5月を迎えて

 新年度の4月も今日が最終日となりました。幼稚園の園庭には、鯉のぼりがそよそよと泳ぎ、心が和みます。子どもたちの元気な声を楽しみに、励みにして、5月も一つ一つ取りくんでいきたいと思います。
 緊急事態宣言の延長や休校が長引くとの報道から、近々今後の対応が公式に伝えられると思います。学校では、それらを予測しながら、5月11日以降の取組について、話し合いや準備を進めています。そのうえで、今、最も大切にしたいことは、子どもたちの生活リズムを整えるサポートをすること、友達や先生とのつながりを感じて、安心感をもつことです。学校や学級という学び舎から離れている影響を少しでも減らして、みんながつながっていることを実感できるようにしたいと思います。
 教員間の会議はオンラインで行うようにしています。情報を伝えるシステムについても鋭意進めています。「つなぐ・つなげる」ことを大切にして、子どもたちが学校に通うことを待ち望んでいることを支えにして、5月を迎えたいと思います。

校長室日記スタート

 新年度が始まり、本来であれば全校の子どもたちと出会えるはずだった4月6日は、入学式だけの実施となり、在校生と会えることは叶いませんでした。それでも、新1年生の凛々しい姿と緊張のなかにも立派に式へ臨んだ一人ひとりの子どもたちに出会い、とても感動しました。在校生は1年生の入学を心待ちにし、また、最上級生となった6年生は、早くお世話をしたい気持ちでいっぱいだと思います。その日が早く訪れることを待つばかりです。
 新型コロナウイルス感染症の対応で、見通しが立たない毎日、健康不安や日々の生活など、常に重しがのっているような毎日です。どこまで、いつもでという見通しがもてないことが、これほど不安定になるのかと痛感しています。子どもたちの健康状態や家庭での生活、ストレスや不安など、教職員も大変気にかけています。家庭への電話連絡により様子をうかがっていますが、何か心配なことがありましたら、教職員が体制をつくって職員室におりますので、お知らせください。また、貴重なご意見も聞かせていただき、感謝しております。
 今後、学校再開が予定通りとなるのか不安を抱えていますが、学校再開に向けての準備と共に、休校が延びた場合の対策にも着手しています。家庭での学習の進め方を示すことや、オンラインの活用などハードルもありますが、区と協力して検討しています。一斉メールやホームページでお知らせをしていきますので、よろしくお願いいたします。

 このような状況であっても、学校と保護者・地域の皆様とのつながりを絶やさず、子どもたちのために発信していきます。
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