【20150730講演】瀬戸市教務主任者会第4分科会 研修会

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 7月30日午後は、瀬戸市立八幡小学校で、「教務主任者会第4分科会研修会」の講師を務めてきました。

 依頼を受けた内容は、若手教員の授業力向上となる話や経験豊富な教員が授業について改めて考える機会としたいというものでした。

 そこで「玉置流授業力アップの秘訣」と題して、授業の定義から始め、様々な授業の大原則を具体的に、時には実際にやっていただきながら、原則のよさを体感していただきました。

 質問をいただいたり、この技術はぜひやってみますという宣言もあったりなど、意欲的な皆さんと楽しく研修ができました。(玉置)

【20150730講演】四日市市ミドルリーダー研修会

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 7月30日午前は、四日市市教育委員会研修会「ミドルリーダー教員研修(学校マネジメント研修)」で講演とワークショップをやらせていただきました。

 この研修会講師は、3年目となりました。過去2回と同様に、1時間は「ミドルリーダーのあり方」と題した講演、後半1時間は、グループで、学校が抱えている現在の課題、その中からの絞り込み、12月までの私のアクション宣言をしていただく流れとしました。

 さすがミドルリーダーとなるべき方々の研修会です。活気あふれる会となりました。12月28日には、今回、宣言した取組の報告会となります。再びお会いできるのが楽しみです。(玉置)

心に汗、かきました!

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先日、3年生前期最後のゼミがあった。内容は、玉置先生による道徳の模擬授業だった。
『心に汗』をテーマに、小児がんを患ったケイコちゃんとマイさんの生き方から、「いのち」について考えた。話し合いの中で、二人の共通点について、次のような意見が出た。

・生きることに前向きである。
→夢がある。
・どんなことにも一所懸命である。
→その時その時を大切にしている。
・支えられていることを当たり前だと思っていない。
→周りが見えていて感謝ができる。また、それを周りも見ていて、支えたいと思える。

最後には、教材に出てくるケイコちゃんの実のお父さんにもお話をいただくことができた。その中に、先生と学校という2つの存在が、生きる力になったというお話があった。将来そんな先生になって、いつでも行きたいと思える学級づくりをしたいと思った。また、話し合いの中で出た意見の中に、「一緒懸命」という言葉があったように、周りの支えの大切さを改めて実感した。
模擬授業の生徒役とはいえ、純粋に「いのち」について考えられた良い機会だった。玉置先生がされていたような、『心に汗』をかけるような授業ができるようになりたい。(佐藤)

【20150728講演】三重県多気郡ブロック別研修会

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 7月28日(火)、三重県多気郡で開催された「重点教育課題対応ブロック別研修講座」で講演をしてきました。昨年度に続き、二度目の講演となりました。

 昨年度と同様、「授業の大原則に基づいて創る 力がつく楽しい授業」と題し、二部構成で行いました。

 前半は、「ABCDの原則」は授業においても同じ、基本をきっちり守っていればよりよい授業になるということを伝えました。後半は、リクエストをいただいた道徳授業のあり方と授業技術をセットにして、映像を見ていただきながら、私が考える道徳授業を伝えました。

 若い先生方からベテランの方まで会場におられ、自主参加研修会のよさを感じて帰ってきました。(玉置)

教える力

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 7月27日(月)、道徳の授業を見ていただいた鈴木中人さんが、次のような記事を書かれました。許可をいただきましたので、ここで紹介します。

 私にとっては、この「教える力」と題して書いていただいた内容は、とても嬉しく、感激するものでした。

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『教える力』

 今、小児がんを題材にして、いのちの大切さを学ぶ授業プログラムを開発中です(「小児がんを知り 学校で いのちの大切さを学ぼう」プロジェクト)。そのプログラム原案を、まずは玉置崇先生のゼミで試行。教える力を実感です!

 玉置先生は、完全にスイッチオン。さすが、全国的に有名な「授業づくり」のプロ! 学生の心に届けたいゴールに向けて、学生の想像力・話し合いを導いていきます。真剣な学生の眼差しと共に、聴きながら私も心ウルウルです。授業終了後、山田貞二先生とも反省会。「学生からこんな反応が出た」「こんなアプローチもある」と。

 私も、たくさんの講師、教師の姿を見聴きしています。上手い、有名、いい話、感動という次元を超えて、聴く人の心を自然に導いていく「教える力」がある方がいます。聴く人の心の反応を、客観的に「観れる」&臨機応変に「導ける」人です。事前に、本番中に、終了後に。

 このプロジェクトを通じて、私も、「教える」とはを学び直したいと思います。これから、プロジェクトも本格化。新たな「いのちの授業」が楽しみです!!

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 なお、写真はゼミ生らにお話をしていただいている愛知県教育委員会の山田貞二先生です。(玉置)

今期最後のゼミはいのちの授業

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本日(7/27)のゼミは、玉置先生の特別授業(道徳)でした。

先生の本格的な授業を受けるのは初めてで、とてもワクワクしていました。何と言っても道徳の授業。実習で必ず役に立つ授業を見させていただきました。

この「いのち」の授業。小児がんの2人の話でしたが、どちらもノンフィクションだということで、涙が流れそうになりました。

最後に授業の中で出てきた、けいこちゃんのお父様から、教師を目指す我々にメッセージをいただきました。その中でも印象に残ったのが、「子供たちにとっては、教師や学校が生きる力になるんだよ」という言葉でした。

今まで「生きる力」について調べてきましたが、どれも目に見えないものでした。例えば、確かな学力や豊かな人間性です。生きる力になるものは、そういうものだけじゃなくて、子供たちにとっては教師や学校という存在も、生きる力になるんだなんて今まで考えつきませんでした。

子供たちにとって、「生きる力」を与えられるような教師、クラス、学校をつくっていきたいです。(中田昂)

山田貞二先生の記事「授業を楽しむ」

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 7月27日(月)、ゼミで行った道徳授業について、参観の山田貞二先生(愛知県教育委員会)が次のような記事を書いていただけました。許可を得ましたので、以下に紹介します。

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『授業を楽しむ』

「やっぱり授業は楽しい」

こんな当たり前のことを再認識させてくれる模擬授業でした。

今日の午後、いのちの授業の鈴木中人さんの新しいプロジェクトの関係で、聖徳学園の玉置先生の模擬授業を見せていただいた。

授業展開が素晴らしいのは改めて言うまでもないが、何より玉置先生が授業を本当に楽しく行い、学生が生き生きと発言している。見ていても楽しい。お互いに真剣に授業に取り組んでいるからこそ「楽しさ」が生まれてくるのでしょう。

そして、学生の考えを生かしていく「受け」の姿勢があるからこそ、授業の主役が学生になっています。私も常にそうした姿勢でありたいと思っています。

玉置先生、中人さん、今日はありがとうございました。

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山田先生、こちらこそ感謝です。(玉置)
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「実感を伴った理解」を実感

数学専修の私は幾何学という授業を現在履修している。最近の授業ではメビウスの帯というものを学んだ。簡単に言うと、細長い帯を1度ひねって輪にしたものだ。(表裏の区別がなくなるなどの特徴がある)

様々な曲面について考察しているのだが、頭の中で考えるのは難しい。そのため、担当の先生は一つずつ模造紙と絵の具を使って説明してくださる。とても丁寧な講義だが、前回の講義ではそれでもうまくイメージができなかった。

そこで私が手に取ったのはいらなくなったプリント。隣に座っていた人にハサミを借りて、自分も先生が作っている曲面を作った。すると同じ物を作っているだけなのに、先生が説明されていたことがとてもよく分かる!
そしてこれが一つの「実感を伴った理解」ではないのか、そんな考えが頭に浮かんだ。

算数・数学的活動を通して実感をもって数式や図形の意味をとらえる。指導要領にある一文を自分が体験した。自分が感じた「こういうことだったんだ!」という「!(びっくり・驚き・嬉しさ)」を子どもたちにも感じてほしい。今後の授業づくりに活かすことのできる貴重な体験ができた。(松井)

(ちなみにこの幾何学のテストは、いらない紙とハサミやのりを持ち込んでよいらしい。試行錯誤しながらの楽しいテストになりそうな予感がする 笑)
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話す・聞く・想う

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昨日の夜テレビを観ていたら「僕らのミーティング『話す・聞く・想う』心の授業」というドキュメント番組がやっていました。福井県勝山市のかつやま子どもの村小・中学校という私立の学校が取り上げられていました。

この学校の特徴は子どもたちが自分たちで話し合って授業や規則を決めていくということです。学校行事の計画から子どもたちのもめ事まで小中学生が集まってミーティングで決めていきます。教員は子どもの判断にほとんど◯×をつけません。子どもたちが自分で考えて、自分の言葉で話し伝える姿、その言葉を一生懸命聞く姿はとても印象的でした。

もちろん私立の学校だからこそできることもあると思いますが、公立の学校でもできること、ヒントとなることはあると思います。子どもたちが自分の言葉で自分の思いを伝えられるような学級をつくりたいと思いました。(渡部)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(松井大樹)

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文献にあたる中で自己肯定感には2つの種類があるということを知り、その背景には西欧と日本の自己の捉え方に違いがあるということを学んだ。そしてどんな自己肯定感を授業で高めていきたいか定義し、今回発表させていただいた。(発表レポートはこちら


ゼミ学生からは以下のような質問があった。

・グローバル化が進むいま、競争的自己肯定感を高めるべきではないのか。
→たしかに競争的自己肯定感は入試の面接や就活には欠かせない。だが競争的自己肯定感は他人より劣っていることでたちまち自己否定感になってしまうという側面もある。そのため、まずは子どもが他者とのつながりから「自分」という存在を肯定的に受け入れていく共感的自己肯定感を高めたいと私は考える。

・「日本の子どもは自己肯定感が低い」と示す統計の多くが競争的な視点で調査されていると言うが、日本の子どもに合うような協調的な視点からの統計はないのか。
→ある本では協調的な視点から子どもの自己肯定感を調べる尺度が考えられていた。今後も文献にあたり、どんな視点から見れば日本の子どもの自己肯定感を測ることができるのか調べていきたい。

・温かい人間関係とはどんなものか。
→どんな小さなことでも「ありがとう」と言え、素直に「ごめん」と言えること。そして「自分はまだまだです」といった批判的な表現に対しても「そんなことないですよ」と言い合えるような思いやりのある人と人の関わりを「温かい人間関係」と定義した。


なぜ日本だけ自己肯定感が低いのかと疑問に思っていたが、「自己」の捉え方がそもそも違うということが今回の大きな発見であった。今後は授業の中でどのように今回定義した自己肯定感を高めていくのかを研究し、まとめていきたいと思う。(松井)

何事にも変えられない時間

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 高校生のときに生で聴いた故・桂米朝師匠の落語から、落語への縁が続いています。

 大学生のときは落語研究会に所属し、落語を演じる楽しさを覚え、在学中に高座に256回上がるという記録を打ち立てました。

 教職についても、10年間は「先生たちの落語会」と称して、毎年1回、落語発表会を行っていました。

 そして、地域の方々にぜひこの素晴らしい芸能・落語を知ってもらいたいと思い、落語会の世話人(番組作り)となり、「小牧・落語を聴く会」は9月に100回目(28年目)、本日(7月26日)に開催した「いきいき寄席」は40回目(10年目)を迎えることができました。

 おかげさまで多くの落語家さんや色物さんと知り合うことができました。大好きな芸能を生業とされておられる方と直接会話ができるのは、世話人の役得です。けっして落語会場に足を運んだだけでは聴くことができない数々の芸談を聞き、落語などの芸能にどれほどのめり込んできたことか。

 今回も楽屋で、とっても楽しい話をたくさん聞かせていただきました。私にとっては、何事にも変えられない大切な時間です。(玉置)

 ※ 上の写真は、落語家の桂まん我師匠です。下の写真は、お笑いマジックのビックリツカサ師匠です。

夏の思い出

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私は学習塾でアルバイトをしているのですが、ついこの前、中3の生徒の部活の引退を決める試合がありました。

生徒たちは普段は、部活をめんどくさがっていましたが、最後の大会の話をする生徒は、どこか真剣で、いつもよりかっこよく見えました。生徒たちの話を聞くと、自分の部活動の思い出が蘇ります。

私は小学校から高校まで、バスケットボール部に所属していました。中学校のころは、男子の練習にも参加したり、部活ノートを書いたり、ただがむしゃらに頑張っていました。副キャプテンだったのですが、上手くいかないことも多く、キャプテンと喧嘩もたくさんして、たくさん泣いていたことも、今ではいい思い出です。

高校のころは、ほぼベンチにいる補欠でした。自分が下手で、嫌になることも多々ありましたが、仲間が好きだったので、下手なりに思い切って練習をしていました。試合の時には、1番大きな声で応援することを心がけ、試合に出ていないのに、感極まって1番泣いていたのも忘れられません。

今思い出すと色々なことがありますが、いつも支えてくれる仲間や先生がいました。部活動という場は、学級とはまた違った生徒の一面を見ることのできる、大切な場だと思います。もし私が教師になったら、なんらかの形で、部活動をする生徒を応援できたらなと思います。(牧野)

鈴木中人さん講演録「生きる幸せ、働く喜び」

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 この土日に、「いのちの授業」を全国各地で行っておられる鈴木中人さんの講演録「生きる幸せ、働く喜び 〜根っこを育む〜」と「いのちと医療介護 〜患者家族の思い、大切な人をおくること〜」を読みました。

 この年齢になると、生きていることについて、若い時以上に深く考えるときがあります。4月に公立学校から大学に異動したこともあって、これからの生き方について時折考えるのです。こうした心境での鈴木中人さんの講演録でしたから、よりインパクトがありました。紹介したい事柄はたくさんあるのですが、ここでは一節だけ紹介しておこうと思います。学生であるあなた方も生きていることについて考えるきっかけとなると思います。

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 どんなに知識が大きくても、心が小さいままではひっくり返ってしまう。生きる中で、辛いこと、涙すること、苦しいことが必ずあります。それを乗り越える生きる力が心です。現実の中で問題を解決する手段が知識です。でも、心は形もありません。目で見ることもできません。どのように育んだら良いのでしょうか?

 順番があります。何を大切に思うか、次に、どう生きるか、どう働くか、その向こうに、生きがいや働きがいがあります。私たちは、現実が厳しくなると、つい目先、どう上手くやるか、どう稼ぐかに心が奪われます。しかし、何を大切に思うか、その原点が定まっていなければ心は漂うばかりではないでしょうか。

 このときにとても大切なことがあります。いのちをどう感じているかです。いのちに向き合うとき、自然に心に感じるものがあります。生かされている、つながっている、かけがえがない、限りがある、愛されている、支えられている。この「いのちの感性」が、生きること働くことを深めてくれるのです。

 ※ 「生きる幸せ、働く喜び」の4・5頁から転載
 ※ 講演録はここから購入(1冊400円)できます。

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 ゼミ生の皆さんには近いうちにある出会いをしてもらおうと思っています。(玉置)

普段から「授業をする」という意識で

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今日の地誌学の授業に、早稲田大学附属高校の先生が講演に来てくださいました。

主な講演内容は外国人労働についてだったのですが、教師を目指す私達に、先生が普段大切にしていることについてもお話をいただきました。

その中で特に心に残ったのは、「授業をする」という意識に日常的に変えなければ、豊かな授業はできない、ということです。

先生は資料を集めて各地を周り、実体験を持って授業をされます。自らの体験談の持つ効果はとても大きいそうです。

自らが楽しんで授業をする、ネタを探して旅をする、何だか有田先生みたいな先生だなと思いました。

良い刺激を受けられたので、私も先生のアドバイスを元に、良いネタを探していけたらなと思います。(杉下)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(小川陽平)

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先日のゼミで二回目の研究への歩みを発表しました。前回、意欲的な活動は内発的動機づけの状態で学習することだと考えたので、今回は内発的動機づけの状態について考えていきました。(発表レポートはこちら

ゼミ生からは以下の質問がありました。

◯拡散的好奇心と特殊的好奇心のどちらを授業の中にいかせていけばよいのですか。
→活用しやすいのは特殊的好奇心だと考えます。教師が学んでほしい内容を提示し、それについて子どもたちが向かっていけるので指導が行いやすいからです。

◯実験と重ねて、死刑囚だったら意欲がなく何も行動を示さないのではないか。
→そうかもしれません。しかし、子どもたちが授業を受けるので大人よりも好奇心は旺盛なはずです。

◯実験中に生理的欲求はどうするのですか。
→過ごしやすい環境で、食事やトイレはしっかりできる状態で行われました。

玉置先生からは今後、好奇心をくすぐる授業展開にシフトしていき、自分の専門科目である数学について具体的に考えていってもおもしろいよ。とおっしゃっていただきました。(小川)

【20150723講演】京都市数学科夏季研修講座

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 7月23日(木)、京都市数学科夏季研修講座(於 京都市総合教育センター)にて講演をしました。
 演題は「玉置流・中学校数学科授業成功の極意」です。

 数学科授業において教員がよくやってしまう失敗例をあげながら、生徒を主体として進める数学科授業づくりの原理・原則について話をしました。

 この講座は二日間にわたり開催されています。参加者は自主参加とのこと。100名近い熱心な方々に、2時間にわたって話をさせていただきました。(玉置)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(中田啓太)

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今回の発表では、菊池先生の実践は奇跡だったのかについて調べました。(発表レポートはこちら

ゼミ生からの質問は次の通りです。
・岐阜県教育ビジョンはどこが定めたものですか。
 →岐阜県の教育委員会です。

・菊池先生の実践と岐阜県の教育ビジョンとの違いは何ですか。
 →菊池先生の著書で触れられていないだけかもしれませんが、地域とのつながりや愛着の指導が大きな違いだと思います。

玉置先生からは「菊池学級の成長が奇跡と呼べる」というのがおもしろいと言っていただきました。そして菊池学級の取り組みが特別ではないのなら、他の学級とは何が違って奇跡の学級が出来たのか、そのことについて心に常にとどめておくように言われました。

今後は、様々な実践例も調べつつ、菊池学級の違いについて考えていきたいと思います。(中田啓)

電子黒板を使った模擬授業

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私達は大学の情報の授業で、「ICTを活用した授業」について勉強しています。

私も先週、附属小で模擬授業をやらせていただきました。玉置先生も見にいらっしゃっていてとても緊張しました(笑)。

私が選んだ教科は「英語」です。導入として、前授業で学習した果物の名前を復習するという授業をしました。画面にイラストを映しながら質問したり、フラッシュでイラストを見せて映ったものを英語で言ってもらったりして、単語を定着させようという目的で行いました。

今回やらせてもらった授業はとても単純なものだったので、ICTならではの、動画や動くイラストを使った面白い教材を作れるようになりたいです。

最近、岐阜県でも電子黒板が続々と導入されるようになってきました。いずれ使うことになるであろう電子黒板を今のうちに体験出来、とてもいい経験になりました。(杉下)

※ 写真のように附属小のいくつかの教室で、自作ICT教材を使って、一人5分間程度の模擬授業が行われていました。大学で保存しておいた教材が、附属小の教室から引き出せる便利さは格別です。また、こうして学生のうちから、実際の教室で実践する経験は、現場でのICT活用の壁を低くすることにつながると思いました。なるほど!というアイデア教材もありました。(玉置)

【7月20日ゼミ記録】私の研究(杉下 絵里華)

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今回は、以前アドバイスをいただいた「面白い」の定義付け、また、ネタを探していくに当たってどんなことに気を付けるべきかということについてレポートにまとめました。(発表レポートはこちら

ゼミの皆さんから以下のような質問をいただきました。

・素材が良くなければ面白い授業はできないのか。また、教科書でいい内容がなければつまらない授業になってしまうのか。
→素材が良くない場合は先生の切り込み方や話術で面白くすることはできると思う。教科書の内容を盛り込みつつ、何か面白い題材を見つけるようにしたい。

・有田先生が旅行等に出掛けられると必ずネタを掴んで帰って来られるという話に関して、その例があれば教えてほしい。
→旅行時かどうかは分からないが、苺の富士登山等、ローカルネタが紹介されていた。自分でももっと調べたいと思う。

・有田先生の新鮮な素材と料理に関する例え話で、いくら良いネタを使っても焦がしてしまったら意味はないのではないか。やはり素材だけでなく教師の質も問われるのではないか。
→焦がしてしまうということは、先生が生徒の意見を受け入れなかったりばかにしたりして生徒を潰してしまうことで、せっかく良いネタを使っても台無しにしてしまうということだと思う。確かにネタだけでなく、教師の質も大切だと気づかされた。けれど、ネタが面白い授業作りの助けをしてくれることは間違いないと思う。

また、玉置先生から、駅のホームのきしめん屋さんは、全て同じ店だが、3・4番ホームの店で天ぷらを揚げるためそこが一番美味しいということを有田先生が見つけた話を紹介してもらいました。私ももっと視野を広く、また、小さなことでも疑問に思える心を持ってネタ探しをしていきたいと思います。(杉下)

【20150721講演】笹島小中学校現職教育にて講演

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 7月21日(火)、名古屋市立笹島小中学校現職教育にて講演をさせていただきました。演題は「玉置流・授業力アップの秘訣」です。

 秋には小学校の全学級を公開して、「東海北陸算数・数学研究会」の開催が予定されているとのことで、若い先生方を対象に、今一度、授業の基本を中心に話してほしいという依頼をうけて出かけてきました。皆さん、積極的に参加していただき、活気ある研修会となりました。

 なお、ここの校長は、かつて愛知教育大学附属名古屋中学校で苦楽をともにした鈴木先生です(下写真)。夜を徹して、数学授業について論議したことなど、よりよい数学教育を目指して共に戦った同士です。(玉置)
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