愛される学校づくりフォーラムに参加して

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 先日、「愛される学校づくりフォーラム」に参加させていただきました。

 午前の部では、これからの授業や学校のあり方について勉強することができました。

 午後の部では、神戸先生の小学校算数の授業と和田先生の小学校道徳の授業を拝見しました。

 神戸先生の授業は、子どもが授業に参加しやすい工夫がたくさんありました。子どもの発言を聞くときに子どもの目線までしゃがんで聞いたり、子どものつぶやきをあえて先生が大きな声で言って考える際のヒントを与えたり、こういった先生の配慮で子どもの授業への取り組みも変わってくるのではないかと思いました。他にも子どもが発言したことについて「どういうこと?」という切り返しを、発言した子どもに聞くのではなく、他の子どもに聞いたり、表情発言をとりいれたりして、大変勉強になりました。

 和田先生は、考えたことに対する価値づけだけではなく、学習意欲・態度に対する価値づけもすることで、常に良い雰囲気で授業を行っていたことが印象的です。また、なかなか考えがまとまらなくて手をあげられない子に対して、その場で待つのではなく、他の子が発言していくなかでやっと考えがまとまったところで手をあげた子を見逃さずにすぐに指名している姿をみて、和田先生の子どもを見る力のすごさを改めて感じました。このような和田先生の全員参加型授業の実現は、和田先生の授業や子どもに対する考えが大きいと思います。

 懇親会では、和田先生から貴重なお話を伺うことができました。和田先生は、「授業はパズルのようなもの。高の子(できる子)は1ピースでそのパズルの絵を当てられるが、低の子(できない子)はそれができない。だから高の子がピースを集めて、だいたい何の絵かわかったところで、低の子が手をあげたら指名する。それがその子の自信につながる。」とおっしゃっていました。和田先生と出会える子どもは幸せだなと思いました。わたしもこのような授業をしたいと心の底から思いました。

 最後に、この貴重な経験を糧に、チーム玉置で、全員で良い教員を目指し頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。(大澤)

ふくらとの共演重ねる

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 2月6日(土)に開催された「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」では、お昼の時間に、愛狂亭ふくらとの共演がありました。弟子のふくら、初の東京口演です。といっても、私自身も初の東京での高座でした。

 共演というと、ふくらに怒られるかもしれません(笑)。前説を二人でやって、ふくらは「猫と金魚」を一席やりましたから。弟子はよく受けていました。

 なお、下の写真は、ふくらのお父さんにも加わっていただいたワンショットです。(玉置こと三楽)
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フォーラムでの神戸先生の模擬授業で学んだこと

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 「愛される学校づくりフォーラム」で行われた神戸先生の模擬授業の中で、神戸先生は机間指導のときに生徒の様子を見回っていました。

 そこで神戸先生は3つのことに注目して机間指導をするそうです。まず第一にペア交流であれば2人がきちんと話し合えているかを確認するそうです。これが成り立っていなければ学びは生まれません。第二に表情を見るそうです。困っている顔はいないか探すそうです。神戸先生からは答えを言わずに、他の生徒に考えを求め解決していきます。第三に実際にノートを見るそうです。ここで初めてノートを見てどこでつまずいているのかを確認するそうです。

 私が教育実習で授業をさせていただいたときはそのあとの流れを作るために、流れの良くなる生徒の意見を探し回っていました。そうではなく、まず全体が学び合えているのか環境を整えることが優先すべき事項であることを学びました。また、机間指導中に神戸先生はよく姿勢を低くして待機していました。これは生徒と目が合うと集中力の妨げになってしまうからだそうです。こういった小さなことでも環境を整えるうちの1つであると思います。(小川)

【20160206進行】愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京

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 2月6日(土)は、「愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京」で登壇しました。

 与えられた役割は、午前中の「公開研究会」の司会進行役です。この公開研究会に際して、プログラムに「愛される学校づくり“公開”研究会を見ていただくにあたって」と題して主旨を書きました。そのまま掲載します。(玉置)

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 はじめにお断りをしておきたいことがあります。

 「午前の部」が進めば進むほど、ストレスが溜まってくる可能性があるということです。ひょっとしたら腹が立ってきて、手を挙げて発言したくなるかもしれません。
このことを会の始まりにあたって、お伝えしておきたいのです。

 「午前の部」は、私たちが行っている研究会をそのまま見ていただきます。二か月に一度の定例研究会では、一つ、あるいは二つのテーマを決め、会員あるいは外部の方に基調提案をしてもらい自由討議をしています。今回はテーマを特別に4つとし、研究会員が討議する様子を見ていただく企画としました。

 もちろん、この会に参加していただいている皆さんにとって、大変有意義な時間となると思っています。どの話し合いにおいても結論が出ず、すっきりしないかもしれませんが、教育現場においては、まさに重要なテーマばかりだからです。

 「テーマ1 授業の見方を高めるには」では、教育コンサルタント・大西貞憲さんの「授業の見方」を私たちはどう身に付けたらよいかが話題の中心になると思っています。大西さんの技を共有化するための話し合いをしたいと考えています。

 「テーマ2 若手教師の力量を高めるには」では、今やどの学校も抱えていると言ってもよい「若手教師の育成」を山田貞二先生の実践をもとに協議したいと思います。学校事情は異なりますので、様々な育成の具体例を出し合い学び合いたいと思っています。

 「テーマ3 チーム学校が機能するには」では、元文部科学省での担当であった風岡治さんから「チーム学校の基礎・基本」について説明を受け、学校外との連携も視野に入れて、学校はどのような姿勢で取り組んでいくべきかを話し合いたいと思います。

 「テーマ4 授業における真のICT活用とは」では、豊福晋平先生から「脱ICT教具論」についての主張をお聞きます。ICTの整備状況においても様々な学校現場の実態を踏まえて、各段階で望ましい方向に進むための具体的な一歩について考えたいと思います。

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【20160204講演】高槻市校長会研修会

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 2月4日は、高槻市教育委員会から「授業と学び研究所」へ依頼を受け、校長会研修会で講演をしました。

 与えられた演題は「これからの管理職におけるカリキュラムマネジメント」というものでした。基本概念を説明後、自分が行ってきた学校経営の数々をそのように行った考えを伝えることに重点をおき話しました。

 この日は、午前9時から校長研修会がされているとのこと。私の講演は15時30分から17時までとのことで、校長先生方のお疲れも心して、笑いながら学んでいただける話に心がけました。

 持参した新刊「実務が必ずうまくいく 中学校長の仕事術 55の心得」をすべて購入していただけました。(玉置)
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琵琶湖一周のぶらり旅

 2月14日(日)、バレンタインデーの日にチョコをもらえそうにない男2人で琵琶湖を一周してきました。

 琵琶湖一周だけではなく、比叡山の延暦寺や安土城跡、中江藤樹ゆかりの地など、多くの場所を巡ることができました。

 さあて、今度はどこに行こうかな。(中田昂)
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「愛される学校づくりフォーラム」に参加して

 東京で行われた「愛される学校づくりフォーラム」に参加させていただきました。全国から教職に携わる方々が集まりました。その広い会場でなんと舞台の上に立たせていただき、神戸先生が行う模擬授業の検討をさせていただきました。大変名誉あることですし、恐れ多く、着眼点がずれたことを言ってしまわないかとても不安でした。しかし、玉置先生からいただいたこのチャンスを最大限に活かすべきだと切り替えて様々な質問や感想を述べさせていただきました。

 私が投げかけた質問は2つあり、1つ目は授業に電卓を使うことについてです。このフォーラムでもありましたがBYODなどのICTを取り入れた授業を推奨していく中で、なんでも機器に頼ることはいいことなのか疑問です。今回の神戸先生の授業は考え方を大切にし、様々な方法を持ち寄って答えを出すものでした。ですから、計算で時間を取られないために電卓を使うことは有効であると思います。しかし、どんな授業においても計算を省いてしまうことは計算力の低下につながると感じます。小数の計算が苦手な子ほど今回の授業では計算を自らやってみようと取り組む姿が見られるのではないかと考えました。

 2つ目は日常の中から算数・数学的な問題をどのようにして見つけてくるのかを質問させていただきました。神戸先生は日常の中にあるものを見て考えるそうです。そして、それが楽しくなると授業の中でお話しくださいました。私も日常の中に目をやり探してみると、電車の車輪は一回りで線路をどれだけ進むことができるのかと疑問を持ちました。確かに日常のものに目をやることで少しは浮かんできました。なので普段から算数・数学的なものの見方でものを見ていきたいと思いました。(小川)
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「愛される学校づくりフォーラム」に参加

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 先日、東京にて行われた愛される学校作りフォーラムに参加させていただきました。

 全国から先生方が集まる中、役もいただいていたため、楽しみ半分、不安半分でのぞみました。会場は予想を越える大きさ、そしてたくさんのお客さん。入った瞬間、緊張が高まりました。

 前半は、どちらかといえば管理職向けのお話。若手を育てるためのYMLについてや、チーム学校について教えていただきました。このようなお話は普段聞く機会がなく、とても新鮮で、こんな環境が整っていたら学校がもっと働きやすく素敵な場所になるのだろうと思いながら聞かせていただきました。

 後半は、前半勉強させていただいた授業の見方のお話を参考に、お二人の先生の模擬授業を見せていただきました。

 神戸先生は、子どもの表情や手の角度をさえも逃さず、子どもを見る目の鋭さに驚きました。また、導入を工夫して注目を集めたり、指名の仕方をたくさんの子どもが考えたり喋ったりできるよう工夫したりして、全員参加型の授業をされており、是非参考にしたいと思いました。

 和田先生は、神戸先生と同じく子ども一人一人の考えをとても大事にされる点や、タイトルを最初に言わないという技法、挿し絵にまでこだわって考えさせること等、マネしたいと思う点が多々あり、勉強になりました。

 また、和田先生にはセミナー後の懇親会でもお話を聞かせていただいたのですが、授業はジグソーパズルであること、教師の役割は子どもの意見を聞いて交通整理をすることだということを教えていただき、なるほどと思いました。

 今回のフォーラムでは、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、素晴らしい先生方とも話させていただいて、多くの学びを得ることができました。こんなに素晴らしいフォーラムに参加させていただけて本当に良かったです。玉置ゼミに入ったことを改めて幸せだなと感じられた一日でした。(杉下)

思い付きで…

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「夕日が見たいなぁ…」

 2月3日(水)の夕方、1日中自宅にいた私は、ふとした思い付きで金華山に登ってきました。

 …というのも、この日はとても天気が良く、外に出ないのはもったいないと思ったからです。それに、毎回金華山に登る時間帯はお昼がほとんどだったので、1度山頂から夕日を見たいという思いもあったからです。

 山頂はなかなかの強風が吹き荒れていましたが、無事に念願の夕日を拝むことができました。突然決めたことですが、良い気分転換ができて、とても爽快な気持ちになりました。次回は朝日か夜景を見ようと思っています。(佐藤)

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愛される学校づくりフォーラムに参加して(2)

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 2月6日(土)に開催された愛される学校づくりフォーラム。午後の部は「楽しく、手軽に授業改善しよう」をテーマに2つの模擬授業を見させていただいた。

 1つ目は神戸先生による算数の授業。私たちゼミ生は初任者という設定で、児童役の先生方の横から授業を参観した。

 トイレットペーパーという児童にとって身近な題材。しかし、考えたこともないような視点からの問題に、授業を見ながら私も一緒にどう解くのか考えてしまった。「同じです」という発言には「どこが?」と切り返し発言させる。決して教師が語るのではなく「どういうこと?」と問いかけ、児童に話させていたところが勉強になった。

 また、「首をかしげていたね。どこが疑問に思った?」と児童の反応にしっかりと目を向けており、分からないことを共有して全体で解決するという授業の組み立て方も授業づくりに活かしたいと思った。授業検討ではペアで話をしているときに何を見ているのか、子どもが話しているときの立ち方など、私にはまだ足りない授業の見方を知る。もっと沢山の授業を見て勉強していきたい。

 2つ目は和田先生の道徳の授業。初めの握手が授業の導入につながったときは私もいいねのボタンを押したかった。和田先生の授業を見ていて学んだことは児童へのプラス一言。「自分の言葉で言えたね」「いい表現だね」と児童の発言を価値づける場面が何度もあった。自然にそうできるようには時間がかかるかもしれないが、まずは意識して声をかけていくことが必要だと感じた。

 また、板書の仕方についても学んだ。児童の言葉はなるべくそのまま書いていく。しかし、ただ全部を書いているわけではない。板書のスピードはおそらく私の半分の時間であったと思う。瞬時に児童の発言の要点をまとめるとともに、大切なところにラインを引くなど、あっという間だ。キーワードを早く見つけることがそれを実現する1つのポイントだと思ったので、児童の話し合う時間を長くできるよう板書も練習したいと思った。

 授業検討については、私にはまだ分からないことがたくさんあった。だが、どちらのツールも授業を振り返るときに非常に役立つものであることがよく分かった。これから現場で活用されていくシステムを授業とともに見れたことは非常に大きな経験である。中身の濃い、多くの学びがあった1日であった。貴重な時間を過ごさせていただいた先生方、そして関係者のみなさんに感謝しなければならない。(松井)

「ウィンドアンサンブル定期演奏会」にぜひ!

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この場をお借りしてすみません(>_<)

宣伝です!

2月21日(日)に、羽島文化センター〈スカイホール〉にて、第32回岐阜聖徳学園大学ウィンドアンサンブル定期演奏会を行います。(玉置ゼミ3年生の皆さんはゼミ頑張ってくださいm(__)m)

13時会場、13時半開演となっています。
チケット代500円、当日券もご用意しています。
また、JR岐阜駅、岐阜聖徳学園大学(岐阜キャンパス、羽島キャンパス)より無料シャトルバスを運行します。

これぞ吹奏楽!という曲からライオンキング、アニメヒロインメドレー等お馴染みの曲まで、色々やります!企画ステージもあり(今年はアメリカンショーミュージック)、聴いて、見て、楽しめるステージになっています♪

お客様に喜んでいただけるよう、部員一同精一杯頑張りますので、お時間ございましたら是非足を運んでください(*^^*)

お問い合わせは
ポスター下の連絡先、もしくは杉下までお願いします。(杉下)

愛される学校づくりフォーラムに参加して(1)

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 2月6日(土)に東京品川で開催された愛される学校づくりフォーラムに参加させていただいた。まずは午前の部での学びをまとめたい。

 午前の部は公開研究会と題し、学校に関わる様々な方が4つのテーマの提案・協議が行われた。

 1つ目のテーマは授業の見方について。私はできる限り前から子どもの姿を見た方がよいのではないかとただ漠然と考えていたが、先生方の見る場所やタイミングについての意見を聞くうちに、何が正しいのか分からなくなった。子どもの表情も見たいが邪魔になることがある。教師を見ると子どもの反応が捉えきれない。最後までどこを見ればいいか自分の中で結論は出せなかったが、ひとつ印象に残ったのが「子どもに学びが生まれているか」という言葉だ。「授業の目的は子どもに力をつけること」と大西先生のお話にあったように、学びがなければ子どもに力はつかない。授業の中での子どもの変容を見つけ、力をつける授業になっているかを確かめるのが1つの授業の見方だと感じた。

 2つ目のテーマは若手教師の力を高め方。中堅とよばれる世代の先生方が少ないということを知り、私たちの世代が早く力をつけていくことの必要性を感じた。リーダーシップを発揮し、ゼミのようにともに学ぶ習慣を教員になっても忘れないようにしたい。

 3つ目のテーマは「チーム学校」の機能について。私の勉強不足で分からないことが多くまだ実感は沸かなかったが、大切なことは教員が協働していくこと。そして、先生だけでなく、保護者や地域の方とも手を取り合い子どもを見ていくことだと学んだ。

 最後のテーマは授業における「真のICT活用」について。ICTの活用について様々な意見が飛び交う。私は1人1台タブレット端末を2020年までに導入するのは無理ではないかと考えているので、BYODという考えが頭に浮かんだ。自分のスマートフォンやタブレットを学校に持ってこれば、予算はそこまでかからない。もちろん故障などのトラブルへの対応、持っていない子どもへの補助など考えなければいけないことは多々あるが、環境を整えるのには1番早い策だと考える。私が小中学生の頃にはまだ携帯電話を持っている子の方が少なかった。しかし、たった10年で今やほとんどの子どもがスマートフォンを持っている。「教具から文具へ」という言葉がぴったりなのではないだろうか。ICTの活用については教員を目指す上で今後も考えていかなければならない課題だと感じた。(松井)

かわいいかわいい家族の誕生日

 2月10日は、我が家のアイドルこと健ちゃんの11歳の誕生日でした。

 犬の11歳は人間で言うと約60歳だそうです。年的にはおじいちゃん犬ですが、散歩が大好きで、元気が有り余っている時は、家中を走り回っている時もあります(笑)

 以前の記事でも書きましたが、「健康に育ちますように」という願いをもとに名前をつけたので、ここまで健康に育ったのではないかなと思いました。

 大事な家族の一員である健ちゃん。いつまでも健康で、長生きしてほしいと思います。

 写真は、私からの誕生日プレゼントのお菓子です。プレゼント用に包装してくれました!ちなみに、家族全員それぞれが健ちゃんにプレゼントを買ってきていました(笑)(堀江)

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たかが掃除されど掃除

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 以前、私の卒論研究にと、玉置先生にある本を勧めていただきました。それは家本芳郎先生の『掃除サボリの教育学 たかが掃除されど掃除』という本です。

 その中で一番印象に残った言葉は、「指導とは、やる気にさせること」です。

 私はこの言葉を知って、今まで自分が考えていた「指導」は本当の指導ではなかったのかもしれない、と思いました。私は、「指導」とは、子どもたちが考え、行動できるように、多くのことを教えることだと思っていました。

 しかし、家本先生の言葉をもとにすると、「指導」とは、子どもたちにやる気が起こるような、声かけや行動をしたり、活動を考えることだと考えられます。

 家本先生は、本の中で、「どうしたら罰を与えずに、すすんで掃除をする気にさせることができるのか。それを考えるのが、教師の仕事である指導のおもしろさなのである」と述べています。これは掃除だけでなく、その他の生活指導や、授業においても言えることです。教師になることができた時には、このことをまた思い出したいと思います。(牧野)

引っ越し

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 1月30日(土)、1日だけの派遣アルバイトで、私は初めて引っ越しの補助業務を行いました。「引っ越しは絶対に厳しいよ」という評判はよく聞いたことがありましたが、一度は経験してみたいという思いがあったので、覚悟して挑みました。

 実際に行ってみると、それは評判通り、いや評判以上に厳しいものでした。新築への引っ越しだったこともあり、特に傷を付けないように慎重に運ぶことが求められました。それに、私の持ち方が良くなかったのか、大きな荷物ほどなかなか持ち上げられず、度々代わってもらうことも多かったです。しかし、その分小さな荷物をたくさん運ぼうと積極的に動きました。

 そして、無事に時間内に業務を終えて、お客様の笑顔を見ることができた時は、何とも言えない達成感を得ることができました。その代償に全身筋肉痛に苦しめられましたが、普段はなかなかできない経験ができて良かったです。(佐藤)

【20160202参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第2回)

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 2月2日(火)、文部科学省に出向き、「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第2回)」に委員として参加しました。午前中は北里中での「いのちの授業」実践でしたので遅参しました。

 今回は、4名の委員からレポート発表があり、それを受けて意見交換をしました。(玉置)

20160202小牧市立北里中訪問

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 すでに「北里中学校でのいのちの授業」について発信していますが、この日は、写真のメンバーで北里中学校を訪問しました。

 北里中学校長、プロジェクトのメンバー、ゼミ生、他大学生、日本教育新聞社記者による記念写真です。

 なお、この日の「いのちの授業」は、その日のうちに北里中学校でも「生きるということ いのちの重さ」と題して発信していただきました。ここをクリックして、ぜひご覧ください。(玉置)
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いのちの授業

 少し前の話ですが、玉置先生が新しく挑戦する道徳の授業を受けさせていただいたことがあります。小児がんをテーマにした、いのちの授業です。そのときはまだ試行錯誤を重ねていると聞いていましたが、いま実際の現場でその授業が行われました。その様子がテレビで放送され、小児がんを題材にした副読本を用いて授業が行われていました。パワーアップしたこの授業を実際の現場で、生徒の反応をみたいと強く思いました。(小川)
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『いのちの授業』を参観して

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 2月2日(火)、小牧市立北里中学校にて『いのちの授業』を参観させていただきました。私は以前、一宮市立尾西第三中学校でも同様の授業を参観させていただきましたが、生徒が変わることで全く違った授業を見ることができました。

 まず玉置先生が行った授業では、前回同様に「心に汗」「想像」をキーワードに、とにかく生徒の意見を認め、わずかなつぶやきもしっかり拾い、本当に発言しやすい雰囲気を感じました。そんな働きかけもあり、前回よりも生徒の発言する様子が多く見られました。また、生徒からは「命は弱いもの」という初めて聞く意見もあり、考え方が様々であることに改めて驚きました。

 次に山田先生が行った授業では、冒頭で命について考えることを押さえ、グループ交流の時間を設けるといった、生徒に合わせた授業のペース配分は、生徒に考える時間があって良いと思いました。特に深堀りされていたのが、「小児がんになったケイコちゃんが幸せだったかどうか」という発問があった場面です。私は賛成が多いと思っていましたが、意外と反対も多く、直感的な思いも知ることができました。

 こうして『いのちの授業』を参観して、玉置先生も山田先生も生徒の意見をしっかりと待った上で授業を進め、感情移入ではない自分の思いが添えられていました。資料を上手く使い、最後には鈴木さんの感動的なお話もあり、そういった「リアルさ」が道徳に必要であることがよく分かりました。将来教壇に立つ時に、ここで学ばせていただいたことを、少しでも生かして授業ができるようになりたいです。(佐藤)

「いのちの授業」を参観して

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 2月2日、小牧市立北里中学校で行われたいのちの授業を見させていただきました。

 1時間目の玉置先生の授業では生徒たちにより具体的に答えさせる場面がありました。ある生徒が発言した「日々の生活を受実させる」という言葉に対し、「具体的にどういうこと?」という声をかけていらっしゃいました。

 私がもし授業をしていたら「そうだね。とても大切なことだね」と言って終わってしまったと思います。しかし、玉置先生が声をかけていらっしゃる姿を見て表面的な言葉をとらえるだけではダメだと思いました。具体的にどういうことかを考えることで、より自分の生活とのつながりの中で道徳について考えられるのだと思いました。具体的に考える中で友だちのこと、感謝の気持ちをもつこと、自分の好きなことを頑張ること…と広がっていくのだと分かりました。さらに玉置先生は「具体的にどういうこと?」と問いかける前に「難しいね」という声をかけていらっしゃいました。先生も一緒になって難しいことだと感じ、一緒に考えていくことも大切だと思いました。

 そして、私は授業終盤にある生徒が発言した「命は弱いものだ」という言葉が忘れられません。私はこの言葉を聞いた時、はっとさせられました。飾られていない、中学1年生らしい、素直な言葉だなと思いました。かっこいい言葉を並べるだけの道徳ではなく、自分の言葉で自分の考えを伝えられる道徳の授業ができるようになりたいと思いました。

 3時間目は山田先生の授業を見させていただきました。
 
 山田先生の授業の中で一番心に残っている言葉は「ケイコちゃんの6年の命は幸せだったかどうか?」という発問です。私の予想では幸せだったという意見の方が多いと思っていました。もし私が中学生でこの授業を受けていたら、ケイコちゃんは幸せだったと答えると思います。しかし、生徒たちの中には幸せではなかったかもしれないと考える生徒も多くいました 。みんなが「きっとケイコちゃんは幸せだった」と答たとしたら、それで終わってしまうかもしれません。様々な意見が出ると自分の気持ちが揺れると思います。様々な意見を聞いて自分の気持ちが揺れながら、それらの意見も踏まえて自分の意見がより深まり確かなものになるのだと思いました。

 今回2つの授業を見させていただく中で、私も一緒に命について考えることができたと思います。道徳はどれが正解なのか分からない部分もあると思います。だからこそ、一緒に考えていくことが大切だと学ぶことができました。(渡部)

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