3の報告に対して(玉置)

 子どもの感性から出てきた言葉をとらえて、そこから学んでいることがとても素敵です。教育者としての大切な資質に触れている記録です。教師は、子どもから真摯に学ぶことを忘れてはいけないと思うのです。輝きをさらに磨いていくサポートという文言にも、子どもに関わっていくときの大切な心得が表現されていると思いながら読ませてもらいました。
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みんなでやりたい

 私は、今年の夏休みに「JOF」というボランティア活動に参加しました。小学校1年生から6年生の子がいろいろな地域から参加します。グループを作って、野外活動を楽しみました。

 そこで短い時間でしたが、間近で子ども一人一人の成長を感じることが出来ました。ある子は、1日目、私とその子の友達としか話せていなかったが、活動を通して、自ら他の子に話しかけに行くようになっていました。ある子は、一つの活動を通して「自分のなりたい憧れの姿に近づくことができた。」と話してくれました。

 一番印象に残っている子が、小学校6年生の子です。活動中に、私が泣いている子を慰めていて、その子が泣き止みそうになかったので、その子に「先に他の子と活動を始めていいよ。」と言いました。

 すると、その子が「グループの子が泣いているのに、活動は出来ない。みんなでやりたいよ。」と言って、他の子に声を掛けて、泣いている子を笑顔にするために出来ることはないか話し合いを始めたのです。私は、一人の子どものことしか考えていなかったことに気付き、さらに、周りの子の気持ちを考えていなかったと恥ずかしくなりました。同時に、この子によって「周りの子を思いやる心」を学びました。

 本当は、その子も親元を離れて、キャンプに参加していたのだから、不安なこともあったでしょう。それでも、自分より下の子を気遣い、行動した自主性が素晴らしいと思いました。また、私は、短い間に様々な成長を遂げた子ども達と一緒に活動して、一人一人の輝きを見つけることの喜びを実感しました。そして、輝きをさらに磨いていくサポートをしたいと改めて思いました。

1の報告に対して(福地)

 ありがとうございました。「分かったつもり」にならず、「分かりたい」と内面を理解し続ける姿勢という、教師としての生き方の軸をT君から学んだ貴重な体験ですね。そこに至った背景に、長く関わったことによる、彼があなたに対して素直に心を開いたことがあるように思います。そんな信頼関係が子どもを救うということに改めて気付きました。
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不登校児童と関わって

 私が不登校児童Tくんとの関わりを通して学んだ、「子どもの内面を理解しようとする姿勢」の大切さについて紹介します。

 不登校児童Tくんは、学習会では友達とも仲良く遊び、「僕はゲームで生きていく」と話してくれるような子でした。そのため、当初私はTくんに対して元気な子という印象をもち、自ら進んで学校へは行かない子とも認識していました。

 しかし、関わりが長くなる中で、少しづつ自分の本心について話してくれるようになっていきました。ある日「学校には行けていないけど、自分を変えたいという気持ちは凄くあって、毎朝頑張って行こうとするけどお腹が痛くなってしまう」「寝ている時とゲームをしている時だけは、学校のことを考えなくていいから楽なんだ」と話してくれたことがありました。

 話を聞いて私は、元気なTくんがこのような悩みを抱え込んでいたこと、またここまで自分のことを捉え言語化していることにとても驚きました。Tくんとの関わりを通して、必ずしも自分が見ているその子の姿が、その子の全てではないということに気づくことができました。そのため、子どもと関わる際には「わかったつもり」にならず、「わかりたい」と内面を理解しようとし続ける姿勢の大切さをTくんから学びました。

2024年3月6日仕事日記

 6時に目覚め。珈琲とパンで朝食。返信が滞っていたメール処理。7時少し前に家を出る。

 研究室着7時45分ごろ。山田先生と来年度の本学教育フォーラムの相談。学部長の考えをお聞きする段階まで到達。

 10時に愛知県教育委員会義務教育課の後藤先生来研。来年度委員を仰せつかった愛知県教育委員会義務教育問題研究協議会の概要について説明をいただいた。あとは久しぶりの四方山話。特に、愛知県内のGIGAの進み具合についての情報提供。

 11時45分ごろ、英語専修の大石先生来研。ある委員になっていただいたので、その打ち合わせ。初めての(笑)四方山話。

 昼食のために大学外へ。研究室に戻り、数学ネタ本原稿書き。

 14時40分ごろ、9期生石上さん、由原さん来研。二人の原稿が掲載された「3年間まるっとおまかせ! 中学校 学級レク大事典」を渡す。とても嬉しそうな表情を見て癒される(笑)。

 15時から17時30分ごろまで、岐阜聖徳学園大学教育学部教育改革等事業助成研究の一貫で来学された京都大学の石井英真先生の講演をお聞きする。演題は「教育『変革』の時代の学びと授業」。いつもの石井節を聞きながら、ポイントをメモ。特に「個別最適な学び」の実践を「学校に行きづらかった子どもへのケア」の視点から語られたことには納得。確かにこの視点から実践を振り返ってみるといい。話題とされなかったが、一番嬉しいのは、石井先生監修本に「子どもから学ぶ 教師の見取りの解像度を上げる」(東洋館出版社)があること。本学がまさに柱の一つにしようとしている「子ども理解活動」の価値を裏付けていただける本。

 くしゃみが出るようになってきた。本格的な風邪になってはいけないと思い、早々に大学を出る。帰宅して薬を飲んで横になる。目覚めて、体調が持ち直してきたことでほっとする。いくつかの仕事をする。

 研究室HP記事は、卒業論文発表会記事。今回から9期生シリーズ開始。まずは古賀君と荒木さん。ともに「教師の話し方」を話題にしている。
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8期生卒業論文発表会を受けて(9期生古賀、荒木)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた8期生の卒業論文発表会について記事にしていきます。

 先輩方の素敵な発表を聴き、子どもとの関わり方や授業づくりなどについて新たな視点と気づきを得ました。澤本さんの発表で「いじめが発覚したとき」の教師の話術には、実際にいじめが起きてしまったクラスの一員だと感じるほど引き込まれました。私は実習中や現在でも、話すときの抑揚・間・リズムの取り方が下手で聞き取りにくいことが多いので、改善できるよう意識しながら話していきたいと思いました。

 また、心理的安全性を高める手立てや学級経営での「3・7・30」でルールを徹底させることなどをお聴きし、漠然としていた私の卒業論文の方向性が見えてきたと思います。先輩方の姿を見て、玉置ゼミの一員として恥ずかしくない発表ができるよう学び続けていかなければと思いました。

 8期生の皆さん、短い間でしたがありがとうございました。共に学ばせていただけたこと嬉しく思います。新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。卒論に教採、不安や焦りがありますが、どちらも理想の教師になるための通過点でしかないので9期生のみんなと協力して乗り越えていきます。(古賀)


 こんにちは!9期生の荒木です。8期生の先輩方の研究は、教師になる上で必要で、すぐにでも実践できるような魅力ある発表ばかりでした。

 特に、「教師の話し方」についての8期生澤本さんの発表が印象的でした。発表が終わるまでの10分間、抑揚、間、リズムを駆使した話し方に引き込まれました。実演時だけでなく、常に引き込まれるその話し方は、積み重ねた研究により自分の力として染みついたものだと肌で感じました。私にとっても教員になるために身に付けたい力であるため、論文を拝読し、日頃から実践していきたいと思いました。

 念願だった玉置ゼミでの生活も残り1年…!教師になるために不安なこと、まだやりきれてないこと、沢山あります。来年の卒論発表会では、教育についての自分の思いを胸を張って語れるよう、活かせるチャンスは最大限活かして学びを積み上げていきたいと思います。

 優しくて温かい8期生の先輩方と1年間学びを共にできたことをとても嬉しく思います。ありがとうございました。そして、2年間お疲れ様でした。これからも応援しています!!(荒木)

2024年3月5日仕事日記

 6時ごろ目覚め。夢の中で(笑)仕事日記の追記を思い付き、目覚めてさっそく加筆。パンと珈琲で朝食。

 7時ごろ家を出て大学へ向かう。8時ごろ研究室着。9時からの2コマの面接指導要項を見て確認。昨日開催の武藤チームリーダーや水谷先生を迎えての愛知県教育委員会会議(共同調達)の概要を知る。

 9時から2コマの面接指導。今日はこれまでと展開を変えて、教師志望を徹底的に鍛える内容にして厳しめの指導。最初と比較にならないほど思いが伝わるようになったと思う。きついことを伝えたが、最後は笑顔になったことが嬉しい。

 10期生岡田君がお土産持参で来研。感謝。書籍の返却と貸出し。四方山話を少々。

 「子ども理解活動」の説明資料の補足。HPにアップしたときのイメージを伝えるコンテンツ作り。教育実習課へ出向き、課長としばし相談。

 14時30分ごろ、大学を出て犬山市役所へ向かう。15時40分ごろ着。教育長としばし懇談。

 16時からほぼ1時間、第2回犬山市ICT活用教育研究委員会にアドバイザーとして出席。事務局から、資料「GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータの調達等ガイドライン」の説明後、僕からはなぜ共同調達なのかという大元から説明。そして、端末活用における今後の重要な視点について情報提供。

 18時から歯科医院。今日も歯磨き指導を受ける。今の自分の状況では不十分であるということ。さらに意識化が重要と認識。

 帰宅。数学ネタ原稿書きを進める。いくつかの重要連絡など。

 研究室HP記事は、味岡小学校訪問シリーズ最終回の第8弾。間宮さんが発信。外国語活動をしっかり見たので、その感想。良い視点!

2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(間宮)

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 こんにちは!10期生の間宮です。2月7日の小牧市立味岡小学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 最初に、5年生の英語の授業を見させていただきました。子どもたちが日本人役と外国人役に分かれて、日本の良さを説明するという活動を行っていました。活動の前半が終わり、役割を交代するタイミングで、今までの活動の振り返りが行われました。子どもたちは「ジェスチャーをもっと増やすといいよ」「会話の途中で間が無い方が自然だよ」など、具体的なアドバイスをクラス全体で共有していました。その後、活動の後半に移り、授業が終わる前に「後半の活動は、前半と比べてどうだった?」「みんなのアドバイスは生かせた?」といった振り返りがありました。

 模擬授業など、これまでの経験の中で英語の活動はだらだらとなってしまいがちだと思っていたので、こうやって活動の間にも振り返りの時間を入れると良いと学びました。実際に、後半の活動の方がより良いものになっていましたし、振り返ることで学びが明らかになっていると思い、振り返りの必要性を強く感じました。

 その後も2つの授業と、最後に2年生の算数の授業を見させていただきました。この授業での先生の発問がとても印象的でした。それは「今のAさんの発言、自分の言葉で説明してみてくれる?」「Bさんの説明ってどういうこと?」など、子どもたちに言語化させる発問でした。言語化することで、本当に理解できているのかを確認できたり、学び合いができたりするので、大切な発問だと思い、自分も取り入れたいと感じました。他にも「みんなここまでは理解できた?」といった声かけもされていたので、誰も一人にしないことや学び合いをとても大切にされているんだと思いました。
 
 研究協議にも参加させていただいて、先生方のお話を聞かせていただきましたが、初めてこうやって授業研究をすると知り、身が引き締まるような感覚がありました。初めて経験させていただくことや多くの学びがあり、大変貴重な一日でした。ありがとうございました!(間宮)

2024年3月4日仕事日記

 5時30分に目覚め。珈琲とパンで朝食。連載中の週刊「教育資料」の原稿書き。出発時刻の8時少し前にほぼ出来上がる。帰宅後に精読して編集部に送るつもりで出発。

 8時15分ごろ家を出て、東栄町立東栄小学校へ向かう。ナビでは到着時刻は10時30分ごろ。予定通りに進むことを祈りながら運転。新東名岡崎SAで休憩。ほぼ予定時刻通りに到着。和田裕枝フェローとEDUCOMスタッフ3名で授業参観と取材撮影の1日開始。

 3限の5年理科、4限の3年算数の授業参観。共に、子どもがとても育っている授業(言い方を変えれば、ここまで子どもを育てた授業)。子どもらしい発言や、教師のゆさぶり、子どもとのやりとりなどを見ていると、時間が経つのも忘れるほど楽しい。

 理科は、本時と次時の2時間で、前時までに出し合った疑問について各自で実験をして、見通しを持つ時間。教師が全体に言葉を発したのは、冒頭の指示のみ。主体的な子どもたちばかりで、自分が確認したい事項を確かめ実験器具や物品を自己選択して、自席で実験。気づきを声に出したり、級友の実験結果と自分の結果が同じなのかを確かめたりなど、子ども個々で動きは多種多様。結果のノート記録においても、ありがちなワークシートは存在せず、メモの仕方もまさに主体性に任せてられている。教師は実験をしている個々の子どもたちの様子を見ながら、結果の確認やさらなる疑問を持たせるために話しかけているのみ。終了時刻が近づけば、それぞれが片付け開始。その都度、指示がなくても自ら動く子どもたち。感心するばかり。

 算数は、課題の面白さもあるが、子どもが熟考したり、ペアで話し合ったりして、この考えをどう表現したらよいかと悩むシーンが印象的。発言の中に、数学的な見方・考え方に通じる内容が多く、これまでの算数の積み上げが伝わってくる授業。第一課題をもとに本時のメインとなる課題に展開。その際に各自で「めあて」を入力させて、授業最後の振り返りと連動させ、振り返りの質を高めているのもいい。感心したのは、各自の「めあて」の記述。その表現がまさに個々で違っていて、とはいえ、方向性は同じ。課題が自分ごとになっていることが記述から明らか。こうしたことも継続してきた証。算数授業も教師の言葉はセーブされていて、子どもの発言をもとに進行する授業。

 昼食は学校近くのレストランで。話題は授業の質の高さ。EDUCOMスタッフもここのところ、多くの授業を見ているメンバーなので、授業を見る目は確か。良いところをしっかり見取れている。

 13時30分から、校長先生、二人の授業者、数名の子どもに取材インタビュー。この学校はEDUCOMのスクールライフノート(心の天気・学びの天気)を日常活用して、子どもたちを育てている学校。その成果は二つの授業の子どもたちの姿で捉え済みだが、あらためて「心の天気・学びの天気」の価値をお聞きし、短い動画でまとめて、いずれ皆さんに見ていただくための貴重な撮影。もちろん教育長も撮影は認めていただいていて、午前に顔を出してもいただけた。深謝。

 いずれの撮影も簡単な打ち合わせのみで実施。インタビュアは和田フェロー。授業もスクールライフノートも知り尽くしているので、聞き役としては最適な人。僕はさらなる問いかけをいくつかお願いしたのみ。とても良い内容の取材ができたので、あとはEDUCOMスタッフに任せるのみ。

 取材をしながらつくづく感じたことは、校長がスクールライフノートのよさをしっかり把握していることだ。その一例が、授業参観の折でも端末を持参して、その学級の「学びの天気」に記された「めあて」を見ている。子どもに声をかける材料の一つにしているわけだ。また、「〇さんは、土曜日も日曜日も毎日心の天気を入れているんです」と子どもの名前を出して話していただけた。小さい学校だからできる、というわけではなく、子どもとつながるための貴重な材料ととらえておられるからだ。ちなみに、東栄小学校の教育については、理数教育研究所発行のRimes39号で書かれている。のびのびタイムなど、特長的な教育も進めている。検索して読まれることをお勧めしたい。

 15時40分ごろ終了して学校を出る。帰路の途中で睡魔に襲われる。SAで停車させて、しばし睡眠。目覚め(笑)の珈琲をSAスタバで飲んで、しっかり覚醒させる。自宅到着は18時30分ごろ。

 出発前に書いておいた原稿を精読。いくつかの箇所に手を入れて編集部へ送信。数学ネタ本原稿書き。

 研究室HP記事は、最終に近づいてきた味岡小学校シリーズ。第7弾は河上君。「指示」と「子どもの発言から授業を創るよさ」を取り上げている。本人が書いているように、教育実習でぜひ生かしてほしい。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(河上)

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 こんにちは!10期生の河上です。今回は2月7日に訪問させていただいた味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 今回5年生、2年生、1年生の授業計8つの授業を見させていただきました。全ての授業においてペアやグループ交流などを取り入れており、教師からの一方的な授業ではなく、教師−児童、児童−児童の相互的な授業でした。また、話し合いの際には児童たちはみんな積極的に話し合いをしており、一人一人が輝いており誰1人取り残されることはありませんでした。多くの授業を見学させていただきたくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも今回は2つ書いていこうと思います。

 1つ目は「指示」についてです。3時間目に1年生の算数の授業を見させていただきました。授業の中で先生が指示をすると児童は1回で指示を聞き、授業がとてもスムーズに進行していました。先生の指示は簡潔で的確であり、2回同じ指示は出していませんでした。私はこの授業を見てとても衝撃を受けました。1年生は45分間集中して授業を受けることはできないと思っていたからです。

 しかし、「指示」の仕方を工夫するだけで授業はスムーズに進行することを学びました。この授業から学年によって「〇〇はできない」と決めつけるのではなく、教師側が工夫をすることで「できる」環境をつくることができると思いました。指示は「1回で簡潔に」を意識していきたいです。

 2つ目は子どもの発言から課題の設定をすることの大切さである。5年生の理科の授業では「つかむ段階」で前回の授業を振り返りを行い、先生が児童に対していくつか質問をしていました。その時の児童の言葉を活用して本時の課題につなげていました。先生が決して答えを言うことはなく、児童が考えていました。児童の言葉を利用して本時の課題を設定していたので児童は興味関心をもち積極的に授業に参加していました。私も先生側から課題設定をするのではなく、子どもの声から課題を作る授業をしたいと強く思いました。

 味岡小学校の先生方へ
 味岡小で学んだことを活用し、教育実習やこれからの授業に臨みたいと思います。また、先生方の学びづける姿はとてもかっこよかったです。「学び続ける教師」はかっこいい!と身をもって感じることができた1日でした。本当にありがとうございました!!

 最後に、今回、玉置ゼミに入って初めての学校訪問でした。大学の講義では絶対に学ぶことのできない貴重な発見、学びがありました。これは玉置ゼミでしかできないと今回実感しました。この2年で多くの学校を訪問したくさんのことを学びたいです。(河上)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係がありません。

2024年3月3日仕事日記

 今日は長男の結婚式。熱田神宮で挙式、賀城園で披露宴。長男の背中を見て、父として安心できた日。
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2024年3月2日仕事日記

 6時ごろ目覚めて、R喫茶店へ。おかわりモーニングを初めて注文。帰宅。

 「中学校数学授業のネタ110」の再構成作業。指示を整理してみると、正しいとらえがまったくできておらず、大迷惑をかけていることを大いに自覚。自分なりに整理して、新規に提出しなければならない原稿整理。物凄い量の不足。お恥ずかしい。

 作業途中で、愛犬散歩。いつもの理髪店へ。マスターと四方山話。

 休日にも関わらず、数学ネタ本構成のさらなる整理情報が、明治図書矢口さんから届く。頂いた指示ネタ本数と自分の整理が微妙にずれているので、再確認メール。本当は原稿を書けばいいのだけど💦。

 17時に芝田先生と喫茶店で会う。数学ネタ原稿について自分が理解不十分であったことを伝えて、協力をお願いする。即、快諾をいただく。感謝。最近見た授業や学校情報を伝えてながら、あり方について意見交流。これも有意義。

 帰宅。日本教育新聞から依頼された原稿書き。締め切りは1週間後だが、論の組み立てが浮かんだため、書き始めてみる。もちろん格闘。何とか収まったので編集部に送ってみる。

 数学ネタ原稿書き。時間があれば、数学ネタ書きに専念しなければならない状況。

 研究室HP記事は、9期生小林さんのエッセイ「英語専修の私が思う、英語の魅力」を発信。ぜひご一読いただきたい。強くお勧めしたいエッセイ

 もう一つは味岡小学校訪問シリーズ。第6弾は森山さん。「指示」と「振り返り」を取り上げている。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(森山)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、2月7日に訪問させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、「指示」についてです。私は、1年生の授業を観させていただいた際、1年生でこんなに指示が通るんだ!と驚きました。二度と同じ指示をしていなかったり、指示の一つ一つが簡潔でした。今日使う分だけ机に出すことや、分からなかったら手を挙げるなど、学級のルールが徹底されていました。

 私は、1年生の場合、最初から最後まで集中して授業を受けるのは難しいのではと思っていました。しかし、学級のルールを徹底し、指示の仕方を工夫することでメリハリのある授業になると学びました。1年生の行動がとても素早く、感動しました。伝わりやすい指示の仕方を勉強していこうと思いました。

 また、教師は教科書の言葉をあたりまえに使いますが、子どもが分かっていない場合もあることを念頭に置きたいと思いました。私たちが普段何気なく使っている言葉を振り返り、子どもたちが分かるかどうか考え直したいと思いました。

 次に、「振り返り」の大切さについてです。振り返りを自分だけで終わらさず、共有化すると良いことを学びました。振り返りをし、他の人と交わることで分かることがあり、メタ認知力を高めることにつながると学びました。学び合いとは、「1人で学べること」と、「1人では学べないこと」の間にある「友達となら学べる」ことであり、振り返りの共有化をし、相互に啓発していくことで、良い学び合いにつながると思いました。

 最後に、1日を通して、味岡小学校の先生方の学びに向かう姿勢にとても感動しました。私も、常に学び続ける教師でありたいと思いました。味岡小学校でのたくさんの学びを教育実習に活かしていきたいです。味岡小学校の先生方、玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!(森山)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係はありません。

英語専修の私が思う、英語の魅力(小林)

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 こんにちは。9期生の小林です。今回は英語について語らせてください。

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 Watches Keep the time tor people.
 時計は人々の時を刻む。

 I've put the fime that has been preciousy shared by us in this watch.
 この時計に私たちが一緒に過ごした大切な時間を込めました。

 Unless you lose the watch or put it aside in a closet, the time we spent together would be kept in this watch and it will bring you all those memories, then back to the time that we’ve enjoyed.
 時計を失くしたり、クローゼットにしまい込んだりしない限り、私たちが一緒に過ごした時間はこの時計の中で生き続けて、すべての思い出をもたらし、私たちが楽しんだ時間に戻れます。

 Time goes forward, never backward.
Just like you are leaving, in staying.
However, the memories and time won’t fade away, will only live forever in this watch as long as you remember.
 時間は前に進み、決して戻らない。あなたが去って、私が残るように。でもね、思い出と時間は色褪せません。あなたが覚えている限り、この時計の中で生き続けます。

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 これは、カナダで出会った友達にいただいた手紙の一部です。なるべく堅くならないように訳したのですが、やはり英語独特の性格が現れた文章だと思いませんか?

 このお手紙をいただいて、やっぱり英語っていいなって思ったんです。なんというか、真っ直ぐなんです。私のイメージで、日本語は水色や薄いピンクのような柔らかいイメージがあります。英語は赤、青、白、黒のような、はっきりしているイメージがあります。

 たとえば、日本語には「してくれてもいいよ?」「大丈夫」「申し訳ないから、いいよ」こんな風に、一文では真意が読み取れない言葉がたくさんあります。英語には、私が思うに真意が読み取れない言葉はありません。

 それゆえに、日本語のような柔らかさを含むことは難しいけれど、裏表がない言語だと感じます。私の性格は完全に日本語寄りだと思います。優柔不断で、はっきりと主張することが苦手です。だから、真っ直ぐで裏表のない英語に惹かれるのかもしれません。

 けれど、日本語は英語にはない優しさがあるんです。「You don’t have any dangerous items?(あなたは危険物を持っていませんよね?)」と聞かれたとき、「持ってないです」と言うためには、「No」を使います。これは私がカナダでなかなか慣れなかった英語と日本語の違いです。英語はいつも「私」が中心です。「私」が持っていないから、「No」です。でも、日本人である私たちは、なんとなく「Yes」を使いたくなりませんか?これって、日本人には常に相手意識があるからだと思うんです。「You don’t have any dangerous items?(あなたは危険物を持っていませんよね?)」と聞かれたら、「はい、持っていません」という意識で「Yes」を使いたくなる。これには、常に相手意識で物事を考える日本人の優しさがあらわれているように、私は思います。

 英語を勉強すると、英語の良さと同時に、日本語の良さにも気づきます。日本語には、英語に訳せない言葉がたくさんあります。「いただきます」が代表的です。以前、日本の映画に英語の字幕をつけて観ていたとき、「いただきます」が「Let’s eat」と訳されていて笑ってしまいました。私は料理を作ってくれた人、そして食べ物に感謝をする「いただきます」という言葉が好きです。そして、「いただきます」を言う日本の文化は誇れるものだと思っています。「がんばれ!」も、「Hand in there / Do your best」と訳せますがあまり英語圏の人は使わないそうです。代わりに「Take it easy(気楽にね!)」と言ったりします。言葉からも文化の違いが読み取れて、言語って面白いなと思います。

 英語はやっぱり面白いです。子どもたちから嫌われたらもったいないです。ちなみに「もったいない」も、英語に訳すのが難しい日本語の一つです。しつこいですね。(笑) 好きな英語だと話しすぎてしまうので、この辺で終わりにしようと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2024年3月1日仕事日記

 6時30分ごろ目覚め。K喫茶店でモーニング。愛犬散歩。仕事日記書き。布施中学校での講演報告を事務局へ送付。9時45分ごろ家を出て、EDUCOM愛知本社に向かう。

 10時20分ごろから1時間休憩を挟んで14時ごろまでRitl会議。新卒研修の内容、EDUCOMの学校依頼研修の進め方、今後の動画作成など重要事項の検討。良い方向が出て、ほっとできた会議。

 14時45分ごろ帰宅。しばし休憩。17時から歯科医院へ。抜歯後の状況等を診てもらう。行きつけの病院へ行き、内科診察。引き続きの薬をもらって帰宅。

 数学ネタ本原稿整理。自分の認識の甘さを痛感。さらに良い機会をいただけたと思い、頑張るしかない。

 研究室HP記事は味岡小学校訪問シリーズ。第5弾は松野さん。学級経営の重要性を認識した内容

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(松野)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。2月7日に小牧市立味岡小学校での校内授業研究会に参加させていただきました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は第5学年の5教科の授業や特設授業の第1学年算数、第5学年社会、第2学年算数など、計8つの授業を見学させていただき、多くのことを学ばせていただきました。子どもたちは自由に自分自身の考えや意見を発言することができており、私も子どもたちが意見を言いやすい雰囲気や学びやすい環境をつくることができるような発問や関わり方を身に付けていきたいと強く感じました。

 多くの授業を見学させていただいた中で、特に学級経営の大切さや発問の仕方、声かけの大切さについて学びました。

 まずは学級経営の大切さについてです。授業の中でペアやグループで話し合いや意見交流をする場面が多くあり、子どもたちは活発に話し合いを行っていましたが、先生が話し始めると子どもたちの話は止まり、先生の話を聞いていました。また、子どもが発表したことだけでなく、子どもがこぼした言葉にも耳を傾け、詳しく聞くなどして学びを深めていました。そのため、私は学級経営と授業が繋がっていることを実感し、学級経営が大切であると学ぶことができました。

 次に発問の仕方や声かけの大切さについてです。課題に対して子どもたちが困っている様子が見られると、オーブンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分け、子どもの考えを引き出して全体に広げていました。そのため、子どもが答えやすい質問から学びを深めていくことの大切さを学ぶことができました。また、教師が話したり説明したりするだけでなく、「○○さんのように…」などと子どもを授業での対話に参加させることができるような声をかけており、声の掛け方を工夫することの大切さを学ぶことができました。

 このように、私も学級経営や発問を大切にすると同時に、子ども同士を繋ぎ、子どもの学びを広げることができるような声を掛け、子どもたちが自由に意見を言うことができる雰囲気や学びやすいと感じる環境をつくることができる教師になりたいと思います。そのために心理的安全性を高め、子どもが仲間に伝えられる機会をつくり、常に子どもたちが疑問に思う言葉など、子どもたちの目線に立って物事を考えていきたいと思います。

 このような貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2024年2月29日仕事日記

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 新大阪でのホテル泊の朝。仕事日記書き。野口芳宏先生記念誌投稿原稿書き。10時少し前まで頑張る。チェックアウトして新大阪駅内フードコートでパンと珈琲で朝食。原稿書きの続き。

 12時8分新大阪乗車。伊丹駅下車。迎えの車で伊丹市立天王寺川中学校へ着。車中で、研究主任から学校の現状と私への願いを改めて聞き、授業参観の視点と講演内容を構想する。

 校長先生としばし懇談。先日の春日井市立藤山台中学校校内授業研究会には、この学校からは5名が参加。皆さん、かなりのインパクトを受けられたようで、その話が中心。指導助言者として、どう関わったかを伝える。

 5限、6限で、7つの授業参観。例によって動画を撮りながら、助言内容を考えながら観察。2学期から「品格教育」を導入されたことを意識しながら、子どもたちや教師の様子を見る。これまでにない助言内容が浮かぶ。

 授業後はすぐに多目的室へ移動して動画整理。全体で共有したい授業場面を取り出し、タイトル付け。45分間でなんとか終了。

 16時から45分間、「自ら進んで学び合い、認め合う生徒の育成 協働的・探究的な学びある授業づくりのために」と題して30分間ほど講演。特に「心理的安全性の重要性」について熱く語る。学級においても職員室においても同様で、お互いの困りごとが気兼ねなく交流できることこそ、学校力を高めると伝える。その後、撮影動画を見せながら、授業ごとに皆さんで共有したい授業技術や展開について助言。

 質問を受ける時間がなかったので、「しばらく校長室にいますので質問がある方は来てください」と投げかけて移動。校長室には8名の先生方が来室。ビックリ。「来させられているのではありませんか?」と問いかけて、質問タイム開始。それぞれの質問はなるほど!というものばかり。できる限り、丁寧に具体的に答えているうちに、18時過ぎに。

 伊丹駅まで送っていただき、新大阪から新幹線で名古屋へ。エスカにある若鯱家でカレーうどん。地下鉄・名鉄で小牧駅まで。雨の中、地元駅から自宅まで歩くのはしんどいと思い、タクシー利用で帰宅。

 大学から緊急提出書類指示があり、さっそく作業。これで通ることを祈りながら(笑)送信。

 研究室HP記事は味岡小学校訪問シリーズ。第4弾は池田さん。学び合いの形態について新鮮だったようだ。やはり目の当たりにすることが大切。

2月7日小牧市立味岡小学校での学び(池田)

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 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は先日の味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 まず、公開授業が行われる学級に入った時、私はあることにとても驚きました。それは、机の配置です。味岡小では机の配置をコの字型にして、児童が学級全員の顔を見ることができるよう工夫していました。

 私が小学生の時は、このようなコの字型の机の配置はあまりメジャーではなく、全員が前を向いて座り、グループ活動の時のみ机をつなげる方法が一般的でした。コの字型の机配置は、児童がお互いの顔をいつでもみることができるため、全員が発表者の方を向いて話を聞くことができることや交流がしやすいという良さがあります。

 私は岐阜県出身で、これまで岐阜の授業スタイルしか見たことがありませんでした。しかし今回初めて愛知の授業を観させてもらい、授業スタイルの違いを実感しました。

 さて、ここからは授業を観て学んだことを大きく分けて2つ書こうと思います。
 
 一つ目は、子どもの声から発問を作るということです。まず児童の身近なものを例に挙げ、学習内容に興味関心を持たせ、いくつか発問をします。そのなかで子どものつぶやきを取り上げ、本時の課題へとつなげていきます。先生方はこのつなげ方がとても上手く、児童が学習に意欲的に取り組むためにはこのことが大きく関係していると感じました。学習課題を掴む段階で学びたい、知りたいと感じ、意欲的に学習に取り組んでもらえるよう、児童のつぶやきや発言から発問をつくっていきたいです。

 二つ目は振り返りの共有化をすることです。私が観させていただいた授業では、授業の最後に個人の振り返りをタブレットに入力し、それをみんなで共有する時間がありました。その時に、あるグループで「そのこと書いてなかった!」や「〇〇さん上手くまとめられているね!」などと、他の児童が発表した振り返りを聞いて、自分の振り返りを見つめ直す姿がありました。私は、これこそ「振り返りの共有化」をすることの良さだと思いました。振り返りを自分のなかだけで終わらせるのではなく、仲間と共有することでお互い良い気づきができるということを学びました。

 今回は教育実践観察以来の学校訪問で、久しぶりでしたが、実際の学校現場で先生方の授業を観させてもらい、大変勉強になりました。このような貴重な機会をくださりありがとうございました!(池田)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。

2024年2月28日仕事日記

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 6時に目覚まし時計で起床。仕事日記書き。

 7時40分地元駅乗車、新大阪からJR俊徳道へ。10時15分到着。迎えの車で東大阪市立布施小学校へ到着。さっそく3限、4限の授業を見せてもらう。小中一貫を意識して学力向上を目指しているブロック(学区)で、その視点から参観。気づきを布施小・中校長に伝える。

 布施中学校へ移動。お弁当をいただき、午後の日程を確認。5限の授業参観。テスト前の時間なので自主自律精神を発揮させて学ぶ時間を保障している授業がほとんど。

 校長室では堺市から訪問された先生方に説明する自主・自律グループリーダーの中西先生の語りを聞きながら動画整理。全員担任制、単元テスト制への質問を聞きながら、そのような変革に至った経緯を聞くことができて、大いに参考になる。

 15時から、東大阪市立布施中学校、布施小、荒川小の先生方が集まっての合同ブロック会議や研修に参加。

 一貫COの小中一貫教育年間総括報告は、データをもとにして一貫教育が進んでいる事項と今後目指したい事項が明確に示される。

 研修は次の流れ。他地区で大いに参考になると思われるので紹介。

1 中学生より布施中学校の教育について報告
2 中学校区の現状報告 
  東大阪市教育委員会から石原先生、自主自律のリーダーの中西先生
3 講演「NEXT GIGAへ向けて」
4 グループ交流と総括
5 校長挨拶


 講演「NEXT GIGA」では、小学校・中学校で撮影した動画を入れ込んでの提言。グループ交流の総括では、どのグループからも「振り返りの懸念や疑問」が出されていたので、急遽プレゼンを作って10分ほど話す。

 校長室で三人の校長や教育委員会の皆さんと美味しいケーキを食べながら懇談。その後、懇親会会場へ移動。アワビたっぷりの韓国鍋などを楽しい話ととともに堪能。あっという間に時間が過ぎる。

 長瀬駅から新大阪駅まで来て、予約済のホテルにチェックイン。大浴場があるホテルで、湯船でゆったりして体を癒す。25時過ぎ就寝。

 研究室HP記事は、小牧市立味岡小学校訪問シリーズ。第3弾は岡田君。全方位にわたっての気づき記事
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2月7日小牧市立味岡小学校の授業参観で学んだこと(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。先日、小牧市立味岡小学校の授業を参観させていただきました。

 まず、すべての授業を見せて頂いて感じたのはほとんどの授業で子どもたちが「分からない」ことをグループ活動などで発言できていたことです。これは子どもたちの中で「分からない」ことを聞いても周りがサポートしてくれるという安心感や、信頼性ができているからだと思います。どのクラスも心理的安全性が高いと感じました。

 また、どの授業でもある子どもが発表している時にその発表者の方に自然と体が向いていました。このことからもどのクラスも安心感のあるクラスになっており、子ども同士の信頼関係が築けていると感じました。

 算数の授業では前の課題と関連付けて考えさせることがとても大切であると学びました。小牧市立味岡小学校の算数の授業では、前回の授業の振り返りを導入の部分で取り上げていたり、前回学んだことを授業の中で取り上げていたりしていて、授業での課題で子どもたちが考えやすくなっていたり、「前やったことが使えるんじゃないか」と前とつなげることにより子どもたちも興味を持ちながら課題に取り組むことができていました。このことから、算数の授業では前やったことと繋げていくことの大切さを学びました。

 さらに、小学校低学年の授業では、ルールを徹底させていたり、授業に必要のないものはあらかじめしまっていたり、指示を細かくしていたり様々な工夫がされていると感じました。授業に必要のないものがあったら、遊んでしまったり、指示を細かくすることで子どもたちが指示を理解しやすくなり、他のことをする子どもが居なくなったり、ルールを決めて、徹底させることで、ある程度緊張感のある授業づくりになっていくことを学びました。

 加えて、どんな子どものつぶやきでも聞き逃さず、授業内で取り上げていました。このことにより、子どもたちは自分の発言もちゃんと聞いてくれると安心感が出てきたり、子どもたちの興味関心を持たせつつ授業をすることができていました。私も子どもたちのつぶやきを聞き逃すことなく取り上げ、子どもたちが興味関心を持ちつつ、安心感のある授業づくりをしていきたいと思います。

 今回の小牧市立味岡小学校での授業参観でたくさんのことを学ばせていただきました。今回学んだことをこれからに生かしていきたいと思います。味岡小学校の皆様、大変貴重な学びの機会をありがとうございました。(岡田)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。
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