出張!ゴルゴ塾 命の授業(佐藤)

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 先日、大学の後援会主催の定期総会後に行われた”ゴルゴ松本さん”の講演会に母と行ってきました。

 ”ゴルゴ松本さん”と言えば、「命!!」の人文字ギャグで有名なお笑い芸人ですが、実は「ゴルゴ塾」という後輩芸人たちに漢字や歴史の話をしながら日本の凄さを探求されていたんです。数年前からは全国の少年院を回って話をするようになり、その活動はテレビや新聞・雑誌、YouTubeで話題となりました。教育実習中だった私は、ちょうどテレビでそれを見てとても感銘を受けました。そんなゴルゴ松本さんの「命の授業」をぜひ受けてみたい。そんな思いで参加させてもらいました。

 まず、ゴルゴ松本さんはテレビで見てきた通り、とても明るくて、とても熱血的で、とても面白い人でした。(笑)それだけではなく1つ1つの言葉にとてつもない魂が宿っている、まさに言霊が飛んでくる感じでした。講演会の話にもありましたが、言葉は言の葉と書くように、言ったことは葉っぱのように繰り返され再生します。前向きな発言は自分自身を前向きにしてくれることを感じました。

 その中でも特に印象的だったのが、『為せば成る 為さねば成らぬ何事も』という言葉です。「やればできる、何だってやらなきゃできないよ」という意味です。また、この言葉には続きがあることも初めて知りました。『成らぬは人の為さぬなりけり』「できないのは、やらないからだよ」という意味です。未来のことはまだ見えないから不安になりますが、今は見えていないだけで、『未(いま)から来る』いずれ必ず見える。何だかとても勇気をもらいました。そうやって考えると、やる前から先のことを考え過ぎてしまい、不安に負けてしまうのはもったいないと思えるようになりました。『当たって砕けろ』という言葉もあるように、壁にぶつかって”傷つく”ことで、新しい自分に”気付く”ことができることを、忘れないようにしたいです。

 他にも漢字や言葉から生き生きとしたパワーをいただくことばかりでした。90分、1日の中のわずか5400秒というわずかな時間でしたが、とても充実した時間になりました。最後にゴルゴ松本さんの言葉をお借りして、刻々と迫る教員採用試験に向けて、努力はいらない。その代わり、次に備えてしっかりと準備をしておきたいです!(佐藤)

第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(中田昂)

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今回は自分の苦手教科「国語」のお話を、白石先生がしてくださいました。国語は全てに通ずる教科であるのと同時に、何をどう教えるのか難しい教科である(自分でそう思っている)ので、国語の話が聞けて本当によかった。

自分が今まで受けてきた国語の授業の中で、筆者の主張や文の構造について勉強した記憶がない。実際にはやっていたかもしれないが、それらの学習は間違いなく何度も繰り返してはやっていない。

小学校の時は国語のテストは毎回のように100点だった。何も難しくなかった。しかし、中学、高校に入ってからの国語のテストは毎度のように70点前後だった。模試や実力テストで出てくる初めて見る文章になるともっと酷かった。

結局のところ、自分は読み取るのも伝え合うのも苦手なんだ。

今まで自分は漠然と、国語はその単元で押さえておくポイントを押さえられてたらそれでいいのだろうと思っていた。しかし、白石先生のお話で気付いた。もっと根底に大切なものがある。それは文章を読み解くスキルや技術だ。

その単元だけに通ずるポイントなんかではなく、国語全てに通ずるスキルがとてつもなく大切である。

授業の中で何度も繰り返し繰り返し知識・技能の習得をし、子供たちが初めて見た問題でも培ってきた知識・技能を活用して自らの手で読み解いていけるような国語の授業にしたい。何と言っても、自分と同じような思いをさせたくない。そのために改めて自分が学ばないとなと思った。(中田昂)

第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(吉田)

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6月11日に教師力アップセミナーに参加させていただいた。今回は白石範孝先生の「論理的に思考する『考える』国語の授業」というテーマで二時間お話を聞かせていただきました。私は2つのことを記事として書かせていただきます。

1つ目は頭をアクティブにするということです。
私も大学の授業などでアクティブラーニングということをよく耳にします。私はその話を聞き、活動や積極的に取り組む学びをしていくことがよいのではと思っていました。しかし、白石先生は、「頭をアクティブにする」ということを目指すということを言われました。そのためには基礎基本が大切となること、物の見方や考え方を教え、そして活用できるということが必要であるのだということを教えていただきました。

先生の話を聞いて私は考え方が変化しました。子供の考えと事象のズレを生み出し、子供のやる気を引き出すこと、そして1回の授業を乗り切るだけの知識ではなく、つながっていく見方・考え方を育てることでアクティブな循環が生まれるのではないか、またこの流れの中で学び、成長していくことがアクティブラーニングなのかもしれないと考えるようになりました。

これはどの教科でも、また生徒・児童だけでなく、私たち学生、先生になってもこのような学びをしていくことで、よりいい学びを提供できる先生になるのではないかと思います。日々努力していくしかありません。

2つ目は普通のことに疑問を持つことです。私は心が素直なのか、物事を疑うことを殆どしません。それではいけないと感じました。白石先生は教材分析を本当に綿密になさっておられました。プリント1つ、一文字、表現1つ、先生の中にこだわりを感じました。その中には、しっかりとした目的、考えがあり、こんな先生に会えた子供は幸せだろうなぁと思いました。教材分析のことに関して大学でこのようなことを実習課の先生がお話なされていたことを思い出しました。

「授業は教材分析の質で変わる」

私は将来こんな先生になりたいという先生にここ最近多くお会いします。本当に基礎基本がなっていない自分ですが、もっと疑問を持ち、方法を見出し、子供たちが手を伸ばせば、理解できる表現などの姿勢は忘れてはならないと心から感じました。

本当にいいお話を聞かせていただきありがとうございます。学び続ける毎日ですがインプットだけでなく、アウトプットしていくことでもっと学んだことを生かしていきたいと思います。ありがとうございました (吉田)

6月18日授業深掘りセミナーに参加して(杉下)

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先日、授業深堀セミナーに参加させていただきました。
今回は社会科の佐藤先生、そして我らが玉置先生の算数の授業を見せていただきました。

お二方とも、さすが授業名人。授業は本当に面白くて、自然とめりこんでいくのがわかりました。

なぜこんなに魅力的な授業を作れるのか。
私が考えるに、先生方には3つの共通点があると思いました。

それは、
1.熱心な教材研究
2.気持ちを言わせる
3.子どもの発言にとことん追求する
です。

特に、気持ちを言わせることに関しては、ただ事実や答えを追求するだけではつまらないと、「えっ?」という驚きや「かわいそう」等という素直な気持ちを積極的に拾ってみえました。算数や社会でも気持ちを言っていいんだ、発言していいんだ、という安心感から、発言をしやすい雰囲気が出来ており、多様な意見が出されました。

この先生方の巧みに子どもの発言(今回は全員大人でしたが)を拾う力は、是非自分も身に付けたいと思いました。

これからもたくさん学んで、先生方のような引き付けられる授業を作れるよう、努力したいです。(杉下)

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6月18日授業深掘りセミナーに参加して(中田昂)

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今回の授業は佐藤正寿先生の社会科と我らが玉置先生の算数科でした。

どちらの授業にも共通して言えることは、学習者側の思いを拾っていたことだ。

社会科や算数の習う部分にあるのはどちらかというと事実が大半だ。だから社会科は教科書を読み、大事なとこを抜き出して板書しというような暗記教科に陥ってしまう。その結果、子供たちは社会科が嫌いになってしまう。

子供たちの思いや感情が授業に加わると一気に授業が活発になると思う。思いはそれぞれ違うはずなのにその思いに焦点を当てた授業は道徳しかない。

子供の純粋な「え!?」「わかんない」「なんで?」を拾っていくと事実だけの授業ももっと面白く深まりがあるのかなと思った。

実習でやった授業はどちらかというと、自分が多く話していた。子供たちの思いや考えをあまり聞けていなかったなと思う。教えるばかりが教育ではないということを深く意識しておきたい。(中田昂)

私の春休み(3)留学の学び〜カナダ1〜

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 日にちがだいぶたってしまいましたが、留学の後半戦であるカナダについて書きたいと思います。

 フィリピンとは違いカナダは先進国であり、正直生活面に関する苦労はここから2ヶ月間であまり感じたことはありません。1月27日セブ空港を飛び立ち香港を経由して、カナダのバンクーバー国際空港に到着しました。乗り換えも含めて、20時間弱の旅だったと思います。

 感想としてはとにかく長くて、行きの時点で帰りの飛行機に嫌気がさしてました(笑)空港に着いてから、ホームステイ先まで送迎をしてもらい、これからお世話になるマザーとファザーの元へ向かいました。フィリピンで1ヶ月間ほとんどアジア人としかお会いしていなかったためか、この時は白人さんというだけでかなりビビっていたのを覚えています。

 到着してすぐにカナダに移動しないで、フィリピンで3ヶ月学べばよかったかなと思いました。しかし、今回のわたしの目的の中には自分の中の固定観念を変えて、少しでも多くの視点を得て帰国したいという思いがありました。確かに、慣れた環境の中で生活することはとても楽です。自分の器量に合わせてやれることをすればいいだけです。でもそれでは今までの自分となんら変わりはないし、変えることもできない。そう思って2カ国留学を決めた時の自分をもう一度思い出し、自分自身を奮い立たせました。

 これから2ヶ月のわたしのカナダ生活が始まります。フィリピンとは違う経験をして、楽しいことも嬉しいことも辛いことも新たな発見も、本当にたくさんの事を学ばせてもらいました。これからまた何回かに分けてわたしの考え方を大きく変える要因となった短期留学後半戦について記事にしていきたいと思います。細かく分けてしまってすいません。わたしはそれでも自分が得た経験を自分の中でもう一度深めるためにも一つ一つ丁寧に書かせていただきたく思います。よろしくお願いします。(岩田)

卒業論文のテーマ (松井)

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 卒業論文の内容をうまく伝えられるように、ゼミの仲間でお互いに聞き合いアドバイスをもらいました。以下の文が私の卒業論文の内容です。

 私は世界の国々に比べて日本の子どもの自己肯定感が低いという現状を知り、授業の中でそれを高めることはできないかと考え、「学び合いと子どもの自己肯定感」について研究してきました。
 市全体で「学び合い」に取り組まれている愛知県小牧市の小・中学校へ授業を参観しに行ったり、授業者の先生やスーパーバイザーと呼ばれる方へのヒアリングを行なったりして、学び合うグループ学習の在り方と教師の授業技術を学びました。
 授業の中に子どもの活躍の場・活動の機会を大いに取り入れ、子どもが自ら伸びようとする授業を展開していきたいと考えています。

 実際に話してみると伝わりにくい言葉がよく分かるので、お互いに聞き合えてよかったです。玉置ゼミは全員が順調に?卒業論文を進めているので、今後も互いに磨いていきたいと思います。(松井)

卒業論文のテーマ(小川)

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 今回のゼミでは3人グループになり、それぞれの卒論テーマ文のブラッシュアップ化を行いました。以下の文が本文です。

 私はデジタル教科書の活用例の研究を行いました。国は学びの場におけるデジタル教科書の活用を取り上げています。しかし、実際の教育現場では使いこなせるかどうか不安を感じている中学校教師は8割に及びます。そこで、私はデジタル教科書のツールやコンテンツから生徒をゆさぶる発問の例を具体的に、単元ごとに考えました。例としては、「このシミュレーションは何を表そうとしているでしょう」と問いかけます。そうすることで、教師が説明するのではなく、生徒に説明させることがぽいんとであり、言語活動の一つとして表現させることは大切なことだと考えます。このような活用例を用いて、実際の教育現場で活かしていきたいと思います。

 また、個人面接の際に、切り返しで予想される質問についても考えました。「デジタル教科書を使うデメリットはなんですか。」についです。
・準備に時間がかかることがある。
・不具合が起きたときにどうするか。
・学校にICT機器を専門とする方が必要なのではないか。
・地域によってICT機器の導入に差が出るため、学びの場における機会均等がなくなる。
といった意見が出ました。(小川)

お土産をいただきました(玉置)

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 6月13日の2期生ゼミの一コマです。ゼミ生にお土産が届きましたので、おいしくいただきました。もちろん、このあと1期生もいただきました。(玉置)

6月13日第2期生ゼミ記録(白井)

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 6月13日(月)、第8回のゼミを行いました。今回の発表者は、国語専修の牧野友紀さんと社会専修の岩田有加さんと佐久間琢さんでした。


 1人目は、牧野さんです。前回の発表では、なぜ野中先生は「3・7・30の法則」を考えられたのが話題となりました。今回はそれを受けての発表です。実際に野中先生とのメールのやりとりで、分かったことを発表していました。

 牧野さんは、野中先生のブログを読み、そこから2つの理由を見つけたそうです。1つ目は、学級崩壊を起こさないようにするためです。2つ目は、名人教師の実践記録でなく、普通の教師がちょっと努力すれば獲得できる方法として示すためです。この牧野さんの考えをもとに、野中先生とのメールのやりとりについて話してくれました。私は、自分の興味を持つことを実際に先生にお聞きしているのを知り、凄いという気持ちと、同時に羨ましいなと思いました。他のゼミ生も、そうだったのではないかと思います。それには、牧野さんの深い調べがあったから、実現したことでもあるということも分かりました。こういった繋がりも、とても大切にしていきたいというお話になりました。

 2人目に、岩田さんは、前回の発表と引き続き、金大竜先生の『子どもが教えてくれた クラスがうまくいく魔法の習慣』という本からの発表でした。前回とはまた違った、教師の働きに注目し、教師の1日の流れを発表してくれました。

 そこで、話題になったのが、起床と就寝での子どもにあいさつをするという話でした。起きた時や、寝る前にクラスの子の顔を1人ずつ思い出し、子どものことを考えるのだそうです。時間があれば、写真を見ながら考えるそうです。他にも、授業以外の面でも子どもたちを知るために、休み時間に遊ぶのはもちろん、子どもたちと一緒に帰るという話もありました。このように、子どもと本気で向き合う1日の様子を見て、自分たちも、それに少しでも近づけられる先生を目指そうという気持ちになりました。

 3人目に、佐久間君も前回に引き続き、菊池省三先生の『菊池省三流 奇跡の学級づくり』という本からの発表でした。前回の1学期の学級成長期から2、3学期の学級成熟期についての話で、集団として学級を育てるという話をしてくれました。集団として、子どもたちの関わりを強めるために、話し合いを行うことが効果的であるという話でした。その例を挙げます。

1、朝の会、帰りの会での話し合い
「ミニライフヒストリー」
「ほめ言葉のシャワー」
2、授業の中での話し合い
ペア学習・グループ学習
3、学級内でトラブルが起きた時の話し合い
教師は頭ごなしに叱らない、子どもたち自身にルールを決めさせる

 話し合いの授業について、話題になり、次の発表での課題を見つけることができました。

 今回の発表では、聞いている人も発表者が卒業論文に向けて、深めていけるように、質問をしていていました。何か話題が出ると、ペアやグループで話し合うもあり、互いに学び合える場となっていました。これからもゼミを互いに高め合える場として、切磋琢磨していきたいと思います。(白井)

6月13日第2期生ゼミでの発表(佐久間)

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6月13日(月)、ゼミの発表(2回目)を行いました。私は前回に引き続き、菊池省三先生が書かれた『菊池省三流 奇跡の学級づくり』という本をもとに発表しました。

前回は、主に1学期の学級づくりである「学級成長期」についてまとめました。今回は2、3学期の学級づくりである「学級成熟期」についてまとめました。

この「学級成熟期」では、子ども同士の横の関係を強くし、“集団”として育てることに重点を置いています。横の関係を強くする方法としてまとめたことが、様々な場面での話し合いについてです。

菊池先生は話し合いの授業のポイントは“人と意見を区別する”ことと述べています。人と意見を交流すると、自分の意見が否定されただけなのに、自分の全てを否定された気がする時があります。私もありました。

しかし、教室に信頼関係が生まれれば、反論と人格の否定は全く違うことが分かるはずです。自分の言いたいことを言える安心感のある学級づくりが大切だと学びました。

2回の発表を通して、1年間の学級づくりについて学びました。まずは教師が子どもの学びを認め価値づけ、子どもたちもそれを真似て成長していき、子ども同士で高め合い、1人の成長がみんなの成長につながる学級づくりをしていくという菊池先生流の学級づくりが分かりました。とても勉強になる本でした。ゼミ生のみんなにオススメしたいです。

質疑応答の時間では、「話し合い」の授業を算数の授業で行うことは難しいのか?という疑問をゼミ生のみんなと意見を交流しました。玉置先生に分からない子が、分かっている子に「教えてください」と言いに行く授業のほうが良いとおっしゃいました。ゼミ生みんなはきっと今まで「分かった子は分からない子に教えてあげてください」という形の授業をしてきたので、驚きを隠せませんでした。よく考えると、分からない子が分からないと言える学級になっているということだ、と気付きました。なかなか言えないことを言える学級は良い学級の条件の1つだということを学びました。

次回からはこの話し合いの授業について研究していきたいと考えています。(佐久間)

11万アクセス到達

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 平成27年4月20日から発信を始めた「玉置研究室」サイトですが、皆さんが訪問していただけるおかげで、本日(平成28年6月26日)、11万アクセスに到達しました。ありがとうございました。

 なんと、
 10万アクセスから11万アクセスまでは、30日間で、最短記録も生まれました。ちなみに、これまでの最短記録は35日間でした。

 今後とも1期・2期生ともども発信し続けますので、どうぞよろしくお願いします。(玉置)

ぜひご参加ください(「いのちの副教材」模擬授業セミナー)

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 7月9日(土)午前10:00〜11:30(開場9:45)から、名古屋市 東桜会館 第1会議室 (地下鉄東山線新栄駅、桜通線高岳駅 徒歩5分)で、小児がんを題材にした「副教材」の思いと使い方を学び、「いのちの授業」を体験していただけるセミナー(無料)が開催されます。

 私(玉置)は、授業提案者の一人として、50分間の模擬授業をさせていただきます。模擬授業をしながら、この授業をするためのポイントなど、解説を入れながら授業をします。お席にまだ余裕があります。どなたも参加できます。ぜひお越しください。

 お申込み方法等は、ここをクリックしてご覧ください。お待ちしています。

愛犬・七のベストショット(玉置)

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 ときには、愛犬(七)ネタでお許しください。今のところのベストショットです。(玉置)

校長先生(寺坂)

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 前回のゼミで、百瀬さんと石川くんの質疑の中で「先生が誕生日を祝う〜」という話がありました。その話を聞いた時、このカード(写真)を思い出しました。

 これは、私が小学生のとき、そのときの校長先生(寺尾先生)から、誕生日の日にプレゼントしていただいたメッセージカードです。1年生から6年生までの児童一人ひとりに書いてプレゼントをされていました。自分の誕生日が来るのをとても楽しみにしていた覚えがあります。翌年に転校してしまい、この1枚しか貰えませんでしたが今でも自分の近くに置いてある思い出のものです。

 その時、私は将来校長先生になりたいかな?と、ふと考えました。 今までは、「あなたは将来管理職に就きたいか?」と聞かれたら、私は「いいえ」と答えていたと思います。それは、常に子供と接していたいからです。

 校長先生や教頭先生は、子供と関わる時間が少ないという、先入観がありました。しかし、それはその人の時間の作り方や、気持ちの持ち方次第なのではないかと思うようになりました。それは玉置先生のブログの過去の記事などを読ませていただいても、強く感じます。校長先生だからこそ、見ることのできる子供の姿もあるのかなと思うようになりました。

 百瀬さんの発表を聞き、改めてメセージカードを見て、とてもおこがましく、そして生半可なものではないと分かってはいますが、機会があれば管理職に就き、そして寺尾先生や玉置先生のような子供と関わることのできる校長先生になるのも1つの選択肢として持っておきたいと思います。(寺坂)

第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(佐久間)

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6月11日(土)に教師力アップセミナーに参加しました。今回は白石範孝先生による国語の授業づくりについて講義を聴くことができました。論理的に思考させるということを具体的に学ぶことができました。

国語の授業は、ある場面を読んで、考えるというやり方を今まで行ってきて、私もその授業のやり方にあまり疑問を持ったことはありませんでした。

しかし、白石先生のお話から、子どもたちが作品全体の構造や場面、段落のつながりを踏まえた内容を理解し、論理的に考えながら作品や文章を読む姿を求めていく授業を目指すべきだということを学びました。

このようなアクティブラーニングと呼ばれる授業の仕方をするためには、子どもたちの技能の定着、基礎・基本の教育をしっかりと行わなければならないと子どもたちは論理的に考えることはできません。今までアクティブラーニングを小学校で行うことは上手くいくのか、と疑問に思っていましたが、思考活動の土台になる原理・原則、用法などの基礎知識を与えることがとても大切だと思いました。

また、子どもたちが作品の内容を理解しようとすることで、子どもたち自身が「問い」をもち、「問い」を解決していく問題解決学習を目指す授業が考える国語の授業なのだろうと白石先生のお話から学ぶことが出来ました。

他にも、思考のズレは当たり前、短歌・俳句の作り方、モチモチの木のような作品を使った授業例など、具体的に国語の授業づくりを教えていただき、勉強になることばかりでした。ここで学んだことを忘れずに、これから生かしていきたいです。ありがとうございました。(佐久間)

【20160616講演】愛西市立勝幡小学校現職教育

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 6月16日は、愛西市立勝幡小学校の現職教育にて、「考え議論する道徳」と題して講演をさせていただきました。

 最初に、道徳の教科化に際して文部科学省が示した現状分析を示して意見をもらいました。「私はこのような形式的な道徳授業はしていない」といった意見が出されたことは、嬉しく頼もしく思いました。

 その後、あらためて道徳科の目標からおさらいをして、私の道徳授業ビデオをもとに、これから求められている「考え議論する道徳」の一例を示しました。

 この学校には今年度中にあと2回訪問し、道徳について指導をさせていただきます。

第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(石川)

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先日、第2回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。
講師は白石範孝先生で、『論理的に思考する「考える」国語の授業~問題解決学習を目指して~』というタイトルについて話して下さいました。

セミナーは、「アクティブラーニングとはどのようなものか」から始まり、どのようにして国語を論理的に読み取りそれを教えるのか、と言うことを、白石先生の実践例も交えながらわかりやすく教えて下さいました。私は3回目の教師力アップセミナー参加でしたが、参加者の方から自然と「あぁ〜」「おぉ〜」という納得や驚きの声が上がるのは初めてでした。

「国語は論理的」

その言葉の通りに、論理的な思考から読み取る術をたくさん教えて頂きました。
今までの私にとっての国語といえば、感覚や想像で読み取り、何かとふわふわとしていました。

白石先生のセミナーによって、見事にそのふわふわ感は吹き飛びました。

子ども達に論理的思考を持ってもらうために、「用語を教える」ことの大切さ。「教材分析」が必要だということ。新しいことをする前に「方法を教える」こと。どれも私が今まで受けてきた国語とは違い、論理的で全体が連動していました。
私も白石先生の様に国語の授業がしたいと強く感じました。

また、セミナーの後には、国語も算数も同じように論理的であること、論理的に思考するためには、どの教科も一律に、基礎基本が大切だという話をして頂きました。

ありがたいことに私は、教育実習などで今後実践する機会があります。学ばせていただいたことを出来る範囲で実践をし、自分のものにしていきたいと思いました。参加することができてよかったです。(石川)

ゼミの仲間〈小川陽平くん〉紹介(牧野紘)

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このシリーズ、久しぶりの投稿です!!
今回は、1期生で1番イケメンな小川くんです!!
(本人にこのように書けと言われました笑)

小川くんは、「センス」の人です。
この「センス」、上手く説明できないのがもどかしいですが、ふとした時に発する言葉や、誰かにツッコむ時の一言が、抜群におもしろいと私は思っています!
また話し方や、間がおもしろさを上乗せしています。
ガッツリと笑いを取りにいくのではなく、すっと入り込んでくるような感じです!
個性豊かな玉置ゼミ男子の中で、みんなの味を良いように引き出しているポジションな気がします。
そんな小川くんも、
玉置ゼミになくてはならない人です。
本人は意識してないとは思いますが(笑)

私は、中学校実習が小川くんと一緒だったのですが、実習中もたくさん笑わせてもらいました。ありがとう!
そんなセンスのある小川くんは、先生になっても、きっと男子からも女子からも好かれる先生になるだろうなと思います。

セミナーなどにあまり姿を現さず、時にはそのことでみんなからいじられていますが(笑)、
この小川くんのセンス、ぜひみなさんにも体感してほしいと思っています!!
ということで小川くん!今年はセミナーの出席率上げようね!(笑)

私も小川くんのような「センス」、習得できるよう頑張ります。(牧野紘)

6月13日第2期生ゼミでの発表(岩田)

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 6月13日(月)第2回のゼミ発表を行いました。前回わたしは、大きなテーマを「学級経営」として教師の目線について取り上げました。教師は学校生活において子どもたちのどういった部分を見ればよいのか、どこを意識すればよいのかということを視点という面から捉えました。そこで今回は具体的にどのように働きかけていけばよいのかという、教師の行動篇についてまとめました。

 今回も金大竜先生の『子どもが教えてくれた クラスがうまくいく魔法の習慣』を読んでレポートをまとめさせてもらいました。金先生が本の中でおっしゃっていた一日の流れについてまとめ、その中でも気になったところについて詳しく説明させてもらいました。
 
 わたしは、この教師の一日の流れを読ませてもらって純粋にここまで子どもたちのことを考えることができる教師ってすごいなと思いました。この本の中で先生がおっしゃられている「教師のほうから進んであいさつをする」「掃除の時間は教師が一番一生懸命仕事をする」など言ってしまえば当たり前と思われがちなことばかりなんですが、実際に行動するには本当に難しいことばかりだと思いました。この本の中にも書いてあったんですが、「人は自分の想像を少し超えると感動する」という言葉がありました。わたしはこの本を読んでまさにこの状況にたくさん出会えた気がします。ここまで深い愛情をもって子どもたちと関わることができることは本当に素敵なことであり、幸せなことであると感じました。
 
 しかし同時に2期生からも意見ももらったんですが、終始子どもたちのことを考え続けることは本当に可能なことなのかという疑問点も生じてきました。わたしも本を読みながら、「これは金先生だからできることなのではないか」と思っていた部分がありました。金先生がなぜここまで子どもたちのことを想い、愛することができるのか、これはわたしの次回以降の課題として追及していきたいと思います。ありがとうございました。(岩田)
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