10月25日、演劇教室がありました

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25日は午前と午後の2回に渡って「劇団ブナの木」による演劇公演が行われました。演目は さねとうあきら氏作「べっかんこ鬼」。

ある時、おかしな顔をしたきらわれ者の鬼と目が見えないためにみんなにいじめられていた里の娘、ユキが出会う。山の者と里の者はいっしょに住めないのが山のならわし。でもふたりの心は通いあい、鬼とユキは夫婦になって幸せに暮らした。ある時ユキが「おめえの顔が見たいで」と言ったのを聞いた鬼は、ユキの目をあけてやろうと、谷間に一本だけあるリュウガン草の話を聞き、その草を取って、根っこの汁を目にぬってあげた。ユキの目は治った。しかし、草を取った鬼は、その草にかかっていたのろいによって、猟師であるユキの父親に鉄砲で撃たれて死んでしまう。

いじめや差別がなくならない今の世の中、疎外され差別された鬼の中に、もっとも美しいものが輝いていることをこの話は教えてくれました。
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太田市立宝泉小学校
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