2023年12月20日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て、コンビニ経由、研究室着8時前。教職実践演習準備。書籍返却に来研した新谷さんの迷いを聞く。

 1限教職実践演習。テーマは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。以下はある学生の授業感想。

 とても面白かったです!!たくさん4択が提示されていて、話し合いながら、いろんな考えを近所の人と共有し合えました!!選択させて意思表示をさせるというのは、とてもいい方法だなぁと改めて感じました!!

 実を言うと、〇〇専修は、意見をしっかりと言うことはできる人が多いですが、全体の話し合いがあんなに活発になることは本当に珍しいです。

 みんなの意外な一面を見たような気もしました。〇さんがやった場面指導についても、階段を降りながら語ったりしました。使い方が合ってなるかわかりませんが、とても後味のいい授業だったように思います!!


 2限8期生ゼミは、赤入れした卒論の個人指導。年明け1月10日までに検討・修正をして提出するように指示。大仕事完了。

 12時30分から13時までオンライン教職専修会議。ようやく来年度の授業日程がわかってきた。

 今日も研究室は書籍返却と貸出しで賑やか。8期生伊藤君、澤本君、芝田君、安藤さん、新谷さん、前野さん、寺尾さん、9期生榊原君、古川君、久保君、長谷川さん、由原さん、荒木さん、10期生河上君、岡田君来研。

 14時から教授会。実習委員長として教育実習の報告。教授会終了後、審査教授会。外はすでに真っ暗。

 研究室に戻り、学生指導費報告書作成提出。「教育課程論」の振り返りチェック。明日の「教育課程論」準備。大学を18時30分ごろに出る。

 帰宅。夕食は美味しいしゃぶしゃぶ。贈っていただいた方に深謝。明日の岐阜県教育委員会依頼の講演内容を再チェック。新ネタのオンパレードで、数日前からそわそわしている状況。どのような反応をしていただけるのかが楽しみであり不安。今日も届くいくつかの依頼に返信。来年度の自分の授業日程がようやく見えてきたので、確認しながらの作業。

 研究室HP記事は古川君の合宿二日目の記事。やってみると気づくことが多いことが良いこと

12月17日ゼミ合宿2日目の学び(古川)

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 こんにちは、9期生の古川です!今回は12月18日に行われた、ゼミ合宿2日目での学びを記事にしていきます。

 2日目は酒井先生、斎藤先生そして8期生の先輩方のご協力のもと、面接練習を行いました。

 初めての面接は緊張感もありながら自分の中では楽しむことが出来ました。どんな状況でも話すことって楽しいと感じました。

 先輩方からいただいたアドバイスでは、褒めていただくことが多くすごく嬉しかったです。しかし、アドバイスから「端的にいう力」がまだまだであると実感しました。
 話す内容に関してもこのままでは教採には受からないような内容であったなと終わってみて感じています。もっと自分の中の教師像を固めながら、自分の言葉で情熱の伝わる話し方を身につけていきたいです。これから9期生の仲間と共に練習していきます。

 午後からは、卒業論文の「はじめに」を完成させました。改めて論文を書くのは難しいと感じさせられました。自分のテーマと「はじめに」の内容が書けたのは今までの玉置ゼミの学びの蓄積があったからだなと書いていて感じました。

 そして!そして!8期生の先輩方が差し入れをしていただいたお陰です。アイスはセンス◎です。ありがとうございました。

 この2日間を通して、1番にこのゼミに入って良かったなと思いました。先生・メンバーに恵まれ、自分が成長しているとこんなに実感できるゼミはないと勝手に思っています。みんなありがとう!!!そしてたくさんの方々に協力していただきました。ありがとうございました。(古川)

2023年12月19日仕事日記

 6時40分ごろ家を出て、研究室着は7時30分。珈琲とサンドイッチで朝食。さっそく卒業論文添削。必死!

 9時から第11・12回教育課程論。両講義とも藤原和博氏発案の「よのなか科」の追試。11回は「ハンバーガー屋の店長になろう」。12回は「いのち」(自殺抑制プログラム)。1限は講義室のあちこちに広がってグループ討議。2限はペアで自殺志願者と説得者になってのロールプレイ。藤原氏の発案の原点を確認しながら、実際に追試しての意見交流。

 12時15分ごろからゼミ生来研。8期生柴山君、9期生榊原君、荒木さん、安田さん、長谷川さん、小林さん、10期生石川さん、池田さん、松野さん。書籍返却と書籍借り。その間の四方山話も楽しい。

 再び卒論添削。必死の二乗(笑)。なんとか明日指導助言できる目途が立つ。頑張った俺!

 15時30分から16時30分までオンラインで「標準仕様とクラウドを活用した校務の改善への取組」を視聴。二つの自治体の実践報告あり。二つとも推進に大切なのは、校長のリーダーシップと明言。全国に伝えたいこと。

 10期生岡田君のバイト先で弁当購入して帰宅。さっそく食べて、原稿書き。連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の第43回。今回からウェルビーイングがテーマ。なんとか書き上げて編集部へ送信。

 研究室HP記事は、9期生合宿シリーズの開始。古川君による1日目の記録。重要点をしっかりまとめている。

 日本教育新聞2023年12月18・25日号「提言」に拙稿掲載。「子どもを育てる授業参観 話し合い傾聴し、すてきな言葉を褒めて」。
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12月16日ゼミ合宿1日目の学び(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。12月16日にゼミ合宿1日目を終えました。普段よりもゼミ生と共にする時間が長く、仲もより深まり、学びもある充実した時間でした!

 今回は、ゼミ合宿1日目での学びを2つに分けて記事にしていきたいと思います!

◯中川先生からの学び

 中川 行弘先生がゲストティーチャーとして、「授業転換に立ちはだかる壁(私たちの中にある壁)常識」という資料からゼミ生同士で疑問に思った点を話し合いました。様々な疑問、話し合いのテーマが挙がる中で特に印象深く、白熱したテーマは「朝の会、帰りの会はいるのか?」です。作業感が強いからやる必要はあるのかという疑問からそれぞれの立場で話し合いをしました。内容の良し悪しではなく、教育の現場には「思い込み業務」が多くあり、今回のテーマのように当たり前のものに対して疑問に思っていく姿勢の大切さを先生方から学ばさせていただきました。
 僕たちの話し合いを見守りながらも学びのあるアドバイスをたくさん中川先生には投げかけていただきました。今回の僕たちの話し合いの時間からも学び部分があったと話されていたのを聞き、自分も生涯学び続ける人間でいたいと感じました。
 

◯稲田先生からの学び

 稲田 康代先生には午後からゲストティーチャーとして、「小中学校の通常学級で気になる子へのアプローチ」についてたくさん質問させていただきました。お話の中で特に学級作りが大切であると改めて感じさせられました。
 障害がある子や不登校の子などは特に教師との繋がりが大切であり、「助けてくれる存在」であると思わせることが重要である。そう思わせるためには、土台が大切であり、当たり前にできていることに対しても発達段階を考えながら褒めることが関係性を深める上で重要になると学びました。
 稲田先生の話を聞いて、子どもに対して、教師は観察する力・想像する力が大切であり、連続的に続けていくことに意味があると感じさせられました。現場での経験から具体的で分かりやすくお話していただきありがとうございました。

 夜には玉置先生宅にお邪魔させていただきました。ナナちゃんに癒されたお陰で1日の疲れを忘れる時間でした。幸せな時間をありがとうございました。

 そして、ホテルでは9期生で熱く語り合うことができました。とても楽しい時間でした。また泊まりに行きましょう!ゼミ旅行行きましょう!

 最後になりましたが、中川先生・稲田先生にはお忙しい中、ゼミ合宿に参加していただきありがとうございました!!こんな素敵な合宿を提案していただいた玉置先生、ありがとうございます。(古川)

2023年12月18日仕事日記

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 5時30分ごろ目覚め。次から次へ投稿があるフレンドシップ3、4のチャット。担当として返信投稿。いつもの喫茶店へ行きモーニング。帰宅して仕事日記書き。

 9時からオンラインで、ジャパンライム株式会社から依頼の養護教諭向けオンラインセミナーの内容打ち合わせ。15分間ほどで終了。

 12月23日はオンラインで「NITS・南九州プラットフォーム(鹿児島大学・熊本大学)コラボ研修」で「ミドルリーダーシップ」について講義させていただく。その時のプレゼンを作成開始。かなり進めることができた。

 11時ごろ家を出て藤波駅へ向かう。12時過ぎにゼミ生荒木さんと落ち合い、いつもは訪問後に行う振り返りを先に(笑)して昼食。その後、愛西市立佐織中学校へ向かう。13時20分ごろ着。

 校長としばし懇談。本日の僕の役割確認。13時35分から1年生数学授業参観。図形分野の授業でのチャット活用。想像してきた活用以上のよさを発見。なるほど!こうしたチャットのよさがあるのだ!と感激。

 14時55分から研究協議。7グループで授業検討会。その後、僕の講演&指導助言。45分間。まずはこの学校が目指そうとしている教育の確かさを次期教育振興計画から伝え、テーマに掲げている「個別最適な学び」を生み出す際の重要点を提示。その上で、授業動画を見せながら、さらに高みに行くための授業展開について助言。自分が感じた図形分野におけるチャットのよさを整理して提示。その内容は、一斉授業では出てこないつぶやきが表出されていること、それに応えている子どもがいること、入力値がどうしても言葉足らずになるのでそこを言及することで、深い学びに向かっていくことができること、図の投稿によりその図を生み出すまでの思考過程を明らかにすることが自然であることなど多数。

 校長室で校長や授業者としばし懇談。授業観察から見えてきたことを再度伝えたことで自分自身の知見の整理できた。感謝。

 荒木さんは校長先生が音楽教師であったことから、自身の卒業論文のテーマについて質問。期せずして良い機会となったことも嬉しい。

 帰宅。さっそく動画整理。午前から作成を始めた12月23日オンラインでのプレゼン作成作業。完成して事務局へデータ送信。卒業論文添削で力尽きる。本日締め切りの原稿に着手できず。お詫びのメール発信。

 研究室HP記事は、12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の学び記録を前野さんが発信。ポイントをしっかりとらえ文章化している。

12月10日 自ら学習を調整する子どもを育むセミナーでの学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。12月10日に「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」にオンラインで参加させていただきました。今回のセミナーは「振り返り」に焦点を当てたセミナーで、講師の前田康裕先生や「心の天気」「学びの天気」の実践校の先生方のお話からたくさん学ぶことができました。

 今回のセミナーで学んだことの中から2点に絞って、記事にしていきたいと思います。

 1点目は、振り返りが個別最適な学びと協働的な学びの往還を実現するために重要になるということです。子どもがまずは1人で思考し、1人ではできないなと感じたときに自然に周りの人に聞くという流れができるのが理想的な個別最適な学びと協働的な学びの往還の形です。振り返りをすることで自分の学びを見つめ、それを共有することによって周りと繋がる一歩を踏み出しやすくすることができるなと感じました。

 「学びの天気」の実践例紹介で、算数で例題を解いた後に理解度を振り返って、雨・雷の子は晴れ・くもりの子に聞きにいくという例が紹介されていました。1人でまずは考えて、分からないところを解消するときに振り返りを活用することで、協働を促しやすくなるのかなと思いました。

 2点目は、振り返りを活用する上で周りを認める学級風土が大切だということです。振り返りを学級で共有したり、自分の心の状態を天気で表して複数の教師がそれを見られるようにしたりするということは、子どもにとって自分のモヤモヤしている部分もさらけ出すことになります。分からない、困っているというようなマイナスな部分を周りにさらけ出すには、周りの人は受け止めてくれるという安心感が必要だと思います。振り返りを上手く機能させるには、互いに認め合う学級の雰囲気が大切です。そのために、教師の価値づけや一人一人の子どもとつながりを絶やさないことが重要になると思うので、4月から意識したいと感じました。

 今回のセミナーでは、様々な先生方のお話から、振り返りに関して濃い学びを得ることができました。また、卒業論文で個別最適な学びについて研究をしてきたので、リンクする部分もあり、より自分の考えが深まりました!貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。(前野)
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2023年12月17日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。仕事日記を書いたり、依頼メールに返信をしているうちにあっという間に合宿集合時刻が近づいていた。出かける直前になって大切なことができていないことに気づいて慌てて動く。

 8時50分ごろ味岡市民センター到着。9時から皆さん到着。酒井先生、斎藤さん、8期生9名、9期生9名、僕との総勢21名。

 9時からの3時間は、酒井先生、斎藤さん、8期生にお任せ。僕は図書室で卒論添削に集中。

 9期生の支援をしていただいたお礼に、酒井先生、斎藤さん、8期生9名で、「角屋」に行き、菜めし田楽定食を食べながら懇談。8期生に改めて深謝。

 13時過ぎに味岡市民センターへ戻る。卒論添削と9期生卒論「はじめに」の指導助言。16時ごろ無事全員合格。途中で、8期生から31アイスクリームの差し入れあり。全員大感激!

 9期生が卒業論文発表会の打ち合わせをする風景を見ながら、大学人9年目の感慨にふける(笑)。二日間の合宿の記録は9期生がいずれ発信。お楽しみに。

 帰宅。ソファに横になったら、いつのまにか記憶なし。目が覚めて、学校訪問をして研究を深めることにしたゼミ生のために段取り開始。これまでお世話になった方々へ依頼。皆さんが快諾していただけ嬉しい夜。

 研究室HP記事は、11月4日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」の学び記事。古賀君、古川君、榊原君が発信。子どもから問いを引き出し、それをもとに進行する授業が新鮮だったらしい。いずれにしても良いまとめ。

11月4日「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学び(古賀、榊原、古川)

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 こんにちは、9期生の古賀です。先日行われた「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学びについて記事にしていきたいと思います。

 今回は、「戦争を取材する」という題材で玉置先生が道徳の模擬授業をされました。問いをつくる道徳で、子どもの発言から問いをつくり、みんなで考えていく授業展開で進められた。子の発言を受け止め、深化発問へと繋げる技術は簡単に真似することはできないが、私の授業に取り入れて挑戦していきたいと思った。また、自分の考えを書かせることの重要性は、この授業と実習で改めて実感したので、道徳の授業をするときには必ず行うようにしたい。

 模擬授業後の山田先生と龍崎先生の解説や質疑応答では、軸を持って授業をつくり展開していくこと。そこに制限をかけないで広げていくこと。教科書では書かれていない元の文章や著者の言葉を使って、さらに考えていくこと。他にもたくさんの学びと授業づくりにおけるヒント・面白さを知り、中学校実習での授業に向けてさらに考えていきたいと気が引き締まりました。

 玉置先生、山田先生、龍崎先生、そして関係者の方々、貴重な学びの機会をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学びを記事にしていきたいと思います。

 今回のセミナーでは、玉置先生が実際に、(真実を追い求める)「戦争を取材する」を題材に道徳の授業をしていただきました。

 子ども(生徒役)の言葉から「問い」を考え、自分たちで考えながら学び深めていく授業でした。自分にはこんな授業はまだまだできる気がしませんが自分なりにポイントとしてまとめると、まず子どもたちのどんな発言を肯定的に受けているところが挙げられます。肯定的に受けてもらえることで発言をしやすい雰囲気になっていました。次に発言を繋げる言葉・切り返しの言葉が本当に多く、抽象的であった意見が具体化され、全体に共有されることで参加者全員が参加している授業になっていた。そしていつの間にか、この言葉を言ったら大成功という着地点に到着している玉置先生の授業は本当に凄いと改めて感じさせられました。

 玉置先生の授業に参加することができ、とても勉強になりました。また、山田先生、龍崎先生、そしていのちのセミナー関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。(古川)


 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は「いのちの授業を体験的に学ぶ」でのことを記事にします。

 今回は中学道徳の「戦争を取材する」を題材として玉置先生の模擬授業や山田先生、龍崎先生の解説がありました。この題材は戦争について生涯をかけて取材した方の取材中に感じたことが文章にあり、戦争の悲惨さやいのちの大切さがわかるものでした。この2つの他にもう1つ、「人の生き方」について学ぶことができると先生は授業で伝えていました。

 様々な経験をしていく中で、自分の「生きがい」をみつけ、それに人生を費やしていくことの喜びを知り、人生をより良いものにしていく。こういった方向から命の尊さを見る発想は今までの自分にはなかったものでした。なので、今回の授業をとても楽しく、ワクワクしながら受けていました。

 戦争や貧困を題材とした命の尊さを学ぶ道徳の授業は、どうしても自分事に思えないというか、今の自分にはあまり結びつかないイメージがありました。しかし、人生をより良くしていくことは誰にも関連し、他人事にはできないことなので、自分には他のものより響いたのだと思います。

 こういった「自分事にさせる」道徳をすることは授業を作っていく中での目標であり、面白い授業をする上で絶対に必要なものであると思っています。今回受けた授業は自分にとってとても貴重な学びになりました。玉置先生、山田先生、龍崎先生、関係者の方々、本当にありがとうございました。(榊原)

2023年12月16日仕事日記

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 昨日から始めたフレンドシップGoogleチャットへの書き込みに返信。良いエピソードを読み合う中で、自身の感性を磨いてほしい。きっとそうなるに違いないと予感あり。福地先生もしっかり書き込んでいただけたことに感謝。

 12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育む」セミナーの動画チェック。一か所訂正願いをして、まずは自分の担当終了。

 今日は9期生ゼミ合宿1日目。1期生から始めた合宿なので9回目。早いもので大学人9年目。

 いつもの喫茶店経由で、8時30分ごろ小牧勤労センターへ。8時45分から17時30分まで、昼食休憩1時間30分を入れて9期生が頑張る。

 合宿1日目はゲストを迎えての午前・午後。午前は中川行弘先生、午後は安達康代先生。いずれもゼミ生がいただいた資料をもとに質問をして進める90分間。とても濃厚な時が過ぎる。詳しくはゼミ生の記事をお待ちください。

 僕はゼミ生一人ずつと面談。その内容は、進路変更はないか、大学生活全般はうまくいっているか、卒業論文テーマをどうするかの3点。以後は随時、卒論相談を受けながら、8期生卒論に必死に赤入れ。ようやく1人完了(泣)。

 夕食はみんなでラーメン屋へ。こうした時間だからこそ聞ける話が楽しい。

 合宿恒例のオプショナルツアーで、自宅へゼミ生を招く。30分ほど家内も入っての四方山話。1日目無事終了。ゼミ生はこのあと、どこかで宿泊するらしい。

 20時30分から21時まで、オンライン「生成AIパイロット校の軌跡 〜学校への導入と校務での活用事例〜」を視聴。現時点でここまで実践している学校は確かに珍しい。

 1日目の疲れを全身で感じて、いつの間にか記憶なし。研究室HPには、ゲストとゼミ生との写真掲載

2023年12月15日仕事日記

 雨の朝、いつもの喫茶店へ出かけモーニング。帰宅。フレンドシップ3、4のGoogleチャット立ち上げのためユニパ掲示板で連絡。チャット設定。ようやく開始。

 9時に東濃信用金庫へ。いくつかの振り込みと入金。コンビニで支払。父親の病院から電話あり。ドキドキして出る。状況報告でほっとする。

 10時からオンライン「授業と学び研究所会議」。「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の振り返り。早々に作っていただいた神戸フェローによるセミナー動画視聴。スクールライフノートの新機能確認。とても良い方向に改良されている。授業と学び研究所で今後作成していく動画コンテンツの方針話し合い。2時間ほどで終了。

 中学校教育実習事後指導レポートで驚く情報あり。さっそく関係者で共有。

 14時30分予約の眼科。いわば定期検査。異常なし。次回は2か月後。買い物をして帰宅。フレンドシップ3チャットの書き込みあり。良いスタート。

 明日の9期生合宿確認メッセージ。ゼミ長が決まった10期生へのメッセージ。

 14日の教育課程論振り返りチェック。かなり時間がかかる作業。

 研究室HP記事は、中学校教育実習を終えての振り返り。最終回は榊原君が発信。記事タイトルを「生徒の関係作りに悩む」とした。だれもが経験する中学校教育現場での話。

中学校教育実習での学び(榊原)

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 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は、1ヶ月間の中学校実習で学んだ生徒と授業の2つについて記事を書いていきます。

○生徒
 中学校の生徒は小学生と違って、あまり寄ってこなかったり話しかけに来たりしない。なので、自分から積極的に関わっていかないとなかなか話すことが出来ず、打ち解けるまでに時間がかかった。授業中の机間指導に話しかけることか簡単だが、休み時間は難しく、遊びに混ぜてもらいにいくことで段々と関係を築いていった。特に、連絡帳兼生徒との交換日記である「やりとり帳」を書かせていただいたことで、1対1でのコミュニケーションを取る事ができたほか、話のネタにもできたので、話しかけるきっかけにもなった。

 悩んだことが、「生徒との上手い付き合い方」であり、どこまで「生徒と同じノリ」をするかである。先生と生徒との関係に線引きをするためにとても大事なことであると思うが、これをどこまで生徒に合わせるかの塩梅がとても難しい。

 生徒と同じノリをしなさすぎると、話しかけづらい・関わりにくいと思われてしまい、距離を置かれてしまう他、授業を行う際に進行や生徒からの反応が減るといった悪い方向に向いてしまう可能性がある。また、しすぎると、先生と生徒の関係があやふやになってしまう。「先生」としてではなく、「友達」のような存在として見られてしまう可能性があり、これも授業に悪影響があると考えられる。

 この付き合い方を良くするために、「言って良いことと良くないことの線引きをしっかりする」「授業とそれ以外で切り替えをつける」ことを行った。これをすることで、生徒は私のことを先生として接してくれるようになったと思う。この他にも良い関係性を作っていく上で「面白い授業をすること」が良い方法だと思うが、これがなかなかに上手くいかず、難しかった。
 
○授業
 今回の実習で社会の歴史の授業を8回と道徳の授業を1回、計9回授業の授業を行った。実際に行ってみて、授業中に「つまらない」の態度が露骨に出るということを知った。逆にとても活発に活動している生徒の姿を見ることが出来た時はとても嬉しくなった。

 教科書を開かない、私語が止まらない、横向いて座っている、別の方向を向いているなど、生徒が「つまらない」と思っているときはよく分かるし、それを見て不安になる。そこからより焦って授業の進行がもっと悪い方向へ向かっていき、つまらなそうにする生徒はどんどん多くなっていく。そういった生徒の態度を直すことはとても難しいことがよく分かった。

 その子も、他の子も皆が食いつくような授業を作ることが1番良いのだが、これもなかなか難しく、簡単にはできなかった。もっと活動や考える時間を多く、説明を少なくしていく方向で授業を構成していくと良いと考えたが、それをするには教材研究がとても重要であり、説明に関してどこまで深くすればよいかの塩梅に注意が必要だった。社会は特に資料の活用が必要になってくるので、どんな資料を使ってどんなことを学習して欲しいかをしっかりと準備しなければ、授業は失敗してしまうと学んだ。

 最後の社会の授業ではグループでの活動を主として進行していった。生徒たちは活発に話し合い、他のグループも巻き込んで時間いっぱいまで考えていたし、やりとり帳にも「楽しかった」と書かれていた。社会の授業としては学びが深まったからは少し怪しいが、とても嬉しかったし成功だと思う。

○その他
 この1ヶ月間で、中学校で働くことのやりがいを知ることができた。授業づくりなど大変なこともあったが、授業が「よかったよ。」と生徒から言われたときの達成感はとても大きかった。将来を小学教師1本で頑張ろうとしていた考えが揺らぐくらいにいい経験になった。1ヶ月間お世話になった先生方、関わってくれた生徒のみんな、とても充実した1ヶ月間でした。本当にありがとうございました。(榊原)

2023年12月14日仕事日記

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 6時ごろアレクサで目覚め。身支度をして大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。1・2限教育課程論準備。ユニパで「ステップ設定」をしようと格闘。ユニパ提供会社のサイトに相談を書き込もうとしても、どういうわけか発信できず。教務課へ行きユニパ相談。調べてもらったところ、僕がやりたいことがユニパではできないとのこと。方針を切り替えることに決める。

 1・2限教育課程論。両授業とも藤原和博さんの「よのなか科」実践をもとにして、教育課程編成も踏まえて展開。1限は「ハンバーガー屋の店長になろう」の追実践。グループ討議で大盛り上がり。思考過程の再現ではさすが大学生!といってよい意見交流。2限は「いのちの授業」をもとにした追実践。前提とするデータとして「小・中・高のコロナ禍以後の自殺データ」を提示。それを踏まえての自殺しようとする仲間をとどまらせるためのロールプレイ。最後は藤原さんの主張を視聴。

 すぐに大学を出て、岡崎市立矢作西小学校へ向かう。学校付近に来て、1時間20分ほどの余裕が生まれたので、喫茶店で昼食。14時に閉まるので、学校付近の空き地に車を停めて、「教育課程論」の振り返りチェック。

 14時40分ごろ学校に入る。機器の準備後、校長先生としばし懇談。15時15分から16時25分、依頼を受けて岡崎市教育委員会が提唱している「チーム学習」をもとに、「学び合い」の理念と実際を動画も入れながら伝える。時折、質問をして考えを深めていただく。
演題は「チーム学習の本質とその実際」。熱心に聞いていただける先生方に支えられてお伝えしたいことはしっかり語ったつもり。

 学校を出て、東名高速道路を活用して、1時間20分ほどかかって帰宅。途中、2回も事故直後の横を通る。体が震える。

 18日訪問の愛西市立佐織中学校でのプレゼンづくり。学校HPで経営方針等を確認してプレゼンに加える。完成したのでデータ送信。

 研究室HP記事は、古川君の中学校教育実習振り返り。なかなか良い三つの視点を示して振り返っている。ぜひご一読ください。

 

中学校教育実習での学び(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。10月23日から11月17日までの4週間、中学校実習に行ってきました。振り返ってみればあっという間で学びが多く充実した日々を過ごすことができました。

 今日は、実習での学びを3つに分けて記事にしていきたいと思います!

◯活動あって学びある学習
 授業の本質は学力形成です。今回の中学校教育実習では、ロイロノートを使った活動を多く取り組みました。ロイロノートを使っていて、見た目だけのそれっぽい授業にするのではなく、授業をする上でのツールであって目的になってはいけないことを念頭に置く必要があると考えます。ロイロノートだけではなく、学習活動としてディベートをするという行為もただやって終わるのではなく、いかに生徒に考えさせるのか、学力形成に繋げられるのかがポイントであると感じました。これから授業をする際も学びのある学習をし続けていきたいです。

◯発問の精選
 良い授業をしていくためには、発問の精選が重要になると考えます。いかに一回の発問で生徒にスッと理解させられるのか考える必要があります。こう言ったら、こう考えるだろう、端的で分かりやすい発問をしていくためには、生徒実態の把握が重要になってきます。自分がこれから教師となり、授業をしていく事になったら必ず意識していきたいです。

◯生徒に対して価値付けをする
 4週間という短い期間でしたが「価値付け」することの重要性に気付かされました。ただ褒めるのではなく、具体的に誰のどんな姿がなんで価値があるのかまで伝えることが大切です。伝える方法も様々あると感じました。ありがたい事に生徒と関わる機会を多く作っていただいたお陰で朝の会、帰りの会など全体に伝えるようにしたり、生活ノートで文章や個人との会話でも生徒に対して価値付ける方法があると気付かされました。そうする事で教師と生徒との信頼関係の構築に繋がってきます。

 教師は子どもと関わり、成長を感じることができるやりがいのある職業であると改めて感じさせられました。子どもの成長だけでなく、自分も子どもから新しい発見を得ることができ、成長することができました。

 この実習を通して、「絶対に先生になる」と強く思わされました。大学だけでは、絶対に得ることができない経験をすることができ、充実した時間となりました。記事には書き切れませんでしたが4週間、毎日設定していた目標があったから成長を感じることができたのかも知れません。これからも学び続ける存在でいたいです。

2023年12月13日仕事日記

 6時ごろ目覚め。今朝は551豚マンが朝食。7時ごろ家を出る。45分で研究室着。火曜日の「教育課程論」の振り返りチェック。

 10期生岡田君、石川さん来研。四方山話や教育書貸し出し。

 2限8期生ゼミ。本日が卒業論文一次提出。9名全員提出完了。これから1週間かかって、しっかり添削。頑張れ!俺。赤坂先生本から学ぶ最終回。村松さん、島田君の提案をもとに協議。

 12時30分ごろから、10期生河上君、尾崎君、森山さん来研。四方山話と教育書貸し出し。玉置研究室書籍貸出返却チャットが賑やかになってきた。よし!

 13時30分から30分間ほどで実習委員会開催。いつものように報告事項を受けて承認をいただく進行。

 業績プロの作成で、不備があるとの指摘があり格闘。やったはずだと思っていたが、最後の「確定」ボタンを押してなかった模様(泣)。続いて研究費支出書類に追加作成。変更が分かっていなかったことからの指摘💦出力する方法が分からず時間がかかる。ようやく方法が判明(泣)。庶務課へ提出。

 16時ごろに10期生齋木さん来研。四方山話と教育書貸し出し。

 16時30分から第7回教育学部クリスタルプラン委員会に参加。2時間ほどの審議。「子ども理解活動」の本質について再度確認して、諸事情をわかりつつ、ソフトランディングを提案。

 帰宅。フレンドシップ履修者と新たな取組をしようとユニパの設定を試みる。何度やってもうまくいかず(泣)。

 返信しなければならないメール多数。その処理に必死。ここのところ追い込まれていること多数。

 研究室HP記事は9期生荒木さんの中学校教育実習を終えての振り返り。とても充実した実習を終えたことがよくわかる記事。荒木さんの姿勢も立派!

中学校教育実習での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。10/28~11/24に中学校教育実習があり、元気いっぱいの中学3年生のクラスで、充実した4週間を過ごしてきました。最終日には私の誕生日を沢山の生徒たちが祝ってくれ、幸せな最高の21歳のスタートを切ることができました!

 今回は沢山の学びがあった中で、特に印象に残った3つのことについてまとめたいと思います。

[実習での学び]
1.生徒との関わり
 中学校教育実習が始まり、1日目、教室に入って最初に戸惑ったことは生徒との距離のとり方です。中学生は、小学生とは違って子供たちから私の方に寄ってくることはなく、中学生には中学生だけの世界があるように感じ戸惑いました。

 実習を終えて感じたことは、生徒との関係を築く上で、生徒を一人の人間として正直に接することが大切だということです。

 生徒との関わりでの迷いや悩みは、普段の生活の人間関係を築いていく時と同じで、直接生徒との関わることでしか解決できないと分かりました。最初は生徒との関わりで悩んだことを調べたり担当の先生に聞いたりしていましたが、途中からはそれだけでなく生徒たち本人に聞いて解決するようにしました。それからは生徒との信頼関係もできて迷いなく関わることができ、生徒たちとの関わりを心から楽しめました。生徒と、生徒と教師の関わりについてだけでなく、教員という存在 や授業 について生徒と話した経験は、とても貴重ものでした。生徒と関わる時間がほとんどな仕事なので、しっかりとコミュニュケーションをとることで生徒の考えを理解し、反映させながら行うことが大切だと感じました。

2.生徒を授業に引き込む力
 音楽科担当の先生の授業を観察する機会を沢山頂いて感じたことは、生徒を授業に引き込む力の大切さです。音楽が得意な子、苦手な子関わらず前のめりな姿勢で授業に参加していることが印象的でした。

 新しい音楽知識を習う時には「なんでだろう?」「○○ってわかる?」「みんなならどうする?」というような問いを沢山投げかけたり、クイズや実際にリズムをたたくなどする参加型の授業にしたりすることで、生徒たちの知的好奇心が高めていました。

 また、生徒たちと話していると、「音楽知識を普段の日常で聞く音楽と関連させた説明や作詞者作曲者のちょっとしたエピソードは楽しい」「表現の工夫の授業は友達との意見交流があると楽しいし安心して発表できる」「音楽的なことを考えることは苦手だけど表現する時間は楽しい」など様々な意見があり、今後の授業づくりの参考にしていきたいと思いました。

3.教師像について
 中学校実習中には、2人の若手の先生とお話する機会を作っていただきました。そこで思ったことは、生徒から見てかっこいい先生、ついていきたいと思える先生になりたいということです。

 2人の先生方は自分をしっかりもっていて、自分の軸があり、今まで色々な経験をしてきた先生でした。自分のことを大切にできるお2人はとてもキラキラして見え、人として尊敬できる、ついていきたいと思える方でした。他人だけでなく自分のことも大切にし、やりたいことは迷わずやり切り、胸を張って自分を語れる人になりたいと感じました。

[まとめ]
 今回の実習を通してまた、教職への思いが強くなりました。生徒の全力で学校生活を楽しむ姿や、一生懸命に授業に参加してくれた姿、最終日に生徒たちが色紙を通してくれた言葉から、教員という職業の素晴らしさを、また大きく感じました。
 
 2ヶ月の実習が終わり、学生生活もあと1年ちょっととなりました。実習を通して、教師になりたいという思いはまた強くなりましたが、課題も沢山見つかりました。実習での経験や感謝の気持ちを忘れずに残りの学生生活を後悔なく過ごし、自信を持って教壇に立てるようにしたいと思います。(荒木)

2023年12月12日仕事日記

 6時にアレクサに起こされる。6時30分に家を出て大学へ向かう。途中のコンビニでパンを購入。研究室でパンと珈琲朝食。

 先週の「教育課程論」の振り返り読み。抜き出し。そしてチェック。8時50分終了。1限・2限の講義室へ向かう。

 第8回・9回教育課程論。第8回は「令和の日本型学校教育」、第9回は「GIGAスクール構想」をテーマに、動画や写真から発問を生み出しての授業展開。いわゆる玉置スタイル。今日も学生の状況を見ながら、新発問連発(笑)。深く考える授業になったと自負。

 終了後、名古屋市立吉根中学校へ向かう。学校付近に来て時間の余裕があったので、昼食。久しぶりの回転寿司。美味しい。

 13時15分ごろ学校着。校長と名古屋市教育委員会新しい学校づくり推進室主任指導主事と懇談。「学びのコンパス」の話から生成AIの話へ。

 13時50分から14時35分まで1年生数学授業参観。すべての子どもが学習内容をわかってほしいという授業者の気持ちがよく伝わってくる授業。子どもたちも積極的に動いて教え合っている授業。

 数学科の皆さんと授業検討。ある教師から本質を突いた厳しめの感想が出たために安心して(笑)、僕も話す。授業者の思いを大いに賞賛しながら、数学授業で外してはいけないことをしっかり伝える。ミニ模擬授業もしての助言。授業者の変容を祈る。なお、校長には後輩であることもあって、学校全体の授業力を高めるためのアドバイス、励ましをする。
 
 嬉しいのは、この学校に僕が小牧市立桃陵中学校勤務時代の教え子が勤めていること。あのころは教務主任だったので、数学授業を担当したのみの付き合いだったが、教え子曰く「同窓会幹事会で話題になるのは玉置先生の数学授業です。先生の数学授業はあのころからコンピュータを活用して、子どもたちに考えさせて話し合わせる授業でした。まさに今求められている授業でした」とのこと。このような話を聞いて元気が出ないわけはない(笑)。とっても嬉しい気持ちで学校を出る。

 父親の病院に寄る。すぐに眠ってしまう状況で、少しだけ会話をして帰宅。

 今日の動画整理。福地先生、山田先生に情報提供。何日か前から作成していた「12月21日岐阜県教育委員会年末勉強会 授業・学級や学校の見方、指導・講評の仕方〜学校を指導する皆さんに向けた具体的実践例〜」のプレゼンの仕上げに入る。ようやくできて配付資料として送信。
 
 研究室HP記事は、中学校教育実習の振り返り。久保君が発信。とっても良い環境で実習ができたことがよくわかる。実習委員長として受け入れ校に深謝。

中学校教育実習を終えて(久保)

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 こんにちは!9期生の久保朋輝です。先日、中学校教育実習が終わりました。今回は、実習での学びを記事にしていきたいと思います。

 私の専門は社会科なので、自分の授業を実践した後に、担当の先生の授業を観察していると自分に足りないものが分かりました。それは「教材研究」です。

 担当の先生が行う社会科の授業は、まさしく「最先端の社会科の授業」でありました。導入で資料を掲示し、疑問をもたせ、その疑問を解決するためにタブレット端末を活用して、個人で追究する時間を取ります。その後、グループ交流をして考えを深めて全体で交流するという形式でした。つまり、全体で交流する時には子供たちが疑問解決に向けた情報を多く持っているため、教師である私もそれ以上に追究し、教材研究する必要がありました。

 私は授業をさせてもらう上で抜けている箇所がないように、教材研究をしましたが、全体交流の場で子供たちが意見を言ってくれるのは良かったですが、「発表会」のようになってしまい、「授業」になっていないと指導を頂きました。教材研究をするときに事実だけを把握しておくのではなく、その事実はなぜ起きたか、なぜその場所なのか、といったところまで教材研究をすることが大切であると学びました。つまり、「点」でなく「線」として事実を考えるということです。

 しかし「線」として教師だけが把握しては意味がありません。全体交流の場で、子供たちが「点」として理解していたら、それを「線」にさせるのも教師の役割でした。指導を頂いてからは、生徒の意見に対し「なぜそうなるのかな?」や「なぜその場所なのか?」といった突っ込みを入れて、考えを深めるようにしました。すると「発表会」だった授業が徐々にですが「授業」らしくなっていきました。とても勉強になりました。

 中学校教育実習は、うまくいかないことも多かったですが、とてもやりがいを感じました。つまずいてでも支えてくれた担当の先生には本当に感謝しています。またどんな時でも温かくしてくれた生徒らにも本当に感謝しています。今回で学んだことを生かせるように玉置ゼミや自分で磨きをかけていきたいと思います。(久保)
 

2023年12月11日仕事日記

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 今朝は、今後の講演プレゼンづくりから。あれもこれも伝えたいという気持ちを抑えながら(笑)の作成。

 10時ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。学校付近のコンビニで時間調整。

 11時15分ごろ学校着。校長、教務主任と今日の内容打ち合わせと今後の僕の役割について確認。

 11時45分から特別支援学級の授業参観。授業開始で今日の流れを伝え、各自の目標表明場面も設定。今日の課題への興味を持たせるための仕掛けを始め、子どもたちの実態に合わせて、またその子の捉え方に応じた投げかけや様々なメディア活用。二人の教師による理想的といっていいチームティーチング。子ども同士をつなぎ、関わらせる意図的な展開など、感心することばかり。

 給食をいただき、さっそく動画整理。13時10分から25分まで、授業者に指導助言。ここまで子どもが育っているので、さらなる高みを目指していただきたいと思いを伝える。

 13時35分から3年生国語授業参観。自分の考えをどう他者に伝えたらよいかをテーマにした第3時。教科書の例題(旅行に行くなら山がいいか、海がいいか)をもとに、自己選択をして、他者に納得してもらうための自分の考えをタブレットに書き込み、それをもとに交流する流れ。

 授業後、さっそく動画整理をしてプレゼン追記。15時5分から全体協議会。皆さんから出される意見を聞きながら、自分が伝えるべき事柄をより明確にする。

 15時30分から16時10分までの40分間の時間をいただいたので、前半10分間を授業への指導助言。後半30分は令和7年度の研究発表会に向けての研究の進め方などへの提案。

 国語授業については、ICTが適切な場面で活用されていること、さらに多様なアプリから子どもたちの実態に合わせたアプリが取り上げられている良さを確認した上で、国語授業として子どもの発する言葉に注目させるとさらに良いと助言。二人の子どもが言葉にこだわって話し合っている動画がうまく撮れ、説得力を増したと思う。

 今後の研究の方向性については、いくつかのヒントを提供することが役割と考え、「〜たい」というキーワードの価値とそのとらえ方、振り返りの重要性、文部科学省がICT活用で問題としていることなどを伝える。

 終了後、校長室で校長、教務、授業者としばし懇談。とりわけ今後の研究方針について、さらに助言。

 終了後、参加したEDUCOMの3人の方と喫茶店へ移動。しばし振り返り。ここだからこそ話せることをたくさん話す。

 帰宅。今日の動画整理。今日も届く来年度の依頼。深謝しながら調整に入る。中学校教育実習事後指導レポート未提出者から届くメールチェック。

 研究室HP記事では、石上さんが中学校教育実習での学びを発信。重要な事柄の記録多数。「教師が子どもに心を開く」とタイトル付け。

中学校教育実習での学び(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。先日、中学校実習が終わりました!そこで今回は中学校実習で特に印象的だった2つのことについて記事にしていきたいと思います。

 まず1つ目は学級経営です。私が担当したクラスの担任の先生は、子どもたち全員と毎日1回は会話を交わしたり、一人一人の良さを認めるだけでなくしっかりと伝えていたりと、子どもたちとの信頼関係をしっかりと築いていました。また、これは小学校実習でも感じましたが、教師が子どもたちと全力で向き合い、時には自分自身の失敗なども経験談として共有しながら、教師自身が子どもに心を開くことで、はじめて子どもとの信頼関係を築くことができるのかなと思いました。

 2つ目は授業の難しさです。私は2つのクラスで授業をしたのですが、それぞれつぶやきや挙手の量、既習事項の理解度にかなり違いがありました。そのため、同じ発問の仕方をしても反応が全く異なっていました。このことから、意図的指名や挙手した人を一気に当ててしまうなど指名の仕方を変えたり、班交流や全体交流の時間を学級によって変えるなど、生徒の実態に応じた進め方が必要であると感じました。

 今回の実習を通して、教師という仕事の楽しさだけでなく辛さや難しさなども感じることができました。しかし、それ以上に達成感ややりがいのある素晴らしい仕事だと感じました。今後も玉置先生のもとでたくさんのことを学び、自信を持って教壇に立てるよう努力したいと思います。(石上)

2023年12月10日仕事日記

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 朝起きてふと閃く。明日のみよし市立黒笹小学校でのプレゼンを追加して再送。 

 昨日は3人の庭師さんが来ていただき、剪定から草刈りまでしっかりやっていただき、庭が見違えるほどになった。それに刺激されて(笑)、裏庭の草刈りをやろうと思い、朝から取り組む。途中でしんどくなって終える。以前のような体力がなくなっていることが心配。大丈夫だろうか、俺(泣)。

 9時ごろ車で家を出る。小牧市民駅伝なので、マラソンルート近くは避け迂回してなごのキャンパスに向かう。9時40分ごろ着。

 10時から「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー 個別最適な学びを生む『振り返り』の重要性と活用」(主催 授業と学び研究所&未来を拓く学校づくり研究会)の準備開始。1時間ほどで会場づくり、ネット配信等の準備完了。

 11時から昼食。11時40分ごろから、本日の登壇者が順次到着。簡単な打ち合わせをしてレストランへ案内。

 13時ごろから対面参加の皆さんが到着。予定通り、13時30分からセミナー開始。

 13時30分から14時30分 前田康裕先生講演「自ら学習を調整する子どもを育むために」
 14時30分から15時   前田講演を受けてパネルディスカッション
 15時10分から16時10分 「心の天気」「学びの天気」実践者交流会(瀬戸市にじの丘学園、安城市立今池小学校)
 16時10分から16時25分 感想交流


 お陰様で、寄せられた声から判断すると大成功。セミナーを終えてみて内容を決めるときに悩んだことを思い出す。「振り返り」だけに焦点を当てて参加者はあるだろうか。もう少し幅広い内容の方がよいのではないかという迷い。結果としては、「振り返り」だけで3時間、濃密な時間を皆さんに提供できたと自負。というのも、前田先生、実践者の皆さんのおかげ。深謝。

 セミナー終了後、今後の開発会議。前田先生、フェロー、スクールライフノート開発チームで50分間。夢が湧く会議。

 18時から20時は、場所を変えて「前田先生を囲む会」。当然のことだが、ここでも密度の濃い時間。大満足。

 帰宅。朝の草刈り、セミナー運営でヘトヘト。レポート未提出の学生からいくつか届いているが、それもチェックできず。いつの間にか記憶なし。

 研究室HP記事は安田さんが中学校教育実習の振り返りを発信。本人の前向きな取組もあって充実の4週間だったとよくわかる記事。ご一読を。
 
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