開設日:2001/09/05
リニューアル:2015/08/24
最新更新日:2018/02/09
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☆〜家庭・地域と共に歩む愛あふれる浅間竪川小学校〜☆

「卒業おめでとうございます」〜校長式辞より〜

 やわらかな日差しが春の訪れを感じさせる今日、江東区教育委員会事務局江東図書館長 保谷俊幸様、江東区オリンピック・パラリンピック開催準備担当課長 星名剛様、江東区議会議員 白岩忠夫様をはじめ、日頃より温かくご支援いただいている多くの地域、学校関係者の皆様、そして保護者の皆様にご臨席いただき、江東区立浅間竪川小学校第十七回卒業式を挙行できますことを、心より厚くお礼申し上げます。

 さて、第十七回卒業生として本校を巣立ちゆく皆さん、卒業おめでとうございます。今、一人一人に手渡した卒業証書は、皆さんの六年間の成長の軌跡であり、この学び舎での学業を修めたことを意味しています。卒業証書を受け取る皆さんの表情は、喜びにあふれ、希望に輝いていました。皆さん一人一人のまさしく凛とした態度に、今、私は、未来を切り拓いていこうとする強い決意を感じています。
 しかし、皆さんが立派に成長し、今日の日を迎えることができたのは、自分一人の力だけではありません。人は決して一人では生きていけないということを、私はあなたたちに伝えてきました。幼い頃からあなたの成長を心から願った家族、そして共に学んだ仲間、今日ここに集い、あなたの卒業を心から祝福する多くの人々の支えがあったからこそ、今があるのだということを決して忘れてはなりません。
 私はこの二年間、あなたたちの成長を、そして活躍を見つめてきました。あなたたちはいつも明るく活気あふれる、本当にすばらしい『せんたてっ子』であり、互いに支え合い、高め合ってここまで来たことを心から誇りに思っています。
 日々の学校生活から伝わった明るさと活気、数々の学校行事で発揮したたくましさ、授業に取り組む姿に映った真摯さ。ときには羽目を外すことはあったけど、言葉では言い尽くせない良さとその限りない可能性を、私はいつも心から頼もしく感じていました。あなたたちは紛れもなく下級生への素晴らしい手本でした。

 今週、あなたたちに谷川俊太郎さんの「生きる」について、ほんの少しの時間だけ授業をしました。四クラスそれぞれ、真剣に向き合ってくれて、うれしく思いました。今日のはなむけに、この「生きる」という詩について、もう少しだけ話をします。
  生きているということ
  いま生きているということ
  それはのどがかわくということ
  木もれ日がまぶしいということ
「生きている」ということ、命というテーマを、何気ないありふれた日常を起点に、分かりやすいな言葉でうたっています。今から六年前、あなたたちが小学校に入学する直前に、あの東日本大震災が起こりました。多くの人々の尊い命を一瞬にして奪ったあの震災の後、四〇年以上も前に作られたこの一編の詩が、傷ついた人々の心を癒すようにあちこちで読み返されたそうです。未曽有の災害に見舞われ日本中の人々の心が暗い闇に覆われていた頃、四月に入学したあなたたちは希望の光だったと言えるでしょう。
 この「生きる」という詩には、「生きる」ということがどのようなことなのかという様々な事象が次々と述べられています。私たち人間の何気ない日常、雄大な自然、人間が創り出した芸術や文化、喜怒哀楽という感情、私たちを含めた広い世界、それらの全てが「生きている」ということにつながっている、生きるということがここに存在しているということを描いているのです。
 このような日常からこの大きな地球へと無限に広がっている「生きる」ということ、あなたがこの世に生を受けて、命を育んでいることの意味を、今、あらためて考えてほしいと思います。
  人は愛するということ
  あなたの手のぬくみ
  いのちということ
 あなたもあなたの周りにいる人々もかけがえのない存在であり、「愛する」ということで、これまでも、そしてこれからも生きていくということがうたわれています。
 小学校卒業というこれから続く長い人生の節目の時に、まさに今、ここに、そして共に生きていることのすばらしさをあらためて実感し、この一瞬一瞬の時を大切にし、喜びとして、これからを力強く生きてほしいと、私は心からそう願っています。

 結びに当たり、保護者の皆様に一言お祝いを申し上げます。お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様が立派に成長された姿を目の当たりにされ、その喜びはひとしおのことと拝察いたします。ぜひ今日は、ご家庭で喜びを分かち合い、明日からの中学校生活に、今後の成長につなげていただければ、私ども教職員一同にとってこの上ない喜びです。そして、皆様には、今日まで浅間竪川小学校を温かく見守り、しっかりと支えていただきましたことに、心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 さあ、卒業生諸君、いよいよ浅間竪川小学校を旅立つときがきました。あなたの前に道は開けます。これまでの、そしてこれからの出会いを大切に、一歩一歩しっかりと自分の道を、愛あふれる道を歩んでいきなさい。あなたたちを信じています。

 以上をもって、式辞といたします。

  平成二十九年三月二十四日
  江東区立浅間竪川小学校長
   北島 陽彦
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『愛情よし!心のゆとりよし!体罰なし!』

 東京都教育委員会は、服務事故の根絶を目指して、毎年7月・12月を「服務事故防止月間」としています。平成25年度からは、体罰の根絶に向けて7月を「体罰防止月間」と位置付けて、体罰や暴言・不適切な指導の防止について重点的に取り組んでいます。

 本校では、7月22日と8月24日に「体罰等防止研修」を行いました。7月22日では校長が講師を務め、教職員が講義・演習を通して研修を深め、研修のまとめに『愛情よし!心のゆとりよし!体罰なし!』というスローガンを立てて「体罰ゼロ宣言ポスター」を作成しました。
 また、8月24日の研修には日本アンガーマネジメント協会から川上淳子先生(アンガーマネジメントシニアファシリテーター)を講師に招き、ワーキングを通して「怒り」のコントロールについて学びました。
 今後とも、体罰等を行うことなく、大切なこどもたちに寄り添い、愛情あふれる指導を進めるよう努めてまいります。
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「入学おめでとうございます」〜校長式辞より〜

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 旧中川から中央公園にかけて満開に咲き誇る桜が、春風に舞い散る今日、ここに171名の新1年生を迎え、平成28年度入学式を挙行できますことを、本日ご列席の保護者の皆様、そして日頃より本校を支えていただいているご来賓の皆様に、心より厚くお礼申しあげます。

 さて、1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、今日から浅間竪川小学校のピッカピカの1年生です。先ほど2年生の歌と演奏、いかがでしたか。素晴らしかったでしょう。先ほど立派な姿を見せてくれた2年生も1年前は、皆さんと同じ1年生でした。
 昨年の入学式でも同じようなお話をしましたが、皆さんがこの浅間竪川小学校で、毎日楽しく、お友達と仲よく過ごして、素敵だな、立派ですねと、皆さんから褒めていただけるようになるための4つのヒミツを教えます。
 この絵、何の花なのか分かりますね。そう、アサガオです。皆さんが1年生の「生活科」というお勉強でこれから育てます。夏になるときれいな花がたくさん咲きます。
 4つのヒミツ、その1、アサガオの「あ」、あいさつの「あ」です。毎日、おうちのひと、お友達や先生、町のおじさんやおばさんに、明るく元気にあいさつしましょう。きっと、「とってもいい子だな」って思っていただけます。さっきの2年生、実は浅間竪川小学校であいさつが一番しっかりできています。
 2つ、アサガオの「さ」、さわやかの「さ」。いつもにこにこさわやかな笑顔で毎日を過ごしてほしいと思います。いつもさわやかで素敵な笑顔でいると、友達がいっぱいできます。浅間竪川小学校にはお兄さんお姉さんも全部合わせると1,000人もお友達がいます。すごいでしょう。
 3つ、「が」は分かりますね。そう、がんばるの「が」。なんでもがんばる子は、とっても素敵だと思います。
 そして、アサガオの「お」。大きな夢をもちましょう。大きくなったらこんな人になりたいな。大きくなったらこんなことしたいな。大きな夢をもって、立派になること、おうちの人も先生たちも願っていることです。
 私からは、今日、4つのお話をしました。今日から皆さんは「浅竪っ子」です。毎日明るく元気に学校に来てくださいね。

 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。小学校入学という節目を迎えられた喜びはひとしおと拝察申し上げます。これまでご家庭の愛情に育まれ、成長されてきたお子様を、私たち「愛あふれる浅間竪川小学校」の教職員一同が責任をもってお預かりし、精いっぱいの愛情を注いで健やかな成長を支えてまいりたいと考えております。ご家庭と学校が固い信頼関係の下に連携を取って進めていけるようよろしくお願い申し上げます。

 結びにあたり、ご来賓の皆様には、公私ともにご多用の中、本校の入学式にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。浅間竪川小学校は、本年度児童数はちょうど1,000名、29学級でスタートしました。教育活動の更なる充実に努めてまいりますので、より一層のご支援ご協力を賜りますことをお願い申し上げて、式辞といたします。

 平成28年4月6日
 江東区立浅間竪川小学校長
  北島 陽彦

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学校経営理念〜愛あふれる学校〜

浅間竪川小学校の学校経営

  江東区立浅間竪川小学校
   校長  北島 陽彦

 開校以来、本校が目指してきた教育目標をすべてのこどもたちに実現するために、ご家庭、地域の皆様のお力添えをいただいて、私は教職員とともに「愛あふれる学校」を創りたいと考えています。
 昨年度の開校15周年の節目を経て、本校は新たなステージを迎えています。この機会にあらためて、心から愛され信頼される学校として、凛として家庭、地域と共に歩む学校でありたいと考えています。
 【目指す学校像】
○ 愛情に満ちあふれ 認め合い高め合う学校
○ 明るく活力がみなぎり 夢を育む学校
○ 家庭、地域に愛され信頼され 共に歩む学校

 学校は、児童のために存在するものです。すべての児童が、愛情が満ちあふれる環境の中で、自ら考えすすんで学び、互いをかけがえのない存在として心から認め合い、支え合い、一人一人が大きな夢の実現に向けて高め合う―いじめなど存在しない、安心して楽しく過ごせる場であるべきです。
 そのために、本年度も引き続き次に掲げる児童の育成を目指して教育活動に取り組みます。
 【目指す児童像】
○ 自他を大切にする 思いやりのある児童
○ 自ら考え すすんで学ぶ児童
○ 心身ともに健康で たくましく生きる児童

 学校がご家庭、地域と一体となって歩みを進めるためには、教職員は教育の専門職として、児童の成長を願い心から愛情を注ぐとともに、自ら向上の精神をもって互いに切磋琢磨し高め合っていかなければならないと考えています。教職員は児童一人一人を心から大切にし、もちろん体罰や暴言等の不適切な指導を行うことはありえません。
 【目指す教師像】
○ 児童一人一人を大切にし 心から愛情を注ぐ教師
○ 志を高く自己研鑽に励み 互いに高め合う教師
○ 児童・家庭・地域から 専門職として厚く信頼される教師

 本年度は、東京都教育委員会「伝統・文化教育推進校」、江東区教育委員会「教育課題研究校」の指定を受けるとともに、今年から東京都公立学校全校指定となった「オリンピック・パラリンピック教育推進校」として取り組みます。算数の少人数指導を通した個に応じた指導の充実、伝統・文化の良さを理解し発信する能力・態度の育成、2020オリンピック・パラリンピックを見据えた豊かな体験活動等、教育活動の更なる充実を図ります。
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