【20161205講演】名古屋市民大学公開講演会

 12月5日、イーブルなごやホールにて講演会講師。依頼の演題は「ネットの向こうにいる人のことを考えて 〜子どもの人権意識を高める 情報モラル教育〜」。

 会場は200名ほど。女性が多く、笑いが取りやすい(笑)会場。冒頭は「ネットの向こうにいる人を考えて、というより、今は会場で聞いておられる皆さん方のことを考えて、だと思います。まずは皆さんの人権を大切にしなくては・・・」で軽く笑ってもらって1時間15分の講演。流れは以下の通り。

 1 まずは私のこと
 2 ネットでの痛い体験談 
 3 子どもたちを取り巻く状況 
 4 人間関係の常時接続化
 5 人間関係づくり 
 6 PTAと行ったスマホ勉強会

 いわゆる新ネタだったが、主催者からは合格点をもらえるのではないかといつものプラス思考。会場入り口のポスターをパチリ。

(三楽の仕事日記より)

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USJに行ってきました(丹羽)

こんにちは。丹羽亜由美です。
私は先日大好きなユニバーサルスタジオジャパンに行って来ました。
乗り物にたくさん乗ったり、美味しいご飯を食べたりするのはもちろんなのですが、
私は15周年のリボーンパレードが一番の楽しみです。
このパレードはお客さんが参加できるパレードでキャストの人たちと一緒になって
みんなで盛り上がれるパレードです。
私はこのパレードを最初に見たときからパレードのファンになってしまい、
年間パスポートを買ってしまったほどです。(笑)

このパレードに参加するとすごく元気になれるし、周りの人たちとも自然と仲良くなれるのです。
パレードに出てるお姉さんやお兄さんからすごく元気をもらえます。
私も誰かに元気を与えられる存在になれたらいいな、と思わさせられます。

そして、夜には松岡修造さんが来ていて話されているのを聞きました。
テレビで見るよりも迫力があって何事も積極的に後悔しないように全力で取り組むことが大事で
そういう人を僕は全力で応援している、とお話されていました。
もうすぐ私は3年生になり、実習など大変なことがたくさんあると思うけど、
後悔しないように全力で頑張りたいと思いました。

最後に、大好きなこのパレードは3月いっぱいで終わってしまうみたいなので
急遽、このパレードに参加するために来週も行って来ます(笑)

くだらない話を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。(丹羽)

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3月5日 山口県 発達障害支援セミナーに参加して(吉田)

今回私は帰省時に母と川崎医療短期大学の重松孝治先生の講演会・山口県での実践報告に参加させていただきました。「ライフステージに応じた支援」という題名でお話を聞かせていただき、生涯を通した発達支援ということで「対策」「時期による支援と実態」をわかりやすく、学ぶことができました。

今回は特に3つのことに関して書かせていただきます。
1つ目は向き合い・支援についてです。
まず、発達障がいの方は私たちが考える当たり前という生活の中で「人の気持ちがわからない不安」「次のことが予想できず、常にドキドキする」状態であると話してくださいました。先生はある例を教えてくださいました。
ある子供が「先生、私はみんなからKYといわれます。どうやったら空気って読めるのですか?」と先生に尋ねたそうです。先生はとっさに「周りを見てごらん。」といったそうですが、「見ても、読めません。」といったそうです。
対人関係の中で身に付けていく私たちの中の当り前「空気を読む」ということはその子にとって、悪意があるわけでなく、私たちの当り前に至る発想がないのだと先生は話されていました。
教師は特に対人関係を得意とする人が多いですが、障がいのある人の思いを共感しにくい存在であるのだとしたら、どう向き合い、支援することができるのでしょう。
先生は「育ちに応じた目標・取り組み」・「本人に配慮された環境」をバランスよく支援していくことだと言われました。

「育ちに応じた目標・取り組み」:発達を把握し、無理のない次への目標を持つこと
例)生活スキル・コミュニケーションなどその子の課題を把握し、優先順位をもって支援する。
「本人に配慮された環境」:知識・支援方法を活用し、環境を整えること
例)指示は簡潔に 具体性のある誉め言葉 絵を使い、文章を組み立てる支援など

このように支援をしていく中で問題への対策を身に付けさせ、自己理解していくようにすることが大切なのだと教えていただきました。

2つ目は発達段階における支援の違いです。
私はこの話は今まで聞いたことがなく、新しい観点で話を聞かせていただきました。
各発達段階において、どのような取り組みをしていくことが大切なのか学ばせていただきました。無理のない目標を立て、その子にあった支援を幼少期から見つけていく・その保護者に寄り添う思いを持つという幼児期の支援から子供の成長によって共に変わる社会環境から、できるという気持ちを充実させ、他者の力が必要だと気付く支援、自己選択・決定をするような支援に変化していくことを聞き、その人を見る、環境を考えることの大切さを学びました。特に思春期の支援の問題として「本人の変化による問題」と「周囲の変化による問題」があること、また今までの良いとされた経験が思春期に入り、変化してしまうことなど聞いて、そんなこともあるのかと感じることもありました。
確かに、発達段階によって支援の仕方やあり方は変化していきますが、社会で孤立することがないように相談できる環境や人になれるように支援すること、1つの括り障がいで話され、支援するではなく、一人一人の状態と気持ちに寄り添うという一貫した考えを持つ支援の姿もここで学ばせていただきました。

3つ目は健常児への支援です。
今まで発達障がいがある人への支援を書いてきましたが、私は講演会の中で健常児にもそのスタンスを持つべきなのではと考えました。一見、障がいがあるからの支援に見えるかもしれません。しかし、私はそうではないと思います。その1つ1つの支援はその子の発達を考え、より具体的にしていたり、空間を整理したり、目でわかるような工夫などがしてあり、ユニバーサルデザインとなっています。それは健常児の子供にとっても必要な支援である場面やより理解する場面を生み出せるのではないかと思うからです。1つの支援が多種に対応できるのではないかと考えるきっかけになりました。

今回このようなことを学ぶことができ、また1つ自分の見方を養えたのではないかと思います。これから1年いえ、生涯をかけて、もっとたくさんの考え方、見方を知り、生かせる人になりたいと思います。(吉田)

※写真は「山口県秋吉台国定公園」
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【20161203講演】第18回情報リテラシー連続セミナー

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 8時24分に地元駅を乗車。名古屋、東京、仙台、青葉山と乗り継いで、東北大学情報科学研究科棟に着いたのは、13時15分頃。移動時間5時間。新幹線の中で原稿書きがちょっとできた。

 堀田先生研究室でちょっと懇談。うらやましい環境。

 13時から「第18回情報リテラシー連続セミナー」開始。堀田先生に過分なご紹介をいただいて登壇。「学校の情報化のコツは何か」について、「見える化と価値付け」の視点から、我が実践(ウェブサイト、校務支援システム、指導者用デジタル教科書)を話す。1時間。

 13時25分からいつに変わらぬ堀田先生の見事な進行で、参加者によるディスカッション。僕への質問。参加の校長先生方から、僕の実践について驚きの声をたくさんいただいた。ICT活用実践より「挨拶カード」実践の方がインパクトがあった模様(笑)。

 さっそく堀田先生がブログに記事を書いていただいた。そう校長に必要なのは「覚悟なんです」。また、大学サイトにもセミナー報告が掲載された。

 以前に参加させていただいたときに実にスマートなセミナーだなと思ったのが、受付ロビーがいつしか懇親会場になっていたこと。今回も同様。おいしいセリ鍋をいただく。たくさんの方と名刺交換。

 18時25分お開き。逆ルートで自宅まで。地元駅到着は23時38分。新幹線の中でも少し原稿ができた。充実の1日おかげさまで終了。

 (三楽の仕事日記より)

教訓を生かして(岩田)

 先日先輩方の卒業式も終わり、いよいよ4年生のスタートと教員採用試験に向けてのカウントダウンが始まってきました。面接練習も本格的に始まり、不安でいっぱいですがそんな中3月11日に第2回の教員採用模試を受けてきました。結果には触れませんが、少し感じたことがありましたので記事にしたいと思います。

 『災害発生時に、教師の指示を待たずに児童生徒等が自ら判断することは、危険性が高いので、避けるようにしなければならない。』学校防災マニュアルからの出題でした。答案は「児童生徒が自ら判断し行動できるように繰り返し訓練することが大切。」ということで、必ずしも教師の指示を待たなくてもよいということでした。

 これを見て、ふと東日本大震災のことを思い出しました。模試の日は震災からちょうど6年が過ぎた日でした。6年前の今日、わたしは高校入試の入試日休みで家で宿題をしていたのを覚えています。津波が街を飲み込んでいく映像は今でも鮮明によみがえってきます。 宮城県石巻市立大川小学校は全校児童の約7割にあたる74名が死亡・行方不明になりました。これには学校側が具体的な避難場所を決めていなかったこと、避難先の選択ミス、危機意識の低さなど、教職員の対応が問題に挙がっています。あの日、教師の指示を待っていた多くの子どもたちが犠牲なりました。避難が始まったのは地震発生から40分が経過した時でした。

 しかし自分自身はどうかと考えたとき、災害時どこに避難するのか、何が必要なのか全く考えたことがありません。まさに危機意識の低さであると思います。「自分の身は自分で守る」だけでなく児童生徒の命も預かる教員という立場より、防災について考えなくてはと思いました。自らの命を守り社会を生き抜く力を子どもたちにつけることが、教員の本当の使命なのかなと考えさせられました。2期生寺坂君の記事を読んで、そういえば、、、と思って書かせてもらいました。(笑)

 犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。(岩田)
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【20161130講話】弥富市立弥富中学校現職教育

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11月30日、講義後、弥富市立弥富中学校へ向かう。14時頃着。ゼミ生の松井君、佐藤君着。

14時20分から3年生道徳授業参観。ドナーカードの自己判断導入、映像、保護者からの手紙、話し合い、意見発表と続く、よく練られた授業。授業者の思いがしっかり伝わってくる授業。

校長室でさっそく授業講評のためのプレゼンづくりに集中。研究協議会の時間になり、その会場でも作成を続ける。

研究協議会に驚く。8つのグループに分かれ、立ち上がっての授業検討。実に活発。しかも飛び交う意見は良質。聞くところによると、少人数によるこうした授業検討会は、週に3回ほど行っているという。週に3回!!!まさに日常的に授業について語り合っているわけで、全員が集まった授業検討でもこうした活気があるわけだ。僕が話そうとしていた事柄の多くが、グループから出され、改めて話すことがない状態(泣)。なんと参加させていただいたゼミ生がグループ発表者に指名。貴重な体験をさせていただいた。大感謝。

僕は20分ほどで、改めて道徳授業の目標の押さえ、今日の授業の価値付け。気づいた授業技術を伝授。温かい言葉と拍手を僕ばかりでなくゼミ生にもいただく。恐縮するばかり。

校長室で貴重な学びをさせていただけた授業者と握手。学校を出て、軽食をとりながらゼミ生と振り返り。18時頃解散。(三楽の仕事日記より)

【20161128講演】岡崎市立形埜小で授業&講演

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今日は岡崎市立形埜小学校での1日。10時過ぎに東岡崎駅に到着。北村校長が車でお迎え。10時40分頃、学校着。昨年に続いて二度目。学校内外の環境の良さに改めて感動。ゼミ生3人(大澤さん、牧野さん、渡部さん)合流。

1日のスケジュール打ち合わせ。僕が飛び込み授業をする4・5年生は合わせて16名とのこと。まずはかわいい子どもたちを見に行く。

11時25分から、4・5年生に算数授業。ネタは握手の総回数。いやあ、これが実に面白い授業になった。布石が功を奏して(笑)意見が分かれ、それぞれの考え方を聞きながら納得していく過程で楽しみ、考え方をよりわかりやすくするアイデアを味わい、表情豊かに意見交流し高め合う展開となり、子どもたちと一体となって授業を創ることができた。後日、DVDで送っていただくように依頼。貴重な記録ができた。

ランチルームで給食。久しぶりの学校でのカレーライス。休職後はゼミ生3名でミニリクリエーションタイム。さすがサークルで活動しているだけある。一気に子どもたちを取り込み、盛り上げる。

清掃後は僕の落語鑑賞タイム。ネタはふくらに稽古をつけている「平林」。小学校1年生向けに、ホワイトボードに「平林」と書いて持参。時折、それを見せながらの「平林」は初ネタ(笑)。床に転がって笑ってくれる1年生もいて、演者としてとても嬉しい時間を子どもたちからもらった。感謝。小学校ネタに新たな自信(笑)。

5時間目は6年生の算数授業。単元「変わり方を見つけて」。表を作ることにこだわり過ぎた感があるが、一人一人を大切にしたきっちりした授業。

校長室で講話用のメモ。皆さんの研究協議後、20分ほどの指導。教材のとらえ方、それを受けての授業例を話す。
(三楽の仕事日記より)

卒業しました(大澤)

春。別れの季節。
3月15日は卒業式でした。
振り返ってみると、大学生活4年間はとても充実したものでした。後悔はありません。こう思えるのは、在学中にたくさんの素敵な人たちに出会い、たくさんの貴重な経験をさせてもらったおかげだと思います。
その中でも、玉置ゼミは特別です。最初は、どんな先生でどんなゼミ生が集まるのか不安と緊張しかありませんでした。しかし、ゼミの回数を重ねていくうちにゼミが大好きになりました。
玉置先生には、教師として大切なことも、人として大切なこともたくさん教えてもらいました。
一期生とは、教員採用試験全員合格に向けて、また、卒業研究をより良いものにするために、高め合ってきました。合宿や飲み会、旅行などでの思い出もたくさんできました。
4年生になると、かわいい後輩ができました。彼ら(彼女ら)のためなら何でも力になってあげたいと思えます。
セミナーでは、尊敬する先生方やわたしたちのことを応援してくれる人たちに出会い、こんなに恵まれたゼミはないと思いました。
本当に感謝しかありません。
ありがとうございます。
これからもぜひよろしくお願いします。(大澤)
※二期生よりプレゼントをいただきました。ありがとう。宝物にします!(下の写真)
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4年間を振り返って(浦)

3月15日、ついに卒業しました…!
授業にサークルにアルバイト。そして、初めての一人暮らし。
本当にあっという間の4年間でした。
しかし、やりたい事をやり切ったこの大学生活に後悔はありません!

何よりも、2年生のゼミ決めで玉置ゼミを選んだ自分を褒めてあげたいです。(笑)
私は学級経営について学びたいという思いと、「いじめ」についての研究をしたいという思いがありました。
しかし、専門の数学をもっと学びたいという思いもあり、ゼミ決めの際も数学ゼミと本当に悩みました。
しかし、教職ゼミの説明会で玉置先生のゼミは学級経営が研究テーマであること、そして玉置先生は数学の先生であることをお聞きし、学びたいことが全部学べるのではと思い、玉置ゼミに入りたい!と思いました。(欲張りですね…笑)

結果、学びたいことがしっかりと学べ、またそれ以外にも先生から、ゼミの仲間から、そして様々なセミナーなどから、多くのことを学ぶことができました。
研究についても、初めはただ漠然としたものではありましたが、先生のアドバイスの基、「居心地の良い学級」というテーマに絞ることができました。
この研究について、質疑応答にもありましたが、まだまだ不十分な点もあります。
「居心地の良い学級づくり」をこれからも私の学級づくりのテーマにし、改善を加えながら、より研究を進めていきたいと思います。

玉置先生をはじめ、1期生・2期生・3期生のゼミの仲間、数学専修の仲間、サークルの仲間、その他にもこの大学で、岐阜で、セミナー等で出逢えた皆さんに感謝、感謝です。
これから、すぐに会えるという距離ではなくなりますが、集まりがあれば駆けつけたいと思います!
なので、ぜひ福井にも遊びに来てください。お待ちしております。(笑)

この大学で4年間を過ごすことができ、本当によかったです。ありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いします!
(浦)
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最後のお祭り(白井)

3月11、12日に所属している大学のよさこいサークルで浜松がんこ祭りというものに出場しました。目指していた結果を達成させることはできませんでしたが、学生の部 3位という結果をいただきました。

このことから感じたことは、仲間と目標に向かって一生懸命になる素晴らしさです。私は、3年生で夏に引退をして、久しぶりであったため、一生懸命になる恥ずかしさもありました。しかし、顔がくしゃくしゃになるほどの笑顔と大声を出す仲間の姿に私も負けてられないという気持ちになりました。本番では、仲間とともに恥じらいなど捨て、一生懸命になって踊りました。

大人になった今だからこそ、一生懸命になるということを改めて感じる良い機会となりました。この一生懸命に気づけたのも仲間の存在があったからです。これで、引退となりますが、サークルの永久コンセプトである『出逢えたキセキに感謝』を私も忘れずに、ここで出逢えた仲間を大切にしていきたいと思います。そして、このような経験を子どもたちに伝えていける教師を目指していきたいと思います。

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アルバイト(江口)

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私は、1年生の時から塾でアルバイトをしています。
はじめは本当に教えられているのか、子どもたちは理解しているのか不安でした。テストが返ってくるたびに「これ授業でやったのに。。。やっぱり伝わってなかったのか」と、心配と申し訳なさで一杯でした。そのため教えたあと、必ず似た問題を自分で考え本当に分かったのか確認するようにしました。そうすることで、お互いに不安な気持ちを払拭することが出来ます。そのため「先生!点数上がったよ!」と言ってもらえる回数が増えた気がします。

1年生から担当していた子どもたちは、先日受験を迎えました。3年生の子どもたちは、本当に明るくいつも気さくに話しかけてくれます。担当ではない時も話し、学校のことなどを話してくれます。特に私は、151cmしか身長がないため、1年生のときに私が勝っていた子も今では、大幅に抜かされています。そのためいつも「先生背また縮んだ?」などとからかってきます。そのやりとりもまた楽しい1つのエピソードでもあるのですが(笑)

その3年生たちに会ったことで更に教師っていいなと思うようになりました。合格に向けて、分からないところを分かるように努力し、友達が頑張ってるから負けないくらい勉強するという強い思いをもって必死に勉強する姿を見ることが出来ました。夢に向かって頑張る姿は、とてもカッコよく、私自身も頑張ろうという気持ちにさせてくれました。結果は、どうなったかまだ分かりませんが、どうか全員志望校に受かってますように。
あと1年塾でのアルバイトを頑張ります。 (江口)

旅立つ背中に抱く覚悟(吉田)

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3月15日、大切な日がやってきた。
世間では「WBCで日本が決勝ラウンドへ」か「森友学園」かが新聞の一面だろう。

しかし、このゼミにとっての一面は「一期生の卒業」これに尽きる。

思えば、私の目標は先輩たちからスタートするものだった。

先輩たちのような意見が活発に出ていくゼミに憧れ、二期生のゼミに来ていただき、みんなでゼミの雰囲気を変えていった。
セミナーや勉強会の先輩たちの動きを見て、もっと高みを目指した。
先輩たちみたいな授業目線や姿に近づきたくて、必死に授業を見るようになった。
先輩たちと同じ舞台に立ちたくて、今努力をしている。

「先輩たちは凄い」と2期生は揃えて口にする。

そんな先輩たちが今日、卒業された。
いつも前にいた先輩はもういないと思うと寂しいが、私に大切なことを思い出させた。それは寺坂の記事に書いてあることだ。
「一期生を超えるくらいの努力はしないと追いつけない」という内容である。

もう迷っていられない。
自分自身が目標を高く持ち、貪欲に前へ進んでいこうと心に決めたのだ。

先輩の背中が小さくなると共に増す想いは、素敵な先輩方がいたから抱ける覚悟だった。

ご卒業おめでとうございます。
本当にありがとうございました。(吉田)


靖国神社参拝(寺坂)

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先日、1期生の中田昂樹さんと東京へ行ってきました。本当の目的は、ディズニーシーに行くことだったのですが、予定があったので前日から東京入りをしました。

半日程度の時間でしたが、多くの観光地に行くことができました。中でも、靖国神社はとても感じるものがありました。あまり簡単にこの言葉を使いたくはないのですが、英霊たちが眠っていて一度行かないと分からないものがあります。

敷地内にある遊就館にも行きました。そこでは、戦争についての細かな記録と命を落とされた方の遺品が整理されていました。当時着用されていた、衣服や身につけていた小物、愛する家族に当てた手紙など未来へ残していかなければならないものばかりでした。どの方も、愛する家族・日本のために命を惜しまなかったことが伝わってきました。

しかし、一つ難しさを感じることもありました。それは、戦争教育についてです。日本は、戦争について当事者であるため、どうしても偏った見方をしてしまいます。特に、遊就館でのビデオを見て感じました。戦争に対しての日本や外国の善し悪しではなく、戦争が起きて、多くの方がなくなったという事実を考えさせることが大切なのかなと思いました。

現在の教育を批判するわけではないですが、もし戦争が起きたとき国のために命を惜しむことなく働くことができるかとなると、そうではないのかなと感じます。教育の影響の大きさを感じました。

写真は、靖国神社をバックにした後光の差し込む中田さん(寺坂)

ゼミの仲間紹介〈番外編〉(牧野紘)

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ゼミの仲間紹介、番外編としてもう1人紹介したいと思います。


そのもう1人とは、玉置先生です。


実は明日卒業式なのです。学生としていられるのも明日まで。先生にゼミ生として可愛がっていただけるのも明日まで。だから思い切って先生を紹介しちゃおう!と思ったわけです。(笑)

以前、色んな場で私は話したことがありますが、玉置先生は私の第2のお父さんのようです。大学3年で出会い、たった2年でそれは大げさではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、私は本当に思うのです。
もちろん、教採のこと、卒業研究のこと、セミナーに参加しての学び、たくさんのことを玉置先生から教えていただきました。それだけではやはり、「尊敬するゼミの先生」ではないか、「お父さん」はどこから来るのか。

私は考えてみました。

それは、玉置先生が私たちを我が子のように可愛がってくださったからだ、と思いました。
卒業研究を見てくださっているときの玉置先生は、まるで我が子の自由研究を見てくれるお父さんのようでした。教採指導をしてくださっているときの玉置先生は、まるで我が子の進路を心配するお父さんのようでした。たくさんのセミナーに連れていってくださる玉置先生は、まるで我が子に色んなことを経験させたいと願うお父さんのようでした。

だから私も玉置先生をお父さんのように慕っていたのだ、と気づきました。
研究室はまるでお父さんの部屋でした。研究室に相談に行くと、仕事の手をとめ、私の相談や他愛もない話を真剣に、楽しんで聞いてくれるお父さん(玉置先生)がいました。セミナーの帰りには、お疲れ様とごはんに連れていってくれ、一緒に美味しそうにカツカレーを食べるお父さん(玉置先生)がいました。教採の後、メールの文面だけで私の元気のなさを感じ取り、電話しなさいと言ってくれたお父さん(玉置先生)がいました。

今思い出して記事を書いていると、うるっときちゃいますね。(笑)

もうすぐゼミを卒業する一期生(長女)として、後輩のみんなに伝言です。
・玉置先生はとってもお忙しいです。会いたいときにはアポをとること。
・玉置先生はたくさんメールをくださります。なるべく早く反応をすること。誠意はスピードです。
・玉置先生は甘いものが好きです。先生が疲れていそうだなって思ったら、甘いものを差し入れること。

えらそうに伝言するのはここまでにします。(笑)後輩のみんななら、きっと大丈夫ですね。

以上で、本当に最後のゼミの仲間紹介を終わります。
玉置ゼミに入って良かった!というありきたりな言葉は言わないでおきます。
これからもこの繋がりは続いていくのですから。(牧野紘)

美味しい!の代償に…(堀江)

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先日、鳥羽の方へ行き、牡蠣の食べ放題に行って来ました。

牡蠣の食べ放題は初めてだったので、友達とワイワイ楽しみながら、たくさん牡蠣を食べていました。
幸せな気分で家へ帰り、次の日も何もなく過ごしていました。

すると、牡蠣を食べて2日後の朝方、ひどい吐き気と腹痛で目を覚ましました。
なんと、牡蠣にあたってしまったのです。
焼き牡蠣だったし、大丈夫だろうと思っていたのですが、焼きがあまかったのか、あたってしまいました…。

私は大学1年生の頃、胃腸風邪にかかったことがあるので、ほぼ同じ症状だったのですが、あの辛さは何度経験しても、慣れないもので、本当にしんどかったです。

体調が悪くなると、普段健康でいることのありがたさや、家族のありがたみを感じます。
たくさんの人に迷惑や心配をかけてしまったし、とても辛かったですが、ありがたみを感じることができて、良かったです。

皆さんも牡蠣を食べることがあったら、あたらないように、十分注意して食べてください。
(堀江)

学習チューターを終えて(堀江)

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先月末、4月から行っていた学習チューターが終了しました。

この学習チューターは、教師力アップセミナーでもお世話になっている酒井先生に声をかけていただいて、始めさせていただきました。

週に1回、午前中のみ、1時間ごとで学年が変わるということで、子どもと打ち解けることができるのか、不安でいっぱいでした。

やはり、打ち解けるまでに時間がかかりました。初日は、話しかけてもなかなか反応してくれなくて、「自分は子どもの心を引き付けられないし、教師は向いていないのではないか」と思い悩みました。
しかし、休みの時間などに積極的に話しかけたりしていくうちに、少しずつですが、子どもたちと距離を縮めることができたと思います。

異なる4つの学年に入らせていただいて、「学年ごとで接し方を変える」ということに改めて気付きました。
3.4年生の子どもには、教師自らが積極的に声をかけていき、5.6年生の子どもには、ある程度の距離を保ちながら接していくことが大切であると感じました。

私が行かせていただいた小学校は比較的落ち着いている子どもが多く、話をきく態度ができており、先生方がしっかりと指導されているからだと思いました。

実際の学校現場に行く機会は、教育実習だけで終わってしまうと思っていたので、現場に出る前に、このような貴重な経験をさせていただいて、本当にありがたく思います。

4月から教壇に立つので、この1年間で学んだことを活かしていきたいと思います。

学習チューターの声を掛けてくださった酒井先生をはじめ、受け入れてくださった小学校の先生方に感謝します。ありがとうございました。(堀江)

第7回教師力アップセミナー(山田洋一先生)に参加して(松田・石川・末松)

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2月11日、第7回教師力アップセミナーが行われました。ゼミ生3人(松田・石川・末松)の学び記事です。(遅くなり申し訳ありません。)


初めてのセミナーに参加し、セミナーを終えて感じたことは初めて会った方々と午後のワークで話し合いができるまでの関係になることができたということです。それができたのは、山田先生が準備して下さったいくつものワークがあったからです。始めは隣の方と、用意された質問に対して答えを言うという、淡々としたやりとりをしていましたが、話す回数を重ねるうちに答えだけでなくそこから話が膨らんだり、休憩後のちょっとした時間に同じグループの方とお話するくらいまでになりました。
私が入ったグループは、教師を始めて間もない先生や、現場を終えた先生など、ばらばらでした。6つの俳句を読んでランキングをつけるというワークでは、それぞれの感じ方があり、私が思い付かなかった考えに触れることもできました。また、自分の考えに納得していただいたり、質問をしていただいたりしたときは、とてもうれしかったです。
山田先生は、実際の子どもたちの様子をお話しながら、そのときの対応をお話して下さり、来年度の教育実習にぜひ生かしたいということを感じました。また、アクティブラーニングについての知識がなかった自分にとって、新しいことをたくさん得ることができたとても良い時間になりました。1日のセミナーでしたが、あっという間に時間が過ぎました。講演をしていただき、ありがとうございました。(3期生 松田)



私は2月5日に第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。講師の先生は山田洋一先生で、テーマは「アクティブラーニング時代の学級経営」でした。
山田先生のセミナーはまずグループ作りから始まりました。私もグループ作りに参加し、男女バラバラな4人グループに入れていただきました。
セミナーは活動の連続でした。
共通点を見つける活動から、達成感を感じる活動まで、どれも「もっとやりたい!」そう思える活動でした。そして、活動後に必ず行われていたのがリフレクション(振り返り)でした。振り返りについては山田先生が強調していたことの1つでした。「日々の1つ1つの活動にしっかりと目的を持ち、活動の度に振り返りを行う」当たり前のことかもしれませんが、いざ自分が行うとなると不安でいっぱいです。今から少しずつでも勉強していこうと言う気持ちになりました。
山田先生のセミナーを受けて、活動を行う度に4人グループの仲が深まっていくのを感じました。
特に最後に行った俳句の順位付けを行う活動では、現役の先生方を相手に普段は言いにくい自分の意見も言うことができ、各々の意見がしっかりと尊重された結果となりました。そのお陰もあり、自分の知らない俳句の見方、感じ方を発見することができました。
活動の最後に「とっても楽しく話し合いができました」「ありがとう」と言っていただきました。この状態こそが目指すべき学級の姿なのだと身をもって感じました。
1日のセミナーはあっという間でした。それほど活動が楽しく、次はどんな活動をしてくれるのだろうかとワクワクするほどのめり込んでしまいました。楽しい講演、ありがとうございました。(2期生 石川)



松田さんも石川くんも触れていましたが、今回のセミナーのポイントは、活動する形態とリフレクションだと思います。
活動する形態は、ペアで行うセッションABCDやグループがあることを学びました。固定した相手との活動ではなく、どんどん相手を変えていくことで、新しい気持ちで学ぶことができるように感じました。
リフレクションは、授業終わりと限定するのではなく、活動後に行うことを学びました。自分の活動を振り返り、次の活動に生かしたり、仲間の振り返りを聞いて、次の活動に取り入れたりすることは活動を意味あるものにするために必要であるのだと感じました。
そして、以上どちらも自身が思ったこと考えたことを出力することが求められると感じました。出力することは、学びを確かなものにしたり、深めさせたりすることができます。また、よりよい出力場面を作り出すためには、教師の発問や活動の工夫が必要になってくると思います。4月からは、子どもの出力場面を多く作り、今回学んだことを大いに取り入れた学級経営、授業づくりをしていきたいと思います。
(1期生 末松)
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教採模試の問題で(寺坂)

3月11日に第2回教採模試がありました。結果は、あれですがまたここから頑張ります。前回(12月)からの成長はありましたが(笑)

小学校全科の国語の問題の中に、国際労働機関(ILO)のフィラデルフィア宣言についてがありました。その一部を抜粋します。
 
 「一部の貧困は、全体の繁栄にとって危険である」

という、文がありました。これを見たときに、2015年に開かれたCOP21を思い出しました。CO2の削減についてです。世界全体で、CO2を削減しようというものですが、今思うとあまりにも都合がよいなと。イギリスで起きた産業革命から始まり先進国が、次から次に燃やして地球の環境を悪くしてきたという大きな事実があります。そこへ、時間がかかりましたが国内の情勢も落ち着き、国力をつけていこうとしていた中国やインドなどは納得がいかないと思います。極端な例を出すと、先進国の尻拭いをしているように思えます。ODAなどで、援助もしていますが国家間での本当の平等って何なんだろう、なんて模試の最中に考えてしまいました。

現在、北朝鮮とマレーシアをはじめ、少し昔より国通しの関係というのは良くないのかなと思います。全部が全部ではないですが、すこしは経済格差というものがかかわってきて起こっている問題なのかと思います。

これも、だいぶ偏った意見なので、記事を読んでいただいた方、私に新しい角度での見方を教えてください。(寺坂)
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目標を立てること(浦)

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3月になり、来年度の勤務地が決まった仲間も多くなり、いよいよかとドキドキの日々を過ごしています。

そんな中、私の元には勤務地のお知らせではなく、1月末の研修で受けた英語の確認テストの結果が届きました。

このテストに向けて、教育委員会から目標点数を定めるよう指示がありました。
高校卒業程度の問題。目安は70点。英語に対して中学生の時から苦手意識を持っている私は、その目安の70点を目標点数に設定しました。

正直、7割も取れるかな…という気持ちでした。受けたくないと言い続けました。それほど英語が苦手なのです。(笑)

しかし、逃げてはいけないと言い聞かせ、問題集の解き直しを行ったり、英語のラジオ講座を聴いたりしました。

結果、70点を超えることができました!
とても嬉しかったです。逃げずに、出来ることをやってから挑んでよかったなと思いました。

目標点数という具体的な目標があったことが、頑張れた要因だったと思います。ただがむしゃらに勉強するのではなく、目標を立てることで、「達成したい!」という強い思いが生まれました。

これからも、苦手なことに立ち向かわなければならない場面が多くあると思います。そんな時こそ、こうしたい、こうなりたいという目標を立て、その達成に向けて努力していきたいです。(浦)

特別な帰省が気づかせてくれたこと(吉田)

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私の実家 山口に久しぶり帰ることができます。
最近は学校で行われている勉強会、ゼミの活動、アルバイトと立て続けの予定の中でやっと確保することができた時間でした。体を休める、久しぶりに会えるという喜びもありますが今回はもう1つ大切なことがあるのです。
それは「これからの自分」を伝えることです。

私はもう少しで四年生、社会に出て行くのはあと一年になります。
今の私がいるのは、親や周りの人に大切にしてもらえたからだと思うので、そんな人にこれからどうやって生きて行くのか、どこで生きて行くのかということを伝えたいのです。

しかし、不安です。
親に話すことではなく、自分の決断にそう感じてしまいます。
その決断に恥じない私に今後なれるのか、言い切って大丈夫なのかと…。
決断が近づいてくるにつれ、私という人間をどうコーディネートしていくのか考えきれていない自分に気づきました。
それと共に今やれること、1日を大切にするしかないと今まで以上に思うきっかけになりました。

山口ではいい日々を過ごしたいです。笑
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