改めて、1期生の存在の大きさ(石川)

画像1
 みなさんこんにちは。もう既に教員採用試験も始まっており、私自身心の余裕が無くなりつつあります。そのせいもあり、ここ数日フワフワと集中の続かない日々が続いています...。

 さて、今回は私たち2期生の先輩である、1期生の方々について書きます。1期生の方々は私たちの憧れの存在でもあり、目指すべき存在です。また、追い越すべき存在でもあるそうです...。
 1年間一緒に学ばせて頂きましたが、卒業された今でもその存在は薄れること無く、むしろより濃くなっている気がします。

 初めにそう感じたのは、6月のゼミです。1期生の松井さん、中田さんが代休の時間を使って来てくださりました。そこでは、教員採用試験へ向けて残りの期間の勉強法や、面接や討論へのアドバイスを頂きました。その頃はまだ勉強の方向性が定まっていなかった私にとって、良い刺激となり、見通しを持って勉強するきっかけにもなりました。

 また、7月には、渡部さん、牧野さんからメッセージが届きました。私たちに自信を持たせてくれる心強い内容でした。試験まで1カ月を切った時期のメッセージは、心に響きました。今でも、見返してやる気の源にしていたりします。

 他にも、セミナーなどで顔を合わせると相談に乗ってくださったり、応援のメッセージをいただけたりします。

 1期生と言えば、教員採用試験へ向けて、これ以上ない成果を残した先輩方ですが、私にとっては大きなプレッシャーを残した先輩方でもありました(笑)。しかし、私は卒業してもなお、玉置ゼミの先輩として気にかけてくださる姿からプレッシャー以上のものを頂きました。
 このことからも、改めて私にとって1期生の存在はとても大きいものです。1期生の話なしに玉置ゼミは語れません...(笑)。私たちもそんな存在になりたいものです。

 いよいよ私も本命の教員採用試験が始まります。先輩方から頂いた「私たちなら大丈夫」を胸に、教員採用試験に臨みたいと思います!

(石川)

私の祖母は67歳(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

私には祖母がいます。徒歩5分の距離に住んでいますが、遊びに行くといつも、美味しいココアとお菓子をたくさん出してくれます。笑顔が素敵で、おいしい野菜をたくさん作る祖母が私は大好きです。

そんな祖母も今年で81歳。

あれ?タイトルと違うじゃないか、とお思いになった方もいるでしょう。しかし、私は嘘をついた訳ではありません。(笑)

私は幼い頃、「ばあちゃん何歳?」と聞いたところ、タイトルの通りの67歳と返ってきました。
それ以降、私の中では永遠の67歳となったのです。

幼い頃のイメージが今でもずっと定着しています。初めのインパクトというのは絶大だと思いました。
それを考えたとき、第一印象と同じだと気付きました。これまで色々な場面で第一印象の大切さを指導されてきましたが、今回自分自身の記憶と照らし合わせることが出来たため、より大切さが染みてきました。

大事な場面はもちろんですが、新たな出会いかあるときも、第一印象が少しでも良くなるような心掛けをしたいと思います。(岡田)

我らが二期生メンバー紹介No.10<岩田有加さん>(part1)

画像1
 こんにちは。7月ももう後半になりました。ついに、教員採用試験も始まり、学校全体で緊張感の高まりを感じます。

 さて、今回は『我らが二期生メンバー紹介No.10』ということで、今まで私たちの紹介をしてくれていた教育学部社会専修の岩田有加さんの紹介です。今まで岩田さんは「書く側」だったので隠れていたかもしれませんが、2期生は全員で10人いるのです(笑)。今までの2期生紹介に対する感謝の気持ちを込めて、2期生一人ひとりが書きました。

 岩田さんは2期生の紹介を「自己満足」と書いていましたが、「書かれる側」はとても嬉しいのですよ。

 以下、2期生一人ひとりからの紹介(part1)です。今回は、吉田くん、江口さん、寺坂くん、白井さん、そして私(石川)の5名です。

*********

 ご存知だと思いますが、彼女は素敵な感性を持った方です。率先してひたむきに働き、人を喜ばせたい、寄り添いたいと思っている姿を幾度となく目にしました。「ゆかさんだから」と私もよく甘えてしまいます。2期生の良さを伝えてくれて、ありがとう。(吉田)

*********

 岩田さんが、私のことを書いてくれた時に第一印象について話していました。正直、私が思う岩田さんは、怖そう。この一言につきます。岩田さん、ごめんなさい。笑
 だからきっと、EDUCOMさんのバーベキューまで話さなかったのでしょう。しかし、私たちの友達記念日であるバーベキューの日に岩田さんへの印象が変わりました。
 「ゆかさん、全然怖くない!」
 岩田さんは、怖い人ではなく、とてもとても優しくて、気配りができる人でした。今まで、話さなかったことを後悔するくらい、良い人です。また、岩田さんは、すぐに「ありがとう」と言える人だと思います。人に感謝が自然とできることは、本当に良いことで、岩田さんの見習いたい所の1つです。
 今では、ゼミのクラスに入ると、「ゆかさーん!」とまずは、言ってしまうほど、仲良くなりました。EDUCOMさんが、素晴らしい会を開いて頂いたことに感謝しています。今年も、玉置ゼミ生全員合格で、参加できたらいいなと思います。
岩田さん、2期生の紹介お疲れ様でした。
(江口)

*********

 岩田さんの第一印象は怖かったです。常にムスッとしているような気がして、「怒ってんのかなぁ」と悩んだこともありました(笑)
でも、これが岩田さんの良い所だったんですね。岩田さんは、なんで?って不思議に思うほど物事を深く追求できます。その真剣に悩んでる時の姿を、玉置先生にいじられていたのは懐かしい話です。
 また、その真剣の中にユーモアもあります。岩田さんの記事を読む方はご存知だと思いますが、言葉のチョイスが絶妙に上手いんです。おちょくってんのかと思う時もありますが、そのチョイスが文を読みやすくしてるんだと思い、僕も常に意識して書くようにしています。結局総じて良い人なんです(笑)
(寺坂)

*********

 ゆかさんは、笑顔が素晴らしい人で、いつも元気をもらっています。同じゼミになるまでは関わりが全くなく、正直、いつから仲良くなれたのか分かりません。いつのまにか、今では冗談を言える仲になりました。そして、ゆかさんの笑顔にパワーをもらっていることに気付きました。いつもゼミで会う時や、廊下ですれ違う時、「おはよう」と笑顔で挨拶をしてくれます。それを見ると、私も勉強で疲れている時も元気になります。人に元気を与えられる笑顔って素晴らしいですよね。わたしも、そんなゆかさんみたいな笑顔を大切にしたいです。これからも、ゆかさんの笑顔に癒されにいこうと思います。
(白井)

*********

 岩田さんは、いつどこで出会っても「ゼミ長!」と声をかけてくれるとても元気な人です。ゼミでも、一緒にいるだけで元気をもらえます。そして、2期生全員の紹介を(あれ程の文量で)書き上げてしまうほど2期生一人ひとりのことを想ってくれている人でもあります。正直、私にはあの紹介文は書けません(笑)。
 また、数ヶ月前に私がやる気をなくしていた時には「大丈夫?」「元気?」などと声をかけてくれる優しい人です。私自身、当時のそのひと声に助けられたことをよく覚えています。その声かけは今でもしてくれます。
「勉強してる?」「勉強順調?」
この言葉を聞くたびに「ギクッ!」としますが、この言葉があったからこそ、私がここまで机に向かうことができてるのかもしれません。
 2期生の紹介お疲れ様、そしてありがとう。またこれからもよろしくね!(石川)

*********

 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。岩田さんの良さはまだまだ書き足りないくらい沢山あります。紹介は2部構成なので、part2も楽しみにしていてください。以上2期生から、教育学部社会専修の岩田有加さんの紹介(part1)でした。

(石川)

【20170422進行】フォーラムプログラミングが小学校にやってくる。準備は大丈夫?

画像1
 岐阜聖徳学園大学石原研究室・玉置研究室・芳賀研究室が主催者に加わり、開催したフォーラム 「プログラミングが小学校にやってくる。準備は大丈夫?」。9時30分から12時まで、教育産業本社にて。僕は司会・パネル進行役を仰せつかった。登壇者の主張が刺激的であったこともあって、進行役としてもやりがいがあり、ツッコミ&切り返しを全力(笑)で行ったことが功を奏し、かなり盛り上がった会になったと思う。僕は満足。

 概要は以下の通り(芳賀先生の記録から)

(1)40分間 ピョンキーワークショップ( 田中康平さん)
(2)パネルディスカッション
 司会等: 玉置 崇
 プレゼン1: 阿部和広先生
 プレゼン2: 平井聡一郎先生
 プレゼン3: 石原一彦先生
(3)玉置から疑問・質問
 ・思考錯誤、柔軟性といっても学校教育では・・・?
 ・トラブルが学びになるとはいっても学校はトラブルにならないようにするんですが
 ・難しく考えず、まずやってみるといっても・・・
 ・子どもは放っておいたらアクティブになるので、学校では、アクティブにならないようにするんですが
 ・プログラミング的思考=朝ごはんを食べる過程との話があったがPCいらないのでは
 ・教師はファシリテータ役といっても・・・
 ・プログラミンが日本の学校の授業を変えるって本当ですか
 ・プログラミングは常識だって本当ですか
 ・子どもたちに「吹き込んで」という(石原)の発言は問題発言では
(4)会場から「評価について」
 玉置からの疑問・質問を見ていただくと、どうツッコんでいるかがおわかりになると思う。

 終了後、登壇の皆さん、ゼミ生4名とともに山本屋で味噌煮込み定食。美味!

 ※ 三楽の仕事日記より

7月7日2期生ゼミ記録(吉田)

7月7日 快晴な七夕の日に2期生のゼミを行いました。
今回は吉田がご報告します。

百瀬さんは少し早めの帰省され、9人でゼミを行いました。
まず最初に「外国語活動と外国語科の違い」「なぜ英語教育が早期化されたのか」を理解し、ペアで語れるように練習をしました。
これで面接で聞かれても、大丈夫です。
気になる方は是非二期生に聞いてみてください!(話すことでより身につくので笑)

その後、田尻悟郎先生のビデオを区切りながら視聴し、討論をしました。
「教科に意欲的に臨めない子にどのように働きがけるのか」
「変わろうと思えた根底には何があったのか」
なかなか難しい課題で頭を抱えながらですが、交流することができました。

最後は玉置先生からの握手でした。
先生と握手することなんて、滅多にないので緊張しましたが、ちゃんと先生からの想いは受け取りました。あとは私達次第です。

いよいよ教採一次試験です!
二期生と先生の願いが叶いますように…。(吉田)

画像1

【20170418講演】飛島学園小中一貫校

画像1
 13時、飛島村教育委員会へ。ここのところの教委と学校との話し合いの状況を聞き、考えをまとめる。

 13時50分、飛島学園着。全学級の子供の様子を見せていただく。両校長、教委と懇談。

 15時30分からワークショップならびに僕の講話。今年度は道徳授業を基軸として授業力向上に向けて小中が一体になって動くという方針を受けてのワークショップ。4つのグループから道徳授業に際しての一番の困難点を出してもらう。進行は飯田指導主事。さすが!先生たちのまとまりもいい。

 僕はそれを受けて、落研後輩がいることもあって、落語通に受けるギャグなども入れながら、60分間ほどの講話。初めに授業の見方についてレクチャー。その後、僕と和田裕枝先生の道徳授業映像を見せて解説。手応え十分あり。

 教育長、次長、指導主事、両校長と今日の振り返りと今後について懇談。18時頃終了。

 ※三楽の仕事日記から ※写真は飛島学園HPから

7月3日第12回3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
 こんにちは。3期生の岡田です。先日の早川くんのゼミの発表について、今回は書きたいと思います。

 内容に入る前にまず、私は今回の発表で早川くんの頼もしさについて書かせて頂きます。実は早川くんは本を手にしたときからずっと、「発表できるかな~」と不安を口にしていました。しかし、いざ発表となると、彼は分かりやすくまとめたものを、スパッと私たちに示してくれました。なんだかんだ言いながらも、かっこよくやってのける姿を見て、早川くんはどしっと頼もしく、安心できる存在だということを再確認しました。さすが我らが3期生のゼミ長さんです。

 さて、ここからはそんな早川くんの発表についてです。今回、「知的好奇心」(波多野誼余夫・稲垣佳世子)という本を紹介してくれました。

 その中で私が印象に残ったことというのが、『知的好奇心を引き起こすには』というものです。水の入ったコップを傾けるイラストを描くことを例に挙げていました。自分たちの経験上、コップを傾けたらどうなるか分かっているはずなのに、イラストにすると中の水も一緒に傾いてしまう、ということでした。言われてみれば確かに…!と思わせ、そこから知りたい!という思いを引き起こさせると良いそうです。

 大人も子どもも、誰しも知的好奇心を持っています。自分の予想と違ったとき、何かに興味が湧いたとき、今までの考えが覆されたとき、その知的好奇心はより働くのだと学びました。そのことを頭に置いて、知的好奇心を引き起こす仕掛けというものを考えていきたいです。(岡田)

7月3日第12回3期生ゼミの記録(丹羽)

画像1
 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。小学校実習の学年が発表され、今からドキドキしています(笑)

 今回は菱川くんが紹介してくれた宮本博規「算数学び合い授業スタートブック」から2つに絞って学んだことを書かせていただきます。

 まず1つ目はペア学習・グループ学習についてです。ここから子どもに育つ力は、子どもの表現力や思考力、能動的な学びの姿勢、子どもたちの聞く力の3つです。

 例えば、ペアが生きる場面では子どもたちを全員立たせて、二人組で交互に発表し、確認しあいます。こうすることで、確実に理解してほしい内容を一人一人が理解することができます。グループ活動が生きる場面では何通りか答えが出せる場面などに、自分が説明を聞きたい場所にいって説明を聞いたりすることで自分では考えられなかった意見や、発想を知ることができます。2つともクラス全体で、友達の考えや意見を尊重しなければならないという配慮は必要ですが、1人で学習するよりも効果があっていい学習方法だと思いました。

 2つ目は、話し合いでは「物」が「モノ」を言う、ということです。どういうことかというと、教師が言葉ばかり話していても子どもたちには伝わっていないことがたくさんあります。言葉の空中戦に陥らないためにも具体物を用いたり、紙に書かせたりすることで「物」にしていくことが大切です。確かに、授業を受けている時でも、ただ言葉で永遠に説明を受ける授業よりも動画を見たり、話し合ったり、考えを書いたりすることで自分の考えがはっきりしたり、理解しやすくなるな、と感じる時が多々あります。教育実習でも子どもたちに伝えられるようになるべく「物」を使った授業を心がけていきたいと思います。

PS.「誠意はスピード」という玉置先生の言葉を今日聞いて、その通りだと思いました。また今度言えばいいや、とか思った時に言わないと後悔することってたくさんあると思います。だから何事に関しても後悔しないように感謝の気持ちはすぐに伝えていきたいと思います。(丹羽)

7月3日第12回3期生ゼミ記録(山下)

画像1
 こんにちは。3期生の山下です。今回松田さんは中室牧子さんの『「学力」の経済学』という本について紹介してくれたのでその中から気になったことを書きたいと思います。それは子どもをご褒美で釣ってはいけないのかということです。

 最近色々な講義やゼミの発表で褒めることやご褒美について話す機会がありました。私は過去にテストで◯位以内に入れたら◯千円あげるなどとご褒美につられて勉強を頑張っていた時期がありましたが実際効果はあったので有効な方法なのではないかと思いました。しかし、褒められるためやご褒美のために頑張るのでは意味がない、なんのために頑張るのかが大事だという意見を多く聞きました。確かにご褒美がなくなってしまったら頑張らなくなるようならいい方法であるとは言えないかもしれません。が、テストでいい点を取るために計画的に勉強する習慣づけなどに利用するのはいいのかなと思いました。

 今回の発表ではお年玉とお小遣いを用いて遠い将来と近い将来の判断の違いについて説明してくれました。どちらもその日に貰えば普通の金額、1週間後なら500円増額してくれるという条件でした。子どもはお年玉のように遠い将来のことなら冷静に判断し1週間待ちますがお小遣いのように近い将来のことだとすぐにお金を手にしたいという欲求に負け冷静に判断できなくなるそうです。その原理でいくと近い将来にご褒美を設定すれば子どもは一時的にやる気を出したり計画的に勉強したりするようになるということでした。

 結果的に今回はご褒美はいいという結論になりましたがご褒美の種類や目的、効果や良し悪しは今後も考えていきたいと思いました。(山下)

「甦る教室」(丹羽)

画像1
こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。通学時間に読んだ2冊目の本を紹介したいと思います。今回は菊池省三先生の「甦る教室−学級崩壊立て直し請負人−」という本を読みました。菊池先生のことは玉置先生の授業で講義を受けていたり、3期生の子でも発表をしている子がいたので多少は知っていました。

ところで、菊池先生といえば「価値語」というものをよく聞きますが、わたしにはどういうものが価値語なのか今までよく分かりませんでした。しかし、この本に詳しく書かれていたので少し紹介します。

価値語とは、自分の考えや行動をプラスに持っていく言葉のことです。例を挙げると、話は一回で聴くのです、素直な人は伸びる人です、自分の意見を言って死んだ人はいません、などです。最後の価値語はユニークで面白いなと思いました。

まだまだ完全に理解したわけではないですが、以前よりはこういうものか!と理解できた気がします。(笑)

次に、この本で印象的だったことをお伝えしたいと思います。菊池先生といえば褒め言葉のシャワーなど、褒めて伸ばす教育の仕方が印象強いと思いますが、この本に「怒る」と「叱る」の違いについて書いてあったのでこれについて紹介します。

「怒る」=自分中心の感情で相手に接すること。
「叱る」=相手の存在を認め成長を願って強く意見すること。という違いがあります。そして、この正しい叱られ方を五段階に分けて子どもたちに示します。

1つ目は受容、2つ目は反省、3つ目は謝罪、4つ目は改善、5つ目は感謝です。どういうことかというと、叱られたことをきちんと受けめ、反省し、悪かったと思ってお詫びをする、そしてよくするために改善をし、ありがとうございましたと感謝の気持ちを伝えることが正しい叱られ方だと書かれていました。菊池先生は褒めることと、叱ることは同じことを目指していて、このことを子どもたちがわかればぐんぐん成長するのだと述べられていました。

この叱られ方は子どもたちだけではなく、わたしも正しくできているか不安です。最近は叱られることも少なくなってきていますが、自分が誤った行動をして叱られた時は正しい叱られ方を意識してみようと思います。

まとまりのない文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(丹羽)

【20170329講演】岩倉市教員研修会

画像1
 9時、岩倉市総合体育文化センターへ到着。南部中学校の高橋校長に依頼内容と参加者を聞き、急遽、新学習指導要領ばかりではなく、若手向き授業力向上の方策を入れることを決定。すぐにプレゼン調整。

 9時30分から休憩4分(笑)入れて2時間。「新学習指導要領」の話を前半、後半は「深い学びを生み出す授業提案」と「授業力向上の様々な方策」を話す。

 南部中の先生方のみならず、授業デザイン研究委員・教師力ステップアップ研修参加者も加わり、100名ほどの皆さんに話す。大人数であるためボリュームたっぷりの笑い。もちろん、これからの教育の流れを分かりやすく話したつもり。そしてより良い授業を創るための基礎基本も具体的に伝達。持参した書籍が完売。講演が良かった証と自己分析(笑)。南部中学校のサイトにはさっそく講演が記事に。

 ※三楽の仕事日記より

【20170326口演】第11回復活寄席

画像1
 今日は28年ぶりの「第11回復活寄席」。早朝に起きて「親の顔」を2回繰る。おもろい父親像を強化しようと思い、くすぐり入れる。まくらは出たとこ勝負で、家を出る。

 10時前に会場の愛知産業大学工業高校橘座に到着。先輩、後輩、「落語の花道」からの応援、12時30分からは我がゼミ生も加わってもらい準備を進める。

 13時開場。お客様が続々とご来場。何人来ていただけるだろうかと心配していただけに、我々からしたらこんなに来ていただいてありがたい。ロビーは再会を楽しむ風景。これだけでも復活寄席を復活させた意味がある。13時30分から開演。

 「口上」
 光家鶴太(らくごのおじさん) 「動物愛護団体推奨 犬の目」
 三代目 愛狂亭駄楽  「道具屋」
 ふくら&三楽    「ある師弟の会話」
 愛狂亭ふくら    「平林」
 愛狂亭三楽     「親の顔」
 光家細鶴      「千両みかん」

 楽屋モニターで舞台を見ながら、「あの頃と変わっていないね」「あのくどさもそのまま」「やっぱり古典を壊しているけど、自由自在」「さすが聴かせるね」など、楽屋寸評を楽しむ。

 さて、中入り後の最初、僕とふくらの会話は、ますます打ち合わせなしで進行できるようになった。「引退する」と宣言しているふくら。どこまで本心か(笑)。

 ふくら「平林」は良いお客様に乗せてもらって、とても良い出来。高座を降りてきたふくらを褒める。そして「本当にやめるの?」と訊くと「わからない」という返答(笑)。あれだけ受けたのだからね。

 僕の「親の顔」はくすぐりこそ志の輔落語だけど、今日はますますオリジナル性は高い。心配しつつ高座にかけたけど、やはり良いお客様。よく笑っていただいた。28年ぶりに「三楽さ〜ん」とかけ声もかけてもらって、懐かしさいっぱい。

 片付けは工業高校の皆さんが大人数で手伝っていただき、感謝するばかり。

 出演者らで打ち上げ会。「昔話に華が咲く」とはまさにこの宴会。いただいた感想をじっくり読みながら反省(笑)。僕は駄楽さんに「28年経ってお客さんの息をつかんでうまくやりとりができている落語」と評していただきこんな嬉しいことはない。先日、小樽で野口芳宏先生に授業を褒めていただいたと同じほど嬉しい。それにしても重責どころではない大変な立場である駄楽さんのあのころと全く変わらぬ、おもしろ落語家に徹する芸に脱帽。

 復活寄席を復活させる話が始まってから今までを振り返ると、鶴太さんの精力的な動き、そして鶴太さんご家族の多大なご協力があってこそ、今日が迎えられたことは間違いない。僕は、先輩が元気に動かれていることが嬉しくて仕方がない。「明日からやることがない」と言っておられたが、鶴太さんのことだから、絶対に何かを考えて、復活寄席のために始められるに違いない。確信あり。

 来年度の出演順は宴会中に決まり、僕はトリをとることに。細鶴さんのようなかっちりした芸はできるわけがない。プロでも難しくて高座にかけない「千両みかん」をあのようにやれるなんて精進のなせる技。僕なりにやるしかないのだけど、まずは演目を決めることから。僕もプロの落語家さんの教えをいただこうかしら。

 来ていただいた斎藤さんがFBに「人生を謳歌している先輩方の、素敵な年齢の重ね方に憧れます」とコメントを書いていただいた。私たちの楽しみのために始めた復活寄席につきあっていただいた皆さまがあってこそ、人生が楽しめるというもの。ご迷惑をかけていると自覚している我々にとって、この言葉は実に有り難い。もっと謳歌してよろしいでしょうかと訊きたくなる(笑)。

(三楽の仕事日記より)
画像2

7月3日第12回3期生ゼミ記録(早川)

画像1
こんにちは!
普段思っていることを記事にすることに最近ハマっている3期生の早川です。

今回も第9回のゼミの際同様に、自分の発表の直前に玉置先生から話し方に関して意識すべきことが、メールで送られてきました。また、レベルアップを求められている・・・と正直思いながらもなんとかしなければならないと思い、発表に挑みました。

今回紹介した本は「知的好奇心」(稲垣佳世子・波多野誼余夫 著)です。1973年出版ということで、44年も前に書かれた本なのですが、内容は今日注目されている事柄が多く書かれていました。未来の教育で必要なことを見越していたのか、教育という分野で常に意識されるべきことが書かれているのかどちらかは、最後まで読みましたがわかりませんでした。

しかし、いかにヒトが日頃から好奇心を元に行動しているかが理解できました。これを逆に考えれば、何か物事を教える対象の好奇心を上手に起こさせることができれば、教える対象側から知識等を求めにきてくれるということになります。あくまで理論上の話なので、そんな簡単にはいかないとは思いますが、これを知っているのと知らないのでは大きく違ってくるなと感じました。

また、本の中には「安楽は楽ならず」とありました。これは、外部からの感覚を完全に遮断した状態で過ごすだけで日給20ドルというアルバイトを募集したものの、長く続いた者でも1週間が限界で、大抵の人は2,3日が限界であったという実験結果より立証されたものです。すなわち、普段「面倒くさいな」「だるいから◯◯したくないな」と口にはするものの、実際何もしない状況に置かれてみると、人は耐えられないものであるということです。いってみれば「情報は好奇心の栄養」というわけです。何かしら情報がなければ、本来誰しもが持っているはずの好奇心が死んでしまうのです。

このことを学んでから、普段自分が何気なくYahoo!のトップページのニュースを眺めている理由がわかった気がしました。特に興味がなくても何かしらの情報を求めているものということが実感できました。

この本を発表するにあたって、読み通すことさえ自分にとっては難しくてたまりませんでしたが、発表後に玉置先生からお褒めの言葉をいただくことが出来てとても嬉しかったです。決して怒られないことが良いことだとは思いませんが、やはり褒められると嬉しいです(笑)

最後の発表は第15回の締めくくりの回となります。最後まで気を抜かず、発表に力を注いでいきたいと思います!そして、迫り来るテストやレポートなどの課題を倒していけるよう頑張ります。(早川)

※写真は、お土産をいただいた来客の方への感謝の写真です。

7月3日第12回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
こんにちは。3期生の松田です。

私が今回発表した本は、中室牧子さんが書いた『「学力」の経済学』という本です。この本は、教育経済学者である中室さんがデータにより教育を分析しています。どのような教育が成功する子どもを育てるのかということを誰かの成功体験や主観に基づく逸話でなく、科学的根拠に基づいて述べられた本です。

発表では2つのことについて紹介をしました。

1つ目は「因果関係を明らかにする」ということです。文部科学省が全国学力・学力調査の結果を用いて、子どもの学力と家庭環境にどのような関係がみられるかを分析しました。その分析は「親の年収や学歴が低くても学力が高い児童の特徴は、家庭で読書をしている」というものです。そしてこの分析に対しメディアは「学力が高い子どもの特徴は読書をしている」と報道しました。本にはこの報道が正しいのかどうかという問いがありました。結論は誤っており、その理由は因果関係が明らかにされていないこととされていました。経済学では2つのできごとの関係を示すときには因果関係を明らかにすることが必要であるとされ、この報道には因果関係がないので誤った情報であるということになります。

2つのできごとを説明するときに用いられるのは因果関係と相関関係です。そもそも因果関係とは「Aという原因によってBという結果が生じた」という原因と結果のことであり、相関関係とは「AとBが同時に起こっている」という事実でのことです。このメディアの報道で表すと、因果関係は「読書をしているからから子どもの学力が高い」と表され、相関関係は「学力の高い子どもが読書をしている」と表されます。ここでの問題は「学力の高い子が読書をしている」ということを「読書をすれば頭がよくなる」とはき違えるところにあります。このはき違いによって親が子どもに本を買い与えたり本を読むように指導したりしても無駄になる可能性があります。よって因果関係を明らかかにすることが重要であるということです。

2つ目は子どもに勉強をさせるために「子どもをご褒美で釣ってはいけないのか」についてです。

私自身、ご褒美のためにテスト勉強をしていたので、ご褒美で釣ることは良いと思いました。科学的に基づいた結論としてもご褒美で釣ることは良いとありました。人間には、遠い将来のことであれば冷静に判断できるが、目先の近い将来のことはすぐに得られる満足を大切にするという性質があります。この性質を簡単に説明すると「将来のことを思えば今勉強をしておかなければならないことは分かっているが、目先の遊びや楽しいことを優先してしまう」ということです。この性質を利用して「今勉強をすること」の利益や満足を高めるためにすぐに得られるご褒美を設定することは良いということです。

しかし、勉強をしてほしいという度ごとにご褒美で釣ることはどうなのかという意見が出ました。発表中に答えを伝えることができなかったので、ここで説明します。この本にはどのくらいの頻度でご褒美を与えるのか、近い将来というのはどのくらいのことを指すのかということについての記述はなかったので、ご褒美で釣ることについて私の考えを述べます。私自身、中学まではご褒美のために勉強をしていたところがあります。でもご褒美のためにいつ何をどう勉強するのかは自分で考えてやっていました。先に述べた「今勉強することの利益や満足を高めるため」という部分を私の経験に当てはめると、利益や満足はテストで良い点が取れることとそれによってご褒美がもらえることになります。その利益や満足を得るために、今しなければならない勉強を先送りせずに取り組もうとする子どもの意識を高めるためのご褒美という考えを持てば、ご褒美で釣ることに意味を感じることができるのではないかと考えました。


本の内容をただ伝えるのではなく、聞き手のことを意識し内容をかみ砕いて発表をすることがいかに難しいことかということを毎回痛感しています。今回の発表では内容をかみ砕く前に、内容の理解が乏しかったと感じています。次回はこの本の後半部分の内容を発表するので、今回の発表で学んだこと、感じたことを意識して取り組みたいと思います。(松田)

7月3日第12回3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは。最近ちょっといい事あった菱川です!毎日ハッピー!(笑)

さて 今回も宮本博樹さんの『算数学び合いスタートブック』と言う本から学び得たことをここに綴っていきたいと思います。

・ペア学習・グループ学習について
ペア学習から育つ力は大きく3つだと書かれていました。
1.子供の表現力や思考力
→確実と言っていいほど高まるらしいです。
2.能動的な学びの姿勢
→教師による教え込み授業では教室に響くのは教師の声だけであるが、『ぺア学習、グループ学習』がしっかり機能していると教師だけでなく子供たちの自分自身の声が教室内に響きます。
3.子供たちの聞く姿勢
→これは話し合いの視点が明確で目的がはっきりしていることが重要である。

・ペア学習・グループ学習において配慮すべき所
→友達の考えや意見を尊重しなければならないという意識を持たせること。
確かにこれができていないと話し合いなんてもってのほかであり先生の話もしっかり聞けないなと感じました。
この意識を持たせることはペア学習、グループ学習において一番大事なことだなと思いました。

・話し合いでは『物』が『モノ』をいう
→言葉の空中戦にならないためには具体物を用いるといいらしいです。
言葉だけのやり取りでは子供は全てを理解することができないからです。それに同年代であっても一人一人の発達段階は違うからでもあります。
そんな問題を救ってくれるのが具体物です。
具体物を用いればわかりづらい説明も子どもも触ったり実際に使ったりしてわかりやすくなるからです。

教員生活という多忙な毎日の中で授業の準備を整えるには、既存の教材や備品の有効活動が大切だなと感じました。

最後に子どもの考えのつなぎ方について。
→取り上げた考えをつないでいくためにはまずその考えを正確に受診すること。つまり聞き取ることが重要であります。聞く力のことですね。
と言っても聞く力をさぁ子どもにつけさせようと思っても簡単にはつきません。なのでクラスでは必ずと言っていいほどお手本になる聞き方をしている子どもがいます。その子どもを褒めていくことによって他の子供たちも真似をするようになりますね。そしてまた褒めていきます。ほめ言葉のシャワーですね。笑

今回この本を読ませていただき算数授業においての学びがかなりありました。
算数において何を意識して授業をすればいいのかたくさん知ることができました。ぜひ実習で実践してみたいと思います。(菱川)

【20170314参加】第4回教育情報セキュリティ対策推進チーム会議

画像1
 17時から文部科学省で「第4回教育情報セキュリティ対策推進チーム」会議。

 19時過ぎまで。事務局提案は学校現場のことをよく踏まえた提案。

 提案にほぼ異論なし。むしろ学校の姿勢が大切と発言。

 ※三楽の仕事日記から

【20170227授業&講演】小樽市授業力向上特別セミナー

画像1
 2月27日、8時30分から野口先生、大西さん、神戸先生と相談。9時30分ホテル発。望洋台小学校へ向かう。本日は小樽市教育委員会主催の「授業力向上特別セミナー」。

 市内でも高台にあることもあって、学校に近づくとさらなる積雪。高い雪の壁!

 10時45分から野口芳宏先生の授業。授業テーマは「作文力をつける授業」。揺るがない野口流鍛える国語授業。褒められた子どもの嬉しい表情にこちらも嬉しくなる。

 終了後、すぐに野口先生講演。授業とは何かを明確にした後、授業をもとに作文力をつけるための具体的講話。最後はいつもの「何か文句あります?」(笑)。

 望洋台中学校へ移動。昼食をいただき授業開始時刻まで学校情報を得たり、落語論議をしたり。名人の落語話で思わず熱くなる。気持ちが高ぶったところで授業会場へ。

 5分ほど生徒とやりとりして数学授業開始。授業テーマは「数学的な見方や考え方を育てる授業」。とても素直な生徒で、楽しくかつ深い授業となった(と思う)。

 すぐに1時間30分のパネルディスカッション。テーマは「教師として知っておきたい授業技術」。大西さん司会で、上質の授業&技術論。野口先生も僕も言いたい放題(笑)。神戸先生は小牧での授業をもとに授業深掘り。

 最後に野口先生がわざわざ時間をとっていただいて、皆さんに話していただいた。生涯忘れられない野口先生からのコメント。

「玉置さんの子ども相手の授業を初めて見たが、実に見事な授業でした。100点満点の授業」と最初に言われ、その理由を話していただけた。こんな感激したことはない。

 30歳頃に野口芳宏先生を知り、それから著書で学び、セミナーで学び、フォーラムやセミナーに登壇していただき学んできた30年。今回,道徳と数学授業を見ていただける機会ができたことだけでも嬉しいことなのに、大いなるお褒めの言葉をいただけた。大感激!!!

 新千歳空港へ向かう列車の中では、野口先生と昨日の道徳授業について論議。これからのこともいくつか相談しているうちに終点。空港で皆さんとお別れ。

 野口先生のお褒めの言葉を思い出しながらのラーメン。格別おいしい。19時55分中部国際空港へ。22時17分に名鉄で犬山、そして地元駅へ。23時45分頃帰宅。充実の3日間、忘れられない3日間が終わった。 

※ 三楽の仕事日記より

面接練習(江口)

画像1
 本日、教師力アップセミナーでお世話になっている百々先生主催の面接練習にレクリエーション研究会の6人で参加させていただきました。正規採用の2.3年目の先生方や講師の方と約2時間教育について考えることができました。

 討論を2回行いました。いつもは、学生とばかり行っているため今までと変わった視点で学ぶことが出来ました。先生方は、やはり経験があるため実際の指導の仕方などを交えながらお話していて、説得力がとてもありました。また、百々先生は、討論の中にも場面指導を入れるなど様々な角度からお話をされていました。そのため、グループ全体の雰囲気がよくなり、楽しく討論をすることができました。

 授業の様子もビデオで見させていただきました。子どもたちが、本当に楽しそうに授業を受けていました。挨拶の大切さを学ぶ授業でしたが、主体的に学ぶ姿を見ました。また、印象的に残ったことは、拍手です。拍手をすることで、褒められている、認めてもらっているという安心感につながっていると感じました。

 残り二週間ほどで本番ですが、今日学んだことを2次試験の討論に活かせるよう頑張ります。百々先生をはじめ、指導して頂いた先生方、ありがとうございました。 (江口)

【20170226公演】教育と笑いの会 in 小樽

画像1
画像2
画像3
 10時30分から「出張!授業深掘りセミナ−」。僕が授業提案者。「手品師」を話材に野口芳宏先生が主張される道徳授業を加味しての「取り得る行動の検討」による道徳授業。これなら良い深掘りができると思える授業ができた。もちろん急遽決まった生徒役の皆さんのおかげ。

 深掘り開始。僕はできる限り明確な論議となるように野口先生に突っかかる。「野口先生、授業をしっかり見ておられませんよ」など過激に発言。野口先生が怯むわけはない(笑)。この論議なら誰に聞いていただいても満足いただけると思えた35分間。授業者として満足。

 後藤フェローの安定した「知っ得コーナー」を終えてセミナー無事終了。参加の皆さんと会食をしながら歓談。

 13時に「教育と笑いの会」開演。会長として挨拶。野口先生に登壇してもらいやりとり。笑いがしっかりとれた。野口先生の「教育漫談」。新ネタで大いに笑わせる野口先生。感服。

 北海道のエネルギッシュなメンバーで構成された「今いくよくるよ&マーシー」の漫才。初舞台で緊張度が伝わってきて、それで笑いが生まれていて、うらやましい。

 僕が池田先生とのつなぎをして、池田修先生のお笑いワークショップ「切り返し講座」。安定した笑い。

 中入り後、僕による「落語の楽しみ方」。冒頭の一言「笑えるじゃないですか」で勝負。手応えあり。良い雰囲気の会場。月の家熊八さんの「真田小僧」。高木さんの教育ネタ放送局。つまりピン芸。自称「教育と笑いの会専属芸人」の桂雀太さんは「替わり目」。いやあ、ますますの磨かれた芸で会場すべてをつかみ取り。袖で聞かせていただく素晴らしい芸。

 再びの中入り後、僕が進行役のシンポジウム。「教育における笑いの効用」といったざっくりしたテーマで進行。真剣に考えていただく時間、大いに笑っていただく時間などメリハリがついたシンポジウム。

 名誉会長と感謝の挨拶。大きなイベントが皆様のおかげで無事終了。ああ、嬉しい。それにしても疲れました。

 ※三楽の仕事日記より

6月26日第11回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。今回は嶋藤さんの発表について書きます。嶋藤さんは山田洋一先生の「発問・説明・指示を超える対話術」という本について紹介してくれました。

 発言をすることが苦手な子どもに対しての教師の言葉を5つ紹介してくれました。嶋藤さんは「皆さんが教師であったらどう対応しますか」という問いかけを聞いている私たちにし、考える時間を取って発表を進めていました。

 発表が途切れ途切れになってしまう子どもに対しては「合いの手を入れながら聞く」ことが大切だそうです。発表が途切れてしまった際に、教師は「ここまで確認しよう、こういうことなんだね」と一度声を挟み、今のところ合っていると思わせることが必要だそうです。教師がその子どもの発言しようと思った気持ちを大事に、発言を拾うことで子どもは自信を持つことができると思いました。

 指名した子どもが意見を言えないときは「わからなさに共感する」ことが大切であるそうです。教師は「どこが分からないの?」と聞いてしまいがちでそう尋ねれば尋ねるほど子どもは困惑してしまいます。これを聞いたときに教えてあげようと思うと、私も「どこが分からない?何が分からない?」と聞いてしまうなと思いました。分からない子のどこが分からないのか分からないという気持ちを共感してあげて、分からない子を受容する雰囲気を作ることが必要であると分かりました。また、分からないことを子どものせいにするのではなく、「先生の説明が悪かったね」「先生の質問の仕方が悪かったね」と説明をしたり質問をする教師側に問題があるのだと認識することも大切であることが分かりました。教師の都合で子どもたちを不安にさせたり困ったりさせることはおかしなことであると思うので、よく自分を省みることが必要であることを感じました。


 今回のゼミの始めはアイスブレーキングではなく、それぞれが考えてきた自己紹介から始めました。教育実習初日の自己紹介という設定でそれぞれ考えました。短くかつインパクトのある自己紹介というのは難しいと考えてみて思いました。また、早く子どもたちと関係を持つには自己紹介も無駄にできないということを感じました。今回は高学年に向けた自己紹介という設定だったので、配当学年が決まったら、その学年に合った自己紹介を考えて実習に臨みたいです。(松田)

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31