学校名

「利尻町立利尻中学校」

学校名は、沓形地区、仙法志地区双方の願いをくみ取って、丁寧に進められた。
 平成27年度に、児童生徒や保護者、地域、教職員から幅広く学校名についてのアンケートを実施し、80点ほどの候補があがった。統合準備委員会において、「利尻中学校」「神居中学校」「共栄中学校」「利尻秀麗中学校」などいくつかの候補が絞り込まれた。
 一方、隣の利尻富士町の鬼脇地区に「利尻小学校」がある。明治19年、島内最初の小学校として開校し名付けられたが、同地区の「鬼脇中学校」と統合・小中併置化が同時期に進められており、その影響もあった。しかし、諸般の事情から小中別名の併置校(道内3例目、平成30年併置化)となった経緯がある。
 平成28年3月の利尻町議会で正式に「利尻町立利尻中学校」という校名に決定された。その理由の多くは、町名を冠してほしいということ、わかりやすいものであってほしいということなどであった。今後利尻町唯一の中学校として、利尻中、利中が町民の方々にいち早くなじんでもらえることを期待したい。