2024年2月27日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。G喫茶店でモーニング。8時ごろ研究室着。暖房を入れて、私書箱の文書処理など。庶務課へ明治図書からの荷物を取りに行く。「3年間まるっとおまかせ!中学校学級レク大事典」が我がゼミ生分12冊が届いている。さっそく書籍の撮影。

 愛知県教育委員会義務教育課から電話。僕がそこに在籍していたころからあったある取組への関わり依頼。承諾して次へ話を進める。

 10時から1時間ほど、オンラインで、EDUCOM新卒研修担当者キックオフ会議に参加。僕は野口芳宏先生の日めくりカレンダーから「観を磨く」大切さを伝える。

 オンラインの途中で、介護施設から父親の急変連絡があり、救急車要請をしたとの連絡。家内が対応できることがわかり、施設に連絡。最終的には14時過ぎに入院決定との連絡。何度目の入院なのかわからなくなってきた状況。96歳という年齢。致し方ない。病院ならむしろ安心。

 11時45分ごろ、9期生荒木さん来研。「学級レク大事典」を手渡す。満面の笑みがいい。学生時代に、奥付に名前が載るなんて最高の気分になることはよくわかる。卒論と面接指導実施。

 12時45分、芳賀先生来研。学長への依頼内容と進め方の確認。30分間ほど。

 13時15分ごろ、9期生長谷川さん来研。「学級レク大事典」を手にして、荒木さん同様にあふれる笑み。こちらまで幸せになる。

 15時から50分間ほど、学長に芳賀先生とある依頼をする。このような提案をして、予算が必要であることをしっかり伝えたつもり。

 16時から来研した9期生古賀君へ卒論指導。第4章の展開について考えを聞きながら助言。その後、いきなり面接指導。いよいよ新シーズン到来(笑)。

 17時ごろ大学を出る。10分間ほどして9期生古川君から問い合わせ。大阪からこちらへ向かっているらしい。残念な返答をして、夜にzoomで相談に乗ろうと返信。

 18時ごろ帰宅。疲れが取れていない。少し横になる。21時30分から45分間ほど、古川君にオンラインで、卒論と面接指導。この時期での卒論指導の確かなポイントはここだ!とわかった日。やはりやってみるものだ。

 明日は東大阪市布施地区、あさっては伊丹市。その準備。

 研究室HP記事は、久しぶりの四方山話。来研した荒木さんに依頼したところ、さっそく届いたので、即アップ。一学生の考えていることがわかるのもいい。タイトルは「私が続けていること」

 FBには「学級レク大事典」のPR。次のように紹介。

 「3年間まるっとおまかせ!中学校学級レク大事典」(明治図書)を発刊しました。山田貞二先生、福地淳宏先生、私が編者です。

 教科レクは私たち、いわゆるベテラン教師6名で、学級レクは私たちのゼミ生総勢29名で書きました。学生がお勧めレクを書いた方が、自身の近い体験を元にかけますから、より良い内容になると考えたからです。私たちの判断は正しかったと思います。ぜひご購入ください。

 自分の原稿が載った本を抱きしめているゼミ生を見ると、こちらまで嬉しくなります。

 
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私が続けていること(9期生荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。

 私がずっと前から続けていることについて記事にしたいと思います。それは、「なりたい自分ノート」です。私はなりたい自分の理想の姿や挑戦してみたいことをノートに書いて、それを叶えるためにできることを続けています。今までも「トランペットを吹いてみたい!」「海外でホームステイをしてみたい!」など沢山叶えてきましたが、今日もまた一つ大きな願いが叶い、とてもうれしいです。

[本を出しました!]
 その願いとは、「本を出すこと」です!玉置ゼミ、山田ゼミ、福地ゼミ合同で4月から「中学校 学級レク大辞典」の出版に携わってきましたが、それがやっと形になりました。まだ自分の名前載っていることが信じられませんが、自分が携わった本が世に出ると考えるととてもワクワクします!沢山の人に見ていただけると嬉しいです。

 本日玉置先生の研究室を訪問し、玉置先生と少しお話をしました。本を自分の力で出版しようと思うと多額のお金がかかること、玉置先生は編集者の方から声をかけていただける機会が多くこの本が52冊目の出版であることを聞き、玉置先生の偉大さを改めて実感しました。このような貴重な機会をいただけて、玉置先生には感謝でいっぱいです!

[最近の私の挑戦]
 最近は、なりたい自分ノートにある「自分の世界を広げたい」を叶えるための挑戦をしています。聾劇団のボランティアに参加したり、消防士のいとこに防災教育について聞いたりと、自分の世界や価値観が広がる機会が多く、とても楽しいです!学生生活もあと1年となってしまいました。豊かな知識と人生経験を持つ教師になれるよう、これからも色んなことに挑戦していきたいと思います!(荒木)

2024年2月26日仕事日記

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7時ごろ目覚め。アップルパイと珈琲で朝食。仕事日記書き。数学ネタ本原稿送信。

 9時20分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。10時ごろ到着。校長先生と懇談。特に先日の文部科学省での生成AIパイロット校発表会での様子を伺う。

 第3回校内授業研究会だが、リーディングDXスクールでもあるので、大勢の参観者。長崎や石川などからの参加もあり。参加募集を開始してわずか20分間たらずで50人を超える応募があったとのこと。「何人もお断りをしても80名を超える本日になりました」と校長からお聞きする。

 3限、4限、5限で7つの授業参観。藤山台中学校の先生方をはじめ、皆さんに役立つ授業づくり情報を伝えたいと思って、動画撮影。かなり以前から「ICT活用論」から「授業論」にシフトしている藤山台中。この視点でも様々な情報を得ることができた。

 休憩時間や教科別協議会の間に、動画整理とプレゼン最終調整。15時15分から16時まで講演。「春日井市立藤山台中学校から学ぶ」と題して、冒頭は再びコロナ禍になったら、自ら学ぶことができるかと問うたOECDのデータを見せる。ここから一気に藤山台中の現在地を示す。

 動画再生しながら、授業者とのやりとりを試みる。思い付きのアイデアだが、今回はこれがベストだったと判断。授業づくりに際しての背景を飾らない言葉で語っていただき、より伝わったことと思う。

 終了後、すぐにゼミ生と振り返りに出かける。場所は31。男3人でアイスクリームを食べながら、藤山台中から何を学んだかを聞き取ったり、さらに授業を見る視点について助言をしたり。

 解散して帰宅。スケジュール調整依頼、新企画の依頼など、今日も多彩。数学ネタ原稿については、自分のとらえが甘すぎたことを猛省。

 研究室HP記事は、小牧市立味岡小学校訪問シリーズ開始。第2弾は尾崎君。タブレット活用に注目した記事。
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2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です!2月7日に小牧市立味岡小学校に赴き、授業参観及び協議会に参加させて頂きました。今回はそこでの学びについて記事にしていきます。

 今回は2限では4つの授業を、3.4.5限は1時間通して授業参観をさせて頂きました。授業の作り方や発問、反応など学ぶことが多くありましたが、その中で特に興味を持ち、着目したのがタブレットの使い方でした。1年時、2年時と学校ふれあい体験、教育実践観察に行かせて頂きましたが、今回のようなタブレットの使い方をしている学校はありませんでした。今までの殆どが教科書を映したり、電子教材のような使い方をしているだけでしたが、味岡小学校では授業内での活動や振り返りにも積極的にタブレットを使用していました。

 授業内での活動としては、3限に観させて頂いた、1年生算数「かずの大きさを比べよう」の授業が特に印象的でした。この授業での使い方は、おはじきを使った点取りゲームの結果を写真に撮って全体共有したり、隣同士で点数をタブレットに書き込んだりするものでした。このゲームの結果をロイロノート内に残しておくことで後で見返すこともできるし、自分でこなした作業なので学習内容が定着しやすいなどの効果もあるのかもしれないとも考えました。

 また、ほとんどの授業で振り返りをタブレット上で行っていました。放課後に行われた3限の授業分科会に参加させて頂いた際にも話が上がったのですが、タブレットで振り返りをすることによって手書きと比べて子どもの意欲が増したという話を聞きました。「手書きに比べて楽で、タブレットに興味があるだけなのかもしれないけれど意欲が出ていることは確か」とのことでした。

 自分自身、この活動を見て、「タブレットで振り返りを行うことによる内容の変化」について気になっていて、質問をさせて頂きました。それについて、「ロイロノート上で振り返りをふることで全体に共有ができ、クラスの前で発表ができる。それによって子どもが「嬉しい」などの気持ちを抱くことが増え、より意欲的に取り組むようになった。」や「先生と子どもの1対1のやり取りから、1対多になったことで「見られている」という意識が生まれ、適当な内容が少なくなった」との答えを頂きました。これについて、小学1年生からそのような変化が見られることについて驚いたと同時に、手書きではなかなか書けない長い文が書けることがとても大きな効果を生み出しているのだろうと感じました。

 今回はタブレットの使い方に着目して学び得たことを書かせて頂きました。自分が小学生の頃にはなかった活動でしたが、とても効果のある良いものであることを肌で感じることができました。今後もタブレット活動に目を向けながら学んでいきたいです。今回、このような貴重な学びの機会を設けてくださった玉置先生、そして学ばせて頂いた味岡小学校の先生方、本当にありがとうございました!(尾崎)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2024年2月25日仕事日記

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 6時30分ごろ目覚め。仕事日記書き。トラックボールマウスに慣れる時間(笑)。この調子なら使い続けることができそうな感じ。

 8時45分、コメダで本学卒業生からの相談を受ける。海外で豊かな経験をした上で、教員を目指したいとのこと。最新情報とこれから学ぶべき事柄をしっかり伝える。それにしても、ゼミ生でもないのによくぞ僕のことを頼りにしてくれたものだ。嬉しい時間。

 10時から11時まで、第2回味岡児童館地域運営委員会に出席。進行役を仰せつかる。協議の中で、OS(大きなスタッフ)活動報告をした中学2年生から、「児童館は第3の居場所。安心できる場所にしたい」という発言があり、ビックリ。児童館は単なるあそび場と思っている大人とは大きな違い。素晴らしい。

 11時39分地元駅乗車。地下鉄国際センターから徒歩で啓林館東海支社へ。機器準備。

 13時30分から、啓林館リーダーセミナーで講演。大きな演題は「学校リーダーとして現在の学習指導要領をどう次につなげていくか」。次の3部構成で伝える。

 (1)現在の学習指導要領のとらえ (2)ぜひ学びたい学校改善事例(授業・ICT活用) (3)次の学習指導要領を予測して今から考えておくこと

 三連休最終日に自ら参加された方々ばかり。野口芳宏先生が言われる「一流の聴き手」の皆さんに2時間ほど話せる喜びを味わいながら、予定外のこともたくさん伝える。特に最終セッションは、聴き手の皆さんとの関係もしっかりできたと思い、対面だからこそ話せる内容をたっぷり。アンケートを読むと、皆さん好意的に捉えていただいており、自分の判断に間違いはなかったと安心する。

 終了後、ある方と喫茶店で、やはり対面だからこそ話せる内容をしっかり伝える。喜んでいただいてなりより。

 雨が降り続いている中、帰宅。数学ネタ本の「説明ネタ」「習得ネタ」のチェック。編集部に送付できる状態にして一段落。

 9期生全員から卒業論文第3章が届く。僕の指示が甘かったことが判明。これでは第4章で持論が書けないのではないかと思える第3章。さっそく指示の追加。
 
 研究室HP記事は、味岡小学校訪問シリーズ開始。第1弾は齋木さん。本格的に初めて授業を参観する学生の初々しさを感じる記事。

2月7日 小牧市立味岡小学校授業での授業参観・講演からの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木です。2月7日に小牧市立味岡小学校にて授業参観・講演に参加させていただきました。今回はそこでの様々な学びを記事にさせていただきます。

 私は、愛知県出身ですが、大学での実習先が、岐阜県の小・中学校であり、愛知県の授業を児童・生徒であった以降初めての参観でした。当然ですが、私が児童であった頃の授業とは大きく異なり、ICTを取り入れた授業や教師主体ではなく児童主体の授業でした。こうした令和の新しい授業は大学で学んでおり、知識としては頭に入っていましたが、実践してみると考えると難しく、イメージも全くできませんでした。ですが、今回の様々な授業に参観させていただいたことで、より具体的に理解できるようになりました。

 今回4つの授業に参観させていただいたのですが、その中でも印象に残った2つの授業について学んだこと・発見を説明させていただきます。

 まず当日私が1番最初に参観した5年生の外国語の授業です。後の全体会の時に、授業をしていただいた先生が「英語嫌いを作って中学校に行ってほしくない」とおっしゃっており、こうしたことが小学校での外国語の授業での教師のやるべきことだと分かりました。

 そして、先生の授業ではパワポを使ったり、今まで習ったことを復習として取り入れていたり、楽しい活動を取り入れていて、素晴らしい授業作りで、非常に心に残りました。そして何よりもつまらなそうにしている児童が1人もいなかったのがとても驚きました。私も英語専修で今年実習があるため、誰もがつまらないと思わない授業にしたいと思いました。

 もう1つが1年生の算数の授業です。私は今まで大学の実習で高学年を見ており、低学年の授業を参観したことがなく、初めてでした。また、低学年は思いついたことをいろんなところから発言したりとまとめにくいと思っていましたが、先生の適切な指示で切り替えて動いていたので、指示の仕方がとても重要であるということが分かりました。

 また、点取りゲームではずるしないよう注意を伝えて、児童たちも失敗してもやり直しせずにいました。中でも授業で1番真似したいと思ったのが、使わないものはしまわせて机の上をきれいな状態にして、タブレットで遊んでしまわないように学びの状態を作ること。「手はお膝」とおっしゃることで先生の授業を聞くようにさせる工夫があり、こうしたことがメリハリをつけさせる重要なことであることが分かりました。

 最後に全体会での玉置先生の話を聞いて、今回参観させていただいた授業を通して重要なこと。教師としてやるべきこと。また、現在の教育に求められていること(例えば「個別最適な学び等」)を学ぶことができました。今までは知識として取り入れていましたが、今回実際に学校に伺うことで視覚的にみて様々な学びを得ることができました。今後も様々な実践的な学びを通してこのゼミでより良い教師になるために学んでいこうと思います。ありがとうございました。(齋木)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係はありません。

2024年2月24日仕事日記

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 今日は4期ゼミ生関口さんの結婚式に招待されたとても嬉しい日。8時50分地元駅乗車。犬山経由で東岡崎駅へ。スピーチの役目をいただいているので、列車の中で構想。かつて研究室HPで関口さんが発信したいずれの記事もよく、その中からエピソードを取り上げて、スピーチに入れ込むことにする。3回ほど心の中で練習。よし!(笑)という状態で、タクシー乗車して結婚式場へ到着。

 10時30分から挙式。幸せが全身から伝わってくるお二人を迎えての人前結婚式。皆さんが立会人となり結婚を認めて祝福する式。

 11時15分から披露宴。幸せな二人を見ていると、その幸せ感が伝わってきて、同席させてもらった自分のウェルビーイングがまさに高まった3時間。乾杯前の挨拶は、おかげさまで新婦が涙あり、笑いありになってもらえて本望。人生の大切な場で彼女の素晴らしさを伝えることができた喜びも大きい。

 写真はすべて了解済みで、たくさん送っていただいた中から厳選してアップ。仕事日記のコンテンツとしても最高!

 東岡崎駅から座席指定で犬山、乗り換えて地元駅へ。帰宅。

 明日の午後は、日曜日だけど「啓林館リーダーセミナー」で講演。定員30名のところ29名参加とのこと。昨年度同様にたくさん集まっていただき、気持ちが高まる。新たな情報を提供しようと思っているので、プレゼンで復習。

 研究室HP記事は、1月31日の8期生卒業論文発表会からの学びシリーズ。第4弾は10期生の河上君、池田さん、森山さんの記事

8期生 卒業論文発表会を受けて(10期生 河上・池田・森山)

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 こんにちは!10期生の河上陸です。先日、8期生の卒業論文発表会に参加した時のことを書きたいと思います。

 先輩方の発表は学級経営や個別最適な学び、心理的安全性、教師の話術など実践的な研究テーマでした。特に印象に残っている発表が2つあります。

 1つ目は柴山さんの心理的安全性についての発表です。心理的な安全性をつくる子どもとの関わり方として子どもに恥をかかせない関わり方をすることが大切であり、直接的な指導だけでは心理的安全性はできないのでユーモアを交えた切り返しをすると良いと述べておりこのことを覚えて教育実習などに行きたいと思いました。それ以外の方法もたくさんも発表して下さりました。私は10期生のゼミ長として、柴山さんの発表を参考にして10期生の中の心理的安全性を高めていきたいと思います!

 2つ目は澤本さんのやる気を出す教師の話し方の発表です。私は人前で話すのはどちらかといえば得意な方ですが、話し方は下手です(笑)自分は静かな空間がとても苦手なので一方的に話し続けてしまいます。発表の中で「沈黙という会話を楽しむ」ということを述べられていました。なるほど!沈黙も会話なのかということに気づかせてもらいました。これから話すとき、沈黙も意識した話し方をしていきたいと思いました。

 先輩方の発表を聞いて、玉置ゼミで2年間本当に深い学びをしていたんだなと実感しました。みなさんの理想の教師像が発表からとても伝わってきて、自分も2年後に先輩方のように素晴らしい発表ができるようにゼミで多くのことを学び吸収していきたいと思います!8期生の皆さん、本当に素敵な発表をありがとうございました!(河上)


 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は先日行われた卒論発表会についての記事を書こうと思います。

 卒論発表会では8期生の先輩方の発表を聞きました。どの発表も、これまで先輩方が長い時間をかけてテーマについて考えたことを分かりやすく伝えてくださいました。子どもの学びを深める効果的な発問や子どもとの関わり方、授業方法など、たくさん学ばせていただきました。

 私は特に8期生の柴山さんの発表が印象に残っています。柴山さんは心理的安全性と教師の関わり方について語ってくださいました。発表の中で、子どもとの関わり方について、「子どもに恥をかかせない関わり方をする」「安心できる叱り方をする」と仰っていました。「子どもに恥をかかせない関わり方をする」では、子どもに指導をする時にユーモアを交えた切り返しをすると良いと仰っており、これは自分にはない考え方だったので、とても勉強になりました。

 指導をする時に直接的な言葉で指導してしまうと、児童が萎縮してしまったり、周りに叱られるところを見られて恥ずかしいなどと感じ、反省や次につなげるためにはどうしたら良いか考える行為に至らないことがあると思います。また周りの雰囲気も悪くなると思います。しかし、ユーモアを交えた切り返しをすることで、周りの雰囲気を変えることなく、指導をされた児童も反省をし、次に繋げることができます。

 また、これは指導の場面だけではなく、会話のなかでも取り入れることもできるのではないかと考えました。私もユーモアな切り返しができるようになりたいです。

 卒論発表会を通して、子どもとの関わり方を学ぶことができ、自分自身を振り返るきっかけになりました。たくさんの気づきをくださった8期生の先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい先生と先輩方に出会うことができ、改めて玉置ゼミに入って良かったと実感しました。学んだことを3年次の実習で活かしていきたいです。(池田)


 こんにちは!10期生の森山です。今回は卒業論文発表会に参加させて頂いた感想を記事に書かせていただきたいと思います。

 私が初めて参加させていただいた卒業論文発表会は、とても刺激的なものでした。8期生の先輩方が、それぞれ玉置ゼミでの学びをもとに研究テーマを決め、堂々と発表されていました。発表から、「こんな教師になりたい!」という思いや覚悟がどの先輩方からも伝わってきて、とても刺激を受けました。先輩方が目指す教師像を堂々と発表している姿はとても輝いて見えました。

 先輩方の研究内容は、学級経営や授業づくり、教師の話術などさまざまなものがあり、とても勉強になりました。今回の卒業論文発表会に参加して、私は、子どもの可能性を常に信じ、子どもを輝かせることができる教師になりたいと思いました。そして、学級づくりについて深く学んでいきたいと思いました。

 8期生の先輩方の発表から、玉置ゼミでの2年間の学びがとても濃く、深いものであったと感じました。そして改めて、玉置ゼミに入れたことを嬉しく思いました。これから2年間、セミナーや学校訪問に積極的に参加し、たくさんのことを学んでいきたいです。また、10期生のみんなと8期生の先輩方のような関係をつくっていきたいです。2年後、先輩方のような輝いた姿で卒業論文を発表できるよう頑張ります。8期生の先輩方、素敵な発表をありがとうございました!(森山)

2024年2月23日仕事日記

 6時30分頃、目覚め。G喫茶店でモーニング。帰宅して、仕事日記書き。

 9期生の何人から卒論第3章ができましたと連絡が入り、さっそく確認。卒論指導も始まった。いよいよ新年度という気分。今後のための情報収集と記録作業。

 研究室HP記事に成田市立西中学校研究発表会のグラレコ紹介。僕の講演もコンパクトに紹介されていて嬉しい!

 介護施設で父親と話す。しっかりしているところがあって感心。愛車のエンジン警告灯がついたのでディラーへ。びっくりするほど高額の部品交換必要報告を受けたが、メンテナンスサービスに入っているので無料交換できるとのこと。値段は本当?😆と思うが、無料なら助かる。ポイント消滅時期が近づいているので家電店に行き、ボールマウス購入で消費。店の策にはまっているとは思いつつも、購入したからには無駄にならないようにしよう。

 父親から聞いたところを探し、かなりの時間をかけて必要書類を見つけようとするが見つからず(泣)。

 嬉しい荷物が届く。中学校教師用の学年別の「学級づくり365日のアイデア事典」(明治図書)だ。山田貞二先生、福地淳宏先生、僕が、力量あるベテラン教師に原稿依頼をして編集した本。とっても嬉しい届け物。ちなみに単著と編著書を合わせて、今回で51冊目。教員時代に1冊は本を出したいと思っていたが、おかげさまでこんなにたくさんの書籍を世に出すことができた!皆様に深謝。

 研究室HP記事は、1月31日の8期生卒業論文発表会からの学びシリーズ。第3弾は10期生の齋木さん、間宮さん、道下さん


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8期生卒業論文発表会を受けて(10期生齋木・間宮・道下)

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 こんにちは!10期生の齋木です。今回は、先日ゼミの8期生の先輩方の卒業論文発表会に参加させていただきました。今回は卒業論文発表会に参加して、学んだことを記事とし、書かせていただきます。

 まず、私は、卒業論文について、大学を卒業するために書き上げるものとしか、理解しておらず、具体的なイメージができていませんでしたが、先輩方の発表を聞いてイメージすることができました。また、先輩方は、大学で学んできたことを堂々と発表しており、その姿が、とても素晴らしく、かっこよく感じ、自分も2年後は同じ立場になるため、頑張ろうと励みになりました。

 先輩方の発表は、ゼミを通して学んだことや教育実習を受けて経験したことの改善策などを研究テーマにされており、ゼミで一生懸命学ぶことはもちろんですが、教育実習を受けて終わりではなく、そこからより良い教師を目指すために、研究を積み重ねられていました。教育実習は私も今年受けるので、そのための対策はもちろん、教育実習を受けて、自分の教師としての振る舞いはどうだったのか。また、将来を見据えて、より良い授業づくりをするためにはどこをどのように改善するかなどの振り返りがとても重要だということが分かったので、自分も取り組もうと思いました。

 最後に、今回の卒業論文発表会に参加して、たくさんの刺激を得ることができました。、今後は、今回の先輩方の発表を忘れず、将来を見据えて、ゼミを通してたくさんの学びをしていこうと思います。たくさんの学びを得ることができました。ありがとうございました。(齋木)


 こんにちは!10期生の間宮です。1月31日に行われた卒論発表会に参加させていただきました。8期生の先輩方の発表を聞いて、とても刺激を受けました。先輩方の研究には、参加させていただいたセミナーの先生の著書や、学校訪問でのインタビューを元にされているものもあり、玉置ゼミでの学びの集大成を感じました。

 発表者の方との質疑応答や参加者全員によるチャットなど、参加させていただいた私たちにも学びを発信する機会があり、より有意義な時間を過ごさせていただきました。

 一日を終えて、これから私も先輩方のような学びができるかもしれないととても楽しみになりました。2年後、10期生のみんなとあの場所に堂々と立てるように、積極的にゼミの活動に参加し、自ら学びに向かっていきたいと思います。先輩方とお話させていただいたのはこの日が初めてでしたが、玉置ゼミはとても温かい空間でした。ありがとうございました!(間宮)

 先日行われた玉置ゼミ卒業論文発表会での学びを記事にします。まず、8期生の方の卒論のテーマは発問についてや、教師の話し方など実習で念頭に置いておきたいことばかりでとても興味深く、自分の学びになる内容ばかりでした。研究動機も、実習で実際に困った体験から派生しているケースが多く、具体例を交えながらのお話がとても分かりやすかったです。

 特に、発問の効果の発表については、私もどのような発問をすればいいのだろう、その発問にはどのような意図を含むのがいいのだろうかと、子どもにどのように投げかけたらよいのかが分かっていなかったので、序盤、中盤、終盤でねらいによって発問を変えるということは指導案を書く上でも意識したいと思いました。
 
 また、8期生の方が最後に玉置ゼミで共に学んだ仲間にお礼の気持ちを示していたこともとても印象的でした。素敵な関係性が垣間見えて、10期生も一丸となって学んでいきたいと思いました。8期生の方々の実習を乗り越え、学校訪問やゼミでの学びの集大成を見させていただいたことは本当に刺激となりました。2年後、先輩方のようになれるように積極的に玉置ゼミで学びたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。(道下)

成田市立西中学校研究発表会グラレコ(20240216)

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 2024年2月16日開催の成田市立西中学校研究発表会での様子をグラフィックレコーディング(グラレコ)が届きました。皆さんに紹介します。

 製作はEDUCOMの近藤美沙さんです。とても分かりやすいです。私も若く描いていただけました。

2024年2月22日仕事日記

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 6時頃、目覚め。昨日の抜歯の痛みも腫れも少なく、安心できた朝。パンと珈琲で朝食。愛犬散歩。

 28日訪問の東大阪市立布施中学校ブロック研修会での講演プレゼン作成開始。タイトルは相談の上、「NEXTGIGAの在り方」。布施中のこれまでの取組をもとにGIGAスクール構想の原点を再確認する内容。完成したのでデータ送信。

 11時に家を出て、岡崎市立大門小学校へ向かう。学校付近に来たので、牛丼で昼食。

 13時ごろ学校着。飛び込み授業の学級担任にいくつかの質問。子どもたちの状況を大づかみして、授業5分前に教室に入る。

 つかみは、いつものように自己紹介から「社会性を身に付けてほしい」とレクチャー。学級委員に学級の様子を聞くと、「明るくて個性的な子が多い」との返答。「誰が一番個性的?」という問いかけに、全ての視線を集めたある子ども。この子どもとの関係作りが重要と考えて、楽しいやり取り。子ども同士の関係性もとてもよいことがわかり、授業開始。

 ネタは「17番目の秘密」。どのような反応があっても展開できる自信があるので、子どもの発話を楽しみながら、時には、ゆさぶり、ボケながら、数学的な見方・考え方も押さえながらゴールへ到達。自然な学び合い、教え合い、話し合い、笑いも随所であって、子どもたちのおかげで授業の楽しさを満喫。子どもたちに「教材研究」の大切さを伝えた授業は初めて(笑)。ある子どもには「君は危機感がないよ(笑)」と助言したのも初めて。その子どもに再度質問すると、なんと他の子どもの発言にプラスした発言あり。思わずみんなで拍手!最後は「学びの天気」を入力して授業終了。

 しばらく時間をいただき、先生方への講演準備。演題は「飛び込み授業で心掛けていること」。見ていただいた授業をもとに、授業づくり全般について僕が考えていることを事例をあげて具体的に伝える。「私がわざとボケて対応したことを『玉置先生は本当にわからないのだろうか』と呟いた方があったようですが、技なのですから、よろしく!」などと伝えながらの1時間。特に授業をしながら社会性を育てる視点を持つこと、言語化を意識して授業を進めないと学習内容の定着はないことを強調。最後は、あのような授業ができたのは、学級経営が素晴らしい証と重要事項を伝える。本学卒業生が3名いるとのことで、少しだけ面談。大学時代の授業をよく覚えてくれていて嬉しい限り。

 16時30分ごろ学校を出て、かなり遅い「志賀内人脈塾」新年会特別講演会の会場へ向かう。17時30分ごろ着。近くの駐車場に車を停めて、会場のオリバースビルディング名古屋へ向かう。

 久しぶりにお会いする人と挨拶。18時30分から講演会開始。演題は「どんな仕事も楽しくなる考え方〜タンザニアの子供たちから学んだこと〜」。NTT西日本グループの部長である小栗健吾さん、娘さんの彩瑚さんの二人からのお話。特に12日間のタンザニア教育ボランティアを参加されての映像とそれにまつわる話は、深く考えることばかり。「幸せとは何なのか」という問いかけが重い。お父さんから「幸せになる考え方(受取力)」と「どんな仕事でも楽しくなる考え方」の体験に基づく提言があり、濃い講演会。

 初めて食べる近江牛にぎり。美味しい!山田ゼミ生7名から今後の人生表明を聞いて、我がゼミも負けてられないという気持ちに(笑)。

 帰宅。楽しかった授業のあれこれを思い出しながら気持ちよく横になる。

 研究室HP記事は、1月31日の8期生卒業論文発表会からの学びシリーズ。第2弾は10期生の松野さんと岡田君

8期生 卒業論文発表会を聴いて(松野、岡田)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。1月31日に玉置ゼミ8期生の方々の卒論発表会が行われました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は玉置ゼミ8期生の方々の卒論発表を聴き、発問の重要性や個別最適な学びなど、多くのことを学ばせていただきました。先輩方一人ひとりがそれぞれの研究内容を立派な姿で発表しており、とても刺激が強く、素敵な発表であったため、私も先輩方のように玉置ゼミでの学びを通して、教師になるために必要な話術や子どもとの関わり方、授業での発問などの多くの力を身に付けたいと強く感じました。

 特に子どもへの関わり方や声の掛け方について印象に残っており、教師は常に子どものことを考えて働きかけ、一人ひとりの子どもの様々な個性を認め、可能性を信じて関わっていく必要があると感じました。

 誰もが安心して話すことができるクラスをつくるために、ユーモアの交えた切り返しをして場があたたまるように声をかけたり、誰でも答えられるような質問をして子どもから話してもらうような機会をつくったりするなど心理的安全性を高めていけるように教師が働きかけることが大切であると学びました。

 また、すべての子どもの良いところも悪いところも受け止め、成長に繋げるためにはどのような声かけや対応をするべきかを考え続け、一人ひとりの良さをクラスの子どもと教師が価値付けすることが大切だと学ぶことができました。

 このように、私も先輩方のように玉置ゼミでの学びを通して子どもとの関わり方や学級経営など、多くのことを学ぶと同時に、常に一人ひとりの子どもに目を向けて個性を認め、一人ひとりの良さや可能性を伸ばすことができるような教師になるために、ただ積極的に参加するだけでなく、目標や目的を持ってそれぞれの活動に励んでいきたいと思います。(松野)


 今回の玉置ゼミ8期生の方々の卒論発表を聞いて、良い学級を作っていくためにどのように子供たちと関わっていくのかということや、子供たちの学びを深めるにはどのように授業で発問をすればいいのか、どのような授業展開をすれば良いのかなどを学んだ。

 子供の様々な考えを引き出す広がる発問や子供の考えをまとめる絞る発問により、自然と討論がおき、子供の学びを深めることが出来る。

 また、反省文などの子供が失敗したことに対しての振り返りだけではなく、子供の頑張ったこと、成長したことを褒めるなどの成功したことに対しての振り返りをすることにより、子供の自己肯定感が上がり、学級がより良い雰囲気になることに繋がる。それは教師が子供を褒めたりするだけでなく、子供同士で気づき合い、褒め合うことが大切である。

 これらのことから教師として必要な力のひとつとして子供を信じる力が必要であると感じた。2つ目は子供を見る力が必要であると感じた。3つ目は発問であったり、子供との関わり方など子供のことを考える力が必要であると感じました。

 今回の8期生の卒論発表を聞いて、これからは子供を「信じる、見る、考える」ことをこれからのゼミの活動を通して学んでいきたいと思います。

 8期生の先輩方、非常に興味深い卒論の発表を聞き、とても良い刺激を受け、私たちも先輩方のように心理的安全性を高めていきたいと思います。ありがとうございました。(岡田)

2024年2月21日仕事日記

 5時30分ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。仕事日記書き。

 編集部に待っていただいている週刊「教育資料」の第47回原稿書き開始。2時間ほどで書いて精読して編集部へ送信。愛犬散歩をして、すぐに家を出る。

 10時から歯科医院で抜歯。予定は1本だったが、結局2本(泣)。中学同級生医師の判断に従う!想像していたほどの出血もなく、痛みもほどほどで助かる。

 大学へ向かう。11時45分ごろ研究室着。龍崎先生へいくつかの相談事。僕にない視点での助言で有難い。

 12時30分から13時まで教職専修オンライン会議。重要事項協議が続く。その間に8期生村松さん来研。研究室書籍返却と温かいメッセージをもらう(喜)。

 13時10分から教育実習課長と20分間ほど相談。さらに実習課へ負担をかける事態が発生していて申し訳ないことばかり。

 14時から16時20分ごろまで、教授会、続いて審査教授会。10分ほどの休憩後、クリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」の最終提案。さらに修正が必要な事項が生まれたが、ようやくというか、やっとというか、なんとかというか(笑)、表現の文言が見つからないほどの苦しい段階を経て(まだまだ何かありそうだけど)、この段階まで来たのだ!という気持ち。

 片付け物をして大学を出る。今日も届く依頼メール。10日ほど候補日を示されると、そのうち1日くらいは、なんとか対応できる日があるのが自分でも不思議なこと(笑)。スケジュールを十分に確認して返信。

 研究室HP記事は、1月31日の8期生卒業論文発表会からの学びシリーズ開始。第1弾は10期生の石川さんと尾崎君。

8期生 卒業論文発表会を受けて(10期生石川 ・ 尾崎)

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 こんにちは。10期生の石川です!今回は8期生の先輩のゼミの集大成である卒業論文発表会に参加させて頂いた感想を記事に書かせていただきます!卒業論文の発表はとても刺激的なもので、とてもいい経験をさせて貰えました!

<卒論発表からの学び>
 初めて,卒業論文の発表を聞きました。先輩一人一人が自分の気になる事を調べて堂々と発表する姿にとても刺激を受けました。一番印象的だった事は、先輩方が玉置ゼミでの自身の体験を生かして自分の研究内容に反映していることにとても充実した大学生活だったことが伝わり、学びの深さを感じさせられました。また、私自身8期生の先輩方との関わりは全くと言っていい程なかったのですが、そんな私にもその人の個性、人柄がなんだか伝わってくる発表をして下さり、人間味溢れる玉置ゼミにの在り方に更に惹きつけられました。本当に素敵な先輩方、頼もしい先輩方だなと感じさせられた素敵な発表会でした。

 先輩方の発表内容は、授業作りの観点で研究したり、学びの方法の観点で研究したり、学級経緯についての観点で研究したりと様々な観点の発表を聞句ことができました。その中で、私がもっとも興味深い、私も学びたいと思った観点は、「学級作り」についての観点でした。児童生徒との心の繋がりや、信頼関係、心理的安全性を高める学級づくりということについて私も学びたいと強く思いました。自分自身が教育の何を大事にしたくて、何に興味があるのかの方向性が見えた時間になったような気がしてとても価値のある時間を過ごさせていただきました。

 先輩方が堂々と発表する姿はとても輝いていました。私も2年後には、先輩方が今日示してくださった様な輝いた姿で発表できるように沢山のことを学び自分自身を成長させ、高められるように頑張っていきたいと思いました。(石川)


 こんにちは。10期生の尾崎勇吾です。今回、初めて卒論発表会に参加しました。今まで卒論というものが具体的にどのようなテーマで、どのような研究をすれば良いのかがあまり良くわかっていませんでした。しかし、今回の卒論発表会で何となく掴めた気がします。

 今回発表してくださった8期生の先輩方は、それぞれの違ったテーマを持って発表してくださりました。学級経営について、子供との関わりについて、授業等の学びについてなど、似ているものもありながらも、どれも教師をする上で必要、大切なことでした。これらを聞いているうちに、玉置ゼミで学んだ2年間の深さを身をもって感じていきました。研究内容は違うものの、そのどれもに玉置ゼミとして参加したセミナーや学校訪問、教育分野の本などで得た学びが含まれており、いかに玉置ゼミで教育に触れ、教育について考え、学んできたのかがわかりました。また、自分もこの2年間で多くある、教育について学ぶ機会やセミナーに積極的に参加し、自分の確固たる考えや知識を身につけたいと思う気持ちが更に強くなりました。

 発表の内容については、自分は特に学級経営についての発表が自分の学びたいものに沿っていると感じました。自分は兼ねてより、「子供に寄り添い、夢を後押しすると同時に子供と共に成長する教師」を理想としてきました。その中で子供との関係性は必要不可欠であり、そのためには学級経営を上手く行うことが大切であると考えてきました。今回の発表の中で、心理的安全性についてだったり、子供を輝かせるための手立てなど、学級経営に必要な内容が多くありました。今まで漠然と考えていたものでしたが、形になったものを目の当たりにしたことで具体的に見えたものもあり、とても良い機会でした。

 今回の発表では、内容はもちろん、先輩方が過ごしてきた2年間を肌で感じることができました。それだけでなく、今後自分がどのように玉置ゼミでの2年間を過ごすべきかを再確認することができました。2年後には今回の先輩方のように、自信を持って教育についての思いを語れるようになりたいです。(尾崎)

2024年2月20日仕事日記

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 乗り遅れてはいけないと思い寝たためか(笑)、5時前に目覚め。6時39分地元駅乗車、名古屋、京都、宮津へ。迎えの車で宮津市立栗田(くんだ)小学校へ到着したのが、10時45分ごろ。4時間余のミニ旅。特急はしだて号の2時間は風景を見たり、メール処理等をしたりの眠らない充実した2時間。

 11時15分から1年〜5年、特別支援学級の授業参観。どの学級も少人数で、2月の段階なので、学ぼうとする集団づくりがほぼ出来上がっている。短時間授業参観だが、皆さんで共有したい場面の動画撮影できた。特に、これぞ対話!というシーンや自ら調べて学習を進めることの価値(「自分で調べた方が納得できる」という言葉)を語ってくれた子どもがいて、動画編集にも力が入る。

 下写真のように豪華昼食を用意していただき、校長先生と楽しく、時には学校経営に助言したりの1時間。

 13時から6年生社会科授業参観。反転学習がされていて、自己の課題を調べてきての授業開始。さらに調べたいことをこの時間を使って追加して、それらを交流するという時間設定。自分のねらいに応じて黙々と作業する子どもたち。交流時を考えてプレゼンを工夫している子どももいて、端末の日常活用がよくわかる場面が続く。ここでも全体共有したい場面を撮影。

 14時から50分間は、先生方の事後研修会。全教職員11名であることもあって、誰もが気づきを発言されたり、他者の気づきに補足されたり、別視点での意見を出されたりと質が高い話し合い。話し合い内容を聞きながらプレゼン再調整。

 14時50分から16時まで僕の指導助言。まずは撮影した動画をもとに1学級ずつコメント。展開のアイデア、この場面での授業技術、指示の出し方など、明日からやってみよう、心掛けてみようと思ってもらえることを心して話す。とてもよく聞いていただき、それ、やってみます!という心の反応(笑)が読み取れたことが嬉しい。

 その後、講演「自ら学習を調整する子どもを育む振り返りを生かす授業づくり」。動画を多用して、振り返りの価値を強調。質問をいくつかいただき、それに応答して1時間余が無事終了。

 子どもたちが地域の事業所さんらとコラボして出来上がったお菓子や入浴剤をもらい、駅まで送っていただく。駅までの時間も多彩な話題が続く。

 17時3分宮津駅乗車、福知山乗り換えで京都まで。駅で簡単に夕食。新幹線で名古屋、地元駅へ。自宅到着は21時15分ごろ。帰路の列車の中では熟睡したときもあったが、やはりヘトヘト。どうしても終えておかないといけない仕事をするだけで精一杯。

 研究室HP記事は、9期生由原さんが東員町立東員第一中学校の訪問記を発信。エレベータートークと道徳授業の在り方について、良いまとめをしている。
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1月26日東員第一中学校の授業参観での学び(由原)

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 こんにちは!9期生の由原希音です!1月26日に東員第一中学校の道徳の授業を参観させていただきました。今回は、そこでの学びを記事にしていきたいと思います。

 まず、エレベータートークのよさに改めて気付くことができました。ゼミの授業で、玉置先生からエレベータートークを教えていただいたのですが、今回はエレベータートークを隣同士だけでなく、列で回って何人もの生徒とエレベータートークを行っていました。はじめは探り探りで話していた生徒が、回数を重ねるにつれて、考えを深めていっているのが分かりました。自分の考えが深まるのはもちろん、理解が不十分な生徒も他人の意見を聞くことで自分の意見を考えをもつことができるのだと学びました。これからは、このエレベータートークを取り入れていきたいです。

 そして、道徳を国語の授業にせず、文章から離れるということです。文章から心情を読み取るというような指示をしてしまうと、生徒は自由に考えることができないと感じました。物語が難しく、理解に時間がかかりそうな場合は、補助発問などはせず、いきなり主発問をするという方法を学びました。一つ一つの心情を細かく理解しなくても、主人公の心情が大きく変わる場面で気持ちを問うことで、文章から離れて心情を考えることができます。今回の道徳の授業で、道徳の授業のあり方について考え直すことができました。

 実際に授業を参観させていただいたり、先生方と授業について話し合ったりと、とても貴重な経験をさせていただきました。また、研究授業後の玉置先生の講演から、今後に活かせそうな道徳の授業の工夫もたくさん得ることができました。そして、私の中学校時代の先生と再会できたことが本当に嬉しかったです!このような機会を設けてくださった玉置先生、そして東員第一中学校の先生方、ありがとうございました!(由原)

2024年2月19日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。パンと珈琲で朝食。仕事日記書き。昨晩のオンラインセミナーでの助言についての嬉しい感想が届く。元気が出る。21日の「子ども理解活動」の説明プレゼンに加えたい動画が届き、入れ込む。

 9時45分ごろ家を出る。降雨のためか渋滞もあって、一宮市立瀬部小学校着は10時20分ごろ。10期生岡田君、齋木さん、松野さん合流。校長先生としばし懇談。

 10時45分からの3限、11時40分からの4限で、すべての授業参観。どの学級もこれまでの指導の積み上げがあって落ち着いている。発言者を見る、全体に向かって話す、子ども同士がつながるなど、子どもを主体とした授業が日常化されていることがわかる授業ばかり。

 給食をいただいて動画整理。当初は、来年度から一宮市内で活用が始まる「心の天気」の価値や「学びの天気」による授業変革などを伝えるために来校。訪問していただけるなら、授業への助言がほしいという要望を受けての午前からの訪問。和田裕枝フェローも来校。講演の中で登場していただく場面の打ち合わせ。

 14時15分から講演。最初の20分間は授業映像を見せながら、できるだけ全ての先生が意識していただきたい場面を伝えながらの助言。その後、演題「自ら学習を調整する子どもを育む心の天気と学びの天気」と題して1時間ほど話す。「振り返りの大切さ」については、様々な角度から伝えたつもり。和田フェローによる実例紹介でさらなる価値づけ。

 15時40分からeducomによる「スクールライフノート(心の天気、学びの天気)」の操作研修。見学していて、強く思うことがあって、educomメンバーに思いを伝える。今後のことを考えると、改善すべき重要事項。

 終了後、すぐにeducomメンバーとゼミ生で喫茶店に行き、とりわけeducomメンバーとは今後の研修の在り方を協議。もっとフェローを使ってほしいとも伝える。

 ゼミ生の一人を江南駅まで送って帰宅。今日もヘトヘト。研究室HP記事では準ゼミ生の島田君の記事発信。タイトルは「玉置先生の講義&ゼミを通しての学び」。島田君は聴講生として、僕の講義を自主的に4つも受けた学生!

 今日の研究室HPへのアクセス数は、またまた新記録‼️1239❣️皆さん、ご訪問ありがとうございます。

玉置先生の講義、ゼミの2年間を振り返って(準ゼミ生島田)

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 こんにちは、準ゼミ生の島田です。前回の記事で、先生の講義のまとめを書いたので、今回は玉置先生の講義、ゼミを受けてどのような教師になりたいかを書きます。

〇 教師としての軸
 私が今一番大切にしたいことは、こども達の自分自身を認める力育成することです。玉置先生の授業から自己開示の大切を学びました。ゼミや授業でもこういうはこども達に伝えてもいいと思うよ。という先生の一言のお陰で安心できることが多くありました。アイメッセージやweを主語に使うことの奥深さを学びながら、自分の好きや得意だけでなく、苦手なことでも話して良いという一言は、自分が描く教師の理想像をぐっと現実味のある教師像にしてくれたと感じます。私の自己開示をきっかけに、こども達も自己開示や自分の弱さを認められるようになってほしいと思います。
 
〇 私の課題
 私が玉置先生の授業を受けて感じた自分の課題は大きく分けて2つあります。

 1つ目は、自分の専門性です。こども達から信頼され続けるために、自らの専門性を高め続けていきたいと考えます。クラスを2:6:2の法則を使い見てみたとすると、6割のこども達を限りなく2割に近づけるためには、日頃の声かけや生徒指導、相談に加え知的好奇心を刺激できる授業を行う必要があると考えたからです。
 
 2つ目は、厳しさをみせることです。子ども達の信頼を確かなもにするために、規律や規則を守ることも大切にしなければならないからです。また、規律を守らなければ、学びたい子ども達に迷惑になり、負の連鎖が始まってしまいます。私にとって、叱ることはあまり経験がなく、こども達が納得できるように叱れることができるか自信がありません。こども達と、共に学び続けられる環境づくりを一生懸命行っていきたいです。

 玉置先生への感謝は前回お伝えしましたしたが、お忙しい中、色々な相談に乗っていただいたり、ここぞというときに応援メールをいただいたり、とても生徒思いで熱いです。汗かきの僕から見ても熱いです。自分が四年間の適応指導教室の活動で経験から学んだことを、先生の講義で理論と結び付けることができました。そういう意味でも、勉強を続けていきたいと思います。2年間本当にありがとうございました。(島田)

2024年2月18日仕事日記

 6時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。昨日の仕事日記書き。明治図書の矢口さんから依頼を受けて発刊した書籍を数えてみると25冊。なんと!ありがたいこと。表紙写真で画像構成してアップ。愛犬散歩。いくつかの家事。

 締め切りを遅らせていただいた日本教育新聞社に連載中の「提言」原稿書き。ネタが決まったので一気書きして送信。待たせていたようで、すぐに校正依頼が届く。即、校了。

 2月21日CP委員会で提案しなければいけない「子ども理解活動」の文書作成に集中。とはいえ、もやもやしているところがあって進まず。夜遅くにようやく完成。ふ〜う。いろいろと意見が出ることを想定して、頭の中で対応練習(笑)。

 20時から21時30分まで、updateグループから依頼のオンライン「授業づくり学習形態の工夫講座」の助言者として参加。初任の松村先生の発表を聞いて、すぐにプレゼン作成開始。ブレイクアウトルームでいろいろと発言しながら完成。10分間で助言。役目を果たせたと思う(笑)。

 研究室HP記事は、8期生各ゼミ生最終記事発信。9人目は芝田君。前半と後半の二部構成。記事タイトルは「10人目で君をゼミ名に加えよう」と「笑いを生み出す話術の重要性」として発信。皆さま、読んでやってください!
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