【20170722口演】第6回教育と笑いの会 in 東京

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 7時24分味岡発、小牧駅で「教育漫才RR」のお一人(笑)、斎藤さんと合流。名古屋、品川、新大久保から永谷ホールへ。10時45分着。

 11時から皆さんでリハーサル。会場設営。マイクリハまで終えて12時。やはり早くから集まっていただいて良かった。シンポジウム打合せは5分くらいしたが、雀太さんから「こんなに打合せをしたのは初めて」と言われる(笑)。

 開演13時。ほぼ満席で開始。僕の挨拶。直前になんとなく浮かんだネタで話す。結果として、後で野口芳宏先生にこれまでの中で一番良かった挨拶と言われる(笑)。確かにこんなに笑ってもらったのは初めて。

 野口芳宏先生の教育漫談。差別の必要を笑いで包みながら訴える。野中信行先生は、子ども向けに最初の三日間でやっておられる小咄をご披露。教育漫才RRは、「教育四方山話」と題していい!知的レベルが高い楽しい漫才。

 急いで着物に着替えて、解説「落語と授業」。これも直前にネタが浮かんで、落語も授業も想像が必要という展開で、最後は「直線の定義」で笑っていただく。

 柳亭小癡楽は、実に切れがよくテンポもよくて、江戸らしい話しぶり。「干物箱」でたっぷり楽しませてくれた。

 桂雀太は、ますます芸に磨きがかかっていて驚嘆。「青菜」を爆笑に次ぐ爆笑で上方落語を堪能させてくれた。

 シンポジウムは、「笑いの生み出し方」。いつものようにテーマに沿わず、冒頭の野口先生の質問「師匠の定義」から50分間。ここという笑いを野口先生が持っていってしまう。16時30分無事終了。

 振り返ってみると、最終的には雀太、小癡楽の東西落語豪華競演は言うことなしで大満足、シンポジウムの質の高さ、安定した野口先生の教育漫談、新登場・野中先生の子どもへのお笑いアプローチ、「教育の今」をネタにした新コンビ(大西&斎藤)の教育漫才RRも大好評で、2回目となる東京の会も大成功。いわゆる「教育と笑いの会」ファミリーで懇親会も大盛り上がり。

※ 三楽の仕事日記より

岐阜を全力で伝えます宣言 第5弾 「夏休みに…」

こんにちは。二期生の吉田です。
台風や猛暑と慌ただしい気候の中、私は「お盆休み返上」で活動しております。


今回は「夏休みに…」というテーマで私が感動した岐阜の名所を3つ紹介したいと思います。もしよかったら、行ってみてください。

1つ目は白川郷です。
岐阜県の北部に位置する白川郷は世界遺産としても有名です。
伝統的な合掌造りの集落はこの岐阜でしか見ることのできない風景だと思います。また四季でその風景は様変わりするのも必見です。実際に合掌造りの家の中にも入ることができ、昔の生活を体感することができます。
私は夏と冬の2度観光しましたが、秋も行ってみたいと考えています。

2つ目は高山市の街並みです。
こちらも岐阜県の北部にある場所です。昔ながらの石畳の道と建物は日本の文化を肌で感じることができます。私はこの地をオーストラリアのホストファミリーに紹介したところ、実際に彼らは去年訪れ、「beautiful city」と言ってくれるほどの街並みです。


3つ目は下呂温泉です。
疲れた体を癒すには最適なスポットである下呂温泉。街の各所には温泉だけでなく、足湯や食べ歩きのできる店が多くあり、ゆったりとしたひと時を味わうことができます。特に下呂の温泉は入ると「肌はツルツル、時間が経っても体の芯が温かいままになる」という特徴があり、1年に1回は行くほど好きな場所です。


このように記事を書いていると、岐阜に来てよかったと思うと共に、早く羽を伸ばしたくなりました(笑)
こんな場所を心置きなく旅できるように、今は頑張ります。(吉田)

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【20170718委員】北名古屋市教育委員会外部評価委員会

 北名古屋市東庁舎へ向かう。10時から教育委員会外部評価委員会に委員として出席。先日送っておいた意見について口頭で説明。いくつかのやりとり。今年度の役目は終了。

※ 三楽の仕事日記より
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【20170716口演】懐会館で「子ほめ」

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 9時30分ごろ家を出て懐会館へ向かう。会館前に「笑う門には福来たる 愛狂亭三楽」という大きな案内あり。高座の高さが低く、机を足して高くしてもらう。

 10時から45分間、まくらたっぷりの落語。まくらは反応を見て、あれこれ。落語は「子ほめ」。ちょっと仕込み忘れがあって、さりげなく(笑)付け足してオチまで。

【20170713講演】愛知地区教職員組合主催「四季の学習会(夏)」

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 日進市民会館へ向かう。愛知地区教職員組合主催の「四季の学習会(夏)」の講師。演題は、「玉置流・授業成功の極意」。若い先生が多いので、指導要領のことを簡単に触れて、どの授業でも活かすことができる技術を紹介。よく笑い、よく頷いていただけた。本もたくさん買っていただいた。皆さんに感謝。

 終了後、「息子が岐阜聖徳学園でお世話になっています」と伝えていただけたお母さん先生。この4月から勤め始めた本学卒業生、僕の新任時代の教え子、小牧中時代に一緒させていただいた方など、つながりがある方との出会いも嬉しい1日。

 書籍販売などしっかり手伝ってくれたゼミ生・早川君と夕食をとりながら、今後のゼミ運営を話し合う時間。こういう時間もいい。

※三楽の仕事日記より

【20170713参加】実践!スピーチ集中講座(入門編

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 7月13日、話し方についてきっちり勉強しようと思って参加した『実践!スピーチ集中講座(入門編)』。ウインク愛知で9時30分から16時30分まで。講師は菱田さつきさん。

 13名の参加。議員さん2名、社長さん1名など、参加者多彩。菱田さんのとても明快な全体へのレクチャーと個人レクチャー。基本的なことを教えてもらった後、スピーチを映像に撮り、すぐに参加者から気づきを教えてもらい、菱田さんからプロによる指導を受けるという展開。最初と最後の自己変容もよく分かる。参加者の満足度が高いことも頷ける。僕はラ行の発音に難があること、助詞が立ちすぎる話し方、緩急を意識することなどの助言を受けた。今後の目標ができた。

玉置ゼミ3期生発表に使用した本の一覧

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 3期生の前期ゼミでは、教育書を読み、そこからの学びを伝え話し合うことを主に行ってきました。以下は、ゼミ生が活用した書籍一覧です。

◯岡田 実姫
・「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくり」(田中博史)
・「子どもが変わる授業 算数の先生が教える授業づくりの秘訣」(田中博史)
・「授業力&学級経営力」2016年6月号『勇気づけの学級づくり』(赤坂真二)
・「先生のためのアドラー心理学 勇気づけの学級づくり」(赤坂真二)

◯丹羽 亜由美
・「はじめに子どもありきー教育実践の基本ー」(平野朝久)
・できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣」(森川正樹)
・「教えるということ」(大村はま)
・「授業力&学級経営力」2016年4月号『3・7・30の法則』(野中信行)
・「いちばんやさしい教える技術」(向後千春)

◯山下 涼香
・「算数授業のユニバーサルデザイン 5つのルール・50のアイデア」(大羽沢子)
・「国語授業のユニバーサルデザイン」(桂聖)

◯静谷 公希
・「教師に必要な3つのこと」(野口芳宏)
・「教師になるということ」(池田修)
・「人はいかに学ぶか」(稲垣佳世子・波多野誼余夫)
・「魔法の掃除」13ヶ月(平田治)

◯林 美月
・「一人ひとりの凸凹に寄り添う『気になる子』『苦しんでいる子』の育て方」(金大竜)
・「子供をみる24の発想」(家本芳郎)
・「ゼロから学べる小学校社会科授業づくり」(長瀬拓也)
・「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」(佐藤正寿)
・「愛で育てる算数数学の授業」(志水廣)

◯嶋藤 菜月
・「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4力」(千葉市教育センター)
・「発問 説明 指示を超える 説明のルール」(山田洋一)
・「発問 説明 指示を超える 対話術」(山田洋一)


◯早川 聡
・「算数好きにする授業力」(志水廣)
・「算数のプロが教える学習指導のコツ」(細水保宏)
・「知的好奇心」(稲垣佳世子・波多野誼余夫)
・「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎)

◯菱川 快
・「わかりあえないことから〜コミュニケーション能力〜」(平田オリザ)
・「算数学び合いスタートブック」(宮本博樹)
・「学び合う学びが生まれる時」(石井順治)

◯松田 紗季
・「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」(菊池省三)
・「プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-」(佐藤正寿)
・「『学力』の経済学」(中室牧子)

【20170709授業取材】ベネッセ企画で授業収録

 品川から小竹向原駅まで移動。スタジオガレージへ。

 9時45分から簡単な打ち合わせ。僕の授業を受けてくれる子供が続々到着。小6が4名、中1が4名。中2が2名という合計10名。学年が違うことを承知しての算数・数学授業と道徳授業開始。

 「玉置先生の授業を徹底解剖!」というベネッセの企画・収録。初めに授業を受けるための約束を話し、子どもに実際にやってもらう。ここも収録。

 算数&数学授業、道徳授業ともきっちり行う。子供たちもほとんど初めて会っているのに、徐々にコミュニケーションがとれてきて、「あっ、そういうことか!」などというつぶやきがあったり、疑問があるという表情をしてくれたりと、僕が求めている授業が収録できた。

 午後は、収録された授業を見ながら、解説を収録。いずれの授業も30から40のポイント収録(一つは20秒程度)ができた。つまり、授業に際して、僕はすべての場面で意図しているということの証。プロによる編集で、コンテンツ提供されるとのことで楽しみ。

※ 三楽の仕事日記より
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大合格 参考書じゃなくオレに聞け! (丹羽)

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 こんにちは。せっかくの夏休みなのになかなかやりたいことができずに悩んでいる3期生の丹羽亜由美です。

 あまり、学びに関係あるか分かりませんが、時間つぶしにでも読もうと買った本を紹介したいと思います。

 ところで、中田敦彦さんは知っていますか?オリエンタルラジオというコンビで活躍しているお笑い芸人の方です。この方が書いた「大合格 参考書じゃなくオレに聞け!」という本を読みました。この本は受験に悩む高校生向けに書かれたものだと思いますが、いくつか受験生以外にも役立つ内容をいくつか紹介します。

 1つ目に、みなさん長所を聞かれたらすぐに答えられますか?私は、短所はすぐに見つけられるのですが長所はなかなか見つけられません。では、どうすれば良いのでしょうか。この悩みの答えとしてこの本には以下のように書かれていました。
いろんな人と出会って、“自分のいいところ”を教えてもらう、ということでした。自分の長所というのは、自分にとっては普通のことだから気づきにくいそうです。さらに、長所と短所は表裏一体でもあり、短所がかなりの強みになることもあります。それらを踏まえ、周りの人の褒め言葉に素直になり、「自分はこうなりたい」というビジョンにこだわりすぎないことが大切だと書いてありました。

 2つ目は、勉強の本質とは何か。についてです。勉強の本質は正直、全く分からないし、今でもなんで勉強するのだろうと思うことはたくさんあります。この本には、「好奇心を満たす快楽だ」と書かれていました。例えば、仕事を定年退職した人は、新しい趣味や習い事をすることがあります。それは、新しいことを学ぶのが楽しいからであり、この学んだことは、自分の武器にもなります。たしかに、分からないことをそのままにしておくのはすごく嫌だし、新しいことを知るとすごくワクワクするなと感じることはよくあります。

 この本では、教育技術や、思想については書かれていませんでしたが、勉強に対する考え方や、向き合い方をいろんな角度から考えることができて、これから教採に向けて勉強をたくさんする機会が増えると思うので、その前に読めてよかったです。
まずは、参考書を買ってくるところから始めようと思います(笑)。(丹羽)

【20170629委員】北名古屋市教育委員会外部評価委員会

 今年度も「北名古屋市教育委員会外部評価委員」の委嘱を受け、10時に北名古屋市役所へ。1時間ほど各課から説明を受け、質問をしたり、記述の追加を求めたり、事業との整合性を確かめたりして、終了は12時。

※ 三楽の仕事日記より
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【20170624進行】授業深掘りセミナー

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 8時前に家を出て、EDUCOM愛知本社へ。8時30分から授業深掘りセミナー打合せ。大人数の参加があることもあって、いつもより会場密度高し。

 我がゼミ生10名も到着。2期生が段取りをよく分かっているので、僕は大きな流れを示すだけ。和田先生の新刊本とともに僕の本も並べて、参加者を待つ。

 9時30分から開始。最初は佐藤正寿先生の模擬授業。メディアリテラシーをテーマにした、いつもの通りの良質な授業。深掘りは若手教師対象なので、子どもの指名の仕方、教材の研究方法などを話題にパネラーにぶつける。どのパネラーも動ぜず、的確な回答。

 続いて、次の授業に向けてのテーマ説明のため大西貞憲さん登場。新学習指導要領から「深い学び=見方・考え方」を説明。

 11時から和田先生の模擬授業。L字型の面積の授業をいかに「見方・考え方」をテーマに深めるかが授業提案。続いて、7つのグループに分かれて授業検討「3+1」。最後はパネラーによる深掘り。

 和田先生から「大失敗しちゃった。ごめんなさい」という言葉。だれも思っていなかった意外な言葉に僕が食いつかないワケはない(笑)。一気に深掘り。皆さん、かなり参考になったと思う。

 おかげさまで、アンケートは提出されたすべての方が「大変良かった」。僕の手応えと同じで満足。

※ 三楽の仕事日記より

7月24日第15回3期生ゼミ記録(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

ついにゼミが終わってしまいました。伝えることの難しさはありましたが、まだまだやり足りないと感じてしまう程、楽しくもあり、充実感もあるゼミでした。

さて、今回は最終回、早川聡くんのゼミ発表について書きたいと思います。
「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎)という本を紹介してくれた早川くん。今回の発表で正直私は「してやられた」と思いました。

私たちは初めにまっさらな余白だらけのプリントを配られました。活動を挟みながらどんどん話していってしまう早川くんに「もう1回言って!」の声ばかり上がっていました。
すると、早川くんはしばらくして余白の埋まった、全てが書かれたプリントを私たちに配りました。3期生はブーブー文句を言います。

しかし、これこそが早川くんが伝えたいことでした。プリントに書いてあることを読むだけだったり、1~10まで親切丁寧に細かいところまで話してしまったりするようでは、
適当に聞き流す習慣がついてしまいます。確かに初めから全てが書かれたプリントを配られていたら、私たちは目で追いながら聞くという状態になっていたと思います。まっさらなプリントだったからこそ、書かねば、聴かねば、という思いが働きました。
早川くんにはしてやられましたが、体感的に学ばされました。ありがとう。

そして、私が印象に残ったものとしてもう1つ挙げたいと思います。それは、教師が守るべき「聞く」ルールというものです。教師の話を聞かないときの注意の仕方と、友だちの発表を聞かないときの注意の仕方に差が出るのはいけない、誰が話していても聞くべきときに聞けていない場面では厳しく対処する、ということでした。先生が話しているんだから聞きなさい、などと「先生」が前提にあること自体が違うのだということを再認識しました。

誰かの話を聴くときは、目と心を傾けながら、相手の言葉を一生懸命受け止めようとすることが大切だと学びました。これから私たちは教育実習に向かいます。そのことを頭に置いて、児童生徒の話を受け止めながら聴いていきたいと思います。(岡田)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。ついにゼミも最後になってしまい悲しい思いの菱川です。

さて今回僕が読ませていただいた本は石井順治の『学び合う学びが生まれる時』と言う本を読ませていただきました。
この本は実際に石井順治さんが色々な全国の研究授業を見た時の授業記録をまとめたものであります。様々な授業の中で『学び合い』が発生している授業から学べることやみんなが是非実践してほしいこと、授業をやる上で意識してほしいことが書いてありました。

今回はその中で僕が是非みんなに知っておいてもらいたいことをここに綴らせてもらいます。
まず初めに一斉指導方式についてです。
今の若い大学生の方々はおそらく小学校時代この方式の授業を受けていた方が多いのではないか?と思います。
一斉指導方式とは教師が解釈したこと準備したことを一方的に教える授業
であると書いてありました。
今回これを発表に取り入れたのは新しい指導方法についての発表ばかりを今まで僕らゼミ生はしてきて過去の指導方法を振り返ることがあまりなかったなと感じたからです。
この一斉指導方式は教師が一方的に教える授業であります。
今は学び合いと言ってこの指導方式には真反対と言ってもいいやり方ですが昔はこれが主流でした。
今思うとこの指導方式はいけないことが多いです。
子供の教室の姿だと、
自ら考えない。
単語で話す子どもたち。 ...etc

教師の教室の姿だと、
子どもを褒めるより注意することが多い
子どもの言葉に対して教師の言葉が多すぎる ...etc

と言った悪い点があります。けどこう言った悪い点から今の良い授業のやり方が生まれて言ったことを忘れてはいけないのかな?と思います。
これは教育の現場でも重々言えることです。悪いことしかない指導方式はありません。だからそんな昔の今は使えないだろう!ってゆう所から新しい何か学び合いに発展するような指導方式を見つける工夫を僕はこれからして行きたいと思います。

次に『つなぐ』と言うことに対してです。
学び合う学びにおいて聞くこととともにつなぐことが大変大事になります。
つなぎのあるなしでは、学びの質を決定するほどの力を持ちますと言われているそうです。
今回そんな『つなぐ』働きをするにはどんなことをすれば良いのか3つのつなぐ働きを学びました。
1.考えと考えをつなぐ
2.子どまの考えとテキスト(教材)をつなぐ
3.子どもと子どもをつなぐ
1つ目の考えと考えをつなぐについては子ども1人が答えをもし発言してもらってもその子どもの答えと似通った違う意見もあるかもしれないからそれらをつないで行くこと。
2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、どんな課題なのかを明確にすることです。
3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。
子どもの成り立ちや育ち方や経験は子供によって違います。そんな中で国語なんて意見が一人一人違ってくるのは当たり前です。そんな一人一人違う意見をつないで行くことが子どもと子どもをつなぐことであり、1つ目と関連していることでもあります。
『学び合う学び』において教師が実施しなければならない『つなぐ』はたらきの主なものは以上の3つであると本には書かれていました。
教師の目と心が、「教える」こと一辺倒から、このような『つなぐ』ことに移れば移るほど、『学び合う学び』の心地よさが子供の中に広がっていくであろう。

前期のゼミはこれで終了です。夏休みに入りますがあまり記事をあげていない菱川もしっかりあげれるように頑張りますので陰ながら応援よろしくお願いします。

では!また会う日まで〜〜!(菱川)

7月24日 第15回(最終回)3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

今回のゼミが、僕ら3期生の前期最終回でした。今までの14回のゼミ活動で学んだことをできるだけ自分のものにした上で話すことができるよう頑張ろうと意気込んで臨みました。

今回、発表に使用した本は「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎 著)という本です。この本は、元々玉置先生の本棚にあったものではなく、今回は新しく購入していただいた本です!それはそれは僕の発表に対するやる気も上がります(笑)

この本では、「聞く」ことの大事さをとにかく説いています。「きく」ということを表すものにはいくつかの種類の漢字がありますが、その中でも特に「聴く」ということが良い教室づくりの上で必要になるとのことです。単なる言葉遊びということではなく、ただ「耳」を使ってきくだけではなく、「目」も「心」も使っているのが「聴く」ということなのだと書かれています。(「聴」の漢字を構成している漢字に注目してください)

相手の話を「聴く」ということはただ話をきくということではなく、”一生懸命に相手の言葉を受け止めようとすること”とも書かれていました。自分が何かを相手に伝えようとするときに、全然自分の方向を向いてくれなかったりする経験ばかりがクラス内で広がれば、当然学級崩壊につながるであろうと感じると共に、逆に言えば、相手を受け止める・受け止められる経験がクラス内に広がれば学級崩壊などが発生することなどないのです。

以上が本を読んだ上で、特に印象に残ったことなのですが、今回の発表では僕も発表する自分の話に注目してほしかったので、プリントをほぼワークシートくらいの白紙にしてみました(笑)
わずかですが、いつもより集中して聞いてもらえたかなと思います。。。

全15回の3期生のゼミが終了したわけですが、この前期を思い返してみると本当に多くのことを共有しあってきたなと感じます。それをただ思い出とするのではなくて、一つ一つ自分のモノとしていけるように、また、自分のモノにした上で9月・11月にある教育実習の中で少しでも活かしていければいいなと思います。

後期も、できるだけ多くの学びの場に出向いて、学びを深めていきたいと思います。これからも僕ら3期生をあたたかく見守ってください。よろしくお願いします。(早川)

今きづけたこと(岩田)

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 こんにちは。久しぶりに記事を書きます。今週は1次試験も一段落し、多方面にわたり、友人と報告会兼お疲れ様会をしてきました。今まで頑張ってきた友人とのそのような時間を共有することは今の自分にとって何にもかえることの出来ない大切な時間です。


 4月に入って学校でも、ゼミでも教採に向けて本格的に対策を行ってきました。友人との話も気がつけば試験の話が多くなり、いつの間にか、遅くまで学校に残って勉強するということも普通のことになっていきました。以前も2期生が記事にしていましたが、そんなとき一緒に同じ目標に向かっていく友人の存在というのは、本当に心強いものです。辛いときも勉強したくないときも、心が折れそうなとき一生懸命頑張る人の姿が目に映ると自然に頑張れる気がしてきます。試験の直前は特にそう感じました。



 しかし、もう一つ忘れてはいけない存在を思い出しました。それは家族です。もちろん今までも忘れていたわけではありません。大学生になりいろいろな価値観や考え方に触れる機会が増えました。気がついたら未成年ではなくなり、自分の選択に自由度が増した反面、責任も出てきました。今思えば、わたしはかなり勝手なことをしてきたと思います。計画性はないし、世間知らずにもかかわらず、自分がやってみたい!と感じたら、やってみないと気が済みません。その為、家族にはかなり迷惑をかけてきました。だから、わたしを間近で見ながら育った弟は、慎重派なのかと思うほどです(笑)。



 そんなわたしなので、家族との衝突は日常茶飯事です。笑 冷静に考えて9割わたしが悪いです。笑 しかし、何があってもどんなときでもわたしの一番の支えであったことに違いはありません。わたしよりもわたしのことを信じ、多くは語らなくとも見えないところでいつもサポートしてくれていたのだなと思いました。いつのまにかそれが当たり前になり、感謝を忘れているなと感じました。でも今ここで気がつくことが出来て良かったです。恥ずかしいので今はまだ記事にすることで留めておきます。いつかちゃんと伝えられるように、この記事を書いたことをきっかけに勉強を始めることにします。(岩田)

7月24日第15回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。


早いもので、私も最後の発表となりました。私は前回に引き続き中室牧子さんが書かれた『「学力」の経済学』という本を読んで学んだことを発表しました。


1つ目は「学力テストに一喜一憂しない」ということについてです。中室さんは学力テストというのは学校教育の成果を測るうえで意味のないものと述べていました。

その理由として「教育生産関数」という子どもの教育成果分析に最も標準的な分析枠組みが用いられます。この教育生産関数というのはインプット(親の収入や遺伝などの「家庭資源」と教員の数や質、授業時間やカリキュラムなどの「学校資源」)がどのくらいアウトプット(学力)に影響しているのかを明らかにするものを言います。これによると、学力を分析するためには家庭資源のことも含めて分析しなければならないということになるので、学力テストでは子どもの学力を正確に測ることができないとしていました。

では、家庭資源と学校資源というのはどのくらいの割合で学力に影響を及ぼすのかということについてですが、60%〜70%が家庭資源であるという結果がある実験により明らかになりました。学力テストでは県別の順位が毎年公表されています。そこで正答率が悪かった問題について自治体や教育委員会は学校の指導法や教材に原因があると見がちであるが、順位に影響されるだけではなく、家庭資源と学校資源の関係を明らかにして、何に重点を置けば子どもの学力が上がるのかを示すことが大事であると述べていました。


2つ目は「いい先生とはどんな先生か」についてです。中室さんが思ういい先生とは、「ある子どもを他の子どもや集団と比較するのではなく、過去のその子自身と比較して昨日より今日、今日より明日と伸ばしてやれる先生」だそうです。このような先生を本では「質の高い教師」と呼んでいました。そして質の高い教師を見極めるものとして「付加価値」というものがあります。これは、例えばある子どもが前回のテストで35点だったのが次のテストで55点だったということがあったとします。この差である20点のことを付加価値と言います。この付加価値と教員の質について因果関係があることが実験で明らかにされ、質の高い教師は子どもの成績を上げることができるとされました。そして、今後はこの質の高い教師を増やすための動きが出てくるかもしれないということでした。

この本を読んでみて、教育というものをいつもと違う視点から見ることができました。いつもは実際に現場で働いている方や、働いていた方の本を読むことが多かったのですが、今回は経済学という立場から教育を見ることができ、新しい見方をすることも大切であると感じました。


ゼミでは玉置先生や読んだ本、他の人の発表から子どもの見方や教師の働きかけ、授業技術を学びました。教育実習で生かすことのできるよう、ノートやみんなのプリントを見直したいと思います(松田)

7月24日 第15回3期生ゼミ記録(丹羽)

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みなさん、こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回で前期のゼミが終わり、菱川くんの発表をこうして振り返るのも最後だと思うと、なんだか寂しいです。(笑)

それでは気を取り直して、菱川くんの紹介してくれた『「学びあう学び」が生まれるとき』という本を紹介したいと思います。

私は菱川くんの発表を聴いて、学び合いをすることで考えが深まるだけでなく、子どもたちの中で考えることの心地よさが広がっていくのだということがよくわかりました。

この、「学び合い」には克服しなくてはいけないことがあります。それは『一斉指導方式』です。どういうことというと、昔は集団に効率的に教えるためにこの授業は続けられ、この方式のおかげで日本は短期間で教育の水準を引き上げてきました。しかし、現代において、教師の説明と発問で誘導し、チョークによる板書で一方的に教えるという知識伝達式の授業では子どもたちの未来を切り開く学力は形成できないのです。

 この方式における子どもたちの教室での姿は、詳しく語ることが少なく、単語程度の言葉でしか話せない子や、よく発言して活躍する子どもに偏りがあるというような子どもの姿があります。それではいけないのです。

『学びあう学び』を支える教師の役目として聞くこととともに大切なことを3つ紹介します。1つ目は考えと考えをつなぐことです。例え、子どもが正解を言ってしまってもすぐに次の問題にいかずに、他の子にも考え方を聞くようにすることで子どもたちのいろいろな考え方を共有することができます。2つ目は子どもの考えとテキスト(教材)をつなぐということで、何を目指すのかという課題を明確にします。3つ目は子どもと子どもをつなぐということです。これは1つ目に関連付けて行います。

この「つなぎ」を意識して授業をすることで聞き合い、考え合うことの楽しさが子どもたちの中で広がっていきます。

私自身、発表のとき意見を求めたら発言者に対してうまく返せなかったり、次の人にうまくつなげないので意識して頑張ってみようと思います。(丹羽)

【20170620講演】長野県総合教育センターでの教頭研修講座

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 7時に家を出て、大曽根、多治見、多治見から塩尻までは特急しなの号で移動。駅からは迎えの車で長野県総合教育センターへ。10時30分ごろ着。

 義務新任教頭研修が朝から行われていて、僕は二つ目の講座を担当。こちらから提案した講義タイトルは「学校を元気にする教頭の働き方・関わり方」。

 いただいた要項を見ると、前後の講義はとても固そう(笑)に思えたので、笑いながら教頭職の楽しさ・面白さを分かっていただこうと講義方針を決める。

 11時から12時30分まで、100名余の新任教頭先生に「教頭としてどうしても押さえておきたい新学習指導要領」、映像を見せながら「私の教頭時代の取り組み」の2本立てで話す。話せば話すほど頷きが多くなり、良い反応。笑いのボルテージも上がり、とても気持ちよく話をすることができた。最後は応援メッセージを送って終了。

※三楽の仕事日記より

★後日参加者からいただいた感想★
・玉置先生のお話をお聞きしていると、学校には様々なところに変革できるチャンスがあるということを強く感じました。当たり前と思いっていたこと、無理と感じていたことでも、ちょっと見方を変えると何かができそうな気がしてきました。
・玉置教授のご講義では、内容はもちろんですが、いかに相手に伝えるかという伝え方、ユーモア、簡潔さについても学び、このあり方を生かしたいと思いました。「教頭って楽しいものだ」と思えました。私も楽しみたいです。
・玉置先生の教師間の壁をなくす取組みについて、職朝の連絡事項をパソコン上の掲示板に書くことで時間を浮かしその時間で一分間スピーチを行った事例はとても参考になりました。
・玉置先生の実践を学び、教頭はこんなんにのびのびいろいろなことに挑戦していいんだと驚きました。今はまだ教職員とのコミュニケーション、保護者対応に心を配っている段階ですが、学校の良さや課題が見えてきたら「こんなことをやってみたい」と学校長や保護者に説明できるようにしたいと思います。
・新学習指導要領をわかりやすく伝える、教職員や生徒とつながるための声がけ、仕組みや仕かけをつくる等玉置先生のお話から、こちらから働きかけるヒントを多く得ることができました。
・自分が今、ようやくこなしている教頭としての仕事は創造的なものとは程遠いということを、玉置先生の教頭時代の創造的な仕事ぶりを見て痛感した。また、学校を今以上に元気にするためにと考えても具体的な方策が浮かばず学校のことが見えていないという事実をつきつけられた気がします。
・玉置先生の話から、学校を取り巻く様々な人々をWi-Fiのようにつないでいくために教頭として常に情報を発信しながらコミュニケーションをとっていきたいと思いました。
・学校ボランティアの方たちと授業の振り返りをしている実践に驚いた。教頭が中心となり担任とボランティアの意思疎通を図ることで子ども達により良き教育がなされると思う。ボランティアの方たちとは最初の打合せしかしていないが終了後にも話をする機会を取りたい。
・情報公開が人をつないでいくというのが手に取るようにわかり自分の仕事に対するエネルギーにつながるような気持ちになりました。玉置先生が生きがいやりがいをもって教頭を務められていたことがよく伝わってきて自分も何か始めてみたいと思います。
・先生方とどう関わっていったらいいかという点で、玉置先生の「すぐに伝える」ということを早速やってみたいと思いました。私のあり方次第で職員の雰囲気が変わり、学校も変わっていくのかと思ったら改めて背筋が伸びる思いでした。
・先生方に「即時評価」良い所をどんどん声をかけていく。
・玉置先生からの名言をぜひ日報にて職員に伝え共有していきたい。

【20170615指導助言】津島市立南小学校

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 今回で5回目となる津島市立南小学校での指導助言。3年生の道徳授業を参観。子どもと教師の関係作りがしっかりできていて、教室の空気があったかい。先生の問いに必死に応えようとする子どもの姿もいい。授業を見る先生方の姿も、初めて訪問したときに比べたら雲泥の差。

 授業を見ながら、さて今日はどのような指導助言をすべきかを考える。授業者は2年目の先生。多くの異動があったようで、3年目の訪問とはいえ、初めて出会った先生が多く、若い先生が目立つ。そこで、ふと浮かんだアイデア。

 そのアイデアは、この読み物資料で先生方を相手に授業をするというもの。授業検討会で出された課題を意識しながら、授業作りや子ども同士をつなぐことなどを実演を入れて助言をしてみようという大胆な案。

 先生方の活発な検討会のあと、模擬授業をすることを宣言して開始。校長室での30分間の教材研究メモを思い出しながら、発問二つの授業展開。なんとかやれるものだとほっとする。僕の努力を好意的にとっていただいたのか(笑)、たくさん本を買っていただけた。大感謝。

育ちゆく姿(吉田)

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こんにちは、二期生の吉田です。

今回は嬉しいかったことを記事にしたいと思います。

私は英語を教える塾でアルバイトを2年近くしています。
そこに来る子供は1〜6年生の児童達でみんな素直で素敵な子たちばかりです。現在グローバル化、英語教育の早期化という煽りを受け、年々児童数が増え、講師である私は大変な日々を送っています。
忙しい中でも、子供に会うと「今日も頑張ろう」と思える場所です。
子供たちは小学校を卒業するとともに、そこを辞めていくのですが、先日、中学生になった彼らに会うことができました。

私の顔を見るとすぐ、「あ!先生!」と言いながら寄ってきてくれました。
私も彼らのことを覚えていたのですが、制服が変わって、背も伸びており、初めは驚きました。話をしていると「中学校が楽しい」「部活をやっている」「文化祭の準備をしないといけない」など小学生だった彼らから想像できない会話が飛び交います。さすが中学生と思える言葉遣いになって、彼らの成長を感じました。

単なる塾の講師である私のことを覚えていてくれ、成長している子供を見ることができ、とても嬉しかったです。また、私の知っている頃の素敵な姿を残しつつ、たくましく成長している子供は偉大であり、そんな子供に関われたことを誇りに感じました。

私はこんな出会いをこれからも大切にし、いつまでも彼らの「先生」でいられるようにまた努力していこうと思います。

本当にありがとう!(吉田)



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