三ツ渕校区(三区)合同敬老会にて弟子と落語

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 9月21日(敬老の日)は、小牧市三ツ渕校区(三区)合同敬老会にて、弟子の「愛狂亭ふくら」とともに落語を演じてきました。

 今回は時系列で、稽古から反省会までお伝えします。

○ 8時30分 
味岡児童館に集合。ふくらの落語稽古を30分間。上下の確認。手ぬぐいの使い方指示。歩いてくる人を呼ぶときの立膝伝授。

○ 9時から9時30分
車で三ツ渕小学校へ向かう。車の中で、稽古で言い間違えたところの復習。最初に二人でミニ漫才をやることを打ち合わせ。ふくらにインタビューしながら、その内容を決定。一度練習する。ふくらは1回で段取りを飲み込む。

○ 9時30分から10時まで
着替え。ふくらは家から浴衣姿で着替えなし。ふくら緊張感なし。校長室掲示の写真を見て、いろいろと質問する。お父さんから、ふくらの算数問題の解答を聞く。これはネタになると思い、確認。

○ 10時に二人で高座へ
打ち合わせを1回しかしていないのに、ふくらの受け答えはばっちり。よく受ける。間がとてもいい。弟子の凄さを感じる。(あとで聞いてみると、忘れていたとのこと。思い出すまでの間が実によく、予想以上に受ける)

○ 10時10分から20分間
ふくらの「平林」。この噺でこれだけ受けたら言うことなし。袖でプレッシャーを感じる(笑)。ふくらは朝の稽古で教えたことをクリア。

○ 10時30分から25分間
ふくらをネタに干支の話へ。いつものまくらをたっぷり振って、「子ほめ」の短めバージョン。汗をたっぷりかく。

○ 11時15分から12時まで
ふくらとお父さんと一緒に喫茶店でお疲れ様会。今日の高座で良かったことを伝え褒める。「好きなものを頼めばいい」というと、いちごのかき氷のリクエスト。ふくらのおかげで今日の高座は助かった。弟子とお父さんに感謝。

 以上、9月21日午前の出来事でした。(三楽こと玉置)

シルバーウィーク

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今、シルバーウィーク真っ只中で、旅行などを楽しんでいる人も多いと思います。
しかし、ネットニュースで目にしたのですが、次にシルバーウィークが来るのは、なんと11年後だそうです!!
今は実習中ですが、貴重なシルバーウィークを、充実したものにしようと思います。(牧野)

だれも動かなかった清掃指導スケジュール

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 このサイトをいつもご訪問いただきありがとうございます。

 教師を目指しているゼミ生とその仲間を始め、若い先生方もご覧いただいているように聞きました。

 これまで教師向けにあちこちで発信してきたものを時には紹介したいと思います。今回は、「失敗から学ぶ」と題して研究会の仲間と発信してきたシリーズから、拙稿「だれも動かなかった清掃指導スケジュール」です。

 ここをクリックしてお読みください。(玉置)
 

教師力アップセミナー(横山浩之先生)に参加して<お母さん編>

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 教師力アップセミナー(横山浩之先生)へ参加しているのは、教員や学生ばかりではありません。お母さんも参加されておられます。

 すでに本学の学生二人が、先日の横山浩之先生の講演を聞いての学びを発信していますが、母親の立場からの学びを記録された斎藤早苗さん(前小牧中学校PTA会長)のメモをいただきました。

 同じ講演を聞いても、立場の違いによって、とらえ方がこんなに違うものだと、とりわけゼミ生に知らせたく思い、斎藤さんに掲載許可をいただきました。ぜひじっくり読んでみてください。

 ***

●母性と父性

「母性」も「父性」も、本能ではなくて、親になったら自然に生まれてくる、というものではないのですね。
横山先生がおっしゃったのは、「『母性』は子どもとの相互作用で育まれます。『父性』は母と子の関係性を見て育まれます」ということでした。

これは、お母さんの実感としても、共感できるなと思います。
子どもが生まれた途端、「夫婦」は「両親」になるわけですが、いきなり「お父さん」「お母さん」にはなれないですよ。
やっぱり、毎日毎日24時間、「この子を死なさないように」と必死で、子どもとどっぷり付き合っていくうちに、だんだん「お母さん」になっていったように思います。
で、「お父さん」は、そうやって奮闘する「お母さん」と「子ども」を見ていて、「この人たちを守らなければ」という思いがわいてくるのかなと。(これは私にはわからないけど・・・お父さんじゃないからね・笑)

横山先生のお話からも「子育ては、親育て」だな〜ということを、改めて感じました。
ほんとに必死でやってきたけど、ずいぶんと子どものおかげで育ててもらえたなと感謝しています。


●愛着形成は「赤ちゃん期」が勝負

横山先生がおっしゃっていた愛着形成の定義は「人を無条件に信用する能力」ということでした。
これは、「人に信用される能力と同じこと」だそうで、まとめると「人を信用し、人から信用される能力」ということでしょうか。
「無条件に信用できる」環境というのは、ふつうは家庭や家族ということになりますね。
家庭が安心できる場所であることの大切さを考えさせられるお話でした。

また「愛着形成には0歳児の保育が重要だ」というお話もありました。
言葉がわからない赤ちゃんでも、親の感情を読み取ることはできるのだそうです。
ですから、赤ちゃんに笑顔で話しかけましょう、とよく言われるのですね。
危険なことを「ダメ!」と教えることも大切です。0歳児でも、「禁止」されているということはわかるそうです。

例えば小学生でも、愛着形成ができていなくてトラブルになる子への対応には、赤ちゃん期まで戻って「愛情を受けて、人を信用したり、人から信用されたりできるようになる」ために、一つ一つの指導を積み重ねていくのだそうです。
先生が「お母さん」や「お父さん」の役割をするということですね。
先生ってありがたいな〜という思いと、先生にそこまでさせて申し訳ないという思いで、ちょっと複雑でした。


●「授乳は見つめ合う」がよい、でも・・・

衝撃的だったのは、横山先生が見せてくださった1枚のイラストでした。
授乳中のお母さんと赤ちゃんが描かれているのですが、どちらの視線も、お互いを見ているのではなく、別々の方向を見ていました。
テレビを見ながら、何か他のことをしながらの授乳は、子どもによくない、というお話でした。

ここでお互いの目を合わせることで、赤ちゃんは安心し、人を信用するようになる、ということですね。
こうした経験をしていない子どもは、先生や友達と目を合わせられない、うまく関われない、ということになりやすいそう。
「授乳くらい、たいしたことない」と思われるお母さんもたくさんいるでしょうけど、現実に問題になる事例が多いと聞くと、授乳時のスキンシップの大切さがわかりますよね。

でも・・・
正直に言いますが、私は、いつもいつも赤ちゃんを抱っこして、見つめ合いながら、という授乳はできませんでした。
上の子に手がかかっているときには、下の子はビデオのお世話になっていたし、授乳が後回しになることなんてしょっちゅうでした。
疲れていると、うたた寝しながら授乳してました。
子育ての日常というのは、そんなものです。

育児書なんかを見ると「こうして、こうやって、愛情をいっぱいかけて」ということがたくさん書いてあります。
しかし、そのとおりにやりたい、やろうと思っても、なかなかうまくいかないのが子育ての日常なんです。

だから、乳幼児期の子育てが終わった今、私が思うのは、できる範囲でOK、ということです。
まじめで一生懸命なお母さんほど、あまりにも忠実に、完璧にこなそうとして、余裕がなくなっているように見えます。それで、苦しくなってしまうのだろうと思います。
お母さんが苦しくなってしまっては、子どもにとっても良いことはないでしょう。
理想に近づけるようにがんばりつつ、現実との折り合いをつけながら、あまり思い詰めずに「できる範囲でがんばろう」という、少し肩の力を抜いたくらいでいいんじゃないかなと思っています。


●しつけの三原則

横山先生が提示された「しつけの三原則」は、次のとおりです。
1.へんじ
2.あいさつ
3.靴をそろえてぬぐ

実際に、1歳児でも「靴をそろえてぬぐ」という行動が取れる、という写真を見せていただき、驚きでした。
「どうせ、言ってもわからないから」「どうせ、うまくやれないから」と大人は思ってしまいますが、きちんとしつけをすれば、子どもはできるようになるのだそうです。
「やらせない」からできないんですよ、という横山先生の言葉に、なるほど〜と納得しました。

こうしたしつけは、やはり家庭の仕事だと思います。学校で教えてもらうことではないですよね。
ということは、いかに乳幼児期の子育てが大切なのか、ということですね。(うちはもう手遅れですけど・泣)

この「しつけの三原則」を見た時に思ったことは、「大人が手本を見せれば、子どもも自然とできるようになるだろう」ということです。
子どもに「へんじをしなさい」「あいさつしなさい」「靴そろえなさい」ということも必要ですが、まずは親がそれらをできるようになることも大切だろうなと思うのです。
子どもは「まねっこ」するのが大好きですから、大人が「良いお手本」を見せてあげれば、それをまねするようになりますよね。
ですから、親だけでなく、周りの大人たちが、みんなで「良いお手本」になれるといいな〜と思いました。


●先生が「発達障害かも」と思う子どもが増えている

横山先生の調査では、学級の中で「発達障害の疑い(行動異常)がある」と先生方が考えておられる子どもの数が、この10年ほどの間に3倍くらいに増えているそうです。
しかし、実際に障害があると診断された子どもの数は、ほとんど変わっていないということでした。

社会的な変化もありますが、それだけ先生方が「発達障害」(行動異常)に対して認識をもって、対応に苦慮されているということなのだろうと思います。
横山先生のお話では、「行動異常は、発達障害によるものばかりではなくて、環境要因(不適切な子育てをされている)によるものが増えている」ということで、学校の対応について(担任として取り組むこと、学校全体として取り組むことなど)のアドバイスがありました。

こうしたケースでは、多くの場合、家庭での子育てに問題を抱えているので、親の協力を得るのは難しいです、というお話に、同じ親としていたたまれない気持ちになりました。
現実的にこうしたケースが増えていて、学校が難しい対応をしなければならない、という事実を、多くの保護者が知るべきだなと思います。
知らなければ関心は生まれませんが、知ることで少しでも関心を持てるようになると思うのですね。
今子育て中のお母さんたちを追い詰めるようなことにはなってほしくありませんが、それぞれの立場でみんなが「大事なことはなにか?」と立ち止まって考えられるといいなと思います。
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お母さんにとっては、かなり耳の痛い話も多かったセミナーでしたが、振り返って考えるよい機会になりました。
また、幼児や小学生の現状を知ることができて、時代が急速に変わっていることを実感しました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。

地元・味岡児童館地域運営協議会に参加

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 9月16日、午後7時から、地元・味岡児童館地域運営協議会に参加してきました。

 この児童館が建設される折から、地域の一員として話し合いに参加してきましたので、児童館の現状を知ったり、今後について話し合ったりすることは、とても大切なことだと思っています。

 来年1月で3年目を迎える味岡児童館ですが、ますます来場者が増え、幼児から大人まで活用されています。今年4月から8月までの1日平均利用者が184人とのこと。市内でも一、二の利用者数だそうです。

 「10人村」という指定管理者により運営されていますが、この児童館のコンセプトの一つ、「地域運営も取り入れる」ことが確実に進められています。報告を聞いていても、地域の方々の名前とともに、楽しく充実した活動がされている様子が浮かんできて、ますます嬉しい協議会となりました。

 私もなかなか時間がとれませんが、地元児童館の充実のために何かしら動きたいと思っています。ちなみに昨年度は、算数・数学のレポートを作るサマーナイトスクール、子ども落語に関わらせていただきました。(玉置)

「指導と評価10 月号」に拙稿掲載

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 「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第7回目(2015年10月号)は、「学力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。

 小見出しは、
 「リーダーで学力分析をする」
 「全国学力『問題B』で学力をとらえる」
 「実績が上がった学年から学ぶ」
 「授業の『ABCDの原則』を大切にする」
 「授業解説を通して学力向上策を共有化する」
 の五つ。

 今回は、自身が試みてきた取組を紹介することを通して、学力が高まる学校づくりのあり方について述べました。どこかで手に取って読んでいただければ幸いです。(玉置)

武雄市立学校オープンデーに参加

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 9月15日(火)、佐賀県武雄市内で行われている某小学校でのオープンデーで、授業を見てきました。

 一人1台タブレット学習、スマイル学習(反転学習)で話題となっている武雄市です。実際に自分の目で見てみることが必要と感じで、出かけてきました。

 「授業と学び研究所」のフルメンバーで、公開されている学級を分担して見させていただきましたが、どの先生方も新しい試みに果敢に挑戦され、前向きに取り組んでおられること、タブレットやスマイル学習だけではなく、授業全般に対して、子どもたちにとってわかりやすく興味がわく授業になるように努力されていることは、だれもが感じたことでした。

 写真からは、1時間中、タブレットを活用しているように思われるかもしれませんが、今回観た授業では、ほんのわずかな時間での使用でした。写真は学習したことを身に付けるためのドリル学習での使用場面です。子どもたちは、昨日このタブレットを自宅へ持ち帰り、今日の授業の基本となることを動画で学習してきています(スマイル学習=反転学習)。家庭での使用も試みられていることを補足しておきます。(玉置)

福!列車かもめ

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 9月15日、博多駅ホームに写真の「福!列車かもめ」が止まっていました。

 この列車は、福山雅治デビュー25周年を記念する列車とのこと。福山ファンにはたまらない列車だろうと思います。多くの人がシャッターを切っていました。(玉置)

スーパー公務員として有名となった木村俊昭さんの講演から学ぶ

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 9月13日(日)、「こまき地域づくりフォーラム2015」に参加しました。

 講演は、スーパー公務員としてNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも取り上げられた木村俊昭さん。

 演題は「できないをできるに変える 地方の力を引き出します」。講演を聞きながらメモしたことは多数ありました。

 ・地域を変えるには、情報共有、役割分担、事業構想の3点が必要。
 ・なぜを大切し、自ら場をつくり、パートナーブレーンを評価する。
 ・人は自ら知り気づかなければ動かない。
 ・説得ではなく納得。
 ・いかに広く聴くかが大切。
 ・感動を起こす。
 ・感謝と認め合いで笑顔を生み出す、など。

 最後は、ある地域が情報共有、役割分担、だれもが参加できる事業によって、ドンドン変わっていった様子を映像で見せていただきました。心が揺さぶられました。まさに演題の通り、「できないをできるに変える 地方の力を引き出します」のお話と映像でした。(玉置)

小牧・堀の内交流会で落語

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 9月13日(日)、小牧・堀の内交流会で落語を演じてきました。

 この地区はあるときから、敬老会や子供会などがなくなり、地域の方々が集まる機会がなくなってしまっていたとのこと。区長さんらが地域の集まりを作ろうと「交流会」を昨年から企画されたとのことでした。

 この地区の皆さんには、小牧中学校教頭・校長時代に格別お世話になりました。お礼をしっかり述べた後、小噺をたっぷりさせていただき、落語「子ほめ」をやらせていただきました。大いに笑っていただきました。(玉置こと愛狂亭三楽)

100回目の「小牧・落語を聴く会」で世話人引退

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 昭和63年から始まった小牧落語を聴く会の世話人を28年間にわたって務めてきました。

 100回目までは世話人を続けることを目標にやってきましたが、9月12日の会で、無事100回目となりました。心に決めておいたとおり、お客様に「世話人をおります。長い間ありがとうございました」と挨拶をしました。

 28年という長きにわたりましたので、いろいろなことがありました。時には続けることができるのだろうかと思ったこともありますが、応援をしていただける方があって、自己の目標を達成することができました。

 小牧落語を通して知り合えた方々は多数、特に大好きな落語を生業としておられる多くの落語家さんとつながりができたことで人生がとても豊かになりました。忘れられない28年間でした。

 なお、世話人として取材を受けたこともありました。以下は、平成11年7月13日に中日新聞に掲載された記事です。授業と落語の関係について聞かれた記事です。少々長いですが、お読みいただければ幸いです。(玉置)

 ***

 「小学生のころから漫才や落語が大好き。漫才の台本を書いて月一回、学校のお楽しみ会で友人とトリオ漫才を演じていました。それで受ける喜びを知ってしまい、高校、大学では落語研究会に所属。大学(愛教大)時代は四年間で高座に上がった回数が四百回以上という新記録を作りました」

 小牧市の「小牧落語を聴く会」世話人の玉置崇さん(42)=同市岩崎。おしゃべりが大好きという感じで、話しだすと次々と言葉が続く。無理に遮らないと、こちらも言いたいことを切り出せないほどだ。相当の落語ファンで、しゃべりの名人。しかし、街で出会ったとしても、この人が小牧中学校の教頭で数学教師だと分かる人は少ないだろう。

 最初の勤務地、小牧市米野小で教師を務めながら、大学時代の仲間と名古屋市で落語の会を開いた。アマチュア落語家と教師の二足のわらじは十年間続き「義理で聴きにきてくれる友人たちに迷惑を掛けられない」と、大須演芸場(中区)での高座を最後に演じる方は打ち切り。平成元年、落語仲間と小牧落語を聴く会を発起させた。

 中堅落語家たちを招き年に四回開いている会は、今月四日で三十九回目を迎えた。始めのころに呼んだ落語家の中には、最近脚光を浴び始めた人もおり、「小牧寄席」は専門誌の「地方寄席十傑」に選ばれるほどになっている。

 ★★★

「最盛期はレパートリーは三十席ぐらいあったが、今は四席ぐらいですかね」と噺(はなし)家としての実力は、なりをひそめたが長年培ったしゃべりのテクニックは数学の授業でいかんなく発揮されている。

 「客の反応を見ながら話す落語と同様、授業も子どもの反応を見ながら進めるもの。授業は高座と同じ」と話し、声の抑揚、間(ま)の取り方に気を使う。「落語ではもちろん言えないが、授業で静かにしなさい』とは言いたくない」。教師の話術(能力)で生徒を引きつけたいという自負心がのぞく。

 「五十分の授業で二、三回は笑わせないと」と笑うがそれも計算の上。四年前、そんな授業のシナリオを提案し、仲間と一緒に「数学の授業を感動の連続に」と題した本も出版した。

 ★★★

 玉置さんはパソコンの名手でもある。教師になってすぐに始めたが「生徒二百人の成績を順に並べる処理に三十分かかった」という時代だった。

 現在ではパソコンを使った校内外との情報伝達や授業への導入などで、小牧中はリーダー的存在となっている。

 今春からは、全国的にも珍しい、パソコンのある生徒の家庭と学校が電子メールで一斉に連絡が取れる「牧中メール配信サービス」も始めた。「子どもは家に帰っても学校のことをあまり話さない。気軽な情報公開です」。伝統芸能と最先端技術の混在。

 しかし、難なくこなす玉置さんにミスマッチは感じない。一見、相いれそうもないものを一緒にしてしまうマジックも得意のようで、今月三日には落語を聴いた後、地域教育をテーマに話し合うシンポジウムを市まなび創造館で開いた。

 大阪の落語家桂雀松さんを招いたシンポは、毎年三回開催していた同中学校区青少年健全育成会の会合を思い切って衣替えしたもの。「落語の中の日本人は隣人に話し掛け、子どもをしかり、夫婦げんかの仲裁をしたりと、温かさがある。ご隠居が世の中のしきたりを教えるような教育的要素もある」というのが、落語を組み合わせた理由。シンポでは、地域が温かい心を持って子どもを育てようと、意見がまとまった。

 不登校など、学校を取り巻く問題は山積するが「数学の問題一つを取っても、子どもたちはいろんな解き方(見方)を考え、これをみんなで聞いて感動し、共有できるのが学校。一人で勉強していてはだめ。学校の存在価値はそこにあるんです」。最後は教頭先生の顔になった。(荒城聡)

第4回教師力アップセミナー(横山浩之先生)に参加して

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先週土曜日、実習中ではありましたが第4回教師力アップセミナーに参加してきました。

今回は横山浩之先生による虐待に関するお話でした。

横山先生曰く、虐待とは子どもの命に関わる暴力的なものに限らず、いやがらせや無視、朝ごはんを食べさせないなど、様々なものが含まれるそうです。そう考えると、虐待の範囲がかなり広がるため、虐待を受けている子どもはたくさんいるのではないかと考えました。また、教師が学校で授業をせず、ビデオを見せておくだけ、これも虐待に入るそうです。虐待とは本当に幅広いものを指すのだということを初めて知りました。

横山先生のお話は初めて知ることの連続で、なるほどと思えるものばかりでした。明日の実習からさっそく実践できることも教えていただき、とても勉強になりました。今日学んだことを生かしつつ、残りの実習も頑張ります!(杉下)

教師力アップセミナー(横山浩之先生)に参加して

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 特別支援教育専修の土屋さん(写真中央)から、横山浩之先生セミナーに参加しての感想が届きましたので紹介します。

 ***

 今回は講演を聞くことができてとても勉強になりました。

 私は虐待という言葉の幅広さと、親が子供に与える影響力の大きさをとても感じました。親から不適切な教育を受けることで、行動異常を起こす児童がうまれます。私が想像していたより、そのような児童が多いことを知り、驚きました。正しい教育を受けていなかったために、アスペルガー症候群を疑われるような行動異常を起こさせるということは、それほど親の与える影響力が多いことを学びました。

 親は暴力的なことが虐待と思っている人が多いと思います。しかし朝ごはんを食べる、早寝早起き、などの当たり前のことをさせないことも虐待にはいり、意識せず虐待をしてしまっている人もいます。このことがもっとたくさんの人に伝わって、不適切な教育を受ける児童が少しでも減るといいなと思いました。

 また、児童に何かを伝えたいとき、言葉でうまくいうことより、話し方が大事だそうです。厳しい言葉でも優しい話し方・表情では伝わらず、厳しい話し方・表情で伝えることが大切です。児童と接していく中で、安全のために注意をしなければならない場面にたくさん出会うとおもいます。そんなときに、今回学んだことを意識して児童のためにきちんと伝えたいです。

 今回まだ聞いたことのない言葉や新しいことをたくさん学ぶことができ、教育について、興味が増しました。今回学んだことを、これからの大学生活にもいかしていきたいです。(土屋)

第4回教師力アップセミナー(横山浩之先生セミナー)にお手伝い

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 平成27年9月12日(土)、第3回教師力アップセミナー(横山浩之先生セミナー)にお手伝い参加。

 ゼミ生は3名。特別支援教育専修から土屋さんと松本先生もご協力いただきました。

母の優しさ

教育実習前に母がチョコレートが入った袋をくれました。
その時は中身を確認ぜず、すぐに冷蔵庫に入れました。
実習が始まり、母がくれたあのチョコレートのことを思い出し、食べようと思って取り出したらチョコレートの裏にメッセージが書いてありました(^^)

小学生の時、お弁当のご飯の上に海苔でメッセージが書いてあったり、センター試験の時、おにぎりと一緒に手紙が入っていたり、母はもちろん直接応援してくれますが、このように時間差で優しさを届けてくれたり、時間差で背中を押してくれるプロです(笑)

私も母のようにちょっとした気遣いのできる、ちょっとした優しさを届けられる人になりたいです。
(渡部)
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漢字の読み方

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私はクイズ番組を一緒に考えながら見るのが好きです。よく家族で競争しながら楽しく見ています。
最近、あるクイズ番組を見ていたら、今まで知らなかったことがありました。
「女王蜂」とは何と読むか知っていますか?
私は、「じょうおうばち」だと思いましたが、問題に出るくらいだから何か捻った答えだろうと気になっていました。
答えは、「じょおうばち」です。
私は今までその読み方は聞いたことがなかったし、携帯などの変換でも「じょうおう」で変換されるので、それが間違いとは驚きました。しかし、確かに「女」という字だけを見ると、「じょ」と読みます。
私は、このような小さな発見を積み上げて、知識を増やすことを大切にしたいです。また、その発見を、このような形で他の人にも発信したいと思います。(牧野)

ある市の小中学校HPアクセス数から考える

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 台風18号の接近で、9月9日は東海地方にも暴風警報が出て、午前中は休校となったり、終日休みとなった学校がありました。

 そのようなときに学校ホームページはどれくらい見られるのだろうかと思い、アクセス数の記録がわかる某市の小中学校のアクセス数を調べてみました。やはり、上記のようなときはホームページで情報を確認したり、得ようとされたりする方が多いようです。

 その傾向は、小学校より中学校の方が若干多いようです。いずれにしても、学校ホームページを最新の情報が得られるところだと認識している方が多いようにも思いました。参考までに、以下に調べた数値を記しておきます。

 なお、この市の小中学校はどこの学校もホームページ発信は積極的で毎日更新している学校も稀ではありません。だからこその結果なのかもしれません。

1日平均アクセス数→9月9日アクセス数 (1日/9月9日)倍

<小学校> 
68 → 531  7.8倍
84 → 495  5.9倍
107 → 581 5.4倍
126 → 1346 10.6倍
129 → 614 4.7倍

<中学校>
121 → 869   7.1倍
166 → 1225  7.3倍
170 → 1023  6.0倍
173 → 1200  6.9倍
176 → 1782  10.1倍

「数学教育 2015年10月号」に拙稿掲載

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 「数学教育 2015年10月号」に拙稿が掲載されました。

 今回の原稿は「必ず使える! 習熟の場面での学習活動のアイデア」です。

1 板書を少しずつ消しながら何度も言わせる
2 少しずつ変化させて習熟させる
3 ノートに再現させる
4 ノートに書かせず、頭の中ですぐに解答
5 3回連続して正解してこそ本当の理解
6 帰納的理解をさせる
7 点数で価値付けする

という7つの方法で、与えられたテーマに迫りました。(玉置)

ゼミ生は全員教育実習中です

 「最近、ゼミ生の記事がありませんね」という声が届きました。

 ゼミ生(玉置研究室は現在3年生のみ)は、全員、小学校での4週間教育実習中です。

 実習中は、そちらに全力を傾けるように指示していますので、記事発信はほとんどできないと思います。どうぞご理解ください。

 記事本数や内容も乏しくなりますが、私が発信を継続したいと思っております。ご訪問よろしくお願いします。(玉置)
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松本先生からのお土産

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 松本和久先生から広島出張のお土産をいただきました。

 さすが大の広島カープファンです。

 「広島カープもみじ饅頭」をいただきました。

 ゼミ生の皆さんは、教育実習中ですので、私が一人でいただくことにします。

 ゼミ生への報告を兼ねたおいしい記事でした。(玉置)
 
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27ゼミ生レポート

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