ニュースを見てpart.2(寺坂)

 4月11日の西日本新聞に「『日本製』頼りは外国人 変わる仕事場 日本人の新卒入社0人も」という記事があがっていた。これまでは、日本のメーカーが海外に工場を建て、現地の方を日本より低い賃金で雇う、という流れが一般的であったと思う。そこに、日本人が赴き技術指導などを行っていた。しかし、今はもともとの専門技術を評価され日本で働く海外の労働者が増えてきているという現実がある。九州の工場では、工場で働く42人のうち17名が、とある飲食店では日本人の新卒社員は一人もとらず、海外の方を雇っているという。

 自分の得てきた技術が認められ、出身の国よりも多くの賃金がもらえるのであれば、これからもそういった労働者の数は増えてくると考えられる。そこで一つ生まれる問題が、日本語が話せない子供も同じような数だけ増えてくると言うことである。実際に、私の教育実習でも日本語が話せない子供が学校にいた。ADHDなどの障害を抱えた子と同じように当たり前にいるようになってくるかもしれない。

 言語活動の充実ももちろんだが、教師の英語力も大きく求められてくる。ますます学び続ける教師が求められてくる時代になってきていると感じた。

 それにしても、たくさんの労働者が入ってくるとますます日本人の働き口がなくなってきそうです。大学でも、これまで以上に専門性の高い授業が求められ、詰め込み教育に戻っていきそうな…。アメリカと同じような香りがしてきます。(寺坂)

画像1

4月10日第3期生ゼミの記録(林)

画像1
丹羽さんの発表についての学びを書きます。丹羽さんは、『はじめに子どもありき』という本を紹介してくれました。

実際に教師にならないと分からないことが多く書かれている中で、丹羽さんは、「優れた教師とは、一人ひとりの子どもがその持てる力を存分に発揮して自らの力で成長していけるような支援をすることのできる人である」「学習とは教わるものであり、させられるものであるという学習観を持ち、学ぶことの喜びを感ずるどころか忍耐と結びついてイメージするようになってしまっているに違いない」という部分などが印象に残ったそうです。

私が丹羽さんの発表で一番印象に残ったのは、「一人の教師の持っている理想像に基づいてその教室のすべての子どもを同じ人間にすることが教育の目指すところではないはずである」と本に書かれているように、教師の理想を子どもに押し付けるのではなく、子どもにさたちの個性を大切にするべきだというところです。 個性とは、その子の長所だけではなく、短所も含めたその子ならではのものだと聞いて、知ってはいたけど、「なるほどな」と再認識することができました。

また、発表の中で図を提示して、「この図は何を表してると思う?」と問いかけてくれました。ただ説明されただけの知識と比べると、自分で考え、仲間と交流し合い、全体で発表し合ったため、しっかりと理解することができました。

そして「一番大事なのはやっぱり子どもだな」と強く思いました。
9月に教育実習があります。「授業作りを学ぼう」とか、「子供との関わり方を学ぼう」とか、教育を成り立たせるためのことばかり学ぼうとしていたことに気づかれました。丹羽さんが感じた、「教師がいて教育が成り立つのではなく、子どもがいるからこそ成り立つ」のように、教師になるためにああしなくちゃ、こうしなくちゃ、と思うのもいいけれど、まずは子ども理解をして、子どものことを第一に考えていきたいな、と思いました。(林)

4月10日第3期生ゼミの記録(丹羽)

画像1
こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。
4月10日に第一回のゼミがありました。私は発表する立ち場でどうなるか心配でしたが、ほかの仲間がたくさん意見を言ってくれたり考えてくれたりしたおかげでとても意味のある1時間になったと思います。

私が読んだ本を紹介したいと思います。私は「はじめに子どもありきー教育実践の基本ー」という本を読ませていただきました。そこには、子どもの大切さ、子どもがいるからこそ教師が成り立つと言ったスタンスで話が展開されており、大変興味深い内容ばかりでした。

一文抜粋して紹介したいと思います。
「優れた教師とは、一人ひとりの子どもがその持てる力を存分に発揮して自らの力で成長していけるような支援をすることのできる人である」
この文から私は、教師は子どものためにできることは何でもしてあげる、できる限りのことはしてあげるのがいい教師だと思っていました。ですが、それは間違いで子どもが持っている能力を信じてできるだけ見守ること、最低限の支援をしてあげることが重要なのだと学びました。

今回のゼミでは、発表する立場として思った通りに伝えられない部分もあったので、
人に伝えるということの難しさを身にしみて感じることができました。
今度は聞く立場なので、しっかりと話を聞いて質問したり、意見を述べたりしていきたいです。(丹羽)

4月10日3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

ついに3期生のゼミがスタートしました。みんな探り探りな第1回ゼミになるかと思いきや、お互いに質問し、一緒に考え、実際にやってみるなど、とても良い雰囲気で学ぶことができました。そして、発表した者としては説明することの難しさ、上手く伝えられないもどかしさも感じたため、これから力を付けていきたいです。

今回はその第1回で発表した私が学んだことをまとめたいと思います。

田中博史先生の「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくり」という本を読んだのですが、その本にはおもしろい、興味深いが盛りだくさんでした。

保護者との関わり方や子どもとの距離の縮め方、子どものほめ方や日記の提出制度など、実際の経験談に基づくものや考えがたくさん載っており、読んでいてなるほどと思い、勉強になりました。

そして、私は良いことみつけなどに興味があるのですが、そのこともこの本には載っていました。
初めの学級開きの3日間で、帰りの挨拶をする前に先生が「ちょっと待った。」といって、そのクラスの誰かひとりを褒めます。これを毎日続けて、子どもから「〇〇くんも△△くんと同じことしたよ!」と声が上がるようになったらそれを取り上げ、友だちの良いところをみつけられるなんてすごい、と褒めるようにするというものがありました。
上手く伝えられていないかもしれませんが、これをすることで、良いことみつけが自然と習慣化され、形骸化するのを防ぐそうです。私も形だけのものになるのは嫌なので、こういう手段もあるのかと知ることが出来ました。

他にもまだまだ良いことみつけに関する内容や子どもからの信頼を得る方法などもあり、自分の理想の学級像、やりたいことを実現するための方法などたくさん学べました。

第1回ゼミはきちんと学びを深めることが出来ました。次回からも楽しみです。(岡田)

友人との会話から気づいたこと(百瀬)

画像1
先日帰省して、いつも地元に帰ると会う小中高と一緒だった友人2人とご飯に行きました。気づけばあっという間に5時間。昔の話や大学での話、将来の話などいろんな話ができてすごく落ち着くことができた私の居場所でした。そんな友人との会話で思ったことを2つ書きたいと思います。

今までずっと同じ学校だったからこそ、昔の話ができると書きましたが、その時にはいつも“先生”の話が話題に挙がります。子どもからしたら先生はいつまでも先生なんだと思い、誰かの記憶の中に残る教師って素敵な職業だなと改めて感じました。また、嬉しかったことややりがいを感じて取り組んでいたクラスでの取り組み、先生の一言などは10年以上前のことでも覚えているものです。教員という職の魅力に、児童生徒側の目線からして気づけたような気がします。


もう一つは、友人に言われた言葉です。その友人は数学が大の苦手でした。そのため、テスト前になると私がその子にマンツーマンで教えていました。高校の時も毎回「ありがとう」や「分かりやすい」という言葉を言ってくれていたのですが、今回改めて、「教え方うまいし分かりやすいし、レベルにあった教え方をしてくれるし、とことん付き合ってくれる」と言ってもらいました。すごく嬉しかったし、そう言われることにやりがいを感じ、やっぱり教師になりたいなと思いました。


最近、教員採用試験に向けて勉強していて、正直不安が大きくありました。「教師になりたいという熱意が大切」だとよく言われますが、その熱意よりも最近は不安が上回っていました。しかし、2つのエピソードから、やっぱり教師になりたいなと気持ちを再確認することができました。友人に感謝するとともに、これからも大事にしていきたいなと思いました。また、友人も自分の道に進んでいるから私も頑張ろうとも思いました。(百瀬)

4月10日第2期生ゼミ記録(寺坂)

画像1
 4月に入り、新しい年度を迎えました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日4月10日から、大学も新学期を迎え、2期生のゼミも今日から本格的な教採対策が始まりました。

 前期のゼミは、一時間半という短い時間を、過去問を解く時間と面接の練習を行う時間との二部構成になっています。やらなければならないことが多く、時間はいくらあっても足りませんね。あと3時間くらい増えて1日27時間とかにならないかな...

 そんなゼミで今日学んだことは「切磋琢磨できる環境が一番やる気を引き起こす」ということです。先日の牧野さんの記事にもありましたが、大人数ゼミの大きな利点です。自分が解けなかった問題をほかの誰かができている。これほど単純に悔しいと思える状況はないと思います。また、そんな感情を素直に思えるのもこの10人だからだと思います。お互いがお互いを高め合っていきたいと思います。また、切磋琢磨の有効性を身をもって感じたので、将来このような関係が作れる学級にしていきたいと思いました。

 次回のゼミは、4月14日金曜日。記事を書くのは、2期生の元気印 牧野友紀さんです。お楽しみに!!(笑)

 実は、2期生が全員揃うのは2月19日のフォーラム以来実に2か月ぶり。サークル活動で忙しい石川君、体調崩しがちな岩田さん、もちろん玉置先生も含めて2期生いいスタートが切れました!!!

4月10日第3期生ゼミ記録(嶋藤)

画像1
4月10日、第1回目のゼミがありました。
今回私は、山下さんの発表で学んだことについて書きたいと思います。

山下さんは、「算数授業のユニバーサルデザイン」という本についての発表をしてくれました。
その発表の中で1番印象に残っているのは、◯付け法です。×は書かず、◯だけ付けることで、子供の自信につながるし、ここまでは合っているよという印をつけてあげれば、どこからが違うのかが明確にわかって分かりやすいし、否定されていないと子供が思うことができるので、とてもよい方法だなと感じました。

また、先生は子供を見ているようで、一人ひとりどんな答えをノートに書いているかまでは見ることができていないので、端的に一人ひとり◯付けをしていき、子供たちのことをしっかり見ることが大切だなと思いました。

オープンカンニングをすることで、自信がない子供に「あ、やっぱりこういう答え方でいいんだ。」と、自信を持たせたり、全然分かっていない子供に「先生が、足し算いいね。って◯付けしながら回っているから、これは足し算なんだ。」と解いていくヒントをあげたりできるので、どのレベルの子供でもついていけるような授業になるのではないかなと感じました。教育実習で是非取り入れたいと思います。(嶋藤)

ニュースを見てpart.1(寺坂)

画像1
私は温泉が好きである。みな様はどうだろうか。私はこの春も、城崎・串本・伊豆と3つの温泉地を巡って来た。裸の付き合いなんて言葉があるように、知らないおじさんと何故か仲良くなったりする。その土地の情報を交換しあったり、お風呂上がりに、飲み物をご馳走してもらったりして、自分の中で好きな場所のひとつになっている。

特にヒノキ風呂はとてもいい香りと、独特のお湯の感じがして、ヒノキがあるだけで温泉の質が1つ上がるように感じる。

先日、インターネットサイトYahoo!のニュースをなんとなく読んでいたら、こんな記事を見つけた。それは、「日本のヒノキ風呂か存亡の危機!」というものである。

将来、家を建てる時はヒノキのお風呂をつけたいと考えていた私にとっては、死活問題である。

存亡の危機として、大きく2つの理由が挙げられている。1つは、短期間で大量に伐採してしまったこと、もう1つは中国・韓国でのヒノキブームの到来である。

特に2つ目の理由は、知らなかった事実だった。今日の、中国は劇的な経済成長を遂げていて、住宅建設ラッシュが来ているらしい。資本を持つ方は、日本高級木材 ヒノキ をふんだんに用いて家を建てることがステータスになって来ているようだ。また、韓国ではヒノキは健康に良い、勉強頑張ってできるようになる、などの情報が流れていて、内装家具で需要が高まって来ている。

「平成24年(2012年)に123億円だった林産物の輸出額は、平成27年(2015年)に270億円となりました。」(林野庁)

と、あるように日本の経済を大きく動かしている品目の1つになってきてきる。しかし、このまま出荷を続けこれからの未来にヒノキが残らないというのは少し寂しさも感じる。数十年後、数百年後にまたおおく採れるように、保護していくことも大切だと思う。(寺坂)

岐阜を全力で伝えます宣言 第一弾「宝石のような和菓子!?」(吉田)

皆さんにとって岐阜といえば何が思い浮かびますか?

私はここへ来るまで岐阜は雪がたくさん降る県という認識しかなく、小学校での都道府県テストでは「岐阜」という字が書けず、苦戦したというイメージでした。
そんな私が3年間で触れた岐阜の魅力をご紹介します。

第一弾のテーマは「宝石のような和菓子!?」です。

宝石のように固い和菓子ではなく、キラキラと輝く和菓子なのです。

この和菓子は岐阜県大垣市で作られます。大垣市は古くから豊かで質の良い地下水があり、江戸末期の頃から有名な和菓子でした。まんじゅうという形になったのは明治時代で、地元で愛されています。つるつるとした表面の中にはこしあんが入っており、和菓子の食べているような気がしない触感で「見て楽しい、食べておいしい夏の風物詩」なのです。

その名は「水まんじゅう」

私が出会ったのは1年生の夏で、あまりの感動に山口へのお土産にしたくらいです。
夏ごろになると大垣駅前に水まんじゅうを売る屋台が出ており、岐阜の文化に触れることができること間違いなしです!!

また、大垣市は豊かな地下水と述べたように澄んだ川、大垣城、秀吉で有名な墨俣一夜城や昨年映画化された「聲の形」の舞台になった場所でもあり、素敵な街です。

是非、一度行ってみてください。(吉田)

画像1画像2

共に頑張ること(牧野友)

最近私が実感した「共に頑張ること」のよさを話したいと思います。

今私は自分の夢を叶えるために勉強しています。ほとんど一人で図書館や家にこもり勉強をしていました。これが一番効率がよいと考えていたからです。しかし、一人では苦しい時どこにもはけ口がなくモヤモヤした気持ちになります。そこで私は人と一緒に勉強することにしてみました。面接練習を自ら企画し大学の友達を集めて行ったり、他大学の方の面接練習に積極的に参加したり、座学はなるべく大学へ行って友達の近くで勉強したりしました。すると一人でする時よりも楽しく、時間が早く過ぎることに気がつきました。それはきっと、わからない時にすぐ誰かに聞ける、目標に向かって頑張る仲間の姿が見られるという環境があるからだと考えています。「共に頑張ること」のよさにやっと気づくことができました。

もっと早く気付けばよかったと思うと同時に、これは学級づくりにいかせるかもしれないと感じました。授業中に「わからない。」が言える学級、目標に向かって刺激しあえる仲間がいる学級をつくれば、その過程にある努力を楽しめるのではないかと考えます。ただ、今の段階ではどのようにしたらその学級がつくれるのかわからないので調べたり、たくさん経験をするなかで考えていこうと思います。(牧野友)
画像1

復活寄席に参加して(岩田、江口、百瀬、佐久間、寺坂)

画像1
3月26日に元先生方による復活寄席を聞かせていただき、2期生5名が感じたことを書かせていただきます。

復活寄席として、玉置先生をはじめ、元先生方の落語を聞かせていただく機会がありました。わたしは今日が人生で初めての生落語でしたのでとてもワクワクしていました。聞いてみての率直な感想として、話を聞いているだけにも関わらず話の情景が手に取るように想像できてなんだか不思議な感じがしました。個人個人で話の捉え方は異なるのに、会場のお客様が一体になって笑いを共有できるってステキなことだと思うと同時にそう感じさせてくれる落語ってすごいと思いました。そして、何よりも舞台の上で話をされている4人の先生方がすごく輝かれていて、とてもうらやましかったです。何年たっても同じ思いをもった仲間の存在というのは、人生においてなくてはならないものであるなと感じました。わたしもいつか教員になるという大きな夢を叶えた後で、自分の成長のための小さな夢を叶えてみたいと思います。来年の今頃配属先を堂々と報告できるように、やるべきことをやりたいと思います。4人の先輩方とふくらくん本日はありがとうございました。また、一期生の先輩方4月から頑張ってください。二期生みんなでよい報告ができるように努力していきます。(岩田)

今回、初めて落語を聞きました。落語というと、堅いイメージでしたが、楽しんで過ごすことができました。また、愛狂亭ふくらさんは、小学校を卒業したばかりなのに、とても一生懸命やっていて大勢の前であんなに堂々と行えることに驚きを隠せませんでした。ぜひ今後も続けてもらってまた聞きたいと思いました。4人の先生方、今日は本当にありがとうございました。 (江口)

落語を生で聞くのは初めてで、すごく楽しみにして参加しました。
先生方の話す姿を見ていて、とても楽しそうに話しているから私たちも面白いなと感じるのだなと思いました。やる人が楽しむからこそ惹きつけるものがあったと思います。自分の好きなことをすることや何かやりがいをみつけてやることの良さと大切さを感じました。
素敵な会に参加させていただき、ありがとうございました。(百瀬)

私は落語を聴く機会が今まで数えるほどしかありませんでした。その中で、話を理解する能力が聴く側に必要になる難しいものという印象を持っていました。
今回聴いた落語はどれも聴いているうちにその場面を想像することができてとても面白かったです。その中でも特に光泉細鶴さんの「千両みかん」は笑った場面もあり、ハラハラするような場面もあり、聴き終わった後「すごい…!」と思わず声に出てしまうほどでした。
落語は、着物を着て座布団の上で話すだけなのに、落語家の伝える力で聴く側にストーリーを想起させることができるものだと感じました。
本当にとても楽しい時間でした。今回落語にとても興味を持ったので、また落語を聴きに行きたいです。
(佐久間)

今回落語を聞かせていただいて、改めて話術について考えるいい機会になりました。まるで、その場に多くの人がいるかのように感じました。聞く立場に立ってみないと分からないことがあり、自分の実習での国語の朗読はどうだったか、考えました。子供の反応から、やはりあまり良くなかったのではと思います。
話術は、鍛えれば必ず伸びると思います。子供が興味を持って聞いてくれる術、身につけます!(寺坂)

愛される学校づくりフォーラムに参加して(吉田)

画像1
2月19日に愛される学校づくりフォーラムへ参加させていただきました。
それぞれ1つずつ学んだことを記事にしたいと思います。
前半はカリキュラムマネージメントについて4つの視点からの提案を聞かせていただきました。
ここでは「教師としての姿」です。
私は講演前、カリキュラムマネージメントについて「学校がチームとして組織的、計画的に教育力を高めていくための取り組み」という認識しかありませんでした。確かに言葉しか知らず、具体的なことを考えたことはなかったので、考え方だけでも学ぶことができたことは私にとって大きな収穫でした。
それだけではなく、登壇された方に共通していえることを見つけました。
それは研究し、修養を絶え間なくされているということです。
教育基本法の9条に記載されている教員の姿です。それは発表されている方にとっては当たり前なのかもしれません。「私は本当にこの学校をよくしたい。」「こういう取り組みで日本の教育を支えていく。」という思いがひしひしと感じました。私は今、カリキュラムマネージメントを云々いえるほどの人ではありません。しかし、この気持ちだけは負けてはいけないと思うのです。私だって教師を目指す者です。「もっとこうしたい。」「日本の教育をよりよくしたい。」と思うべきであり、真剣に考えるべきなのだと感じました。知識も経験も全然足りませんが、学び続けることでその情熱は燃やし続けていきたいと思います。

後半は授業検討会におけるアドバイスツールの提案として2つの模擬授業を拝見し、考え方を学ばせていただきました。
ここでは「教材研究の大切さ」です。
佐藤先生の授業を拝見し、このことを感じました。授業で昔のものとして羽釜を提示し、現在との比較で便利というところへ行きつき、今の炊飯器がいいという流れが一般的ですよね。しかし、先生は炊飯器に羽釜の技術が使われていることで昔の知恵が生きているということへ気付かせる、その羽釜が地域との関連があるなどすべてがつながっていく構造となっており、思わず「おー」と言ってしまう展開でした。まさに教材研究の賜物だと感じました。それだけではなく、1つ1つの発問に意図を感じ、自然に考えながら流れていく授業はやってみたいと強く感じました。教材研究が授業の良し悪しを決める一因だと学ばせていただきました。

多くのことを学ぶことができ、また一つ大きな姿を来年見せることができたらと思います。(吉田)

提出物 春休みのアルバイト(丹羽)

私は長期休みの春休みや夏休みを利用して近所の小学校に学童のアルバイトをしに行っています。

なにをするかというと学習時間に一緒に勉強したり、外で遊んだり、お弁当を食べたりします。小学1年生から4年生までの子たちが50〜60人くらい来ていて毎回とても元気です。私はこのアルバイトを大学1年生の夏からしています。そのため、子どもたちも私のことを覚えてくれて私がドアを開けると走ってよって来てくれるのがとても嬉しいです。
子どもたちと一緒に遊ぶとヘトヘトになりますが、みんなかわいくて私が元気をもらってしまいます。(笑)

ある日、子どもたちがケンカをした時、私はどうすればいいのか分からなくて近くの先生に助けてもらいました。
その先生は子どもたちの話を1人ずつ丁寧に聞いてあげて2人が納得するように仲直りをさせていました。
私は何もできず、まだまだだと思うとともに、先生のすごさを改めて実感することができました。

春休みの最後の日に子どもたちからお手紙や折り紙をもらいました。決してどれも上手というわけではないですが、私にとって宝物が増えました。
4月になり、春休みも終わってしまったのでこのアルバイトは当分できませんが、夏休みにまた子どもたちと一緒に勉強したり遊んだりするのが今から楽しみです。
子どもたちが成長するように私もこれからの大学生活でたくさん成長したいです!(丹羽)
画像1

やる気を上げるために(佐久間)

画像1
新年度を迎え、気づけば自分も4年生になりました。入学してから、多くの人と出会い、多くのことを学んできました。きっと入学した時の自分よりもとても成長したと思っています。残り1年、悔いのないように採用試験に向けた勉強はもちろん、部活、アルバイト、すべての時間を大切にしていきたいです。

しかし、残り1年という現実に少し逃げたくなる気持ちも恥ずかしながらあります。そこで、私のやる気を上げる(やらなければならないと思わせる)方法を1つ紹介をしたいと思います。
それは、自分と同年代の人について知り、自分に刺激を与えることです。
例えば今の時期であれば、就職活動をしている友人がたくさんいます。会うことはなかなかできませんが、東京や大阪など様々な場所へ説明会を聞きにいき、多くの会社に入社試験を受けに行っている話を聞きました。
自分の周りの人も頑張っているという事実を知ることで、自分も頑張ろうと強く思うことができます。

他にも、私はスポーツ観戦が大好きなので、同世代のスポーツ選手の活躍も刺激になります。例えば、男子バレー日本代表の石川祐希選手です。石川選手は自分と同学年で中央大学でプレーしています。石川選手のインタビューの中に、自分は今後代表を背負っていくという自覚を持って練習に励んでいる話がありました。将来を見据えて全力で努力する姿は自分も、採用試験に合格し、立派な教師になるという目標を持って勉強に励まなければいけないと思わされました。同世代の人の向上心、意識の高さは自分も見習いたいと素直に思うことができます。

教員採用試験まで残り4カ月ほどになりましたが、自分だけでなく、自分と同年代の人はこの時期が頑張りどころなのです。
必死で教員採用試験に合格できるように努力します!
(佐久間)

地元(林)

画像1
4月2日、法事のため帰省しました。バイトの後にお母さんに柳津まで迎えにきてもらい、また法事の後にバイト先に送ってもらい…お母さんには感謝です。
少しの帰省だったのに、お母さんがたくさんのご馳走を作ってくれて、兄弟と近所の友達たちとWiiの太鼓の達人で遊んで、今1人で柳津にいるのがとっても寂しいです。

兄弟で地元を散歩して、「ここで○○ちゃんと遊んだなあ」とか「ここでおばあちゃんが野菜作ってたなあ」とか懐かしい思い出がたくさん思い浮かびました。
時間経つのって早いな、私は後悔してばっかで成長してないな、としみじみと考えさせられました。
こんな感じで大学のあと2年間もあっという間だと思うと、もっと1日1日を大切にしようと思います。

そして、いつ友達や家族、先生、近所の人などと会えなくなったり、離れ離れになったりするか分かりません。
この生活が当たり前じゃないんだなあと改めて思いました。
だからもっともっと周りの人も大切にしたいと思います。(林)


「復活寄席」に参加して (末松・佐藤)

画像1
「復活寄席」の感想です。今回は1期生の末松・佐藤の感想です。

落語は頭が良くないと楽しめない。落語を聴いているうちにその言葉の意味が分かってきました。
どの落語も面白かったのですが、ふくらくんの落語が落語初心者の私にとっては分かりやすく好きでした。次はどんな読み方をするのかな?っと考えながら聞いていました。
とても楽しい時間でした。また機会があれば来年も聞きに来れたらいいなと思います。(末松)


光泉鶴太さんの犬の目は、普通ではあり得ないですが、その情景を思い浮かべながら、楽しむことができました。
愛狂亭駄楽さんの道具屋は、何役も演じられながら、その一役一役に個性があり、たくさん笑わせてもらいました。
愛狂亭ふくらくんの平林は、以前聞いた時よりも勢いがあり、引退してしまうのは惜しいなと私も感じました。
愛狂亭三楽さん(玉置先生)の親の顔は、学校現場にありそうな話をが、笑いに変わっていくのがとても面白かったです。
光泉細鶴さんの千両みかんは、笑いだけでなくどこか人間味溢れる雰囲気に、思わず引き込まれました。
私を含めて多くのお客さんが笑っていましたが、落語をされている方々自身も楽しまれているのを見て、こちらもさらに楽しむことができたと思います。機会があれば、ぜひまた見に行きたいです。(佐藤)

「復活寄席」に参加して(古川・白井・牧野・吉田)

画像1
3月28日に玉置先生が出演される「復活寄席」に参加させていただき、多くの落語を聴かせていただきました。この四名がまとめて学んだことを書かせていただきたいと思います。

玉置先生の落語を初めてみました。
学校と結びつけていてとても面白かったです。気づくと前のめりになって話を聞いていた自分に気がつき、話が面白い人に人は自然と引き寄せられるのだと実感しました。私も人を引き寄せられる教師になりたいです。(古川)

玉置先生の落語を見るのが初めてで、とても楽しみにしていました。落語は役に合わせて体の向きを変えたり、声色が変わったりとしていました。そこから、2人の対話が表現されていて、その場面が頭に浮かび、笑いにつながっていきました。
私も終始、笑いっぱなしで、勉強ばかりの毎日を過ごしていますが、とても楽しい1日となりました。人を笑顔にするのも、笑顔になるのも、とても素晴らしいことだなと思いました。(白井)

玉置先生が落語をされているところを初めて見ました。題は教育に関わることでした。話にでてくる保護者とやりとりをしたら楽しそうだなと感じましたし、自分が受けてきたテストを思い返してみると突っ込みどころが満載だったことに気がつきました。
また、あの場ではいつも見ている玉置先生の姿はなく4人の人格をもった役者さんでした。「どんなに辛いことがあっても辛さを見せてはいけない。教師は役者である。」という役者とは、相手を引き込み、何かを感じてもらえるまで演じることだと思いました。
私もぜひこの力を身につけたいです。(牧野)

私は落語を大学1・2年でやったことがあり、懐かしく感じました。舞台には一人、一つの座布団と金屏風しかありません。しかし観客は引き込まれ、話の世界に入ってしまいます。言葉巧みに笑いを生み、何役もやりきる演技力は教師はもちろん人に伝える原点であると感じました。また物事をリンクさせていく楽しさもありました。「親の顔」「平林」は私の好きな落語の1つでしたが、今回聞いた話すべてまた聞きたいと感じました。笑顔を作ることを私もやりたくなりました。(吉田)

岐阜に来て…(吉田)

画像1
こんにちは。2期生の吉田です。
一期生のみなさんも卒業され、これから私は4年生になります。
「もう4年生なんだ」と思う間も無く、年度末勉強絶賛セール中の日々ですが、さすがに岐阜に来て四年も経つのかと思うと感慨深いものがあります。

山口から出て来た私は当然、友達がいませんでした。
一人暮らしが不安で何度か家に電話をかけたのも、節約しようとして、1ヶ月1万円生活をしたことも今では笑い話です。今では友達もたくさん、親への連絡は雑になり、贅沢な生活をしています(笑)
しかし、岐阜での生活はあと残り一年です。住めば都と言うように少し寂しさがあります。

そんなある日、わたしはこのようなことを思いました。
「この四年間で学んだ岐阜の良さを形として残したい、伝えたい」

一期生の牧野先輩とは少し違いますが、この記事を使って岐阜での学びを一年間かけて連載していこうと思います。
そして岐阜のことを好きに、好きな人はもっと好きになってもらえたら幸いです。

近いうちに第1弾を発信するので、是非読んでください。(吉田)

4年間の学生生活(渡部)

画像1
今日で4年間の学生生活が終わります。
4年は長いと思っていましたが、あっという間でした。
振り返ってみると、楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、大変だったこと、がんばったこと…
ここには書ききれないほどたくさんの思い出ができました。
充実した4年間を過ごすことができたのは友だち、先生方、先輩、後輩との出会い、家族の支えがあったからだと思います。本当にありがとうございました。

特に3年生からの2年間ではゼミを通して新たな仲間と出会い、共に学び、同じ目標に向かって切磋琢磨しながらがんばることができました。ゼミのみんな、本当にありがとう。
また、玉置先生との出会いをはじめとし、多くの先生方のお話をお聞きすることができ、どのような教師になりたいか、どのような学級にしたいか、どのような授業をしたいか目指したいものが具体的になりました。
先生方、本当にありがとうございました。

明日からは社会人として新しい生活が始まります。不安なこともたくさんありますが、
とにかく一生懸命がんばります!!!

4年間本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

(渡部)

【20170120講演】名古屋市数学研究会

画像1
 12時30分ごろ大学を出て、名古屋・熱田にある名古屋市教育センターへ向かう。今日は名古屋市数学研究会(通称:名数研)で講演。演題は「新学習指導要領を踏まえた算数・数学授業 ー主体的・対話的で深い学びを考えるー」。講演の冒頭で二人の発表者へコメント。

 会場を明るくしてもらい、舞台下にコンピュータを設置して、会場を歩きながらの講演スタイルに変更してもらい、広い会場にバラバラと座っておられる皆さんに講演。満足していただけただろうか(笑)。

(三楽の仕事日記より)
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30