2024年2月17日仕事日記

 ホテル泊の朝。コンビニパンと珈琲で朝食。仕事日記書き。昨日の成田市立西中学校の動画データ整理。課題提出があった学生への返信と教務課への報告など、多様なメール処理。「子ども理解活動」プレゼン作成の続き。

 10時40分ごろチェックアウト。タクシーで丸の内北口へ。明治図書の矢口郁雄さんと出会う。矢口さんには、以下のようにこれまで25冊(今回整理してみてビックリ!)にもなる本を出す機会を与えていただいている。改めてお礼を伝えたいと思っての出会いの約束。

 矢口さん予約のお店で楽しく食事会。僕からは各地での授業参観での子どもたちの状況や大学改革の方向など、最新情報をお伝えする。矢口さんには、出版業界の現状や編集者としての思いをお聞きしながらの充実の2時間があっという間に過ぎる。オンラインセミナーのヒントももらう。矢口さんに深謝して別れる。

 新幹線の中で、ヒントをいただいたオンラインセミナーについて、書籍「先生のための話し方の技術」の共著・菱田さつきさんに相談発信。いつの間にか熟睡。17時少し前に帰宅。

 玄関にはポイントで一気に購入した荷物が山積み(笑)。8期生卒論ページに全員のプレゼンへのリンクをはって完成させる。締め切りを遅らせていただいた日本教育新聞社の「提言」のテーマを考えるが、今回はこれだ!というのが浮かばず断念。

 研究室HP記事は、研究室HP記事は8期生の各最終記事。第8弾は新谷さん。「子どもへの関わりを止めない」宣言が素晴らしい。心から応援したい。

 「スペシャリスト直伝!中学校数学科授業成功の極意」(単著・平成24年・明治図書)
2〜3 「中学校学級担任必携通知表所見の文例集1年」「〜2年」「〜3年」(編著・平成24年・明治図書)
 「中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&総合所見の文例1080」(編著・平成24年・明治図書)
5〜7 「わかる!楽しい!中学校数学のネタ100 1年」「〜2年」「〜3年」(編著・平成26年・明治図書)
8〜10 「中学1年の学級づくり365日の仕事術&アイデア事典」「中学2年〜」「中学3年〜」(編著・平成27年・明治図書)
11 「主任から校長まで 学校を元気にするチームリーダーの仕事術」(単著・平成27年・明治図書)
12 「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」(単著・平成28年・明治図書)
13 「仕事に押し潰されず、スマートに学校を動かす! スクールリーダーのための「超」時間術」(単著・平成28年・明治図書)
14 「スタートダッシュ大成功! 中学校学級開き大事典」(編著・平成29年・明治図書)
15 「中学校新学習指導要領 数学の授業づくり」(単著・平成30年・明治図書)
16 「中学校数学指導技術アイデア事典」(はじめに&第1章執筆・平成30年・明治図書)
17 「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」(単著・平成31年・明治図書)
18 「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技」(単著・令和元年・明治図書)
19 「1年間まるっとおまかせ!中1担任のための学級経営大事典」「〜中2〜」「〜中3〜」(編著・令和2年・明治図書)
20 「先生のための話し方の技術」(共著・令和3年・明治図書)
21 「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校1年」「〜2年」「〜3年」(編著・令和3年・明治図書)
22 「中学校数学授業アップデート」(単著・令和3年・明治図書)
23 「生徒指導要録 作成の手引き&所見文例1140」(編著・令和4年・明治図書)
24 「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・令和4年・明治図書)
25 「スクールリーダーの“刺さる”言葉 教職員,子どもの心を動かす55のフレーズ」(単著・令和5年・明治図書)

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2年間の学びのまとめ(新谷)

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 こんにちは。8期生の新谷です。1月31日に卒論発表会を行いました。私は「子どもの個性を輝かせる手立て」についての研究を行いました。

 研究の経緯に至っては、私自身が教育実習や学童保育で出会った、発達障害を抱える子どもや、指導や支援を特に必要とする子どもとの関わりの難しさからでした。私は当時、このような子どもとの関わり方について全く無知であり、自ら関わることを控えてしまったことを後悔していました。

 このような自身の経験から、学級で苦しんでいる子どもについて詳しく知り、教師の支援や指導の中で子どもの輝く瞬間を生み出すことの出来る教師になりたいと思い、研究に臨みました。

 研究の中で多くのことを学びましたが、その中でも今後教師として一番大切にしていきたいと思ったのは、子どもとの関わりを絶対に止めないということです。教師が子どもの存在を否定し、認めないでいればいるほど、その子どもの輝きは失われるというふうに思います。私はこれから先出会う子どもの良いところも悪いところも受け止め、まずは全力で子どもと向き合っていきたいと思います。その中で、子どもの輝く瞬間を生み出すことのできる教師でありたいと思います。とても緊張しましたが、無事に終えることが出来て良かったです。

 玉置ゼミでの2年間は本当にあっという間で、毎回とても充実した学びになりました。学校へ授業を見させていただく度に、こんな授業をできるようになりたいと、憧れとモチベーションを持つことが出来ました。

 ゼミの授業では、毎回8期生のみんなと話し合いをする中で学び深めあっていき、私自身の教養も高まりました。玉置ゼミに入ったことで、教師への意欲がとても高まった2年間だったと思います。

 8期生のみんなは、とても優しくて面白い子ばっかりで、いつもみんなとの学びは心理的安全性が100パーセントで、どんな発言も受け止めて認めてくれて、時には私の意見に私はこう思うといった意見も述べてくれて、みんなだったからこそ私自身も沢山意見を言う中で学びを深められたと思います。2年間みんなと学べて本当に幸せでした。これからはみんな違う地で素敵な先生になろうね。

そして、玉置先生。2年間本当にありがとうございました。未だになんで入れたかのは分からないのですが、私は玉置先生に選んで頂いて、こんな素敵な経験をすることが出来て本当に幸せでした。いつも優しく、時に厳しく、私たちに沢山の学びの機会を提供してくださり、ありがとうございました。玉置ゼミでの学びを必ず活かして、教壇に立ちたいと思います。2年間本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!!(新谷)

2024年2月16日仕事日記

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 ホテル泊の朝。仕事日記を書いたり、メール返信をしたりの朝。最小限の荷物を整えてホテルを出て、八丁堀駅近くのデニーズで朝食。「子ども理解活動」プレゼン作成の続き。時間ギリギリまで取り組む。

 10時50分ごろから移動開始。東京メトロからJR総武線に乗り換えて成田駅へ向かう。列車の遅れがあり焦る。お約束の時間より5分遅れて駅到着。迎えの車で、リーディングDXスクール事業成田市立西中学校へ到着。校長先生にこれからの日程を確認して、講演プレゼン機器準備。

 4つの公開授業を例によってカメラを持って参観。短時間で講演で紹介したい場面が撮影できた。どの授業での生徒も躍動的であるという証。

 発表会会場へ移動して、研究概要説明を聞きながらギリギリまで動画整理。

 14時50分から16時15分まで講演。演題は学校が提示した文言を入れて「子供たちの未来に向けたICT活用の日常化と心に寄り添うためのDX推進のありかたについて、西中学校から学ぶ」。

 講演は、この学校が研究のキーワードにとして示している「指導の個別化、学習の個性化、他者との交流(協働的な学び)、ふりかえりによる学習の自己調整、ICTで心を可視化」について原点から伝えたり、この学校での実際について動画を見せながら検証したりすることを心掛けた85分間。大変好評だったようでなりより。

 成田駅へ送っていただき、京成成田駅から宝町まで乗車。18時30分ごろ着。

 19時からあるお二人と僕とで、豪華中華料理を堪能しながらの濃厚な懇親会。実に有意義が話が続く。セッティング役として大満足。

 徒歩でホテルへ。22時過ぎ。そのままダウン。深夜に目覚めて入浴したり、メール返信をしたり。

 研究室HP記事は8期生の各最終記事。第7弾は立派なゼミ長を務めてくれた安藤さん。「玉置先生と出会えたことで、大切な仲間や尊敬する先生方との出会いがあり、人生が大きく良い方向に変わったと思います。もし玉置先生と出会えていなければ、教師になっていなかったかもしれません。そのくらい私の中で玉置先生は大きな存在です」が、格別嬉しい記述。

2年間の学びを終えて(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です! 卒論発表を無事終えたということで、今回は2年間の振り返りを記事にしていきます!!

 大学生活の中で1番幸せだったことは、玉置ゼミに入れたことです。玉置ゼミに入れたからこそ沢山の学びや刺激をもらい、成長できました。そして何より、心の底から本当に大切な仲間と出会えました。

 8期生のみんなと出会った当初は、話したことのない人ばかりで馴染めるか不安でした。さらに、今までリーダーなどやったことのない私がゼミ長だなんて果たして務まるのか、自信がありませんでした。今、そんな自分にこう伝えたいです。「何も不安になる必要ない!玉置ゼミに入れた時点で幸せ者だよ」と。

 みんな個性が強くてとても面白いです。一緒にいるとずっと笑っています。小学生のようにはしゃいだり、ふざけたりしているので本当にみんな教師になるのかなと思う時があります(笑)しかし、いざという時はとても頼りになります。ゼミでは毎回レベルの高い話し合いをするので、ゼミがある度に”みんなすごい…、私も頑張らなきゃ”という気持ちになっていました。教採をはじめ、”玉置ゼミだったからこそこんなに頑張ることができた!”と思うことばかりです。8期生のみんな、本当にありがとう。そして玉置先生、こんなに素敵な仲間との出会いや貴重な学びの機会をありがとうございました。

 玉置先生はいつも素敵な方々と出会わせてくれます。大学1、2年の時はコロナ禍で人と全く繋がりがない状態でした。一人悶々としている中、玉置先生と出会えたことで、大切な仲間や尊敬する先生方との出会いがあり、人生が大きく良い方向に変わったと思います。もし玉置先生と出会えていなければ、教師になっていなかったかもしれません。そのくらい私の中で玉置先生は大きな存在です。この2年間のゼミを通して、改めて「出会い」の大切さに気づきました。これから自分のなかで「出会い」とその後の「繋がり」を特に大切にしていきます。

 初めての教員生活、馴染みのない場所、分からないことばかりで今、不安でいっぱいです。特にゼミのみんなで簡単に集まれなくなってしまうのかな、と思うととても寂しいです。色々不安に思うことはありますが、今までのみんなとの思い出やゼミで学んだことを糧に乗り越えてみせます!!そして8期生のみんな、これからも定期的に集まろうね!!!

 改めまして、玉置先生、8期生のみんな2年間本当にありがとうございました!(安藤)

2024年2月15日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。K喫茶店でモーニング。愛犬散歩。

 「子ども理解活動」の説明プレゼンづくりの続き。まだまだ先が見えず(泣)。

 10時12分、地元駅乗車。名古屋、品川、新宿へ移動。新宿三井ビル15階へ。

 14時からミライシードAWARD2023の審査会。今回から審査員に加えていただいた。赤堀先生も汐見先生も田中先生も久しぶりの再会で、嬉しくて話も弾む。慎重に審査。審査員のコメント収録を終えて解散。良い機会なのでベネッセフロア下のEDUCOMフロアを短時間参観(笑)。

 八丁堀に移動。予約済みのホテルに17時過ぎにチェックイン。18時30分ごろまでメール処理。教師力アップセミナー記録や味岡小学校での良い学び記録がゼミ生から届く。賞賛と気づきを返信。
 
 外食して再びホテルへ。明日の成田市立西中学校研究発表会でのプレゼン再構成。あとは明日の授業録画をどれほど入れて講演できるかが勝負。授業終了後から講演まで短時間であることを覚悟。

 研究室HP記事は8期生の各最終記事。第6弾は澤本君。「自分の学びの足跡であるゼミノートには本が出せるくらいの学びが書いてあります。玉置先生から学んだこと、多くの授業名人や現場の先生方から学んだこと、ゼミの仲間と話し合いながら学んだことそのすべてが教師となってからの自分を支えてくれると思います」が特に嬉しい記述。

2年間の学びを終えて(澤本)

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 こんにちは!最近4年間お世話になった家を退去すると思うと、少し寂しさから朝も起きられない8期生の澤本です!玉置ゼミで過ごした幸せな2年間のまとめを記事にしていきます

 最高の先生のもとで学べて、最高の仲間に出会えて幸せでした!2年間本当にあっという間でした!ゼミ面接で玉置先生の研究室まで、ファンモンの『ヒーロー』を聞いて歩いていたことまで覚えています(笑)

 2年間で本当に多くのことを経験し、学ぶことができました。週1回のゼミはもちろん、教師力アップセミナー、教育と笑いの会、ゼミ合宿、学校訪問など玉置ゼミに入れなかったらできないことばかりでした。大学生活の中で、こんなにも現場を見て学び、実践するとは思いませんでした。自分の学びの足跡であるゼミノートには本が出せるくらいの学びが書いてあります。玉置先生から学んだこと、多くの授業名人や現場の先生方から学んだこと、ゼミの仲間と話し合いながら学んだことそのすべてが教師となってからの自分を支えてくれると思います。

 また、8期生のみんなには本当に感謝しています。ありのままの自分を受け入れてくれ、しょーもないことでずっと笑っていられる、この仲間に出会えて本当に幸せです!伊勢旅行から始まり、カラオケ、ボーリング、BBQ、人狼、ユニバなど楽しい思いでばかりです。この仲間に出会えていなかったら、玉置ゼミに入れていなかったら、きっとこんなに楽しい大学生活を送れていなかったと思います。たぶん、みんな「8期生ありがとう」といった内容の記事を書いていると思いますが、全員が本心で心の底からそう思っていると確信できます。これからもチーム8期生で頑張ろうね!

 4月から教壇に立ちます。不安の方が大きいです。失敗して失敗しての繰り返しになると思います。それでも玉置先生のもとで学んだこと、一緒に頑張っている仲間のことを思い返して頑張ります!玉置先生、私たちに携わっていただいた方々、8期生のみんな、本当にありがとうございました!(澤本)

2024年2月14日仕事日記

 6時ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。さっそく「子ども理解活動」の説明プレゼン作りの続き。一気に完成までいけない。少しずつ進行。2月22日の岡崎市立大門小学校での飛び込み授業後プレゼンを完成させて送信。

 8時ごろ家を出て、羽島市内のある小学校の算数授業参観のため車で向かう。算数・数学創りMathでの発表を紙面で知り、ぜひともこの目で授業を見たい!という気持ちになって鈴木先生に相談。さまざま調整をしていただいて実現したこの日。

 校長室でしばし懇談。見せていただく先生のこれまでの校内での取組等をお聞きして、ますます見たくなる。

 9時25分から5年生算数授業参観。題材は「速さ」。まず抽選で3人グループをつくることから始まる(驚)。展開に際しての考え方を記した資料では「どんなグループメンバーでも教え合いや話し合いが成立させることが、社会に出たときに必要なスキルにつながる」とあり。実は授業後、ある子どもにこのことを直接聞く。「誰となっても大丈夫!」という実際の声あり。

 以後、復習→問題1(課題確認)→自己追究→協働的な学び(Mathワードの話し合い)→交流→全体交流→本時のまとめ→今日の一問(本時のまとめを使って問題解決→解けたら解き方を言語化→解いた人から解いた人同士で説明し合う ※悩んでいる児童には基本的に教師が関わって解決させる)→次の1〜3のいずれか<1教科書の練習問題を解く、2今日のMathワードが活かされる問題づくり 3さらに調べる ※個別最適な学びと協働的な学び)>→振り返り(キーワードを活用)という授業。

 子どもたち一人ずつの発話量は抜群に多い。「個人で考える→考えを言語化(その子なりの表現)→隣同士で説明しあう→他席の子どもに説明しあう」の流れを子どもたちは理解していて、教師の指示はほとんどないのも凄い。その後、今日のMathワード(問題解決のための考え方)を出させ、教師が価値づけ。教師が出るべきところできちんと出ていることもいい。

 学びが進んでいない子どもがいないだろうかと探すが、見当たらない。おそらく級友に聞いたり、不安を出し合う中で自己解決をさせているのだろうと見る。これまでの評価問題の点数をお聞きすると驚愕の学級平均点。伝え合う中での思考の追体験の成果と僕はメモ。もちろん他にも多数のメモ。

 校長室で授業者と懇談。子どもたちに相談しながら授業改善を続け、現在の授業となっていることをお聞きする。例えば、自己追究から全体交流までの時間は「13分間」と決めているが、この13分間は子どもたちの声を聞きながら決めたとのこと。「学習定着率を高めるために、教師が教えるよりも、児童が教える形を多くしたい」という記述もあるが、子どもたちが友に教えることのよさを体感しているからこそ、自ら動く子どもたちに育っているのだと推測。やらされている子どもが教室に皆無といってもいいのは、こうした背景があるからに違いない。

 「今日の一問」の価値など、書き出せば切りがないほど、一つの授業から学んだ。充実の授業参観。授業提供をしていただいた先生や学校に感謝して大学へ向かう。

 私書箱に入っていた文書処理。9期生石上さん、由原さん来研。卒論用書籍貸し出し。9期生用卒論ドライブ設定して連絡。

 13時30分から実習委員会。審議はスムーズ。委員会後の相談事項がなかなか厳しい(泣)。担当者の苦しさがよくわかる。

 15時から1時間、オンラインである事項について協議。「ライフログ」という概念には大賛成だが、複雑なシステム提供は使用率を低くすると強調。子どもの立場で考えてほしいと要望。

 17時30分から東田中高木歯科へ。日ごろの手入れ不足からトンでもない状況になりつつあると説明を受ける。やはり!という気持ち。ある決断をして次回を予約して帰宅。

 研究室HP記事は、8期生の各最終記事第5弾は柴山君。「2年間の学びと感謝」とタイトルをつけて発信。「学校訪問では、現場の先生の生の授業に多く触れさせていただきました。行くたびに、新たな刺激を受けました。玉置先生の助言や現場の先生の意見を聞きながら、一つの授業に対して深く学ばせていただいた経験を、必ず現場で活かしていきます」の記述は、まさに玉置ゼミ生卒としての宣言。応援したい。

2年間の学びと感謝(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。卒論発表会が終わり、少しだけホッとしている柴山です。玉置ゼミで過ごした2年間は、自分の人生の中で1番楽しく、濃い期間でした。

 玉置ゼミで学べる事が決まった時、本当に嬉しかったです。今もゼミが決まった時のことを思い出すと、踊りたくなるほどです。知り合いが一人もいない不安も、8期生の元気さと優しさが、一瞬で吹き飛ばしてくれました。ゼミ長の安藤さんが、みんなが楽しめる企画を何度もしてくれたこと。全員の準備や盛り上げで楽しむことを繰り返していくうちに、自然とゼミが安心できる場になっていきました。

 8期生のみんなとゼミで学べたこと、教採に立ち向かっていけたことは、僕にとっての財産です。みんな、僕がちょっとしたミスをした時も、いつもあたたかい笑いに変えて昇華してくれてありがとう!どこに行ってもまたみんなで集まろうね!

 学校訪問では、現場の先生の生の授業に多く触れさせていただきました。行くたびに、新たな刺激を受けました。玉置先生の助言や現場の先生の意見を聞きながら、一つの授業に対して深く学ばせていただいた経験を、必ず現場で活かしていきます。
 
 教師力アップセミナーでは、多くの授業名人の先生から学ばせていただきました。自分一人では気づけなかった視点や技術に気づかせていただけて幸せでした。玉置ゼミでなければ、ここまで多く現場の良い空気や技術に触れることもできませんでした。本当に、多くのことを学ばせていただけて幸せでした。
 
 私は4月から講師として教壇に立ちます。楽しみなことも多いですが、不安なことも多いです。「みんなだったらどう考えるかな」と8期生の姿を思い出したり、玉置先生ならどう助言するか考えて、一つひとつ壁を乗り越えていこうと思います!必ず、堂々と「玉置ゼミでしっかり学びました!」といえる人間になります!玉置先生、2年間ゼミで育ててくださり、ありがとうございました!(柴山)

2024年2月13日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。G喫茶店でモーニング。16日訪問の成田市立西中学校の発表資料データが届く。すでに作成した僕の講演プレゼン変更が必要と判断。

 10時に父親の入院先へ。主治医から退院して介護施設へ移ってよいと判断あり。あらためて父親の状態を聞き安心する。さっそく看護師やコーディネータさんらと今後について相談して帰宅。

 2月22日、飛び込み授業の依頼を受けて訪問する岡崎市立大門小学校では、1時間の講演依頼もある。何かしら準備しておかないと困るのは僕。飛び込み授業に際してどのような準備をしたり、どのような考えで授業展開しようとしているのかをまとめるとよいと思い作業を始める。面白くなってきて集中。

 12時39分地元駅乗車。名古屋駅へ。窓口で2月20日の宮津駅往復切符購入。新幹線で京都へ、乗り換えて高槻駅へ14時57分着。迎えの車で高槻市教育会館へ到着。機器の準備をして、15時30分までプレゼン最終調整。当初は昨年11月6日に開催予定だったもの。仕事日記に書いたが父親の急な容態悪化によって急遽その日は中止していただいた。有り難いことにこうして別日に設定していただけたことに感謝しつつ準備。

 15時30分から17時まで、学校経営・教務主任等研修と位置付けられた会で講演。演題は「学校力を高めるチームリーダーの役割」。今日の柱は次の4本。

1 人材開発の流れ チーム(ミドル)リーダーの役割
2 最新の教育動向を把握する 
  −令和の日本型学校教育、主体的・対話的で深い学び、GIGAスクール構想
3 チームビルディング概論
4 私が出会ってきたチーム(ミドル)リーダー紹介
  −チームを作り学校経営に参画した教員の事例


 例によって時々質問を投げかけ考えてもらいながらの90分間。「あっという間に時間が過ぎました」という感想が嬉しい。

 高槻駅へ送っていただき、京都、名古屋、地元駅へ。19時30分ごろ帰宅。

 午前に依頼を受けて了解メールを送ったが、届いた詳細なメールを読み、これは再考した方がよいと判断。そのような事情を抱えておられるなら、こうした試みをされた方がよいとかなりの時間をかけて提案文を作り送信。あとは返事待ち。自分の思いが上手く伝わることを祈る。

 研究室HP記事は、8期生の最終記事「2年間を振り返って」を発信。第4弾は前野さん。「ゼミで授業や学級づくりについて学んで、こんな教師になりたい!子どもとこういう風に関わっていきたい!という目標になるような先生や授業に出会うことができました」の記述は、まさに我がゼミの良さ。

2年間を振り返って(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。先日、卒論発表会を無事に終えることができました。2年間のゼミ生活に一旦区切りが付いたので2年間を振り返って記事を書いていきたいと思います。

 この2年間で沢山の方に出会い、沢山のことを学んできました。2年前に玉置ゼミに入ったときは何となく「教師になりたい」という気持ちがあるけれど、どんな教師になりたいのかということははっきりしていませんでした。

 ゼミで玉置先生を通じて、沢山の授業名人の先生について学んだり、学校訪問やセミナーへの参加を通して実際に学校現場を見て学んだりしてきました。ゼミで授業や学級づくりについて学んで、こんな教師になりたい!子どもとこういう風に関わっていきたい!という目標になるような先生や授業に出会うことができました。この経験は玉置ゼミに入っていなかったらできていなかったと思うので、沢山のご縁を繋いでくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです。4月から教師として働いていくのは不安も大きいですが、ゼミで学んだことを最大限生かして頑張っていきたいです。

 そして、2年間共に学んできた8期生のみんなにも本当に感謝しています。特に教採期間はみんなの頑張りに自分も頑張らないと!と奮い立たされて乗り越えることができたなと感じています。ゼミ長の安藤さん始め、みんな優しくて、面白くて、それぞれ尊敬できるところが沢山あって、こんな仲間と出会えたのは幸せだなと思います。こんなにも温かい同期に囲まれて2年間を過ごせたのは、私にとって大きな財産になりました!!みんな本当にありがとう!!これからも定期的に会えたらいいなと思います。

 玉置ゼミに入って、素敵な仲間と濃い時間を過ごすことができて、本当に幸せでした!!2年間ありがとうございました。(前野)

2024年2月12日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。最近は朝の仕事日記書きが定着。昨日のことが思い出せなくなる日が来るのが怖い(笑)。愛犬散歩。

 10時から11時30分まで、堀田龍也先生登壇の「第30回 個別最適な学び研究会〜次期学習指導要領改訂に向けて色々考えよう〜」を視聴。500名を超える申し込みがあったとのこと。凄い!いつ聞いても新たな視点を与えていただける堀田先生の話。今回も大いに学ぶ。主催の加固先生に感謝。

 2月20日に訪問する宮津市立栗田小学校での講演プレゼン作成。依頼文を見ながら、振り返りの価値と授業での実際を伝える内容に構成。これからの教育についても若干触れる。当日動画を加えることを付記してデータ送信。

 ポイントを使わないと消えてしまうのはもったいない。とはいえ、不必要な物の購入はバカバカしいと思っていたら、2つのダウンライトが点滅状態。ちょうどよいと思い、ポイント使用も兼ねてエイデンで購入。DCARD GOLD特典も忘れないうちに活用。

 研究室HP記事は、8期生の最終記事「2年間を振り返って」を発信。第3弾は村松さん。実は私はずっと教師になろうかも決めかねていました。そんな私が『教師になりたい』と心から望むことができたのは、一重に玉置先生と玉置ゼミのみんなのおかげです」との記述には、良い意味で責任を感じる。

 ゼミ生から届く学び記事。気づきのよさを簡単に返信。先日の赤坂真二先生セミナーでのお礼をお送りしたら返信あり。中でも次の文言がとても嬉しい。励みになる。「玉置ゼミの学びの質の高さ,いや,玉置先生の学生を育てる視点を垣間見たように思います。学生さんたちとっても素晴らしかったです。そして,卒業生のみさんも積極的にセミナーづくりに参画なさっているんですね。すばらしい接客でした。私もほんの少しですが,玉置ゼミの風にあたることができて幸せでした

 本日の研究室HPアクセス数は1093。新記録更新。

玉置ゼミでの2年間を振り返って(村松)

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 こんにちは!8期生の村松咲です。

 私はこの2年間、8期生の仲間達と玉置先生の元で学んできました。毎回のゼミでは一つのテーマについてみんなで話し合う活動を行いました。その中で今まで考えたことがないことについてみんなで話し合い、初めての気づきを得たり自分の考えを確かなものにしたりしました。

 さらに、ゼミ合宿に「教育と笑いの会」の落語鑑賞、セミナーへの参加等、初めての経験や自分1人ではできないような学びをたくさん得ることができました。教員採用試験に向けてみんなで場面指導の練習をしたのも、今となっては大切な思い出です。

 また、一回一回のゼミで成長を実感して自分に自信をもつことができました。それは、玉置先生が信じられないくらいお忙しい中でも私たち一人一人の良さを見つけ、それを余すことなく伝えてくださったり、常に新しい学びの場・挑戦の場を用意してくださったからだと思っています。
 
 実は私はずっと教師になろうかも決めかねていました。そんな私が「教師になりたい」と心から望むことができたのは、一重に玉置先生と玉置ゼミのみんなのおかげです。玉置ゼミでの学びや経験がなかったら、私1人の力では採用試験という壁を突破できなかったかもしれないし、そもそも全く別の道に進んでいたかもしれません。

 この春から、私は地元静岡で教師になります。玉置先生にもゼミの仲間にも会える機会は確実に減ってしまうでしょう。それでもこの2年間はいつまでも私の支えとなり、教師として人としての武器になると思います。ずっと、ずっと忘れません。本当にありがとうございました。いつか胸を張ってまた会えるように、素敵な教師になります。その日まで、一旦さよならです!(村松)

2024年2月11日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。仕事日記書き。ネットで話題になっている「不適切にもほどがある」を視聴。なるほど、これは面白い!

 2月16日は、リーディングDXスクール事業における研究実践発表会に成田市立西中学校で講演をさせていただく。研究概要等がなかなか届かないので、まずはベースになるプレゼンを作成。依頼の演題は「子供たちの未来に向けたICT活用の日常化と子供に寄り添うためのDX推進のあり方」。心の天気と学びの天気を積極的に活用して、生徒に関わり変容させている学校と聞いているので、他校の実践等を入れながら価値づけようと思う。勝負は学校に着いてから講演までの時間(笑)。とりあえずベースになるデータを送信。午前中はこれで終了。

 12時30分にジャパンライム株式会社と事前接続。事務局と最終確認。参加者の指名発言にも挑戦することを決定。

 13時から14時30分まで、ジャパンライム株式会社主催・養護教諭対象オンライン講座「学校内のコミュニケーション 自分の思いを円滑に伝えるコミュニケーション術」を展開。

 指名発言を辞退される方がおられたので、ご自身の考えはチャット入力にしてもらう90分間。事前ヒアリングで得た養護教諭の心情などを伝える。主な内容は次の二つ。新作(笑)なので、いつも以上に緊張。

〇 話術の基本 話すことはエネルギーを放つこと、表現力を豊かにする5つのポイント、聴き手の共感を得る3つのポイント
〇 養護教諭としてのコミュニケーション術 協力的な保護者の重要性、学校と家庭の連携、子どもの不安の表明、養護教諭の役割と対応、子どもとの対話、教員間の協力と対話

 これなら及第点をもらえる講座になったのではないかと振り返る。アンケート結果に楽しみと心配が半々という状態。

 学内「子ども理解活動」の説明会に向けての資料作り。皆さんが予想もしない驚きの手法で運営することを発案。まずは福地先生に相談。大いに賛成していただけたので、この手法をベースに計画を練り直すことにする。自分で自分の首を絞めるいつものアイデア。大丈夫か?俺!という案(泣)。

 13日締め切りの来年度のシラバスを過去の内容を確認して確定作業。

 池田修先生から届いたChatGPTsで楽しむ。知的レベルを問われる内容で、楽しみながら苦しむ。いつものことだけど池田先生の発想に脱帽。

 届いたゼミ生による赤坂真二先生セミナー記事を読み、それぞれにコメント。少しやりとり。これも楽しい。

 研究室HP記事は、8期生の最終記事「2年間を振り返って」を発信。第2弾は伊藤君。「とりかく自分は幸せ者です。玉置ゼミの一員でいられたことに、心の底から良かったと思います」との記述は励みになる。

2年間を終えて(伊藤)

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 こんにちは!玉置ゼミ8期生の伊藤です。

 今回は、玉置ゼミの2年間のまとめを記事にしていきたいと思います。

 この2年間を振り返ってみると、教育と笑いの会や教師力アップセミナー、学校訪問など、玉置ゼミであるからこそ経験することができたことがたくさんあります。人生で初めて落語を目の前で見ることができたり、授業名人の方から直接お話を聞くことができたり、良い授業を生で見ることができたりと、本当に貴重な経験をさせていただいたのと同時に、多くのことを学ばせていただきました。私が大学生になり、玉置ゼミに入る前までは、大学でこのような経験ができるとは思いもしませんでした。玉置ゼミに入り、玉置先生のもとで学ぶことができたことに、改めて自分は幸せ者だと感じます。

 また、この2年間には、教育実習や教員採用試験、卒業論文などと、教員になるための試練が多くありました。もちろん楽しいこともありましたが、辛いこともありました。そんなときに心の支えになってくれたのが、玉置ゼミ8期生の仲間です。何か困ったことがあったときには寄り添ってくれたり、励ましの言葉で背中を押してくれました。そのおかげで、辛いことがあっても乗り越えることができました。みんなありがとう。こんな素敵な仲間が周りにいることも、改めて自分は幸せ者だと感じます。

 とりかく自分は幸せ者です。玉置ゼミの一員でいられたことに、心の底から良かったと思います。決してこの2年間で積み上げてきたものは、無駄にはしません。4月から教壇に立つことは、正直不安ばかりです。しかし、自分には玉置ゼミで学んだこと、玉置ゼミでできた仲間がいることを胸にし、堂々とした姿勢で何事にも挑戦する先生になりたいと思います。玉置先生はじめ、私たちに関わってくださった方々、この2年間本当にありがとうございました。(伊藤)

2024年2月10日仕事日記

 本学入試業務従事日。7時過ぎに家を出て、会場へ8時30分ごろ着。コンビニで買ったパンと珈琲で朝食。9時から15時20分ごろまで働く。終了後、家内の指示でデパ地下で総菜を買って帰宅。

 教師力セミナー(赤坂真二先生)を受けてのゼミ生記事が次から次へ届く。セミナー当日に届くのは珍しい。それだけインパクトがあり、刺激的で大いに参考となる内容だったということ。また一つ、「凄い人との出逢いをつくる」というゼミ方針が達成できたことが嬉しい。

 今さらと思いながら、YouTubeでiPadの活用例を見る。知らなかったことがいっぱい。もっと早く知っていれば、と思う内容ばかり。得した気分。

 研究室HP記事は1月25日訪問の尾張旭市立三郷小学校での学び記録を久保君が発信。記事タイトルを「追質問で言語化をうながす」とした。三郷小の皆さんに提示したキーワードだが、良い言葉を提供できたなと振り返る。

 研究室HPトップ写真は、赤坂真二先生を囲んだゼミ生写真に更新。記念すべきワンショット

1月25日尾張旭市立三郷小学校での学び(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は、1月25日に行われた尾張旭市立三郷小学校での学びを記事にしていきます。見させていただいた授業の研修テーマが「主体的に学ぶことのできる授業」ということもあり、主体的に学ぶことのできる授業を作るためにはどうすれば良いのかを学ばせていただきました。

 主体的に学ぶことのできる授業の一番のポイントは「言語化」することです。授業ではお金の出し方について考えさせる授業が展開されていました。児童は思っていることを多く口に出して、疑問を抱いていました。授業をされた先生は子どもたちが抱いた疑問をうまく拾い考えを広げていました。

 今回の授業のように、子どもたちから出た疑問や率直な意見をそのままにするのではなく、追質問をして考えていることを言語化させる教師の工夫が、主体的な授業を作るのに必要であると学びました。言葉を豊かにしていくと、それを聞く姿勢や話す姿勢も大事になっていきます。なので、話し方・聞き方の指導も加えて指導できることも学びました。

 主体的な授業を作るとなるとつい、「交流をさせよう」と考え、交流させれば主体的な授業と勘違いしてしまいます。しかし、ただ交流させるのではなく子供たちのつぶやきを拾って考えを広げていき、思考の追体験をし、考えを広げていくことが大事であると学びました。そしてそれを実現するための教師の「どうしてだろう?」や「なんで?」といった考えを広げるための発問や声掛けこそが、大切になってくることを学びました。

 主体的な授業を実現されているのを見させていただき、ありがとうございました。玉置先生、今回も貴重な体験をありがとうございました。玉置ゼミ生としてもっと多くの授業を参加させていただき、多く学びたいと思います。(久保)

2,024年2月9日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。仕事日記書き。

 2月25日の啓林館リーダーセミナーでのプレゼン作成開始。3セクションで構成。よく考えたら、すべて新作しなければいけない。良い機会と考えて、奈須先生の講演記録や次期教育振興基本計画からキーワードを取り出してのプレゼンづくり。午前・午後かかってようやく完成。関係者にデータ送信。

 18時ごろ、昨日の中京テレビで取り上げられたもつ鍋の店「山樹」へ。放映を見て来店した客は我が家だけ(笑)の感じ。久しぶりに食べるもつ鍋。お腹いっぱい。

 帰宅。21時からオンライン「指導と評価UPDATEゼミ」。今日はこれまで聞いたことがなかった教育用語をもとに提案される。コメントをするために必死に勉強(笑)。

 ベネッセから依頼を受けた仕事に取り組む。ようやく目途がついたのが零時を回ってから。終了できて気分はすっきり。

 10期生の何人かから記事が届く。これからもこのスピードで届くことを願う。気づいたことを伝えて修正を依頼する。

 研究室HP記事は、1月25日に訪問した尾張旭市立三郷小学校で学んだことを石上さんが発信。二つの重要点に絞っての記事。わかりやすい。

1月25日 尾張旭市立三郷小学校の授業参観での学び(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。先日、三郷小学校の1年生の「大きいかず」という単元の研究授業を参観させていただきました。今回は、その中で学んだ2つのことについてまとめていきます。

◯語彙を増やす
 研究会で玉置先生が仰っていたつぶやき板書というものがとても印象的でした。つぶやき板書というのは、子どものつぶやきから、キーワードとなるものを拾い出して板書するというものです。子どものつぶやきを板書しておくことで、普段は上手く自分の意見がまとめられず発言ができない子でも、そのつぶやき板書の言葉を使って発表できるようになるということを学びました。

 また、思考の共有化についても学びました。子どもたちの中には「分かった!」と言っていても、実際には理解していないということが良くあります。そこで、「じゃあ今〇〇さんが話したことを隣の子に話してみよっか。」と言語化させることで、子どもたちが、自分の中で考えを整理できたり、自分が本当に理解しているのかを知ることができたりすると感じました。

◯振り返り
 振り返りは、その日の授業のまとめになってしまいがちです。しかし、「もやもやしていること」や「初めと今の変化」など、どんなことを書くのか、定期的に教師が価値づけすることで、意味のある振り返りができるということを学びました。いつでも書けるような振り返りではなく、その授業だからこそ書ける気持ちの変化や授業での学びを記録できるようにしたいと感じました。

 また、ICTを使うことで、子ども同士でそれぞれの振り返りを読み合えるようになり、子どもたちが自然に学び合う環境をつくることができることを学びました。

 実際の授業の様子を見させていただいたことで、玉置先生が教えてくださった様々な授業の工夫を、具体的な場面と結びつけることができました。このような機会を設けてくださった玉置先生、そして三郷小学校の先生方本当にありがとうございました。今回学んだことを、教壇に立った際に活かしていきたいと思います。(石上)

2024年2月8日仕事日記

 6時に目覚め。身支度して本学業務のため、名古屋・ウインクあいちへ向かう。8時15分ごろ着。8時45分から説明を受けて業務に入る。といっても自分は待機組。何事もなければ15時過ぎまで待ち状態。有り難いことに終日待機。

 業務終了後、2年前に購入した懐中時計の電池交換を大名古屋ビルヂング2階で。待ち時間はスタバで。帰宅。

 2月19日開催の一宮市立瀬部小学校でのプレゼンを作成。「心と学びの天気の活用価値」について動画も入れての説明ができたので送信。

 来年度の本学オープンキャンパスでの「卒業生シンポジウム」の登壇者の段取り。依頼者すべて承諾。有り難い。

 3月末の「復活寄席」の自分の立場についていろいろと考える。そろそろ覚悟しなければいけない時期。皆さんに迷惑をかけている状況。

 研究室HP記事は、1月13日の教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び記事。最終回。8期生前野さん、安藤さんが発信。高橋先生がいかに明日から使えるポイントを示していただけたかがよくわかる学び。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(前野、安藤)

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【前野】
 こんにちは!8期生の前野です。1月13日に第6回教師力アップセミナーに参加しました。今回は高橋達哉先生から国語の授業づくりにおける発問の工夫について学びました。

 講演の中で印象に残っているのは、教えたいことを直接問わない「もしも発問」という発問についてのお話です。「もしも発問」とは、教えたい事柄について「もしも〜だったら?」と実際とは違う場合を仮定して発問することです。教師が子どもに着目させたい表現や深めたい事柄について「もしも発問」をすることで、子どもが自ら発見するような形で考えることができます。子どもの意欲を高めることもでき、指導内容もより明確になる発問方法だということが分かったので、4月から国語の授業でぜひ使ってみたいと思います!

 また、国語の授業をする上で意識しなければならないのは、「読み方」を教えるということだと改めて感じました。国語の授業では取り上げる教材の内容を子どもが理解できるように授業を進めてしまいがちです。しかし、国語の授業で学ぶべきなのは幅広く様々な文章において活用できる「読み方」についてです。文章を読み解く上で手がかりになる表現や着目するべきポイントを押さえることで、授業で扱う教材以外の文章を子どもが読むときに活用できるようにすることが国語を学ぶ意義だなと感じました。

 今回の講演では、高橋先生から発問で教師が意識すべき点や子どものやる気を引き出すテクニック等、4月から始まる教員生活で取り入れられそうなことをたくさん学びました。子どもたちと一緒にどんな授業を作っていけるのかドキドキ半分、ワクワク半分な気持ちです。高橋先生、貴重なお話をありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です!先日、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。第6回は高橋達哉先生の「国語授業づくりで大切にしていること」について学ばせていただきました!

 先生は授業づくりにおいて「発問の工夫」「全員参加への配慮」「励ましの言葉がけ」を特に意識されていました。今回は「発問の工夫」に絞って記事をまとめていきます!

 発問の工夫1:選択肢をつくる・感じ方を問う
 「1〜3の中で1番感動した文はどれ」というように、先生は選択肢+感じ方を問うことを心がけていました。選択肢があることで、自分の考えと他者の考えに違いが生まれ話し合いの意欲に繋がります。さらに、感じ方には正解がないため自信の持てない子も発言しやすいです。この発問方法を実践して、”多様さが生きる集団での学び合う授業をつくります!

 発問の工夫2:唐突に発問しない
 発問の効果を100%引き出すためには、子どもと一緒に学びの雰囲気・問題意識をつくることが大切です。これは実習でとても痛感しました。子どもが授業についてきておらず、私一人で突っ走ってしまいました。この失敗を繰り返さないためにも、”子どもありきの授業”を常に心がけて取り組んで参ります!

 発問の工夫3:直接問わない
 子どもが”これを考えたい”と思っていなくても先生が気持ちを無視して発問してしまうことがあります。これでは学習意欲が下がってしまいます。そこで「もしも発問」が効果的です。
 
 例として「ごんぎつね」の教材を取り上げます。「まだつつ口から細く煙が〜」という文があります。『これが”もしも”「黙々と煙が〜」という文だったら?』と発問します。このように”もしも発問”をすることで、表現を比較しどんな効果があるのか自然と考え始めます。この発問をされたとき、私自身も”なぜだろう”と考え始めていました。このように子どもの”なんで?”を自然と引き出せる発問ができるように、教材研究をしっかり行っていきます!

 今回のセミナーでは、教師の発問は授業の質を大きく左右することを学びました。更に、発問だけでなく発言しやすい環境も必要不可欠です。そのため、まずは子どもが安心して発言できる環境を整えたいと思いました。どうしたら安心できる環境が整えられるのかわからないことが多いので、今後学んでいきます!また、発問についても教材研究やこのようなセミナーを通して知識を増やしていきたいです!
 
 4月から教団に立っていると考えると、とても不安です。しかし、周りの先生方を頼りにさせていただきながら乗り越えていけるよう頑張っていきます!!そして、子どもの前に堂々と立てる教師でありたいです。本日も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました!(安藤)

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