友達の存在(古川)

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教採まで残り2ヶ月きりました。
毎日勉強をしている中で感じるのは友達の大切さです。
私は毎日友達と学食で勉強しています。

大学に入る前の私には考えられません。
私は大学受験の時はいつも塾にこもり静かな場所でもくもくとやっていました。
教採を始めた最初の頃も図書館にこもっていました。静かな場所でしか勉強出来ないと思ってたからです。

あるとき、よさこいサークルが終わったあと8人ほどで友達と勉強をしてみました。ふと疲れたときに周りを見たらみんなが真剣な表情でやっていて私も頑張ろうと思いました。また、わからないとこかあったら聞きあうということもしました。そこから毎日私は、友達と毎日勉強をするようになりました。
面接も毎日いろんな人たちとやっています。

頑張っている仲間がいるから私も頑張れる!
受験は団体戦!
本当に強く実感しています。

一緒にいつも勉強をしてくれる友達。
ともに高め合う友達に出会えたことに感謝しっぱなしの毎日です。

毎日の勉強で苦しいとか逃げ出したいときに目の前にいる友達の「あと少しだけ一緒に頑張ろう」笑顔でいう一言ほど私の心を奮い立たせてくれる言葉はないです。友達って偉大な存在なんだととても実感します。

あと残り2ヶ月大好きな周りの友だちと一緒に頑張って教採を乗り切ります。(古川)

5月15日 第6回 3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。でかい図体して泣き上戸な菱川です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
意外なギャップですね(笑)

はい。今回は自分の二回目となる発表でした。
前回に引き続き平田オリザさんの『わかりあえないことから〜コミュニケーション能力〜』から学び得たことをここに綴らせてもらいます。

今回は大きく2つのことについて学びました。

1つ目に『対話の基礎能力』についてです。

<対話の基礎能力>
『対話の基礎能力』とは説明しなくてもわかってもらえる事柄をその虚しさに耐えて説明する能力のことです。
日本人の芸術家が海外に出て、必ずしも才能を伸ばせないのは対話の時間に耐えられなかったため。と著者は推測していました。
日本型のコミュニケーションに慣れてしまうと海外の対話の時間に耐えきれずに(なんでわからないんだ)と切れるか、(どうせ、わからないだろう)とあきらめてしまうらしいです。

2つ目に冗長率についてです。
ん?冗長率?ってなりますよね?あまり聞かない言葉だと思います。けどみなさんの普段話をする時に関係する言葉なんですよ(笑)
冗長率とは1つの段落、1つの文章に、どれくらい意味伝達とは関係ない無駄な言葉が含まれているかを数値で表したものであります。

簡単に説明すると、
冗長率の低い会話と言うものが要点だけを言って簡潔に説明したりするときの会話。
冗長率が高い会話は会話の途中に無駄な話(ちょっとした小話を話の途中に入れたり)が多い人のことです。
僕は冗長率が高い方ですね。きちんと話がまとまらず1つの質問に10で返してしまうからです。これは前回の玉置先生からご指摘された点です。現在治す努力をしています(笑)

これを聞くとなんか僕って私ってもしかしたら冗長率が高いから話が下手なのかもしれないって思う方もいるかもしれませんがそれは違います。真に話が上手い人は冗長率を時と場合に合わせて操作する人なんです。

日本では『簡潔に話せ』『きちんと話せ』といった冗長率を低くする教育がまだまだ行われている学校が少なくはないようです。冗長率の操作を将来大人になったとき困らないように幼い時から冗長率を気にして教育を行って行くといいかもしれませんね。

最後に『みんな違ってみんないい』金子みすゞさんの詩の『私と小鳥と鈴と』の最後に出てくる言葉にちなんだ話を綴っていきます。

みんな違ってみんないい
→ 何かに秀でている人だけが素晴らしいのではなく、みんなが同じである必要もない、それぞれが、それぞれの個性なりに素晴らしい
と言う意味と僕は解釈しています。

今回平田さんは『みんな違って、たいへんだ』と本で述べていました。この言葉だけでその通りだなと思いました。違う個性を待っていてそれをそれぞれに合った形で伸ばしていかないといけない。教師ってすごいな。と思いました。けどこのたいへんと言う言葉から目を背けるといけないんだと思います。『みんな違ってみんないい』んです。だからその『みんないい』になるように『たいへんだ』から目を背けないように教師生活を頑張っていかないといけないんだと思いました。(菱川)

我らが二期生メンバー紹介No.3<寺坂友希君>(岩田)

 こんにちは。今日(5月17日)は卒業アルバムの撮影で5時間目に2期生が集まりました。今週はゼミも含めると週3で2期生が集合できる貴重な週です(笑)。わたしの都合により5時間目にしていただき2期生の皆さん、ありがとうございました。さて、どんな写真になったのでしょうか。言いたい気持ちも山々ですが、卒業アルバムを見てのお楽しみということでご理解ください。ただ一つだけ言うとすると、ステキな写真には違いありません!!乞うご期待!!

 また、玉置愛の大きい2期生ですので、もちろん「玉置先生と写真を撮りたい!!」となりますよね。なんと、ラッキーなことに広い大学のキャンパス(笑)で先生を探し回り一緒に写真を撮っていただくことができました。急なわたしたちの押しかけにも笑顔で応対してくださる玉置先生。またも玉置愛が増しました(笑)。ありがとうございました。


 ということで、今日の記事はおしまい。といいたいところですが、今日を楽しめたのにももちろん今日を楽しく迎えるための準備があったからですよね。今日は何よりもみんなの笑顔が原動力な2期生を紹介していきたいと思います。
 

 みなさんもうお気づきですかね。今日は教育学部社会専修寺坂友希君です。そうなんです、玉置ゼミには社会専修がわたしを含めて3人いるんです。(もう一人は後々紹介していきます。)彼もその一人です。専門は世界史で、好きな時代はルネサンス。さすが社会専修だから、お互いをよく知っているとお思いですか。
 
 実はそんなこと無いんです。なんと、寺坂君とはゼミが同じになるまで話したこと無かったんですよね。(驚かれる方もいらっしゃったのでは無いでしょうか。笑)共通の友人同ゼミ社会専修S君にお互いが相談をしていたほどです。みなさんの中にも、人間関係をつくる際、お互いがお互いを少し知っている状態の時の方が、全く知らない状態の時よりも変に気を遣ってしまうなんてことありませんか。わたしにとって寺坂君と同じゼミになったことはまさしくそれでした。


 不安しかない状態での人間関係づくり。しかも最初のゼミの席は隣。「どうしよう。」「なにを話そう。」こんなことばかりを考えていました。笑 まあ、今となってはそんなことちっぽけなことを考えていた自分もいたんだなとなんだか笑ってしまうほどですが。


 結果として彼のキャラクターに助けられました。それに尽きると思います。ああみえてといってはなんですが、彼は2期生一周囲に目配せができる人であるとわたしは、自信をもって言えます。どんな時でも2,3歩先を見ています。次に何をするから今自分は何をしなくてはいけないのか、また何をすべきなのか。行動がとても速いんですよね。気付いたら終わっているんです、いつも。笑 と、同時に、仲良くなるほど、そんなところに甘え、どこかでやってくれるだろうと思ってしまっている自分がいたことは、わたしの反省点であり、自分が今後直していかなくてはと気付かされました。


 先ほど「ああみえて」と言いましたが、それにはちゃんとした理由があります。バカにしているとかではありません。笑 その理由は、彼の努力が縁の下の力持ち的存在であり、頑張るそぶりをみせないことにあると思います。みんながいつも気がつかないところ、当たり前だと思っているところ、いわば見えない影の努力といえるのではないでしょうか。たとえ、大多数から感謝の言葉を得るポジションでは無くとも、人のために自分が率先して行動できる。今日の写真撮影に関しても一番初めに動いてくれたのは寺坂君でした。これも彼が、自らに役割を課し、みんなのためにその役割を全うしようとしてくれたからであると思います。結果として、初めにも述べたとおり、写真撮影中2期生全員終始笑顔でした。彼の努力のおかげでわたしたちは笑顔にさせられている。自分自身を見透かされている気がしないでも無いですね(笑)。


 話せば話すほど、その場のテンションだけでは無いきちんとした考えを持っているなと感じさせられる寺坂君。もっとはやく社会専修として関わるべきであったと少し後悔しています。身近に尊敬できる存在がいるということは、わたしにとっても2期生にとっても、また後輩である3期生にとっても大きなメリットである気がします。これからの寺坂君にも乞うご期待ください!!以上社会専修岩田より、同専修寺坂友希君の紹介でした。(岩田)



★ 写真は大学入学時に大好きな中田先輩との一枚。こんなかわいいときもあったんですね(笑)。 


 
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裏・教師力アップセミナー(寺坂)

今日5月20日に、第1回教師力アップセミナーに参加して来ました。池田修先生のお話、とても面白く多くのことを学べました。また、分担して記事を作るので、内容はそちらで是非読んでください!

さて、セミナーが終わったあと、今年から先生の松井さんと中田さんと、2期生佐久間と近くのケーキ屋さんに寄り道をしました。いわゆる、「裏・教師力アップセミナー」です。(いわゆる、なのに初開催です)

松井さん、中田さん共に心から尊敬している先輩で、こうやって時間を作っていただけて本当に嬉しいです。特に、松井さんはゼミで、しかも学年が異なるにも関わらず、さらに扱いにくいこの2人のことをよく見てくれて、器の大きさを感じます。

どんな話をしたのか!松井ファンの方、主に2期生レディース陣は気になるのでは?(笑)
残念ながら、純粋に僕と佐久間の教採への不安を聞いていただき、勉強法を教えていただきました。ここからのスパート、頑張ります!二次試験が終わったら、飲みに行こうとも誘っていただけました。あゝ。頑張ります。

あ!!でも、あのしっかり者松井さんの、学校現場でのおっちょこちょい話は、とても面白かったです(笑)真面目な一面を多めに出しておいて、このギャップ。これが、慕われモテる秘訣か。うん、納得です(笑)
どんな話か気になる方は、是非本人に聞いてください!玉置先生のてっぱん話に引けを取らない面白さですよ!
中田さんの、てっぱん話も7分咲きくらいで笑えますよ(寺坂)
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こんな時代だからこそ(寺坂)

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こんにちは。ここ最近は、きちんと勉強をする時間を確保していますが、毎晩のニュースと、テレビ朝日系で毎週月曜に放送している「Qさま!!」は欠かしていません、寺坂です。

「Qさま!!」は、1年後に教採を受ける3期生はもちろん、2期生にも、これから入ってくる4期生にも本当におすすめ!試験科目に入ってくる一般教養を楽しく、簡単な内容から難しい内容まで幅広く勉強できます!!範囲も国語から、時事ネタまで広いです!!、、、、あっ、別に、テレ朝からお金とか貰ってないですよ???(笑)

さて今、ニュースを見ていると毎日同じニュースが流れてきます。報道の範囲でしか事実は分からないのですが、あまり良い方向に向かっていないようにも感じます。また、局によって言っていることが大きく異なっていると感じることがあります。国民が国の情報を簡単に得るのは、マスメディア、それもテレビに頼ることが最も多いのに、、、
今日も、国民を反対派へ煽っているように感じる言い回しもありました。(個人差はあります)

しかし、全員が同じようにとらえることはありえないということも分かります。十人十色ですから。「ありがとう」という言葉でさえも全く同じ解釈はありえないかもしれません。

こんな時代だからこそ、「情報の選択」が大切だと考えます。本当に正しい情報はどれなのか、自分で選べるようにならなくては、誤った情報に泳がされてしまいます。それは、私たち大人はもちろん、子供たちにも必要な力になってきます。今の子供は、当たり前のようにスマホを持ち、家ではインターネットを使います。もしかしたら、子供の方が詳しいなんて言う家庭もあるかもしれません。「子供の方が詳しいから...」なんて言うのではなく、大人がきちんと指導していかなければいけないと、感じました。

しかし、なんでも疑ってかからなければならない世の中って、住みずらいですね。(国会を見ていると、子供のうちに正しい話し合いの方法を教える・経験させることの重要性も感じます。)(寺坂)

卒業アルバムの写真撮影(寺坂)

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こんにちは。5月17日に、卒業アルバムの写真撮影がありました!

我らが石川ゼミ長の「服装とか揃えてたりするゼミもあるみたいだけど我らはどーする?
頭からお腹くらいまで写真に写るみたいやし、共通のもの持って写っでいいよね(笑」

の声のもと、前日の夜から、どこをお揃いにするか話し合いをして臨みました。1日でやった割には、なかなかのクオリティが出たのではと思います。

撮影が終わったあと、中庭で集合写真を撮りました。ご覧ください。この仲の良さ。最初の頃が嘘みたいです。劇的ビフォーアフターです。
写真だと、分かりにくいのですが、頬にボディペイントをしています。左から「TAMOKIゼミ☆」となっています。もう1つ、中央で僕と佐久間くんが来ている法被の胸元に注目してください。「家紋を入れようよ!」という声があり、玉の字を丸でかこってみました。え?良い写真だね? ありがとうございます。
でも、この写真。誰か足りません。誰だ?そうだ!玉置先生だ!(笑)
ということで、講義直後でお疲れの先生の元へ行き、「恐縮ですが中庭までお願いいたします」とお願いをしました。疲れているにもかかわらず、二つ返事で了承をいただき、もう一枚!
でも、断られたら僕たちが待っていたと思います。なぜなら、僕たちは玉置先生のもとに集まったから!玉置先生なしの、集合写真はあり得ません!

どうせやるなら拘りたい僕の悪い癖が出て、みんなを引っ張りまわしてしまいました。嫌な顔せず付き合ってくれた2期生ありがとう!(寺坂)
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こんなところに「説明責任」(石川)

いきなりですが、皆さんは「説明責任」の意味を知っていますか?私を含め知らなかったそこのあなた!安心して下さい、調べました!(以下、国語辞典引用)

せつめいせきにん【説明責任】
行政機関や企業が、社会に対して事業計画や収支などについて情報公開する責任。アカウンタビリティー。

ふむ。なるほど。

私は、この言葉を玉置先生からよく聞きます。
手術の体験談と絡めながら「今は教育現場でも説明責任が求められる時代」と繋げていく話は、面白く、分かり易く、印象に残っている話の一つです。

実際に、子供の状況やその保護者、社会の多様化に伴って学校が指導の在り方についての説明を求められる場面が多くなっているそうです。いずれ私にも説明責任を果たす場面が来るのでしょう。正直、自信はありません。
しかし、何事にも意図を持って取り組む事で、この自信の無さが少しでも解消されるのではないでしょうか。普段から無意味な行動が多い私ですが、まずは今の生活から意図を持って行動をしたいものです。

あと数ヶ月後、
「こんな風に過ごしてたら落ちたよ」ではなく、
「こんな風に勉強したら受かったよ」と『良い形で』後輩への説明責任が果たすことが出来るよう、努力していきたいです。

以下、記事を書くきっかけとなった写真です。
1枚目:玉置先生と寺坂くんと行ったお寿司屋さんにて
2枚目:あるお菓子のパッケージにて
これもある意味企業の「説明責任」なのでしょう。意外と身の回りに「説明責任」は溢れているのかもしれませんね。

(石川)
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5月15日第6回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。
 私は前回に引き続き、「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」(菊池省三著)という本を紹介しました。今回は全6章のうちの第4章から第6章の中で印象に残ったものを紹介しました。

 第4章では『子どもをグングン成長させる「質問」の技術』が書かれていました。ここでは「子どもが自ら考え始める質問」を紹介しました。生徒指導の場面で、「先生が言っていることが分かっているの?」という問いかけではなく、「今の自分に必要なものは何かな?」と子どもに自分を考えさせる問いかけを心がけると良いということが書かれていました。

 第5章では『子どもの学力を伸ばす「言葉」の技術』について書かれていました。ここでは「子どもの間違いを活かす教師の言葉」「授業終末の教師の言葉」の2つを紹介しました。間違えてしまった子どもに失敗感を持たせないように「○○君のおかげで学べたね。何を学んだのかノートに書いてみましょう。」と1人の学びをみんなの学びに変えることや、授業の終わりに感想を書くときに「キーワード3つで今日の授業の感想を書きましょう。」と書き方の指示をすることで感想が書きやすくなること、落ち着いて書けるように「鉛筆の音だけにして」と指示することなどが書かれていました。

 第6章では『同僚・保護者とのコミュニケーション』について書かれていました。会話が次につながらない若い教師が増えてきていると菊池先生は述べていて、同僚とのコミュニケーションでは「双方向のコミュニケーションの関係をつくる」こと、保護者とのコミュニケーションでは「クレームへのうまい対処法」を紹介しました。双方向とは教師同士の「教える」「教えられる」という関係で、「教えを乞う」ことが双方向の良い関係を築くそうです。心理的に人は教えることが好きなので、その心理を利用することでうまくコミュニケーションを取ることができるようになるそうです。保護者との関係は、まずはしっかり保護者の話を最後まで聞くこと、そして笑顔で対応することが大切であると書かれていました。
 
 本以外に、菊池先生が出演されていた番組を動画で見たことを話しました。菊池先生は子どもが自分に自信がないから学級崩壊が起こるとおっしゃっていました。「どうせできないから」と投げやりになり、人目を気にして攻撃的になる子どもたちがでできてしまうそうです。その投げやりになる気持ちを直すために「ほめ言葉のシャワー」と呼ばれる活動を日課にしたそうです。毎日1人の児童に間髪を入れずにほめるという活動です。ほめる内容がとても具体的で、よくその人のことを見ているのだなと驚きました。子どもたちは「ほめる」「ほめられる」ことでお互いを認め合い、もっとほめられたいという気持ちになり、積極的に頑張るようになるそうです。

 この本にも子どもに自信をつけさせるための教師の働きかけについてたくさん書かれていました。分かりやすい説明の仕方や、ほめ方、子どもがやる気になる教師の言葉や行動、1冊の本からこんなにも学ぶことができるのだなということを感じました。(松田)

御手洗(寺坂)

いきなりですが、みなさんにお尋ねします。「御手洗」ちゃんとしたマナーで、できますか?そんなの、普通にできるわっ!と思った方。読み方、「お手洗い」じゃないですよ?「みたらし」です。

神社の境内にある、神様にお願いごとをする前に外界の汚れを落とす、あれです。正式には、「手水舎(ちょうずしゃ)」というらしいですね。今でこそ、当たり前にできますが高校生くらいまではよくやり方が分からず、近くのおじさんやおばさんを見ながらやっていました。一応やり方を載せておきます。

➀手水舎に一揖する。
➁右手で柄杓を取り、手水を掬い左手を清める。
➂柄杓を左手に持ち替え、同様の動作で右手を清める。
➃右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに手水を溜めて口を清める。
➄先の動作で左手をもう一度清め、最後に柄杓の柄を清める。
➅手水舎に一揖する。

 ここからが本題なのですが、私はこれができるようになった時大人になったと感じました。友人には、酒やタバコが合法でできるようになった時という実に可愛いときや、食べ放題に魅力を感じなくなった時というユニークな時などがあがりました。みなさんは、どんな時に大人になったと感じますか?(寺坂)

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5月15日第6回3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。今日は6回目のゼミでした。早速ですが、記憶が新しいうちに菱川くんが発表してくれた、「わかりかえないことから〜コミュニケーション能力とは何か〜」という本の後半を紹介したいと思います。

 今回の発表でなるほどと思ったことを2つ紹介します。

 まず、1つ目は対話の基礎能力です。これは、説明しなくてもわかってもらえる事柄をその虚しさに耐えて説明する納涼ことだそうです。例えば、日本人の芸術家が海外に出て、必ずしも才能を伸ばしたり成功したりできないのは、対話の時間に耐えられないからなのです。日本型のコミュニケーション型、つまり、説明することに慣れていない日本人は説明を相手は分かっているものだと思って省略しがちですが、それは良くなくて相手と対話することを諦めずに続けることが大切だということです。この力は大学生や社会に出てから学ぶものではなくて、小学校や中学校できちんと先生が教えてあげることが大切だと学びました。わたし自身分かっているだろうと勝手に相手のことを決めつけて話をしてしまうことがあるので日常会話から意識していきたいです。

 2つ目は冗長率を操作するということです。まず、冗長率とは、1つの段落、1つの文章にどれくらいの意味伝達とは関係ない無駄な言葉が含まれているかを数値で表したもので、「メシ、フロ、シンブン」という単語の会話は冗長率が低いということになります。私は今まで話が上手い人=端的に話す人だと思っていました。しかし、本当はそうではなくて、端的に話す人は話の盛り上がりに欠けるのです。話の途中に言葉を入れられるひと、つまり冗長率を操作できる人こそが会話が上手いのであり、コミュニケーション能力が高い人なのです。余計な言葉をたくさん入れすぎても聞いている相手が飽きてしまったりするのでそれを調節するのは難しいことだと思いますが、先生になるにあたってコントロールできたら子どもたちもたくさん反応してくれるのかな、と思いました。

 今回の菱川くんの発表からコミュニケーション能力について知らないことをたくさん学ぶことができ勉強になりました。これらの学んだことを生かして生活していきたいです。(丹羽)

5月15日第6回3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

今回も前回に引き続き、
「算数好きにする授業力」(志水廣著)を読み、
学んだことを記します。


ゼミ内で発表したことでも伝えたいことを絞っていますが、ここでは更に絞っり、1つだけ紹介します。

それは授業内で子どもたちの発言の扱い方である、CR法(Catch&Response)です。
この方法は、子どもたちの発言を(1)「なるほどなあ」で受け入れ、(2)復唱し、(3)子どもの意思を明確にし、(4)「ここがいい」と良さを認め、(5)さらに質問してみる、という流れのものです。

意図的指名や挙手指名にかかわらず、子どもたちの発言は宝物です。発言の真意をねじ曲げ、教師の指導構想通りに進めていくのではなく、子どもたちが発言したその言葉そのものの意味、考えの背景を読み取ることが大事なのだとこの本から学びました。

今回のゼミ活動では、前回の発表でも触れた、「(2)復唱し」→「丸ごと復唱法」に注目し、実際にペアを組み相手の発言を一言一句変えることなく復唱することを実践しました。
実際にやってみると分かるのですが、相手の発言の要約はスーッと頭に入るものの、発言の全てをそのまま復唱しようとすると、容易なことではありません。

そんなときには、「短区切り法」を使用すると良いということも学びました。それは、発言を文節ごとに区切り、子どもに発言の意図を確認しながら対話するという方法です。
(この「短区切り法」の名称が本を読んだにもかかわらず、頭からスグ出てこなかったのが情けなかったです。)

毎週のゼミ活動を通して教師になっていく上での土台作りができているような実感が湧いています。学んだ方法が実践できるかどうかは別にしても、良い学びができているなあと感じる限りです。

玉置先生から次の発表用の本も紹介頂いたので、また3週間後に良い発表ができるよう準備したいと思います。(早川)

5月12日第9回2期生ゼミ記録(石川)

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5月12日(金)第9回目のゼミがありました。
内容ははじめに教採過去問演習、次に2次試験対策でした。

前半は今まで通り過去問に取り組みました。いくつかの問題は自信を持って答えることができましたが、逆に全く歯が立たない問題もありました。勉強の成果が感じられる一方、勉強不足を痛感しました。(早く満点を取って自信満々に手をあげたいものです...。)
その後、アレルギーでエピペンを使用することについて少し話し合いました。エピペンについて知らない人も多く、調べながらの話し合いでした。先生の勘違いもあり、楽しく学ぶことができました。

後半は新聞の記事を元に2次試験の対策を行いました。2次試験のポイントを評価の観点から、1つ1つ確認をしました。「明朗快活」「人間性」「肯定的に」等のキーワードが多く、改めて人物重視を感じました。そして最後には「小6の子どもにスマホを持たせること」について私たち10人を学年団と見立てて討論を行いました。学級・学校・組織として、保護者の方の思いを読み取るところに難しさを感じました。そんな中、仲間からの意見は参考になり、勉強になります。私も頑張りたい。

最近のゼミは「週に2回では足りない!」そう思えるほど楽しく、刺激をもらいます。共に学び、それを共有し、更に深め合う事のできるゼミ。この時間をこれからも大切にして過ごしていきたいです。

(石川)

今こそ出発点(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。
最近私はいつもより元気が出ません。
心にぽっかりと穴が空いたような状態といった感じです。
そんな時、大学の食堂に飾られてる詩に会いました。

「今こそ出発点」

人生とは毎日が訓練である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きていると喜ぶ訓練の場である

今この幸せを喜ぶこともなく、いつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう

わたくし自身の将来は、今この瞬間 ここにある
今ここで頑張らずにいつ頑張る


常に磨き続けることを忘れない、どんなに辛くても踏ん張り、前向きに頑張る。
今の私が投げ出そうとしていたことでした。
この詩に会えて良かったと思いました。

私と同じようにこの記事で元気になれたら、嬉しいです。(吉田)

思い出した話(寺坂)

こんにちは。今日は、運転しながらふと思い出した実習のことを書きたいと思います。

小学校の研究授業で、「スーパーマーケットの見学で見つけた工夫を発表して、どうしてその工夫がされているのかを考えよう」というのをしました。

1つの裏技で、事前に見つけたことをプリントに書かせて集めておき、誰がなにを見つけたのか、はっきりさせておきました。今回取り上げたいことを書いている児童には、「発表してね」と書いておきました。これで、授業はスムーズに流れるはず!とたかをくくっていたのが大きな間違いでした。他の子を当てながら、満を辞して「発表してね」と書いた子を当てると、書いてある別のことを平然と発表してきました(笑)あの時の、僕の慌てっぷりったら無かったと思います。

授業の後に、その子に「どうしてこっち言ったの?」と尋ねると、「迷ったけど、本当に言いたかった方言ったよ」と言われました。子供は、教師の思い通りにならないんだ。と、身をもって感じた瞬間でした。(寺坂)
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本の学びから(林)

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今日、ランチのアルバイトが少なかったので主婦さんが手伝いに来てくれました。その方の子供が午前授業だったので、親のパート先で学校帰りにお母さんのお仕事が終わるのを待っていました。

私が丁度休憩時間だったので、たくさん話しかけました。最初は人見知りしていてあまり話してくれなかったけれど、「実習でH君の小学校行くんだよ!」と言ったら、ゲームをやめて、「えっ!本当?運動会もうすぐあるんだけどね……!」と食らいついてくれました。子供って単純だなあと思ったと同時に、実習に行ったら子供達に先生として見られるんだなと不安にもなりました。

そして、学校の勉強の話をしていたら、「社会は覚える事多くて嫌いだなあ」とつぶやいていました。H君は五年生で、「今、領土とかの勉強してるよ!」と言っていていたので、社会科授業作りの本を読んでいた事もあり、「日本で1番南にある都道府県はどーこだ!1,沖縄2,鹿児島3,東京」と問題を出しました。本に書いてあった1つの授業テクニックに、本当にすごくすごく興味を示してくれて、とても嬉しかったです。

「沖縄!」と答えたH君に「違うよ」と教えると、次は、「え?もしかして鹿児島?」と答えました。「ううん。それが、東京なんだよ!」と私が答えを言うと、「そういうことか!南に島があるんだよね?なんで名前だったっけ?それって東京の島なの?」とどんどん興味を示してくれて、「社会嫌いって本当なの〜?」と思ってしまうほどでした。

教師になった時に生かそうと思って学んでいた授業テクニックだったけれど、実際に役立ったことにより、学びたい意欲がもっともっと高まりました。この本を読んでノートにまとめていてよかったと思いました。まさに、書くことによって学ぶだなあ、と感じた1日でした。H君はその後も、「僕の社会のノートみる?」と言ってくれて、H君のお母さんも、「いつもゲームばかりしてるのに、相手してくれてありがとね」と言ってくれました。

私も嬉しくて、今日はバイトの後にすぐに家に帰ろうと思っていたけれど、その本のノートまとめの続きをしました。もっとたくさんの本を読んで授業テクニックを学んでいきたいです。(林)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(静谷)

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こんにちは。3期生の静谷です。

5月8日に第5回目の3期生のゼミがありました。今回は、わたしが学んだことを皆さんに伝えていく、発表者でした。話した内容を書く前にまず、今回の発表で自分の「計画性の無さ」を実感しました。今回の発表のレジュメを完成させたのは、発表日の朝の4時です。1回目の発表を終えて、わたしは「まだ発表まで3週間もあるからあとでいいや」とレジュメを作るのを後回しにしていました。すると、他の授業での課題であったり、部活やバイト、サークルであったりとレジュメにかける時間がまったく作れなくなってしまいました。GWでは、遊びとサークルとバイトで予定がすべて埋まっていました。こんなことなら1回目の発表が終わった後の暇な日に、少しでもレジュメを進めておけば良かったと追い込まれてから気づきました。本に関しては、行き帰りの通学の時間で読んでいたため、しっかりと読み切ることはできていましたが、自分の追い込まれてからでしかモノゴトに取り組めない弱い部分がモロにでてしまった発表準備となってしまいました。

さて、自省はここまでで学んだことを書いていきます。
今回わたしは、前回に引き続き野口芳宏先生の「教師に必要な3つのこと」について発表しました。
野口先生は、授業の本質は「学力の形成」と説いています。授業とは、学力を形成するための1つの指導であり、授業の最も重要な目的は、「学力形成」であることを、常に心に留めておかなければなりません。確実に学力を伸ばす授業なら、子どもたちは結果的に、学ぶ喜びに気づきます。楽しい授業にしようとする前に、まずは「子どもの理解を確かにするにはどうしたらよいか」という点に、全力を注ぐことが大切であると説いていました。

わたしはこれまでの模擬授業で、どうしたら生徒たちを楽しませることができるかばかりを考えていました。実際に、指導案を考えている時に結局何を生徒たちに伝えたいんだ?と毎回途中で考え込んでしまいます。もちろん生徒たちを楽しませることは大切であると思うが、授業の本質を忘れずに授業を考えていくことが大切であると学びました。(静谷)

「教師になるということ」を読んで(寺坂)

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5月20日の教師力アップセミナーでお話をしていただく池田修先生の「教師になるということ」を読み、学びをまとめたいと思います。

実は、池田先生とお会いするのは3度目。一回目は、「教育と笑いの会」で、もう一回は、玉置先生から借りた、上越教育大学の赤坂先生のDVDでお会いしています。「教育と笑いの会」での、先生のお話がとても面白くて、とても印象に残っています。

この本の中で、一番印象に残っているのは「指導の力」とは、

つまらないを、おもしろい!に
分からないを、分かった!に
できないを、できた!に


変える力だと言うことです。勉強が嫌いな子、できない子は、往々にして、つまらない・わからない・できない、で終わったままなので、好きになれない。当たり前ですが、教師の果たす役割の大きさを感じました。授業を作る時に一度、子供の目線・思考に立ち返ってあげることで全員が参加できる授業になるのだと分かりました。その実践例として、漢字の苦手なN君の話がありますが、牧野さんが詳しく書いてくれているので割愛、、、、、
でも、授業を考える難しさと同時に、やりがいをとても感じるお話でした。

今回のセミナーは、教師の切り返しについての講演です。私は、中学校実習では自身の中学生の時を思い出し、やんちゃな子へのとっさの対応はできましたが、小学校実習でなかなかうまくできなかったので多くのことを学びたいと思います。(寺坂)

『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読んで(石川)

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つい先日、5月20日(土)に行われる教師力アップセミナーの講師である池田修先生の『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読みました。

1期生の牧野さん・渡部さんをリスペクトし、私も真似してみようと思いました。物事を継続して行うことが苦手な私の挑戦です。記事が上がらなくなったら、察して下さい(笑)。2期生の牧野さん・寺坂くんに負けず劣らず頑張ります!

この本では、学級担任の仕事について具体的に書かれていました。さらに、「あなたは〇〇してしまっているのではないでしょうか」「〇〇に気づくあなたでした」と、まるで自分のことのように書かれており、イメージを持って読み進めることができました。
内容も各項目が短く構成されておりスラスラと読むことができました。
(個人的におすすめです。ぜひ読んでください。)

今回、私が新任になれたら気をつけようと思ったことを紹介します。それは、「指導哲学を持つ」と言うことです。本の中で池田先生は、

教師は、その場で答えなければならなりません。『ダメだよ』ときちんと声に出して言う必要があります。(中略)ところが「自分の指導哲学」を持っていない先生は、誤った対応になりがちです。

と、述べておられました。
考えてみると、いつ、誰を指導するにも自分なりの指導基準(哲学)は必要です。私は中学校教育実習中にダメなことに対して生徒に押し負けてしまうことがありました。教壇に立つ(予定の)身として、2度とこのようなことのないように「自分の指導哲学」を確立したいと思いました。

最後に、言い返しを効果的に行うために先生が心がけていたことの一つに「言葉遊びで練習する。」と述べていました。以前教育と笑いの会で池田先生自らが行なっていた「謎かけ」です。
せっかくなので私もチャレンジしてみたいと思います。(温かい目で見てください。)

「生徒指導」と掛けて「重量挙げ」と解く。
その心は、
どちらも「想い(重い)を持ち続けることが大切」でしょう。(石川)

「教師になるということ」を読んで(牧野友)

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突然ですが、私は一期生牧野さん・渡部さんの後を受け継いで「教師力アップセミナー」の前に講師の先生の本を読むという習慣をつけようと思います!

今回はその1回目。5月20日に行われる教師力アップセミナーで講演される池田修先生の「教師になるということ」を読みました。この本には教育とは何かということから教員採用試験についてや授業、クラス作りまで先生の経験をもとにわかりやすく書かれています。読むのが遅い私でもすんなりと読めてしまったので驚きました。

今回はこの本の中で印象に残っていることを2つお話ししたいと思います。

まず1つ目は、「免許とは」の項目にあった免許の定義です。「本来やってはいけないものを、資格を有するものにそれを行うことを認める」とこの本にはありました。改めて思うと確かに、血のつながりのない子を自分の思うままに教育することは、罪深いことのように感じます。人の人生を決めてしまうくらい教師という仕事は責任をもたなければならないことを感じ、それを目指している身として今できることを考えたいと思いました。

2つ目は、「授業をつくるとは」の項目にあった漢字が苦手なNくんの話です。Nくんは先生が漢字の何に困っているのかと聞くと、意味、読み方、書き方と答えるくらい漢字が苦手なようでした。私はこの子に対する対応がわからなかったのですが、先生のアイデアを見てこれが教師の工夫か!と驚きました。たとえどんなに難しい課題でも諦めずに取り組むことで得ることがあるのだと私は感じ、これこそ教師という仕事の魅力だと思いました。どのような工夫なのか、またNくんがどのように変わったのかはぜひ本を読んでみてください。とても驚きますよ!

この本を読んで、教師の責任の重さ、仕事の魅力について感じることができました。今、私は教員採用試験に向けて頑張っていますが、その先を見据えることの方が大切だとわかったような気がします。

池田先生、この度は勝手に感想を書かせていただき申し訳ありません。この本を通して自分がなぜ教師を目指すのか考えるのことができました。ありがとうございました。(牧野)

5月11日小牧市立味岡小学校研究会に参加して(白井・石川・寺坂)

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5月11日に味岡小学校の「平成29年度 第1回授業研究会」にゼミ2期生白井、石川、寺坂で参加させていただいてきました。3人の学びをまとめたいと思います。

私は、5時間目、4年生の算数の授業を書かせていただきます。子どもたちは、学びに向かう姿勢がどの子もできていました。特に私が印象に残っている子供の2つの姿があります。

1つ目は、話をする人に身体の向きを変え、聴く姿です。2つ目は、「分からない」を友達に伝える姿です。どちらからも、互いの存在を大切にする学級づくりというものが、学びに向かう姿勢につながるということが分かりました。そして、「学び合い」から子どもたちが、友達を大切にする心情を学んでいることを実感しました。

授業では、その後の分科会でも話されていた「学び合い」をすることが目的ではないということを学びました。子どもたちにどんな力をつけさせたいかを見通しを持って、「学び合う」場面をどこで活用するかを考える重要性を知ることができました。私は、「学び合い」について研究をしていますが、「学び合い」することを目的に、考えてしまっていた気がします。子どもたちの学びが深まるにはどうすべきかを目的に、これからもっと学んでいきたいと思いました。(白井)


3年生の特設授業では「加減計算と乗除計算を組み合わせた問題」が行われました。学び合いを始めて見る機会でした。

学び合いの時間では「どうやったの?」と仲間に聞いたり、グループ全体で「教えて」「そういう風にやったんだ!」と話し合ったりしていました。1つの問題をグループで解決しようとする姿に学び合いの良さが現れていました。しかし、誤答を正答のように扱ってしまう事があり、正しい方向へ導くことの難しさを感じました。

分科会では、「話し合いをさせようとして授業が複雑化してしまう」という指摘がありました。このことから、教師が明確な目的を持って学び合いに取り組ませることが良い学び合いの一歩だと知ることができました。(石川)


1日参観させていただいて、玉置先生も仰っていましたが全クラスで学習規律が整っているなという印象を持ちました。その中でも、ロッカーの整頓状況でクラスの雰囲気は変わってくるということもとても分かりました。「環境の乱れは、心の乱れ」というように、何気ないところでも、気にかけていかなければならないと学べました。

箇条書きになりますが、1日で学べたことを列記します。

○ 「先生話すよ。誰が一番上手に聞けるかな。」
これは、1年生?の体育の授業での一コマです。良い学びは、真似から始まると言いますが、それがよくあらわされた瞬間かなと思います。実際に、子供の背筋はピンと伸び「先生の方向いて。」というよりも効果があることも分かりました。

○ 教師の立ち位置、目線
協議会でも玉置先生が触れられていましたが、5年2組の先生の子供が発表している時の目線の配り方がとても印象的でした。学び合いは、与えられた時間だけではなくどんな時でも起こせます。それをより深めるために、子供の表情発言からの意図的指名が大切だと思いました。それにしても、怒っているのかな?と勘違いしてしまいそうなとても強い目力でした。それほど、子供のことを強く真剣に見ていらっしゃるのだなと思いました。

○“教えてはならない”という思いに縛られすぎている
これは、本当に難しいと思います。私も、この日参加するまでは、すべてを学び合わせなければいけないと思っていました。しかし、割り切りは必要で本当に学び合わせるべきところを絞る必要があると分かりました。

○受容する雰囲気
全クラスで感じたのですが、子供たちがとても話しやすそうに話しているなと感じました。間違えた答えでも、クラスが温かく包み込んでいる姿を見て自分の小学生の時や実習では感じることのできなかった温かい雰囲気を感じました。白井さんも書いていますが、友達を思いやる気持ちも培えるのかなと思いました。

1日を通して、多くの大きな学びを得ることができました。また、10月の研究会にも参加させていただきたいと思います。

味岡小学校を出た後、玉置先生と近くのお洒落な(笑)カフェで夕食をとり、先生のご自宅へお邪魔させていただきました。しっぽのある娘さんの「ななちゃん」と遊ばせていただき、奥様からも教師としての心構えを教えていただきました。短い時間でしたが、ここでも深い学びを得ることができました。ありがとうございました。教採が終わったら、2期生全員でお邪魔させていただきたいと思います(寺坂)

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