「女性教師だからこその教育がある!」を読んで(寺坂)

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 こんにちは。2期生寺坂です。6月17日の教師力アップセミナーの講師である宇野弘恵先生の本を読ませていただいたので、本から感じたことをまとめていきたいと思います。

 私が読ませていただいたのは、「女性だからこその教育がある!多賀一郎と考えるこれからの教師論」(多賀一郎・藤木美智代・宇野弘恵共著 学事出版)です。今回の、セミナーのテーマと同じタイトルだったので、この本を選びました。

 二人の女性教師の、教師観であったり学級経営論、はたまた家庭との両立の話であったりと、違う考え方や新しい見方などを得ることができました。特に、家事をしている最中の気づきを学校現場に繋げたりする話は、まさに女性ならではだと感じました。

 「外には7人の敵がいる」この言葉、皆さんご存知でしょうか。私は初めて聞きましたが、足を引っ張る上司や口うるさい上司などの、自分の仕事の障壁になる存在のことを指す言葉だそうです。宇野先生は、学校現場でも7人の敵を設けることができるとして、彼らとの上手い付き合い方について、「素直・ついでに・フットワーク・慎む・甘えない・甘える・割り切る」という7つにキーワードを軸に述べられていました。私は、特に素直に惹かれました。せっかくの意見を、自分の考えと合わないからといって、シャットアウトしてしまう。そうすると、伝えた側からするとせっかく教えたのに、、、とマイナスのイメージを持ってしまいます。素直さがないと敵ができるのです。しかし、「なるほど、実践してみます。」というだけで、相手からの意見を、受け止めて実践することで今までなかった新しい見方を見付けることができます。伝えた側も悪い気はしません。特に、教育実習で強く感じました。相手の意見を受け止め、もともとの自分の意見とすり合わせながら、新しいものを産み出す。1+1=3にも4にもすることができるのが素直さだと思います。

 またこの本を読んで、もう一つ印象に残っていることは、少しタイトルの話と外れますが「あなたは、子供にとってどんな価値がありますか」という質問です。ちょうど教採に向けて面接練習をしていますが、今までやってきた中で一番難しい質問です。本を読む手を止めて、しばらく考えましたが明確な答えは見つかりませんでした。私は、知らなかったら調べる、周りに聞くといった長所があります。また、そこから派生して迷ったらまずやってみる、そしてそこから学ぶということもできます。何十年か先の困った時、迷ったときに「そういえば寺坂先生が昔、こんなこと言ってたなー。」って思い出して人生のひとつの指針?になれるような姿を示せることが私の子供にとっての価値なのかなと…
 機会を見つけて多くの方に聞いてみたいと思います。(寺坂)

『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』を読んで(石川)

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今回は、6月17日(土)の教師力アップセミナーで講演をしていただく、宇野弘恵先生の『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』という本を読みました。

この本では、小学校1年生の担任となった先生が子供たちをよりよく育むための指導・仕事について書かれていました。私は、小学校教育実習で1年生を担当したこともあり、子供の様子を思い浮かべながら読むことが出来ました。

この本を読んで1番に印象に残っていることは「小1担任の指導姿勢」についてです。宇野先生は「子供たちの北極星であれ!」と書かれていました。

初めての学校、初めての環境で、子供たちは日々学習をしますが、迷うことも多くあります。そこで、担任の先生が子供たちの道標となる北極星となることで、安心して学ぶことができると宇野先生は述べていました。
また、小学校1年生はたった6年しか生きておらず、知らないこと、出来ないことがたくさんあります。だからこそ、むやみに叱りつけるのではなく、あたたかいまなざしをもって接することが大切になってくるそうです。

私は、この本を読んで昨年の小学校教育実習を振り返ってみました。今思うとむやみに叱ってしまった場面が多々あったように思います。「6年しか生きていない」今考えると出来ないことが多いのは当たり前です。あの時、あたたかいまなざしで接していれば…。まだまだ学ぶべきことは多そうです。

小学校1年生の可能性は無限大です。毎日たくさんのことを吸収し、大きく成長していきます。私も実習でその姿を見てきました。そんな学年だからこそ担任の先生が子供たちをしっかりと見守り、子供たちと一緒に喜びを分かち合いたいと感じました。

小学校1年生を担当する機会があれば、その子供の成長を見守り、育てていきたいです。

(石川)

「岐阜聖徳学園大学」が好き!(早川)

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こんにちは。3期生の早川です!

今回の内容は、今までの記事の中で書いたことがあるかもしれません。
そして、今までで一番しょうもない内容かもしれません。
でも、最近強く思うことがあります。

「岐阜聖徳学園大学」が好き!

以上です。これに尽きます。

急にどうしたって話かもしれませんが、中学や高校の友達と大学の話をする時、いい意味で岐阜聖徳があてはまらないなということばかりです。
教授のさっぱり何を言ってるかわからない授業、事務の方々の冷たい対応、学校全体としての雰囲気が悪い、遊んでばかりの中身のないサークル活動などの話を大学の友達からは耳にしますが、岐阜聖徳の中から(僕は)聞いたことがありません。

長い時間をかけて実家の春日井から通っていて、通学においては不便極まりないはずなのにやっぱり岐阜聖徳がいい。
そう思っています。一緒に学んでいる仲間も、全部含めて。

僕自身、岐阜聖徳学園大学への進路というのは高3の夏まで頭にありませんでした(笑)
中学生の時から愛教大に行きたかったのです。(愛知県の教員になるためには、そこしか進路が無いと思っていた)
ただ、高3の大学受験のためのセンター試験で思うように点が取れず、岐阜大学に出願校を変更しました。しかし二次試験に対応する学力がなかった僕はそこにも落ちました。ですが、先生になる道を絶たれるのはどうしても嫌だったので、親に負担をかける私立ではありますが岐阜聖徳に志望校を変更ました。そしてなんとかC日程で合格し、今に至ります。

もともと志望すらしてもいなかった大学をこんなにも好きになれるのは、自分の周りの環境に理由があると思っています。
大学自体の立地は悪くても、それを大幅に上回るプラスの面(仲間、先生方、事務の方々などなど)があるからこそ今のこの気持ち・自分があると思っています。

どんなこと・人にも「感謝」を忘れちゃいけない。と思いました。
岐阜聖徳を教えてくれた高校3年生担任の稲垣先生。感謝感謝です。


あ、岐阜聖徳学園大学の宣伝をしているわけではありません!!率直な気持ちです。

いつもテキトーに振る舞っているように見られますが、たまにこんな感じで真面目なことも考えます。笑
自分の気持ちをこうやって書き記せる場所があってよかったと心から思います。

こんな自分ですが、これからもよろしくお願いします!!(早川)

※写真はいい天気の時の岐阜聖徳学園大学の羽島Cです。本当にいいところです(^o^) 少なくとも僕はそう思っています。
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「誰かと一緒」の起源(岩田)

 梅雨入りしたというのに梅雨を感じさせない今日の気候です。じめじめしていないのは良いのですが、あまりにも天気が良すぎるのも後々水不足になってしまいそうで、不安ではあります。さて、本日は、今朝の朝刊の興味深い記事について書いていこうと思います。

 記事の内容は「食事は一人よりも誰かと一緒の方がおいしく感じるものだが、鏡に映った自分を眺めながらでもおいしく感じ、食べる量も増える」という研究結果がでたというものでした。この成果は少子高齢化により、一人で食事をするお年寄りの食事の質を高めるヒントになると期待されています。また、そこには、「人間は本能的に誰かと一緒の食事を好むのでは。」とも書かれていました。


 この記事を読んで、「確かに」と思いました。わたしは今も実家暮らしで、家族と食事をする機会が多いです。幸せなことにいつも誰かと一緒に食事をすることは当たり前の感覚になっています。しかし、たまにやってくる一人での食事の時は、適当に済ませてしまうことが良くあります。当たり前が当たり前でなくなったとき、その大切さに気付くと言いますが本当にその通りです。

 しかし、研究結果よりたとえ鏡に映っているのが自分自身であったとしても、視覚的に人がいるという感覚を与えながらの食事は、一人でも「誰かと一緒」を脳に感じさせてくれる重大な役割をしているなと思いました。また、この研究結果は、お年寄りだけでなく、なんらかの事情で普段の食事は、一人が多い子どもたちにも共通していえるのではと感じました。


 ここで1つ疑問が生じました。「なぜ、人間は本能的に誰かと一緒の食事を好むのでしょうか。」不思議に思いませんか?そりゃ人間だから当たり前じゃんと思った方、理由にはなりませんね。笑
 そこには「狩猟採集時代が長かった人類にとって、食事は仲間と分け合うもので、孤食は最近までなかった。」と書かれていました。

 ここがわたしがこの記事を読んで一番興味深いなと感じた部分です。孤食を本能的に嫌う人類の特性は、実ははるか昔の狩猟採集時代が生んだものであったのです。日本の場合狩猟採集時代を営んでいたのは、縄文時代までであると言われています。紀元前の人類が築いてきた長い長い歴史があるからこそ、今のわたしたちがあるんだなと、母と朝食をとりながら一人で考えていました。歴史を学ぶ意義に少し希望の光が見えたそんな朝でした。(岩田)


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6月12日 第9回 3期生ゼミ記録(早川)

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皆さんこんにちは!
3期生の早川です。

今回のゼミでは、筑波大学附属小の先生の細水保宏さんの著書「算数のプロが教える学習指導のコツ」を読み、学んだことを発表しました。
ただ今回は少し自分の中で意識が違いました。それはなぜかというと・・・。

前日の夜、僕は発表に該当する本の部分を読み直し、いつものように発表しようと思っていました。
そこにある方から1通のメール。(一部を抜粋して紹介します。紹介していいかはわかりませんが)

『だれもがよく本をもとに発表していると思ってはいますが、私は決して満足していません(笑)。
そろそろ相手に伝えることを意識して、話しましょう。まず視線です。聴き手を見ながら話す努力をしてください。
聴き手を見ていないことは実は写真を撮っているとよくわかります。ほとんどの人が、視線が下になっているのです。実習で指導案を目にして授業をやるわけにはいきません。』

というものでした。
これを読み、自分のことを言われているようで、なんとかしなければと思い、当日の発表に臨みました。
特に毎回台本などは一切用意せず発表しているのですが、今回はとにかく「前を向いて、語りかけるように話す」ことだけを念頭において発表しました。
その結果として、自分の発表を以前よりバージョンアップ出来たのかはわかりません。ただ、いつもより自分の発表中での話し合いが自然と生まれ、今までとは少し違うなと言う手応えを感じることが出来ました。更に、14日に受けた教育課程論の講義前に「おとといの発表上手だったよ」とのお言葉を、メールの送信元の方から頂き、本当に嬉しく思いました。
(これが「褒めて伸ばす」なのか・・・?と、少し思ったりもしましたが、素直に受け取りたいと思います!!)

それでは長い長い前置きでしたが、今回発表した内容の中で特に大切だと思ったことを記します。
それは「想定外が『ナルホド!』を呼ぶ」」というものです。
発表では本の中に書かれていたお話しをそのまま引用させていただきました。以下がその内容です。

とあるセミナーの参加費が2,000円ではなく2,001円だった。2,001円ピッタリお持ちでない方には受付で1円を差し上げている。

というもの。一体何が主催者側の方はしたいのか、意図がみなさんはわかりますか?







そうです。1円の数で総参加者数をカウントしようとしていたのです。
決して、その方法が合理的であるとかでないとかそこに論点はありません。この答えを聞いたときに「あ〜。」「そういうことか」「なるほどね」などと思われたのではないでしょうか?その想定外なことを感じさせることが算数好きにさせるきっかけとなると書かれていました。

ただ計算をひたすらさせるのではなく、何気ない日常の中に隠れている算数に関わる出来事を授業の中に取り入れ、触れさせていくことで算数への毛嫌いをなくし、算数に対する前向きな考え・好奇心を子どもたちに育ませることができるのではないのかなと思いました。

最後になりますが、自分の考えや学んだことを発表すること、同時にこのように記事にすることが如何に難しいかを最近実感しています。
玉置ゼミに入るときに「書くことによって学ぶ」と何度も言われましたが、やっとその意味を理解でき始めたように感じる今日この頃です。まだまだ玉置ぜみ3期生は始まって約3ヶ月ですが、ゼミ長として玉置ゼミの名に恥じぬよう頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(早川)

6月12日第9回3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回は宮本博規先生の「算数学び合い授業スタートブック」という本から菱川くんが紹介してくれた実践の中でも特に印象に残った内容を3つ紹介したいと思います。菱川くんの発表を聞いていて、「子どもたち同士が学び合う場面のある算数の授業」の要素がたくさん散りばめられていました。

 まず、1つ目は子どもの姿を丹念に見とる、ということです。子どものつぶやきや、「例えば」、「でも」、「だから」などの算数言葉にきちんと目を向けてグループ活動を取り入れることで思考が広がって面白いなと思いました。教材研究においても、教師は何度もやる授業であっても、子どもにとっては一生に一回しかない授業だから全力で伝えようと努力して、手を抜くことは許されないのだと実感しました。

 2つ目は思わず考えたくなる問題提示の工夫についてです。ブラインド効果やゲーム化を取り入れることで子どもたちは授業への期待、興味関心が生まれるので、生き生きとした授業になるというものです。私はここからいつも同じ授業をしてはいけない、クラスや一人一人の学習状況に応じた授業を工夫して、教材の本質を捉えた問題を子どもたちに提示することが大切だとかんがえました。

 3つ目は、問題と真剣に向き合う時間を確保する、ということです。グループ活動や、アクティブラーニングのように、活発な授業をすることはとても大切です。しかし、低学年の子どもであれば、計算に集中する時間、問題に対して一対一で向き合う時間を作ることは大きな意味を持ちます。そのあとで、分からない子どもは、聞く努力をします。問題が出来てしまった子や、わかった子どもたちは、図や絵を使って分からない子にいかにわかりやすく教える努力をすることでよりより授業になるのだと感じました。

 9月から教育実習が始まり、先生方の授業を見せていただか機会がたくさんあったり、自分がすることも増えると思いますが、ゼミで学んだことをたくさん生かして積極的に実習に取り組みたいです。(丹羽)

岐阜を全力で伝えます宣言第四弾「踊りの祭典」(吉田)

こんにちは、
毎日ゼミのトップページを確認してしまう二期生吉田です。
この記事を読んでいる方も私と同じような玉置ゼミホームページの愛読者の方だと思います。先日ありがたいことに大学の先生から「ホームページ読んでいます」というメッセージをいただきました。そんな多くの方に支えられ、学びを深めることができることは嬉しく思います。

今回の岐阜全力シリーズは「踊りの祭典」です。

もうお気づきでしょうか?
今回は郡上市で毎年夏に行われる郡上踊りのアピールをします。

毎年7月頭から9月の頭まで土日祝日を中心に33夜開催され、多くの観光客や地域の方が参加しています。特にお盆に行われる徹夜踊りは夜通し踊り続けるといったものであり、とても有名です。
私の昨年踊りに参加してきました。

郡上踊りは10種類の踊りがあり、その日によって踊りが異なります。
「かわさき」「はるこま」「げんげんばらばら」など踊り方もリズムの異なる踊りを浴衣で円を描きまわりながら進んでいくというのは、初心者には難しかったですが、よい体験でした。郡上市の学校などではこの踊りを運動会にやることもあるそうです。
また、33夜踊りに通った方*は皆勤賞をもらえたり、踊っている最中に踊り方のきれいな人や型がしっかりしている人などにその曲をマスターしたと証であるお免除をもらうこともできます。

郡上踊りは地域に根付いた文化です。郡上育ちの友達は「夏といえば、郡上踊り」というほど大きな存在です。
そんな郡上市では郡上踊り保存の会という団体があり、祭りを主催するとともに伝統を後世へつなぐ活動をしています。このような努力があることも忘れてはいけません。

文化を学ぶ、伝統に触れることで「その地のよさを知る」
是非足を運んでいただき、岐阜のよさを感じてみてください!(吉田)

*条件がありますのでネットで検索をしてください

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我らが二期生メンバー紹介No.7<佐久間琢君>(岩田)

 
 こんにちは。今日は6月9日。いよいよ横浜と長野の試験日まで残り一ヶ月となりました。不安と焦りで、毎日頭がいっぱいいっぱいの岩田です。

 2期生紹介もついにNo.7まできました。今日の紹介を含め、残り3人になりました。初めはみんなのことをしっかり書くことができるのか、不安でしたが、終わりに近づいてくるとなんだか寂しい気がします。さて、今日は誰でしょうか(笑)。


 今日の2期生は、教育学部社会専修の佐久間琢君です。前に寺坂君の紹介の時にちらっと話が出てきたのではないでしょうか。わたしを含めて、3人いる社会専修のお友達の一人です。佐久間君とは、ゼミに入る前から専修で話す機会が割とありました。以前、柳津から自転車で登校していた際には、よく話しながら一緒に学校にきたり、帰ったりするときもありました。ゼミに入った当初は、佐久間君が寺坂君とわたしの話の中を取り持つそんな存在でした。笑 かなり、お世話になりました(笑)。


 さて、佐久間君ですが、少々コミュ障な部分があります。今ではすっかり仲良し(わたしはそう思っています。)ですが、仲良くなるまでにはかなり時間がかかりました。そういえば、初めのころはあまり話してくれなかったな。と思います。

 しかしながら、佐久間君と仲良くなれば仲良くなるほど、佐久間君の優しいところをたくさん見つけることができました。会う度にわたしが鬼がらみをしますが、あきれつつもきちんと相手をしてくれます。いつもありがとうございます。

 また、人の話をしっかり聞いて、場の空気を読んで受け答えをしてくれます。人の話をしっかり聞くことができることで、話しやすい空気になりますよね。わたしが無駄に絡んでしまうのも無理もありません(笑)。


 優しくて、とてもいい人!な佐久間君ですが、社会専修として友達になったときには感じることのできなかった、佐久間君の意外な一面をゼミで知ることになりました。


 それは、芯の強さです。一見そんな風には見えないかもしれませんが、自分の中にある信念の強さは2期生一であると思います。その信念を前面に出さなくとも、心には揺らがない信念を持っているということは、すごいことです。

 信念が明確であるからこそ、いざというときにも、誰の意見でもなく自分を信じていくことができるのだと思います。このことはゼミで深く関わっていくうちに、新たに発見した佐久間君のいいところであり、尊敬しつつも吸収したい部分です。芯の強い人ってかっこいいですよね。


 社会専修というくくりの中ではけして気がつくことができなかったであろう佐久間君の良さに気付かせるきっかけを与えてくれた、玉置ゼミにまたも感謝です。また、みなさんご存じの方も多いと思いますが、先日の6月4日で彼はバレー部を引退しました。部活もしながら勉強もする。文武両道の精神も、芯の強さがあるからこそ。本当にお疲れ様でした。これからも仲良くしてください。ぜひ鬼がらみにもつきあっていただきたいです。笑 以上2期生岩田から同専修、佐久間琢君の紹介でした。(岩田)



*みなさん、佐久間君のバレー姿見たことありますか?きっと見たことないですよね。そんなみなさんに、写真の10番が佐久間君です。人ってこんなにとべるんですね。機会があれば、本物を見ることをオススメします。とてもステキですよ。
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海外旅行パート1(古川)

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昨日、玉置先生と海外の話になり、自分自身振り返ったことがなかったので海外体験を振り返りながら書こうと思います。

初めていった国は小学生のときで、中国です。
その年に北京オリンピックがあり、鳥の巣というスタジアムを見たのを覚えています。とても複雑なつくりをしていて、その当時は凄いなあという感想だけです。
他にも万里の長城に登り高所恐怖症の私は足がすくみました。

一番印象に残っているのは貧富の差です。私達がいたホテルや町並みを囲むように塀なのが立ってました。高速道路から塀の向こうを見るととても今にも潰れそうな家や密集した建物が連なっていて衝撃が走ったのを覚えています。一見華やかに見えるのに少しそこの中心地から外にでるとこんなにも環境が違うのかと驚きました。

他にも、私達が船で食事をしている近くで木で作った様な簡易な小屋の様なものを海に浮かべてその上で生活をしている家族たちも多く目にしました。また、トイレをするときはドアを閉める文化がないことを当時知らなかった私は、開けていたのを目にして開いた口が塞がらなかったのを覚えています。(食事中の方がいらっしゃったらこんな話をしてしまいすみません)

日本と他の国ではこんなに生活が違うのかと体験しました。

二カ国目は、香港です。
香港はマンゴープリンがとにかく美味しく感動しました。マカオに行き世界遺産を見ましたが、その頃は全く建物に興味がなかったのであまり記憶がないです…。
1番覚えてるのは、十二支のうちイノシシ年の代わりにブタ年であるいうことです(笑)

3カ国目は、オーストラリアです。
中学校三年生で私の住む市の交換留学生としてダボに行きました。
初めて親がいない海外旅行、ホームステイ英語が通じるのか不安と楽しみが入り混じっていたのを覚えています。

オーストラリアでの学校生活を書こうと思います。とにかく日本の学校とは全く違うことに驚きました。
まず初めて授業中に黒板ではなくホワイトボードで授業をしていたことを目にしたことです。また、授業中に動画を見せる時にホワイトボードに映像を写して大画面でみることにも感動しました。パソコンを用いた授業をしていて楽しかったです。今はICTが普及したり、私立ではホワイトボードを用いて授業している学校もあるので普通だと思うかもしれませんが、その頃の私は日本で受けていた授業方法や教室の環境とのギャップに驚くことばかりでした。授業の合間にカンガルーのお肉を教室で焼いて食べさせてくれたりととにかく開放的な学校に魅了されました!!!

学校の生徒にyoutubeで初めてジャスティンビーバーの動画を見せてもらいもらいはまってしまい日本に帰ってすぐCDを買いました(笑)
英語を話すのが最初不安だったのが嘘かの様に毎日が楽しく最終日にはホームステイの方との別れが寂しく号泣してしまいました。学校での生活以外の休日の生活、夜の過ごし方、シドニー観光などもし興味を持ってくださった方がいたらぜひ聞いてください。喜んで話させていただきます!!!

残り7カ国はまた機会があれば書こうと思います。
カンボジアでのボランティアやヨーロッパでのツアーではなく友達2人での旅ならでしか味わえない旅行などです。(古川)

記事を書くことに対しての緊張(岡田)

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こんにちは。最近お部屋の片付けを頑張っている岡田です。

今期、私は国語文法に関する講義を受けています。その中のある出来事が私にとってドキリとさせられることだったので、あえて記事にしたいと思います。

内容としては、ある他大学の女子大生が書いた小論文を添削するという、いたってシンプルなものです。私たちが添削するものは彼女が最初に書いたものであり、実際のものは既に先生が添削済みです。
これを読んで感じたことと言えば、違和感による何とも言えないもどかしさ、どう直したら良いのか分からないもどかしさ、ここは惜しい!というあと少しのもどかしさ…。そうです、ただただもどかしさしか感じなかったのです。(笑)

その後、みんなでどこがどうおかしいのか、どのようにしたら良くなるのか交流したのですが、その時に出た先生のぽつりとした呟きが私には刺さったのです。

それは、耳で聞いただけでは感じない違和感も文字に起こしたらはっきり分かる、というものでした。

記事を書いている今、文法的に問題がないか、日本語が成り立っているかどうか、この文字を打ちながらドキドキしています。
この話を書いたからこそ、今まで以上に気を配らないわけにはいきません。この緊張は良いものなのだと思って、これからも緊張しながら記事を書いていきたいと思います。 (岡田)

恵まれた環境(百瀬)

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本日無事に受験票が届きホッとすると共に、いよいよだなという気持ちになりました。そして、報告しようと母と電話をしました。

母から、

「こんなにも勉強だけが出来る時期って今しかないんだから。今出来ることを頑張りな。」

と言われました。

確かに社会人になったら、務めながらも勉強をすることになります。周りの友達の中には、今でもバイトをしてお金稼いでいる子もいますが、私はバイトのお休みをもらっています。親を含め周りの方に理解してもらい、勉強に専念できる環境をつくってもらっていることを感じます。恵まれた環境にあるなと思います。

私の周りには、素敵な仲間もたくさんいます。だからこそ、今頑張れています。これもまた、恵まれた環境だなと日々感じています。

勉強だけに専念できるこの時期。
この勉強期間は、教採合格に向けて!でもありますが、その先教師として働くことが出来た時のための勉強だと言われたことがあります。

あと1ヶ月きりました。自分を信じて、今出来ることをやっていきたいと思います。(百瀬)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。

今回は静谷さん、林さん、嶋藤さんの3人が発表してくれました。私は嶋藤さんの発表について書きたいと思います。


嶋藤さんは、山田洋一先生の「発問 説明 指示を超える 説明のルール」という本につい紹介してくれました。

まず、「わざと否定したくなるように」では、教師があえて間違った方法を説明してみるということを紹介してくれました。例で試験管を扱う説明として、A「試験管を持つときは指にはめて持つ」B「試験管を持つときは両手で持つ」のどちらが良いかという話がありました。始めの授業ではB「両手で持つこと」を説明し、2回目の授業ではA「指にはめて持つ」とあえて間違った説明することで、子どもたちが逆に自分たちで正論を主張するようになることを学びました。このあえて間違えることをすると、注意深く聞く子を育てることができるそうで、よく間違える先生を演じることで、「次は何を間違えるんだろう」と教師の発言や行動に注目する子どもが増えるということを学びました。

次に「プラス発言に変換する」ということを紹介してくれました。これは、「やる気にならない」という子どもの思いを「なんでやるのかを知りたいって言っている人がいるんだけど」というプラスの発言に変換することです。これにより、教師への信頼を高めることにつながるそうです。子どもは「こういうとき先生はどんなふうに返すのかな」と考えているそうで、教師がプラスの発言に変えて返したら子どもはうれしいのではないかと感じました。


ゼミの発表も3周目となり、みんなの発表スタイルがだんだん分かってきました。みんなの発表を聞くと、自分も真似をしたいと思うことが増えてきました。嶋藤さんの良いところは、発表のときに話し方にメリハリがあって、とても聞きやすいところです。いつも記事を書くために嶋藤さんのレポートを見返すと、自分のメモももちろんあるのですが、嶋藤さんが話していた場面が思い出されます。特に、「例えば、・・・」と例を用いて説明するときの場面がよく思い出されます。自分も嶋藤さんのような話し方ができるよう意識をしながら話をしたいと思いました。(松田)

教育フォーラム2017に参加して(岡田、嶋藤)

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こんにちは。3期生の岡田です。

先日、岐阜聖徳学園大学主催の教育フォーラムに参加させて頂きました。中々お話を聞けない先生方から、普段講義をして下さる馴染み深い先生方まで、様々な先生方から学ばせて頂きました。今回は岡田、嶋藤が学んだことを記したいと思います。


1日通しての学びの時間でした。午前は実際の算数の授業の映像を見ながら先生方が意見を言うというもので、ICTや授業技術など、学ぶことがたくさんありました。その中で私は、「手を挙げている子は挙げていない子にお話をしに行こう」というものが印象に残りました。全員が分かるようなるために伝えに行こうとする姿、あちこちから説明の声が飛び交う様子、とても魅力的です。ただ、やはりこれは日頃からの働きかけや、学級経営がきちんと成されていないことには、ぐちゃっとなってしまいます。そのことは忘れてはいけないと思いました。

午後からは2本立て、奈須正裕先生による「新学習指導要領はこうとらえる」、4名の先生方による「新学習指導要領でバトルする」というものでした。その中で私は「主体的・対話的で深い学び」というフレーズが頭に残っています。どの講義、授業でもアクティブラーニングが言われるように、私たちはこの事と向き合わざるを得ません。今回は改めてそう実感することができました。(岡田)


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今回の教育フォーラムは午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」と午後の「新学習指導要領はこうとらえる」「新学習指導要領でバトルする」がありました。

私は午前と午後にそれぞれ学んだことを書きたいと思います。

午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」では、授業づくりをするときは、つぶやきの中で何を子どもに言って欲しいか考えることが大切だということを学びました。授業を進めて行く上で、軸となってくるのは、子どものつぶやきにあると思います。子どもが良いつぶやきをしてくれるように授業を作っていくことが教師は求められるんだなと思いました。また授業では、常に聞き耳を立てて、子どものつぶやきを拾ってつなげていくことが大切だということを学びました。子どものつぶやきを拾える教師になろうと思いました。

午後の奈須正裕先生の「新学習指導要領はこうとらえる」のお話で印象に残ったのは、「科学する」理科です。実験・観察のミスや失敗の扱いで、教師は「本当はこうなります。」のように反科学的なことを言ってしまうことが多いと思います。それでは実験した意味がないので、「みなさんのデータがこうなんだから、この2つには何の関係もないということですね。」などと言うことで、「え?でも教科書にはこう書いてあるよ?僕たちがデータミスをしたかもしれない。もう一回やらせてください。」と言ってくるそうです。そしてもう一回やったら、綺麗とまではいかないが、ちゃんとした結果が出て、次からはちゃんと実験をするようになったそうです。だから、実験が失敗してしまったからと言って、答えを言ってしまうのではなく、自主的にやり直しをする子どもにしていくことが大事なんだなと思いました。

私は正直なところ、新学習指導要領の話を聞いても、勉強不足でとてもついていけませんでした。これを機に自分で教育新聞を読んだり、本を読んだりして、新学習指導要領について確認し、考えていきたいと思いました。(嶋藤)

教育フォーラム2017に参加して(山下、林、松田)

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みなさんこんにちは。
私たちは6月4日に「教育フォーラム2017」というセミナーに参加しました。
午前は若手教師向授業づくりセミナー、午後は新学習指導要領でバトルするという内容でした。1日を通して学んだことや感じたことを山下、林、松田の3人で1つの記事にまとめます。


私は午前の若手教師向授業づくりセミナーで学んだことを書きたいと思います。
内容は岐阜聖徳学園大学附属小学校の小林先生の算数授業のビデオを見ながら小林先生、鈴木先生、芳賀先生、玉置先生が解説してくださるというものでした。

私はビデオを見てすごく自然にICTが授業に使われているという印象を受けました。このビデオだけではなく教育実践観察でも附属小学校の授業を見させていただいたことがあるのですが1人1台タブレットを使用したICTを利用した授業に慣れている様子でした。そこでは電子黒板の利用価値についても語られ、何もしていないときでもデスクトップ画面ではなく今なにをやっているのか視覚的にわかるものを写すのがよいということでした。

また、授業づくりについては本時のめあてを達成できる導入かどうか、子どもにこんなことを言ってほしいなと思ったことを言わせられるかどうかなどを考えたり、児童と同じ場所で発表者を見て他の子供のつぶやきをひろうことが大切だと学びました。

ICTを使うと鉛筆を持って字を書くという場面は減ってしまいがちですが子どもたちは思ったことをつぶやくので挙手をして発言した子だけでなくその発言を聞いた他の子のつぶやきもひろいながら授業を深めていけるような授業づくりがしたいと思いました。(山下)

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今まで新学習要領についての詳しいことが曖昧でしたが、少しポイントを掴めたような気がします。
その中でも、「授業での学びを有意味学習にする」ということが印象に残っています。確かに、子供に知識を教えるのは、その知識を使ってその子の人生を切り開いていってもらうためです。子供にとっての実力としての学びでなければならないと感じました。そのため、子供主体の授業にしていくことの大切さを改めて感じました。アクティブラーニングが大切と言われているけど、まずは授業改善や指導の見直しなど教師が努力していかなければいけないと思い、もっと授業技術や子供理解について学んでいこうと思えました。私も子供達に社会の授業を主体的に学んでほしいと感じました。(林)

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奈須先生の「新学習指導要領はこうとらえる」というご講演の中で「有意味学習」というお話がありました。これは既有の知識・経験と関連付ける学習のことで、割合や小数は降水確率や靴のサイズで既有の知識として子ども達にあるということを学びました。確かにそうだなと思い、生活する中で無意識のうちに割合や小数を活用して暮らしているのだなと感じました。また、学ぶための材料は膨大にあり、その材料を使用して足場を作ると子ども達はその足場の上で考えることができるということも学びました。

子ども達にはゼロから教えるのではなく、身の回りにある材料をうまく使用して教科の知識を習得することができるように教えることが大事であると思いました。(松田)

子どもの学びの力(岩田)

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 こんにちは。今日もとても暑かったですね。そんなわたしは今日大学のフレンドシップ活動で、子どもたちと田植えをしてきました。手や服をどろどろにしながら一生懸命に苗を植える姿。実際に体験してみることはやはり大切だなと思ってみていました。

 子どもたちの素晴しい姿をたくさん見ることができ、子どもたちの可能性の無限さを再確認した本日の活動でした。今日はその中でも、わたしが最も印象に残った一コマを記事にしていきます。

 お昼ご飯の時、小学校二年生の男の子と兄弟の話になりました。「僕ね、弟がいるんだ。何歳だと思う?まだ小さいよ。」わたしは言いました。「1歳!」その子は「違うよ。でも惜しい!」と言ってこちらを見ています。「じゃあ、2歳かな?」「違うよ。でも惜しい!」とその子は続けます。素直に、どういうことだろう?と思いました。

 「正解は1歳半!」

 ああ、そういうことか。と思いました。わたしは小学校二年生を相手にしているという思い込みから「半」という発想が思いつきませんでした。そしてふと、こないだの6月4日の奈須先生のお話を思い出しました。「試してみよう。」わたしは思いました。
 
 「1歳半なんだね。じゃあその半ってどういう意味?」なんて答えるかな?と思いながら聞いてみると「えっと半分!」という返事が返ってきました。「何の半分なの?」わたしは続けました。「え、なんだろう、、、わからない。」半が半分であることはわかっていても、何の半分なのかわからない。奈須先生のおっしゃられていた通りだと思いました。

 「誕生日は1年に1回だよね。1年たつとみんな1歳大きくなるね。じゃあ1年は何月から何月まで何個あるかな?」と問いかけました。すると、その子は「12月まで。12個あるよ。」と答えました。そして続けて、「12の半分?ってことは、、、、6だね。6ヶ月!1歳と6ヶ月って意味なんだね。」と言いました。

 先日のフォーラムの奈須先生のお話の中に、「子どもたちは自身の体験・経験の中から常に学びを得ようとしている。」というお言葉がありました。その時は自分の体重の話から、小数点の概念を学び取るという例でした。その時も「なるほど。」ととても納得しましたが、まさか今日本当に同じような場面に出会うことになるとは思ってもみませんでした。

 子どもたちの可能性ってすごいなと思う反面、子どもたちに主体性をつけさせるのでは無く、潜在的に持つ主体性を前面に引き出すことができることこそが教師の役割であると改めて実感しました。

 「1歳と6ヶ月って意味なんだね。」と嬉しそうに、またどこか誇らしげに言ってきたその子は、自ら学んだ1歳半の意味を忘れることはないと思います。(岩田) 

6月9日2期生ゼミ記録(岩田)

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 こんにちは。今日は6月9日(金)のゼミ記録を書いていきます。今日6月9日は何の日でしょうか?そうです。今日で横浜・長野の試験の30日前になりました。試験1ヶ月前記念日です(笑)。 


 本日のゼミもいつも通り問題を解いていきました。問題を解いていく中で、「この問題そういえば前回も間違えたな。」と思う反面、「でも答えってなんだったかな。」と感じる問題が多く、いかに自分の見なおしが甘いか実感しています。


 その後、佐久間君もゼミに合流し、玉置先生に、集団の体型で個人面接を行っていただきました。二ヶ月ほど行ってきたゼミですが、今までほとんど個人面接に目を向けることはありませんでした。個人面接は、各自で専修や友達と行うことが多かったので、先生を目の前にしてとても緊張しました。面接はだいぶなれてきましたが、なれてきたからこそ、上手く口先だけで述べているような気がして、簡潔に、しかし的を得た面接官が求めている答えを伝えることの難しさを実感しました。



 やればやるほど不安になり、考えれば考えるほどわからなくなる、毎日頭がいっぱいです。しかしながら、自分は自分でしかないことを念頭において自分を思いっきり表現できればと思います。(岩田)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは!
3期生の早川です。

僕達のゼミの冒頭の時間ではアイスブレーキングをすることが恒例になっています。
そのネタ元の本からどんどん面白いものが発表されているので、自分の番になったときにどのようなものが残ってるのかが不安です。

そんなことはさておいて。6月5日のゼミでは、静谷さん・林さん・嶋藤さんの3人が学びを発表してくれました。
その中で、今回も静谷さんの発表内容に注目したいと思います。

紹介してくれた本は「教師になるということ」という本でした。
著者は、5月の教師力アップセミナーで講演をしてくださった池田修さんです。やはり実際にお会いした人の本となると、普段よりも聞こうと思う気持ちが高まります。

静谷さんは、本の中で大切だと思ったこととして、「教育とは」「教師に必要な力」「勉強に関する誤解」の3つのテーマに絞って発表していました。
その中でも「教師に必要な力」に着目していきたいと思います。

教師に必要な力とは、
一.管理の力(子どもの生命を守り育てるのに必要な強い力)、
二.指導の力(子どものやる気を作り出す力)、
三.人格の力(子どもに好かれ、信頼され尊敬される力)
の3つの力であると説明していました。いつも自分が学びを発表するときでは授業内で使える手法ばかりにどうしても目が行きがちです。しかし、管理の力の話を聞いた時に、授業をするしない以前に大前提として子どもたちが健康で毎日学校に来れているという事があるということに気付かされました。”保護者から大事な子どもたちを預かっている”という意識をこれから先生になる身として意識しなければならないなと感じました。

また、人格の力についてはすごく説明された内容に共感ができました。”人格のある先生には子どもがついてくる”と言っていましたが、まさにその通りだと感じました。
自分が小中学生だった頃を省みてみても、「この先生が言うなら・・・(従うしか無い)」と思ったことが多くありました。何もかも言葉だけで教えていくのではなく、自身から溢れ出す何かで教えることのできる先生になりたい、そう思いました。多くを語らなくても子どもたちの目を見つめるだけで指導することができる先生、なってみたいものです。

最後になりますが、僕ら3期生のゼミも今回で8回目。
全15回なので早くも折り返したことになります。本当に早いです。
そんなゼミ活動の中で毎回思うこと。それは、菱川さんと嶋藤さんの2人の質問率の高さについてです。何も、とにかく質問すればいいということではないとは思います。ただ、質問が出るということは、それだけ話を聞いた上で自分の考えと相違を感じたり、疑問点が浮かんだり、より詳しく聞いておきたいという想いが少なからずともあるからだと思っています。1回のゼミで3人が発表するのにもかかわらず、1度も質問していない自分が情けなく思ったりします。

自分の考えをそれぞれが持っていて、それをぶつけ合うことで自分の中になかった考え方や、ものの見方というのをゼミの中で身につけていきたいと思います。また、そんなことができるゼミにしていきたい、そう思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(早川)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。最近喉枯れ枯れな菱川です(笑)。

さて今回も林さんの発表について自分なりに感じたこと共感したことをここに綴らせていただきます。今回、林さんは『ゼロから学べる小学校の社会科授業づくり』という本からの発表でした。

まずはじめに『授業づくりのベースに子ども理解を』についてです。
ここでは子どもの良さを授業に組み立てて行くということでした。
→事柄Aについて興味を示している児童がいるとします。その児童を他の授業でその事柄Aについて出た時に話を振ってあげたりすることと僕は解釈しました。

これをするにあたり2つのやらないと行けないことがあります。
まず一つ目に『子どもの良さをメモする』です。どんな些細なことでもいいから子どもの良い所を授業中でもメモをしていってその子の授業中での活躍場面を考えて行くこと。
二つ目に『子どもの興味関心に常にアンテナを張る』です。これも似たような感じであります。
この二つをしっかりと普段から意識して行くことが大事だと思います。

次に『学習用語を身につけるための工夫』についてです。これは是非小学校でも中学校でも実践して行きたいなと思うことがありました。
・教科書で扱う時に『意味』や『関連する用語』を扱う。
・違いを教える
・辞書をこまめに引かせる
・身につけるための時間を設ける。
この4つのことを大事にして行くことが学習用語を身につけるためへの大事なことらしいです。

今回は去年卒業された松井さんと中田さんがゼミに来てくれました。
教員採用試験について教えていただき、来年の教員採用試験に向けての準備をもうしなければと焦りを感じました。
すごく良い刺激になりお二人には感謝しかありません。ありがとうございます。

来週は僕の発表の番です。あっという間に回って来ますね(笑)。
学びをしっかりみんなと共有していきたいです。(菱川)

6月4日「教育フォーラム2017」に参加して(石川、吉田、岩田)

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 皆さんこんにちは。私たちは6月4日に行われた「教育フォーラム」に参加しました。その中での学びを記事にします。

 私は、午前に行われた「若手教師向授業づくりセミナー」について記事を書きます。
セミナーは、岐阜聖徳学園大学付属小学校の小林先生による算数授業のビデオを元に小林先生、鈴木先生、芳賀先生、玉置先生の4名が解説をしてくださると言う内容でした。

 ビデオの中で私が特に気になった場面は、子供が答えの板書を終えた際に、小林先生が「書き終わりました!」と問いかける場面でした。しかも一度ではなく二度、三度と言っていました。私は、それが「学ぶ姿勢を教える」ことだとすぐに気付きました。話によるとビデオを録画したのは学級開きから間もない5月だそうです。新たな学年、新たな学級でどのように学んでいくのか。授業をしながら子供が心地よく学べる環境を作り上げていく事も、一つの授業づくりなのだと感じました。私なら間違いなく授業をするのに手一杯です(笑
また、小林先生の授業は、ねらいを達成するための工夫や声かけがこれでもか!と言うほど詰め込まれていました。その事もあり、私も楽しみながらビデオを見ることができました。小林先生は『自己満足な授業ではなく、子供がお腹いっぱい算数をする授業』を目指して授業づくりをされているそうです。まずは、大学生のうちに授業づくりのビジョンを持ち、それを軸に学び続けたいと思いました。
(石川)

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今回は午後から参加させていただきました。
私からは1つのことを書かせていただきます。
それは学習指導要領の改訂をつながりとしてみるということです。
学習指導要領が教育において、水準の確保・未来を見据えた指導を確保するということを担ってます。しかし、改訂と聞くと「また変わるのか」という気持ちになります。
那須先生の話を通して、私は「教育はぶつ切りになっているのではなく、つながりだ」と感じました。指導内容、求められること、身につけたい能力、施策は変化しています。そんな変化があるのは「今の教育があるから」と捉えることができます。つながりがあるのです。今のやり方を工夫する(子供の経験を把握し、学びに向かわせるなど)、子供を見るという本質は変わらず、学習指導要領に基づいて思考する教師、学び続ける教師になることが今の私にできることだと思いました。(吉田)

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本日は普段のセミナーとは異なり、わたしにとって少々内容が難しく話を聞きながら、理解をするのがとても大変でした。そこで、10ある話のうち、3は自分のモノにして持ち帰ることができるようにという心構えで話を聞かせていただきました。結果として、3も得ることができたのかは謎ですが、自分の視野が広がったのには間違いないと
感じています。

 その中でもわたしが最も印象に残ったことは、講師の奈須先生がおっしゃられていたお話の中にあった、「子どもたちには元々主体性が備わっている」という言葉です。主体性を養わなくてはならないとしつこく言われている時代にどういうことだろうと思いましたが、話を聞いて納得しました。誰の評価も受けることのない幼稚園時代、子どもたちは自由に自身の経験を活用して、学んでいきます。しかし、義務教育段階に入り、教科学習を深めなくてはならないという教師の思いから、ただの知識伝達に変容してしまっているということでした。主体性を養わせなくてはならない教師が、実は子どもたちが潜在的にもっている主体性を排除していたのです。ますます教師という職業が大きな責任と影響力で成り立っていることに気がつきました。

 頭をフル回転して挑んだ教育フォーラムでしたが、とても回転が追いつかなかったなと感じました。しかしながら、今回得たわずかなワードや考え方を心に留めて、生活に生かすこと、まずはそこからはじめてみたいです。ありがとうございました。

 *帰りに石川君、吉田君と名古屋で大反省会を行いました。笑
二人ともありがとうございました。(岩田)

6月4日「教育フォーラム2017」に参加して(早川・丹羽)

こんにちは。
3期生の早川です。
今回は6月4日に行われた岐阜聖徳学園大学主催の「教育フォーラム2017」に参加し、感じたことを早川・丹羽のペアで1つの記事にしたいと思います。

まずは、早川からです。
あまり長くなりすぎるのも良くないので、印象に残ったこと2つに絞って綴ります。
1つ目は、ICTを活用した授業と意識させない小林先生の授業全体です。(午前・岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶより)
「ICTを活用した・・・」というとどこか無理やりICT機器を従来の授業に組み込んだような印象を受けがちでした。しかし、小林先生の授業ではあたかもICT機器を使用するのが昔からの伝統であるかのような自然な使用の仕方でした。児童も何不自由なくと言うばかりか自分の考えなどを他人に伝えるツールの一つとして使いこなしているように見えました。これが将来の教育現場のスタンダードかと思うと、不安な気持ちに少しなりました・・・。

2つ目は、私が普段講義を受けている先生方が「新学習指導要領でバトル(討論)している光景」そのものです。国は学習指導要領というかたちで、今後の教育の方針を定めているのにもかかわらず、これだけ先生方の受け止め方や、それを踏まえてどのようにしていくべきなのかという考え方が違うのがとても面白いと思いました。また、自分なりに考えを持って何事にも臨むことの大事さも学べた気がしました。

朝早くからお手伝いという形含めて1日をこのフォーラムで過ごしましたが、とても有意義な1日に出来たと思います。ありがとうございました。(早川)


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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。
6月4日に行われた「若手教師授業作りセミナー」と教育フォーラム2017に参加して特に印象に残った内容を1つずつ紹介したいと思います。

まず、午前中に行われた「若手教師授業作りセミナー」から学んだことは、《本時の目標を達成できる導入になっているか》ということです。ただ導入をさせればいいのではなく、目標を達成するための効果的な導入を取り入れることが子どもの考えを深めたり、広げたりする事に繋がるのだと感じました。また、ICTがたくさん活用された授業で子どもたちの反応を見ていたのですが、どの子も積極的で自ら進んで学習する姿が印象的でした。ICTだけでなく、ノートもきちんと有効に使われていて小林先生の工夫がよく見られる素晴らしい授業を見せていただけました。

午後に行われた教育フォーラム2017「新学習指導要領でバトルする」では、奈須先生のお話を聞いて、指導要領が変わるということで教師自身が教え方を今までとは変えなければならなかったり、子どもたちの学力を伸ばすためにまずは「授業研究」を中心とした自律的、創造的な取り組みをしなくてはならないのだと考えさせられました。また、主体的・対話的で深い学びをするために具体的な行動目標も大切になってくるのだと学びました。

一日のセミナーを通して、ICTを使った導入の効果的な取り入れ方や、新学習指導要領の肝となる部分が以前より少し分かった気がします。もっともっと勉強していかなければと思いました。(丹羽)
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