2024年1月8日仕事日記

 7時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。中日新聞「言の葉」に掲載された言葉に心痛む。石川県輪島市の20歳の方の言葉だ。「二十歳のつどい」が中止になったこともあって「コロナで修学旅行に行けず、式もなくなった。自分たちに思い出はないです」と語ったとのこと。

 昨日で、9期生合宿の記事すべてがアップできたので、お世話になった方々へ連絡。充実していた二日間の貴重な記録集が今年もできた。

 明日は講義後、名古屋市立大宝小学校で講演。プレゼン最終チェックして動画を増やす。名古屋市立藤が丘小学校でのプレゼン準備。あらためて名古屋市教育委員会が発行した「学びのコンパス」を読み取り、プレゼンの骨子を考える。

 13時からNHKで放送された「生きる」を視聴。これまで何度も見てきた黒沢明の作品。とはいえ、大学人になって初めての視聴。今回も感じること多々。

 明日締め切りの連載中の週刊「教育資料」の原稿書き。ここのところ、次期教育振興基本計画をテーマに書き進めているが、能登半島地震に触れないわけにはいかず、そのことからウェルビーイングへ関連付ける原稿を書き始める。

 父親の病室へ見舞い。「年が明けた」と口にしたことだけでも嬉しい。家内と夕食は外食。お気に入りの味噌ラーメンのお店で。

 昨日から開始した生成AI活用プロジェクトを進める。メンバー7名に生成AIの基本アンケートをとって、まずは「やってみてください」と具体的指示発信。

 教育実習関連の文書の再点検。確認すればするほど、修正箇所が見つかる。出典が不明で確認できない事項もあって、本日終了の予定が終わらず(泣)。もっと早くに取り掛かるべきだったと猛省。

 本日から10期生の自己紹介記事発信開始。学生番号順に1日一人ずつ発信。まずは石川さんから

第10期生自己紹介(石川)

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 はじめまして!私は玉置ゼミ10期生の教育学部国語専修2年の石川百音(いしかわ もね)です。初めての記事投稿ということで、今回は自己紹介をさせていただきます。自分のことを記事にするのは初めての経験で、なんだか恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、暖かい目で読んでいただけると嬉しいです。

 私は岐阜県瑞浪市出身です。岐阜聖徳学園大学と同じ県内ですが、実家から通学するとなると2時間半ほどかかるため、今は岐阜市内で一人暮らしをしています!大学生になり始めて親元を離れ、親の有難みを実感する日々を送っています。

 私は小学生の頃から、姉の影響でソフトボールを始めました。高校時代には全国大会で優勝し日本一を掴むことが出来た経験があります。この日本一を勝ち取った経験から「信じ・想い続ければ夢は叶う」ということを身をもって学びました。現在大学でもソフトボール部に所属しています!私はソフトボール漬けの人生を通して、沢山の素敵な先生方や仲間に出会い、貴重な体験をさせてもらいました。そんなソフトボールは私にとってかけがえのないものであり、大切な宝物です。

 ソフトボールを通して身につけた「目の前のことに全力で取り組む」という力。そしてこれはまた、私のモットーでもあるため、この「前向きマインド」を大切にして、玉置ゼミでの活動も頑張っていきたいと思っております!!

 また、ピアノを弾くこと・歌を歌うこと・可愛いものを見ること・ショッピングに出かけることが大好きです!私にとっての最高のリフレッシュは【ご褒美ショッピング】です。

 ここからは玉置ゼミでの活動への意気込みを書かせて頂こうと思います。

 私は、あまり器用な性格ではなく、何をするにしても人よりも時間がかかってしまう事がわかっているからこそ、コツコツと地道に努力をしようという気持ちを持ち続けられている事は、私の強みであると自負しております。だからこそ活動毎に「感じたことを書く」という取り組みや、「自分の学びを文字に起こしていく。」という取り組みを行うこの玉置ゼミは、私を大きく成長させてくれる最適な場所だと感じました。

 念願の玉置ゼミで学ばせていただけるからには、体験させていただくあらゆる事柄すべてを自分のものにできるように吸収し、様々な面から学びへと繋げていきたいという気持ちです。そして、卒業時には、胸を張って教師というスタート台に立てるように精一杯頑張ります!!

 長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。今後、大学生活・ゼミ活動に全力で励み、この記事を通して皆さんに成長した様子をお見せできるように頑張ります!!これからよろしくお願いします。(石川)

2024年1月7日仕事日記

 6時ごろ目覚め。サンドイッチと珈琲で朝食。さっそく昨日の「学び続ける教師の会」の報告、開催への思いなどを仕事日記にたっぷり書いて発信。新年から幸せを感じさせてもらえた昨日。

 愛犬散歩。しっぽ付きの娘が行きたいと思っている(笑)ときは、ハーネスをすんなり付けさせる。

 かつてのゼミ生に「生成AI活用プロジェクト(校務活用)」参加を呼び掛けたところ、7名から参加表明があった。さっそくその段取り。1年限りのプロジェクトとして、その計画も練る。

 フレンドシップ3、4のGoogleチャットの内容がますます充実。関係者にごく一例を報告。31日の発表会の内容をあれこれ考える。

 かなりのボリュームがある池井戸潤作品を読了。これはやや期待外れ。

 体調不良で合宿に参加できなかった石上さんから、卒論「はじめに」の第1稿が届く。いくつかの助言をして再考するように指示。すぐに修正原稿が届く。合格!これで10名全員が「はじめに」完成。

 20時からオンライン「次世代の学校づくり講座」に参加。鎌倉市教育長の高橋洋平さんの「鎌倉市におけるワクワクが生まれる学校・教育委員会の挑戦」と題した講演を聞いて、ブレイクアウトルームで2回の意見交流。僕は高橋教育長が強調された「探究」の実際について、皆さんの考えを聞きたくて質問。新たな視点ももらう。また「対話」について意見交流する中で、研究授業後、すぐに子どもと教師が振り返る場を設けている学校の事例を聞く。なるほど!という取組。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ最終記事。榊原君の2日目の学び。これで10人20本の記事発信完了。充実の合宿であった証。
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ゼミ合宿2日目を終えて(榊原)

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 2日目の午前中は教師力アップセミナーでお世話になっている酒井先生と、玉置ゼミ全体でお世話になっている斉藤早苗さん、8期生の先輩方をお招きして、初めての面接練習を行いました。

 1番に感じたのは面接がとても難しいということです。質問に対して早く答えなきゃという思いの他、内容を分かりやすく端的に、なおかつ思っていることをしっかりと伝えなければない思いなどがあったことで、頭の中がぐちゃぐちゃになりながらの面接練習になりました。9期生の他のみんなのスピーチ力の高さに驚かされると共に、自分がまだまだ説明力も分かりやすく伝える力もないことを実感しました。

 まだまだ鍛える時間はあるので、自分の考えや目標を整理しつつ、それを分かりやすく端的に伝えられるよう練習をたくさんし、回数を増やしながら頑張っていきたいと思います。

 2日目の午後は卒業論文のテーマと「はじめに」の部分を作成をしました。ここから卒業論文作成へスイッチを入れるという日で、その作成方法やマナーをしっかりと教わった上で制作を始めました。

 私は「面白い歴史の授業をつくるには」というテーマに決めました。これから、約1年間、玉置先生が紹介してくださる授業名人の先生の授業を参観して学んだ事を軸に、文献を参考しながら制作していきます。

 教員採用試験と卒業論文作成の時期が目前になっている事を実感した2日間でした。これからしっかりと切り替えて、教師として働くことを目指し頑張っていきたいと思います。玉置先生、8期生の先輩方、来ていただいた先生方、ありがとうございました。(榊原)

2024年1月6日仕事日記

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 いつものG喫茶店でモーニング。能登半島地震の最新情報は心痛む。帰宅。

 8時から10時まで、オンラインCL研学校経営部会に参加。3人の学校管理職から報告。3人の学校経営者実践に共通するものがある。
・教師の個人差を認める
・教師のエージェンシーを尊重する、促進する
・組織の在り方を思い描き、粘り強く働きかける

 訊きたいことがあったが、今回は我慢(笑)。

 昨日から読み始めた小説に集中。大学等から会議連絡あり。委任状を出したり、時間調整をしたり。ゼミ生学校訪問段取り。今日もハードディスク整理。フレンドシップのグループチャット書き込みに返信。すべての書き込みを紹介したくなるほどの良質な子どもとの関わりでの学びの記録!発表会の内容をあれこれ考える。これも楽しい。

 13時54分地元駅乗車、名古屋へ。15時からの「学び続ける教師の会」(玉置ゼミOB会)に参加のため。

 15時から2時間は情報交流会。レンタル会議室に11名が参加(上写真)。1期生から6期生までのゼミOBが参加。

 自己紹介の後、話題は一人一台情報端末活用の実際について。この少人数であっても格差は歴然。すべての子どもが終日端末を活用している学校と、ほんのわずかな機会に活用している学校あり。僕はこの格差はどこから生じているかに注目しながら聴く。やはりスクールリーダーの在り方ではないかと想像。

 もう一つの話題は、職員室内での人間関係づくりについて。あるゼミ生の悩みを聞いて、経験を重ねている先輩ゼミ生からの助言など。こうした情報交流ができるのも、同じゼミ卒業生だからこそ。2時間はあっという間。

 懇親会場へ移動。17時15分から2時間、メンバーの入れ替わりがあって11名の楽しい宴会(下写真)。話題はもちろん多様。こんな楽しい会がコロナで3年間もできなかったのが悔しいと思うほど。卒業後は自動的に(笑)「学び続ける教師の会」グループに加入してもらい、頻繁ではないが、つながりをもってきたことの良さを改めて感じた2時間。それぞれが頑張っている姿が見えてきて、元指導者としてはこの上なく嬉しい。

 実は、1年前から予定していたこの会の開催について躊躇していたのは確か。3年間できなかったこともあるが、ゼミ生OBはこうして集まることを喜んでくれているのだろうとかとふと思ったこともあってのこと。「ひょっとして予定している方、ごめんなさい」とメッセージを送ろうかと思っていたところへ、1期生の松井君や中田君から会をやりましょう!というメッセージが届き、「よし!2、3人でもいいので開催しよう」と決意したのが12月17日。それから、松井君らが周知、参加集約、情報交流会と懇親会の会場押さえをしてくれて実現できた、いわば玉置ゼミOB会。急な連絡にも関わらず、多くのOBが参加してくれたことが嬉しい。対面でのコミュニケーションのよさを全身で体感。終了後の参加者メッセージを読むと、つくづくやってよかった、なにより自分がこんなにワクワクさせてもらえるなら、やれる限り続けようと意思を固めた日(笑)。第1回懇親会場は100名が入れる場所も考えて設定したことなども思い出す。

 帰宅。楽しく充実した会の余韻に浸りながらのんびりする。研究室HP記事は合宿シリーズ。榊原君が1日目の学びを発信。記事タイトルを「子どもから考えを出させる」とした。良い学びあり。

ゼミ合宿1日目を終えて(榊原)

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 こんにちは。玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は2日間行われたゼミ合宿についての記事を1日目と2日目に分けて書いていきます。

 1日目は前半に中川行弘先生、後半に稲田康代先生をお招きして、多くのことを学ばせていただきました。

 前半ではいくつかの話題から、その中で気になることや疑問をゼミ生の中で話し合いながら先生のお話をきいていくものでした。私が特に学びになったのは「授業以外の時間」についてで、朝の会や帰りの会、ホームルームの時間は本当に必要なのか、意味はあるのかという疑問から話し合いが始まりました。

 ゼミ生の中でも必要だと思う人、必要ないと思う人に分かれ、それぞれの主張がありましたが、最終的に意味のあるものになればいいという結論に落ち着きました。中川先生は、教師がやろうと言うから良くないものになってしまうので、教師からやることを指定するのではなく、生徒に内容を考えさせれば良いものになるし、クラスごとにバラバラで構わない。自分たちでやりたいことをすり合わせて決めるからこそ、そこに主体性が育成されていくと仰っていました。

 このお話から、これまで教師から提案していたとものを生徒主体にすることによって、生徒たちの関係性もよりフラットになるのでは思いました。教師は、生徒の活動に対して間違った方向に進まないようにするためのサポート役として接するように心がけることで、生徒の主体的な活動が確保されつつ問題行動も起こらないような学級をつくることができるのではないかと考えました。

 後半では、「誤学習」という言葉がとても印象に残っています。誤学習とは、その場の状況にあった行動をするのではなく、それまでにうまくいった経験や、やったことがある経験をもとに行動するなど、都合がいいように解釈する学習のことを指すものです。泣きグセがついている子どもは、この誤学習によって「泣いたら味方をつけられる、なんとかなる」と無意識に学んでしまっていることがあるそうです。

 子どもがこういった誤学習をしてしまうものだという認識がこれまでの私には無かったのでとても衝撃でした。こういった行動を理解しつつ子どもと接することはとても難しいことかもしれないが、もしできるようになった時、教師としてステップアップ出来ると思うので、様々な知識をつけつつ子どもと関わっていこうと思います。(榊原)

2024年1月5日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。K喫茶店でモーニング&持ち込み読書。帰宅しても読書を続け1冊読破。これからはますます探究活動を重視すべきとの主張は同感。本学もそれにシフトしていることに意を強くする。

 9時30分から30分間ほど、zoomでゼミ生・石上さんに卒論&面接指導。12月合宿にはインフルエンザ罹患で参加できなかったので、他のゼミ生へ追いつくための時間。卒論テーマが決まり、7日(日)までに卒論「はじめに」を完成させる指示を出して終了。

 10時30分ごろ家を出て、お菓子を買って小牧小学校へ向かう。11時から養護教諭の落合先生に1時間ほど養護教諭のコミュニケーション力というテーマでいろいろとインタビューをさせていただく。2月にオンラインで全国の養護教諭の皆さんに「コミュニケーション力」をテーマに講演させていただく機会があり、そのための資料集めに協力いただいたというわけだ。落合先生はとても力量があり、バランス感覚もあり、学校経営上での養護教諭としての立ち位置もよくわかっておられる方で、教務の渡邊先生がさすが推薦される方だとよくわかった。出会いに感謝。小牧原小の鈴木先生もわざわざ同席されて話を聞かれたことにも感激。

 昼食は小牧小の近くに最近開店した「鰻の成瀬 小牧店」でうな重(松)を食べる。これからも来てもいいなと思える味。

 家内お勧めの小説を読み始める。午後は読書を続ける。

 富山県の故郷に戻っている荒木さんにその後のことを聞く。報道されない事実を聞くこともできた。無事がなりより。

 夕方、父親の見舞い。僕のことを認識していたり、駅伝優勝大学を言えたりするので、まずは安心。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。小林さんが二日目を発信。「同じ9期生の中に、英語専修は私1人だけです。他専修である9期生のみんなにも活用してもらえるような、そんな研究をしていきたいです」との決意がいい。
 
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ゼミ合宿2日目を終えて(小林)

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 ゼミ合宿の2日目の午前は、面接指導をしていただきました。緊張していたけれど、あたたかいアドバイスをたくさんいただけたので安心できました。面接指導をしていただいて感じたことは、自分の言葉で伝えることの大切さです。インターネットには面接の模範とされる回答が溢れています。しかしながら、私がうまく話せたと感じたのは、自分の経験を交えて話したときでした。拾った言葉を繋ぎ合わせるのではなくて、自分の心にある思いを言葉にしたいです。ありのままの自分の思いを受け取ってもらえれば、どんな結果でも後悔なく受け止められると思いました。

 午後からは、卒業論文の「はじめに」を書きました。私は大学2年の終わりと同時に1年間の語学留学、その後教育実習を経験しました。2つの経験を通して、外国語科、外国語活動では「話す」活動をより豊かにするべきだと強く思いました。その中でも特に英語に初めて触れる段階である小学校の外国語科、外国語活動においての「話す」活動の取り入れ方を研究していこうと思います。私の目標は、英語が専門でない人でも実践しやすい活動を提案することです。同じ9期生の中に、英語専修は私1人だけです。他専修である9期生のみんなにも活用してもらえるような、そんな研究をしていきたいです。(小林)

2024年1月4日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。アップルパイと珈琲で朝食。年末に資料を送っておいた1月訪問先の何か所から連絡あり。会場到着時刻等を連絡。

 10時前にEDUCOM愛知本社に到着。昼食を挟んで16時少し前まで、下村さんからあるプロジェクトの進行状況をお聞きする。聞きながら「授業と学び研究所」の今後の在り方を考える。とはいえ、方針に揺らぎなし。さらに確固たるものになった。充実の6時間。

 あるプロジェクトへの誘いを「学び続ける教師の会(玉置ゼミOB会)」で呼びかけ。さっそく参加者あり。フレンドシップ3、4の発表会日時変更連絡。数学ネタ本原稿保存フォルダ作成。

 発生して4日目にして、能登半島地震による被害状況が詳しく報道される。生き埋めになっておられる方も多数あるとのこと。心が痛む。羽田空港での事故詳細報道もあり。すべての乗客、乗組員全員が助かったとは奇跡と思える。

 研究室HP記事は合宿シリーズ。小林さんが1日目の学びをアップ。「誤学習をさせない」というタイトルをつけて発信。

ゼミ合宿1日目を終えて(小林)

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 ゼミ合宿の1日目は、ゲストの先生方から学びました。特別支援を専門とされている先生に、実習中にぶつかったことについてアドバイスをいただきました。

 私の担当した小学校3年生のクラスには、些細なことで泣いてしまう男児がいました。幸いクラスの児童はみな心優しく、泣き虫の男児を仲間はずれにしたりする様子は見られませんでした。しかし、私はもしこの児童の泣きグセが4年、5年になっても治らなかったら、いじめや仲間はずれのターゲットになってしまうのではないかと心配していました。このように誰も悪くないのにも関わらず、児童が泣いてしまった場合どのような対応をするべきだったのかを尋ねました。先生の答えは、「その児童が欲しいものを与えない」というものでした。泣けば解決する、泣けば守ってもらえる、泣けば味方についてもらえる。このような誤った考え方を持ってしまうことを「誤学習」というそうです。

 私は、できるだけ子どもの心に寄り添える教師になることが目標です。しかし、いつでも優しく、味方につくことが正解とは限らないのかもしれないと思いました。児童のこれからを考え、時には厳しく、直接的には手を差し出さず遠くから見守ることも、子どもへの「愛」になるのかもしれないと感じました。

 合宿で、自分の考え方が大きく変わりました。しかし子どもとの接し方に正解はないと思うので、いつでも一人ひとりに真剣に向き合うことを心がけたいです。(小林)

2024年1月3日仕事日記

 6時ごろ目覚め。新年最初は。いつものR喫茶店で、持参した本を読みながらモーニング。

 帰宅。その本の一気読み。FBでつながりがある著者に感想送信。とても喜んでもらえた。書籍を出させていただいている身として、気持ちがよくわかる。

 昨日に続いて、時折、箱根駅伝(復路)をテレビで見ながら原稿チェック。「中学数学授業ネタ100 2年」の原稿のうち「説明ネタ」「習熟ネタ」リニューアルのための赤入れ。昨日感じたように、数学ネタ本が好評なのは、この「説明ネタ」「習熟ネタ」があることが大きいと判断。教材の本質に基づいて、生徒が納得する説明方法や、確実に習熟させるための手法を述べた書籍は、他に類がないように思うからだ。

 年始に注文した書籍4冊が届き、さっそく読み始める。机横の床から積んであるだけの本がいっぱいあるが、今、すぐに読みたいとなると、やはり届いた本からになる。

 これからの原稿書きの大切な情報になる次期教育振興基本計画について解説した動画の内、「堀田龍也・中央教育審議会委員  計画ポイント解説〜教育DX編〜」、「内田由紀子・中央教育審議会委員 計画ポイント解説〜ウェルビーイング編〜」を視聴。注目すべき事項や説明の方法など、大いに参考となる。

 二人の息子を見送って、20時過ぎに家を出て、コロナシネマ小牧へ向かう。評判がいい「ゴジラ−1.0」を鑑賞。確かに良い映画。足を運んでよかった。下写真は公式サイトから。

 研究室HP記事は、準ゼミ生の島田君による「玉置ゼミに参加して」という記事。僕の講義は「宝の山」と書いてくれた。こんな嬉しいことはない。彼は違う学部。聴講生として4つも僕の講義を受けている。こんな前向きな学生を応援したくなるのは当然。

 新年早々に研究室HPへのアクセス数が物凄い。1月1日は707。2日は846。3日はなんと2443地方の一大学一学部の一研究室HPへ、こんなに多くの皆さんが、毎日訪問してくださることに、ゼミ生一同、改めて感謝したい
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玉置ゼミに参加して(準ゼミ生島田)

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 こんにちは、準ゼミ生としてたまに紹介されている外国語学部の島田です。私は、外国語学部から4月から教員になります。玉置先生と出会ったのは「教育課程論」という授業を聴講させて頂いたことがきっかけです。これまで4つの講義を聴講させて頂きました。

 玉置先生の授業は発問の仕方から学級経営まで様々な視点から「教師」としての生き方を教えて頂きました。時折、学生の言葉から派生して思い出話をしてくださるのですが、先生でも迷ったり上手くいかなかった事があったことを知ることができ、安心することもありました。私にとってはまさに、「宝の山」のような講義でした。

 また、先生の講義やゼミは、安心して自分の意見を表明することができ、振り返ると心理的安全性がとても高かったと思います。それは、先生の価値付けや視点や答えの工程をしっかりと受け止め評価してくださっていたからだと考えました。信頼される人であり続けるために、残された学生生活で出来ることをやりきりたいです!

 玉置ゼミには、4年生の後期から参加させて頂きました。そこで学んだことも含めて、玉置先生からの学びを書いていきたいと思います。

<生徒指導論について>
 玉置先生の講義の中で一番、感動があったのは看護学部で開講される、「生徒指導論」です。養護教諭を目指す学生向けの講義で、生徒指導リーフレットを使いながら、ロールプレイをしていく授業でした。

 看護学部の学生の意見は、普段は全く聞けない、専門的な視点からの意見が沢山あり、教職の中では、中々学べないことを多く学べました。不登校児童生徒の対応は学年の教員同士だけはなく、養護教諭の協力が必須となって来ると思います。授業を通して養護教諭の凄さも学ぶことができました。

<アイメッセージ>
 玉置先生の講義やゼミを通し、一番印象に残っているのは、アイメッセージです。適応指導教室で子ども達と接する時「私」を主語にして話し始めると、子ども達との距離感が大きく縮んだように感じ、アイメッセージは会話の繋がりを強くする事ができると感じたからです。

<学校への参観について>
 犬山中学校と笹尾東小学校へ訪問させて頂きました。現場で教壇に立っていらっしゃる先生方は、工夫に工夫を重ねた授業でとても格好が良く、子ども達と共に成長されている姿は、子ども達の成長に携わりたいと改めて感じました。

<ゼミについて>
 後期のゼミの中心は、赤坂真二先生の著書を輪読していき、話し合いたいことや考えたいことを皆で考えていきました。そこで驚いたのは、ゼミ生の視点の鋭さと、意見をまとめる早さです。それは、ゼミ生が自ら経験を積み、日頃から「教育」について考えているからだと思いました。ボランティアに参加したり、学校インターンシップに参加している姿を見て、自分を高め続ける姿勢に感銘を受け続ける日々でした。

 急な参加にも関わらず、ゼミの時間中、話を振ってくれるだけではなく、会ったら挨拶をして手を振ってくれたり、ご飯や遊びに誘ってくれる本当に優しい人たちで嬉しかったです。 玉置先生、8期生の皆さんいつも本当にありがとうございます。(島田)

2024年1月2日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。有名なバームクーヘンと珈琲で朝食。お昼は次男のリクエストで来々軒。僕の定番の塩ラーメンを食べる。18時から義弟家族と焼肉屋釜山で食事会。しっかり食べて帰宅。

 羽田空港での大きな事故。二日続けての大事。能登半島地震での被害映像や死者数も発表され、心が痛む。

 今日は、「中学数学授業ネタ1年」の「説明」「習得」原稿を新版のために再検討。読めば読むほど、授業での教師の出場(でば)を軽視しては良い授業とならないという考えが強くなる。子ども主体の授業を目指すべきだが、教師が出るべきときに出ず、学びの質が高まらない授業を散見するからだ。すべてを子どもから出させるのは無理。子どもたちの話し合いを聞きながら、例えば、「垂直と直角の区別がついていないようだね。それはね・・・」と教師が説明すべきところ(でば)はあって当然。ということで、新版が発刊出来たら、この思いを伝えるセミナーを開こうかと考え始める(笑)。

 12月29日の野口芳宏先生講座を受けてのゼミ生(岡田君、石川さん、齋木さん)の感想が届いたので、さっそく関係者に届ける。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。安田さんが二日目での学びを発信。9期生での定期勉強会を考えているようで、ぜひ応援したい! 

 今日も研究室HPへのアクセス数が凄い。1月1日は707。1月2日は846。

ゼミ合宿2日目での学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。今回は、12月16日、17日に行われた9期生ゼミ合宿の2日目について記事にしていきます。

 2日目は面接練習と卒論指導を行っていただき、とても活動的で刺激的な1日を過ごすことができました。

 午前中は、酒井直樹先生、斉藤早苗先生、8期生の先輩方に面接のご指導をしていただきました。自分の志望動機となる熱い思いを短い時間の中で、最大限伝えるために経験談や話し方で相手を惹きつけることが大切なのだと学びました。表情や立ち振る舞いからも人柄を伺うことができます。だからこそ、「自分らしく」を忘れないようにしつつ、普段から意識していこうと思いました。

 また、採用試験に関するお話をたくさんしていただいたことで、9期生のモチベーションの高まりを感じました。みんなに負けないよう、日々時間を見つけて私も頑張っていきたいと思います。

 午後は、玉置先生に卒業論文のご指導をしていただきました。まだ、テーマを決めた段階ではありますが、学級経営についてより深い学びを得られるよう、研究を行なっていきたいです。

 玉置先生をはじめ、合宿にご協力してくださった先生方、そして8期生の先輩方、本当にありがとうございました。実習に続き、合宿での学びで、さらに「先生になりたい!」という気持ちが強くなりました。

 9期生のみんな、これからもみんなで頑張っていきたいなあ大好きだなあと思える仲間に出会えたことに感謝でいっぱいです。勉強会は定期開催で支え合っていこうね!(安田)

2024年1月1日仕事日記

 みなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 気分を新たにするために研究室HPのデザインを変更。紺色が基調色。

 FBには、1月21日(日)の「いきいき邑楽舎 第5回いきいき寄席」の案内発信。僕の影響で、教師ではなく(笑)芸人になった「かいやまと」君との「落語とものまねショーを楽しむ会」の案内発信。2024年の貴重な思い出のワンシーンになる予感。

 1月12日に訪問する福井県おおい町立名田庄中学校での講演プレゼンを作成して発信。ここでは飛び込み授業もする。今のところ、1年生数学「方程式」の発展問題(玉置オリジナル 姉妹の日記)をネタにするつもり。30数年ぶりのネタ、さてどうなることか(笑)。

 東京から弟家族訪問あり。我が家の家族と予約の木曽路へ向かう。元旦営業をしているところは少ないこともあって満席。13時30分から15時30分ごろまでの2時間ほど、美味しいしゃぶしゃぶを味わう。帰宅。

 弟夫妻から入院中の父親見舞いの状況が届く。弟からはこれまで見舞った中で一番元気だったとの連絡あり。ほっとする元日。

 16時過ぎに緊急地震情報が発令!スマホが大きく鳴りビックリ。同時に揺れを感じて不安になる。テレビでは一斉に地震情報の発信が始まる。石川県では震度7との情報もあり。大変な状況が想像できる。富山県や福井にいるかつてのゼミ生や現ゼミ生が心配だが、この状況では問い合わせてもレスができないと思い、安全を祈るばかり。

 Amazonprimeで池井戸潤原作「アキラとあきら」を観る。元日から良い映画に出会えた。さすが池井戸潤。元気が出る。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。安田さんが1日目の学びを発信。記事タイトルを「助けて!といえる関係づくり」とした。中川先生、稲田先生からの学びのポイントをうまくまとめている。

 新年初日の研究室HPへのアクセス数は707。1月1日からたくさんの方に訪問していただいた研究室HP。初日から深謝。今年も頑張って発信します。どうぞよろしくお願いいたします。
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ゼミ合宿1日目での学び(安田)

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 みなさん、こんにちは、9期生の安田です。12月16日、17日に「9期生ゼミ合宿」が行われました。2日間を通して、とても学びある充実した時間を過ごすことができ、9期生の仲がさらに深まったように感じます。
 
 1日目は、中川行弘先生と稲田康代先生にゲストティーチャーとして来ていただきました。その後は玉置先生のご自宅訪問ツアーをさせていただき、みんなで楽しい夜を過ごしました。

 午前に行われた中川先生の講義は、「朝の会は本当に必要なのか?」というテーマでの討論が白熱しました。この時間では、ただこなすだけの作業になってしまわないように工夫が必要なこと、先生の話で意味のある時間にしていくことの大切さを学びました。そして、自分たちの討論で結果はでなくとも、自分たちがどう考えていて、どうするべきなのかに目を向けられることが大切なのだと感じました。

 午後からは、稲田先生の講義で支援が必要な子に対する指導を学びました。「学年が大きくなるになるにつれて、大人の見えないところでいじりを行うようになり、それがいじめ」に繋がっていくのではないか?」という私の疑問に対して、その子自身が「助けて」と言える関係づくりをすることが大切なのだとお答えいただきました。どんな場面であっても、普段どう子どもと関わったのが指導に大切なのだと気付かされました。

 夜は、玉置先生のお家に招待していただきました。先生の奥様ともお話をさせていただいて、知らなかった先生の一面を知ることが出来ました。ナナちゃんにおやつをあげたり、抱っこしたりとみんな本当にメロメロで、1日の締めくくりにふさわしい癒しの時間を過ごさせていただきました。

 9期生のお泊まり会は、また別の記事にてお話ししますね。

 中川先生、稲田先生、お忙しい中、私たちのために貴重なお話をありがとうございました。
 少しでも早く、学んだことを活かしていけるように、まずは採用試験に向けての勉強を頑張っていきます。

 2日目に続く、、、!(安田)

【ご案内】いきいき邑楽舎「第5回いきいき寄席」に出演

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 1月21日(日)、恵那市明智にあるいきいき邑楽舎で、教え子のものまね芸人かいやまと君と一緒に出演し、「落語とものまねショーで楽しむ会」を開きます。チャリティ寄席ですので無料です。お近くの方はぜひどうぞ。

 詳しくはここをクリックしてご覧ください。

2023年12月31日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。ダウンロードデータ整理。その中から今後も必要だと思うデータはすぐに引き出せるようにフォルダへ移動。さらにミニプレゼンとして作成。

 愛犬散歩。しっぽ付きの娘はいつも以上に室内を逃げ回る。ハーネスを付けるまでにかなりの時間が掛かってしまった(泣)。外に出たらいつもと同じ。最短コースを回って散歩終了。

 1月中に仕上げなくてはいけない講演プレゼンリストをつくる。勢いが出て、1月15日尾張旭市立瑞鳳小学校、1月16日吹田市立教育センター、1月17日稲沢市算数数学研修会、1月18日尼崎市教育総合センター、1月23日姫路市立総合教育センターでの5つのプレゼンを完成させて送信。大晦日に我ながらよく頑張った。

 10期生の自己紹介記事が出揃った。新年から随時発信予定。10期生も個性的なメンバーが揃った。お楽しみに。

 紅白は音だけ聞きながら仕事。「年のはじめはさだまさし」を毎年のように楽しむ。

 研究室HP記事は、合宿シリーズ。古賀君が二日目を発信。手ごたえを得た合宿だったとのこと。指導者として嬉しい記述。

ゼミ合宿2日目での学び(古賀)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われたゼミ合宿2日目での学びを記事にしていきます。

 午前は、酒井直樹先生、斎藤早苗先生をお招きして、教育採用試験に向けた面接指導をしていただきました。8期生の先輩方も来ていただき、とても充実した学びある時間となりました。

 事前に考えてきた内容は緊張で思い出せず、落ち着かない、話が詰まりながらの受け答えになってしまいました。しかし、そんな私を優しく受け止めてくれた、先生・先輩方に救われました。おぼつかない中で良いところを見つけ、さらに良くなるようアドバイスしてくださったこと。端的に話すこと、内容を具体的にすることなど多くの改善点を指摘してくださったこと。数多くの学びを得ることができました。指導してくださったことを生かして、これからの面接練習に臨んでいきます。

 午後は、卒業論文の「はじめに」を書きました。私が研究するテーマは「信頼し合う学級をつくるための教師の関わり方」です。この研究を通して、子どもと教師の関わり方において、子ども同士が互いに信頼し合えるような関係をつくるために、どのような手立てができるかを学んでいきたいと思います。さらに、研究成果をもとに私なりの学級づくりを考えていきたいです。

 面接指導と卒業論文、どちらも今後の人生を大きく左右する大切なこと合宿2日目に行わさせていただきました。1日目と合わせて、合宿前の私より大きく成長できたと思います。最後に、酒井先生、斎藤先生、8期生の先輩方そして玉置先生、貴重な学びの場をありがとうございました。これからも9期生全員で学び支え合って、成長していきます。(古賀)

2023年12月30日仕事日記

 6時ごろ目覚め。昨日の野口芳宏先生講座の記録を含めて仕事日記書き。4期生から声をかけてもらった懇親会の記録も感謝を込めてアップ。8時30分ごろ帰郷している長男とM喫茶店で揚げパンでモーニング。帰宅して愛犬散歩。

 「中学校数学授業ネタ100」(明治図書)リニューアルのためのこれまでの原稿検討を少しずつ始める。まずは「1年生説明ネタ」。子ども主体の数学授業であるべきだが、数学教師としてこうした説明もすべきとかつての原稿を読みながら意を強くする。新話題も入れながらの楽しい検討を続ける。

 「GIGA スクール構想の下での校務DX化チェックリスト 学校・教育委員会の自己点検結果総括 (PDF:1.5MB)」で状況を掴む。こうした数値になっている背景を考える。

 続いて中教審・義務教育の在り方ワーキンググループ中間まとめの概要を見る。次の記述に注目した。

2 公教育としての共通性の担保と多様性の包摂
 →学校を、子供たちが安心して学び、ウェルビーイングを実現できる場所にすることが必要
 →公教育として必要な共通性を担保しつつ、一人一人の「良さを徹底的に伸ばす」ことに対応できる学校教育の実現
 →ICTも適切に活用しつつ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた学びの多様化に資する環境整備を図る

3 児童生徒と教師が集い、共に学び、生活する場としての価値の最大化
 →過度に同調圧力が高まることのないよう十分に留意しつつ、児童生徒と教師が集い、共に学び、生活し、成長する中で、民主的で公正な社会を実現する場としての学校の価値を最大化していくことが重要
 →児童生徒や教師が学ぶ楽しさや期待を感じながら共に学びに向かうことができるよう、「魅力ある学校づくり・授業づくり」を推進


 フレンドシップ3,4のグループチャットへの投稿が今日もある。すべての投稿が新鮮と言っていい。子どもをこのようにとらえて教師の在り方を考えている学生の存在がたまらなく嬉しい。すべて皆さんに紹介したいほどの気持ちになっている。

 研究室HP記事は合宿シリーズ。古賀君が1日目の学びを発信。記事タイトルを「担任や級友の支え」とした。不登校時代を振り返っての確かな学びの記録。
  
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