「主体的」と「自主的」の違い(寺坂)

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突然ですが、質問です。「自主的」と「主体的」の違いって、はっきり分かりますか?


はっきり言います。私はわかりません。むしろ、違いは無く雰囲気で使い分けるものだと思っていましたし、実際にそのように使ってきました。

なぜ、このようなことを考えたのか。それは、教採の問題によく穴抜きで出てきてくれるからです。出題された方も、丁寧に「自主的」と「主体的」を選択肢に含めてくれるのです。ありがたいですね(笑)私は、この条文の時は、「主体的」こっちは「自主的」と覚えるしかないと思っていましたが、ふと気になって調べてみたら、、、、、、、、、、違いありました。それもかなり明確に。

自主的・自主性…他人からの干渉や保護を受けず、独立して行うこと。つまり、やるべきことは明確で、それを人に言われる前に行うこと。
主体的…様々な状況下においても自分の意思や判断で行動すること。つまり、何をやるか決まっていない状況でも自分で考え、判断し行動できること。

 つまり「自主的」と「主体的」の違いとは、「主体性」は、やるべきことをやるだけにとどまらず、場合によっては、今までやってきたことが効果的では無いからやめると判断することも出来る。それに対して「自主性」は、やるべき事をいかに人に言われる前にやるかということなので、自分で物事を考える習慣が付きにくいということになる。

 これを踏まえて、この2つの言葉の大きな違いは自分の頭で物事を考えるか、考えないかにあるとわかりました。これで、穴埋め問題は攻略できそうです!!ふとした疑問でも、調べてみるものだと思いました。(寺坂)

4月17日 第2回3期生ゼミ記録(静谷)

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こんにちは。3期生の静谷公希です。
4月17日に第2回3期生ゼミがありました。今回私は、発表した立場で学んだことについて書いていきます。

まず始めに、私自身強く痛感したことが、人の前で話す難しさです。このことについては、大学に入ってから何回も痛感していて、簡潔に言いたいことをまとめることができません。とくに相手の質問に対して答えることがどうしても苦手で、毎回まわりくどく説明してしまいます。こういったことが起こるということは、自分の言いたいことがまとまっておらず、自分自身が完全に理解ができていないからだと思います。ですので、人の前で話すときには、自分自身聞き手に「これを伝えたい!」という明確なテーマを決めて、しっかり準備することが大切であると思いました。

今回、私が発表した内容を一部紹介させていただきます。
私は、野口芳宏先生の「教師に必要な3つのこと」という本を紹介しました。この本には教師としての使命から、子どもへの指導の仕方、授業づくりの方法までをわかりやすく説いていて、大変興味深い内容ばかりでした。冒頭で「話す難しさ」について話をしたので、わかりやすい話し方のポイントについて紹介していきます。話し方のポイントとして、「目を見て話す」「明快に話す」「間を取る」「抽象と具体のバランスに気を配る」という4つのポイントが挙げられていました。「目を見て話す」とは、子どもと正面から向き合い、視線はしっかり子どもの目を捉えるということです。「明快に話す」とは、話し出す前に言いたいことを吟味して、短い言葉で伝えることです。「間を取る」とは、話し手が沈黙している間に、聞き手は話の内容を心に深く取り込み、話し手が次に何を言うかに思いをめぐらせるため有効です。「抽象と具体のバランスに気を配る」とは、抽象と具体のバランスが取れている話ほど、知的にも心情的にも、興味深く理解することができます。どれほどよい話でも、子どもの心に届かなくては意味がなく、言いたいことばかりに気をとられるのではなく、話しながらも、子どもの心の状態を丁寧に観察することが大切である。

あと、4ヶ月で教育実習です。子どもたちの前に立って、わかりにくい説明をしていたら子どもたちに頭が上がらない。教職というものは、崇高な使命を帯びた重要な仕事であるため、たとえ教育実習であっても強い責任感を持って、挑むことが大切である。そのために、今のうちから教壇に立つことを意識して、普段の会話から話し方のポイントを意識していきたいと思いました。(静谷)

「頑張りなさい。」(岩田)

 すっかり春になりました。わたしは幸せなことに花粉症ではありませんので、春という季節がとても好きです。また、自分の生まれた季節ということもあり春にとても愛着をもっています。それはみなさんも同じではないでしょうか。

 さて、私事ですが大学入学と同時に始めた、塾講師も4年目に突入しました。春は新学年になったフレッシュな生徒に出会えるので、塾に行くのがとても楽しみです。先日も中学2年生の男の子の理科と社会を担当してきました。その日まだ、学校の授業が進んでなかったので、一年生の復習プリントを用意し解かせていきました。開始5分、全く問題を解こうとしません。「どうしたの?わからない問題があったら先生に教えてね。」わたしは言いました。が、解こうとしません。わたしも塾講師として担当している以上解かせないわけにはいきません。90分という限られた時間の中で多少の成果は出しておかなくてはという気持ちがあります。焦りの気持ちもあり、「頑張りなさい。」わたしは何気なくその子に投げかけました。「頑張ってるよ。」ボソッとその子が言いました。「先生、僕は僕なりに頑張ってる。」その子の訴えでした。

 わたしは幼い頃から「頑張ったか頑張っていないのかは他人が決めること」と父に言われ育ちました。今でもそれはわたしの人生を生き抜く上での大切な言葉の一つであり、そう思われるようになりたいという気持ちがあります。自分の努力が認められたときそれは初めて「頑張り」になる。自分の振れ幅を自分で決めて欲しくないという父の思いが込められているような気がします。そんなわたしにとって他人から言われる「頑張りなさい。」はやる気が出る言葉でした。「頑張れ。」と言われたら、「もっとやれる!」という気持ちになりました。そういった思いが強すぎて、その子の立場にたってやる気を引き出してあげられることができなかったととても後悔しています。生徒の実態把握が甘かったと反省するばかりです。

 今回の出来事は些細ではありますが、わたしにとって非常に考えさせられる瞬間でした。いかに子ども理解が大切なのか、また難しいのかを肌で感じる出来事となりました。しかし、わたしの根底には子どもたち自身が自分の可能性の広がりに自分で終止符を打つ生き方をしてほしくないという願いもあります。「頑張りなさい。」に代わる違った表現を見つけていくと同時に、「頑張りなさい。」をエネルギーに変えられるそんな子どもたちを育てていくのがわたしの夢です。(岩田)
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4月17日第2回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。2回目のゼミでは嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人が発表をしました。そのうち私は嶋藤さんの発表について書かせていただきます。
 
 
 嶋藤さんは授業力について研究したいそうで、「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4力(よぢから)〜」(千葉市教育センター)という本を紹介してくれました。
  
 4力とは、「授業コミュニケーション力」「一瞬の対応力」「意欲の向上力」「授業構成力」のことで、今回はそのうちの「授業のコミュニケーション力」と「一瞬の対応力」について発表をしてくれました。

 「授業コミュニケーション」では、き「く」・み「る」・はな「す」の「くるす授業コミュニケーション」について学び、教師が子どもたちに”先生はあなたたちのことを聞いているよ”と態度や視線でアピールすることによって子どもたちに変化が起こることや、授業中に外を眺めている子どもがいたら、すぐ叱るのではなくなぜそのような態度を取るのかをまず先に考えることが大切であることを学びました。

 「一瞬の対応力」では、授業での「広げる・勇気づける・位置づける」のコメント力について学びました。「広げる」は「付け足しがある人?」と聞き、そこから授業を広げること、「勇気づける」は「よく考えているね」とほめること、「位置づける」は「○○君はこんな風にできていて良いですね。」「○○君の話し方は先生は分かりやすかったです。」「○○君の音読は聞き取りやすかったのでみんなが分かりやすかったです。」などと、「先生は」や「みんなが」と言い、単調なほめ方ではなく異なる目線からその子を位置づけてあげることが大切であることを学びました。

  
 3人の発表の後に、○付け法のビデオを見て、実際にゼミ生の中で教師役・子ども役に分かれて○付けをやってみました。教師役で○付けをしたときは予想外の答えが書いてあると、かける言葉がとっさに出てきませんでした。それにより、子どもが「せっかく書いたのに」という気持ちになってしまうと感じました。子ども役で○をされるときは、「どんな言葉をかけてくれるのだろう」というわくわくした気持ちでした。
 
 学ぶだけでなく、実際にやってみることでさらになるほどな、と理解を深めることができるということが分かりました。(松田)

後輩のみんな(渡部)

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こんにちは。
一期生の渡部です。

社会人としての生活が始まってもうすぐ1ヶ月が経ちます。
私は毎日その日を乗り切ることに必死です。
そんな中でも時間があれば研究室ホームページを見たいと思っています。
後輩たちのがんばりを感じるからです。
特に二期生の教採に向けての記事を読むと、一年前がとてもなつかしく思えます。
後輩のみんなもがんばっているな…と。
私もがんばります!(渡部)

教師の学び(中田昂)

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お久しぶりです。中田(昂)です。
自分は今、小学2年生の子供たちと元気よく過ごしてます。

社会に飛び出してから、はやくも3週間くらい経とうとしています。
学生ではなくなりましたが、今の思いや学びをつらつらと書きたいと思います。

ゼミで玉置先生に教えて頂いた実践や本を読んで知った実践、セミナーで聞いた実践に、現場の先生方に教えていただいた実践、様々な実践を真似しています。

聞いて真似して自省して、自分の形を見つけようと日々奮闘してます。

先生によって色んな実践があるので、何を実践すべきか悩みます。そんな日々です。

それでも、ゼミで教えていただいた丸付け法によるオープンカンニングや○×法は、なるたけ実践しています。
さっそく席替えも行い、市松模様になるようにしました。これにより班の話し合いがもっとより良いものなるといいです。

1分間スピーチや誉め言葉のシャワーなども、2年生ではあるものの案外できるものなのだなと感心しました。

授業では、物分かりの悪い教師を演じるばかり、子供たちに忘れんぼうの先生と呼ばれています。

自分の卒業研究のテーマである、「実生活で活きる力を育む授業のあり方」の通り、これからも研究を続けていきます。

最後に、教師の忙しさを実感した3週間になりました。(笑) 中田昂

4月17日第3期生ゼミ記録(早川)

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4月も早くも4週目に入り、3期生は2回目のゼミを行いました。
嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人の発表のうち、僕は静谷さんの発表から学び、思ったことを綴ります。

静谷さんは「教師に必要な3つのこと(野口芳宏)」という本を紹介していました。

主に、これから教師を目指す学生や教師人生をスタートした新任の先生に向けた、子どもの指導方法・授業づくりの方法などが分かりやすく書かれているそうです。

静谷さんは本にかかれている内容の中で印象に残った部分を抜粋して紹介してくれました。
その中でも特に僕が印象に残っていることは、「教師になる『までの努力』は誰でもしますが、教師になって『からの努力』をする人は多くはない」ということです。

教師を志すタイミングは人それぞれですが、本格的に勉強するのは大学生になってからで、どれだけ1年生の時から勉強を頑張っても4年足らずの時間しかないのに対し、先生になってからは40年ほどの時間があります。

このことに気付かされてから、「子どもから学ぶことがたくさんある。いつも学ばせてもらっている」と今まで世話になった先生方が言う言葉の意味がわかった気がしました。
子どもはひとりひとり違うので、教師を続けていても学び「続ける」ことができる。


また、3人の発表が終わった後、丸つけ法の実践を行いました。
ゼミ内での練習とはいっても、テンポよく、1パターンの言葉がけにならないように、1人あたりの時間が長くなりすぎないようになどとたくさんのことを意識するとなかなかうまくいかないなと実感させられました。

地道な練習を重ね、教育実習のときに少しでも有利になるように頑張っていきたいと思いました。(早川)

4月17日第3回2期生ゼミ記録(白井)

今日のゼミも前回までと引き続き、教員採用試験の勉強として、過去問題演習と面接練習をしました。その中で、2つのことついて書きます。

過去問題演習では、「時間内に解く」ということを第一目標としています。最初はまったく、解き終わらなかったのですが、少しずつ時間内に解けるようになってきて、嬉しく感じます。そして、ゼミ全体のスピードが上がってきてるのも、感じています。また、「正確に」というのも目標です。答え合わせをする時、みんなの丸をつける音が聞こえるので、いつもドキドキしています。しかし、「私も負けないぞ」という気持ちになり、とてもよい刺激をいつももらっています。

面接練習では、卒業研究のテーマと研究したきっかけを練習しました。自分で考えていたことを、文にすることによって、研究したいと思ったきっかけを再確認できたように感じました。

最後に、問題の分からないとこを教え合ったり、互いの面接の文を聴き合ったりする中で、みんなの良さをたくさん感じます。最初は全く繋がりのなかった10人ですが、これからも、一緒に切磋琢磨していきたいと強く感じました。玉置先生と共に、これからも力を出し切れるように、頑張ります。
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気付いたこと(吉田)

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タイトルを見て、「なんだ?」と思い、クリックされた方も多いのではないでしょうか。

ここ最近のゼミでは、沢山の教採の問題を解いたり、教育の話題に対してみんなで深めていく活動をしています。
どこにいても、いつでも勉強…。
それでも足りていないと感じる毎日を過ごしているのですが、そんな中でも心の支えになってきているものに気付きました。

それは、ゼミの仲間です。

「教採の問題を解くたびに、少しでもみんなに追いつきたい」「話題1つ、面接の言葉1つでも自分の考えを広げたい」とゼミ中は必死になります。
学校にある自習スペースに行けば、ゼミ生のだれか一人は勉強していて、「あの人も頑張ってるから、もう少し」と感じています。
学内ですれ違ったり、授業が一緒になると声をかけたくなり、リフレッシュして机に向かっています。

助けてもらってばかりで、力不足な私ですが、今は下を向いてる暇はありません。
力を借りつつ、少しでも私自身が誰かの力になれるように、またゼミの仲間がいてくれて、よかったと自信を持って言えるように頑張ります。(吉田)

石川復活?!(石川)

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皆さんは覚えているだろうか?
玉置ゼミに所属し、2期生のゼミ長を務めながらも記事をアップしないあの男を。

そう、私、石川である。
《かなり》久しぶりに記事をアップします。

私は春休みに入ってから、ただボンヤリと1日を過ごす事が多くなりました。教採も近付きつつある2月、3月を殆ど何もせずに過ごしました。
友達にはスチューデントアパシーじゃないかと疑われるほどでした。

玉置先生にも心配されながらも、それに応えることもできず、2期生の仲間にも心配されていたそうです。ご迷惑をお掛けしました。

春休みから学校がスタートするまで、非常に悩みました。何に悩むかと決まっているわけではなく只々頭の中がモヤモヤとグルグルとしていました。
こんな私でも悩むのです(笑)

私だけではどうする事もできず、今年度最初のゼミ直前に研究室へ向かいました。もちろん玉置先生に相談するためです。私は頭の中のモヤモヤを全て話しました。すると玉置先生は、

『そうなる事は誰でもある。先生もなった事もある。少しずつエンジンかけていけばいいじゃないか。』と、声を掛けて下さいました。

その瞬間、私の悩みはものすごくちっぽけなものの様に感じました。私は考え過ぎていたのかもしれません。それほど先生の言葉は心強く、安心感を与えてくれました。

それから2週間が経ちました。週2回のゼミでは遅れながらも皆と同じ目標を持って演習・面接練習に取り組んでいます。1人でいた春休み中とは違い大人数だと刺激が多く、楽しく学べています。ここに大人数ゼミの良さが出ているのかもしれません。

本当にいいゼミに入りました。ひしひしとそう思います。

最後に。
玉置先生曰く、2期生の仲間の中でも寺坂君は一段と心配をしてくれていたそうです。
その気持ちは十分届いており、ある時学校で、

「何かあったら相談にのるから!」

と声を掛けてくれたのを覚えています。
いい仲間を持ちました。ありがとう。(石川)
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授業研究の大切さ(古川)

2016年12月
中央教育審議会の答申において「主体的・対話的で深い学び」いう言葉が出されました。

「主体的・対話的で深い学び」の実現とは何かを答申で読み、改めて授業研究の大切さを感じました。

私はこれを知ったときに授業での「導入」が鍵になるのではないかと考えました。
授業の始めでいかに児童生徒が見たい、知りたい、学びたいと思ったかでその1時間が決まると思ったからです。
そのときにどんな授業をしたら良いのだろうかと考えたとき、自分の教育実習を振り返りました。そこで、1つの話をしたいと思います。

私は中学校実習で一年生を担当し、反比例の授業内容全てを任されました。その1つが反比例のグラフをかく授業です。ただ点をグラフ上にとっても面白くないと思い、どうしたら生徒が興味をわくのだろうと考えた結果、中数研のサイトの反比例のグラフを用いてどんどん点を取っていく様子を見せようと考えました。

そして授業の導入で
「今日は反比例のグラフの形の秘密を考えるよ」
と言いました。秘密と聞くと、なになにと言った言葉が飛び交い周りで様々な意見が飛び交いあいました。
実際にどんどん点を取っていく様子を見せると次々に前に来てデジタル黒板を見に来ました。「面白い」「この先反比例をどうなっていくの」「どれだけXとかYの数を大きくしても軸にくっついていない」「比例と比較してみよう」などとという意見が自然と飛び交いあいました。そして発表では私が想像している以上の意見が出て来ました。

最後のまとめではすべての意見を大切にしたいと思い、すべての意見を赤で囲みまとめとすると、「僕(私)が書いたのがまとめになってるとニコッとした生徒がたくさんいました。

これは完璧とは全然言えませんが少し主体的な授業に近づけれたのではないかと思いました。まだまだ私は未熟で、これを読んでこんな授業いけないと感じられる方も多いと思います。だから教師になったら授業研究をたくさんしたり先生方の授業をたくさん吸収して、授業が楽しくて仕方ないと言わせられる教師になりたいです。(古川)
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わたしの個性(白井)

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桜が少しずつ散り、風が心地良く感じるようになりました。そんな今、私は、自己ピーアールを考えています。面接に向けて、自分の良さや個性は何かを見つめ直しているところです。

しかし、なかなかまとまらず、悩んでいます。そんな時にある言葉を見つけました。「キャラはつくるものではなく 他者が決めるもの」という言葉です。『落語家直伝 うまい!授業のつくりかた』という本から見つけました。玉置先生が監修され、立川談慶さんが書かれた本で、他にも読んでみると考えが広がっていき、とても勉強になりました。
その言葉を受け、自分の良さは何か友人に聞いてみると、自分が考えたものに、新たな視点を教えてくれました。「キャラはつけるものではなく 他者が決めるもの」を実感しました。

このことから、私も、他者の個性を見つけ出せるようになりたいと感じました。子供たちが自分の良さに気づけずに困っている時に、その子の良さに気づき、価値づけできる教師を目指したいと思います。
また、先日牧野さんの記事にもありましたが、仲間との高め合いも大切であると感じました。私1人だけでは気づくことができなかったことを今回、気づくことができました。互いに高め合っていく仲間を大切にしたいと思います。(白井)

4月17日第3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。元気が取り柄な菱川です!笑
3期生は早くも2回目のゼミを行いました。
嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人の発表のうち、僕は林さんの発表から学び、思ったことを書いていきたいと思います。

林さんは金 大竜さんの『一人ひとりの凸凹に寄り添う「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方』という本を紹介してくれました。

この本は、様々な家庭環境で生きる子どもたちは教師が経験したことない世界で生きていて、そのため、その子がどのような心で何を考え、生きているのかと言う点に観点を置き、「気になる子」「苦しんでいる子」への寄り添い方が綴られている。

僕は今回林さんの発表で最も印象に残った2つの言葉をあげていこうと思う。
まず最初に、「環境を整え、条件をつくっていくこと、待ってあげれること、問題を許してあげることが大事」
子どもの成長は個々によってバラバラであり、長期的なものが多く見られる、だから今ばかりを見るのではなく許し次へつなげていく先を見ることが大事と言うことである。

次に、「表面に現れた問題行動に対して頭ごなしに叱っているばかりでは、その子との心の距離が遠くなる」
子どもは環境を選ぶことはできません。なので目の前の問題にどう心で寄り添っていくのかがその子どもにとって一番の答えなのかを考えていくことが大切である。

これらの言葉を聞いて、子どもといざ教室で関わる時どんな態度、話し方、言葉などを選べばいいのか?と深く考えさせられました。
そして、周りの子たちからその子への関わり方をしっかり観察して、その子が良い方向に向かって行くように教師は最大限の努力をしないといけないのだなと深く感じました。
自分が実習に行くときに是非考え、行動して生きたい課題になりました。

このような気づきを与えてくれてほんとに林さんに感謝感激です。笑

また、3人の発表が終わった後、丸つけ法の実践を行いました。
早川くんと松田さんに丸つけ方を実際にやってもらい僕らは生徒役をやりました。
1〜2秒くらいでどう声をかけて行くのか2人はすごく苦戦をしているように見えました。
やはり練習あるのみなんだなと生徒役からでも感じました。

地道な練習を重ね、教育実習のときに少しでも有利になるように頑張っていきたいと思いました。(菱川)

4月17日第3期生ゼミ記録(林)

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私は金大竜さんの『一人ひとりの凸凹に寄り添う「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方』という本を紹介しました。
教室には様々な家庭環境のもとで生きている子がいます。その子がどのようなこころで何を考え生きているのかは、結局教師には分かりません。この本には答えではなく、一手段が書かれています。私はこの本を読んだことによって、自分の世界観が広がったし、たくさんの新たな捉え方を学べました。
また、「小学校と中学校の時にいい先生に出会いたかったなあ。」とずっと思っていました。だから、私は子どものことを分かってあげられる教師になりたいと思い始めました。曖昧な目標だったけれど、この本を読んで、私がしたい子ども理解はまさにこの本の通りでした。
その中でも特に印象に残ったのは、
◯一面だけで判断してその子を理解したつもりにならない(p18l12)
◯表面に現れた問題行動に対して、頭ごなしに叱っているばかりでは、その子との心の距離が遠くなる(p30l15)
の2点です。
この2点は、私が小学校当時の先生にされて嫌だったことなので、余計に心に残りました。「本当はこうなのにな」とか「私だって…」と思ってたことを言えない自分が悪いと思っていたけれど、この本を読んで、「教師の責任でもあるのかな」と心が少し軽くなりました。

小学校の時からずっと同じことで悩んでいたり、先生に言われて傷ついた何気ない一言を覚えていたり…今までモヤモヤしていた気持ちが、この本を読んですっきりしました。それと同時に、「こんな先生になりたい!」とか、「私がされて嫌だったことを子供達に経験させないためには、こうすれば、こうなればいいんだ!」と明確な目標もみえてきました。

もう三年生です。いつも過去ばかり見たり、自分のこういうところがダメだ、と落ち込んでばかりだったけれど、私ももっともっと世界観を広げて、いろいろな考え方ができる大人になろうと思えました。(林)

岐阜を全力で伝えます宣言 第二弾 「あれから○○年」(吉田)

今回のテーマは「あれから○○年」です。

私は出来事を振り返る時「もう○年経つのか。」としみじみと感じることがあります。
懐かしさと共に、悪いこともよかったことも積り積もって、今があるのだと気付かせてくれる機会になっているのだと感じます。

実は、今年は岐阜にとってある節目の年になるのですが、ご存知ですか?

それは岐阜という名前になって450年目を迎えるのです。
所説あるのですが、元々この地は「井口(いのくち)」という名でした。しかし450年前、織田信長が現在の岐阜城に入城し、この地を「岐阜」という名前を命名したと言われています。織田信長は岐阜にとって大きな存在でもあり、それはJR岐阜駅にある金色の信長像にも表れています。彼はこの地から天下統一を目指していったのです。
織田信長が愛した岐阜城の天守閣からは清流長良川を中心に広がる街並みが堪能できます。

また、岐阜城が建っている金華山は岐阜県の県木「ブナの木」が多く植えられ、五月上旬になると金色に輝いて見えることから金華山という名がついたとも言われ、チャートという岩石が多く見られます。

そして、ふもとに広がる街並みは川原町といわれ、織田信長の進めた「楽市楽座」の街づくりを感じることができます。
この町は長良川の上流から木を運び、紙を作るということで栄えており、木を運搬するために作られた道、洪水の被害を防ぐための街づくりなど昔の名残にも注目することができます。

あれから何年経っても変わらないもの、変わっていくものに触れ、岐阜を知るということはその地に愛着を抱く1つの姿なのかもしれません。(吉田)


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伝える難しさ(牧野友)

先日、集団討論の練習をしました。その時私が面接官役をしていて感じた「伝えることの難しさ」について話したいと思います。

題は遊園地のアトラクションを話し合って決めること(一部省略)でした。話し合いの中で「トロッコ」のアイデアが出ました。その具体的なルールや仕組みについて話し合いを深めていくことになったのですが、なんだかフワフワしたまま話が進み、中には話についていけていない人もいるように感じました。その原因はその後の反省会でわかりました。実は人によって想像していた「トロッコ」が違ったのです。今回の討論では、1.地面をゆっくりはしるトロッコ2.室内をはしるトロッコ3.空中をはしるトロッコの3つが存在していました。一人一人が想像していることが違うので案を出しても話が膨らまなかったのだと全員が気づき笑ってしまいました。

自分が想像していることを相手も想像していることは、絶対ではないと分かっていますが確認を怠ってしまったことが伝わらなかった原因だと考えます。自分の考えを伝えることは本当に難しいです。私が書いているこの文章もどのように伝わっているのだろうと不安になります。しかし同時にたくさんの捉え方があるのは面白いと感じています。相手が今何を想像しているだろうと考えながら自分の想いを伝えるようにしたいと思います。(牧野友)
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4月14日第2回2期生ゼミ記録(牧野友)

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4月14日に第2回2期生ゼミがありました。内容は、教員採用試験の過去問題を解くことと、面接練習でした。今回のゼミで私が学んだことをこの二つの内容に沿って話したいと思います。

過去問題は時間内に解くということが私の課題です。この課題にした理由は、前回のゼミで周りに比べてできなかったことだったからです。今回も最後までいけなかったことは悔しいですが、なんとなく時間を短縮する方法がわかったような感じがしました。まだ確信したわけではないのでここには書きませんが、次回試してみたいと思います。

面接練習では、大学で研究していることがテーマでした。私は構成がよくわかっていなかったのですが、白井さんと意見を交換するなかで話す順番を工夫するとよいことがわかり、新しく構成を考えることができました。

周りに影響されて自分の課題を見つけそれを解決するために考えることや、周りの意見を自分のなかに取り入れることは大人数のゼミだからこそできることだと感じました。あと約3ヶ月、2期生と玉置先生と一緒に戦いたいと思います。
(牧野友)

最近学んだこと(江口)

先日、福島県の原発事故により避難した児童生徒がいじめに遭っている件数が発表されました。199件という衝撃を受ける件数でした。地震による被害を受けたことに加え、さらにいじめという心理的な苦痛を受ける子どもたちがいるという事に驚きと深い悲しみを感じます。一刻も早い解決を願うとともに、いじめをしている子どもたち、その周りの大人が正しい原発についての知識を学ぶ必要があると思います。

愛知県について調べてみると、「H26年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果についての説明がありました。
いじめの認知は、小学校では減少したものの、高校は全国1位であり、全体に増加しているというものでした。これをみて、これほどまでいじめがあるのかという驚きがありました。しかし、認知をしっかりしているということから、早期対応に向かうことができているのではないかと思いました。

また、自殺予防を啓発するリーフレットも作成されているということを知り、愛知県がいじめに対し真剣に向き合っていることを改めて知ることができ、益々愛知県で教師として子どもたちの命を守っていき、楽しい学校生活が送れるよう支援していきたいと思いました。 (江口)
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4月10日第3期生ゼミ記録(山下)

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こんにちは。3期生の山下涼香です。

4月10日に3期生初のゼミがあったのでその時のことを書きたいと思います。
私は発表者として第1回目のゼミに臨みました。人前で話すことに慣れておらず何度も練習したはずなのに本番では伝えたいことの10分の1も伝えられなかったような気がしています。しかし、ゼミのみんなが質問してくれたり意見を言ってくれたので自分の発表のよさや改善点に気づくことができました。

それでは、本の紹介をしたいと思います。今回私が発表したのは大羽沢子先生の『算数授業のユニバーサルデザイン 5つのルール・50のアイデア』という本です。

この本には誰でも楽しく「わかる・できる」授業をするためのルールとアイデアが書かれていました。その中でも特に実践したいと思ったのは◯付け法です。○×法というものもあるそうですが◯付け法であることに意味があると思いました。私は子どもたちは先生に見てもらいたい、褒めてもらいたいと思っていると考えているのでこの◯付け法はどちらの欲求も満たせるとてもよい方法だと思ったからです。教師は子どもたち1人1人をしっかり見ているつもりでも教壇からでは表情や仕草しか見えていないと思います。教壇を降りて子どもたちの中に入り、丸をつけて回ることでノートの中までしっかり見ることができ会話も生まれます。子どもたちが「先生は自分のことを見てくれている」と感じ、信頼関係を築くことができれば学級経営も円滑に行くのではないかと考えました。

しかし、ただ丸をつければいいというわけではなく話しすぎてもいけないし全員に同じようなことを言ってもいけないので経験とコミュニケーション力が必要だなと感じました。発表の後に玉置先生が取り上げて分かりやすく説明してくださり実際にゼミ生でやってみたのですが思っていたより難しく課題の設定や声かけなど様々な指摘をいただきました。やはり最初からうまくはいきませんが教育書を読み、紹介し、実践する中で他の8人のゼミ生と共に学びを深めていきたいと思いました。(山下)

4月10日第3期生ゼミ記録(静谷)

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4月10日の月曜日に第1回目のゼミがありました。今回私は、岡田さんの発表を聞いて、学んだことについて書いていきます。

岡田さんは、「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいてない学級づくりの秘訣」という本を紹介してくれました。

私が岡田さんの発表を聞いて、大変印象に残ったことは、学級開きの3日間という内容のところです。これは、学級開きの初日の帰りの会でさようならの挨拶をする前に「ちょっと待った!」と先生が間に入り、その日良いことをした子どもを褒めます。それを2日3日同様に行うと、子どもが自分から友達を褒めるようになり、それが習慣化するたいう内容です。まず、先生がいきなり「ちょっと待った!」と言うことで、子どもたちは「なんだ!?」と先生の話に興味を示します。そして、それを数日続けると今度は、子どもたちから「ちょっと待った!」と言ってきて、友達を褒め出すことがとても私の頭の中で想像ができ、ぜひとも取り組んでみたいと思いました。

このことが、私の中で大変印象に残りましたが、他にもたくさん学級づくりに関することが書かれていて、発表を聞いている私でもとても多くのことを学ぶことができました。逆に発表をした人にとっては、学んだ上にそれを発表することで人に説明する力がついていきます。また、さらにそれを記事にすることで学びが深くなり、教師力がとてもついていくと改めて強く思いました。これからのゼミがとても楽しみです。(静谷)
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