10月28日 授業深堀セミナー(野木森先生・神戸先生)に参加して(寺坂・江口)

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 10月28日に開かれた授業深堀セミナーに参加しましたので、2期生寺坂、江口で学びをまとめます。

 私は、野木森先生の理科の授業について書かせていただきます。

 ヨウ素液は、私自身小学校や中学校において使用してきましたが、今回の実験において「すごい」と感じることばかりでした。

 まず、ごはんとスポンジでヨウ素液の実験をした後、「この後何がしたい?」という先生の発問が印象的です。吉田くんが「たくさん調べてみたい」と言ったように子どもたちの好奇心を奮い立たせていました。その後、実験につかう物の多さに驚きました。かつての実験において、あれほどまで物が出てきたことはないのではないかと思うほどありました。実験は、とても楽しく、異なる種類の食べ物や物があって一つ一つの反応に「次はどうなるかな?」と予想しながらやることができました。

 理科の実験は、楽しいことばかりですが、その後の考察も楽しくなければならないということも印象に残っています。教師が、分類してまとめを書くのではなく、子どもたちが実験をもとに考え、分類をし、働きについて知るという授業づくりを行うことが大切であると学びました。

 また、教科書通りに授業を進めていくだけでは、子どもが授業に参加しないということをお話を聞いて感じました。そのために、教材研究を行い、順序を変えながら、何に焦点を置いていくのかを自分で考えることが大切であると学びました。そして、発言者だけの意見ではなく、一人一人のつぶやきを大切にしながら、授業を行っていきたいと改めて感じました。

 今回参加できてとてもよかったです。ありがとうございました。 (江口)


 神戸先生の、算数の模擬授業を受けて事前にお話が合った後藤先生の「算数科の学習における数学的な見方考え方」の説明通りに進んでいたなと感じました。事象に対して、数という概念に着目して、今回の場合は図という根拠をもとに筋道を立てて、1年生の既習事項と関連付けながら統合的に・発展的に考えさせられていました。授業をしていて、こんな風に進むと気持ちいいんだろうなあと思います(笑)

 授業の最中でも、子供役の表情を見てテンポよく指名が進んでいました。その中でも、神戸先生が指名するときの「何か言いたそうやなあ」という言葉は、子供側からするととても言いやすい雰囲気を作っているなと感じました。「どう?」とただ聞くだけでなく、子供の言いやすさも言葉一つで作れるんだと学ぶことができました。また私の、「恥ずかしいから言いにくい」という言葉も見逃さず、「なんでそう思ったの?」と周りに聞き直すことで、佐久間君から「すごいことだと思う」という言葉を引き出し、自己肯定感を高めてくれました。気持ちの話は、子供が素直に思ったことなのでそのままにするのではなく、良い方へ転換させてあげることをしなければいけないと感じました。

 グループ討議で出た意見を箇条書きでまとめておきます。
・人に説明していくうちに、子供が理解を深めていっていた。
 → 説明するということは、手立てや根拠を考えるとこにつながる
・どうしてそうなるのかなあ?という発問をするタイミングが45分の中に確保されていた。
・他のグループに自由に行けるオープンな学びであったから、より深い対話ができた。また、それが自由な発想へと繋がっていった。

 深堀セミナーは、参加するたびに違う学びを得ることができます。特に、学生には難しい「見方・考え方」についてより深い理解をすることができます。次回はどんな学びを得ることができるのか楽しみです。(寺坂)

10月28日授業深掘りセミナー(野木森先生・神戸先生)に参加して(静谷・早川)

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10月28日に行われた授業深掘りセミナーに参加させていただきました。
この記事では、野木森先生の理科の授業を静谷が。神戸先生の算数の授業を早川がそれぞれ担当して、書かせていただきます。

野木森先生の理科の授業について。

まずはじめに、本時の課題は、ヨウ素液がどんなものに反応するか調べて説明しよう。という課題でしたが、これは子どもたちが追究したいと導入で思ったことをそのまま課題にされていました。子どもの追究したいと思うことをそのまま課題に持っていき、課題までの流れがとてもスムーズで、興味が湧く導入であると実際に授業を受けて思いました。うまく野木森先生に操られて、授業が展開されていたなと思いました。

次に、1時間という短い授業時間で、実験もやり、考察する時間もありと、とても密度の濃い1時間となっていました。普通では、1時間で実験を終わらせ、次の授業で考察をするという授業になってしまいます。ですが、野木森先生は、結果を集約する時間を短くすることによって、考察に時間をかけるようにうまく授業を進められていました。考察に時間をかけられるということは、深い学びができることに繋がります。この1時間の授業でどこに1番時間をかけたいのか、そのためにどこを省くことができるのかという、授業をつくる上で、考える大切なことがまた増えました。(静谷)

神戸先生の算数の授業について。

まず生徒役として授業に参加した感想は、とても楽しかったです。ただの数遊びかと思いきや。内容には少しずつ発展があり、最後にしっかりとしたまとめで締めくくられれ、1つの授業として完璧に成立しているものだなと感じました。何より、一人でじっくりと考え続けるのではなく、グループでの考えの共有、そして教室全体としての考えの共有がなされていたのがとても授業に参加しているなと感じることのできる授業だと感じました。

次に、生徒役ではなく授業づくりの観点でいくつか自分なりに気づいたことを書きます。まず、授業開始直後から生徒の表情をいじったり、つぶやきを拾っていたりしていたこと、発言を求める際に生徒に挙手をさせずに淡々とリズムよく発言させていったことの2点が生徒が授業に参加していると実感できた大きな要因だと考えました。生徒の誰かが発言したことに対し困った顔をしている生徒がいれば、改めて誰かに説明させてみたりとわからない子がだめということではなく、その悩む過程をとても大事になさっているように感じました。

10月末から中学校での教育実習が始まりますが、先生である自分が喋りすぎることなく生徒に何もかもおまかせできるくらいの、生徒主体な授業づくりを目指して頑張りたいと思います。実習直前にとてもためになる授業をみることができて良かったです。改めてこのゼミの良さを感じました。(早川)

研究発表を終えて(牧野紘)

ご無沙汰しています。一期生の牧野です。
先日、学校で研究発表会がありましたので、熱が冷めないうちに文字に起こそう!と思い、今回記事を書かせていただきます。

今の正直な感想は「時間を巻き戻したい」です。時間を巻き戻してもう一度授業をしたとしても、納得のいく授業なんてできるわけはないのですが、それでももう一度やりたいなと思う後悔のある授業でした。欲を言えば、今日から巻き戻すのではなく、単元構想を練るあたりから巻き戻したいです(笑)
働き始めのころは、まず日々の生活にやっとで、研究発表については、「まだ先のことだから」と言い聞かせ、分からないままにしていました。ほかの先生方が、「今年は研究発表があるから忙しいよ、一年目から大変だね」と声をかけてくださったのですが、もちろん研究発表がない一年を経験しているわけではないので、その言葉の意味もあまり分かっていませんでした。
夏休みに入り、指導案作りを始め、10月に研究発表がありました。
いざ研究発表を終えてみると、いかに自分が研究発表に向けて日々の授業をしていたのかがよく分かりました。今思えば、子どもにこの力をつけたいから、とか、こうなってほしいから、ということよりも、研究発表当日にこの授業をしたいから、ということを念頭において日々の授業を行ってしまっていた自分がいました。自分本位の授業です。子どもたちに申し訳なかったなと感じました。申し訳ないと思うからこそ、これからを大切にしなければいけないと思っています。研究発表を通して学んだことを、子どもたちに還元していきたいです。発表して終わり、になってはいけないです。
また、研究発表当日はもちろんのこと、それまでの過程はとても勉強になりました。引き出しをいっぱい持っている先生方と一緒に、授業をお互いに考えたり、見合ったりしたことは、すべてが新鮮で、新しい学びで、自分の財産になりました。
一年目でこのような経験をさせていただいて、本当にありがたいです。
気づいたらもう11月です。後悔のないように過ごしたい、と言いたいところですが、日々後悔ばかりしています。けれど後悔のまま立ち止まっていられないのが先生という仕事だなあとつくづく思います。大変で弱音も吐きたくなるけれど、それぐらい夢中になれるこの仕事が好きです。(牧野紘)

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【20171005講演】小牧市立味岡小学校現職教育

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 徒歩で味岡小学校へ。2限目は高学年の授業参観。3限目は低学年の授業参観。4限目は1年生の算数特設授業参観。給食後、5限目は6年生の算数特設授業参観。分科会参観、そして1時間の講演。

 今日はゼミ生の吉田君が参加。2限の授業参観を終えて、感想を聞くと、「先生、この学校は教室に入ったときの空気が違います」と言う。学生でも分かるのだ。この言葉に感激して、僕の講演冒頭で、彼にここの学校の授業を見た感想を先生方に伝えさせることを決意。

 講演タイトルは「味岡小学校の文化価値と さらなる文化創造のために」とする。凄く大仰な感じがするかもしれないが、ごく自然に生まれたフレーズ。吉田君の感想「子どもたちが自然に級友の話を聴く姿、わからないという言葉が聞こえる学級、子どもたちの言葉が学年が上がるにつれてバージョンアップ」そのものが、この小学校の文化価値。

 「この文化価値があるからこそ、さらなる文化創造のためには教材研究なのです」というのが一番伝えたかったこと。参観したクラスへ一言コメント。意欲的で挑戦的な二つの特設授業には、授業者が書いた指導の力点に対応して、教材論をしっかり述べる。最後は明日、無理を聞いていただきやらせていただく道徳授業について紹介。

 校長室でお二人の授業者に再度思いを伝達。明日の道徳授業クラス担任から学級の様子を簡単にお聞きする。

※ 三楽の仕事日記より

【20171002講演】東海市立緑陽小学校現職教育

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 東海市立緑陽小学校へ向かう。途中のコンビニで食料を買い込んで、軽く昼食。13時ごろ到着。僕への依頼事項を確認して講演準備。

 13時40分から案内をしていただいて授業観察。ぜひとも共有化しておきたい授業場面(例 数学的活動、アルゴリズムの徹底)がいくつかありメモ。本学を卒業した新任教師の頑張りも嬉しい。

 講演前に写真を取り込んでプレゼン完成。14時50分から「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業」と題して1時間の講演。聴き上手の皆さんのおかげで、伝える喜びを大いに感じさせていただけた。後半は明日からの授業に役立つ技術を紹介。明日、皆さんがなるほど!これはいい!と言っていただけることを願う。持参した本もたくさん買っていただき、サインまで求められて、さらに喜び増幅。

 本学にご子息がおられる方がお二人、弟が在籍しているという方もおられ、講演のお礼の言葉は本学卒の新任だったりとつながりを強く感じた1日。

※ 三楽の仕事日記より

【20170929講演】鳥取県三朝中学校区

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 9月29日、7時過ぎに家を出て、名古屋、姫路、倉吉へ。到着は12時30分。新幹線、スーパーはくと号の中では仕事。駅ではいつものように岡本先生に迎えをいただき、昨年から通算5度目の三朝中学校へ。今日は三朝町教育研究会第3回全員研修会なので、校区小学校の先生方も参加。

 1時間ほど余裕があるとのことで仕事をやらせていただく。13時40分から公開授業三つを参観。1年数学、2年社会、3年理科。いずれも若い教師の精力的な授業。

 15時10分から全体会で、僕が講演。演題は岡本先生のリクエストもあって「考え議論する道徳へ−模擬授業を体験しながら子育てについて考える−」。とはいえ、冒頭は笑いに必要性、新学習指導要領で注目すべきことを話す。そして、「特別の教科 道徳」の概要を伝え、模擬授業を3本。急ぎの模擬授業で反省点多い。講演+模擬授業で心掛けたのは日常授業の改善に生きる授業技術の伝達。月曜日からの授業にさっそく実践していただくことを願う。

 参観した三人の授業について、校長室で全体コメントと教材論も踏まえた個別指導。ほんのちょっと意識を変えることで、子どもを大いに生かすことができる三人の教師。次回の訪問が楽しみ。

 持参した書籍完売とのこと。ああ、嬉しい。荷物がどれほど軽くなることか(笑)。

 教育委員会の方に旅館渓泉閣に送っていただき、チェックイン後、すぐに三朝温泉へ。さすが人気温泉。肌ざわりのよさ、言うことなし。

 18時30分から21時まで、校長先生、教頭先生ら6人で懇親会。何と楽しく話が弾む時間だったことか。皆さんの温かいおもてなしに感謝するばかり。

※三楽の仕事日記より

【20170919講義】龍谷大学教職実践演習

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 9月19日、7時前に家を出て、味岡、名古屋、京都、くいな橋へ。龍谷大学深草校舎に到着が9時30分。
 
 10時から教職実践演習の1回目として「教員生活を豊かに生きるために」と題した講義。300名ほどの学生さんが熱心に聞き、よく考え、話し合い、意見を述べてくれた。質問もいくつかあって、90分間あっという間。

※三楽の仕事日記より

よく分からない記事(寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。こんなことここで書くことじゃ無いですが、卒論が全くすすみません。考えれば考えるほど、底なしの沼にはまっていくような感じがしています。でも、進まないからってなにもしてないわけではないんです!!

誠文堂新光社から出版されている「落語家直伝うまい!授業のつくりかた」という本ご存知ですか?(笑)
最初は、時間を持て余していたので読み始めたのですが、いつのまにかのめり込んでしまい、サーっと読んでしまうことができました。授業の大きな流れの作り方はもちろん、導入で意識することなど細かく書かれています。また、教師としての心がまえなどもとても勉強になりました。ここで紹介してしまうと、購入率が下がってしまうかもしれないのであまり触れませんが、、(笑)

現場にたってもいないのに、こんなに感動する授業づくりの本なので現職の先生が読まれたらもっと感動できるんだろうなぁと羨ましくなります。

授業づくりと言えば(笑)、今週末に「授業深掘りセミナー」が開かれます。「教師力アップセミナー」と違って、実際に著名な先生方の授業を受けれるまたと無いチャンスです。子供役をやることによって、教師の言動、立ち回りなどで子供はどう思うのか、学ぶことができます。また、検討会では先生方の熱い熱い授業観を聞くことができます。教師力アップセミナーより、強い刺激をもらうことができます。ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています。特に、玉置ゼミ4期生を希望している2年生の方、いかがですか?玉置ゼミではこんなことが学べるって事前に把握できますよ!

と、まあこんなところで卒業論文の執筆に戻りたいと思います。先生の、「形あるものは直せる」という言葉に頼って形だけはつくりたいなと思いますま
自分の良くないとこは、本を読んだり、話を聞いただけでやった気になっちゃうところなんです。ぜひ、来年から!いや、次のゼミで活かしていきたいと思います。(寺坂)

※この記事は2017年10月27日の記事、つまり「授業深掘りセミナー」前の記事です。アップが遅くなってしまいました。すみません(玉置)

佐藤正寿先生の本を読んで(寺坂)

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こんにちは、2期生寺坂です。12日に教師力アップセミナーで講演していただく佐藤正寿先生の本を読みましたので、学びを書きます。



 今回自分で手にした本は、「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」です。

学んだことは、もちろん社会科の授業作りについてです。特にその中でも、重要語句の取り扱いについてです。

「社会科が嫌い」というセリフを、教採の勉強中に何度聞いたことでしょう。その最たる理由は、覚えられないから。単純明快、至極シンプルですよね。そんな話を聞くたびに、「重要語句を覚えさせると、つまらない社会に成るのか?でも、覚えなければならない。どうしたらいいの???」と疑問を持ち続けていました。佐藤先生は、この本で「重要語句を大切に扱う」という項目を書かれていました。目次を見て、飛びつきましたよね。佐藤先生は、重要語句を覚えるための活動を積極的に行われているそうです。その方法としては、

1教科書を徹底的に使う

2フラッシュカードを使う

3復習ミニテストを行う

という3つがあげられていました。ただ、やるだけではなく行うタイミングなどに工夫をすることで、子供が難しい思いをすることなく知識の定着をしてくれるそうです。



 授業参観の仕方についても学べました。実は、私が初めて参加した教師力アップセミナーが2016年2月の佐藤先生なのです。その時に、「今日は10個の学びを得る」ということをお話しされていました。そこからしばらくのゼミ活動では、10個の学びということを意識していたのですが、いつの日にか頭から抜けていました。佐藤先生でさえ一回に10個もの学びをされていた。もっともっと成長にどん欲になりたいと改めて思いました。本を読ませていただいて、改めて初心に返ることができました。今回のセミナーでは、10個の学びを!!!!!(寺坂)

10月28日 授業深掘りセミナーに参加して(丹羽 嶋藤)

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 10月28日に授業深掘りセミナーに参加させていただきました。今回は理科の授業をして下さった野木森先生と算数の授業をして下さった神戸先生から学んだことを3期生の丹羽と嶋藤でまとめたので紹介させていただきます。

 野木森先生の理科の授業から学んだことは、大きく2つあります。
 まず1つ目は教材との出会いを子どもたちにどうさせるか、これが授業をするにあたってすごく大切なことなのだと実感させられました。全て教科書通りに進めてしまうと教師が子どもたちに教え込むような授業になってしまったり、子ども自身が考える場面というのがすごく少なくなってしまうと思います。また、今回で言えば、ヨウ素液の実験をすること自体が目的となってしまうような授業ではなく、実験が終わった後の考え話し合う時間がより充実する授業をする必要があるのだと学びました。
 
 2つ目は教材研究です。野木森先生の授業を受けて本当に驚きました。「何で実験してみたい?」と子どもたちに聞いた時に、子どもたちが「やりたい!」と思ったものがその場で用意されていることで子どもたちのやる気が何倍にもなる気がします。もともと教師が指示したもので実験するよりも自分自身で調べてみたい!という気持ちを持たせることができると思います。そのためには、教科書の意図を踏まえた教材研究や、子どもたちに合わせた教材研究の時間を惜しんではいけないのだと学びました。

 子ども役として参加させていただいて、理科嫌いのわたしでも前のめりになるような授業でした。本当にありがとうございました。(丹羽)

 

 3期生の嶋藤です。私は神戸先生の算数の授業から学び得たことを書きたいと思います。

 私がこの授業を生徒役として良いなと思ったことは、「ひみつを3つみつけていく」という言い方です。勉強というよりはゲーム感覚でどんなひみつがあるのだろうか考えていけたのでとても楽しかったです。また、先生が最後までずっと答えを言わず、ヒントのみを出して子どもたち主体で考えていく授業だったので、どんな方法でひみつに対しての証明ができるのかをいろんな見方・考え方で考えることができたなと思いました。そして、1年生で既習したことをヒントに出すことで、あの時やったやつを使うことができるのかと思い出すことができるし、今回の証明で使うことでより深い学びになっていたので良かったなと感じました。

 先生はぐっとこらえて、子どもたちにいかに考えさせるようなヒントを出すかがとても大切だなと感じました。とても面白い授業をしてくださった神戸先生ありがとうございました。とても勉強になりました。(嶋藤)

岐阜聖徳学園大学附属小学校公開授業を参観して(江口)

10月22日岐阜聖徳学園大学附属小学校で行われた公開授業に参加した。2時間観たが、1時間目に観た道徳について書いていく。

3年生のクラスだった。
はじめ、玉置先生のように写真を2枚貼っていましたが、表情の読み取りというものはなかった。
朗読は、本当に上手で気持ちが込めてあり真似をしたいなと思った。

ゲームが早く欲しいという思いから、急いでいると男の子とぶつかり、言い合いになる。次の日、スーパーで買い物をしていると、ぶつかってしまったが、相手の男の子が「ごめんね」といって優しい気持ちになるという話だ。


実際にペアになって、役割演技をしていた。みんな楽しそうにやっていて、言い合いや「ごめんね」「僕もごめんね」というやりとりを本文にない表現でも考えられていた。そのため、物語を超えて、自分ならどうするのかということを考えていたと思う。

ただ、深めの発問があったかというと、あまりなかったように感じる。「ごめんね」と言われると本当に優しい、礼儀のある行動を取れるようになるのか。ただ単に、「ごめんね」と言っているだけではないかという風にも感じた。


今回の道徳を観て、やはり道徳の授業をすることは難しいと感じた。様々な道徳の授業を観て吸収していきたい。(江口)
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10月9日教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(静谷)

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こんにちは。3期生の静谷です。
10月9日の教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して、学んだことを書いていきます。

まずは、野口先生がおっしゃっていた教育についてまとめます。
・教育というものは、子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないこと。
・「常時善導」教育というものは、そのままにしておかず、常に良くすること。
他にもおっしゃっていましたが、私の中でとても印象が深かった2つを挙げました。
子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないことは、もちろん大前提であるといえるが、なかなか難しいことでもあると思います。いかに子どもたちにわかりやすく、かつ楽しい授業をするか、いかに子どもたちの信頼を裏切らないか、など、子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないために、教師は、常に子どもたちを想い、行動しないといけません。ただ、それを考えながら子どもを想い、行動するのではなく、勝手に身体が動くように当たり前に子どもたちを想い、行動することが良い教育なのではないかと、私は思いました。
「常時善導」この言葉、とても気に入りました。私の教育のモットーにもしたいと思いました。これは、子どもたちをそのままにしておかず、常に良くするという意味です。国語の授業ひとつをとってもそれは言え、もちろん教育にも言えます。カッコいい言葉ですね。

次に、野口先生が「幸福の条件」について模擬授業をしてくださったことについて書いていきます。
幸福の条件とは、観が豊であることがいえます。幸福の条件を式で表すと、
幸福の条件=(健康+金+友人など)×観
という式になります。観というのは、その考えをどう受けるのかという意味です。つまり、その考えをどう受けるのかでその人が幸福であるかないか決まります。「観」がマイナスの受け方では、いくらお金があっても掛け算のため、まったくプラスになりません。観を豊にすることを「観を磨く」といいますが、それをまともに磨くことを道徳の授業でやります。道徳の落ちこぼれは、世の中真っ暗ともおっしゃっていました。私は、この授業にとても納得させられました。私自身の人生もそうだからです。受け方次第で、まったく気持ちが違います。道徳の授業では、子どもたちの観を豊にすることを考えて、授業を構成していきたいと思いました。

野口先生の教師力アップセミナーに参加できて、本当に良かったです。3期生では、私だけが参加したため、他の3期生よりも断然教師力がアップしたと思います。また、このセミナーに参加したかったという友達にセミナーの内容を話したことによって、私自身にもより学んだことが身に付いたと思います。学んだことをこのように記事にしたり、友達に教えてあげることは、より自分のモノになります。まさにインプットよりもアウトプットですね。
これからもどんどんセミナーに参加したいです。(静谷)

教師の可能性(岩田)

 こんにちは。10月もあっというまに過ぎ、11月となりました。気がつけば今年も残り2ヶ月弱となりました。卒論、卒論、卒論、、、はやく書きたいと思います(笑)。


 さて、先日10月23日に祖父江小学校における公開授業に参観させていただきました。祖父江はわたしの地元であり、母校ではないですが祖父江小学校も実家から車で10分もあれば行くことが出来ます。これまで様々な機会をいただき、いろいろな地に行かせていただきましたが、稲沢市は初めてだったので何だか不思議な気分でした。小牧での開催があるときの白井さんはいつもこんな気持ちなのかなとかいろいろ考えていました。


 祖父江の他の小中学校から代表の先生方が集まられる中、なんと中学校時代の数学の先生にお会いすることが出来ました。正直中学時代数学の授業を真面目に受けていたかどうかはあまり記憶していませんし、覚えていることと言えば数学が嫌いであったということだけです。少人数クラスで授業を担当してもらっていたなと少しずつ思い出してきました。中学時代の先生と、同じ授業を参観させていただいているのかと思ったら、不思議な気持ちでした。そして同時に次は教師サイドの視点で行動しなくてはならないということも実感しました。


 どのような形でも何年前の出会いが心に残っているってすごいことなのかもしれないと思い、教師の可能性が広がった気がします。家に帰って両親にそのことを話しました。きっと嬉しかったんだなと思います。(岩田)

※写真は1年前の岩田さんです(玉置)
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子どもが教えてくれること(岩田)

 こんにちは。そろそろ紅葉のきれいな季節ですね。地元の祖父江が1年に1回銀杏祭りとして賑わう季節まであと少しです。


 今日は、先日小学校で行った算数の授業について振り返りをしたいと思います。授業内容は小学校5年生の三角形の高さと面積の比例の単元でした。とても素直な子どもたちで授業に真剣に取り組んでくれました。


 先回、ゼミの授業をしてみて「子どもたちの立場に立つ」という大前提がなっていないと感じました。教えたことに満足してしまっている教師主導の授業になってしまっていると思いました。今回は、できるだけ子どもたちが授業を作っていくスタイルを目指したいと思い挑みました。以下に反省をまとめます。


 まず、1つ目の反省点として、ヒントの出し方です。授業後に先生にご指導をいただき、「本当に子どもたちがヒントをほしがっていたのか。」という言葉をいただきました。確かにその通りであると思いました。子どもたちの表情や机間巡視をする中で、考えさせる前にヒントを与えてしまっていました。子どもたちの中には、「どうせ先生が答えを教えてくれる」という意識が生まれ、考えることにつながらなかったのだと思います。考えて考えてそれでも分からなかった時のヒントと、あらかじめ与えられているヒントでは価値が大きく異なってくると感じました。


 2つ目に、子どもの発言の受け止め方です。予期せぬ答えや間違っている答えなど、教師がほしくない答えを子どもたちが発言したとき、わたしは明らかに表情に出てしまいます。さらに、フォローの仕方がいまいちよく分からないでいました。子どもたちは想像以上に教師の表情、行動を見ています。わたしが1回でもそういったことをすると、一気にやる気をそいでしまうことになりかねないと感じました。参加したくなる授業とは、子どもとのやりとりの中で生まれていくものであると実感しました。



 前に立っていると、子どもたちの「分からない」という表情が手に取るように分かります。次第に「もういいや」となっていく様子もとても良く分かります。教室には、様々な子どもたちがおり、学力の差も様々です。上位層、中間層、下位層に区分できる中で、自分はどこに焦点を当てて授業を作っていきたいのか、もう一度しっかり考えて見たいと思います。子どもたちの表情サインから授業の質が読み取れると感じました。授業を受けるプロであり、授業評価者である子どもたちから多くのことを学んだそんな一日でした。授業をさせていただき、ありがとうございました。(岩田)

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10月23日玉置先生の祖父江小学校の指導助言に参加して(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。
10月23日に愛知県の稲沢市立祖父江小学校へ行かせていただきました。キラキラとした笑顔で「こんにちは」と挨拶をしてくれる1年生の国語授業を見させていただきました。「くらべて読もう」という単元を通して、子供たちが意欲的なっていく姿が心に残っています。
学んだことがたくさんあるのですが2つに絞って、記事にさせていただきます。

1つ目は「一言も二言も言いたくなる」先生の姿です。
この授業において授業者の先生は「子供を意欲的にしたい」という点を意識されており、その工夫が授業のあらゆる場面に表れていました。
・教材の出し方 (既習したものから既習していないものへ)
・「詳しく言うと」と言って子供の意見を広げる場面
・「この言葉、もらうね!」という子供の表現を生かす場面
・具体的に演じる中で子供自身が違いに気付く。
ここに挙げたこと以上に多くのことを取り組まれていました。実際に子供達は授業の開始から益々意欲的になっていき、挙手も発言も盛んになっていきました。まさに「自ら学ぶ」といった研究テーマの姿だったのではないかと感じます。
授業検討会の際には「子供を主体としたい」ということもお話されており、先生が意識して、「子供の言葉を一言も二言も引き出そう」とする姿勢をされていることを知り、教師として大切な心構えを教えていただきました。

2つ目は学習規律を身に付けさせる過程です。
小学校1年生であるということを感じさせないほどの学習規律がこの教室には広がっていました。「机の上の整理」「話を聞く態度」「交流時の反応」「静かに待つ」といった1つ1つの姿がどの子にも備わっていたと思います。なかなか難しいことだと感じます。
子供達がその力をどこで身に付けたのだろうかと、授業を振り返ってみると「先生の意図的な努力」が隠されていることに気が付きました。
先生は授業中に「机の準備はできてる?」「これは机の中にしまってね」といった的確な指示をしていたり、「○○さん、姿勢がいいな」「静かに待てるのはいいですね」といった価値づける言葉をどの場面にも登場させています。そして4月の学級開きに「このときは△と言ったら、いいよ」と教え、それを褒める、意識させるといった方法を用いて継続することでここまで鍛えたのだということもわかりました。緻密で気の長い指導があることで子供が変化していくのだと教えていただきました。
お忙しい中、授業参観及び研究会に参加させてくださり、ありがとうございました。(吉田)

10月23日玉置先生の祖父江小学校での指導助言に参加して(岩田)

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 こんにちは。10月23日(月)本日13時30分より祖父江小学校での玉置先生の授業助言に参加させていただきました。今回は小学校1年生の国語の授業で、自動車の「しごと」と「つくり」を資料から読み取り、自動車図鑑を完成させるという次回の授業につなげる部分の単元でした。以下にその学びをまとめます。


 今回は講評会において、良かったところ3点、改善すべきところ1点という形で話し合いが行われました。今回は、わたしもその様式で記事のまとめにしていきます。

 まず良かった点1つ目は、指示の明確さです。低学年の授業を参観させていただくのはもしかしたら初めてだったかもしれないと思うほど、今まで経験したことはありません。1年生ってどのような感じなのだろうか?と思い、子どもたちの様子を観察していましたが、自分が予想していた以上に出来ないことが多かったような気がします。そんな中で先生は、指示がとても明確でした。「今から○○をします。」「前をむきます。」「めあてを書きます。」といったように指示は1つだけに焦点化されていました。このことは子どもたちにもとてもわかりやすく、戸惑う表情も見受けられませんでした。


 2つ目は、子どもたちの発言の生かし方です。子どもたちは授業中もとても活発でにぎやかに授業が進んでいきました。その中には当然発問に適した答えを述べる子いれば、全く違う発言をする子もいます。そのようなとき、「違います。」とただ否定するだけでなく、その子の意見を尊重しながら、「○○さんはそう思ったんだね。でももう一度他の人の意見も聞いてみようか。」という声かけが見られました。そうすることで、間違えてしまった子どもも、間違えてもいいんだという気持ちになると思います。また、正解がでた時にも「○○さん分かったかな?」と確認をする姿があり、即時フォローの重要性に気付きました。さらに、めあてやまとめについても子どもたちの発言を取り入れ、子どもたちと一緒に作る課題というのは授業への参加意欲をかき立てる工夫であると感じました。


 3つ目は、教師の演技力です。導入のはじめの段階から、週末のまとめの部分まで授業を通して先生は「物わかりの悪い教師」を演じられていました。これを子どもたちの前で行うことで、学びに向かう意欲は一層高まり、子どもたちの主体性を引き出す鍵となると思います。特に小学校1年生において、興味関心の分野は授業をする上で書かせない要素であると感じます。今日も、少しリアクションを大きくするだけで、子どもたちが一気に授業に引き込まれていくのが分かりました。わざと教師が間違えることで「違うよ、違うよ。」と前のめりになって授業に参加する子どもたちの様子がありました。物わかりの悪い教師を演じながらも、押さえるところはしっかりと押さえ支援をしていく、その切り替えの仕方が非常に勉強になりました。


 改善点としてあげるならば、交流方法であると思います。授業内でペアで交流し、自分にない意見を書き直すという場面がありました。わたしも本日実際に小学校1年生を見させていただいて感じたことなのですが、想像以上に出来ないということに気がつきました。どんな時でも出力することは大切なことですが、1年生にどこまで求めるべきなのかと考えたとき、玉置先生が「ここは同じ、ここは違う」という点に気がつくことが出来たのなら、それで上出来だとおっしゃられていたことを聞いて、求めすぎることで活動が作業化してしまっていたのだと感じました。


 久しぶりに授業を参観させていただきましたが、やはり学ぶことばかりであると実感しました。そしてこのような機会をいただいているからには、できるだけ多くのことを吸収していきたいと思います。わたしもいつか授業において、子どもたちの気持ちを変えられるような授業がしたいと強く思いました。本日はありがとうございました。(岩田)

1カ月の幼稚園実習を終えて(白井)

私は、1カ月間幼稚園実習に行ってきました。実習前に記事に載せていただいたトトロの名札は、1カ月でボロボロになってしまいましたが、その分、子どもたちと関わる中で、学ぶことばかりの充実した毎日でした。

学んだことの1つとして、保育者が子どもたちに呼びかける時の工夫を知りました。私は、最初、子どもたちに対して、「〜してはダメだよ。」「〜してはいけません。」といった否定的な言葉で呼びかけていました。それに対し、子どもたちは一時的にはやめるが、時間が経つと忘れてしまうことがありました。そこで保育者の方の呼びかけをする様子に注目してみると、出来ていない子に呼びかけるのでなく、出来ている子を全体の前で褒めることによって、他の子も意識をするように促していました。また、あえて受け入れて、子どもたちの「お兄さん、お姉さんになりたい。」という気持ちに訴えかけるようにされていました。それを教えていただき、実践してみると、まだまだ力不足ですが、子どもたちが変わってく場面に出会えるようになりました。1つのことを呼びかけるにしても、子どもたち1人ひとりによって、方法も変わっていくと感じました。

他にも、遊びの中で子どもたちが成長をしていくために環境作りをする大切さや、子どもを危険から守るために意識することなど、たくさんのことを学ばせていただきました。

最後に、1カ月の幼稚園実習は、大変なこともたくさんありましたが、学んだことをこれからに必ず、生かしていきたいと思います。実習をさせていただけたことに感謝をして、これからも子どもたちに負けずに学んでいきたいと思います。ありがとうございました。


下の写真は、部分実習の中で作った「紙コップロケット」です!!意外にも高く飛ぶので、ぜひ作ってみて下さい!
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人生二度目の。(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

10月22日といえば。そうもちろん、衆議院議員選挙の投票日です。写真を見れば分かるように、投票に行ってきました。


投票へ行く前の期日前投票期間中には、自分の一票をどの人・党に票を入れたとしても、大きく結果が変わることはないし、選挙行くのはやめようと思っていました。にも関わらずなぜ投票することに決めたのかというと、ネットニュースである記事を見たからです。


その内容をざっと説明すると、「10,20代が他年代よりも投票率において比較的高い結果が出ていることを受け、各政党が若者向けの公約を打ち出すようになった」というものです。もちろんその記事はそのライターが個人的に感じたことを書いただけなのかもしれないので信憑性は定かではありません。

それでも、私はその記事を見て、「どうせ投票したって変わらないから」という理由で国民に平等に与えられている選挙権を放棄しようとしていた自分に納得がいかなくなり、結局22日に投票をしました。同時に最高裁判所の裁判官の国民審査もしっかり行いました。


投票をしていないくせに、国政に対して文句ばかりいうのも無責任な話だと思っています。日本の動きを知らない世界観の狭い先生にならないためにも、世の中の動きによく目を向けなければならないなと感じました。(早川)

10月6日 味岡小学校の飛び込み道徳授業に参加して(嶋藤)

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今回私は、玉置先生の飛び込みの道徳の授業を初めて見させていただきました。授業が始まってすぐ、児童たちに「先生、みんなのことよく分からないから、先生の言ったことや友達が言ったことに対して表情で表現してほしいんだ。納得いくなら納得いっている顔、納得いっていなかったらそういう顔をしてほしいんだ。先生はそういった気持ちを顔を見て読み取っていくからな。」というようなことを玉置先生はおっしゃっていました。なるほど。飛び込みで授業をするということになっても、こういう風に児童たちにお願いすることで、たとえ児童たちが発言をしようとしなくても、児童たちの顔から気持ちを読み取ることができるんだなと思いました。玉置先生さすがだなと思いました。児童たちの表情を見て、この子はどんなことを思っているのだろうか読み取ったり、この子うなづいたななど児童のことをしっかり見るということがとても大切だと感じました。

道徳の授業のスタイルとしては、中心発問をして、意見を聞き、そこで揺さぶりをして深い学びにしていくというものでした。私が小学校でやった道徳とはやり方が全く違っていました。私は発問を4つぐらいするという形でしたが、玉置先生がやっていたように中心発問をしっかりやった方が良いなと感じました。また、真っ白な紙を用意して、そこに中心発問に対しての考えと揺さぶられた後の考えを書くというやり方がとても良いと思ったので、中学校実習で実践したいと思いました。

そして、やはり揺さぶりをかける発問はとても大切だと感じました。「え?だってそれって、、」と児童たちに思わせることで、他人事から一気に自分事に変わると思うし、深い学びをすることができるなと感じました。

自分が道徳の授業をするときは、「中心発問」からの「揺さぶり」を大切にしていきたいと思いました。(嶋藤)

星の王子様(丹羽)

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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。
最近は大学も実習もないため、退屈した日々を送っています。勉強しなくてはならないと分かってはいるのですが(泣)
今日は前から気になってないたけれどずっと読めなかった「星の王子様」のワンフレーズから考えさせられたことを書こうと思います。


「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」


このフレーズを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
大人はなんでも外見で判断して中身を見ようとしないということを小さい王子様が教えてくれます。
子どもはたくさん想像力を働かせたり考えたりしようとするのに対して、大人は外見ばかりを気にして生活していることから、私はこう考えました。これは教師にも通じるものがあるのではないかと。
子どもたちに対して外見や表面上の態度や会話からその子がどういう子どもなのかを判断するのではなく、
その子の生活している背景や子どもの気持ちといった目には入らないところまでしっかりと配慮していくことが教師には求められるのではないかとこの本を読んで感じました。

中学校実習まであと1週間となりましたが、実習を通して関わる子どもたちに対しても表面上の関わりにならないように、目で見ある部分だけで判断せずに関わっていきたいと思います。(丹羽)
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