嫌われる勇気(岩田)

 
 こんにちは。開学記念日もあったことから今週初めての学校でした。明日は土曜日。曜日感覚が狂ってきている今日この頃です。笑
 思い立ったら即行動、わたしのモットーの一つです。今日は、感じたことが多いため、本日3本目の記事です。


 今日ふと、高校時代に道場の先生からいただいたある言葉を思い出しました。


 「嫌われる勇気をもつこと」


 突然なんの話?って感じですね。わたしもそうですが、「嫌われるより好かれたい。」普通の人なら誰しもそう思うのではないでしょうか。もし、嫌われたいという方がいたらぜひお話を聞いてみたいものです。笑 

 そこまでわかっていてなんでこんなことを言うのか。今思えば、先生は何も「嫌われろ」と言っていなかったなと。大切なのは、勇気を出して自分の本当の気持ちを相手に伝えること。わたしはこう思う!というIメッセージを届けること。

 結果として、その発言を快く思わない、言い換えれば「嫌われる」可能性もあるということも心に留めておいてほしいということなのではと解釈しました。しかしながら、自分の気持ちを心の奥に隠してしまうよりは、たとえその人の心に響かなくとも声にして発信することに意味があると思います。言葉にすることで、わずかでも相手に伝わるきっかけとなります。



 教師になったとき、「子どもたちに好かれる先生になりたい」という言葉をよく聞きます。もちろんわたしもそうなりたいです。しかし、仮に自分が嫌われたとしても、自分の本気の思いがその子に伝えられるなら、嫌われることも悪くないなと感じています。嫌われることを恐れて伝えたいこと、本当に伝えなくてはならないことを言えないような人間にはなりたくないと思います。(岩田)

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(石川、岩田、静谷)

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私たちは、石川、岩田、静谷の3人で記事を書きました。

こんにちは。静谷です。
5月20日に池田修先生の教師力アップセミナーに参加しました。
わたしは、玉置先生の勧めで池田修先生の「教師になるということ」という本を読んでいます。この本は、とても読みやすく1日で全部読めてしまいました。それもあって、セミナーではより内容を理解することができました。その中でも一番学びを深めれたと思うことは、子どもとの距離感という内容です。この距離感は本当に難しく、教師はよく子どもとの距離感を掴めなくなってしまいます。そこで池田先生は、基準を設定することが大切であるとおっしゃっていました。その基準とは、「大人であるか、子どもであるか」「先生であるか、児童であるか」というものです。つまり、立場をしっかりわきまえて指導することで正しい距離感を作り出せるとおっしゃっていました。
わたしもよく子どもと関わる時に、若さを利用し過ぎて、距離感が近すぎるなと思うことが多々あります。なのでしっかりと基準を設定して、正しい距離感を掴めれるよう子どもたちと関わっていきたいと思いました。(静谷)

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 わたしは、本日の池田修先生の講演の学びより、特に2番目の「信じると心配する」について記事にしていきたいと思います。

 ここでは、教師は子どもたちに対し、信じているけれども心配であるという姿勢を見せることが大切であるというお話をお聞きしました。信じているのになぜ声をかけるのか。それはあなたのことが心配だから。という教師から子どもへのIメッセージがとても明確でわかりやすいと感じました。

 また、子どもが述べるいいわけについても、たくさんの仮説を立てる必要があるというところにとても共感する部分がありました。いじめている加害者が実は被害者であった。朝学校に来られないのには家庭環境が原因だった。など理由にはその子を全面的に否定することができない事例も多くあるということに気がつきました。講演後には、視点を多く持ちたくさんの仮説を立てるために、「落語」で力をつけることができる!ということも学ばさせていただきました。落語の奥の深さについては、教採後にじっくりと学ばさせていただきたいと思います。

本日はありがとうございました。(岩田)

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私は今回の講演を受けて、3番目の『こんな時どう言い返す』について記事を書きます。

ここでは、池田先生が実際に経験したエピソードをもとに「どう言い返すか」を考え、言い返しのポイントをお聞きしました。5秒の間を大切にした池田先生の無駄のない言い返しからは学ぶべきことが多くありました。

言い返しのポイントは3つありました。
一つ目は「論理で返す」
二つ目は「知識で返す」
三つ目は「ユーモアで返す」でした。

特に「ユーモアで返す」では、『なんでこんにゃくにはつぶつぶがあるの?』という問いに対して事実ではなく、クスッと笑える言い返しを考えました。池田先生や池田先生が経験した回答には会場全体が笑いに包まれました。

私も教育実習などで子どもから聞かれると、どうしても正論で返してしまうことが多くありました。今思い返して見るとユーモアで返せる場面もあったのではと思います。いざ教壇に立った際は「理論」「知識」「ユーモア」を使い分けられる先生になりたいと感じました。
「教える」ということに対して肩肘張ってしまいますが、一呼吸おいて力を抜くことの大切さに気づけた講演でした。

ありがとうございました。(石川)

我らが二期生メンバー紹介No.4<白井杏実さん>(岩田)

 こんにちは。5月も後半戦に突入しました。本日の最高気温は32度。もうそろそろ熱中症に気をつけなくてはならない時期がやってきますね。みなさん、体調管理はしっかりと行ってください。

 さて、今日は今年度第1回目の教師力UPセミナーに参加させていただきました。池田修先生の面白くてユーモアあふれる講演であっという間に時間が過ぎてしまいました。本日は欠席のセミナー担当の先生方が多く見えて、また今年度初めての回ということもあり、少し不安な気持ちで参加しました。少々ハプニングもありましたが、玉置ゼミ生としての仕事を果たすことができたのではないかと思いたいです。


 また、あまりお話しすることはできませんでしたが、1期生の中田先輩と松井先輩にお会いし、拝むことができたので大満足です(笑)。先輩がいらっしゃるのといらっしゃらないのでは気持ちの余裕が全く違います。お忙しいとは思いますが、毎回いてほしいと思ってしまいました。 


 どの面をとっても、先輩方にはかなわないなところだらけですが、2期生の中でわたしが考える1期生に引けをとらない子を紹介していきたいと思います。


 その2期生とは教育学部国語専修白井杏実さんです。白井さんを一言で表すと明るくてきらきらしていて「お花」のような存在です。雰囲気もとても良く話しかけやすいオーラがとても出ています。

 しかし、白井さんは、今まで紹介した2期生とは違って、ゼミが一緒にならなかったら友達になっていなかったのでは無いかというほど、わたしの3年間の大学生活では接点がありませんでした。わたしの中では、国語専修の子という認識程度で、人間関係はゼロの状態でした。

 しかしゼミで関わっていく中で、わたしの認識がしっかり者の白井さんというイメージに変化していきました。3年次のゼミでは、本を読んで自分の卒業研究内容を固めるために知識を蓄えていきました。ゼミ生みんなそれぞれ本を読み、自分の考えと照らし合わせて行く中で、自分の本当に考えたい内容がわからなくなることは良くあることですよね。実際わたしも、3年次に考えていた卒業研究と今の研究内容は大幅に異なっています。

 しかし、彼女は自分の体験してきたことに焦点をあて、「これをやる!」という意思が明確であったと思います。自分のやりたいことにまっすぐに、ぶれない姿は、考えが揺れていたわたしにとって、全てが勉強になりました。端的に述べながらも、物事の核を捉える発表。ぜひまねしたい!と思いながら4年生になってしまいました(笑)。


 また、上で「お花」のような存在とご紹介しましたが、彼女がいるとその場に色がついたようにとても明るくなります。笑顔はもちろんのこと、醸し出す雰囲気が場も変化させてしまうんですね。これは、努力して得られるモノでは無い、白井さんの持つ潜在能力であると感じます。
 しかしながら、ゼミの中で少しでも吸収していくことができたらと思います。まねしたいと思って4年生になってしまいましたが、何も吸収できず、社会人にはなりたくないと思います。笑 これからも尊敬できる白井さんでいてもらいたいです。以上2期生岩田より、教育学部国語専修白井杏実さんの紹介でした。(岩田)


*荷物が多いことでも有名な白井さん。家出少女感でてるなとおもいながら見ています(笑)。
写真はかわいすぎる一枚。ごめんなさい、勝手にいただきました。

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(佐久間、丹羽、早川)

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5月20日池田修先生による教師力アップセミナーに参加させていただきました。セミナーで学んだことを以下にまとめたいと思います。


池田先生のセミナーで特に学んだことは、子どもが教師に何を言ってもらいたいのか、視野を広く持ち、子どもの考えの可能性を何通りも考える必要があることです。
池田先生はお話の中で「子どもは分かってほしいのに教師の前では隠す」とおっしゃいました。自分にもそんな時期があったな、と恥ずかしくなりながら聞いていましたが、なかなか自分のことを素直に話す人は多くないと思います。子どもたちが何に気づいてほしいのか、多くの可能性を教師が考えることで子どもたちの気持ちを知れることが分かりました。

私は、少しでも子どもの変化に気づけるような教師になりたいと思っています。今回のセミナーで、その変化に気づくために必要な子どもたちの気持ちを考える方法を練習問題を用いて学ぶことができました。子どもの気持ちを考えて言い返すことは簡単なことではないと思いますが、様々な場面を想像して練習していきたいです。
池田先生、ありがとうございました。(佐久間)

第一回目の教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は池田修先生の「こんな時どう言い返す?」ということをテーマに特に印象に残ったことを紹介します。
それは、信じると心配するということです。これは子どものことを信じているからこそ心配してしまう、ということです。子どもの分かって欲しいのに隠す、隠すのに分かって欲しいという気持ちに気づけるか、ということをペアワークを通して学び、子どもの言葉の裏に隠されている苦しみを何通りも考えることが求められるのだと知りました。

今回の池田先生のお話を聞いて、子どもとの距離感からどこで苦しんでいるのか、というストライクゾーンを探して論理、知識、ユーモアといった返しを5秒以内にできるように池田先生が読んでいたという落語の本を私も読んでみようかな、と思いました。(丹羽)

今回のセミナーについて、特に印象に残ったことを書きます。
それは今回のセミナー全体です。子どもたちの素朴な質問・発言に5秒以内で考え、その後に返すということを何度もやりましたが、1度もそれらしい回答はできませんでした。
論理的な回答、ユーモアのある回答、子どもたちの思惑に乗らないさっぱりとした回答。そんな回答の切り替えが瞬時にできるような、先生としての力を付けたい。面白いだけでなく深く考えさせられたセミナーでした。

池田先生ありがとうございました。(早川)

自分の経験から思ったこと(古川)

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ある朝、新聞で命の大切さを教えるという記事を読んで思ったこと書こうと思います。今から書く内容は記事と直接は関係ありません。

いきなりですが、
私の一番嫌いな言葉、
それは友達がかるいノリでいう「死ね」です。

教育実習に行った際に、友達は口癖のように「死ね」と言っていました。
友達に「笑って平気で言うけど、その言葉は本当に使っていいのか、それはノリであったとしても使っていいのか」と私は問いかけました。
注意しても、「実際に死ぬわけやないから」と言われる始末です。
「死ね」という言葉の卑劣さはどうやって教えたらいいのだろうと思います。

恥ずかしながら、私も中学生のときまでは平気で友達同士で遊び半分で言ってることがありました。その時の気持ちは、友達が教育実習のときに口にしていた、「本気で思ってないし死ぬわけじゃない」です。その言葉を言わなくなったのはある1つのきっかけです。

それは友達の死でした。ある朝ニュースを見ていたら交通事故で亡くなったという内容で幼馴染2人の名前が目に飛び込んできました。その瞬間、違う人だと自分に言い聞かせながらもすぐに地方の友達に電話で聞き事実だと知りました。私はつい2日前に今度遊ぼうと言っていたばかりで、現実を受けられませんでした。2人の顔をみて初めて死という重さを痛感したと同時に当たり前のように毎日会うことは当たり前ではないということに気づかされました。そして、死ねという言葉は絶対に使ってはいけないと強く思いました。今近くにいる大切な人が明日亡くなって自分の前からいなくなる可能性は100パーセントないという保証なんてないからです。

また、ある記事では人は死んだらリセットしてまた生き返るという考えている子供もいるという衝撃内容を読んだことがあります。子供がゲーム感覚での死と現実の死の境界が付いていない、人間の生死の実感がないからではないかと考えました。

命を教えること、生きることを教えることはとても難しいことであるけれど、人として絶対に学ばなければいけないことだと感じ、その学びに携わる教師の重さを実感しました。実際にわたしのように経験して学ぶということは出来ないしむしろあっては欲しくないことです。その中でどのように実感を伴って理解させるのか考えてみようと思いました。(古川)

わたしの好奇心(岩田)

 こんにちは。最近寝られないことが小さな悩みになりつつあります。どなたか羊を数える以外でよい寝付きの方法を知っている方、わたしまで教えてくださると嬉しいです。


 さて、5月のイベントと言えば母の日。今年は5月14日でしたね。皆さん少なからず、自分の形で感謝を伝えたのではないでしょうか。今日は、そんな母の日に感じた、1コマを記事にしていきます。
  
 母の日とは関係ないのですが、わたしは小さな頃から「なんで?」が口癖なんです。算数でも、国語でも、理科、社会においても、また、授業だけでは無く、日常生活の中にも「なんで?」がいっぱいで育ってきました。時には、答えにくい「なんで?」もあります。「これはこういうものなの!」と言いたくなる時もあると思います。

 しかし、わたしは今現在でも幼い頃のまま、変わらず、「なんで?」を言い続けています。わたしにとって、大学でも、バイト先でも、ボランティアでも、周りはまだまだ「なんで?」がいっぱいです。

 
 その日はたまたま、話の流れで、母に小さな頃自分はどんな子だったか尋ねました。すると母に、質問ばかりで常に「なんで?なんで?」の繰り返しだったと言われました。分からないと泣出し、なお「なんで?」はやめなかったと言われました。正直実にめんどくさい子だったと思います(笑)。
 

 わたしが生きてきた23年間、わたしは「なんで?」と共に人生を歩んできました。わたしにとって「なんで?」の存在は、当たり前のことで、なんの不思議もないのですが、今現在もなんの不思議も無く、「なんで?」の気持ちを持ちつづけることができるのは、両親のおかげであると感じています。何度「なんで?」を繰り返されても根気強く、正面から向き合ってくれた両親がいてくれたからこそ、わたしの「なんで?」の芽は摘み取られることなく成長し、今の自分につながっています。母の日だからというわけではありませんが、感謝したいと思った瞬間でした。

 しかし、両親は分からずに泣出したわたしに何と声をかけたのでしょう。肝心な所は曖昧にされてしまいました。笑 自分が親になって探しなさいという両親からのメッセージだったのかもしれませんね。しばらく、わたしの好奇心には終わりが見えそうもないです(笑)。(岩田)

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5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(寺坂、山下、江口)

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池田先生のセミナーでは、「教師とはどんな仕事なのか」について私は考えました。なんと、子供のうちに学校にいる時間はたったの3割しかないそうです。その限られた時間の中で、教科指導から生活指導、また新たに英語や道徳コンピューターなども教えていかなければなりません。本当に大変な仕事だなと思います。しかし、池田先生はこんなことを述べられていました。「教育は時間だけではない。教師のたった一言で変わることもある。」

学校で教採に向けての面接練習をしていると、志望動機のところで「恩師に言われた言葉をきっかけに目指しました。」という人はとても多いです。印象に残る言葉は、狙って言うものではないと思います。これまでの人生で、多くの経験をしてきた人格のある人の口から溢れてくるものだと考えます。適切な指導の力を身につけるとともに、人格の力も身につけていきたいともいます。(寺坂)


こんな時どう言い返す?〜指導の優位性を保つための切り返しを考える〜という池田修先生のセミナーに参加しました。池田先生ご自身がとても面白く、切り返しもユーモア溢れる楽しくてためになったセミナーでした。
その中でも信じると心配するというのが1番強く印象に残っています。これは指導のストライクゾーンを広げることを指し、わかってほしいのに隠したり、隠すくせにわかってほしい子供達の気持ちを予測するための練習でした。たとえば、目の周りにアザのある生徒にどうしたの?と聞くと生徒は野球のボールが当たりましたと言い訳するが実は親に殴られていたり、すごく香水の匂いがする生徒は兄貴に香水かけられてしまいましたと言い訳するが実はタバコの匂いをもっと強い匂いで消すためにつけていたという例が挙げられます。もしかしたら子どもの嘘に気づけないかもしれないし気づけたとしてもどうしたら子どもの口から言わせることができるのか、生徒からの信頼と教師の言葉かけがとても重要だと改めて感じました。(山下)

池田先生の講演会に参加させていただき、信じることに加え、心配していることを伝えることが大切であるということが分かりました。子どもたちが、言ったことを信じることは、当たり前のことです。しかし、子どもたちは、正直に想いを伝えることができず、時に心配を掛けまいと嘘をついてしまっていると分かりました。実際に練習問題をやった時に、どれも身近に起こりそうな出来事ばかりでした。「先生に伝えたい!気づいて!」という想いで、子どもたちは、教師に話しかけています。それに対し、教師がいくつもの返答を考え、子どもたちが本当に伝えたいことを見破っていくことが大切であるということが分かりました。その想いを読み取ることが、子どもたちの悩みを早期発見することに繋がり、毎日笑顔で学校に来ることのできる方法でもあると感じました。
池田先生、ありがとうございました。(江口)

5月20日教師力アップセミナー(池田修先生)に参加して(林、松田、百瀬)

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5月20日、教師力アップセミナーに参加し、池田修先生の講演をお聞きしました。さまざまな具体的な場面を想定して、「こんな時どう言い返す?」と子どもへの指導方法を学びました。自分自身で考える活動があることで、より深い学びになったと思います。
今回は、3期生の林、松田、2期生の百瀬でまとめさせていただきます。


教師になりたいと思ってはいても、教師の仕事は何かと問われた時に自信を持って答えることができませんでした。先生の定義では、【主に学校教育を通して子供を大人に育てる仕事】だそうです。子供を大人にするためには、いつまでも子供をかばうばかりではなく、自立に向けて教師から離していく必要があるのだと気付かされました。
また、子供の見方を広げていくために、自分自身の視野も広げていかなければと感じました。
私も子供がどこで苦しんでいるのか分かる教師になりたいので、とても学びのあるセミナーでした。(林)


今回のセミナーでは子どもに何かを聞かれたときの言葉の返し方を学びました。お話の中で私が最も印象に残ったことは「こんな時どう言い返す」というワークの中であった、教師と児童生徒の会話のときに、「大人ー子ども」「指導者ー児童生徒」「人間ー人間」のどのレベルで会話をするのかということです。そのときの練習問題は部活をさぼりがちな中学1年生の女子学生に「先生はランニングをしていない、頑張ってない人に頑張れと言われてもがんばる気になれない」と言われたときにどう言い返すかという問題でした。私は先生は確かに走っていないから生徒にそう言われてもしょうがない、しかし走る必要もないとも思い、返す言葉に悩みました。この問題に対して池田先生は、生徒は「人間ー人間」の立場で言ってきたことで、教師は「指導者ー児童生徒」の立場で言葉を返すようにするとおっしゃっていました。「いいだろう、先生は走らなくて」というような返し方をし、その立場で会話を進めることが大切であるということが分かりました。
5秒で言い返すことが重要であることを学びましたが、実際に隣の人とやってみると思いの外難しく、言い返す練習が必要であると感じました。(松田)


私は、子どもの行動や考えを、教師の主観で決めつける教師にはなりたくないと思っています。今日の講演を経て、主観で決めつけないという思いに加えて、教員としてもっと視野を広くしていかなければならないということを、最も感じました。
練習問題の中で、先生の質問と生徒の返答から、どのような事実が予想されるかを考えていきました。自分では一つの視点だけではなく多方面から考えたつもりでしたが、ペアの人や先生の考えには自分では思いつかなかったものが多くありました。教師の主観で決めつけないためには、もっと多くの視点から考えられるようにならなければならないと感じました。
また、「あなたを信じている。だから、心配するんだよ。」と言う言葉を教えて頂きました。「ほんとに?」と疑わず、子どもの真の考えを引き出せる魔法の言葉だなと思い、これから子どもに指導をする時には使っていきたいなと思いました。また、言葉がけ一つで相手の気持ちは変わっていくことを強く感じました。(百瀬)


池田先生、とても面白いお話と具体的な実践例を交えた、楽しく学べる講演をしていただきありがとうございました。

セミナー後半戦(岩田)

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 こんにちは。先日の教師力UPセミナーでは、池田先生からさまざまな学びをいただきました。また自分の視野が広がった気がします。さて、寺坂君の「裏・教師力UPセミナー」の記事読まれましたか?実はわたしも、書こうと思っていたんです、先を越されました。
(笑)


 その日のセミナー後、大学時代の部活の先輩とお会いしてきました。事前に大口でセミナーがあることを伝えたところ、仕事を早く切り上げてお話する機会を設けていただきました。その先輩とは、大学時代から仲良しで、なんでもいえるそんな関係です。(笑)

 先輩と会うまでは少し緊張していました。「元気かな。」「ちゃんと先生やってるのかな。」二か月前は、一緒に学生、しかし今は先生と学生、なんだか信じられない気持ちでした。 
 結論から言うと、先輩はとっても元気でした。ご安心を。(笑)もちろん慣れないこと、初めてのこと、大学では教えられない実際の教育現場での苦労もたくさん聞きました。そのような話を聞いているとなんだか憂鬱な気分になってきてしまいますよね。笑
 しかし、その後にそれまでの話を全部忘れるほどのとてもいい言葉を聞くことができました。

「でも、子どもたちに毎日会いたいし、子どもたちの小さな変化がうれしい。」

 そう語る先輩は、なんだか誇らしかったです。これが、教師のやりがいか。と納得しました。教師になって二ヶ月でやりがいを感じれている先輩は、この先もっとたくさんのやりがいに出会っていくことができるんだとうらやましくなりました。そして、いつかわたしもやりがいを自信をもって語れるようなそんな人になりたいと思いました。
(岩田)


教師論へ飛び込み授業参加(岩田、寺坂)

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 こんにちは。今日は、2限にゼミを終え、玉置先生の教師論に初参加させていただきました。お昼に面接の打ち合わせが長引き、3限も始まってしまったしどうしようと考えていましたが、「まだ間に合う!」と寺坂君に教えていただき、滑り込みセーフで参観させていただきました。以下に学びをまとめます。


 本日見た授業DVDは盛山先生の算数の授業でした。単元は、小学校二年生のかけ算。「かけ算なんて九九の表を覚えるだけじゃん。」そう思っていませんか?あまいです。(笑)先生の行う一つ一つの動作に意味があり、流れのある授業。すごい!という言葉しか見つからなかったです。
 盛山先生の授業技術については、以下に寺坂君がしっかりと書いてくれていますので、彼の記事を熟読してください(笑)。


 では、わたしからは最も印象に残った一言を。


「見えないもの隠れているものがあると、子どもは燃える。その見えないところにこそ学びの本質がある。」
 教師として、子どもに何を考えさせたいのか。それに尽きると思いました。


  また、それよりも教師論の授業の雰囲気の良さ。生意気ながら、後ろの席から感心してみていました。教師次第で生徒は変われるんだなと。玉置先生ってすごいです。教師論を受けているみなさん、これからもぜひよい学びをしてください。
 また、学びをすぐアウトプットすることはとても大切だと感じました。3限後すぐに寺坂君から記事が届きました。(笑)「誠意はスピード」同時に大切にしたいです。(岩田)



 1年生の「教師論」に転がり込んで、盛山先生の授業を見させていただきました。 

 単元は「かけ算」の導入でした。この表現が正しいか分かりませんが、憎たらしいほどスマートで聞いていて心地良い授業でした。「仕組みを理解する」というのは、子供にとっても教師にとっても1番難しいところなのではないでしょうか。実際私は、嫌いでした。そんなこと、覚えるだけだと思っていました。しかし、この授業は楽しく、正確に仕組みを理解させる授業でした。

 図を用いての授業だったので、内容の説明は難しいので、学んだことをあげていきます。

1、対話で深い学びを

 授業をするのは教師ですが、学びを生むのは子供かなと思いました。言葉足らずな意見でも、丸ごと復唱法で、子供が本当に伝えたかったことを引き出す力が大切。

2、タイミング

 全員を立たせて、分かったら座らせるというシーンがありました。つまり、座った子供は心や頭になにかしらの変化が起きているということです。意見を言わせるならここしかない。座らせたままだとできない、意図的指名までできると思いました。

 ノートを書かせる時も、常にたくさん書かせるのではなく、1番考えさせたい時こそ使う。書くことによって、自分の考えがまとまるというのは、多くの先生も仰っていますね。

 事前に、教師論だから教師としての指導観についてよく見ろと言われていたのですが、まだまだ表面しか見れてません。まだまだ見る力足りていないなと思いました。

 もう1つ、驚いた話を。一緒に受けた1年生の授業への意識の高さには本当に驚きました。玉置先生が、話しながら後ろの方へ行くと、自然と体で追っているのです。大学の講義でです。そして、1番後ろに座っていた僕と岩田さんが意見を言う機会があったのですが、その時も、全員が体を向けて聞いてくれました。話しやすいです。こういう雰囲気を作っていきたいと思います。しかし、1年生がすごいのか、玉置先生の指導の賜物なのか。どっちもにしておきます(笑)。(寺坂)

悔しいけど(寺坂)

最近、勉強していて結果が出るか出ないかは、「間違いをどれだけ受け止めれるか」だと思う。
間違いは悔しいけど、そこに目を向けないと同じ間違いをしてしまう。
当たり前だけど、身をもって感じたこと。
あと、2ヶ月頑張ります。(寺坂)
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大切な場所(江口)

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こんにちは。最近、急に暑くなり、暑さが苦手で、日焼けをしたくない私には辛い季節がやって来ています。

5月も終盤になり、卒業アルバムの写真を撮影しています。24日には、学友会で写真を撮りました。

3年前、特に理由も無いまま入った学友会。はじめは、20人弱いた同学年も今では立ったの6人まで減ってしまいました。しかし、私は途中でやめることが嫌いで、最後までやり通したいという思いから続けて来ました。とは言うものの、特に役職もなく絵も描けるわけでもない私は、続けていいのかという葛藤もありました。

3期生のゼミ長でもある、早川くんは、多くのアイディアを出し、学校を良くするために口だけではなく、実際に行動に移しています。それが、学食やロッカーなどです。本当にすごいなといつも思っています。

でも最後まで続けて、6人でやり続けて本当に心からよかった、達成感しかありません。3年前の私に、一言いえるなら、「学友会に入ってくれて、ありがとう」と伝えます。

これからも元気いっぱいな学友会が学校をより良くしてくれるという期待で溢れています。(江口)

5月19日第11回2期生ゼミ記録(岩田)

 こんにちは。ゼミ記録2週目です。5月に席替えをしてから、ぼっち席のつらさをひしひしと感じています。また、隣に玉置先生ということで、右半身がいつも緊張で凍っている岩田です(笑)。

 さて、今日から問題も2週目に入りました。「ああ、この問題見たことあるな。」と思いながらも、答えが曖昧で、なんとなく回答している問題も少なからずあるなと感じました。しかし、初めの頃と比較すると、正答率も随分上がってきたのではと思います。自分自身で成長を確認できることで、安心してはいけませんが、自己肯定感が高まるきっかけになりますね。

 後半戦は、初!論作文講座でした。自分が考える魅力的な学級について、論作文をどのように展開していくのか。一人一人根拠をもって考えていきました。それは根拠なのか、具体性はあるのか、最終的な論の根幹が揺らいでいないか、様々な視点から1つの論作文を作り上げていきました。考えれば考えるほど、ぐるぐると迷走している気がして難しいなと感じました。

 先生のご都合によりゼミは早く終わり、最後は2期生だけで、意見交換をしていきましたが、「これってどうなんだろう。先生〜〜。」という場面が多かったです。まだまだ、玉置先生に頼りっぱなしの2期生です。これからも高め合って行きましょう!

 最後に、わたしが考える魅力的なゼミとは、「自分だけでは無く、みんなのために頑張りたいと思えるゼミ」です。これからもそんなゼミを目指していきましょう(岩田)
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5月15日第6回3期生ゼミ記録(山下)

こんにちは、3期生の山下です。

今回は前回に引き続き「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」という本の後半を松田さんが紹介してくれました。第5章の子供の学力を伸ばす「言葉」の技術というところの中から学んだことを2つ書きたいと思います。

1つ目は子供の間違いを活かす教師の言葉というものです。これは授業内で当たった子がもし間違えてしまっても「◯◯くんのおかげで学べたね、学んだことをノートに書いてみましょう」や「◯◯さんを助けてくれる人はいますか?」などと言葉かけをして間違えた子どもに失敗感を持たせないようにするということです。子どもに失敗感を持たせないことで発言しやすい雰囲気を作り、授業が活発になると思いました。

2つ目は授業終末の教師の言葉です。これは授業の感想を書かせるときにただ感想を書きなさいというのではなく例えばキーワードを3つ与えてこれとこれとこれを使って書きなさいと内容を指示したり、書き始めや書き終わりなどの書き方を指示するなどすることで子どもたちが感想を書きやすく内容もよくなるということです。また、そのとき落ち着いてかけるような指示をするということも書かれていました。そのとき静かに書きましょうや集中して書きましょうではなく鉛筆の音だけにしましょうなどと指示するとよりよくなるそうです。キーワードを与えられるのはテスト問題によく出るし、書き始めが決められていればなんと書き始めたらいいのかわからなくて内容にたどり着けない子が減るのでよい方法だと思いました。

松田さんは今回の発表にあたり著者の菊池省三先生が出演されている番組を見たそうです。自分の勧められた本を読むだけではなく本を書いた人がどのような人か知るためにその人が書いた他の本を読んだり出演しているテレビ番組を見るのは学びを深めるためによい方法だと思いました。追いかけたい先生を1人決めてその人の本をたくさん読むのも自分の授業づくりの方向性が決まっていれば手段の1つなのかなと思いました。(山下)
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研究室HPアクセス数(寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。
セミナー後に、セミナーの記事を書かずに四方山話を2本も書いていて、すいません。

3年生の後半ごろから、朝起きて先生の仕事日記を読んで、研究室にアップされている記事を読むと言うことが、日課になっています。今日は朝起きたときはまだ更新されていなかったので、昨日今日と福島でお忙しいんだなと思い、研究室のHPの方を何気なく見ていると、昨日(2017年05月20日)のアクセス数が406件というのを見付けました。普段からこの数字をよく見ているわけではないので、もっと多い日もあったのかもしれません。

昨日セミナーに参加された方が、150名程。そう考えると、400ってすごいなと思いました。ここで、昨日の池田先生のあるお話を思い出しました。
「人格のある人のそばにいれば、人格が少しうつる」という話です。人格は、その人の生き様?生きてきた経験値?だと思います。その人のそばにいれば、周りは「いつも玉置先生のそばにいるから、もしかしてあの子も、、、」って思うのもとても分かります。玉置先生、離しません(笑)

人格が、インフルエンザ並みの感染力で伝染していけばいいのになー、なんて考えてる日曜日の午後。今日も日本は平和です。(寺坂)

どうして学ぶのか(岩田)

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 こんにちは。教育学部社会専修岩田です。そうです、ご存じの方も多いと思われますが、わたしの専門は社会科です。「どうして社会科を選択したの?」この質問よく聞かれるんです。これに対するわたしの答えは「楽しいから。」「好きだから。」「面白いから。」なんとも根拠も説得力もない回答です。我ながら内容の薄さに幻滅します(笑)。

 しかし、社会科嫌いが増えている現代、社会科を専門とする教師にまず、求められることは、社会科を好きにさせることだと考えます。どうしたら社会科を好きになってくれるのでしょうか。そもそも社会科を学ぶ意義って何だと思いますか?


 先日のインターンでわたしのつかせていただいた担当の先生の教室に、非常に考えさせられる内容が書いてありましたので、紹介させていただきます。そこには社会科(歴史)を学ぶ意義が2つ書かれていました。

 1つ目は、同じ過ちを繰り返さないこと。これを見て、シンプルではありますがとても腑に落ちるなと感じました。日本にとっての、戦争はまさしくそれだと思います。戦争は決して繰り返してはいけない、世界中のどの国よりもこの意識は強いと考えます。それは少なくともわたしたち一人一人が、歴史の中から戦争の悲劇を感じ取った結果であると思います。

 2つ目は考え方の違いを知ること。時代によってその時を生きていた人々の考え方は様々です。景気、環境、治安、社会情勢、他にもたくさんの要因が重なってその時代は形作られています。同時に、様々な要素が組み合わさってできた時代は、様々な考え方が飛び交います。現代にも多様な考え方は存在しますが、同じ社会の中から生まれた考え方には似ている部分が多く出てきてしまうと思います。全く異なる要素でできている時代の考え方を学ぶことで、現在に生かしていけることも多いと感じます。


 思い返してみれば、先日塾の生徒に歴史の学ぶ意味を聞かれたばかりでした。正直、その時は上手く答えることができず、その子の社会科嫌いを継続させてしまいました。社会科を学び、自分が知っている世界よりももっと広い世界に目を向けることで、心豊かな人間としての魅力的な視点を得ることにつながるのでは無いかと、黒板を読みながら感じていました。

 些細な日常にも学びはあふれています。しかしながら、ほんの小さな出来事でも、それを自身の学びとするかどうかは、自分次第であるとも感じた一日になりました。「全ては捉え方次第」良くも悪くもこの言葉に尽きると思う今日この頃です。(岩田)

【20170218講演】塩那三地区役員合同研修会

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 7時に家を出て、名古屋、東京、那須塩原駅へ。11時21分着。初めての栃木県。お迎えをいただき、タクシーで会場のKATUTAYAへ。12時前に到着。役員の方々と懇談。僕の右手のことを考えて用意していただいた赤飯のおにぎり。とてもおいしい。

 13時から開会式。20分頃から講演開始。小中一貫教育が始まる地区とのことで依頼を受けて講演。演題は「小中一貫教育を進めるための具体的方策」。話の流れは以下の通り。

1 まずは私のこと
2 小中一貫教育等についての実態調査の結果
3 実践例(小中学校教職員でワークショップ。緩やかな統一を目指そう)
4 新学習指導要領を見据えて
5 授業方法について話し合う

 各地区代表の皆さん60名ほど。熱心に聞いていただき、笑うところはきっちり笑っていただけるとても良い皆さん。気持ちよく話をさせていただいた。

 終了後、20分ほど来賓の皆さんと熱い懇談。迎えのタクシーで那須塩原駅へ。逆ルートで帰宅。(三楽の仕事日記より)

大切なもの(江口)

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最近改めて友達の大切さに気づきました。いつもたわいもない話で盛り上がり、1日1日を楽しく過ごしています。それは、私自身に友達がいるからだと思いました。友達がいなくては、学校に行っても話す人が居らず、きっと楽しい生活は送れません。

最近、教採に向けて勉強に励んでいますが、面接をしても、論文を書いてもなんとなく自信がなく、このままでいいのか不安で一杯でした。しかし、悩みを聞いてくれる親友に話すことで、悩みを共感してくれ、更に励ましの言葉まで貰いました。1人で抱え込むことで、更に自分の中で不安を大きくしているのだと感じました。こんな時、本当に友達がいることが幸せなことなんだと思います。いつも側で見てくれているという安心感が不安を払拭させてくれます。


また、昨年の中学校における教育実習で私は、友達について道徳の授業を行わさせていただきました。友達、親友を超えて心友になろうという授業をしました。

私自身も心友を大切にし、楽しみながら、時に悩み、高め合っていきたいと思いました。

写真は、道徳の授業の際の板書です。
(江口)

5月15日第6回3期生ゼミ記録(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

先日のゼミで早川くんが発表していたことについて今回は書きたいと思います。

早川くんは志水廣先生の「算数好きにする授業力」という本について発表していました。既に前半は発表し終えていたため、今回は後半です。

私は「鏡の理」というものが印象に残りました。なぜならそれは、どんな人に対しても当てはまるからです。
これは、他人の自分への態度は自分の他人への態度の反映であるということ、好かれたいならまずは自分から好きになれということ、相手が弱っている時こそより優しく接するということでした。
こうすることで、信頼関係を築けるそうです。

早川くんも言っていましたが、これは教師と生徒に限らず、人間なら誰しも当てはまることです。私は自分の中で考えてみたとき、困っている時に助けてくれる人こそありがたいと感じますし、信頼度が増します。そうされることで、お返ししようという気にもなります。これがずっとお互いに続いていくことで、当たり前にもなり、信頼関係がぐっと深まるのだろうと実際に頭の中でいろんな人を思い浮かべながら考えました。

素敵な話だと思いました。私がクラスを持ったら、そういう子たちでいっぱいにしたいです。「好かれたいならまずは自分から好きになれ」ではありませんが、「そうなってほしいならまずは自分からそうなれ」と思って、より意識的に過ごしていきたいです。(岡田)

見えないからこそ(岩田)

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 おはようございます。今日も外は青空。窓の外を眺めては、机に向かう、先ほどからそれの繰り返しです。そうだ、こんな時は記事を書こうということでパソコンを開けました。



 突然ですが、みなさんは友人や知人と連絡を取るときどのような手段を使いますか?ライン、メール、、ツイッターや電話など時と場合、また連絡を取る相手によってそれは様々であるのでは無いでしょうか。しかしながら、SNSの発達で、連絡を取り合う手段も随分便利になりましたね。
 しかし、便利ではあるものの、SNSと聞いてよくないイメージを持たれる方も多いのでは無いかと思います。教育現場において教師や保護者の目の行き届かない部分で張られる、見えないネットワークの中で悪口や無視などのいじめが起きるという例も、珍しくないことです。


 
 わたし自身の考えですが、わたしはSNSで連絡を取り合うことは嫌いではありません。便利だからという理由ももちろんあります。しかし、それ以上に直接会うときよりも、相手の見えない意図を読み取ろうという気持ちが大きくなるからであると思います。ラインやメールであったら、その文面からその子の本心に気付くことができるかもしれません。電話であったら、声から相手の気分を判断することだってできます。
 表情で訴えることができない分、いかに相手の心に響かせることができるのか、相手の気持ちに寄り添うことができるのか、自分の「伝えたい!」という気持ちが増す気がします。



 先日ゼミの最中に「ある児童生徒が、SNSで誹謗中傷されている事実が判明した際の教師の学級への全体指導」という課題で論議したことをふと思いだし、今回記事にしました。SNS問題は非常にシビアな問題ではあると思います。
 しかしながら、相手が見えないからこそ、もっと大切なモノが見えてきたりするものなのかなと考えています。(岩田)

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