金大竜先生の本を読んで(牧野)

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 次回の教師力アップセミナーで、お話をしていただけるのは、金大竜先生です!ゼミ生の中では、金大竜先生の書籍を取り上げている人もいたので、以前から知っていたのですが、この機会に、もっと知りたいと思い、本を読みました。

 学校の図書館に本があったのですが、なんと貸し出し中で、予約をして、やっと読むことができました、、。

 私は、ゼミの卒業研究として、学級の活動に重点を置いて調べています。金大竜先生の本の中にも、給食や掃除について書かれていました。その中で、給食が一番印象に残ったので、ご紹介したいと思います。

 金大竜先生の学級では、給食当番がないそうです!まず最初にびっくりしました!では、どのように給食が成り立っているかというと、みんなで一緒に行うそうです。

 詳しい流れは、
1、早く着替え終わった人から教室の入り口に並ぶ
2、一番に来た子がリーダーになり、次から来る子に役割を伝える
3、人数そろったら給食を取りに行く
4、クラス全員で配膳
5、いただきますのあいさつは、気づいた人が行う

 私はこの流れは、学級の子どもの自主性がとても強いと感じました。一見、ここまで子どもたちに任せて大丈夫かと、思ってもしまいます。しかし、それを実践されている金大竜先生は、この流れの中には登場しなくとも、子どもたちが、自主性をもって取り組めるような指導や工夫をされているはずです。

 私は、給食などの活動を通して、子どもたちの学級に対する所属感を高めていきたいと考えています。このクラスの全員で行う給食の実践は、所属感につながると感じました。もしお時間があれば、金大竜先生に、指導や工夫をお聞きしてみたいと思います!

 次回の教師力アップセミナーが、とても楽しみです。また、このような素敵な先生方のお話を聞けるのは、玉置先生をはじめ、教師力アップセミナーを運営してくださる先生方のおかげです。準備や片付けで積極的に動き、また学ぶ意欲をもって、少しでも感謝の気持ちを表したいと思います。(牧野)

【お知らせ】コラム「玉置流・教師論」連載開始

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 「愛される学校づくり研究会」では、会員がコラムを書いていますが、この4月から月1回のペースで、「玉置流・教師論」と題したコラムを連載することになりました。

 リード文では次のように書かせていただきました。

 ありがたいことに再び「愛される学校づくり研究会」のコラムに連載させていただく機会を得た。教育学部の教員となったこともあって、36年間の公立校教諭と管理職の経験を踏まえて、自分なりの「教師論」を書かせていただくことにした。話題があちこちに飛ぶコラムとなるが、月1回おつきあいをいただければ幸いである。

 その第1回目は、「教師の影響力の大きさ」と題して、経験と教員採用指導をする中で感じたことをもとに書いています。お読みいただければ幸いです。

 「第1回 教師の影響力の大きさ」(4/25)

誕生日に思うこと(佐藤)

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4月23日(土)、私は22回目の誕生日を迎えました!今年も家族や仲間に祝ってもらい、本当に嬉しい1日でした。そんな今年の誕生日、実は自分なりにあることをしました。

それは、初めて誕生日に、父・母・妹と隣家に住む祖母に手紙を書いたことです。誕生日と言えば、毎年何かしらもらってばかりだったので、この機会に日頃あまり言えない感謝の思いを伝えようと思いました。それに、私にとってはこの世に生まれた日ではありますが、父・母にとっては初めて自分が「親」になった日であり、祖母にとっては初めて「孫」ができた日でもあります。今の家族がいるからこそ、今の私があるということを、改めて感じたからこそ、形に残したいと思いました。

また、手紙には感謝の思いに加えて、決意の思いも綴りました。それは、教師になって必ず恩返しをするということです。私は大学まで進学させてもらい、自分の好きなことを自由にやらせてもらいました。改めて振り返ると、こんな幸せなことはないと感じています。だからこそ、最後は自分の夢を叶えることが、一番の恩返しだと考えています。現在、教員採用試験に向けて取り組んでいますが、この取り組みが最後は実を結ぶように、1日1日を大切にしていきたいです。(佐藤)

※写真は妹からもらった誕生日プレゼントです。

ゼミの仲間<渡部さん>紹介(牧野)

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みなさんお待ちかねの(笑)一期生紹介、今回は私を紹介してくれた渡部さんを紹介したいと思います!

渡部さんは、玉置ゼミのお母さんです。話し方や、受け答えの仕方、立ち振る舞いは、たまに同い年ではないものを感じます。私は、渡部さんは2人ぐらい子どもがいてもおかしくない!と思うときがあります。ゼミでは、玉置先生が持ってきて下さったお土産に対して、本気で喜び、本気でじゃんけんに挑む私(笑)を、温かい目で見守ってくれています。

そんなしっかり者の渡部さんですが、実は極度の心配性です。これもお母さんみたいですね!私は、そんな渡部さんが、いろんなことを抱え込みすぎないか、心配になります。しかし、この渡部さんの心配性で考えすぎてしまうところが、いつも私が気づかないことを気づかせてくれたり、渡部さんの一言で、ゼミでの話し合いが深まったりすることがあります。

実は、玉置ゼミに入るきっかけの一つになったのが、渡部さんです。ゼミを選ぶとき、たくさん迷いましたが、新しく来る先生のもとに飛び込んでみよう!と相談していたのが渡部さんです。

私はゼミに入るきっかけにもなり、いつもゼミのみんなを見守ってくれている渡部さんに感謝しています!渡部さんがいるおかげで、自由奔放な玉置ゼミ女子(笑)がまとまっていると思います!ありがとう。これからは、渡部さんが考え込むときには、たまには一緒に考え込もうと思います。そして渡部さんの心配が軽くなればいいなと思います。

以上、渡部さんの紹介でした。玉置ゼミの一期生は、まだまだたくさんいます。次の紹介をお楽しみに〜〜!今後とも、玉置ゼミ生を、よろしくお願いいたします。(牧野)

「允文館」で学んだこと(大澤)

私は愛知県の岡崎市に住んでいます。
岡崎市には、岡崎教師塾「允文館」があり、教師を目指す人が学びに集まります。
私もこの4月に入塾しました。
第1回目は、開講式と講座を2つ行いました。
講座の中で、「教師としての心構え」としてたくさんの言葉をいただいたので、まとめてみました。

1.学ぶ者のみが教えることができる
子どものために研究と修養に励むこと。

2.事件・事故に対して、起きた背景、再発を防ぐための対応策を巡らす
子どもと一生懸命関わること。

3.「あれほど言って聞かせてるのに」と弁解しない
原因を他に求めず、自分に何が不足していて何が問題なのかを自戒する。

4.生徒のために多くのことを自分に課している教師は、生徒にも多くのことを課すことができる
生徒は、教師の後ろ姿を見て育つ。教師が生徒のために自ら動き努力するといった姿勢がなくてはならない。

5.教師が変われば子どもが変わる。子どもが変われば学校が変わる。
子どもが荒れているから学校が荒れるのではなく、学校が荒れているから子どもが荒れる。

どれも教師として必要不可欠な資質です。私が教師になったとき、以上のような点を忘れずに子どもと接していきたいと思いました。

最後に、同じ夢に向かって切磋琢磨できる仲間がいるのは心強いですし、教師になるにあたってたくさんの先生方が講義やご指導をしてくださることは大変嬉しいことです。「允文館」で学んだことをどんどん吸収して、良い教師になれるように努めたいと思います。(大澤)

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「デジ研」での意見交流(佐藤)

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 今月上旬から正式にスタートしたデジタル教科書研究会、通称「デジ研」。今週月曜日には2度目の意見交流を行いました。
 私は中学3年生を担当しています。玉置先生のアドバイスに、ゼミ生の小川くん、松井くんからの意見は大変参考になりました。その中でも、特に印象的だったことを紹介します。

◎生徒を揺さぶる発問
 「海外から友人が帰国する日」を当てる問題で、「カレンダーの真上にある日の数と真下にある日の数をかけると176」というヒントが与えられています。ここで、カレンダーを見てただやみくもに数字をかけるのではなく、まず「どの列にありそう?」と問いかけます。そうすると、明らかに条件と合わない日があることに気付かせます。また、答えが分かった後に、「これは月によって変わるのかな?」と揺さぶります。問題では8月を扱っていますが、「月によって変わるんじゃないか」と考える生徒が出てくることも予想されます。それに対して、「何月でも変わらない」と考えている生徒が自分の考えを説明することで、言語活動が行われます。答えが分かったらそこで終わりではなく、教師が生徒に揺さぶりをかけることで、本当に理解できているかを確認することができるので、このような発問は大切にしなければなりません。

◎生徒に説明させる
 二次方程式の解き方は複数あります。実際の単元でも、平方根を利用した解き方や因数分解、解の公式などを取り扱っています。特にまとめの部分では、その解き方が一覧になって載っている図があります。ここで、その図だけを見せて何を表しているかを考えさせます。「解き方が3種類ある」「解は全て同じ」など、図を見て分かることを生徒自身に説明させることがポイントになります。当初の自分の考えでは、「解が同じ」という部分だけを生徒に説明させる予定でした。しかし、「解き方が3種類ある」という部分も生徒に説明させたらどうかという提案をいただきました。教師が説明しなければならない内容もありますが、ここでの内容ならば生徒に説明させることは可能であり、その方が盛り上がると感じました。今後の研究でも、どこを生徒に説明させるのかをしっかり考えて発問を考えていきたいです。

◎物分かりの悪い教師になる
 関数の導入の場面で、xとyの関係を調べるために表を完成させるところがあります。この表に注目します。「表の値と値の間に線を引くか引かないか」で、それらは全くの別物になります。この単元の表には値と値の間には線が引かれていません。そこで、教師は「この表は線を引き忘れているね」と発問します。気付かせたいのは連続量、つまり書かれていないだけで値と値の間にもさらに小さい単位の値があるので、表には線は要らないということです。線がないことが当たり前のように授業を進めてしまうのではなく、物分かりが悪い教師になって生徒に疑問を投げかけ、生徒に考えさせる時間をつくることが必要です。これは、以前ゼミで玉置先生に教えていただいたことなので、特に大切にしていきたいです。

 自分で研究を深めるだけでなく、意見交流を通して他者に発信することでより深めることができ、さらには自分にはなかった新たな考えを取り入れることができました。まだ始まったばかりの「デジ研」ですが、研究を進める中で自分のスキルとして構築していき、その進捗状況をHPでも随時発信していこうと思います。(佐藤)

いよいよ発送開始!

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 すでにお知らせをしています「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼうプロジェクト」ですが、写真のように、副教材の発送がいよいよ始まりました。
 
 なお、指導案や授業で活用する冊子などは、このサイトからダウンロードしていただけます。また、授業動画も見ていただけます。

 全国各地でこの「いのちの授業」が実施されることを願っています。ぜひどうぞ。

 なお、この取組が本日(4月26日)、NHKで取り上げられました。私(玉置)の授業シーンも放映されました。
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草間彌生さん(百瀬)

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 先日、アメリカ雑誌TIMEが「世界で最も影響力のある100人」を発表しました。日本人からは芸術家である草間彌生さんが選ばれました。

 草間彌生さんは水玉模様や網模様をモチーフにした作品を描く芸術家で長野県松本市出身です。実は私も長野県松本市の出身で、なんと草間さんと私は同じ高校の卒業生なのです。同じ高校出身というのことに今までも親近感はありましたが、ニュースでこの話を耳にしてなんだか私も嬉しくなりました。

 松本市美術館の入口に草間さんのアートが見られたり、美術館の自動販売機が水玉模様であったり、松本市内をはしるバスが水玉模様であったりと昔から草間さんの芸術を目にして親しんできました。

 世界で影響力のある人だと認められることはとてもすごいことだと思いました。草間さんは独特の世界観を持ち、我を持っているからこそ周りに影響を与えられるのだと思いました。

 世界は難しくても、私もクラスの児童生徒に良い影響を与えて、なにかきっかけを与えられるような教師になりたいと思いました。(百瀬)

「いのちの授業」を拝見して(吉田)

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 今回、私は玉置先生が授業を行われた「命の授業」を命の授業プロジェクトのホームページから視聴させていただきました。

 「命に向き合う」というのは、私にとって難しいと印象があります。それは「これが正しい」っていう答えがないからと私は思います。文章を読めばそこに答えが書いてあるわけではなく、公式に入れれば、解答できるものでもない。それでも熱心に考える。発言するときに、どの言葉が自分の言いたいことが適切に伝わるのか悩んでしまう。

 だから「心に汗をかく。」

 僕は最初の言葉の意味をしみじみと感じました。

 授業が進んでいく中で先生の授業技術を多く見られました。文章を読むときの語りかけ方や前の方に座っている男の子にあえて意図的指名していること、発言時にその子のできるだけ横に行って話を聞きつつ、周囲の様子を見ているところなど多く見られ、それら一つ一つが授業を構成するうえで大切であると感じるとともに、「生」と「死」ということに向き合う子供たちの表情も時間を追うごとに変化していきました。

 私は授業を見ている中でここは大切だなと思った場所が1つありました。それは2人から考えたことを発表するときです。先生の意図的には「学校に行くなどの当り前」という共通の言葉を生徒に題材から見抜いてもらい、そこから深めたい。ただ、もしそこで生徒が二人を比べるという視点で見ると、どうなるだろうと思いました。無意識のうちに命に優劣をつけることになると思ったからです。

 そこで先生が「2人から学んだことは何だろう、共通点って何だろう」と言われました。考える幅を限定したという見方もありますが、必要な言葉だなと感じました。

 そして命に向き合い続け、授業終盤の女子生徒の「命は弱い」という発言はこの授業でいっぱい考えて出てきた言葉で素敵だと感じました。

 今後も多くのことを授業やゼミなどで学ぶとともに、自分の心を育てていきたいと思います。(吉田)

拙稿掲載「2017 学校管理職選考 試験問題集」

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 日々、ゼミ生らを中心に教員採用試験に向けて指導しているところですが、このたびは、管理職を目指しておられる先生方を対象とした「2017 学校管理職選考 試験問題集」(教育開発研究所)の書籍の中で、校長先行論文例を一部書かせていただきました。

 自身の過去を振り返りながら、この書籍を見てみると、管理職選考に臨まれる先生方には大いに役立つものだと思います。ぜひご購入ください。

桃の花 花火大会へ協賛(玉置)

 花火鑑賞士の資格を持つ伊藤さん(小牧市立光ヶ丘中おやじの会メンバー)らが、地元を盛り上げようと数年前から毎年企画されている「桃の花 花火大会」が、今年は4月30日に開催されます。

 伊藤さんは、自分が光ヶ丘中学校長のときから、ずっとお世話になっている地域の方です。地域貢献をしようというお気持ちに賛同して、この花火大会に協賛させていただきました。そのポスターが届きました。今回は「愛狂亭三楽」として協賛させていただきました。ご覧のようにポスターにしっかり芸名が載りました。(玉置)
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ゼミの仲間<牧野さん>紹介(渡部)

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 牧野さんが「ゼミの仲間紹介」という素敵な記事をアップしていたので、私もゼミの仲間を紹介したいと思います。

 私が紹介するのは牧野さんです。ゼミの仲間紹介をしてくれる牧野さんの紹介は私から行いたいと思います。

 牧野さんの素敵なところはこんなゼミの仲間紹介をしてくれるような友だち思いで優しいところです。常に「他の子はこれで大丈夫かな?」ということを気にかけて相手のことを考えて行動しています。私も見習いたいです。

 そして、私が思う牧野さんの一番素敵なところはコツコツと努力するところです。ゼミでは自分の研究のために本当にたくさんの本を読んでいます。私は牧野さんのゼミノートの表紙裏に書いてある読んだ本リストをみて本当に驚きました。そして、そうした記録をしっかりと残しているところもすごいなと思います。

 また、何か課題に取り組むときには提出期限から逆算していつまでに何をするということを計画して取り組んでいます。ここが牧野さんの「コツコツ努力する」というよさにつながります。

 そんな牧野さんですが、私は少し心配なことがあります。それは「自転車」についてです。牧野さんは駅から自転車で通学しているのですが、1年に1回ほど転びます(笑)さらに、雪の降った日に自転車で学校来ようとしてタイヤに雪が詰まって前に進めないという事態に陥ったこともあります。安全には気をつけてね!!

 こうして私がこの記事を書いているのも牧野さんの仲間思いで努力家なところに刺激を受けたからです。これからもお互いに刺激しあえる仲間でありたいと思います。(渡部)

「いのちの授業」を拝見して(中田啓)

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 玉置先生に紹介していただいた「いのちの授業」をそのサイト(動画)で見ました。

 小児がんという多くの人にとっては関わりのない、詳しく知らないもの、また、命という重い題材であるので子どもたちにうまく伝えるのはとても難しいと思いました。

 玉置先生と山田先生の授業を見ていると、生徒が徐々に授業に引き込まれていく様子がとてもよくわかります。はじめは、カメラや周囲の先生方が気になるのか周りを見ていた生徒も、ケイコちゃんの話が始まると食い入るように資料を読み、授業に取り組んでいました。

 これも先生方の授業技術なのかなと思いました。指名をすることで教室内に緊張感が生まれ、生徒の表情が真剣なものになっていました。

 「生」と「死」という難しい題材であり、答えの見つからないものですが、授業中の生徒の真剣な様子や、授業の最後に「命は弱い。」という言葉が生徒から出たこと、また、周りの人々に支えられているからこそ生きることが出来ているのだということが生徒に伝わっており、小児がんという具体的な題材、実際の話を使うことで生徒により伝わりやすくなっているのだとわかりました。

 今回この授業を見させていただき、自分もこんな道徳の授業がしたいと思いました。こういった授業が子どもたちの心に残って、道徳性を養うことが出来るのだろうなと思い、こういった授業をしないといけないのだと思いました。自分も少しでも近づけるよう勉強していきます。(中田啓)

4月18日第2期ゼミ記録(百瀬)

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 4月18日に2期生第2回目のゼミが行われました。

 第1回目に1人1人卒業論文のテーマについて発表し合いました。そのテーマに触れた内容について研究した発表が今回から始まりました。今回の発表者は古川さんと江口さんでした。

 古川さんはICT授業について考える以前にということで、『授業の原則十か条』について発表していました。十か条には指示の意味付け、指示を1つにする、所時物与える、内容の細分化などがありました。これらをわかりやすい事例を用いて発表されていて、その場面を想像して考えることができました。

 十か条はどれも基本的なことであるが実際に1人の教師が実践できているのは果たしていくつだろうか?と聞いていて思いました。しかし、これらを教師としての技術としてきちんと身につけたいと思いました。大切なことを改めて再確認できた気がします。

 江口さんは『いじめはどの子どもにも起こる』という題でいじめに関することを発表していました。今回は未然に防ぐ方法として、「居場所づくり」「絆づくり」が大切だと言っていて、居場所は先生がつくるものであるが、絆は子どもがつくるものであることを言っていました。子どもたちのストレスと感じる原因の第2位に競争意識が挙がることは初めての気づきで、教員になる上で頭において子どもと接しようと思いました。

 最後に、玉置先生のお話コーナーがありました。ここでは、古川さんの授業の原則十か条の内、1条 趣意説明の原則、2条 一時に一事の原則について実際に私たちが教師になったとしてどのように指示を出すのか考えました。

 1条については、「ゴミを拾いなさい」と言うのではなく「きれいにするためにゴミを拾いなさい」と理由づけをすることに加えて、「きれいにするためにゴミを1人5個拾いなさい」と数字など明確にしていくと子どもにもわかりやすくなるというテクニックを教えて頂きました。

 2条については先生が言う悪い例を元に、どうするのがよいかを考えていきました。
どちらも実際に想定して考えることで、少しの気遣いが子どもたちへのわかりやすさに繋がることを感じました。

 他者の発表を聞くことで、知れて良かった!と思う情報がたくさんありました。発表や話し合いから学ぶことはどれも現場で生かされていくようなことばかりであると思いました。これからもみんなの発表や意見から学びたいと思ったし、もっと知識や技術を身につけたいと思いました。これからのゼミも学びが多いものとなっていくと思いました。(百瀬)

4月18日第1期生ゼミ記録(佐藤)

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 4月18日、4年前期が始まって2回目のゼミがありました。

 前半は玉置先生が用意して下さった教員採用試験の過去問や頻出問題をもとに、徳だけではなく、なぜこうした法規が定められることになったのかなど、教育問題について考えました。

 後半は、面接で想定される場面指導について考えました。

 前半の演習の時間では、正直、自分の正答率の低さに焦りを感じました。特に、法令に関する問題でのミスが目立ちました。似ている文面が多く、選択肢がいくつかあると迷ってしまい、正答に辿り着くことができませんでした。

 全文が覚えられたらそれに越したことはありませんが、まずは各法令でのキーワードを押さえ、1つずつ着実に法令を覚えられるようにしたいです。教員採用試験のためであることはもちろんですが、一番は自分が教師になってから知っておかなければならない法令だということを意識したいです。

 後半の場面指導では、「掃除をしなくなってきた学級に対して、どのような話をするか」という場面設定でした。私は小学3年生を想定し、以下のことを伝えようと考えていました。

・自分たちの生活する場だから、キレイにしてほしい。
・みんなが使う場(トイレ、廊下など)は、気持ち良く使ってもらえるようにしたい。
・自分が任された掃除場所には責任をもってほしい。

 この3点を伝えるために、まずはゼミ生同士で練習し、次にみんなの前で実践しました。そこで感じたのは、実際にやってみると思ったよりも難しいということです。自分なりに伝えたいことはまとまっていたのですが、いざ実践になると同じことを言っていると思えば、言いたいことが2点、3点してしまいました。

 玉置先生からのアドバイスで、私の場面指導に大きく欠落していた点に気付かされました。それは、具体的に「こうなってほしい!」と伝えることです。ホウキで物と物の隙間まで掃く、雑巾は膝をついて小さな汚れまでしっかりと拭き取るなど、具体的な姿を伝えられていませんでした。また、中学生には逆効果かもしれませんが、小学校低・中学年に有効なのが良い面を伝えることです。「○○さんの掃除の姿はとっても良かったよ」というように、学級が目指すべき掃除の姿として、その手本となる児童を紹介することも、1つの方法であることも分かりました。場面指導は、自分なりの教育観を持った上で実践的に練習することが必要なので、このような時間を有効に活用していきたいです。

 教員採用試験に向けて自分で勉強する時間も必要ですが、やはりゼミを通して仲間と勉強することで良い刺激をもらえることを改めて実感しました。合格に向けて玉置ゼミという「チーム」として、お互いを高め合いながら学ぶことを大切にしていきたいです。(佐藤)

4月18日第1期生ゼミ記録(小川)

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前回のゼミに続き、教員採用試験の教職教養科目から過去問を行い、その問題で話題となっている事柄の背景について考えました。その後、場面指導を行いました。

 過去問では、様々な県の過去問を解くことで狙われやすい問題やひっかかりやすい問題が見えてきました。中でも、語尾に「〜することに務める。」や「〜しなければならない。」の違いで正誤を問う問題があり、細かく法令を見ておかなければならないなと感じました。

また、私は場面指導で前に出て実際に取り組ませていただきました。「掃除をしなくなってきた学級にどのような話をするか」という場面です。私は、小学校5年生を想定して行いました。

 まず、掃除の時間に最後まで取り組めていた児童をみんなの前で褒めました。そして、クラスのみんなに最後まで掃除に取り組めていたかを問いかけ、自分を見直すきっかけを作りました。そして、掃除をすることで環境だけでなく、自分の心もきれいになると締めくくりました。

 玉置先生からは、高学年になるにつれて全体で褒めることを嫌がる児童も出てくるので気をつけること、場面指導なので、その場面だけを切り取った指導をするべきなので、掃除とはどうあるべきものかなどは、学級づくりの始まりに使う話なので場面に即してないなどの助言をいただくことができました。大いに参考にさせていただき、今後の面接練習に活かしていきたいと思います。(小川)

4月18日第2期生ゼミでの発表(江口)

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 私は調べてきたことを発表してみて、調べ切れていないところが多いと実感しました。

 今回はいじめを未然に防止する方法を話しましたが、防げていないからこそ苦痛に感じたり、自殺してしまう子供たちが多いのだと改めて感じました。そのため未然に防ぐ方法に加えて起きてしまった後についてもう少し調べておくべきだったと思いました。

 また、ストレスというストレス症状をもたらす原因のストレッサーでは、教師が一番関与していることは三位については詳しく説明しましたが、一位・二位について具体的に説明できていなかったため例を提示しておくべきだったと思いました。

 競争意識を持つことはいいことと今までよく言われてきました。テストなども○○さんには負けないようにしようや他のグループよりもいいものを作ろう、たくさんみつけようなど勉強やゲームにおいて競争は不可欠なものです。しかし兄弟で比較されたり、仲の良い友達と競争して毎回負けてしまっていたらやる気はどんどん低下していき、自分はダメな人間なんだと思う人も多く過度の競争意識が芽生えてしまうのもよくないことだとわかりました。

 競争意識は自分自身を成長させるものでもあるので時と場合に応じて競争意識を燃やさせることが大切だと思いました。そのために教師が社会体験や交流の場を設けていくことが大切で、子どもたちがストレスを感じない程度にして強く、たくましくしていかなければなりません。教師がしていることが子どもの負担にならないように考えていく必要があるのだと感じました。これからいじめの何について調べていくのかもう少し調べて考えていきます!

 前に立って話すことはあまり機会がないのでこれからこういった経験を積んで教壇に立った時にテンパらないようにしたいです。またどんな質問が来ても焦らないように事前に深く調べなければならないと感じました。次回も頑張ります。(江口)

9万アクセス到達

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 平成27年4月20日から発信を始めた「玉置研究室」サイトですが、皆さんが訪問していただけるおかげで、本日(平成28年4月21日)、9万アクセスに到達しました。ありがとうございました。

 ちなみに
 4万アクセスから5万アクセスまで44日間。
 5万アクセスから6万アクセスまで37日間。
 6万アクセスから7万アクセスまで44日間。
 7万アクセスから8万アクセスまで42日間。
 8万アクセスから9万アクセスまで48日間。
 でした。

 いよいよ第1期生・第2期ゼミ生合わせて22名+1名(私)の発信となります。皆様、ますますの応援をお願いします。(玉置)

登校中の子どもたち(渡部)

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私は学校に行くとき、よく登校中の子どもたちに遭遇します。
今日はとても心が温かくなる場面を見ました。

子どもたちは通学団でかたまって歩いています。高学年と思われる女の子は交通安全の旗を持って横断歩道の真ん中に立っていました。下級生が安全に横断歩道を渡れるように、車に止まってもらえるように手を広げています。

そして下級生が全員渡り終わった後、運転手さんに一礼してから駆け足でみんなの方へ向かって行きました。

私は女の子の一礼した姿にとても心が温かくなりました。
きっと運転手さんも思わずにこっとしたのではないかと思います。
本当にちょっとしたことですが大切なことだと思います。
私はちょっとした、でも大切なことができるその女の子は素敵だなと思いました。(渡部)

4月18日第2期生ゼミでの発表(古川)

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 4月18日、今日はゼミで私が発表する役目でした。

 初回で最初の発表者ということで、最初は緊張していましたが、他のゼミ生が真剣に話を聞き、たくさんメモをとってくれていましたたので、自信をもって発表することができました。

 私が今回発表したのは、「授業の原則十か条」という内容です。「授業の腕をあげる法則」(向山洋一著、明治図書)という本を参考にしました。

★ 授業の原則十か条
第1条:趣意説明の原則
第2条:一時一事の原則
第3条:簡明の原則
第4条:全員の原則
第5条:所時物の原則
第6条:細分化の原則
第7条:空白禁止の原則
第8条:確認の原則
第9条:個別評定の原則
第10条:激励の原則

 発表後の話し合いの際に、特に「第9条の個別評定の原則」について議論しました。今回は体育についての個別評価の際に行う一人ひとりへの点数化について私達は考えました。

 「一人一人を見て的確なアドバイスをすることは大切だが、私は体育が苦手だからあなたは何点といわれたらやる気がなくなってしまう」「得意だから高く評価されて目立ちたい」などと、様々な意見を出し合い深めていきました。

 最後に玉置先生の教育実習での体験談を聞きました。実習では当然ですが、たくさんの失敗をすると思いますが、その失敗から学び、十か条を意識して教育実習を行うことが大切であると感じました。(古川)
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