしく思います。柏陽中勤務2年目となる校長の前田真志(まえだ まさし)と申します。よろしくお願い申し上げます。
 着任してからのこの1年の生徒を見ていると、コロナ禍の制限のある中ではありましたが、保護者・地域の皆様の御支援を受けながら、たくましく成長したと感じました。 この令和5年度は、感染防止に努めながら、教育活動の制限が解除され、一人一人の笑顔が増えていくことを期待しています。
 本校は令和5年度重点教育目標を「夢をもち、地域に根ざし、自ら学び高める生徒」と設定いたしました。「夢をもつ」ことを総合的な学習で「恵庭市100万人プロジェクト」とテーマを設定し、自分を、地域を、恵庭市を見つめること、「地域に根ざし」では、本校の特色である花壇作業などを通した地域の皆様とのつながりの継続、「自ら学び高める」については、各教科の学習でICTを活用しながら、その子に合った伸びやかさを育むために「読み解く力」の深化を図ることを進めていきます。
 北海道教育委員会からは、北海道教育推進計画<2023(令和5)〜2027(令和9)年度>が示されました。その内容は、?子どもたち一人一人の可能性を引き出す教育の推進、?学びの機会を保障し質を高める環境の確立、?地域と歩む持続可能な教育の実現の3つです。
 また、5日には恵庭市教育委員会から「令和5年度の恵庭市教育行政執行の基本方針」の説明を受け、第3次教育大綱「人が育ち文化を育むまちづくり」の下、「ふるさとに生き 夢と志をいだき 心豊かに たくましく伸びる子どもの育成」の施策を踏まえ、本校の教育活動のさらなる推進を決意したところです。本校を応援してくださる保護者、地域の皆様の思いを大切にし、コロナ収束を見据えながら、持続可能な新たな教育活動を進めてまいります。
 いじめに関しては、北海道教育員会から「北海道いじめ防止基本方針(令和5年3月改定)」が示されております。本校のいじめ防止基本方針も改定をし、どの生徒も安心して生活できる学校としていきます。「いじめ」については未然防止、早期発見に全力を注ぎ、いじめの事案があった場合は、本校の「いじめ・生徒指導問題対策委員会」で組織的な対応をしっかりと行ってまいります。
 保護者、地域の皆様には、今後とも変わらぬ御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げ、令和5年度当初の御挨拶とさせていただきます。