【20160214講演】第16回開かれた学校づくり全国交流集会 in 愛知

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 2月14日(日)、名古屋市立中央高等学校を会場として開催された「第16回開かれた学校づくり全国交流集会」にて、実践発表の依頼を受け、参加してきました。

 依頼を受けて発表したタイトルは「保護者・地域と一体になって取り組む 愛される学校づくり」です。

 前小牧中学校PTA会長の斎藤さんも参加していただけましたので、学校側と保護者側からの双方の立場から実践を報告しました。

 取組を称賛し、関心を強く持っていただけた方があり、質問をいただいたり、書籍「愛される学校の作り方」を購入していただけたりしました。有り難い集会でした。(玉置)

発刊「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」

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 1月上旬に「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」(明治図書)を発刊させていただきました。単著としては、6冊目となりました。

 早々に購入していただいた方もあり、嬉しい限りです。ちょっと恥ずかしいところもあるのですが、明治図書サイトでは、この本を次のように紹介していただいています。

 校長は孤独だ。しかし孤立してはならない。
(株)学校の社長である校長には、社員(職員)の管理のみならず、株主(保護者や地域)への説明責任も強く求められる。学校内部の結束を確かなものにしつつ、学校広報や特色ある取り組みにも挑み続けてきたスーパー校長の仕事術を大公開! 使える校長講話も多数収録。

戦いの行方

2月14日(日)に開催された江南市民駅伝大会。
(出場への経緯は以前の記事を)
3ヶ月ほどの練習期間でどれだけ戦えるか、足が痛くてどこまで走れるのかと不安がいっぱいだった大会前日。そして雨が降りしきる中、緊張度がピークの状態で大会当日を迎えた。

5人全員で円陣を組み、互いの健闘を祈ってからそれぞれが中継地点へ。1区のスタート位置にはいかにも速そうなランナーが集まる。「やるしかない」もうその気持ちだけで走るしかなかった。これまでの練習よりも速いペースの展開。体力がもつか分からなかったが、必死にただ前だけを見て走る。弟の背中を追いかけて走ることになるとは思わなかった。

45チームが走る中、私のチームはどの区間もベストを尽くし、入賞するという目標の通り、4位入賞を果たすことができた。区間3位の弟には勝てなかったが、1区で区間5位に入ることもできた。キロ3分40秒で走れたなんて驚きである。

この3ヶ月間は自分ととことん向き合い続けた日々。走りたくない日もあった。どうして駅伝に出るのかと考えたこともあった。それでもここまでやってこれたのは他のメンバーががんばっている姿を見ていたから。襷をつなぐという駅伝の醍醐味を味わうことができた。この駅伝に参加したことで、継続することの大切さを再確認できたことと、やればできるということの証明ができたことが非常に嬉しい。この経験をぜひ他の場面でも生かして、これから生活していきたいと思う。(松井)
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【20160213講演】視雄会研修会

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 2月13日(土)、「視雄会(名古屋市情報教育研究会OB会)」で講演させていただきました。

 校長、教頭、教務主任の参加が多く、元気が出る学校経営の話をしてほしいとの依頼を受け、「玉置流・元気な学校づくり」と題して、1時間30分、話をさせていただきました。

 冒頭には上に掲げた私の基本姿勢を示し、様々な取組の発想の土台についてお伝えしたつもりです。熱心に聞いていただける皆さんに楽しく話すことができました。

 なお、懇親会にもお誘いをいただき、直接、講演の感想などをお聞きできたのもなりよりでした。(玉置)

いよいよ

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ついに明日はウインドアンサンブル定期演奏会当日です。
この日のために、一年かけて部員みんなで試行錯誤を重ねながら準備を進めてきました。

お客様の笑顔のために
私たちの精一杯のパフォーマンス、是非見に来てください!!
きっと楽しいこと、保証します!

2月21日(日)羽島市文化センター(スカイホール)
13時受け付け、13時半開演です\(^o^)/

部員一同心よりお待ちしております。(杉下)

「愛される学校づくりフォーラム」に参加して

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 愛される学校づくりフォーラムで 学校の先生の学び合う姿を初めて見ました。

 今回、1番心に残っているのが、和田先生の道徳の模擬授業です。

 私は教育実習で小学校中学校とも、道徳の授業がうまくいかずに教室からいなくなりたくなりました。だから、道徳はとても苦手意識があります。

 どのような道徳授業がよいものかもわからず、頭では道徳の大切さはわかるけど、実際は道徳はうわべだけのものなのではという葛藤がありました。それは、自分が納得できる道徳を生で見たことが無かったからだったと思いました。和田先生の授業で、この考えが180度変わったのです。

 道徳が楽しいと思ったし、とっても考えさせられたし、他の人の意見も気になりました。模擬授業で心があれだけ引き込まれたので、現場でやっているのを見たら、泣いていたかもしれないです。そのくらい感激しました。

 他の先生が現場でやられた時の子どもたちの感想で、自分だったらどうするのか、上辺だけの感想ではな、掘り下げ、考えている姿であったり、授業後にも授業でやった内容が生かされていることに道徳の本来の姿、あるべき形を見た気がします。

 そして、司会者であったり、進行役の先生方の進め方のうまさにあの技を盗みたいと真剣に思いました。その人が言われたことを簡単にまとめてながら、じゃあ〇〇さんはと違う人に話を振る流れがスムーズで、何1つ違和感なかったけどその違和感が無さすぎて目に留まったのかもしれないけど、現場でプロと言われた方々だから、出来る技だと信じて、自分もあんな風になれるようにがんばろうと思いました。

 先生方が真剣に討論、議論して、考えている姿、たとえ反対のことでも、どの言葉にも納得してしまうほどの芯がしっかり貫かれている意見ばかり、その言葉が出るのはその人のバックグラウンドがあるからなんだなと感じ、それが見ることができて本当によかったです。ありがとうございました。(準ゼミ生 近田)

【20160210参加】インターンシップ

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 2月10日は、EDUCOM東京本社で、インターンシップのお手伝いをさせていただきました。

 今後の教員養成のプログラムとして、学校インターンシップの重要性が言われていますので、開催する側として参加することも大切なことだと考え、進行の中に加えさせていただきました。

 私が担当したのは、午後の部の「ヒアリング体験」です。想定は、校長から学校が抱える課題を聞き出してくるというもので、私は中学校長役を担当させていただきました。

 写真は、会社概要や就職に対する考え方を説明している場面、そして学校を知る講話の一コマですす。(玉置) 

ウサギ島

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 先日、広島に旅行に行きました。そこで訪れたのは、大久野島という小さな島です。別名ウサギ島といいます。なぜウサギ島と言うのかというと、島には野生のウサギが700羽ほど生息しているからです。

 私はこの島のことをテレビで知り、一体どんな感じになっているのか不思議に思っていました。いざ行ってみると、島の中を歩くたびに、うさぎに出会います。また、私たち人間がエサをくれると分かっているので、走り寄ってくるのです。この可愛さといったら、今まで経験したことのない愛くるしさでした。島を出てからも、ウサギがいないか目で探してしまうぐらいです。

 また、この島の存在が徐々に知れ渡り、観光客が増えていると聞きます。この島には、ウサギが安全に暮らすために守るルールがたくさんありますが、それらのルールを大切にして、この島を守っていってほしいです。

 非現実的な経験ができ、良い思い出になりました。(牧野)

*この島は戦争をしていた時代に、毒ガスが作られていた場所でもあり、島を歩くと戦争の爪痕を感じることができます。写真に写っている廃墟もその一つです。

「愛される学校づくりフォーラム」に参加して

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 2月6日(土)、東京で行われた「愛される学校づくりフォーラム」に参加させていただきました。

 午前の部では、愛される学校づくり"公開"研究会ということで、4つのテーマについて提案と協議がされました。

 そのなかの一つである、『「授業の見方」をたかめるには』のテーマでは、授業者の先生の立場ではなく、授業の指導者の先生の立場でどう授業をみるのかということが提案・討議されました。

 授業は教師ではなく、子ども一人ひとりをみること、そして子ども表情をしっかり見るために前の方からみることで授業が見えてくることを学びました。

 よく表情発言から意見をつないでいくことが大切と言われます。指導者の先生が子どもの表情を見ることで、どの子どもがどんな表情をしたのかを知ることができます。そして、その子どもの表情に授業者の先生が気づくことができているのか、全体をしっかりみながら授業を展開することができているのかをその後の指導で取り扱っていけばよいのではないかと思いました。

 午後の部では、楽しく、手軽に授業改善をしようということで、2つの模擬授業からICTを利用した効果的な指導方法を学びました。

 神戸先生の模擬授業では、壇上にあがって間近授業を見させていただきました。午前中に学んだ授業の見方が実践してみようとしましたが、先生の話を聞き入ってしまい、子どもの表情をしっかり見ることができませんでした。なかなか難しいと感じました。

 授業はトイレットペーパーの厚さと長さを求めようという内容でした。導入では、トイレットペーパーの製品表示を隠して、何が書かれているのかを考えさせることで、子どもに?を生み出させていました。普段周りのものを見ているようで見ていないことを感じさせていました。ことことは、社会科でも使える方法で、資料の一部を隠して、子どもに考えさせることで、思考力や想像力が身についていくのではないかと思います。

 そして、神戸先生は子どもに考え続けることをさせていました。「同じです」と答えた子どもには「どこが?」と返して、自分の言葉で答えさせ、思考させていました。また、何回分という曖昧な言葉に対して、「何回分ってどういうこと?」と質問していらっしゃいました。

 私の教育実習では、子どもの発言したことを全て受容してしまい、曖昧な言葉を追及することができていませんでした。教師側が分かっていても、全ての子どもが理解しているとは限らない。そう考えたら、誰もが理解するまで、掘り下げて考えさせていかなくてはならないなと感じました。

 壇上において意見する機会をいただけたことはとてもありがたく、よい経験になりました。このようなセミナーに参加させていただけることを感謝し、これからも積極的に参加し、多くなことを学んでいきたいと思います。(末松)

授業で何を見る(愛される学校づくりフォーラムに参加して)

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 2月6日、品川で開催された「愛される学校づくりフォーラム」に参加した。

 テーマ1では、「授業の見方」を高めるためには、教師は何を見たらよいのかについて深めた。

 教育実習では、児童・生徒の表情を見るべきだと、大学でも実習校でも教わった。なぜそれを見るのはなんとなくはわかるが、見たから何を得られるのかは定かではなかった。

 テーマ1で、はっきりとした。子供たちの様子や態度、表情など言葉には現れないようなところで、その授業が本当に子供たちのための授業になっているのか、はたまた授業者の自己満足の授業になってしまっているのかがわかる。だから、まずは子供たちを見るべきだ。納得した。

 しかし、まだまだ現場そのものを知らない自分は、全ての授業において、全ての先生方の授業ひとつひとつが勉強になる。子供たちを見ることの大切さもわかるが、未熟者の自分達はやはり授業者の技を見てしまう。そこから勉強することの方が確実に多いからだ。

 協議の中では、子供を見るのか、教師を見るのかどちらを見るかのような感じになっていたが、どちらかだけを見るのもいいと思えない。教師と子供たちとの間で行われるやりとりに注目すべきだよなと思った。授業は、どちらか一方で成り立つものではないから。

 しかし、そんなこと中々上手くできない。午後の模擬授業では、授業を見る側として壇上に上がったが、全てを見ようとしてメモもわけがわからなくなっていた。さらに、その神戸先生の算数の授業が面白いので、学習者視点に入りそうになってしまった。というより、入っていた。

 だから、色々見ようとすると、逆に見えなくなるので、子供を見るのであったり、教師を見るのであったりと、自分に足りないものにポイントを絞って授業を見ることが大切だなと思った。

 今のところ、自分は教師を見る。(中田昂)

20160206「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」へ参加

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 2月6日(土)、品川で開催された「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」に、ゼミ生6名+準ゼミ生1名と共に参加しました。

 ゼミ生6名は、後半の部に登壇。模擬授業を見て、コメントをするという大役をいただきました。「玉置ゼミ生、なかなかやるじゃないか!」という評価をいただき、とても嬉しい1日となりました。(玉置)

岐阜市歴史博物館

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 先日、岐阜市歴史博物館に行きました。ちょうど「ちょっと昔の道具たち」という企画展が行われていました。昔の子どもたちが遊んでいた遊びや昔の生で使われていた道具を実際に体験することもできました。

 昔の暮らしの中にはちょっとした工夫がたくさんありました。

 例えば、昔は七輪で魚(サンマ)を焼いていました。七輪の上にそのまま魚を並べても頭やしっぽは七輪からはみ出してしまいなかなか焼くことができません。そのため、昔の人はサンマの目にしっぽを差し込み丸くして七輪にのせ焼いていたそうです。

 昔の遊びでは初めてベイゴマの遊び方を知りました。ベイゴマの巻き方を教えていただく中で、ひもに少し水をつけるとうまく巻くことができるということも知りました。

 岐阜市歴史博物館は岐阜市内の小中学生は無料で見学でき、私が行った日にも5つの小学校が見学に来ていたそうです。また。ものしり博士というスタッフの方が使い方や遊び方を教えて下さります。昔の暮らしについてテレビや本で知るよりも、自分で体験しながら知ることができとても楽しく感じました。時間があったらまた行ってみたいと思いました。(渡部)

愛される学校づくりフォーラムに参加して

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 先日、「愛される学校づくりフォーラム」に参加させていただきました。

 午前の部では、これからの授業や学校のあり方について勉強することができました。

 午後の部では、神戸先生の小学校算数の授業と和田先生の小学校道徳の授業を拝見しました。

 神戸先生の授業は、子どもが授業に参加しやすい工夫がたくさんありました。子どもの発言を聞くときに子どもの目線までしゃがんで聞いたり、子どものつぶやきをあえて先生が大きな声で言って考える際のヒントを与えたり、こういった先生の配慮で子どもの授業への取り組みも変わってくるのではないかと思いました。他にも子どもが発言したことについて「どういうこと?」という切り返しを、発言した子どもに聞くのではなく、他の子どもに聞いたり、表情発言をとりいれたりして、大変勉強になりました。

 和田先生は、考えたことに対する価値づけだけではなく、学習意欲・態度に対する価値づけもすることで、常に良い雰囲気で授業を行っていたことが印象的です。また、なかなか考えがまとまらなくて手をあげられない子に対して、その場で待つのではなく、他の子が発言していくなかでやっと考えがまとまったところで手をあげた子を見逃さずにすぐに指名している姿をみて、和田先生の子どもを見る力のすごさを改めて感じました。このような和田先生の全員参加型授業の実現は、和田先生の授業や子どもに対する考えが大きいと思います。

 懇親会では、和田先生から貴重なお話を伺うことができました。和田先生は、「授業はパズルのようなもの。高の子(できる子)は1ピースでそのパズルの絵を当てられるが、低の子(できない子)はそれができない。だから高の子がピースを集めて、だいたい何の絵かわかったところで、低の子が手をあげたら指名する。それがその子の自信につながる。」とおっしゃっていました。和田先生と出会える子どもは幸せだなと思いました。わたしもこのような授業をしたいと心の底から思いました。

 最後に、この貴重な経験を糧に、チーム玉置で、全員で良い教員を目指し頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。(大澤)

ふくらとの共演重ねる

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 2月6日(土)に開催された「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」では、お昼の時間に、愛狂亭ふくらとの共演がありました。弟子のふくら、初の東京口演です。といっても、私自身も初の東京での高座でした。

 共演というと、ふくらに怒られるかもしれません(笑)。前説を二人でやって、ふくらは「猫と金魚」を一席やりましたから。弟子はよく受けていました。

 なお、下の写真は、ふくらのお父さんにも加わっていただいたワンショットです。(玉置こと三楽)
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フォーラムでの神戸先生の模擬授業で学んだこと

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 「愛される学校づくりフォーラム」で行われた神戸先生の模擬授業の中で、神戸先生は机間指導のときに生徒の様子を見回っていました。

 そこで神戸先生は3つのことに注目して机間指導をするそうです。まず第一にペア交流であれば2人がきちんと話し合えているかを確認するそうです。これが成り立っていなければ学びは生まれません。第二に表情を見るそうです。困っている顔はいないか探すそうです。神戸先生からは答えを言わずに、他の生徒に考えを求め解決していきます。第三に実際にノートを見るそうです。ここで初めてノートを見てどこでつまずいているのかを確認するそうです。

 私が教育実習で授業をさせていただいたときはそのあとの流れを作るために、流れの良くなる生徒の意見を探し回っていました。そうではなく、まず全体が学び合えているのか環境を整えることが優先すべき事項であることを学びました。また、机間指導中に神戸先生はよく姿勢を低くして待機していました。これは生徒と目が合うと集中力の妨げになってしまうからだそうです。こういった小さなことでも環境を整えるうちの1つであると思います。(小川)

【20160206進行】愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京

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 2月6日(土)は、「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」で登壇しました。

 与えられた役割は、午前中の「公開研究会」の司会進行役です。この公開研究会に際して、プログラムに「愛される学校づくり“公開”研究会を見ていただくにあたって」と題して主旨を書きました。そのまま掲載します。(玉置)

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 はじめにお断りをしておきたいことがあります。

 「午前の部」が進めば進むほど、ストレスが溜まってくる可能性があるということです。ひょっとしたら腹が立ってきて、手を挙げて発言したくなるかもしれません。
このことを会の始まりにあたって、お伝えしておきたいのです。

 「午前の部」は、私たちが行っている研究会をそのまま見ていただきます。二か月に一度の定例研究会では、一つ、あるいは二つのテーマを決め、会員あるいは外部の方に基調提案をしてもらい自由討議をしています。今回はテーマを特別に4つとし、研究会員が討議する様子を見ていただく企画としました。

 もちろん、この会に参加していただいている皆さんにとって、大変有意義な時間となると思っています。どの話し合いにおいても結論が出ず、すっきりしないかもしれませんが、教育現場においては、まさに重要なテーマばかりだからです。

 「テーマ1 授業の見方を高めるには」では、教育コンサルタント・大西貞憲さんの「授業の見方」を私たちはどう身に付けたらよいかが話題の中心になると思っています。大西さんの技を共有化するための話し合いをしたいと考えています。

 「テーマ2 若手教師の力量を高めるには」では、今やどの学校も抱えていると言ってもよい「若手教師の育成」を山田貞二先生の実践をもとに協議したいと思います。学校事情は異なりますので、様々な育成の具体例を出し合い学び合いたいと思っています。

 「テーマ3 チーム学校が機能するには」では、元文部科学省での担当であった風岡治さんから「チーム学校の基礎・基本」について説明を受け、学校外との連携も視野に入れて、学校はどのような姿勢で取り組んでいくべきかを話し合いたいと思います。

 「テーマ4 授業における真のICT活用とは」では、豊福晋平先生から「脱ICT教具論」についての主張をお聞きます。ICTの整備状況においても様々な学校現場の実態を踏まえて、各段階で望ましい方向に進むための具体的な一歩について考えたいと思います。

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【20160204講演】高槻市校長会研修会

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 2月4日は、高槻市教育委員会から「授業と学び研究所」へ依頼を受け、校長会研修会で講演をしました。

 与えられた演題は「これからの管理職におけるカリキュラムマネジメント」というものでした。基本概念を説明後、自分が行ってきた学校経営の数々をそのように行った考えを伝えることに重点をおき話しました。

 この日は、午前9時から校長研修会がされているとのこと。私の講演は15時30分から17時までとのことで、校長先生方のお疲れも心して、笑いながら学んでいただける話に心がけました。

 持参した新刊「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」をすべて購入していただけました。(玉置)
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琵琶湖一周のぶらり旅

 2月14日(日)、バレンタインデーの日にチョコをもらえそうにない男2人で琵琶湖を一周してきました。

 琵琶湖一周だけではなく、比叡山の延暦寺や安土城跡、中江藤樹ゆかりの地など、多くの場所を巡ることができました。

 さあて、今度はどこに行こうかな。(中田昂)
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「愛される学校づくりフォーラム」に参加して

 東京で行われた「愛される学校づくりフォーラム」に参加させていただきました。全国から教職に携わる方々が集まりました。その広い会場でなんと舞台の上に立たせていただき、神戸先生が行う模擬授業の検討をさせていただきました。大変名誉あることですし、恐れ多く、着眼点がずれたことを言ってしまわないかとても不安でした。しかし、玉置先生からいただいたこのチャンスを最大限に活かすべきだと切り替えて様々な質問や感想を述べさせていただきました。

 私が投げかけた質問は2つあり、1つ目は授業に電卓を使うことについてです。このフォーラムでもありましたがBYODなどのICTを取り入れた授業を推奨していく中で、なんでも機器に頼ることはいいことなのか疑問です。今回の神戸先生の授業は考え方を大切にし、様々な方法を持ち寄って答えを出すものでした。ですから、計算で時間を取られないために電卓を使うことは有効であると思います。しかし、どんな授業においても計算を省いてしまうことは計算力の低下につながると感じます。小数の計算が苦手な子ほど今回の授業では計算を自らやってみようと取り組む姿が見られるのではないかと考えました。

 2つ目は日常の中から算数・数学的な問題をどのようにして見つけてくるのかを質問させていただきました。神戸先生は日常の中にあるものを見て考えるそうです。そして、それが楽しくなると授業の中でお話しくださいました。私も日常の中に目をやり探してみると、電車の車輪は一回りで線路をどれだけ進むことができるのかと疑問を持ちました。確かに日常のものに目をやることで少しは浮かんできました。なので普段から算数・数学的なものの見方でものを見ていきたいと思いました。(小川)
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「愛される学校づくりフォーラム」に参加

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 先日、東京にて行われた愛される学校作りフォーラムに参加させていただきました。

 全国から先生方が集まる中、役もいただいていたため、楽しみ半分、不安半分でのぞみました。会場は予想を越える大きさ、そしてたくさんのお客さん。入った瞬間、緊張が高まりました。

 前半は、どちらかといえば管理職向けのお話。若手を育てるためのYMLについてや、チーム学校について教えていただきました。このようなお話は普段聞く機会がなく、とても新鮮で、こんな環境が整っていたら学校がもっと働きやすく素敵な場所になるのだろうと思いながら聞かせていただきました。

 後半は、前半勉強させていただいた授業の見方のお話を参考に、お二人の先生の模擬授業を見せていただきました。

 神戸先生は、子どもの表情や手の角度をさえも逃さず、子どもを見る目の鋭さに驚きました。また、導入を工夫して注目を集めたり、指名の仕方をたくさんの子どもが考えたり喋ったりできるよう工夫したりして、全員参加型の授業をされており、是非参考にしたいと思いました。

 和田先生は、神戸先生と同じく子ども一人一人の考えをとても大事にされる点や、タイトルを最初に言わないという技法、挿し絵にまでこだわって考えさせること等、マネしたいと思う点が多々あり、勉強になりました。

 また、和田先生にはセミナー後の懇親会でもお話を聞かせていただいたのですが、授業はジグソーパズルであること、教師の役割は子どもの意見を聞いて交通整理をすることだということを教えていただき、なるほどと思いました。

 今回のフォーラムでは、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、素晴らしい先生方とも話させていただいて、多くの学びを得ることができました。こんなに素晴らしいフォーラムに参加させていただけて本当に良かったです。玉置ゼミに入ったことを改めて幸せだなと感じられた一日でした。(杉下)

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