6月24日授業深堀セミナーに参加して…(丹羽・吉田)

 6月24日に行われた授業深堀セミナーに参加させていただきました。この記事では三期生丹羽と二期生吉田の学びを記事にしたいと思います。

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回初めて授業深掘りセミナーに参加しました。佐藤先生、和田先生の授業を受けて学んだことを書かせていただきます。

 まず、佐藤先生の社会の授業では、都道府県当てクイズから始まり、地震を受けた県の風評被害について考えました。初めは「かわいそう」などの同情的な意見ばかりでしたが、佐藤先生のゆさぶり発問を受けて実際に被害があった県の人たちの立場になって考えるだけでなく、自分が情報の受取り手であることを理解し、適切な情報を見抜くことの大切さを学びました。佐藤先生の切り返しのすごさや、教材研究の力の入れ具合がすごく伝わってくる授業になっており、授業を作ることの大変さがよくわかりました。

 次に和田先生の算数の授業ではL字型の面積の求め方から色々な方法で面積が求められるということを学びました。和田先生の授業を受けてみて、先生は答えが正しいときに褒めるよりも、考え方や、過程をすごく大切にしている先生だと感じました。あえて、数字を出さずに考えさせることで計算が苦手な子どもでも意見が出せるような工夫をされているな、ととても勉強になりました。

 色々な発想を1つ1つ子どもたちの言葉で受け止めていらっしゃったので授業を受けている側もきちんと見てくれているんだ、という自信につながりました。

 これからの授業では教科の見方・考え方をはっきりさせて、何をどう教えてできるようになるかを教師がきちんと持つことが求められると感じたので、指導案を書く際も意識していきたいと思います。佐藤先生と和田先生の授業を受けることができてとても勉強になりました。本当にありがとうございました。(丹羽)

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 今回、私が学んだことは大きく2つのことです。

 1つ目は「なにを身に付けさせるのか」ということです。教材を用いて指導をする中で、教科書に載っている内容だけを教えることが本当に授業なのかということを考えさせられました。授業の中で「こんな見方ができる」「こんなことに気付かせる」といった子供の姿を先生は明確に抱いていなければならず、それに基づいて学習活動を組織していくことが授業を深める上で重要なことです。例えば「曖昧な表現をつつくことで根拠を説明させ、考えさせたい」「共通点・相違点を見つけるという力をつける」「論理的に説明するために図形に数値を入れない」などたくさんの工夫が和田先生・佐藤先生の授業に詰まっていました。先生の緻密な考え・行動が子供の力を伸ばすことにつながり、行動の根底には、明確な理由が常にある、授業の中に無駄がないのだと痛感しました。

 2つ目は「繰り返していくことで教科における見方・考え方などを育てる」ということです。意図的に見方を仕組むこと、よい見方・考え方を価値づけしていくこと、そして培うための安心した環境づくりことなどが挙げられます。この繰り返しが子供にとって「こう考えよう」という考えの道筋になっていき、発展的な思考につなげていくことができるのだと気付きました。また、教科ごとの特質に基づいて「○○として」の見方を意識して取り入れていくことで子供の教科理解・教科への意欲につながると言えます。そのためにも教師として広く、多角的な見方を誰よりも持つこと、教師が主体的・対話的・深い学びを率先して取り組むからこそ子供がより育つ授業が成り立つのだと感じました。(吉田)

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今回のセミナーでも多くのことが学べました。ありがとうございました。

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6月23日2期生ゼミ記録(寺坂)

 みなさんこんにちは。2期生寺坂です。昨日で、愛知・岐阜の教採まで1か月を切りました。同時に、百瀬さんの長野県まで2週間。吉田君の山口県まで3週間となりました。正直、試験日が近づくにつれて、ゼミの雰囲気はピリピリしてくるのかなー、と不安でしたが、近づくにつれてより仲良くなってきています。今日も、指導要領からどこが出る、出ないということを話したり、先週は卒業旅行をどこに行くか話したりしています。暢気すぎますかね。でも、いい雰囲気で臨めそうです。

 今日のゼミも、いつものように過去問を解いていきます。今日はなんと、10枚!!いつもより3枚多いですが、設定時間はいつもと同じ。時間内に終わる人と、少し越してしまう人が出てきますが、丸を付けるペンの音は日に日に大きくなっていっています。

 その後、いつもは面接の練習をするのですが今日は、菊池省三先生の「プロフェッショナル−仕事の流儀−」を見ました。子供みたいな感想ですが、とてもいいビデオでした。たくさんのことを学びましたが、一つだけ挙げてみます。それは、「子供の成長を支えるのは子供」だということです。

 「今、A君は昔の自分から変わろうとしているんだ。頑張っているんだ。」
A君の変わろうとする姿を、教師だけが見るのではなく学級全体で見守る。見る目が多いほど、A君の変化に気づける。変わった姿が、A君にも伝わりやすくなる。A君は成長を実感できる。

 これは、僕の予想です。菊池先生の意図とは全く異なるかもしれません。しかし、成長を実感させるって大切だと思います。まして、教師からではなく、クラスの友達から言われたら嬉しいですよね。だから、「子供の成長を支えるのは子供」だと思いました。

 実は、このビデオを見るときに玉置先生から「価値語」を見つけろ。という指示が出ていました。考え方や行動をプラスの方向へ導く言葉ですが、2期生は果たして見つけることができたのでしょうか。(寺坂)

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他人への影響力(早川)

こんにちは!!!!!!
3期生の早川です。
今回は、先日あった出来事を少し書いてみようと思います。(^O^)

最近の日課となっているトレーニングを終えて、いつものように総合体育館を出ようとした時、ある女の子から「玉置先生のゼミの方ですよね?」と声をかけられました。

話を聞いてみると、その子は国語専修の1年生で、僕と一緒に教師論(初等)を受けているそう。(正確には、僕が無理やり一緒に受けているだけです笑)
「玉置先生の授業とても良くて〜…(以下省略)」などと言われ、なぜか僕も嬉しい気分になりました!

まだ1年生とはいえ、一応ゼミの話もさせていただきました。「もし、興味があれば玉置ゼミ来てね!」と宣伝をさらっと。
また、その子は「少し検索していたら、玉置研究室のHPみつけて読みました!」とも言っていて、このHPを見たことがあるそうです。
1年制の頃からHPを閲覧するなんて、ゼミ生の自分よりも学ぶ意識が高いんじゃないかと思いました。笑

ふと思い返すと自分が玉置先生のことを知ったのも、1年生の前期。初等算数の講義で、先生と講義そのものに惹かれたのを鮮明に覚えています。

先生のどのような言葉や行動が僕の心を動かしたのかはわかりません。ただ、このことを自分に置き換えて考えてみると、「自分が何気なく発した言葉も誰かにとって大きな影響力をもつ言葉なのかもしれないし、逆にしっかり考えた発言でも相手には何も響かないかもしれないということ」かと思いました。
考えてみると、人との関わりって簡単そうで本当に難しいなと感じている今日この頃です。

6月も終わって7月に入ろうとしています。早くも2017年の半分が終わります。教育実習もある2017年後半に向け、まずは目の前の課題を淡々と終わらせていきたいと思います!!さ、頑張ろ。(早川)

※声をかけてくれた子に「先輩の写真、HPで見ました!」って言葉をかけられたことが、この記事を書く原動力になったということは隠させてください。(笑)
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6月19日2期生ゼミ記録(佐久間)

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6月19日(月)2期生ゼミ記録です。
愛知県の教員採用試験まで約1ヶ月になりました。不安一杯ですが、頑張るしかないと割り切れるようになってきました。

この日も教職教養の問題を解きました。始めの頃に比べれば正答率も解くスピードも良くなってきたと感じました。ただ、他のゼミ生より正答率が低いと思ってしまいました。なぜなら、みんな全問正解してるんじゃないかと思うくらい赤ペンが丸をつけるいい音がしていたからです!本当にすごい…
あと1ヶ月、少しでも自信を持って試験に臨めるように勉強します…!!

その後、教育時事について知っていることをみんなで共有しました。夏休みなどの長期休暇を分散させるニュース、過疎地の外国語活動についてのニュース、体罰のニュースなど様々な教育時事について自分の考えも出しながら共有することができました。
また、知らないニュースが多かったので自分の勉強不足を痛感させられました。
※私、勉強不足で発表できませんでした。ごめんなさい

この日のゼミではあと1ヶ月何をしなければいけないのかをもう1度考え直す必要があると感じた日になりました。
ラストスパート頑張ります!(佐久間)

6月19日第10回3期生ゼミ記録(静谷)

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 こんにちは。今週から教職インターンシップが始まり、子どもたちとたくさん勉強したり、遊んだりさせていただき、より一層教師への道を歩んでいる3期生の静谷です。

 今回は、岡田さんが発表した赤坂先生の「授業力&学級経営力 6月号」より勇気付けの学級づくりから学んだことについて書いていきたいと思います。

 今回この6月号には、「勇気づけの学級づくり」4つのポイントに書かれている。一つ目は、「相互尊敬」の雰囲気をつくろうです。まず、教師から子どもを尊敬することが前提となります。教師は、子どもとの関係で上下ではなく共に協力し合う仲間であり、対等であるという意識が大切である。

 二つ目は、「原因」ではなく「目的」に着目しようです。原因からを探るということは、解説するということで、解決はできない。目的を考えるということは、解決策を見つけるということになります。

 三つ目は、「ほめる」ではなく「勇気づけ」をしようです。「ほめる」ということは、ご褒美を与えるということ。逆に「勇気づける」とは、困難を乗り越える活力を与えるということです。ほめるだけでは、子どもたちはほめられるためだけに良いことをしようとする。そうではなく、「〇〇さんのおかげで、先生助かったよ」というように、〇〇さんがしてくれたことによって、どうなったのかを説明することでその行動がどのように良かったのかわかり、価値付けができる。

 四つ目は「共同体感覚」を育成しようです。共同体感覚とは、つながり感覚。つまり、所属感、貢献感、信頼感、自己受容といったことである。これらの共同体感覚を養うアクティビティとして三つ挙げられている。福の紙、一日十善、きらりハンターです。内容は省略します。このようなアクティビティを取り入れ、自然な流れで子どもたちの共同体感覚を養うことができるように教師はサポートしていくのです。

 このような教育本を読み、知識が増えた状態でインターンシップで実際の小学校の学級に行くと、色々と教師が実践していることがわかり、このような学級に繋がったのかというような結果も見えてきてとても勉強になっています。やっぱり実際の現場に行くと、感じることや勉強になることがとても多いため、とても良い経験となっています。よりインターンシップを良いものとするために、これからもたくさん教育本を読み、引き出しを増やしていきたいと思います。(静谷)

我らが二期生メンバーNo.8<百瀬暖佳さん>(岩田)

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 こんにちは。今日でとうとう試験前一ヶ月記念日になってしまいました。泣いても笑っても残り一ヶ月。気を引き締めてみんなで頑張って行きたいです。

 さて、今日テレビで、沖縄が梅雨明けしたというニュースを見ました。いち早くこのじめじめした季節から解放される沖縄県がうらやましい限りです。沖縄をうらやましく思いつつも、小さな国の中で短期間に様々な気候が入り乱れるこの季節も、梅雨ならではだなとテレビの前でぼんやり考えていました。こうなるといろんなところに行って、気候や町や文化や人や、たくさんのものに出会い、たくさんのことを知りたくなってきます。自分の知らなかったことや当たり前だと思っていたことが覆されるとますます興味がわいてきますよね。
  

 しかし、全てのことを自分の目で見て感じることは不可能です。そんな時、大學ってとても便利だなと思います。なんせ全国の様々な地方から人が集まってくるからです。その土地の文化や環境は、そこで実際に育った方に聞くことが一番ですね。実は、2期生の中にも地元(東海地方)出身でないお友達が2人いるのです。一人目は記念すべきトップバッターで紹介させていただきました山口県出身吉田君。さて、もう一人が今日の2期生紹介の主役です。誰でしょう?




 今日の2期生は、教育学部数学専修百瀬暖佳さんです。2期生には「はるちゃん」の愛称で親しまれています。百瀬さんの出身は長野県。そうです、教育県の長野県です。また、私事ですが、大学に入って長野県出身者のお友達が増えましたが、みんな本当に人当たりが良く優しい人ばかりで、長野の豊かな文化が人間形成に大きな影響を与えているのだと確信しました(笑)。ゼミに入って百瀬さんの出身が長野だと知ったときも、「やっぱりな。」という思いでした。 


 そんな百瀬さんですが、彼女はわたしにとってのいのちの恩人的な存在です。ゼミに入った当初、席の右隣が百瀬さんでした。以前も言ったようにわたしはみんなに出遅れてゼミに参加しました。不安で不安で仕方がなかった時に、彼女は初対面だったわたしに話しかけてくれました。彼女の人柄の良さは、話した瞬間に感じることができました。これはわたしが優れているからではなく、彼女がオーラとしてまとっているものがにじみ出ているからです。ゼミが行われる度に彼女と話す回数も増え、心を閉ざしていたゼミでも自然に笑顔が出るようになりました。



 穏やかで、温厚な百瀬さんですが、彼女もまたギャップの持ち主です。2期生のお友達はどうやらギャップを持ち合わせている方が多いような気がします(笑)。「人に厳しく自分に甘く。」この言葉、きっと聞いたことがある方多いのではないでしょうか?また、ひょっとすると、そうあってはいけないといわれてきた方もいるのではないですか?しかし、実際に人には求めてしまうのに、自分はできていなかったりという経験ありませんか。少なくともわたしは自分に甘くなってしまう時が多いですね。


 さて、なんでこんな話をしたのかというと、百瀬さんが「自分に厳しく人に優しく(甘く)」の人であるからです。自分で決めたことは最後までやり通し、決して妥協はしません。それでいて、人に強要するのではなく、一緒に寄り添ってやる気を引き出してくれます。彼女を見ていると、その姿から「わたしも!」と思わされます。もしかしたら、彼女の見えないカリキュラムに操られているのかもしれませんね。


 百瀬さんのことを知れば知るほど、間接的に彼女を育てた長野県に興味がわいてきます。笑 全てのことが落ち着いたら彼女から長野の良さをたくさん紹介してもらおうと思います。恩人である百瀬さんに恩返しができるようにわたしも頑張ります。以上2期生岩田から、教育学部数学専修百瀬暖佳さんの紹介でした。(岩田)


*普段「ゆかさん」と呼ばれることが多いわたしですが、百瀬さんは出会った当初からわたしのことを「ゆかちゃん」と呼んでくれます。実はそれ、結構嬉しかったりします。

6月19日第10回3期生ゼミ記録(山下)

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こんにちは。最近おじさまウケのいい山下です(笑)。

今回は、私の紹介した桂聖先生の国語授業のユニバーサルデザインという本について書きたいと思います。ごんぎつねを例にとって文学作品の論理的な読み方について紹介します。

まず1つ目は作品の設定を捉えて読むということです。「いつ(時)」「どこで(場所)」「誰が(中心人物)」「何をした(事件)」を考えながら読みます。ごんぎつねでは秋に2.3日雨が降り続いてその雨が上がった時 村の小川の川下で ごんが 兵十のとった魚やうなぎにいたずらをした。という一文で場面の設定を捉えることができます。他の各場面でも同じように設定を捉えていくと作品の概要をつかむことができます。

2つ目は視点を捉えて読むということです。文学作品のほとんどは語り手が誰かの目と心から語っています。ごんの視点では償いをしているつもりなのに兵十の視点ではごんを殺したいほど恨んでいると言うように視点の転換が起こることで人物の心情や作者の巧妙な工夫を深く味わうことができます。本当はあと3つあるのですが他に書きたいことがあるので省略します。まとめると【中心人物は何がきっかけでどう変化したのか授業を焦点化し、心情の変化を図や寸劇で「見える化」する。学習課題に対する答えを「ペア」で話し合い、全員が理解(共有化)したことを自分の言葉で表現する。】となります。

他に書きたいことというのは話し方のことです。以前の記事にも書いたように私は人前で話すことが苦手です。前回からステップアップしようと思い、原稿を書くのはやめました。目を離してもパッと目につくように大事なことだけをメモしてできるだけ前を見て話すようにしましたが話し方が一定すぎるので強弱をつけて話しなさいとご指導いただきました。聞き手のことなど考えずキーワードも一定の調子でスラスラと読んでしまっていたので次回は強弱とプリントをスッキリ見やすくかつ分かりやすくすることを心がけたいと思います。(山下)

6月19日第10回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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こんにちは。三期生の嶋藤です。
今日は、第10回のゼミでの山下さんの発表を紹介します。
内容は、『国語授業のユニバーサルデザイン(桂 聖)』の本の中の”文学作品の論理的な読み方”についてです。

文学作品の論理的な読み方で5点注意するところがあるそうです。それは、「作品の設定をとらえて読む」「視点をとらえて読む」「表現技法をとらえて読む」「中心人物の変化をとらえて読む」「主題をとらえて読む」だそうです。私ははじめ、この5つの”読む”という部分は、本を読むという意味の読むだと勘違いしていました(笑)この読むは”読解”という意味の読むだったんですね。そこで、はじめから児童だけで読み解いていくことはできないので、教師がとらえていかなければならないところを発問していくことで、なにをとらえることが大切なのかを教えていくそうです。そうすれば、児童たちは何をとらえながら読んでいけば良いのかが分かるため、次の文学作品を読むときに論理的な読み方ができるようになるそうです。私も小学校の時から、こんな風に論理的な読み方を教わっておきたかったなと思いました。

私は数学を専攻しており、国語の授業はどのようにやれば良い授業になるのか分からなかったので、今回の山下さんの発表を聞いて、こういう風に教えていけば分かりやすいなということが分かって、とても勉強になりました。他の教科についても授業の仕方を勉強していかなければならないなと思いました。(嶋藤)

6月19日第10回3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。最近占いに興味を持ってる3期生の丹羽亜由美です。菱川くんの影響で最初に一言添えさせていただきました(笑)

 今回、私が紹介するのは「授業力&学級経営力」の2016年4月号で紹介された野中信行先生の『3・7・30の法則』を紹介したいと思います。

 ところで、『3・7・30』と聞いて何を思い浮かべますか?何かの番号でしょうか、それとも合言葉?実はこれらは日数なのです。3日と1週間と1ヶ月という意味です。それぞれ詳しく説明します。

 まず、3は出会いの3日間であり、この3日間でこの先生なら1年間楽しそうだという印象を与えることが大切です。そのためには、自己紹介が大きなポイントを占めています。いかに「コンパクトでインパクト」のある自己紹介をして、子どもたちの印象に残るようにします。さらに、事前に子どもたちのいいところを調べておいて、出席を取る際に一人一言ずつ褒め言葉をいうようにします。こうすることで教師から認められた喜びが生まれ、意欲的な活動をするためのサイクルを作ることができます。

 次に7は仕組みづくりの1週間です。子どもたちに学校に来てから帰るまでのサイクルを指導します。子どもたちが安心して1日を過ごせる仕組みとして教師の願いや思いを明確に宣言してそこから教室のルールや動きを決めていきます。また、学習に向かうルーチンとして、必要性をきちんと伝えながら学習準備や学習道具の使い方を指導します。教師が良さや価値の共有を繰り返しすることで子どもたちに身につけさせます。

 最後に最も大切な30です。これは繰り返し徹底する1ヶ月であり、これは学級を崩さないためだけではなく、高めていくために必要な1ヶ月です。ここでは、30日かけて徹底することを紹介します。1つは教師の願いや意図を繰り返し伝えること、2つ目は子どもたちのフィードバックを得て、子どもたちに思ってることを言ってもらいます。3つ目は子どもたちの取り組みの質を考え、やらされてるようにならないようにします。4つ目は分かっていない子や、間違ってしまった子には叱らず、繰り返し指導することで習慣が身につきます。

 このように1ヶ月ちょっとで学級を作り上げてしまうことで、子どもたちだけでなく、教師も楽になります。実際にこれを使うのはまだまだ先のことかもしれませんが、ぜひ担任をもったら実践したいと思います。(丹羽)

6月19日第10回3期生ゼミ記録(林)

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 今回丹羽さんは「授業力&学級経営力」という2016年4月号の雑誌を紹介してくれました。

 その中で「3・7・30の法則」を取り上げてくれました。この意味については丹羽さんが紹介してくれると思うので、割愛させていただきます。

 私は、この法則の中でも特に、「最初の3日間で、子供達に良いイメージを与える」ということが印象に残っています。そのためのアイデアとして、学級開き1日目で既に、その子の良いところを見つけるのだそうです。「なんで出会った日にみんなの良いところが分かるの?」と思いましたが、これには、前もってその子の前の担任の先生に、事前調査をするのだそうです。

 私にはこのようなアイデアがなかったので、とても参考になりました。また、新しい考え方を学べました。協力すること、そして人の第一印象は大切なのだと、改めて感じさせられました。

 あと少しで実習です。まずは、第一印象から。今回丹羽さんが紹介してくれた、「コンパクト&インパクト」な自己紹介で、実習の良いスタートを切りたいです。(林)

6月12日第9回3期生ゼミ記録(菱川)

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 こんにちは。最近リアルな夢を見た菱川です。なんだか夢がリアルだと怖いですね笑

 今回は宮本博樹さんの『算数学び合いスタートブック』と言う本を読ませていただきました。この本は「子どもたち同士が学び合う場面のある算数の授業をぜひやってみたい」と願う先生方の思いに応えたいと言う気持ちでまとめたものです。
その中でも僕が前半の章の中で印象に残ったものをここに綴ります。

子どもの姿を丹念に見とる
→子どものつぶやきや算数言葉に目を向ける、素直さを大切にする、話し合いの意義を学年に応じてはっきりさせる、教える行為が得だと伝えてあげる
『あっ』や『えっ』の後に続く言葉に着目すること。
『例えば、だって、でも、だったら』という算数言葉に目を向ける。→子どもの思考を活性化する言葉

教材研究にこだわる。
→子どもにとっては授業は最初で最期であることを忘れずに。面白い問題ではなく本質を捉えた問題を考えることが必要。

子供を引きつける5つの手法。
→ブラインド効果、比較提示法、ゲーム化、計算問題の中に仕掛けを作る、NO.1競争
この5つの手法をうまく問題に取り入れることが必要。

問題と真剣に向き合う時間を確保する。
→短い時間でええから静かに自力で問題を解かせる。
できない子への支援として、『困った時は隣の人と相談していいよ』
出来る子への支援として、『図や表、言葉を用いて友達にどうしたらわかりやすく教えてあげることができるのか考えてみよう』

 今回は学びがかなり多く学ぶばかりで自分でどうだったということが少なかったです。
伝えたい子が多すぎて話がまとまらずうまく発表することもできませんでした。今回玉置先生にご指摘された点を次回はしっかり直していきたいと思います。(菱川)

6月12日第9回3期生ゼミ記録(山下)

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 こんにちは。3期生の山下です。

 今回は松田さんが紹介してくれた佐藤正寿先生の『プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-』という本の中から2つ書きたいと思います。

 1つ目は限られた時間を生かす「朝の会」「帰りの会」です。朝の会には管理的機能、指導的機能、自主活動的機能という3つの機能があるそうです。私の子供時代は今考えてみると指導的機能と自主的活動機能で朝の会が行われていたように感じますが実は管理的機能が1番大切なような気がします。管理的機能とは健康観察であったり、「◯◯くん、いい返事」と言うように一声かけたりすることだそうです。いくら伸ばしたい力があってそのための活動をしたとしても教師との距離が遠ければあまり意味がないと思うからです。読書の時間は連絡ノートの点検の時間に当てているなんていう先生が多かったように感じますがそれでは子どもたちはサボったり喋ったりしてしまうしそれを放置することで先生は私たちを見てくれていないんだと思い余計に距離が離れてしまうこともあると思います。なので私は管理的機能を大切にしていきたいと思いました。

 2つ目は叱ること、注意することも大切ということです。最近は丸付け法の部分肯定の精神やほめ言葉のシャワーなどほめることがよく取り上げられているような気がします。確かに褒めることは子どもを伸ばす上でとても大切だと思うけれど叱ることを忘れてはいけないと思います。叱るというのは怒るとは違い子どものためを思って叱ります。叱る目的は子どもたちの行動改善でありどうして守らなければならないのか、守らないことでどのような影響があるのかをしっかりと教え、適切な行動を判断できるようにすることです。叱ることがないのが理想ですがそんなことは難しいので褒めることと叱ることのバランス、または基準を自分の中でしっかりと持ちたいなと思いました。(山下)

裏・教師力アップセミナー2(寺坂)

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 教師力アップセミナーの度に、1期生との差を感じます。講師の方への質問の時間でサッと手を挙げることができるのが1期生。お互いを窺い合うのが2期生です。「あの場面で、手を挙げることができるようにならなければいけない」と思ってはいるのですが、なかなか難しい。なんて、重い内容からですが、今回もセミナーの後に裏・教師力アップセミナーをやらせて頂きました。今回のお相手は、大西先生です。
 
 セミナーで後半話題に上がったヒドゥン・カリキュラムで私の疑問に答えていただきました。その疑問とは「教師はどこまでそれを意識して行動したらいいのか。」というものです。考えて見ると、学校現場において、教師が行うひとつひとつの行動に、ヒドゥン・カリキュラムは存在しています。教師の無意識の中で、子どもたちは暗黙の了解として何かを感じ取っているのです。裏を返せば、常に行動に明確な意図を持ち続けなくてはいけないと言えると思います。そんなことをしていたら教師がしんどいのではないか。わたしは率直にそう感じました。しかし、大西さんは、「子供がこんな風に育って欲しいという願いでいい。」と。短いですが深みのあるお言葉を頂きました。特に、「願い」という言葉にとても惹かれました。私が悩んでいたのは、あくまで「教師として」の目線でした。大切なのは、子どもにとっての立場をとることなのだと、見失っていた部分を改めて感じさせられました。
 
 そして、私は、ヒドゥン・カリキュラムを意図的に組み込むのであれば、教師→子供ではなく子供→子供で、良い姿を学びあえる学習の場を設けることが大切なのかなと思いました。それが本当の教師の意図したいヒドゥン・カリキュラムであると思います。

 さらに、授業の見方についても教えていただきました。私の研究テーマは「主体的な学び」についてなのですが、子供からの主体性を感じる為には、手を挙げている子ではなくその周りの子を見るそうです。「手を挙げている子が学ぼうとしているのになんで違う方を見るの?」素直にそう思いました。大西さんは「学ぼうとしていない子が鉛筆を握った瞬間、そこが主体性を引き出せた瞬間だ」と説明してくれました。そのとき、教師はどんな働きをしたのか、そこを見ることで自分の力に落とせるということです。これで、これから子どもたちが自ら主体性を発揮する瞬間を見逃すことはないと思います。また、授業を多方面から捉える力を付けることができました。

 セミナー終わりでお疲れのところだったとは思いますが、とても丁寧に教えていただきありがとうございました。これからも一歩一歩謙虚に成長していきます。(寺坂)

6月16日2期生ゼミ記録(白井)

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こんにちは、試験まで日付が近づき、毎日毎日、自分が後悔しないようにと思い、過ごしています。6月16日の2期生ゼミの様子について書きます。

過去問題演習では、3周目となり、どんどんスピードと正解率の上がる仲間の様子に、励まされています。しかし、前回間違えた所と同じ所を間違えてしまいます。試験に近づく今だからこそ、苦手を確実になくしていきたいと思います。そのために、間違えた問題を見直していこうと思います。

卒業論文のはじめにをゼミ生で読み合い、コメントし合いました。卒業論文の内容を知っている仲間ですが、初めて読む人にどう伝わるかなどを含め、考え合いました。試験が終わってから、本格的に卒業論文を書きますが、互いのものを読むのが楽しみになりました。

最後に、身体にも気をつけながら、ゼミ生全員で、学び合い、力を尽くしたいと思います。

6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(佐久間・山下・岡田)

 6月17日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、宇野弘恵先生による「女性ならではの学級づくり」について学ぶことができました。以下に2期生佐久間、3期生山下、岡田が学んだことをまとめさせていただきます。

 
 今回のセミナーで学んだことは、教師の指導を子供たちにはどう見られているのか、どう思われているのかを考える必要があることです。

 例えば教師が叱る場面で、子どもが自分にだけいつも叱られているように感じたり、なぜ叱られなければならないのか分からなかったりすることがあると思います。教師は子どものために指導しても、その意図とは違った受け取り方をされることがあります。これが子どもの自己肯定感の低下や教師への不信感に繋がると宇野先生はおっしゃっていました。

 教師になったら、自分の指導は子どもにしっかりと伝わっているか、一貫性はあるのか、振り返りながら学級経営をしなければいけないと思いました。(佐久間)


 今回の宇野弘恵先生の女性ならではの学級づくりというセミナーに参加して印象に残ったことは力で押し通せないことを知るということでした。男性教員であれば小・中学生の男子であれば最悪力で押し通すことができますが女性教員はそれができません。ですので暴力ではなく規律で従わせることが大事だということを知りました。しかし、規律ばかりの先生との縦の繋がりだけではなく仲間同士での横のつながりも重要でありそれらのバランスを考えながら指導して行くことが大切であるということを学びました。

 宇野先生は自分にも他人にも厳しい人のように感じましたがそういう人だからこそあのような学級経営ができるのだと思いました。私はつい人を甘やかしてしまいがちなので叱るところはきちっと叱ったり縦の関係を意識した学級経営をしたいと思いました。(山下)


 宇野先生はかくれたカリキュラムについてお話されたのですが、その中で、先生の机が汚い、友だちのように話したり呼びかけたりする、などありました。

 実際、私の小学校から高校までの先生方の中にも、上のようなものに当てはまる方がいた記憶があります。私は当時、「先生はそういうものなのだ」と受け止めていました。しかし、それを真似したいとも思わないですし、自分が教師であれば真似してほしいとも思いません。

 今回のセミナーでは、自分が真似してほしくないことはやめよう、ということを学びました。また、逆に真似してほしいことは自分から率先して行っていくべきだということも学びました。今のうちから定規を使うくせや鉛筆の持ち方など、細かいところも意識していきたいです。(岡田)
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6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して…(吉田、松田、丹羽)

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 6月17日の教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回のセミナーでは北海道で現職されておられる宇野先生による「女性ならではの授業づくり」という内容で多くのことを学ばせていただきました。この記事では2期生吉田、3期生松田、丹羽が学んだことをまとめて書かせていただきます。


 このセミナーで「子どもは教師の意図とは違う受け取りをする」という言葉が印象的でした。

 事例にあった、「たびたび不適切な行動を取る子をその都度廊下に呼び出して授業中に指導する」という行動は、教師からすればそれは悪いことであり、直してほしいことであるから指導するという意図があります。しかし、その指導を受けている子は「自分はダメな人間」「自分は先生に目をつけられている」と感じること、周りの子は「あいつはダメなやつ」「先生は授業や私たちよりあいつのことが大事」と感じてしまう場合があることが分かりました。

 教師は子どもの自己肯定感を高めてあげる働きをしなければならないのに、これでは逆に自己肯定感の低下につながってしまうと思いました。教師が指導する際には指導される子だけでなく、その様子を見ている周りの子がいます。周りの子がいる中で指導するという場面も必要であるとは思いますが、場合によっては逆に子どもの間の序列につながってしまうこともあることが分かりました。私自身の経験も踏まえ、子どもは先生のことをよく見ているのだなと感じるとともに、教師も子どもたちをよく見ることが大切であると感じました。安易な行動を取るのではなく、子どもたちがどんなことを思っているのか、この行動をすることによって子どもたちがどんな捉え方をするのかということをしっかり考えて教師は行動をしなければならないと思いました。(松田)

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 こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。宇野弘恵先生の女性ならではの学級づくりのお話を聞いて特に印象に残った内容を紹介します。

 それは「隠れたカリキュラム」です。この言葉を私は初めて聞きました。これは教師が意図も意識もせずに教え続けている内容のことです。これらを事例を交えながら考えていくことで、教師が何らかの意識を持っていたとしても、子どもは違う受け取り方をしてしまったりするので子どもたちが教師に不信感を抱かないように自分の行動を見直す大切さを学びました。

 また、女性だから男性教師とは違って力で押し通せない部分もあるけれど、だからこそ違う手段や発想で子どもたちに指導してあげられるのだと思います。

 私自身、教師になった時に子どもたちの見本となれるような行動を取れるか、まだまだ不安なところだらけなので日常生活から見直していきたいです。宇野先生、ありがとうございました。(丹羽)

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 「誰のための指導なのか」という言葉が私にとって印象的な一言でした。私自身厳しく子供に指導することがあります。話を聞くときの姿勢や人に頼みごとをするときの言い方など人として、学習規律として子供に定着させたいと思っていても、指導が違えば、感じ方も違うと思います。子供は良く先生を見ていて、賢いと感じます。「誰のためか」というのも彼らは気付いてるでしょう。だからこそ私は「誰のため」ということを何度も疑うくらい考え、悩むことが「誰のため」を明確にした指導につながり、指導改善になるのではないかと感じました。

 また「隠れたカリキュラム」をグループで考えていた際に、自身の実習での行動を省みることができました。1つ行為・発言の中に3つ以上の本質とは違うものが伝えられていること、その可能性に気付ける人間性が必要であるとわかりました。教師として私は「隠れているようで隠れていない」つまり自分自身の行動に意図を持ちながら、隠れた部分を認知し、うまく使う・対処できるようになりたいと思います。(吉田)

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 セミナーに参加し、たくさんの考え方や姿を学ぶことができました。学びを生かし、しっかりとした先生になりたいと思います。本当にありがとうございました。(吉田、松田、丹羽)

6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(石川・岩田・静谷)

こんにちは。今日、6月17日(土)は第二回教師力UPセミナーで宇野弘恵先生のお話を聞かせていただきました。以下に学びをまとめます。前回のセミナー同様2期生、石川、岩田、3期生静谷の3人で記事をまとめさせていただきます。


私は今回の教師力アップセミナーで『誰のための指導か』と言う言葉が一番印象に残りました。

 この言葉は、宇野先生が厳しさをもって子供達を指導しており、軍隊のような掃除をさせていた頃に、平田治先生に言われた言葉だそうです。宇野先生はこの言葉を聞いて「(教師の)自己実現のための学級経営」から「感化主義の学級経営」へ考えを移しました。

 私はこの『誰のための指導か?』と言う言葉を今の自分にあてはめてみました。教員採用試験へ向けて自分の教育観や指導観を掘り下げていることもあり、自己を見直すチャンスであると考えたからです。
 すると、今の面接練習等では、面接官に「お!」と思わせたり、「すごいね!」と言われたりしたい一心で話していたように思います。いわゆる「自分のため」だったのかも知れません。

 確かに、高い理想を掲げることは大切なことです。しかし、『誰のための指導か』という所は外してはならない指導の根本であると強く感じました。

 私にとってこの言葉を教員になる前に聞けたことはとても大きな事だと思います。今回学ばせて頂いた事を、先ずは自分に落とし込み「子供達のための指導」を追求していきたいです。

 ありがとうございました。(石川)

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 今回のセミナーは「女性ならではの学級づくり」というテーマで、普段のセミナーよりもさらに一歩踏み込んだ視点で聞かせていただきました。また、私事でありますが、卒業論文のテーマが学級づくりであることから、非常に勉強になることが多かったです。

 その中でもわたしは、「隠れたカリキュラム」が最も印象に残っています。「潜在的カリキュラム」ともいうこの考え方は、教師が意図も意識もせず教え続けている教育内容のことです。グループで事例を考えていく中で、子どもたちがいかに教師を見て意識的に物事を受け取っているのか、また、それが教師の無意識的な部分で行われているということに気がつきました。先生は、「教師が主導権を握りながら子どもたちを感化していく。そのために「規律の中での自由」が大切である。」ということをおっしゃられていました。


 わたし自身、教室にルールや規則は必要であると感じていましたが、その思いと同時にそれが子どもたちを管理する支配者教師につながるのではないかという不安もありました。教室に規律を徹底すべきなのか、自由にすべきなのかと考えたとき、「規律の中の自由」という言葉がとても突き刺さりました。大切なことは1つであるとは限らないと思い知らされました。教師と子どもは、教える側と教えられる側で立場が異なるという前提を子どもたちに植え付けることは、教育の基礎として必要不可欠なのだと感じました。


しかし、教師も教師で教える側という立場をとった以上は、「何かのせいにせず、自分が引き受けるという覚悟」をもたなくてはならないということにも気付かされました。

 女性だからこそできることがあり、わかることがある。「女性だから、、、」を強みにしていける、そんな方法をたくさん教えていただきました。宇野先生ありがとうございました。同じ女性として、わたしも頑張っていきたいと思います。(岩田)


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今回、宇野弘恵先生の教師力アップセミナーに参加してみて、感じたことを2つ取り上げたいと思います。

まず1つ目は、宇野先生から人格の力がとても強く伝わってきたことです。わたしは、これが人格のある人なのかと身にしみて感じました。セミナー中、すごくにこやかに話されているが、どこか厳しさも感じられ、なにかお母さんのような存在とも感じとれました。宇野先生の周りには、子どもたちが取り囲んでる様子がとても想像できました。見習いたいです。


2つ目は、教師というものはいつ何時でも子どもたちの見本となる行動を心がけることが、とても大切であると感じました。教師ができていないことを子どもたちにやれと言ってもまったく効果がないし、教師への不信感が強まるだけである。教師自身、自分の行動を見つめ直し、子どもたちに自信を持って指導できるよう、日々の小さな行動から心がけることが大切であると感じました。

2時間という短い時間でしたが、とても有意義な時間となりました。「かくれたカリキュラム」にもとても興味が湧き、意識していきたいと思いました。ありがとうございました。(静谷)


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6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(寺坂・林)

6月17日に宇野弘恵先生の教師力アップセミナーに参加してきましたので、2期生寺坂と3期生林で学びをまとめます。早速関係のない話からしますね(笑)今回の記事をまとめるときに、林さんが僕に学びを送ってまとめてアップするという流れにしたのですが、林さんから記事が届いたのがなんと、まだ帰宅している時でした。おそらく彼女も帰宅中だったと思いますが帰宅中に書けるなんてすごい。もっと自分に深く落としてからの方がいいという意見もあるかもしれませんが、聞いたばかりで頭の中でぐちゃぐちゃしていることを、しっかりと文字に起こしアウトプットできています。思わず後輩から学びました。僕にこう思わせようとしていたら、林さんは今日のセミナーですごいスキル(ポジティブなヒドゥン・カリキュラム)を身につけたと思います。内容も林さんにしか書けないものになっています。ぜひ読んでください。


今日のセミナーで1番印象に残ったことは、「教員には優しさと厳しさの両方が必要」だということです。
「優しさ」では、子供たちの言動や行動を理解し、要約することが必要となってきます。例えば、教員に「死ね」と言う子は、「私を見捨てないで」というSOSを出しているのかもしれないし、「言われなくても分かってるよ。これからやろうとしてたのに。」ということを訴えているのかもしれません。やはり、子供理解は大切だなと感じました。
しかし、このような「優しさ」と同時に、ここだけは譲れないという「厳しさ」も必要となってくるのだそうです。確かに、子供たちがいずれは社会に出て行くということを考えると、子供たちのことを思っての厳しさも優しさだな、と感じました。
私は子供に寄り添い、子供の気持ちに気づける教師になりたいと思っています。しかし、子供の本当の気持ちに気づくという「優しさ」ばかりでなく、「こういう子供たちになってほしいから、ここだけはしっかり指導するんだ!」ということも心に持ちたいと思うことができました。また、教師がこうした気持ちを持つだけで、子供たちもそれを必然的に感じ取ってくれるのではないかとも感じることができました。(林)


私は今日のセミナーでとても印象に残っている言葉があります。それは、「誰のための指導なんだろうな」という言葉です。早くきれいに掃除ができる。テストの点数がいい。元気に挨拶ができる。先生の言うことを聞く。男女仲がいい。どれも、子供にとって価値のある指導だと考えます。社会に出て必須のスキルもあれば、できないよりはできた方がいいスキルです。だから、教師もそこについて厳しく指導します。できるようになって欲しいという願いを込めて。しかし、その指導の対象が子供の為から教師のための指導に変わってしまうことがあるといいます。上にあげた例は、教師の評価の対象にもなるわけですから。
では、どうしたらいいのか。私は、子供が指導を受け、どうして指導されたのかを理解して、自分の行動をレベルアップさせるような指導が必要だと考えます。怒られるからやるのではなく、自分のためにするという価値を身につけさせたいです。しかし、まだ具体的には分からいので、卒業までに見つけたいと思います。誰のための指導という足元をしっかり固め、向き合いたいと思いました。

 今日のセミナーは、「女性ならではの学級づくり」というテーマでしたが、女性ならではの気付きや、子供との対応の仕方など学ぶことができました。
 特に、「力で押し通せないことを知ることができたこと」は、その典型だと考えます。男性教員は、それができますもんね。しかし、できないから考えて、そして新しい方法が生まれていく。その女性の気付きを、男性がどのように生かすか。「俺は力で通せるからこのままでいい」のではなく、そういう指導もあるのかと思い実践する素直さが大切だと思います。女性ならではの気付きと、男性ならではの気付きをうまく融合させていくことがこれから求められてくると思いました。宇野先生、本日は本当にありがとうございました。(寺坂)

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友達のある一言(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。

先週の水曜日に、友達と2人で海津市の市民プールに行きました。その理由は、その友達が平泳ぎを泳げるようになりたいと言ったからです。

私は自分が通っていたスイミングのコーチに言われたように、友達にアドバイスをしながら一緒に練習をしました。約1時間泳いだ結果、友達は25mを平泳ぎで泳げるようになりました。ここでは泳げるようになるという目標を達成することができたことではなく、練習をする中である出来事があったので、そのことを書きます。

練習をし始めて30分くらいたったときに、ふと友達が「意地でも立たん。」と言いました。
プールは立とうと思ったらすぐ立てる深さでしたが、どうしても25m泳ぎ切りたいという強い思いが友達にあったのだと思います。

この言葉は私にとても響きました。普段はその友達とたわいない話をしたり、遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりと、楽しいことばかりをしていて、その友達が真剣に何かをする様子を私が知らなかったこと、さらに「こんなこと言うんだ」という驚きの気持ちがあったからかもしれませんが、私にとっては影響のある一言でした。

なぜ響いたのかというと、自分の最近の出来事を振り返って、意地でもやり遂げようと何かに取り組んだことがあったかな、と思ったからです。幼い頃は縄跳びであったり、鉄棒であったり、意地でもできるようにするぞと意気込んで取り組むことが多かったのですが、最近はそんな気持ちになることがなくなったと感じました。

この言葉を聞いて、私は物事にもっと貪欲になりたいと思いました。これで良いのか、まだできるのではないか、と自分に問いかけて取り組んでいきたいと思いました。
友達のある一言でこうやって考えさせられることがあるのかと思うとともに、友達の新しい一面を知ることができて良かったです。(松田)

6月12日第9回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。


3回目となる発表では、佐藤正寿先生の『プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-』という本を紹介しました。

この本は、読者である教師にプロの教師として力をつけることを願って書かれた本であり、佐藤先生が担任や分掌リーダーとして取り組んできたことが述べられていました。発表では私が実践してみたいことを紹介しました。

ここでは、紹介した3つのことのうち2つを書きます。

1つ目は「機能を意識した朝の会」です。朝の会には管理的機能(出欠確認、健康観察などの活動)、指導的機能(歌活動、1分間スピーチなどの活動)、自主活動的機能(係活動)の3つの機能があります。自主活動的機能は朝の会における係活動のことです。これは係活動が停滞している学級や係で話す時間を取ることができない学級での活動です。朝の会の時間を使って係ごと話し合いをしたり、クイズ係やゲーム係はこの時間を使って活動をしたりします。これにより、係活動の活性化を図ることができます。発表の後に、係活動の活性化を図るための工夫として、複数人で同じ係をやるのではなく、1人が1つの係にしたら良いのではないか、グループで複数の係を担当し係を交代していくこと、その複数の係の中には1日何もしないという係をつけたらどうかなどということをみんなで話し合いました。話し合ってみると、他の人の意見を聞くことができ、必ずしもやり方は1つではないということを感じました。

2つ目は、「叱ること、注意することも大切。」ということです。叱る目的は「子どもたちの行動改善」です。仮に時間を守らない子どもがいたとします。その子に「なんで時間を守らないのか」と頭ごなしに言っても意味がなく、どうして守らなければならないのかということを子どもたちに考えさせることが大切です。これによって不適切な行動をなぜしたらいけないのかを子どもが理解して、適切な行動を判断できるような叱り方をすることが大切です。

私はアルバイトで叱ることについてよく考えます。アルバイト先の他の先生にはよく、叱れる先生を目指してと言われていますが、私は叱ることができません。この本を読んで、それは自分が納得できる叱る意味というものを持っていなかったからだと思いました。直してほしいこと、直さなければならないことは子どものことを思って叱らなければならないと思いました。これを機に、叱れる先生になりたいと思いました。(松田)

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