教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(牧野・中田昂)

画像1
 私は久しぶりに参加することができた教師力アップセミナーでした。参加することができて良かった、本当にいい機会をいただいていると実感しました。

 せっかく現場で働いているのだから、学生のころとは違う聴き方が少しでもできればと思い、すぐに自分が気をつけて取り組めそうだと思った内容に、☆印をつけながら聴いていました。☆印がついた箇所は6箇所です。
 
 その中でも特に明日から気をつけていきたいと感じたのは、「机間巡視は学習ができる子を放置しない」ことです。私は1学期を終えて思った課題の1つに、早く終わった子対策、をあげていました。だから余計このことが身に沁みました。

 どの子も大切、心ではそう思っていても、机間巡視にかける時間やその子を構う時間には、1人1人差ができてしまっています。特にできる子はできるから大丈夫、と自分の中で勝手に考えていたと思います。

 2学期からは、机間巡視もまずは全体を見て、できている子を褒めて次の指示を出し、それが他の子にもいい影響となるようにしていきたいです。その後につまずいている子に寄り添う時間も取りたいと考えています。

 大変だなあと思う子ばかりを気にかけるのではなく、広い視野をもてるように、心がけていこうと思います。ありがとうございました。(牧野)



 ついに2学期の幕開けだ。
 楽しい夏休みの思い出にずっと浸っていてはいけない。そう思いながらも、体はなかなか言うことを聞いてくれない。

 セミナーで川上康則先生のお話を聞いた。テーマは「発達につまずきのある子どもの輝かせ方」だ。

 4月から現場で働かせて頂いて、感じたことがある。それは、姿勢の良い子ほど、学力が高いと言うことだ。一概には言えないかもしれないが、そう感じていた。

 今日の川上先生のお話の中で、「固有感覚」の低反応(低緊張)の話が挙げられていた。

 固有感覚とは、筋肉の張り具合や関節の角度についての情報を脳に伝えること、だと言われていた。それが低いことで、授業中の姿勢が崩れてしまったり、脳が活発に動かなかったりしてしまうようだ。

 今までは、ただ姿勢が悪い、やる気がないなどと思っていた児童の見方も、実は発達につまづいていたのではないかと考えることができるようになった。

 体の幹から鍛えることで、案外学力は伸びるのかもしれないと思った。川上先生の著書にいくつか、体育関係があったのにも、頷くことができる。

 明日からの指導に活かせそうだ。(中田昂)

※写真は2015年度、2016年度の研究室HPより

【20170807講演】一宮市食育授業法研修会

画像1
画像2
 8月7日、13時30分から栄養教諭、栄養職員さんを対象にして「食育授業法研修会」。よりよい授業を行いたいという皆さんの意欲が感じられて、こちらも熱が入る。

 始めはあらためて教師と何か、教師の一言について映像も見せながら確認していただく。その後、自ら授業をしますと手を挙げられた鈴木先生の授業を見ながら、時々授業技術や子どもとの関係作りについて解説。台風で警報が出たとのことで、終了指示あり。15時終了。「残念です」という声が嬉しい。

 中途半端で終わったのに、嬉しい感想で、元気が出る。こちらも拙著をたくさん買っていただけた。感謝、感謝。

※三楽の仕事日記より

【20170807講演】一宮市校長研修会(学校経営マネジメント)

画像1
画像2
 一宮市教育委員会から依頼を受けて講座講師。午前中は、昨年に引き続き校長先生方対象の「学校経営マネジメント研修会」の講師。

 9時30分から12時まで。初めの1時間は「新学習指導要領を踏まえた校長の在り方」と題して講演。後半の1時間半は「ケーススタディ」。ワークショップ型演習として、個人、グループで課題の洗い出し、その解決策をしっかり考えてもらい、グループ交流をしていただいた。このような展開は初試み。いただいた参加者感想は概ねよく、この方法の手応えを感じることができた。書籍も一気に売れた。皆さんに感謝。

※三楽の仕事日記より

富士山に登ってきました(寺坂)

画像1
9月に入り、学生の夏休みも半分が過ぎました。お勤めされている方々、ご苦労様でございます。ですが、教採組は、まだまだ夏が始まったばかり。遊び尽くします。もちろん、卒論の方も少しずつ進めてはいますが...

タイトルの通り、4日5日と2日間かけて富士登山をしてまいりました。きっかけは、面接の練習中。
友人「終わったら富士山登りに行かない?」
私「いいね!行ってみたい」
友人「山小屋予約するね!」

ああ、若いとはおそろしい。なんの下調べもなく山小屋が予約されました(笑)
無事に?試験も終わり、いよいよ迎えた4日の朝。高速を飛ばして富士山の麓へ向かいます。富士山というと、登る以外に「青木ヶ原樹海」が有名ではないでしょうか。車から、見ましたが1度入ったら2度とでてこれない、ものすごく深くて広くて暗い。色々考えるものがありました。

5合目着。いよいよ登山開始。登ったことがある方はわかると思いますが、最初はなんてことないハイキング。軽快に足が進みます。転機が訪れるのは、6合目あたりでしょうか。傾斜をなだらかにするために、ジグザグの道を進みます。これが辛い!歩いても歩いても、進んだ感じがしません。鋭い傾斜をガッと登った方が楽なのになぁとか思いながら、懸命に足を運びます。それでも、どんどん小さくなる町や通り過ぎた小屋に感動しながら、友人と励まし合いながら山小屋を目指します。

1日目も夜7時。登り始めて5時間。なんとか、8合目の山小屋へ到着。山小屋でのカレーは史上最高に美味しい。いろんな感情のスパイスが入ってるのでしょうね(笑)ここで、2人に食欲がない事案が発生。少しでも食べさせて明日の回復を祈りますが、実は私も頭痛が止まらない。8時には就寝。翌日は、1時起床で御来光を見に頂上を目指します。

全然関係ないのですが、山小屋というとどんな所を想像されますか?泊まったところは、8人が縦で寝てぴったりの部屋で、ろくに寝返りも打てません。当然お風呂も無く、トイレもボットン。ビニール巻かれてますが、誰が使ったか分からない枕に寝袋。綺麗好きには少ししんどい環境です。でも、綺麗過ぎても驚きますが(笑)

さて、1時ごろに周りの方の準備のガソゴソという音で目覚めます。体調はバッチリ。頭痛も治まってます。友人も、体調は良くなった模様。真っ暗闇の中、ヘッドライトの灯りを頼りに頂上を目指します。

9合目あたりから、俗に言うクライマーズ・ハイ。酸素も薄く、苦しいですが気持ちが高まって足早に頂上へ。

頂上へは、御来光の10分前くらいに到着。あの時の、感動ったら他にありません。そして、御来光。めちゃくちゃ綺麗でした。言葉にするのが難しいとはこのことですね。是非体力に自信のある方、登ってください。自分の目で見てみてください。道中辛いこともありましたが、頑張って登ってよかったと思います。(寺坂)

※ 上の写真は頂上での1枚。顔の疲れ具合を感じてください(笑)。下の写真はハイキングのようなところでの1枚。
画像2

【連載中】玉置流・教師論

画像1
 愛される学校づくり研究会運営のサイトで、現在、コラム「玉置流・教師論」を連載中です。

 第11回は「教師や親による子どもをディスカウントする言葉」です。お読みいただければ幸いです。

教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(堀江・杉下)

画像1
 今回のセミナーで1番心にぐさっときた言葉は、「分かる人?で進める授業よりも安心して分からないと言える教室にしよう」でした。これは、学生時代、玉置先生や様々な先生方がおっしゃっていたことですが、1学期の自分の授業を振り返ると、「分かる人?」と聞いて授業を進めていることが多かった気がします。
「分からない人?」と聞くのではなく「もっと考えるヒントが欲しい人」や「なんだかすっきりしていない人」という聞き方にして、分からない子どもも授業に参加でき、居場所を作る必要があることを学びました。

 2学期が始まり、授業も本格的に始まってきます。発問の仕方に気をつけ、また、どのような発問をすれば、全員が授業に参加できるのか、引き出しをたくさん増やしていきたいと思います。ありがとうございました。(堀江)

 教師力アップセミナーに参加させていただき、特に感動したことは、出来事の枠組を少し変えるだけで、別の視点をもつことができるいうことです。実際にリフレーミングを体験し、簡単に苦手を強みに変えられることを実感しました。例えば、「落ち着きがない、集中が続かない」を別の視点で見ると、「活動的、エンジンが大きい、積極的」等、たくさんの長所が生まれました。ただ悪いところを叱られるだけでは子どももやる気が起きません。しかし、「あなたはエンジンが大きいね。だからそれに見合ったブレーキも必要だね」と声を掛けられれば確かにやる気になると気付きました。固まった枠だけでなく、また別の枠で考えることで、子どもの見方や掛けられる言葉が変わってきます。人間理解の第一歩でもあるリフレーミングの力を是非鍛えたいと思いました。

 「早く現場で実践したい!」が盛りだくさんの教師力アップセミナー、今日もたくさんの学びを得ることができ、二学期からの活力になりました。本日はありがとうございました。(杉下)

※写真は2015年度、2016年度の研究室HPより

教師力アップセミナー(川上康則先生)に参加して(松井・渡部)

画像1
 川上先生のお話を聞き、2学期に向けて取り組んでみようと思ったことが2つある。
 1つ目は、援助要求スキルを教えること。「困った」「わからない」といった状態に陥ったとき、「手伝ってください」や「わからないので教えてください」と言えるスキルが援助要求スキルである。この力がないと、泣いたり騒いだりといった行動や、隠したりごまかしたりといった行動をしてしまうのだ。

 私はしばしば子どもたちに、「自分でどうしたらいいか考えよう」といった指導をしてきた。もちろん見放しているわけではなく、フォローもしている。自立を目指しての指導である。しかし、「まずはこうするといいんだ」ということを教えてあげることが、大切なのかもしれないと感じた。行動の選択肢をいくつかもった状態で、初めて「自分で考える」=「自分で選択肢から決める」という行動になるのである。

 2つ目は、子どもの「お試し行動」に毅然とした態度で対処すること。子どもがかまってほしい気持ちから、わざと「イヤイヤ」な態度を示したり、ベタベタまとわりついたりすること、中学生では言葉巧みに大人を揺さぶるのがお試し行動である。
 お試し行動を出しやすいタイプの大人に、「機械的な対応」と「要求通りに応えすぎる」というものがある。振り返ってみると、忙しいときほど機械的な対応をしてしまう。そうすると、子どもは承認された実感がなく、行動の修正ができない。また、要求に応えすぎると、行動はエスカレートしていってしまうのだ。
 キーワードは「堂々と 毅然と おだやかに」「焦らず 慌てず あきらめず」。教師である私自身がブレない指導を心がけ、気になる行動の修正を図りたい。

 具体的な対応、支援策について考えることができた2時間。まだまだできないことが多いが、自分の中で意図をもって子どもと関わり、2学期も子どもと共に成長していこうと決意したセミナーになった。(松井)



 今回のセミナーに参加させていただき、引き出しを多く持ちたいと思いました。例えば、「わからない人?」と聞くのではなく、「えっ?アレっ?と思った人」など聞き方の引き出しを多く持つこと。「苦手」を「強み」にするリフレーミングの引き出しを多く持つこと。短く太く褒める言葉の引き出しを多く持つこと。どんなことでも引き出しを多く持つことで子どもたちとの関わり方が変わっていくと感じました。自分がすぐに使えるものは少ないかもしれませんが、まずは先生方の姿や書籍から様々な方法を知ることから始めたいと思います。そして、試してみながら自分の引き出しを一つでも増やしていきたいです。

  私は社会人になり初めて教師力アップセミナーに参加しました。学生のときは「こういう子には…、こういうときは…」という話を漠然と聞いていました。しかし、今日は気づくと自分のクラスの子どもたちのことを思い浮かべながら話を聞いていました。思い浮かべるものがあると先生のお話が学びとしてだけではなく、二学期からもかんばりたいというエネルギーとなっていました。本日はありがとうございました。(渡部)

※二人の写真は、2015年度の研究室HP掲載のもの。

【20170804講演】四日市市教育委員会主催「学力向上・授業づくり」

画像1
 6時30分ごろ家を出て、四日市市総合会館へ向かう。8時30分ごろ着。この会館にはもう何度来たことだろうか。ありがたいことに四日市市からは毎年何度か依頼をいただける。

 本日の流れを確認。僕の講演前に、研究員として1年間取り組まれた大橋先生の発表。タイトルは「中学校数学科における数学的な思考力を高める研究-日常生活の事象と数学を結びつけて-」。

 聴き手を巻き込みながら、1時間の研究発表。研究動機、研究方法、実践検証も明確で良い研究。僕は発表を聞きながら、コメントをプレゼンにまとめながら準備。

 10時15分から12時まで僕の講演。依頼をもとに決めた演題は「中学校数学科において数学的思考力を高めるための秘訣」。

 始めは15分ほどかけて、大橋先生の研究の価値付け。不明確なところをインタビューにて明らかにする。

 さて講演開始。参加者の皆さんを見ると、どこかで出会った方が多い。「今まで私の数学講演を聴いたことがある方は手を挙げてください」と指示すると、なんと8割ほどの方が挙手。いやあびっくり。これではネタの重なりが多すぎる。急遽、頭の中で講演組み立て直し。

1 新学習指導要領からこれからの数学授業を考える
2 主体的・対話的で深い学びの解説
3 数学科の目標・内容(思考力を高めることに焦点)
4 演習2題

 4の演習2題を会場から急遽前に出ていただき、僕とやりとりしてもらうことに。ねらいは思考力を高める数学授業像を引き出し、価値付けすること。(やや苦し紛れの)突然の企画だったが、有り難いことに僕が描いたような展開になり、登壇していただいた松井先生、大橋先生に感謝。

※三楽の仕事日記より

【20170803講演】碧南市教員研究会

画像1
画像2
 碧南市芸術文化ホールへ着。

 碧南市教育研究会の講演会で、14時から1時間30分の話。演題は「新学習指導要領とこれからの授業」。ホールいっぱいの皆さん。会場全体でドッと笑っていただき、つい熱が入る。予定にない入れ込みもしながらの講演。

 控え室では、お二人の校長先生、何人かのスタッフの方に温かい対応をしていただき感激。 

※三楽の仕事日記より

【20170803講演】長久手市立北小学校

画像1
 8時45分から10時15分まで、道徳教育についての講演(模擬授業2本含む)。授業技術解説もいれながらの1時間30分。最後の「取り得る行動の検討道徳」は、終了時刻が迫ってきていてバタバタとした模擬授業。反省。

 皆さんのご協力もあって、無事終了。玄関先で皆さんに見送っていただく。

※三楽の仕事日記より

愛される学校づくり研究会 (岩田)(早川)(江口)

画像1
 8月26日(土)春日井のEDUCOMで行われた愛される学校づくり研究会に参加させていただきました。今年度は、2期生吉田君が道徳の模擬授業を行い、わたしたちゼミ生は生徒役として授業に参加しました。

 吉田君の模擬授業はとても素晴しいもので、とても2時間の教材研究でできた授業とは思えませんでした。本日は、指定された役割もなかったので純粋に小学校三年生として道徳の授業に入り込むことが出来ました(笑)。

 本日は、授業後の検討会で得た学びについて記事にしていきます。検討会では「主体的・対話的・深い学び」に焦点が置かれ、様々な先生からお話をいただきました。どのお話も、「確かに。」「なるほど。」と感じることばかりで、非常に勉強させていただきました。
 そこでわたしが今回最も注目したことは、「対話的が目に見えるものだけではない。」ということです。グループワークやペア学習、対話というと一番にそのような活動が浮かんできます。言い換えれば、周囲と言葉をかわすことこそが対話であるという認識を持っていました。しかし、今回、他の人の意見を聞き、自分の意見と比較してみたり、共感したり、言葉に発しなくとも、思うことこそが対話につながるということを学びました。自分自身と向き合い、心で対話することこそ道徳であり、そうすることで深い学びを得ることができるのだと、自分に今までなかった価値観を得ることが出来ました。毎回検討会において深い学びをしているなと実感しています(笑)。

 今後もしっかりと、自分にない価値観を取り入れ、多様な視点を養っていきたいです。授業者の吉田君本当にお疲れ様でした。(岩田)



児童役として2期制の吉田さんの模擬授業を受けさせていただきました。いくら教育実習を経験した1つ上の先輩とは言え、想像もできないくらいのレベルの高い授業だと感じました。同じような授業が今の自分にできるとは思いませんが、教育実習に向けていい刺激をもらうことが出来ました。

 また、現職の先生方や2期生の寺坂さんらの「主体的・対話的・深い学び」の3つの観点からの授業研究コメントにも自分の頭の中にはない視点が多くあり、良い学びが出来たと感じることのできた1日でした。ありがとうございました。(早川)



 今回、2期生の吉田くんの道徳の授業の生徒役として参加しました。朝早くから、2時間集中して練習したということでしたが、とても同い年とは思えない素晴らしい道徳の授業でした。

 机間指導の際も笑顔で「いい言葉だね」と声を掛けてくれて、とても自信を持って発言をすることができました。今回の授業を通して、やはり机間指導はとても大切であると改めて感じることができました。

 主体的、対話的、深い学びということに焦点を当て、振り返りをしていきましたが、どの項目も関連し合っているという言葉が印象的でした。ペアで話し合う際も対話的だけだと思っていましたが、自分から話したいという思いがあるから、主体的もある。また、意見を取り入れ、そこからまた考えるため、深い学びもあるということが分かりました。

 また教師は、わからないふりをすると言いますが、吉田くんも「本当にこんなので、楽しいって思える?」と深めるための発問をしていました。淡々と進めるだけでは、何を学んでいるのか、その後どう活かしていけばいいのかということが、分からないため深めるための発問はとても大切だと思いました。吉田くん、本当にお疲れ様でした。(江口)

【20170802講演】犬山市ICT活用教育委員会

画像1
 8月2日、午後は犬山市役所へ。15時から第1回犬山市ICT活用教育委員会にアドバイザーとして出席。

 僕は3部会の発表後、「犬山市ICT活用教育新展開に向けて」と題してプレゼン。新たな機器、その活用にとても興味を持っていただいた。「これなら使える」という声も。アドバイザーとしてほっとする(笑)。

※三楽の仕事日記より

【20170802講演】四日市市立山手中学校

画像1
 7時ごろに車で四日市市立山手中学校へ向かう。8時30分頃着。流れを確認、追加資料印刷を依頼して、校長先生と懇談。

 9時から11時30分まで休憩10分を挟んで、「考え、議論する道徳へ」と題して、基本事項の押さえ、模擬授業3本を行う。とても明るくまとまりのある職員集団で、講演開始前から、皆さんとても良い雰囲気。積極的に関わっていただける皆さん。とても気持ちよく話すことができた。模擬授業も楽しくすることができた。

 校長室で校長先生、教頭先生、研究主任さんと昼食。もちろんここでも実りのある時間に。お心遣いに感謝。

※三楽の仕事日記より

【20170801講演】教育ICTフォーラム2017釧路

画像1
 新千歳空港内ホテル泊の朝。5時に目覚め。一仕事して朝食。6時50分頃には保安検査を受けてフライトを待つ。

 7時40分新千歳空港を立ち、8時20分頃、釧路空港着。タクシーで「教育ICTフォーラム2017」の会場・釧路センチュリーキャッスルホテルへ向かう。9時過ぎに着。

 会議室で2時間ほど仕事をさせてもらう。11時30分、フォーラム関係者で食事。名刺交換。

 13時開始。主催者挨拶の後、僕の講演。80分。演題は依頼を受けた「チームとしての学校の在り方と学校経営マネジメント」。

 久しぶりのc4th活用をした学校づくりの話で、力が入る。皆さんの意識が飛ばないように(笑)、時折、舞台から降りて話す。伝えたいことは、校務支援システムを使うと、こんなにも学校経営が充実するということ。多くの実例を紹介し、そのイメージを持ってもらうように語る。過去の北海道講演は笑いが少ないという記憶もあったが、今回、その記憶は払拭できた感じ(笑)。

 フォーラムは夕方まで続き、懇親会までお誘いを受けていたが、今日中に帰宅するためには、中座するしかない。タクシーで釧路空港へ。空港内で一仕事。17時45分に新千歳空港へ。18時30分着。名古屋へのフライト時刻までの1時間30分は夕食タイム、そして休息タイム。島根での1日、そして今日1日を振り返る。

 予定通り20時発で、中部国際空港に着いたのは21時45分。22時17分、特急に乗車。犬山で乗り換えて、帰宅時刻は23時40分頃。忘れないうちに経費申請書づくり、空港内で作成したいくつかの文書をメールで送付。

※三楽の仕事日記より
画像2

8月26日愛される学校づくり研究会に参加して(寺坂)

画像1
 2017年8月26日、愛される学校づくり研究会でのゼミ生吉田君の授業を見て、学べたことや疑問に思ったこと等を、まとめていきたいと思います。

 その前に、私は道徳的価値が自分に落とせるのかという点と、国語にならないかどうかという2つの視点で授業を見させてもらいました。まず、この教材の価値項目は「信頼友情」。しかし、発問で多く見られた言葉は「楽しい」。若干のずれは感じていましたが、子供役はみんな友達といる時が楽しいという風に言っていたので、自分自身に落ちたのかなと思います。少し疑問だったところもあるので国語にならなかったかどうかと共に、下で少し述べたいと思います。

 では、学びと感想を…

○ 吉田君は、褒め上手
 子供に作業をやらせた後に、絶対に行動を価値づけていた。特に、アイメッセージをうまく使っていたように感じた。それが、一部だけでなく全体を通してできていた。子供は素直にうれしいと思うし、またワザとらしくしないということも大切だと感じた。

○ 子供に読み物を持たせない時の配慮
・物語の前に、絵を使って物語の気持ちの変化をみんなで共有していた。展開が見えていると、どうしてそうなったのかな?と子供は思うと思うので、聞きやすくなったと思う。しかし、2枚の絵に対しての子供の意見の板書に漏れがあった。
・「どんなことがあって、どんな気持ちになった?」という発問は、私には国語の要素を少し入れてしまったなと感じられた。「こんなに気持ちが変わるなんて、不思議だねー。一緒に物語見ていこうか。」くらいでよかったのではないかと思う。第3学年という配慮もあったと思うし、物語の読み取りは、今後の展開を考えると大切だと思う。しかし、少し考えの幅が狭めてしまったように思った。
・範読、特にセリフの部分がとても上手だった。子供は教科書がなくても、風景が想像できたと思うし、このような道徳をするうえで欠かせないスキルだと思った。ただ、範読中の歩き回りが少し多いように感じた。私は、小学校実習が3年生だったが「前でちょろちょろ動くな!」と一喝された。先生を追ってしまって、子供の集中をそいでしまうことに繋がっていくということを教えてもらえた。
・要所で、次の展開の予想を立てさせていたのも集中を切らさない、興味を惹き続けるという点でとてもよかったと思う。

○ 発問について
・それぞれの発問で、困っている子供を一人も出さなかった。発問が、簡潔明瞭シャープだったと思う。
・発表のさせ方は少し疑問を持った。まず、1つ目の発問「どんなことがあった?」は、読み取りなので、そんなに多くの子供に言わせる必要があったのかなと思う。机間指導で丸付け法や、オープンカンニングで済ませてもいいかなと思った。また、発表し終わった子供(岩田さん)が、ふらふらしていたのが気になった。発表した子供は座らせる指導も必要だと思った。
・最後の発問の「人ってどんな時に、楽しいんだろうね」は、「みんなはどんな時に楽しいと思うの?」の方が、より自分のこととして考えやすくなったのかなと思う。人というと、難しく考えてしまう子供もいると思うので、ここは「みんな」という幅を狭めてあげた方がいいのかなと感じた。
・30秒トークで、良かったペアを全体に広めるのはとても良かったと思った。どこがよかったのか、という説明もありあてられたペアは自信をもって言えると思った。吉田君が、子供の聞く姿勢を作り続けたということもあると思う。

 ここまで書いて、読み直してすごい上から言っていますね。ごめんね、吉田君。でも全体を通して、やること考えることがはっきりしていて、とても良い授業だったと思いました。2期生もやれるんだということを、証明してくれたと思います。本当にお疲れ様でした。

 最後に、暑気払いの会の準備をしていただいたEDUCOMの皆さまありがとうございました。とてもおいしかったです。また多くの先生方とお話しさせていただけてとても勉強になりました。これからもご指導よろしくお願いします。(寺坂)

【20170730講演】益田市立都茂小学校研修会

画像1
 益田泊の朝。8時にお迎えの車。30分ほどかかって依頼を受けた益田市立都茂小学校へ到着。9時から12時までの3時間の段取りをして開始。

 9時から10時30分まで講演。「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業」と題して、この学校の研究テーマも意識しながら話す。時々ペアで話し合ってもらいながら展開。いくつかの授業技術も紹介。皆さん、よく聞いていただき、頷いていただいた。

 10時40分から模擬授業。算数ネタで、自分が考える「深い学び」を生み出す授業を具現化。授業をしながら解説しているうちにどっちつかずになって、自分でも整理がつかなくなってしまった(泣)。反省。

 11時35分から教育落語。いかに笑いが大切かを小咄を入れながら解説。落語は久しぶりの「親の顔」。よく笑っていただいた。11時55分終了。

 持参した拙著15冊は完売。サインも求められ(笑)、温かい対応の皆さんに感激が続く。大感謝。先生方と一緒に昼食もいただきながら、さらにいくつかの話題を提供。

 校長先生、教頭先生に萩・石見空港まで送っていただく。14時ごろ着。

【20170729講演】佐世保市校長研修会

画像1
 9時に佐世保市教育センターの方にお迎えにいただき、会場着は9時15分ごろ。所長さんとしばし懇談。

 9時50分から11時40分まで、「佐世保市立小・中学校校長会合同研修会」で講演。演題は「元気な学校を創り出す校長の在り方・マネージメント」。例によってつかみからどっと笑ってもらい、いつものペースで110分。聴いていただいている皆さんの様子を見ていると、よく受け取っていただいているように思えて、予定にない校長職時代のここだけの話もいくつか提供(笑)。

 終了後、持参した書籍は一気に売れ、予約まで入るという状況。しっかり聴いていただいた上でたくさん購入していただけるなんて、ああ嬉しい。

 昼食をいただき、佐世保バスセンターまで送っていただく。そこから高速バスで福岡空港まで2時間余。16時50分に名古屋空港に飛び立ち、18時5分着。車で自宅まで。

※三楽の仕事日記より

【20170726講演】田原市教員研修会

画像1
 講義を終えて研究室に戻り、片付け物をして、岐阜羽島駅へ向かう。12時46分発で豊橋に向かう。そこから豊橋鉄道で三河田原駅へ。到着は14時20分。迎えの車で移動して、駅に到着して何と10分後の14時30分から講演開始。どうしても来ていただきたいというリクエストをいただき、この時間は先方と相談の上で決めたこと。

 「玉置流・授業力向上の方策」と題して1時間30分。とても話しやすい会場で、まるで落語会のように(笑)、ドッカン、ドッカン受ける。参加者同士の交流も何度かしていただき、最後は「教師観を磨く話」をして無事終了。

 三河田原駅へ送っていただき、豊橋駅へ。喫茶店でしばしクールダウン。17時58分発で岐阜羽島へ。駅からは車で自宅へ戻る。

※三楽の仕事日記より

第1回人間共育道場開催>皆様どうぞお越しください

画像1
 玉置研究室全面協力の「人間共育道場」が始まります。この道場は、次の主旨で開きます。

 ***

 大人も学ぼう!
 「なかなか機会が持てないけれど、大人だって学びたい!」という声を受けて、大人の学び場を作りました。

 ゲストをお招きし、貴重なお話を聞かせていただきます。でも聞くだけでは終わりません。
 ゲストのお話を受けて、「子どもたちの未来のために、私たち大人はどんな考えを持ったらよいか?」「どんな動きをしていったらいいのか?」といったトピックについて、みんなで気軽に楽しく交流しましょう。

 「なりたい自分」「ありたい自分」のレベルを高め、参加者同士が共に成長できる学びの場(人間道場)を目指します。

 ***

 詳しくは、この研究室の「★人間共育道場」をクリックしてご覧ください。申し込みもしていただけるようになっています。

いよいよ(丹羽)

画像1
こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。いよいよ明日から小学校の教育実習です。わたしはみんなよりも2日遅れてのスタートなので、まだいいかな〜と余裕をかましていたのですが、前日になりやっと、実感がわき、不安に押しつぶされそうです。
さらに、今まで実家から離れたことは一度もないのですが、教育実習の小学校が家から通えないため、1人で暮らすことになりました。ただでさえ、不安なのにホームシックにもなりそうで心配です(笑)

しかし、そこで改めて家族のありがたさや、支えを感じました。
父や母は私が家事も洗濯もろくにできないし、実習で疲れるだろうからとビジネスホテルに泊まれるようにしてくれ、祖母は駅まで遠いのでスーツケースをもって歩くのは大変だろうとタクシーを呼んでくれ、妹はメールで「頑張れ」とメッセージをくれました。

普段は絶対に言葉にはしないですが、家族のみんなにはとても感謝しています。
だからこそ、私がやれることは全力でやらなきゃいけないんだと思います。実習は楽しいことだけじゃなく、辛いことや、うまくいかないこともたくさんあると思います。だけど、負けないで最後まで後悔しないようにやりきろうと思います。ゼミやセミナーで学んだことをたくさん生かしていきたいと思います。

教育実習が終わってひと回り強くなった姿で家族や友達や、玉置先生に会えることを目標に頑張ろうと思います。(丹羽)
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30