玉置先生の算数・数学講演を聞いて

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 今回は今まで開かれたゼミの中で一番遠方である愛知県新城市に、玉置先生の講演を聞きに行ってきました。

 今回は算数、数学の授業についてのお話でした。私は正直に言うと算数も数学も嫌いです。こんな自分が先生になって、子どもに楽しく算数を教えることができるのか、とても不安です。

 でも玉置先生の講演を聞いていると、自分も努力しなければと思えます。私は算数や数字は、公式など決まっていることを教えるため、教材研究のしようがないのではないかと考えていました。しかし、それらも問題の出し方を考えれば、楽しむことも定着させることことも全員参加の授業を作ることもできます。□に入る数や、日記の問題は、すごく考えられて作ってあるなあと感動しました。

 どの教科においても教材研究は大事なのだと、玉置先生のお話を聞いていると痛感させられます。

 講演後、校長室で先生方から、「あなたたちは若いうちからこんな素晴らしい人の話を聞けて幸せだね」と言われました。これは色々な方からよく言われる言葉ですが、その言葉をかけられるたびに、今置かれている自分の環境は本当に恵まれていると感じます。この環境に感謝して、これからもたくさんの学びを得ていきたいです。(杉下)

新城市での玉置先生による講演会

 1月8日は、新城市の千郷小学校へ行き、玉置先生による「算数・数学の講演会」に参加させていただきました。

 しみじみ思うのは、本当に自分たちはいいゼミに入ったなということです。玉置先生の話を聞きに来られる先生方がたくさんおられるのに、我々ゼミ生は玉置先生のすぐそばでお話をお聞きすることができる。なんて幸せてなことなんだろうと思いました。学べるうちにたくさん学んでおかないと後々後悔するなと思いました。

 本日の講演会で、一番印象に残ったことは、「物分かりの悪い教師になれ」ということです。最初は何のことかよくわかりませんでした。しかし、話を聞いてうちに、確かに教師は物分りが悪くなくてはいけないなと思いました。物分りのいい教師は、子供たちの答えた少ない言葉から、自分が導きたい答えや、子供がこう言いたいのだなとすぐに予測してわかってあげてしまいます。これがどういけないのか。それは、子供たちが少ない言葉で意見を述べても、教師はわかってくれてしまうので、子供たちの言語活動が充実しないということです。

 つまり、自分の意見を人に伝える能力が育てられないことになってしまいます。これは、今を、これからを生きる子供たちにとってはとても大変なことなんだろうと思います。生きる力にもつながりますね。

 だから、教師は子供の言いたいことはよくわかるけど、そこではすぐにわかってあげるのではなく、他の子供達にも自分の言葉で説明できるように導いてあげなくてはいけないなと思いました。

 今日は、算数・数学の講演会でしたが、どの教科においても言えることがたくさんありました。

 2016年最初のゼミの活動でしたが、とても勉強になりました。それでは。(中田昂)
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【20160108講演】新城市教育研修会算数・数学研究部会にて講演

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 平成28年1月8日15時15分から70分間、「新城市教育研修会算数・数学研究部会」の部員の皆さんに講演をさせていただきました。演題を「玉置流算数・数学授業 成功の極意」とし、後半に教材研究を実際に行っていただくなど、明日からの授業づくりにできるだけ役立つように話を進めました。

 とてもよく聞きていただき、つなさず反応していただける皆さんに助けられ、質の高い算数・数学授業とするためのポイントを伝えることができたと思っています。(玉置)

新城市教育研修会算数数学研究部会に参加

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 平成28年1月8日、新城市立千郷小学校で開催されました「新城市教育研修会算数数学研究部会」にゼミ生5名が参加しました。

 研修後、ゼミ生も校長室に入れていただき、部会長の岡山校長先生らと記念撮影をさせていただきました。ありがとうございました。(玉置)

玉置先生の道徳模擬授業を受けて(日の出小学校にて)

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 1月6日、弥富市立日の出小学校で玉置先生の道徳の模擬授業を受けました。

 違う題材ですが、1回ゼミで玉置先生の道徳の模擬授業を受けたことがあり、また授業を受けることができるということでとてもわくわくしていました。

 模擬授業は「ぼくの仕事は便所そうじ」と「手品師」の2つの話を題材に進められました。

 模擬授業を受けて衝撃を受けたのは、発問が1つしかなかったということです。実際に私が子どもの頃受けていた授業も、教育実習で私が行った授業も、発問は3つありました。発問が1つだと、なかなか授業が展開できないのではないかと思っていました。しかし、玉置先生の授業は、1つの発問から出てきた意見の中からキーワードを見つけ出し、そのキーワードについて、みんなで深め合うことによって、とても熱く盛り上がった展開となりました。

 今までの経験からだと、発問が1つだなんて考えが深まらないかと思っていましたが、逆に、発問が1つだからこそ深く追求することが出来るということが分かりました。

 また、「手品師」は大学の講義で指導案を書いたことがありましたが、自分が予想していたまとめとは全く違うものでした。玉置先生の授業では、いろんな行動がある、ということを中心として進められていました。道徳の授業は押し付けに近い形になってしまうけれど、このように、様々な行動があり、その行動について議論し合うことで、押し付けるような授業にはならないということが分かりました。

 今回は自分の中にある道徳の授業の概念がガラリと変わりました。今回学んだことを将来に生かしていきたいと思います!(堀江)

突然の別れ…。

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以前ご紹介しました私の相棒のクロスバイク。実は昨年末に盗難被害に遭いました。いつも通りアルバイトに乗って行き、駐輪場に止めておいたのですが、バイトを終えて戻ってみると、どこにも見当たらず、愕然としてしました。警察に被害届けは提出しましたが、未だに返ってきません。

乗り始めて1ヶ月程度で、遠くて岐阜駅までしか行ったことがなく、本当に短い寿命だったと思うと、今でも悲しくなります。恐らく返ってくる可能性は低いですが、今後は自転車に限らず、厳重に施錠することを怠らないようにしたいと、強く実感しています。(佐藤)

素敵なお店の前でワンショット

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 1月6日の弥富市立日の出小学校訪問のあとに、ゼミ生とともにお勧めをいただいたお店で昼食をしました。店に到着した途端、「かわいい!素敵!」といった声がゼミ生が出るほど、魅力的なお店でした。料理もおいしく、会話も弾みました。(玉置)

20160106飛島学園(施設一体型小中一貫教育校)訪問

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 1月6日、文部科学省の仕事を関係で、小中一貫教育校である飛島学園を訪問させていただき、ヒアリングをさせていただきました。

 かつて海部教育事務所長を仰せつかっていた時には、研究発表時を始め、何度かお邪魔をしたことがある学校です。今回は、4年ぶりの訪問でした。

 片山校長先生には、一貫校だからこその学校経営、そこにある課題など、実際に聞いてみないとわからない貴重な話をしていただきました。今後ともお力添えをいただけるとのこと。突然の訪問に関わらず、温かい対応をしていただけました。ありがとうございました。(玉置)

弟子のふくらと出前落語

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 本日(1月10日)は、小牧・藤島会館で、弟子の愛狂亭ふくらと落語口演をしてきました。3年ぶりに声をかけていただき、喜んで出かけてきました。

 まずは、ふくらとの掛け合い。打ち合わせなしで高座に上り、笑っていただけるようなやりとりができるようになりました。ふくら恐ろし!です。

 ふくらは「猫と金魚」。ネタ卸しです。笑うツボでしっかり笑いがとれて、ふくら恐ろし!です。

 最後は私の高座。「健康であることが有難い」とまくらをふったことから、予定外の「食道アカラシア入院日記」の噺へ。これで20分ほど経ってしまったので、落語はなし。私の高座中、袖で正座をして噺を聞いているふくら。ふくら恐ろし!です。

 二人で1時間の高座を務めてきました。とってもよく笑っていただき、喫茶店で行った反省会での反省はあっという間に終わりました。(玉置こと三楽)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

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1月6日、弥富市立日の出小学校で行われた玉置先生の道徳の師範授業を見させていただきました。

実習で実際に道徳の授業を経験したこともあり、授業の流れはもちろん、発言の仕方や子どもの発言を活かした展開法などにも注目することができました。

道徳の時間に考えることは1人ひとり異なります。多くの発問を用意するより、1つの発問から広げた方が子ども達もしっかりと考えることができるのだと改めて分かりました。

実際に、今回の玉置先生の授業で中心発問に対して私が書いた言葉が取り上げられました。そのように書いた理由を尋ねられ答えた後、全体に向けて共感できるか尋ねられました。理由を言うのみだったなら、「このように感じ取るのは変なのかな」と思ってしまったと思います。

しかし、今回は共感者が視覚的に分かったため安心感も得られました。共感できない人に対して改めて意見を言う時、自分の中で上手くまとめることができず迷ってしまいました。その中で、玉置先生は先ほど共感してくれた方々にも聞くという方法を取ってくださったので、私も改めて自分の考えを深めることができ、こういう事を伝えたかったのだ、と納得がいくことができました。

今回私が感じた気持ちは、実際の授業の子ども達の気持ちだと思います。周りのフォローがあって答えられるもの、確信が持てるものがあるため、クラスの皆で考えるということが大切なのだと思いました。

また、取り得る行動の検討をする道徳の授業も面白いなと思いました。「このような行動をしましょう」というのではなく、「どんな行動が考えられて、どんな行動はしないだろう」という視点で考えていく道徳は、私にとって新しい発見で、個人の考えが大切にさせる授業だと思いました。

この学びを今後の実践で活かせるように、しっかりと頭に残しておきたいです。(浦)

ps.サプライズバースデー(合宿時)で玉置先生にゼミ生からプレゼントしたレーザーポインターを使ってくださっていて、とても嬉しい気持ちになりました(^o^)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

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1月6日に弥富市立日の出小学校で行われた研修会に参加させていただきました。

玉置先生の模擬授業を見させていただいて一番感じたことは子どもたちに「話したい!」と思わせる工夫がたくさんされていたということです。

その中でも特に私がすごいなと思ったことは玉置先生が発言をする人の様子に注目して声を掛けていらっしゃった場面です。首を傾げながら発言した方の後に「今、首を傾げながら話していたね。ちょっと自信がないところもあるのかな?でもさっきあなたの考えが分かるといっていた人はたくさんいたよ。助けてあげて。」と声を掛けていらっしゃっいました。

発言している方の様子をしっかりと見て、「これでいいかな…。伝わるかな…。」という気持ちをキャッチし、それを全体に発信することで子どもたちの「僕も分かるよ!僕が説明するよ!」、「私も話せるよ!」という気持ちを引き出すことができるのだと思いました。

子どもたちが「話したい!」と感じることは玉置先生がおっしゃっていた「言葉を重ねる」ということに自然とつながるのだと思いました。言葉を重ねることは一人だけではできないことです。また、いろいろな考え方に触れることは自分の考えを深めるためにも大切なことだと感じます。

そのためにも今回玉置先生がして下さった模擬授業のように、「取り得る行動を考える」など工夫が必要だと思いました。道徳が「特別の教科 道徳」として位置付けられるようになる今、どのような授業を行うのかということを考えていくことが必要になってくると思いました。道徳の授業については知らないことがまだまだ多いので、本や先生方のお話などからたくさん学んでいきたいと思います。(渡部)

道徳の模擬授業を参観して

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1月6日、玉置先生による、道徳の師範授業を見学させていただきました。

会場となった弥富市立日の出小学校は、とてもきれいで、児童が過ごしやすい工夫をたくさん感じる学校であり、先生方もあたたかく、将来こんな職場で働けたら嬉しいなと思う学校でした。

今回、玉置先生がされていた授業を見て、道徳の授業とは何か、学ぶことができたように思います。特に印象に残ったことは、先生がしきりに想像をするように促していたことです。先生は相手の気持ちに立つことが、想像することだとおっしゃっていましたが、想像の方が子どもたちに伝わるから、想像という言葉を使うと話されていました。

私は実際、たくさん想像をしました。自分だったらどうするか考え、また自分とは違った意見を聞くのも面白く、授業の中でぼーっとしている時は無かったなと思います。それほどずっと想像することを楽しんでいました。

私は、実習で道徳の授業をさせていただきました。今思うと、自分がした授業は、型に沿ったつまらない授業だったと後悔しています。そして、今回の玉置先生の模擬授業を見て、道徳の授業をやってみたいと思うようになっている自分がいました。見ている人に、そんな風に思わせるような授業をする玉置先生はすごいと改めて思いました。これからも、玉置先生から多くのことを吸収して、自分の肥やしにしたいです。(牧野)

【20160106講演】弥富市立日の出小学校現職教育

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 平成28年1月6日は、弥富市立日の出小学校の現職教育講師を務めてきました。今年初の講演です。近隣の学校の先生方の参加もあり、ゼミ生も5名も参加させていただきました。

 昨年11月には、「玉置流授業力アップの秘訣」と題して話をしました。今回は、日の出小学校が今年道徳授業発表をする関係で、道徳の模擬授業を通して、私が考える道徳授業提案をさせていただきました。

 次のような感想を寄せていただいた方がありました。
1 笑いがあって頭も心も活性化されました。
2 話が焦点化されていて、やってみようという気持ちが高まりました。
3 授業の流れの中でのつなぎ言葉が何といっても一流の玉置先生で、少しでも技を吸収したいと思いました。
4 短時間でしたが内容が濃密で、宝くじに当たったくらいの刺激がありました。
5 始めに文科省が示していることを明確にされたこと、それをもとに玉置先生の考えを話されたことで違う点が明確にわかりました。

 2つの模擬授業を通して、私が考えるところが伝わったかどうかと振り返っている中で、こうした感想を送っていただけることは本当に有難いことです。(玉置)
 

第7回教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)に参加

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 平成28年1月9日、第7回教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)に現ゼミ生(第1期生)5名、この4月からゼミ生(第2期生)となる10名のうち5名が参加し、お手伝いをしました。もちろん良質な学びもしました。

 佐藤先生を囲んで記念のワンショットです。(玉置)

「日本一ハッピーなクラスのつくり方」を読んで

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先日、金大竜先生の「日本一ハッピーなクラスのつくり方」を読みました。

金大竜先生は、学級開きの際にいつも子どもたちに出す宿題があるそうです。それは、「子どもは何のために学校に来るのかを考えてくる」というものです。

次の日、子どもたちが考えてきた意見をすべて板書します。「勉強ができるようになるため」「将来困らないため」「友だちをたくさんつくるため」など、たくさんの意見がでてきます。

そこで、金大竜先生は「これが全部かなったらどんな気持ちになるのか」と聞きます。子どもたちは、「幸せ」「うれしい」などと答えます。そこから、「学校は幸せ(ハッピー)になるために来るところなんだよ。今から、みんながハッピーになるように学校で生活していこうね」と伝えるそうです。

この考え方の素晴らしいところは、あらゆる活動の基本軸として考えることができるところだと思います。例えば、あいさつ。「あいさつをしなさい」と学校から指導されることはありますが、これだけでは子ども全員が進んであいさつすることは難しいです。

そこで、金大竜先生は子どもに「あいさつ勝負」をしようと提案します。あいさつ勝負とは、例えば、クラスに30人子どもがいたとすると、教師が先に子ども16人にあいさつをしたら教師の勝ち。逆に、子ども16人が先に教師に対してあいさつをしたら子どもの勝ちというもの。

そして、あいさつ勝負に負けた日、子どもたちにこう言います。「今日はあいさつ勝負に負けたけど、なんか気持ちよかったなあ。それは、なんでかわかるかな?まずはお隣と話してごらん」すると、「僕らが大きな声であいさつしたからだ」「そうだ。先生より先にしたから先生がうれしかったんだ」という意見がたくさんでてきます。そのときに「その通りだね。そういうふうに自分から元気よくあいさつすると、相手もうれしいんだね。すごいことに気がついたね!今日からはA君やBさんの言ったように、相手をハッピーにするあいさつをしていこうね」とつなげます。

自分や相手がハッピーになるために自分はどう行動するかを考え、それを実行にうつしていく。そんなクラスをつくることができたら、とても幸せだと感じました。金大竜先生の本をもっと読みたいと思いました。(大澤)

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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先日、「第2回教育と笑いの会」に参加しました。

感想はとにかく面白かった。とても面白かったです。たくさん笑いました。「笑い」が教育の大切な要素だということがよくわかりました。

玉置先生と野口先生の教育漫才から始まり、志水先生の「しみまろ」、池田先生の切り返しのお話、そして熊八さん、雀太さんの生の落語、最後には有田和正先生の授業をビデオで見ました。どれもとても勉強になり、たくさん笑いました。

中でも特に印象に残っているのは、池田先生の切り返しのお話です。子どもたちから投げかけられる様々な疑問、質問に対してユーモアを含んだ切り返しをしていくというもので、実際にやってみましたが、とても難しかったです。それを池田先生は簡単にやってみせていて、すごいなと思いました。懇親会の時にお話を伺うと、池田先生はなぞかけをずっとやっていて、全く別のものの共通点を見つけるということがとても役に立つとおっしゃられていました。その話を聞いて僕もなぞかけやっていこうと思いました。

最後の有田先生の授業は6年生最後の授業をやるというもので、戦争を題材にしたものでした。この授業についての議論が見た後に行われましたが、授業の中では緊張と緩和が大切だというお話がありました。そして、これらを作り出すことはとても難しく表情や息、間の取り方など様々な手立てを使うことで作り出せるのだとわかりました。教育の中の笑いは大切ですが、ただの緩い授業になっては何の意味もありません。緊張と緩和、楽しいけど本質を外さない授業というものがつくれるようにもっともっと勉強していきたいなと思いました。

そして、多くの先生方が落語を見た方がいいと言っていました。少しずつ落語にも触れていこうと思います。(中田啓)

※ 写真は、池田修先生(京都橘大学)から話を聞くゼミ生です。

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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平成27年12月19日、名古屋にて開かれた「第2回教育と笑いの会」に参加させていただきました。

玉置先生、野口先生の漫才から始まり、生の落語を聞かせていただいたり有田先生の授業DVDを見せていただいたりと、盛りだくさんの内容でした。終日笑いっぱなしのとても楽しい会でしたが、たくさんの学びを得ることもできました。

特に印象に残ったのは、間の取り方です。今回話してくださった先生方は、本当に巧みに間を取られます。中でも落語の絶妙な間の取り方には大変感動させられました。生の落語を見たのは今回が初めてだったのですが、こんなにも面白いものなのかと、興味が湧きました。(玉置先生の落語も早く見てみたいです。)

また、落語と授業を繋げて考えてみると間の取り方の大切さがよりよく伝わります。教育と落語、一見何も関係なさそうですが、このようにして関わってくるのかと新しい学びがありました。そこに目を付けて、このような会を主催された玉置先生はやはりすごいなと思いました。

今回の会に参加して、教育には笑いが必要であるということがよくわかりました。「1時間の授業で1度も笑わせない先生は逮捕すべき」と有田先生がおっしゃったそうですが、なるほど、納得です。確かに、一度も笑うことのない授業なんてつまらないし、面白くありません。

私も有田先生のようにユーモアを磨かないといけないなと思いました。今日は子どもの発言に対してユーモアで返す例を見せていただいいたり実際に演じてみたりと、実践的なこともやっていただき、大変勉強になりました。またこのような機会があれば是非参加したいです。(杉下)

※ 写真は、「校長もできる落語家」と言われた小林幹政先生(月の輪熊八)から話を聞くゼミ生です。

スーパーの店員さんの誠意

先日、日本を離れるインドネシアの友達のリービングパーティーをしました。

その帰り道、彼らの買い物に同行させてもらい、近所のスーパーへ。ムスリムで動物性乳化剤を食べられない彼らと、表示をチェックしながら買い物をするのですが、成分表に「乳化剤」とだけ書かれて、それが何性かまで書かれている商品はほとんどありません。
メロンパンをどうしても食べたかったらしく、店員さんに乳化剤が何性か聞くと、わざわざ調べに行ってくれました。

しばらくすると店長と一緒に店員さんが出てきました。すると店長が、担当者がいないためわからない、申し訳ないということを伝え、そのあとに次から必ず分かるような表示をする、上にも提案してみると大変丁寧に彼らに伝えました。あまりの丁寧な対応に彼らは驚いた様子。店長と店員さんは深々と頭を下げ、仕事に戻っていきました。

普通ならわからないで終わってしまうところ、このスーパーの店員さん達の誠意ある対応にはとても感動しました。こんな人が増えてくれたら、もっと暮らしやすい世の中になるのだろうなと思いました。(杉下)

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東京旅行

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1月3日、4日と、双子の妹と東京旅行に行きました。最初に行ったのは浅草です。年始ということで、人が多いかと心配していましたが、朝早くに行ったので、静かな朝の浅草寺を楽しむことができました。

一番初めに、雷門の大きさに圧倒されましたが、進んで行くと、もう1つ大きなものがありました。それは写真に写っている、大きなわらじです。人と比べるとその大きさが分かると思います。

その近くには、こんな説明書きがありました。
「わらじは仁王さまのお力を表し、このようなわらじを履く大きなものがこの寺を守っているのか、と驚いて魔が去っていく」と言われている。

私はなるほどと思いました。わらじにこのような意味が込められていることに、安心して暮らせるようにという、人々の願いを感じました。

このわらじの話もそうですが、実際に見て、聞いたり読んだりしないと分からないことが、この世にはまだまだたくさんあります。新しい発見があることも、旅行の楽しみであると改めて感じました。(牧野)

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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12月19日、「第2回教育と笑いの会」に参加させていただきました。

野口先生と玉置先生の漫才から始まり、志水先生、池田先生のお話、小林先生、桂雀太さんの落語、有田先生の模擬授業ビデオと盛りだくさんの内容でした。

私はこの「教育と笑いの会」で生まれて初めて生の落語を見ました。落語家の方の話し方から学ぶことが本当にたくさんありました。声の大きさ、声のトーン、抑揚、テンポ、間の取り方、身振り手振り…全て私たちが子どもたちの前に立って話をするときに気をつけるべきことだと思いました。さらに、落語は落語家の方の言葉や身振り手振りだけでもその様子がイメージでき、楽しむことができます。落語家の方は役者のようだと思いました。

私は「教師は役者であれ」という言葉を聞いたことがあります。役者になるためのポイントを落語から学ぶことができたと思います。

また、有田先生の模擬授業ビデオを見た後の先生方のお話では授業の中で笑いを取り入れるための工夫について多くのことを学びました。緊張(真剣に考える場面)があるからこそユーモアが効く、その緊張のために必要な「間」の存在、認める笑いの大切さ…そしてどのことについてもその前提にある関係、にこやかな関係が存在しなければならないということが分かりました。

にこやかな関係を作るためにできることはまずは自分が笑顔でいることだと思います。笑顔を大切にできる先生になりたいと思いました。(渡部)

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