2024年2月7日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。コンビニでパンを買ってきて朝食。仕事日記書き。愛犬散歩。

 9時5分ごろ家を出て、小牧市立味岡小学校へ車で向かう。9時10分には到着。ゼミ生9名はすでに集合。そのうち8名がなんと10期生。

 校長室でゼミ生に自己紹介の仕方伝授。自分の名前を言うときは、少し間を空けて、ゆっくり伝えること。こうしたことも伝えないと気づかないと思ってのこと。

 ゼミ生同席の場で、校長先生らに最近得た教育に関わる知見を伝える。ゼミ生にとっては講義でもゼミでも耳にしない事柄で、新鮮だったはず。

 2限は5年生5クラスの授業参観。3限は1年生算数科授業、4限は5年生社会科授業を参観。教室移動の時間で、各授業から学ぶべきポイントをゼミ生に伝える。

 給食をいただき、さっそく動画整理。5限は2年生算数科授業参観。講演会場に入って、動画整理とプレゼンづくり。先生方とゼミ生は3つの分科会で研究協議。

 15時35分から16時35分まで講演。まず撮影した授業動画を基に全体で共有したい事柄に絞って話す。学級全体で共有したい子どもの発言(キーワード)は板書して他の子どもが使えるようにするとよいこと、級友の思考追体験を意図的にさせるとよいこと、動画コンテンツの有効活用方法、ジャンプの課題具体例などを45分間ほどで伝える。そして「個別最適な学びと協働的な学びの重要性」から「自ら学習を調整する子どもを育てたい」ことに繋ぐ。自由進度学習にも触れて、「振り返りは欠かせない」と強調して終了。

 校長室で特設授業者3名に改めて話す。といっても、講演ですべてを話しているので、繰り返すことばかり。ただし、全体会での助言の受け取り状況がわかるので、自分にとっては大いに参考となる。

 17時ごろから時間的余裕があるゼミ生とマクドナルドへ移動して、7名で振り返り。授業観察に慣れていない10期生の気づきは良い意味で貴重。30分間ほどで解散。

 帰宅。今日も届くいくつかの相談と確認。それに対応しているだけで、あっという間に時間が過ぎる。来年度の本学教育フォーラムの講演者である合田哲雄さんからも演題の連絡があり、ますます楽しみになる。

 研究室HP記事は、1月22日名古屋市立藤が丘小学校へ訪問して学んだ荒木さんが記事を発信。タイトルを「学び方自己選択」として発信。ぜひご一読を。
 

1月22日名古屋市立藤が丘小学校での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月22日の名古屋市立藤が丘小学校学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 今回、4年生算数の分数の授業を参観させていただいたのですが、授業者が、なんと2年前にサークルとバイトでお世話になった方でした。お世話になった先輩が、堂々と授業をし、約30人の子どもたちを立派にまとめる姿に刺激を受けました。

[学び方を自己選択]
 問題演習の時間では、一人一人が学習方法を選択(1.友達と一緒に学習したい 2.1人で学習したい 3.教えに行けます。任せて!)し、それが共有されていました。教師も子どもたちも、一人一人の学習方法を把握することで、個別指導に活かしたり迷わず友達に質問したりすることができていました。

[わからなくなったら基本にかえる]
 わからない問題は必ずピザやケーキの写真のカードを使って考えるようにしていました。子どもたちにわかりやすいだけでなく親しみやすい工夫でした。計算式だけを見ながら抽象的に思考するのではなく、毎回基本(ピザの考え方)にかえり具体的イメージをもって理解することは大切だと思いました。

[学び合う雰囲気は教師が作る]
 私が1番印象に残っているのは、学び合いの雰囲気がしっかりとできていることです。児童は、「わからない」という言葉を恐れずに言え、それぞれの考えを否定せず受け入れることができていました。そのような雰囲気ができている理由には、教師の働きかけが大きいと感じました。
 
 1人で学習している児童が わからなかったことを理解した時には、1人の学びで完結させず、他のわからない児童に教える役割を与えていました。1人で学習することを選ぶことが多い児童をクラスの中で孤立させることなく、授業の中でこそ子ども同士が繋がるきっかけを作ろうとする姿勢には大きな学びがありました。

 そして、教師からはプラスの言葉かけが多く、それにより、学級全体が前向きに授業に向かうことができていました。わからないことが悪いことではないこと、1人のわからないがみんなの学びに繋がることが伝わる関わり方でした。

[自由進度学習]
 今回、自由進度学習について初めて詳しく学びました。計画を立てるところから全てを子どもたち自身で行い、それを教師が把握しなければいけないという点では、一斉授業よりもはるかに難しくなるのではないかと感じました。
 
 どんな時に自由進度学習が有効か、その具体的な取り組み方まで、まだしっかりしたイメージは持てていませんが、自分が教壇に立つまでには明らかにし、一人一人に寄り添った授業ができるようにしたいと思います。

 藤が丘小学校の先生方には「毎朝、学校に着いたら1番に玉置研究室のページをチェックしています」とお言葉をいただきました。今月4日には、ついに100万アクセスを突破!今まで以上に気合を入れて記事を書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!(荒木)

2024年2月6日仕事日記

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 6時ごろ目覚め。G喫茶店でモーニング。帰宅して仕事日記書き。いつものことなのだが、スマホから促されて(笑)薬飲み。

 対応が必要な事柄がいくつかあって、それを処理しているうちにあっという間に時間が過ぎる。

 10時40分ごろ家を出て、11時10分ごろ一宮市立西成東小学校へ到着。玄関には写真の案内。ビックリ。校長先生と懇談、講演会場確認後、授業参観開始。

 4限は4つの授業(算数3本、社会1本)を参観しながら、動画撮影。多くの皆さんに共通する授業づくりのポイントを撮影。以前の僕の講演で伝えた数々の授業技術を意識して活用していただいていることがわかる。嬉しい気持ちで参観。

 給食をいただいて、さっそく動画整理。講演会に出席できない二人の先生に動画を見せながら個別助言。

 13時35分から2つの授業(ともに算数)を参観しながら動画撮影。その中で指導書に書かれた内容に疑問が生じて確認。この展開では難しいと授業者と合意。

 動画編集の続き。なんとか完了。来年度の研究方針について相談を受ける。

 14時55分から1時間ほど、参観した6つの授業動画を見せながら、子どもや教師のとても良い場面を価値づけて、共有化ができるように伝える。さらに子どもたちの思考を高めたり、考えをつないだりする指導例を紹介する。最後は学校テーマの「主体性」から「振り返りの大切さ」を強調。

 校長先生から過分な謝辞をいただく。「随所で、人を育てようとされている玉置先生を見せていただいた」といったコメントは格別嬉しい。

 参加したゼミ生9期生荒木さん、10期生岡田君と近くの喫茶店で振り返り。二人から授業から感じたことなどを聞きコメント。この場だからこそ話せる大学内事情を伝える。17時に解散。

 第2回こまきこども未来館講座運営会議のために、こまきこども未来館へ向かう。20分ほど早く着いたので、会議室でいくつかの問い合わせに返信メール。

 18時から1時間余の運営会議。僕は会長として進行役。委員は僕のほかに4名だが、どの方もそれぞれの立場から建設的な意見を出していただき、進行が助かる。僕もいくつかの意見出し。今日も良い会になったと思う。

 帰宅。やらなければならないことがあるが、PCを立ち上げる気力もない(泣)。諦めて明朝行うことに決めて、のんびりしているうちに記憶なし。

 研究室HP記事は、1月29日犬山中へ訪問した小林さんが学び発信。土井先生の授業を見てある決意をした模様
 

1月29日犬山市立犬山中学校英語科の授業を参観して(小林)

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 1月29日に、犬山市立犬山中学校の英語科の授業を参観させていただきました。

 犬山中学校では、教師が生徒一人一人を「見取る・つなぐ」ための実践をされていました。印象に残っている実践は、教科書の本文を学習する中で、重要点の確認を4人程度のグループで行なっていたことです。私が今まで受けてきた、そして参観してきた授業では、本文の確認は教師が主体でした。グループで行うことで、生徒同士で教え合う姿や、思ったことを自由に発言する姿が見られ、生徒が主体となる授業が実現されていました。「わからない」を口にしやすい環境を教師が整えることはとても大切だと思いました。そして私も自分の授業でもグループ活動を取り入れたいと思いました。

 今まで、英語の授業はグループ活動がしずらいと感じていましたが、自分が「教える」という概念にとらわれずに、生徒同士の学び合いを「支える」という立場に回ることで、グループ活動が実現できることを学びました。

 私は先日まで小学校教諭、中学校英語教諭、どちらを目指そうかとても悩んでいましたが、今回土井先生が、英語を明るく教えている姿を拝見して、私も自分が大好きな英語を教えたいという思いが強まりました。

 犬山中学校の皆様方、素晴らしい授業を参観させていただきありがとうございました。

2024年2月5日仕事日記

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 朝から激しい雨。仕事日記書き。9時30分からの協議に向けて、考えをまとめる。これなら提案できる段階だと考えて、しばし休憩。次期教育振興基本計画を再読して、週刊「教育資料」の原稿の構想を練る。

 9時30分にコメダでeducom久保さんと出会う。先日の「授業と学び研究所」での提案を学校現場をさらに踏まえた提案とする話し合い。僕から「心の天気」との連携強化を伝えたところ、久保さんも同様な考えをもっておられて、やり取りをする中で、どんどんアイデアが浮かんできた。次回会議で他のフェローから意見をもらえるアイデアになったと互いに確認。1時間くらいでメインの話題は終了し、あとは四方山話。こういう情報交流もいい。11時ごろ帰宅。

 13時9分地元駅乗車、平安通、金山から岡崎へ14時33分着。迎えの車で岡崎市立城南小学校へ。14時50分ごろ着。校長室に入ると、大谷グローブが目に飛び込んできた。「この二つのユニフォームを背景に写真を撮りましょうか」と言っていただけ、もちろんお願い。記念すべき写真。

 15時10分から16時20分まで講演。先日の校長先生らの研究室訪問でいただいた資料をもとに、演題を「誰ひとり取り残さない授業の創造 チーム学習を通して子どもの主体的な学びを実現」として、動画を多用しての話。僕の話をもとに次年度からの研究方針を定めたいとのことで、上写真の2枚目のように、岡崎市教育委員会指示の「創造」という概念に繋ぐための提案もする。

 熱心に聞いていただける皆さんで、予定外のこともたくさん伝える。「誰ひとり取り残さない理念を大切にする」ことが感じられる動画で構成した講演がお役に立てば幸い。会場でも校長室でも質問をいただき熟考。こういうことに悩まれているのだと知ることができたのも有難い。

 依然、雨が降り続く中、岡崎駅まで送っていただき、金山、平安通から地元駅へ。18時40分ごろ帰宅。さっそくかつてのゼミ生や現役ゼミ生らに大谷グローブ写真を自慢(笑)。

 本日締め切りの週刊「教育資料」の第46回原稿を一気書き。今回もウェルビーイングがテーマ。次期教育振興基本計画を読んでいるといろいろと浮かぶウェルビーイングに関連したエピソード。自分なりのこの概念を深掘りしている状態。

 研究室HP記事は、昨年末に愛西市立佐織中学校を訪問した荒木さんによる記事。授業におけるチャット活用をうまくまとめている。ご一読を。
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12月18日 愛西市立佐織中学校訪問での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。12月18日の愛西市立佐織中学校学校訪問での学びを記事にしたいと思います。

 今回は、Googleチャットを使った数学の授業を参観しました。「ここまではわかるけど、ここからはわからない」「○○ってどういうこと?」など、様々な呟きが見られました。

Googleチャットは
・普段の授業よりも呟きのハードルが低いため疑問の共有がしやすい
・チャットなしでは拾いきれない意見も拾いやすくなる
・仲の良い子以外の子も質問に答えてくれる
・呟きがチャット上に残るため後で共有がしやすい
・一つ一つの意見に絵文字やリアクションなど反応ができるため自己肯定感の向上や認め合いにつながる
・できる子が言葉にして説明することでメタ認知できる

などの様々な良さがあり、他の単元や他の教科の授業でも活用できるのではないかと、可能性を感じました。音楽科では、鑑賞の授業で活用すると特に面白そうです。

 最近はロイロノートを使った授業が多いですが、今回の授業参観をきっかけに、それ以外のツールにも目を向けてみようと思えました。ロイロノートは学校教育のために作られたツールであり、子どもたちが大人になって社会に出た時に直接生かすことができるツールではないからです。色んなツールに目を向け、効果的に活用していきたいと思いました。今回もすてきな学びをありがとうございました!(荒木)

2024年2月4日仕事日記

 6時ごろ目覚め。仕事日記書き。ハードディスクの資料整理。OneDriveが十分に理解できていないと自覚したので、YouTubeで基本から学ぶ。Windows11で仕様変更があったことを意識していないために混乱していたことが判明。すっきりしたところで愛犬散歩。

 13時ごろ介護施設へ出向き、父親のとりあえずの生活用品を受け取り、そのまま入院先へ。看護師さんからその後の状況を聞く。今日は落ち着いている父親。「ありがとう」がはっきり聞き取れてほっとする。帰宅。

 2月11日に行う養護教諭向けオンラインセミナー。そのプレゼンの仕上げに向けて作業開始。すべて新作。昨年末の某養護教諭へのインタビュー録音をあらためて聞きながらプレゼン構成。ChatGPTのまとめや企画会社の依頼事項も再確認。仕上げに3時間ほど格闘。この内容ならぜひ講演してみたいという気持ちに高まったので、担当者へデータ送信。講演当日を楽しみにする単純な僕(笑)。

 10期生全員から1月31日の8期生卒業論文発表会での学び記事が出揃った。素晴らしい!一人ずつにミニコメント発信。このやりとりも楽しい。

 研究室HP記事は、1月22日名古屋市立藤が丘小学校へ訪問した8期生柴山君の学びの記録。本学先輩初任教師の授業参観は格別な刺激を受けた模様。

 この記事で詳しく書いたが、本日(2024年2月4日)、この研究室HPへのアクセス数が100万アクセス突破。一地方大学の一研究室HPとしては快挙だと思います。
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1月22日名古屋市立藤が丘小学校の授業参観での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、小学校4年生の算数、分数の授業を参観させていただきました。「自由進度学習」をテーマにした授業でした。

 「一人で学習したい」「一緒に学習したい」「教えることができる」と自分の立場を選択させ、立場を共有した後に、子どもが動き回って自由に班編成をしていました。班や個人によって、解く問題を自由に選択して学習を進めていました。

 学び合う雰囲気が学級全体に浸透していました。教えることができる子には、分割式のピザの模型を先生が配布し、考えを伝えやすいように工夫していました。「この解き方、あってるか分からないんだけど。」や「3分の3から2切れ食べて、3分の1だよ。」などのやわらかい言葉で、子ども同士の話し合いが進められていました。発表などの時よりも、相手がわかりやすいように砕けた言葉で話し合っていた姿が印象的です。

 「ここは2人ともわかっていないです。」と自分から先生に助けをもとめ、他の分かる子を呼んでもらい、学びあう場面もありました。様々な子と、安心感のある雰囲気で話し合いができる学級であることを実感しました。先生の日ごろの授業や、子どもとの関わりがあるからこそ、学び合いが成立するのだと思います。

 担任の授業者の先生が、岐阜聖徳学園大学出身の初任の先生であることを知り、刺激を受けました。私も、4月以降子ども同士が学びあっていけるようにするための授業づくりを進めていきます。自由進度を意識した学習では、一人ひとりの子どもが何を学習しているかの把握が難しくなるようにも感じました。私も、自由進度に適した授業や単元はどこなのかを考え、できる部分から授業に取り入れていきたいと思います。

 「毎朝玉置先生のホームページを見ることを楽しみにしています!周りにも、ファンが何人かいるんです!」と先生方に声をかけていただきました。もうすぐ、アクセス数も100万を超えるゼミのホームページ。残りわずかな期間ですが、一本でも多く記事を書こうと思います!今回も学校訪問で学ばせていただき、ありがとうございました。(柴山)

【感謝】とうとう100万アクセス突破!

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 本日(2024年2月4日)、この研究室HPへのアクセス数が100万を突破しました!

 いつも訪問していただきありがとうございます。

 2015年4月20日がHP発信開始日ですので、3212日目に100万に達しました。1日平均311アクセスとなります。一地方の一大学の一研究室HPへのアクセス数が100万を超えるとは!まさにみなさんのおかげです。

 これからもどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2024年2月3日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。あんパンと珈琲で朝食。仕事日記書き。愛犬散歩。

 9時過ぎにzoom接続。本日のモーニング情報交流会提案の渡邊先生、尾花先生、運営者の山田先生と接続確認と四方山話。

 9時30分から30余名の参加ありの本年度最後の「第5回モーニング情報交流会」開始。渡邊先生と尾花先生から、コロナ禍とその後の学校運営を聞く。涙を流しながら、コロナ禍の子どもたちの声を聞く。子どもも教師も苦しかったコロナ禍。ブレイクアウトルームでは、3名の先生から、それぞれの悩みを聞きながら情報交流。来年度の「モーニング情報交流会」の予告をして終了。ちなみにここをクリックすると次年度の計画を見ていただけます。参加されたい方は私へ連絡ください。

 尾張旭市から依頼を受けたある仕事に集中。文書を作成してデータ送信。紙文書は返送。

 15時30分から、【未来の先生フォーラム】全ての子どもたちの可能性を引き出す授業の実現−NEXT GIGA・誰一人取り残さない授業づくりのためのデジタル活用−を視聴。武藤さんは、これまで以上に多様な子どもたちへの対応こそICT活用が有効と強調、前田先生は、創造的な学びをつくるデジタル時代の授業デザインについて実にわかりやすいプレゼン。共に学ぶこと多し。

 17時に小牧第一病院へ出向き、父親の認定レベルを検討してもらうための書類書き。

 父親の書類ができてほっとしているところへ、18時30分ごろ父親がお世話になっている施設から電話。状況を聞き緊急搬送を承諾して、僕は小牧市民病院へ。今回で何度目になるだろうか入院することになり、様々な手続きをして帰宅できたのが22時30分。やはりヘトヘト。「本日中に送ります」と約束したデータが届けられないことのお詫びメール発信。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの2年間を振り返っての記事その2。「誠意はスピード」と「繋ぐ」ことを話題にしている。指導者として嬉しい記述。

2年間を終えて・その2(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!前回の続きで今回は学びの振り返りをしていきます。

 この2年間で数えきれない量の学びを得ました。その中で特に印象に残っていることを2つ取り上げます。

 1つ目は、「誠意はスピード」です。玉置ゼミ生であれば何十回もお聞きした言葉です。この言葉を聞いた日から、できる限り自分は返信や記事作成などを早くしようと思うようになりました。全ての記事作成がそうだったかと言われると自信をもって言い切れませんが、なるべくその日のうち、または次の日までには記事を書きました。また私は半年間、「学級経営の困った!を1人で抱え込まないで」という会の議事録作成をさせていただいたこともあります。議事録作成は初めてだったのでチャレンジするいい機会になりました。また、玉置先生だけでなく現場でご活躍されている様々な立場の先生方のお話をお聞きできて学んだことも多くありました。このような機会をくださった玉置先生には感謝しています。この議事録作成に関しても出来るだけその日のうちに仕上げて送ったところ、玉置先生初め、アドバイザーの先生方からお褒めの言葉を受け取り凄く嬉しかったのを覚えています。このように、やるべき事をできるだけ早く行うことで誠意を伝えるの大切さを実感しました。

 2つ目は、「子どもを繋げる」ということです。この言葉も玉置ゼミであれば何回も聞いてきました。実習前にこの言葉を知れたおかげで、実習で子どもたちを繋げようと頑張ることが出来ました。一人一人が輝けるようになるためには、教師の働きかけが非常に大切です。子どもが出す小さなサインや表情をしっかりと見逃さないようにし、意図的指名などをして意見が自分から言えない子にも発言の機会を与えたいです。これに関してはまだまだ自分に課題があります。なので4月からより意識していきます。

 これだけでなく他にも多くのことを学ぶことができたのは玉置ゼミだからだと思います。授業参観させていただく機会をくださることで学校現場の実情と自分たちが思っていることのギャップも知ることが出来ました。教員として働き始めたあとも学び続ける努力をしていきます。2年間ありがとうございました。(寺尾)

2024年2月2日仕事日記

 6時ごろ目覚め。あんぱん屋で買った美味しいパンと珈琲で朝食。愛犬散歩。明日の「モーニング情報交流会」の案内発信。

 9時ごろ家を出て、ルネック勝川へ向かう。9時45分ごろ着。10時から授業と学び研究所会議。まずはこれからの動画制作について、創成チームとオンラインで打ち合わせ。一つ前進。11時からはスクールライフノートの新機能の提案を受けて話し合い。子どもたちの実態にもう少し合わせることが必要というのが本日の結論。代表と相談を進めることで合意。来年度の研究所会議スケジュール相談。ほぼ決まり、一安心。

 モスバーガーでみんなで昼食。四方山話も重要。引き続き午後の会議を始めるが、検討すべき議題が浮かばす。educom愛知本社へ移動。貸与PCのバージョンアップをしてもらい帰宅。

 17時30分ごろ家を出て、名古屋コーチン割烹鳥ふくへ向かう。18時から名古屋コーチン 極み鍋コースを家内と味わう。何度美味しいと口にしたことか!超お勧めのお店。このお店は故・大西さんから教えてもらったお店。さすが食通の大西さん推薦のお店。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの2年間のゼミ振り返り記事(その1)。仲間との学び合いの大切さがよく伝わってくる。
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2年間を終えて・その1(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月31日に、無事卒論発表会を終えて今記事を書いています。今回は2年間のまとめを思い出編と学び編の2つに分けて書きます!

 玉置ゼミに入ることができるという連絡を受けた時すごく嬉しかったのを覚えています。ですがその嬉しさの反面、ゼミ生の子達と仲良くやっていけるか非常に不安でした。同じ国語専修の子がゼミ生の半分を占めていたものの、ほとんどの子とは喋ったことがある程度の関係でした。そしてゼミが始まって少したち、仲良くなるためにも伊勢にお出かけをしようとなりました。このおでかけがきっかけで、他のゼミ生と色々な話をすることができ、徐々に仲良くなっていきました。

 そしてゼミで話し合いをしていくうちに、この人たちの前だったら何を言っても受け入れてくれるなという安心感がいつのまにか生まれていました。このような安心感が生まれたのは、ゼミ長はじめ、他のゼミ生の暖かい雰囲気があったからに加え、指導者である玉置先生が何を言っても大丈夫という雰囲気を作ってくださったからだと思います。これがまさに心理的安全性のある集団だなと実感しています。

 また、教員採用試験に関しては、正直1人では乗り越えられなかったことだと思います。人生がかかった試験であるというプレッシャーがあることや周りからの期待に応えようとして悩んだこともありました。しかし、一緒に高め合いながら頑張ってきたゼミ生たちがいたからこそ、自分の実力を出し切ることができました。面接で長所について悩んだ時、みんなに自分の良さを書いてもらったこともありました。自分では知ることのできなかった自分の良さを書いてくれてすごく嬉しく、自己肯定感が少し上がり、もっと頑張ろうという気持ちにもなれました。

 このような素敵な関係になれたことがすごくすごく誇りです。みんなそれぞれ4月から違う道を歩みますが、1年に1回くらいは集まりたいなと思っています!!!
みんな4月から頑張ろうね!!!

 そして、そんなゼミ生を選んでくださった玉置先生には本当に頭が上がりません。出会いを大切にという言葉がすごく響いています。これから先、たくさんの出会いがありますが一つ一つを大切にしていきます。(寺尾)

2024年2月1日仕事日記

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 6時ごろ目覚めて身支度。6時50分ごろ家を出て地元駅へ。7時6分乗車、犬山経由、ミュースカイで名古屋まで。近鉄ひのとりで大和八木駅へ。9時37分到着。

 ひのとりは早くにネット予約完了。1号車1番プレミアムひとり席から景色を見ながらミニ旅を楽しもうと思っていたが、1号車はなんと最後部(泣)。よく調べて予約すべきだった。これも自己選択&自己責任の事例。とはいえ席の快適さは申し分ない。

 ひのとりの中では、昨夕のクリスタルプラン委員会で出された「子ども理解活動」の数々の懸念をどうしたら払拭できるかと熟考。次から次へ浮かんでくるアイデア(笑)。これならいける!と一人確信。興奮が止まらず、眠るつもりだったが頭の回転は止まらず。

 下市あきつ学園校長にお迎えをいただき40分ほどかかって学園到着。車中で校長から義務教育学校設立に際して行った改革の数々をお聞きする。熱い思いでいっぱいの話をお聞きしながら、僕の今日の役目を改めて自覚する。心から応援したい!

 10時40分から前期課程の理科と社会、11時35分から後期課程の美術と国語の授業参観。いずれも若い教師の授業。午後から60分ほどで4人の先生に助言することを頭に入れて、動画撮影しながら伝えるべき事柄を簡単にメモ。

 お弁当をいただいた後、すぐに動画整理。与えられた時間は40分ほど。必死。なんとかお約束の助言開始時刻13時40分に間に合う。

 冒頭は、4名の先生方に「この授業が大成功したら、子どもはどんなことを言ったり、書いたりしたらよいのか」という定番質問から。それぞれやりとりをして、順に動画を再生しながら、このときの判断と思いを確認して価値づけたり、こうした授業技術を使うとよいと伝達したりの60分間。始めは僕が何者なのか(笑)と用心して聞いておられたようだが、徐々に笑顔が増えてきて、最後は僕を理解していただいた感じ。明日はあれをやってみようと思っていただけたと思う。一つ目の役割終了。

 15分休憩をいただき、10分ほどでプレゼンを見直し、みなさんに講演。演題「『教えないスキル』で育む力 個別最適な学びと協働的な学びの往還で深まる学び」に基づいて、学園からいただいた研究概要をもとに、ぜひとも実現すべきところと、この部分は再考されたらどうかといったところを伝える。その都度、関連する動画を見せながら、皆さんがイメージを高めてもらうよう展開。「振り返り」の質問を受けて補足。

 終了後、すぐに学園を出て、大和八木駅まで送っていただく。車中では指導主事と授業改善の様々な話で盛り上がる。

 17時29分発ひのとりで名古屋へ。快適シートで大満足。熟睡できた。19時9分着。若鯱家でカレーうどんを食べて帰宅。「子ども理解活動」のアイデア生み出しで興奮が続く(笑)。

 研究室HP記事は、1月29日犬山市立犬山中学校を訪問した10期生岡田君の記事を発信。初めての学校訪問での記事。岡田君、なかなかやるじゃないか!という内容。

1月29日犬山市立犬山中学校の授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は1月29日に行われた犬山市立犬山中学校の授業参観に参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 研究授業が始まる前に、校長先生から「自販機の設置」に関するお話をお聞きして、教師側が生徒を信じることが何よりも大切であることを学んだ。

 研究授業では、土井佐織先生による英語の授業でした。この授業では、「見取る、つなぐ」を大切にした授業でした。まず、自分が驚いたことは、土井先生の指示や発問がほとんど英語であり、あとから日本語で説明するものであったことである。土井先生はこれを生徒が中学一年生の頃から行っていると仰っており、このことにより授業の初めで行われた本文を聞いて聞き取れた内容を確認するの部分に生かされていると感じた。

 また、グループでの活動や隣同士ペアでの活動以外にも、席を自由に移動して、他の子とも意見交流をしたりしているのが「生徒同士をつなぐ」ことになり、「つなぐ」ことの大切さと重要性を実感し、より深い学びにつながっているということを学んだ。

 加えて、土井先生の授業は挙手発言する生徒がいなかった。その代わり、土井先生は生徒から出たどんな発言も取り残すことなく取り上げ、黒板にメモするなどをしていた。また、生徒の身の回りにあるものを使って、受け身の作文を作る場面では、その授業の中で学習した受け身の構文をアウトプットし、生徒に自身の理解力を把握させ、達成感を感じ、「見取る」をとても大切にされた授業であった。

 他にも、土井先生は注意するべき生徒や、生徒のレベルなどを事前に把握しており、何か活動する際には意識的にその子とデモンストレーションをしたり、すぐにその子の元に寄って、サポートをしたりしていた。このことから、授業を行うためには日々の学校生活で生徒たちをよく見て、生徒たちの特徴をしっかり把握しておき、授業でどのようなサポートをしたら良いのかを考えておく必要があることを学んだ。

 土井先生の授業のあとは、犬山市立犬山中学校の教師の皆さんと研究協議会であった。この協議会の中で「生徒からこういうことを話したい」などの思いを持たせる課題の設定が必要であることや、例文の中で大切なポイントは生徒に発表してもらった方が良いなどの様々な意見があり、教師の研究授業の見る視点や、どのように生徒主体にするのかなどの授業を行う上でとても大切なことを学んだ。また、最後に校長先生が仰っていた、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉がとても印象的であった。生徒の「できない」は教師の「やらない」であり、生徒が「できた」と感じさせるには教師も授業内容であったり、サポートであったり、生徒が理解出来るために様々なことをしないといけないということを学びました。

 今回の犬山市立犬山中学校の授業参観で生徒を信じること、生徒をよく見ることが教師として必要なことであり、授業を行う上で、誰も取り残さない、教師と生徒や生徒同士の「繋がり」を大切にすること、生徒たちの「できた!」という思いを大切にすることがとても重要であることを学んだ。今回学んだことを英語に限らず、ほかの教科でも生かしていきたいと思います。校長先生、土井先生、犬山市立犬山中学校教諭の皆さん、大変貴重な学びの場をありがとうございました。(岡田)

2024年1月31日仕事日記

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 6時前に目覚め。珈琲とパンで朝食。6時30分には家を出る。7時20分ごろ研究室着。研究費支出文書づくり。研究室PCデータ整理。

 8時30分ごろ、早々に来研してくれた河上君と卒業論文発表会会場の9104へ。初試みのチャット設定。我がゼミ生、福地ゼミ生、そのほかの皆さんの参加で9割方埋まった部屋。いつも助言いただく斎藤さんも来学。大西さんがおられないことがとても悲しい。

 9時から11時30分まで、8期生卒業論文発表会。詳細はいずれゼミ生が発信するので、ここでは軽く。8期生もこれまでの卒業論文発表会のレベルに十分に達してくれて嬉しい2時間30分。それぞれに僕なりのコメント。斎藤さんからは一人一人への現場に出た時のことを踏まえての温かいコメント、福地先生からゼミ全体への熱いコメントをいただく。

 12時過ぎに恒例の発表会後のお店に全員で出かける。9期生進行による8期生をメインとしたゲームで大盛り上がり。

 14時30分ごろ大学に戻り、フレンドシップ報告会(子どもから学び子どもを理解した報告会)の準備。開始時刻の14時50分にはほぼ満席。代表4名による「子どもから学び理解した報告」を聞きながら、福地先生と僕とで全体を巻き込みながらの進行。参加者によるチャット投稿も多数。

 17時過ぎからクリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」離陸に向けて、様々な懸案事項があって、考えれば考えるほど苦しいが、乗り越えようとする気力を失わないのは、直前に行った報告会の質の高さがあってのこと。いくつかのアイデアも生まれた。皆さんに合意いただけるように準備をするしかない追い込まれた状況。

 片付け物をして大学を出る。帰宅。しんどいので横になったら、そのまま記憶なし。零時近くに目覚めて、明日の準備や仕事日記を簡単に書く。8期生寺尾さんからはすでに「玉置ゼミ2年間を終えて」の記事が2本届く。まさに「誠意はスピード」を体現していてくれて嬉しい。10期生からもいくつかの連絡あり。動き出した10期生も嬉しい。

 本日の研究室HPアクセス数は1068。おそらく新記録。

2024年1月30日仕事日記

 7時ごろ目覚め。7時30分ごろ家を出る。高速SAのスタバでモーニング。8時30分ごろ研究室着。

 9時30分から山田ゼミ卒論発表会に25分ほど参加。心理的安全性の大切さを伝える発表を聞いて、全体講評をさせていただく。

 10時から11時まで、来研されたNTT西日本の方から相談と依頼あり。とても興味が湧く重要な提案であることは間違いないが、相談すべき方があるのでしばらく時間がほしいと伝える。

 明日の「卒業論文発表会」と「子どもから学び子どもを理解した報告会(フレンドシップ報告会)」ではチャットを初めて使う。そのために、いつも車に積んでいるマイ・プロジェクタを研究室に持ってきて、試験的に表示してみる。これならまだ使えると判断。チャットサイト案内コード作成して印刷。

 お昼は久しぶりに生協でカップうどんを買ってきて食べる。

 来年度の「モーニング情報交流会」全番組設定完了。2月3日の今年度最終回では皆さんに知らせるつもり。

 14時から16時まで、教育実習等連絡協議会に参加。岐阜県内で実習を受け入れていただいている教育委員会や校長会代表に集まっていただいての会。実習委員長として、4項目について説明。冒頭で「お集りの皆様には感謝の言葉しかありません」と伝える。

 16時15分ごろ大学を出る。帰りの高速でもSAスタバでしばし休憩。

 帰宅して、2月1日訪問の下市あきつ学園での全体プレゼン作成開始。1年半前に訪問したときのプレゼンをもとに、昨日届いた研究概要を踏まえてプレゼンづくり。完成したので教育委員会へデータ送信。

 明日のフレンドシップ報告会の運営について福地先生とやりとり。初めての試みだが、不安はなく、ワクワク感しかない(笑)。

 研究室HP記事は、高橋達哉教師力アップセミナーで質問者になった古賀君が振り返り。古賀君のおかげでこれまでにない展開のセミナーになった。頑張ったぞ!ゼミ長。

1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(古賀)

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 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は、高橋達哉先生に「国語授業づくりで大切にしていること」についてご講演をいただきました。

 意欲を支えるためにできる工夫と配慮として「選択肢を作る 感じ方を問う」「唐突に発問しない」「指導内容を曖昧にしない 直接問わない」ことなど、国語科だけでなく別の教科でも生かせる発問の工夫を学びました。選択肢を作ることで違いが生まれ、友達の考えを聞いてみたいという意欲が生まれる。話し合いの中で、新しい価値や意味が生成され、新たな発見をして自分の考えが深まることができる。

 また、正解の範囲が狭い問いだと、不安を感じたり、自身が持てなかったりする子がいるため、「多様さ」が認められる安心感がある、感じ方を問うことも取り入れていきたいと思いました。答えが一つに決まりがちな数学では、解法の選択肢を作ったり、問いそのものや解法に対する感じ方を問うことで、少しでも苦手意識を減らしたり、数学を学ぶ意欲を引き出せたりすると良いなと思います。学びの雰囲気や学びの文脈、問題意識を子どもと「ともに」つくることも学んだので教え込み型にならないよう、どんな手立てが良いか考えていきます。

 第二部では、私と小林さんが教育実習で行った授業をもとに高橋先生に質問をさせていただきました。

 私は、俳句を作る授業で児童から言葉を引き出すことができなかったため、どのような発問をすればよかったのか質問しました。時間があれば校内を散歩して表現したいものを見つける。表現の質を高めるために、俳句コンクールで入選された同学年の子の作品を紹介して、表現で良いところを共有すること。紹介したい俳句を穴埋め形式にして、子の意欲を引き出す仕掛けづくりすることがよいと教わりました。また、他の子の作品を紹介するときに、書いた子を特定できないように配慮することも大切だと学んだ。教わった内容をふまえて、改めて私の授業を振り返り、授業づくり生かしていきます。

 運営委員の皆さん、そして高橋先生、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。学び得たことを生かしながら、卒論や教採に取り組んでいきます。(古賀)

2024年1月29日仕事日記

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 7時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。帰宅。

 来年度のモーニング情報交流会の段取り。お願いをした方々から快諾が続き、嬉しい限り。来年度も豪華ラインナップで濃厚なオンライン交流会になること間違いなし!

 昨日から始めた養護教諭講演のプレゼン作り。年末にある養護教諭さんにヒアリングした内容をプレゼンに反映させようと思い、録音データを聴き直す。時間が掛かり過ぎるので、そのデータをテキスト化するアプリにいれて変換。短時間で膨大な会話録ができた。さらにそれをChatGPTで分析してもらう。あっという間に5つのカテゴリーに分けられたタイトル付の概要が出来上がる。20時間以上の短縮ができた。生成AIを使わない手はないと実感。

 2月1日に訪問する下市あきつ学園から研究概要が届く。こちらを優先すべきと考え、プレゼン作り開始。明日にはなんとか仕上げないといけない。必死(泣)。

 12時30分ごろに家を出て犬山市立犬山中学校へ向かう。13時ごろ着。校長先生と熱い懇談。9期生小林さん、10期生岡田君来校。校長先生からとても良い話をいただけた。ゼミ生にとっても大きな学び。

 14時から2年生英語授業参観。この学校のテーマ「見取る」「つなぐ」の視点で録画。高い授業力に支えられた子どもを大いに生かし、子どもをつなぐ授業。テンポも良く活動も多彩で、子どもたちが楽しく学び合っているのが十分頷ける授業。

 20分間で動画整理。15時10分からの全体会を参観しながら、プレゼン再調整。グループでの話し合い報告では、ゼミ生にも機会が与えられ、指導者としてはドキドキ(笑)。観察をもとに素直を気づきを発言してくれてホッとする。

 15時35分から25分間の講演。「教師と生徒による『見取る・つなぐ』実践から学ぶ」と題して、「見取る」「つなぐ」の大切さを本学学生の気づきから伝える。振り返りの大切さも伝え、授業動画をもとに、授業者の「見取り」場面を再現して、そのときの教師としてのとらえを話してもらう。見取りの大切さがより伝わったことと思う。

 終了後、校長と来校されていた江南市立布袋北小学校長と教務主任、古知野中学校の研究主任と懇談。布袋北小からは新たな依頼をいただく。

 9期生の小林さんは授業者に卒論のことも視野にいれて質問会。急な依頼にしっかり応えていただき、授業者には感謝するばかり。

 帰宅。21時からのかつてのゼミ生と始める生成AI活用プロジェクトのプレゼンづくり。支援をしていただくeducomと今後の相談。

 21時から30分間の生成AI活用プロジェクト会議。メンバーは玉置ゼミ1期生2名、2期生1名、3期生2名、4期生1名、7期生1名の7名と僕の8人。とりあえず活用してみようと提案。1年後に大きな成果を出そうと呼びかけ(笑)。

 研究室HP記事は、1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学びの記録を9期生荒木さん、小林さん、古川君が発信。高橋提案がいかにわかりやすかったのかがよくわかる記録。


1月13日第6回教師力アップセミナー(高橋達哉先生)での学び(荒木、小林、古川)

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 こんにちは!9期生の荒木です。1月13日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの学びを記事にしたいと思います。今回は「子どもの意欲を支える国語科の授業づくり」というテーマで高橋達哉先生にご講演いただきました。

[教材にしかけををつくる]
子どもの意欲を支えるためには、指導書に載っている発問を唐突にしてはいけません。子どもの意欲は、学びの雰囲気や問題意識があってこそ生まれるものだからです。今回問題意識や学びの雰囲気を作る、様々な発問方法について学び、これから大切にしていきたいと思いました。
 
[もしも発問]
 その中でも特に印象に残っているのは、「もしも発問」です。もしも発問とは、実際とは異なる場合を仮定してする発問のことです。物語の表現や一文を意図的に変更して本来の文と比較検討させることで、もともとの表現の良さに気づき、指導内容につながっていくというものでした。

 教育実習では、音楽の授業で曲の表現の効果について考えるときに「なぜ?」と発問を投げかけましたが、子どもたちが少し身構えてしまいました。あの時もしも発問を投げかけていたら、もっと意見が広がり楽しい授業になったかもしれません。今度また授業ができる機会があれば使ってみたいと思います!

 教育実習を終えて、ちょうど「問題意識や学びの雰囲気を作るため発問力」が自分にとって課題だと感じていたところだったので、今回本当に貴重な学びになりました。疑問や意欲が自然に生まれるようにするための様々な発問方法を教えていただき、国語だけに限らず他の教科の授業づくりにも生かしたいと思いました。すてきな学びの機会をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは。9期生の小林です。今回のセミナーで、私は高橋先生に質問させていただく機会をいただきました。

 私は小学校教育実習で、「ちいちゃんのかげおくり」を全10時間担当させていただきました。指導教官の先生は私の思うままに授業をさせてくださいました。全五場面の中で、第四場面の授業中にした自分の切り返しの言葉がずっと心に引っかかっていました。私の切り返しの言葉によって、児童が自分の意見を間違っていたのではないかと勘違いしたように訂正し始める姿を目にしました。高橋先生は、「なんでこんなに意見が分かれているのか」ということを、児童自身が考える機会を作ることが必要だった。教師である私は中立の立場をとるべきだったとアドバイスしてくださいました。

 約三ヶ月後に、自分の授業を振り返り、アドバイスをいただける機会をいただけて、とても学びになりました。これからも自分の中で芽生えた疑問やもやもやを大切にして、共有して学び続けられる教師になりたいと思いました。(小林)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は第6回教師力アップセミナーで高橋先生から「国語科の選づくり」の基礎・基本について、具体例を挙げながら指導のコツを教えていただきました!

 国語づくりで大切にしていることとして、「発問の工夫」を挙げていました。

 発問づくりで心がけていることとして、「選択肢を作る」「感じ方を問う」の2つを教えていただきました。選択肢を作り、感じ方を問うことで違いが生まれ、違いの理由の解明まで話し合い活動への意欲が高まると学ぶことができました。正解のある問いにすると、これでいいのか?合っているのか?など考えを書く、考えを発表する際に不安な気持ちが伴う場合がある。自分の考えに自信を持つことができない場合があるため、答えやすく多様さが認められる安心感を得ることができる必要がある。

 また同じ9期生から2択にしたときに振り切れない生徒がいた場合どうすればいいのか?という自分も教育実習の場で悩んだ質問が出た。高橋先生は複数選択でも可にすると答えていた。両方とも発言をしてくれるし、意欲的に授業に参加してくれる姿勢が良いと話されていた。人の意見を聞いてから考えが変わった子、変わらなかった子どちらの子に対しても価値づけをする姿勢が大切であると学ぶことができました。

 今回のセミナーはオンラインでしたが、多くの学びができました。今回ご講演してくださった高橋先生、本当にありがとうございました。(古川)
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