「落語家から学ぶ!授業や生活で使えるコミュニケーション術」に参加して(中澤)

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みなさん、こんにちは、四期生の中澤です。2月15日に小牧市立三ツ渕小学校で、立川談慶師匠と玉置先生との二人会に参加しました。今回はその事をお話しします。

私は今回二つのことを学びました。それは、想像力と間についてです。

まず想像力について話します。一人の落語家は、多人数を相手にあくまで一方的に話をします。この時話し手は、聞き手の想像力を刺激し、話したい内容をイメージさせることで、聞き手全員が、話したい内容を伝えられるようにしています。このことを教えてもらい私は、一斉授業を行うときに、子どもの想像力を刺激することを前提に話をし、想像したことを子ども同士共有させることで、個人差のある子ども全員によって、子ども全員が学習内容を理解していく環境を将来作っていきたいと感じました。

次に間について話します。落語家も教師も、新人の頃は、間を怖れてしまい、間ができてしまうと、聞き手に考えさせたい事柄まで話してしまう。そのことにより、いくら話し手が準備してきたことを伝えても、聞き手が聴きっぱなしになり、話の内容を理解できなくなってしまう。このような話があった。私は、話し手が話したことについて考えたり、内容を理解するためにも間が必要であり、焦らないためにも間を大事にする必要があると学んだ。私はこのことを教育実習で生かしたいと感じた。

ここまでいくつかのセミナーに参加してきましたが、その度に、素敵な人達と出会い、実践的な話しを聴いていることに、驚きと感謝を感じます。自分もいつか、そのような人達に近づけるように、じっくりと学び続けたいと感じています。今回もセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(中澤)


卒業論文発表と模擬授業の反省(寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。かなり時間があいてしまいましたが、卒論発表と模擬授業についての記事を書きたいと思います。

卒論発表は、2年かけて学んで来たことを伝えることができたのではないかと思います。「クラス会議」とアドラー心理学をもとに、主体性のある子供を育てて行きたいと思います。大西さん、斎藤さんをはじめ多くの方に有り難いコメントもいただき、四月から実践をして行きたいと思います。

模擬授業では、授業を作るときに子供を想像することの大切さを痛感しました。教師がやりたい授業をしてしまい、作っている時から子供が目の前にいませんでした。子供が学びたくなるポイントを考えて、授業をしていきたいと思います。

また、子供の言葉を変えてしまうということもしてしまいました。言っていないのに、欲しすぎて勝手に頭の中で言ったことにしていたみたいです。

反省はつきませんが、今日の反省を次やらせていただくフォーラムで出せるように準備していきます。(寺坂)

2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(山下、丹羽、嶋藤)

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 こんにちは、3期生の山下です。2月3日(土)に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して学んだことを山下、丹羽、嶋藤の3人でまとめさせていただきます。

 私がこの研修を受けてマネしようと思ったことは「一時に一事の原則」です。ワーキングメモリが少ない子もいるので同時に2つも3つも指示を与えない、一回の指示で指示することは一つだけにするということです。「問題集を出して、30ページの問題5のところにある(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してから、解き始めてください。」これは悪い例です。一時に一事の原則に従って言い直すと「教科書を出してください。30ページの問題5を見てください。(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してください。それから解き始めてください。」のように一回の指示で1つの指示だけにすると子どもたちに伝わりやすいそうです。また、悪い例のように指示すると教師は伝わっていると思っているので言った通りにしてくれない子に対して「何度言ったらわかるんだ。」「ちゃんと聞いていないからだ。」などと子供のせいにしてしまいます。私も教育実習の際に長々と指示をしてしまい、子どもたちに伝わらなかった経験があるので一時に一事の原則を意識したいと思いました。

 今回は教師としての大切な作法というテーマでしたが人間として大切にしたいと思うことをたくさん学びました。全ての内容について『〜の原則』と分かりやすいキーワードがあったので教訓にしてこれからの生活に生かしたいと思いました。(山下)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。教育人材銀行登録者資質向上事業に参加させていただき、学んだことを2つ記したいと思います。 

 1つ目は「木は光を浴びて育つ 人は言葉を浴びて育つ」ということです。子どもというのは掛けられた言葉によって、良いようにも悪いようにもなってしまうということを学びました。教師は、子どもと長い時間接する職業であることから、子どもの良さをたくさん見つけて褒め、豊かな子に育てていきたいと思いました。

 2つ目は話し合った後の全体交流への繋げ方です。例えば、話し合いをした後「はい、じゃあ意見がある人!」と聞くのでは話し合いをした意味が無くなってしまいます。そうではなく、教師が子どもを褒めながら、「○○さんは手振りを使って話していたね、良かったからもう一度言ってくれる?」と意図的指名をすることでその子の意見に対して全員で考えを深めることができるということを学びました。

 今回は1時間という短い時間でしたが、教師になろうとする身として、教師になってから実践してみようと思うことだけでなく、すぐにでも大人として大切にしていきたいことをたくさん教えていただけました。ありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。2月3日(土)に教員資質向上研修に参加してきました。そこで学んだことについて記事に書きたいと思います。

 私がこの研修で一番心に残っていることを紹介します。それは、セブンイレブン会長の鈴木敏文さんの言葉の「〜のために、 〜の立場で」です。これは「お客様のために」ではなく、「お客様の立場で」ということだそうですが、どういうことだろう?と少し疑問に思いました。そこで、教育で考えると、「子どものために」テスト前にプリントをたくさん配るのではなく、「子どもの立場で」考えて、重要なプリントだけ渡すということだそうです。なるほど、たしかに子どもからしたらテスト前にプリントをたくさん渡されても解けないよ、大変となってしまいます。教師が子どものためと思ってやったことが裏目に出てしまうことがあるので、子どもの立場で考えて行動することが大切だと感じました。しかし、なかなか子どもの立場に立って考えることは難しいですね、、、。これでもかというくらい、普段から子どもの立場で物事が見られるようにしていきたいと思いました。(嶋藤)

2月3日教員資質向上研修に参加して(吉田・中澤)

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 2月3日、愛知県教育会館で行われた「教員資質向上研修」に参加させていただきました。朝早い研修でしたが、多くの方がお見えになられており、「絶えず、研究と修養を行う」教員としての在り方を改めて実感させていただきました。

 今回は2期生と4期生の初のコラボ記事!「先輩とは、波長が合う。」と言ってくれた4期生の中澤と2期生の吉田で書かせていただきます。



読者の皆様、お疲れ様です。二十歳になって約半年が経ちましたが、未だに高校生と間違われる四期生の中澤です。今回は教員資質向上研修に行って来ました。
一番印象に残ったことは、授業とは一番大切なことを子どもに言わせる時間ということである。そのため教師は子どものぼんやりした答えのあとに正解を言わず、どういうことと繰り返し尋ねることが大事であることに私は納得しました。

読者の皆様、この時期は三寒四温のため、体調管理には十分気をつけてほしいです。セミナーに参加させていただき、ありがとうございます。失礼します。(中澤)



 私は2点のことについて、書こうと思います。
 1つ目は「○○ためではなく、○○立場で考える」という内容です。
 講演の際に紹介された言葉です。「ために」という言葉は「やってあげる」という上からの視点で物を捉える時に使います。逆に「立場で」という言葉は「同じ目線で推し量る」といった意味合いがあります。私もついつい「子供のために」と言いますが、自身の行う行動が「子供のため」=「子供の立場」となっているのでしょうか?

 「教師がプリントを子供に多く渡すと、子供にとって混乱する・整理できない」など教師目線で物を捉えているだけでなく、子供・保護者・地域の方・上司・同僚といった多くの方にとって「どうであるか」ということを考えていく必要があります。4月からの生活でもこのことを忘れず、生活していきたいです。

 2つ目は「教師だからこそ、作法が大切」という考えです。
 作法とは、教員に限って必要な資質だとは思いません。しかし、教員にとって作法とは、最も求められる資質の一つであると私は思いました。講演で話された「誠意はスピード」「ABCDの原則」「授業技術」など内容の根底には「相手意識」があります。教員の姿は子供の生活、学習といった環境に大きな影響を与え、良し悪しの変化をもたらします。その自覚に気付き、相手意識を踏まえた作法を身に付け、「教師理解」を深めていくことが取り組むべき課題であると再認識しました。まずは「書き順」から意識していこうと思います。(吉田)
 
 今回、参加するに辺り、ご配慮いただいた方に感謝いたします。これからも縦のつながりを大切にし、学び続けていきたいです。(中澤・吉田)

1月30日卒論発表会に参加して(山下、静谷)

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 今回は1月30日(火)に行われた卒業研究発表会について午前の部を山下、午後の部を静谷が担当して書かせていただきます。


 今回の卒業研究発表会に参加して感じたことは先輩方の並々ならぬ努力です。約1年間を通して何万字と書き進めてきた卒業論文を8分という短い時間の中に凝縮して伝えたい内容を分かりやすく伝える技術はさすがだと思いました。また、来ていただいた先生方からの鋭い質問にもしっかりと答えていて深く研究されてきたことが伺えました。聞いている際には気づかなかったのですが教科における授業づくり、デジタル教科書の活用方法や話し方など、学級経営というように聞く側が整理しやすいように発表の順番が工夫されていたことにも驚きました。私は司会をさせていただいて教室の一番前で先輩方の発表の様子を見ていたのですが、自信を持って堂々と話す姿を見て勝手に話に聞き入っていました。

 百瀬さんの発表の中で「話しすぎる」という課題を改善するための5ポイントというお話がありました。私は人前で話すことが苦手で、教育実習の際も伝わっているか不安になって何度も同じことを言ってしまったり、話すスピードがどんどん早くなってしまうという課題があったので重なる部分があると思い1つだけ紹介させていただきます。それは子供を見るということです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが自分の話したいことばかり考えているとこの当たり前のこともできなくなってしまいます。教育実習では授業を進めることばかりで頭がいっぱいになり、子どもたちの様子が見えていないと指導していただきました。子どもが理解しているか表情などを見ながら話せば自然と早口になるのも防げるのではないかと思いました。授業は教師が一人でするものではなく、子供達と一緒に創り上げていくものだと意識して授業を行いたいと思いました。

 先輩方の卒業研究を聞いて学ぶことがたくさんありました。教育には著作権はないのでどんどんマネしていいところを取り入れていきたいと思います。先輩方、お疲れ様でした!(山下)
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 3期生の静谷です。私からは、午後の部の内容について書いていきます。
 午後の部では、2期生の江口さんと寺坂さんの模擬授業・討論を観た後、今度は和田先生の師範授業・講演という内容でした。

 まずは、2期生の模擬授業・討論について書いていきます。模擬授業を観て、私にとって授業をしていく上で、意識しないといけないことを江口さんと寺坂さんは、当たり前のようにこなしていたことが印象的でした。子どもへの価値付け、子どもの意見への追質問、子ども全員を巻き込む授業展開など、授業を作っていく上で大切なことを当たり前のようにこなしていました。このように当たり前に教師がこなしていくうちに、子どももどんどん具体的な発表になったり、みんなと学び合っていくということが定着していくのだと思いました。

 討論では、子ども役を実際にやってみての2期生の気づきがとても的確で、レベルの高い討論でした。これが自分には気づかないことを友達に気づかせてもらって、共に高め合う学び合いなのだと学びました。

 次に、和田先生の師範授業・講演について書いていきます。師範授業では、実際に子ども役をやらせてもらいましたが、嫌でも授業に参加してしまう授業でした。それは、和田先生が全員参加型の授業を常に目指していて、なおかつ子どもを巻き込んだ授業を展開していくからだと思います。授業の中で、絶対にどこかで活躍させる場を子どもに持たせ、意図的指名をする。この意図的指名をする際にも、子どもの些細な行動まで見逃さず、授業をシャープに展開していきます。こうした和田先生の授業を今度は、子ども役ではなく、参観側で観て、授業記録を正確にとり、学びたいと思いました。

 講演では、4月から「先生」になるあなたへのメッセージという内容でしたが、まだ教採を控えた私にも学べるところがたくさんありました。また、講演を聞いていて、和田先生は本当に教師という職業に誇りを持っているなと思いました。話されていて、どこにもブレず、伝えたい本心を私たちにぶつけようとしていました。これだけブレない信念を持っている教師に子どもはついていきたいと思います。和田先生のような強い信念を持っている教師になりたいと思いました。

 最後に、今回和田先生の講演を聞いて、自分なりの教師像がまた一つ増えました。和田先生、ありがとうございました。そして卒論発表をした2期生の皆さん、来年度私たち3期生が2期生の卒論発表会を越えられるよう頑張ります。ありがとうございました。(静谷)

教室をいきいきと(1)大村はま著 (丹羽)

◯P209 9行目、P210 7行目より
無理に場を作って、ここはどういう場のつもりかといったようにしてしまいますと、そこは作りごとの場になってしまいますから、本当のことばが育つ場にならないと思います。
ことばとは、そういうふうに知識として入っただけのものでは、ほんとうには使いこなせないものだとおもいます。

●以上のことから
大村はま先生は国語教師として生徒にその時期にあった言葉を使うように指導していることがわかる。実際に教師は、「お客様に言ったつもり」「表彰式のつもり」というように架空の世界でやらせるのではなく、実際の場を通してことばを教えていく、使わせていくことが大切だと読み取れる。

教室をいきいきと(1)大村はま著 (丹羽)

◯P135 6行目より
指導者の方にそこまで持っていく自信がなくて、発表会では下手な発表をし、プリントは整わないとかそうさせてしまうのだったら、そういうグループを編成する授業をする力が教師の方に、まだなかったのだと思います。

●以上のことから
授業でのグループ学習では、一人一人の得意や苦手とする部分をしっかりと把握し、内容によってグループを変えるなどという工夫をする必要がある。この時間を教師が惜しんで子どもたちに決めさせたり、毎回同じにすることで発表がうまくいかなかったら子どもたちのせいにしてはいけないのだと学んだ。授業が教師にとっていかに重要かを考えて一人一人に合ったグループ編成や関わり方をすることが大切だと読み取れる。

1月30日公開ゼミ模擬授業の記録・寺坂君 (石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。

 1月30日の卒業論文発表会からもう1週間が経ちました。時間が流れるのは早いものですね。2期生それぞれの記事もあがっていると思います。ぜひ読んでみてください。

 さて、今回はその卒業論文発表会で行われた寺坂君の模擬授業の記録です。単元は、2年生の「かけ算(第1時)」でした。

 授業の流れは、「お弁当箱にお団子が何個か入っている」と、縦3つ横5つ?のお団子の絵を徐々に見せていき、かけ算の定義に気付かせるという流れでした。私が想像したかけ算の授業とは全く違い一つも二つも工夫があり、とても挑戦的な授業でした。

 検討会では、古川さんの「同じ」という言葉が中心となりました。まず、かけ算を教える際に「同じ」という言葉が非常に重要になってくること。次に、「同じ」という言葉を寺坂君(先生)が言ったこと。そして、どのようにすれば子供から「同じ」という言葉に気付かせ、引き出すのか。深く話し合いました。

 検討会の最後には、模擬授業を見に来てくださった大西先生と和田先生が話してくださる場面がありました。以下にまとめます。

 大西先生は、導入の工夫(お団子)について「余計な情報を入れてしまった」と話されました。本時はかけ算について初めて学ぶ授業であり、その分シンプルに、分かり易く教える必要があるそうです。そのため、先ずは「3が5つ分で3×5」「3×5は3+3+3+3+3」と定義をしっかりと押さえる。理解させる。ことが大切になるそうです。
 「初めて」子ども達に教えることはかけ算だけではありません。むしろ子ども達に教える内容のすべては初めての内容です。その際の一つの心得の様なものを教えていただきました。

 和田先生は、本時の課題について「子供は答えが分かった瞬間に思考が止まる」と話されました。本時課題は「はこの中のおだんごはいくつ?」でした。つまり、子供は「15個」と分かった瞬間に考えなくなるのです。それを改善するために「おだんごはいくつ?」と数を問うのではなく、「おだんごをどうやって数えるか?」と『方法を問う』とよいと話されました。
 課題は授業の軸となるもので、子供は課題に向かって思考を巡らせます。それだけ、課題は大切なものであり、改めて、課題は一言一句考える必要があると感じました。

 今回の模擬授業は、子供役から見ても苦しい展開になりました。子供役(主に私?)が少しひねていたためだと反省しています。小学校2年生を演じてみて、どこまで考えられるのか?どの程度で理解するのか?どこで躓きやすいのか?子供理解が足りませんでした。寺坂君には苦しい展開を強いてしまいました。申し訳ない。

 全てを終えて、挑戦的な授業で、いい刺激をもらいました。卒業論文発表会に加えての模擬授業となり、裏での相当の準備があったと思います。お疲れ様でした。検討会では、挑戦的で良い提案をしてくれたからこその深まりでした。参加してくれた方々もよい学びになったと思います。ありがとう。(石川)

卒論発表会&和田裕枝先生講演会参加者感想

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 1月30日の我がゼミ主催の「卒業論文発表会」&「和田裕枝先生講演会」にはたくさんの方が来ていただけました。感想も書いていただけましたので、その一部を紹介します。

○ 同じ学生とは思えない授業力、トーク力をもっていて、とても驚きました。また、偉大な先生方のご意見や授業、講演が聞けてとても身になりました。たくさんこういう機会を設けてほしいです。

○ 和田先生の授業を参観させて頂きました。導入の仕方や児童との関わり方、かなり勉強になりました。多くの児童に、発言をしてもらうことで、その事柄への理解をより深めることにつながることがよくわかりました。ありがとうございました。

○ とても勉強になりました。4月から不安だったのですが、具体的な授業のコツや学級経営でのポイントを知ることができ、今日教えていただいたことを4月から実践していきたいと思います。和田先生を見ていて「先生」には子どもに元気を与えるパワーも必要だと感じました。子どもの表情をよく見て、言葉をよく聞き、子どものために子どもと共に成長できる先生になりたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

○ 和田先生のお話を聴くことができて、4月からの教員生活がとても楽しみになってきました。学びの種をまくというお話がありましたが、私はほめるための種をまくことのできる教師になりたいなと思いました。このような機会を設けて下さりありがとうございます。

○ 今回の講演を聴いて、改めて教師という仕事の素晴らしさを実感することができました。教師生活を送ってこられた先生のお話を聴くことは、重みがあり、心引きつけられるものが多くありました。実際に見させて頂いた授業でも、教室の風景が思い浮かび、学ぶポイントをたくさんつかむことができました。来年からもぜひこのような講演会を開いていただきたいです。とても勉強になりました。ありがとうございました。

○ 和田先生の講義をきいて、子どもがどう育つかは自分次第だなと強く思いました。子ども達と真剣に向き合った分だけ、子ども達は、ついてきてくれると思ったので、自分も目標を持って、希望を持って、4月から頑張っていきます。今日は、和田先生のお話がきけて本当によかったです。ありがとうございました。

○ 玉置先生の講義で和田先生の授業を見て、感動した覚えがあります。今日、そんな和田先生の授業を間近で見て改めてすごいな、先生ってやっぱり良いなと思いました。来年度教員採用試験を受けますが、今日聞いたことを胸に全力で気持ちを伝えていきたいと思います。また開催されることを期待しています。

○ 模擬授業に対する先生方の話は、とても深くて私が実現できるか不安ではありますが、専門的な話が聞けて良かったです。13時からいましたが、ずっと前のめりで聞いていられるほど、自分の中に取り込むべき内容であって、来年もこのような機会があったら友人を連れて参加したいなと強く思いました。この会を紹介してくれた玉置ゼミの人にも感謝です。

○ 授業の指導案をつくるときに、どういう質問をしようか、板書をどうしようか色々考えてしまいますが、大事なのはこの授業の最後に子どもに何と言ってもらいたいのか具体的な姿を描くことだとわかりました。子どもに身に着けさせたい力をまずはっきりさせ、子どもの実態とのギャップから授業づくりをしていきたいと思います。4月から教員になるので、とても勉強になりました。ありがとうございました。

○ 模擬授業と講演会に参加させていただきました。名人と呼ばれる先生の授業は学ぶことが多すぎて、すべてをメモすることができませんでした。本当にすばらしかったです。玉置先生によるコーディネートも大変わかりやすく進めてくださいまして、ありがとうございました。

○ 本日は貴重な機会をありがとうございました。学生がやる模擬授業と和田先生がやる模擬授業でこんなに違うんだってことがわかり、自分も授業力をアップさせていかなくてはと思いました。講演会もタメになったので、来年もぜひやってください。

○ 大学の講義でも子どもの思考に立て、先生がしゃべりすぎる授業は、、、とよく言われてきました、しかし実際に具体的な模範授業を見たり、講義で聞いたキーワードの意味をしっかり理解したりできる機会はあまりありませんでした。実習後ということもあり、イメージもつきやすく、将来の教師像や今の自分の課題が少しクリアになった気がしました。和田先生に面接指導やってほしいなと思いました(笑)

卒業論文発表会について(中澤・井上)

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こんにちは、四期生の中澤と井上です。今回は、1月30日の卒論発表会について記事を書いていきます。

四期生の中澤です。二期生のみなさん、卒論発表会お疲れ様でした。
私は、発表会に参加するまで、卒論の構成やテーマに関する事柄について、はっきりと理解していませんでした。発表を聞いていく中で、学級経営は勿論、専門科目の授業など、テーマに幅があることや、論文の構成の仕方を学ぶことができました。また、発表者によって、スライドの作り方や話し方に違いがあり、二期生一人一人の教育に対する思いが伝わり、感動しました。
私は、先輩方に少しでも近づけるように二年間学び続けたいと改めて思いました。(中澤)

四期生の井上です。2期生の先輩のみなさん、先日の卒論発表会お疲れ様でした。
今回、卒論発表会を見てまだまだ漠然としていた卒論とはどのようなものなのか少し知ることができました。研究テーマは人それぞれで、どれも先輩方の熱意の込められた発表でした。自分もたくさんのセミナーに参加し、教育実習へ行く中で自分の研究のテーマとなるものを見つけ、そのことについて考えを深めていき、先輩方のような発表ができるよう努力していきたいと思います。

午後の和田裕枝先生による師範授業では、生徒役として参加させていただき、生徒からその授業のキーワードを自然と引き出すテクニック、授業の流れや、発問の仕方、いたるところに散りばめられた工夫を身をもって体験することができ、多くの発見と驚きがありました。この経験を教育実習の指導案作りや、授業に生かしていきたいと思います。
和田先生、本日はありがとうございました。(井上)

卒業論文発表会に参加して(松田・鏡味)

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 こんにちは。今回は1月30日に行われた卒論発表会での学びを松田、鏡味でまとめさせていただきます。

 私は午前に行われた2期生の先輩方の発表から得た学びを書きます。
 まず、3年の今の時期から来年の発表会に向けた準備をしていかなければならないと思いました。例えば牧野さんは昨年の2月にはヒアリング調査を行っていたり、百瀬さんは教育実習で自分の授業を録音したりしていたと話されていました。私自身に照らし合わせるともう今の時期には卒論に向けて行動していたということになり、私も本を読んでいかなければならないと感じました。
 次に、焦点をしぼり研究されていたことから、私ももっと研究したいことの中で何について知りたいのかをしぼらなければならないと感じました。例えば寺坂さんはクラス会議について、岩田さんは授業外における指導などしぼって研究をされていました。テーマをしぼることで現場に立ったときに、自分が自信を持って行うことができるものを得られるのではないかと感じました。
 先輩方は質問をされたときに「質問ありがとうございます。」と一言言ってから答えており、そういう細かい配慮がとても素敵だなと感じました。先輩方のような分かりやすくまとまった発表を私もしたいなと思いました。ありがとうございました。(松田)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。
 今回の和田先生の講演会で印象に残っていること2つを書きたいと思います。
 1つ目は、入学、進級してからの2週間が大切な期間であるということです。この期間で学習規律を整え、生徒との信頼関係を築かなければいけないと分かりました。そのために、約束の種をまくこと、意欲を高めるために誉めてあげること、安心をあたえてあげることが大切だと分かりました。
 2つ目は、係の活動にも工夫ができることです。例えば、忘れ物をする子は連絡係、漢字を読むのが苦手な子は配達係などにすることです。こうすることで授業外の身の回りのことからも学習が取り入れられることが分かりました。

 また、今年は教育実習を控えています。和田先生がおっしゃっていた、自分から子どもとふれあいにいくこと、授業記録を正しく的確にとることを意識して実習に臨みたいと思いました。
 今回の和田先生の講演会で多くの事を学ぶことができました。素敵な講演ありがとうございました。(鏡味)

卒業論文発表会に参加して(安藤・関口)

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こんにちは。4期生の安藤です。今回の卒論発表会で学んだことを書かせていただきます。

2期生の方々の卒論発表では、教職ゼミでの研究の切り口を学びました。学級システムや教師の話し方という視点で教職を考えたり、学級掲示に着目して学級経営への効果を研究されたり、学級経営を失敗しないための手立てというテーマもとても興味深かったです。同じゼミの中でもこんなに研究テーマが多彩であることは、これから私がゼミの活動に参加する上でそれだけたくさんの視点で学ぶことができるという可能性を忘れずに、常に様々な角度から興味を持って、自ら貪欲に学んでいきたいと思ったのと、自分がゼミで特に追究してきいたいことは何かを問いながら、自分なりの視点で教職を考えていきたいと思いました。

和田先生の講演会では、教師はクリエイティブな仕事であること、生涯子どもと関わっていける喜びや、つらいこともあるかもしれないがそれ以上のパワーを子どもからもらえる素敵な仕事であるという言葉が特に印象的でした。そう仰る和田先生は確かに子どもの姿を思い描かれていて、生き生きとされていました。授業づくりも子どもの姿を描いて、その姿を見るためにはどうしたらいいのか、逆算していく、と和田先生が仰るのも、常に子どもに寄り添っていて、和田先生の素晴らしい授業は子どもたちを学校で笑顔にしたい、という願いがあってこそだということが分かりました。いい授業をしなくては、と思うあまり教師本位の授業をしていまいがちなことは本当に気をつけたいと思いました。教職のやりがいや感動、子どもたちへの愛という教職を目指す原点に立ち返ることを忘れない教師になりたいと強く思いました。
学びの多い充実した1日になりました。この機会をくださった先生方や先輩方、本当にありがとうございました。(安藤)



こんにちは。4期生の関口です。ゼミの活動に初めての参加となった卒論発表会と和田先生講演会について書きたいと思います。

卒論発表会では、このゼミに入ることができてよかったなと強く感じました。10名の先輩方の発表はとても興味深いもので、実際に教育実習で実践できそうなものや、これからセミナー等に参加する際注目したいところがありました。何より、自ら本当に学びたいものを研究されているのを強く感じ、たくさんの学ぶ機会の中で私もその姿に近づいていけたらと思っています。

和田先生講演会では、自分が教師になりたいと思った原点に立ち返りました。大学2年生になり、教師の現状を知る講義や機会が多くあり、夢や理想は立派な教師にならなければという義務感に変わってしまった気がします。しかし、和田先生の講演会の中で、楽しみという気持ちが生まれました。作業として提出していた指導案も「この子がここでこう反応するだろうと考えながら書いている」と楽しそうに話す和田先生を見て、早く実習に行って子どもの様子を見て書きたいと思いました。貴重な生々しいお話も活かしていきたいです。

とても濃い充実した一日を過ごさせていただき、先生方先輩方に感謝しております。本当にありがとうございました。(関口)

旅行先で(百瀬)

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卒業式まであと1ヶ月を切りました。私は地元に戻るので大学の友達となかなか会えなくなることに寂しさを感じながら、友達と卒業旅行やご飯に行く日々を送っています。

卒業旅行をしている時にも「これ学校で使えそうだよね」とか「この写真こんなことに使えそうだよね」という話題になります。同じ夢を持った友達と話している時間はとても楽しいです。

写真を3枚載せます。
1枚は「たぬきの糸車に出てくるやつだ」と話しながら撮った写真。
1枚は「原爆ドームに実際に行って、戦争の怖さを目で見て伝えたい」と思って行き、撮った写真。
1枚は「松下村塾は歴史に出てくるから見てみたいよね」と山口県に行った時に撮った写真。

こういう話をしながら旅行をしていると、4月からの生活に不安を抱えつつも楽しみな気持ちも大きくなっています。旅行中は「4年間でこんなことあったよね」という話も多くあります。とても懐かしいです。あと約1ヶ月、できる経験をたくさんしながら、岐阜での生活を楽しもうと思います。(百瀬)

【20171201講演】姫路市立総合教育センター

 12時ちょっと前に家を出て姫路へ向かう。到着は14時42分。センター職員さんに車で会場まで。15時10分から1時間30分、「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業づくり〜対話的な学びを生み出す授業の実際〜」と題して講演。「対話的」を副題にしたのは、先方からの依頼を受けて。

 10年目までの40数名の希望参加の皆さん。とても話しやすい雰囲気がよい会場。皆さんとのつながりもつかみで一気に出来た気分になり、時折、笑うところを入れたり、参加者同士の対話を入れたりしながら、演題に僕なりに迫ったつもり。終了後は所長さんとしばし懇談。姫路の管理職事情も同じだと痛感。

 再び車で駅まで送っていただく。講演がとても良かった、引き込まれたと言っていただけた。夜に届いた担当の北村指導主事さんや参加者感想で、明日へのエネルギーを高める。ご縁をいただいたことにあらためて感謝。

 そうそう北村指導主事さんは、僕の趣味をよくご存じで、写真のようなファイルに要項を入れて渡していただけた。これだけでも感激。力も入る(笑)。

※三楽の仕事日記より
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【20171130授業&講演】岡崎市立形埜小学校

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 今日は三度目となる一級僻地校の岡崎市立形埜小学校訪問。8時51分に味岡駅乗車、犬山駅から東岡崎駅へ。10時4分着。北村校長の車でゼミ生3名と学校へ向かう。30分間ほどで山間にある形埜小学校着。

 ゼミ生は学校環境を見ただけで感激しきり。日程の簡単な打合せ。11時25分から、4年&5年を対象とした算数授業。新ネタで挑戦。子どもたちのノリのよさは抜群。課題設定時から思うことをドンドンつぶやく。子どもが選んだ4つの数字と僕が意図して選んだ1つの数字と足し算、引き算で、「1」を作るというのが最初の課題。悩んでいる子どもがいて、途中式を発表させて、みんなで支援。学年が違っているとは思えないつながりもあって、感激しながら子どもたちの踏ん張りを期待。自力でゴールへ。

 「では、先生は次は何というと思う?」と聞くと「2を作れ」が一斉に返ってくる。この課題に入ると、途端に静かになり、つぶやきもなくなる。そして徐々に「3はできたのに」「3しかできない」「これはできないのでは・・・」というつぶやき。板書しながら、頃合いをみて、「実は2はできないのです。ではなぜ出来ないのかをはっきりさせて」と、彼らにとっては初になるに違いない、不可能であることを明らかにする思考へ追い込む。

 今年度の学校目標は「ネバーギブアップチャレンジ」。中には頭を掻きむしって、唸りながら考えている子どもがいる。級友と一生懸命話し合っている子どもがいる。そのうちに、偶数や奇数という声が聞こえてくる。徐々に解決に接近していく子どもたち。その様子を見ているだけで、授業者として幸せになる。

 「カードの枚数が奇数だから奇数しかできない」と発言があったときは、思わず「予想外の答え」と本音を出してしまったが、この発言から、さらに視点を広げて考えることができて、5年生で一人、4年生で一人が、なぜできないのかをきっちり話してくれて授業完了。子どもたちを褒めに褒める。よく育っている子どもたち。自分の授業力がアップしたのではないかと思わせてくれる子どもたちに大いに感謝。

 子どもたちとランチルームで給食。たまたま目の前に座った子どもが昨年僕の授業を受けた子ども。そのときの内容はよく覚えている上に、自分はどんな解き方をしたのかまではっきり覚えている。驚きと感激。

 ゼミ生の石川君、寺坂君、白井さんによる全校ゲーム。分かりやすく面白いゲームで大盛り上がり。全校が外に出て元気よく遊ぶ。ゼミ生も子どもたちに遊ばれている(笑)。

 休憩、清掃後、僕の落語。過去2年の「動物園」「平林」をよく覚えている子どもたち。昨日決めた新ネタ「つる」。こんなにも笑ってもらったら、言うことなし!終了後、「ツ〜」と言いながら教室に向かう子どもたち。ああ、嬉しい。

 5限は算数研究授業。とても面白いネタで、それぞれの考え方を問う良い展開。子どもたち一人一人をしっかり育てようという担任の思いがよく伝わる授業。とっても温かい学級で、見ているだけで心洗われる。

 30分間の先生方による研究協議。子ども一人一人の名前を出しながら授業を振り返り意見を述べあう先生方。実に質が高い研究協議。僕は新学習指導要領のポイントを示した後、研究協議の内容を追認する話で30分。

 17時少し前に校長先生の車で学校を出て、東岡崎駅付近のお店へ。「算数科授業研究会反省会&玉置先生を囲む会」が催されて、ゼミ生徒と共に出席。おいしい料理。楽しい話。有り難い話。せっかくの機会なので、僕の飛び込み授業の裏話(あのときの心境)を語る。先生方の参考になれば幸せ。

 20時22分、東岡崎駅から犬山駅、そして味岡駅へ。参加した白井さんと降車駅が同じなため、あれこれ話しているうちに到着。

 嬉しいことがたくさんあった1日。特に子どもたちからの言葉に感激。昨年、僕の授業を体験した子どもが「なぜ、今年は玉置先生の授業を受けられないのか」と担任に聞いたとのこと。ゼミ生に「玉置先生のファンだ」と言った子どもがいたとのこと。飛び込み授業終了時に「ああ、面白かった」「めちゃくちゃ考えた」などと声に出した子どもがいたこと。「玉置先生の授業は月に1回は受けたい」と言った子どもがいたとのこと。子どものおかげで忘れられない1日に。もっともこうした子どもに育てられた先生方の尽力に深く敬意を表したい。さっそく形埜小HPにアップされていたので、その記事を研究室HP記事へ。

※三楽の仕事日記より

【20171127講演】東京都公立中学校副校長会研修会

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 14時から16時までの2時間、東京都公立中学校の副校長先生方(80名ほど)を対象に「玉置流・元気な学校づくり」と題して講演。

 前半は副校長として押さえておきたい新学習指導要領の話。後半は僕が教頭時代に行った様々な取り組みを紹介。始めは重めの会場だったが、徐々に暖まり(笑)、しっかり聞き、笑ってもいただいけた。学校環境はかなり違うと思うが、受け入れていただけた模様。持参した「愛される学校の作り方」8冊は一気に完売。

※三楽の仕事日記より

2月5日 大口町立大口北小学校の現場教育に参加して(丹羽・嶋藤・松田)

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 こんにちは。2月5日に行われた大口北小学校の現場教育に参加して得た学びを丹羽、嶋藤、松田の3人でまとめさせて頂きます。


 今回は玉置先生流の「特別の教科 道徳」授業から2つ特に印象に残ったことを紹介させていただきます。

 まず、1つ目は「読み物資料」ではエピソードの前と後の写真などを子どもたちに見せて、朗読を聞かせるということです。主人公の前後での様子や気持ちをあらかじめ提示しておくことで、きっかけになる出来事が子どもたち自身ではっきりわかるようになるということを学びました。確かに、ただ物語を聞くだけでは印象に残りづらく、資料の言葉から気持ちを考えてしまう子どもが出てきてしまうと考えられるので、図や写真をうまく提示することは効果的だと感じました。

 2つ目は、ゆさぶり発問を入れて深めるということです。これは、子どもは良いことを言おうとして綺麗事をいうこともあるので、本当にそう思っているのか、教師が多少の分からず屋になって子どもたちを揺さぶることで子どもたちが何を思ったか、考えたかの核心に迫ることができるということを学びました。

 今回の玉置先生の講演から、模擬授業だけでなく、道徳の特徴や課題など押さえておきたいことをたくさん学ぶことができました。ありがとうございました。(丹羽)

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 いきなりですが、道徳授業は私にとって難しいという印象があります。教育実習の時、一番難しかったのが道徳でした。どうやって授業をしていくことが良いのかよく分かっていないからだと思います。ワークシートを用意したほうがいいのか、読み物資料を子どもたちに渡したほうがいいのか、そういうところもよく分かっていませんでした。道徳はそれぞれ先生によってやり方が異なるかもしれませんが、今回講義に参加し、玉置先生流の道徳授業のつくりかたを聞き、今後道徳授業をするときに参考にしていきたいと思ったところを書いていきたいと思います。

 まず、ワークシートです。ワークシートは質問が書いてあったり、絵が描かれていたりするものをイメージすると思いますが、玉置先生は「ワークシートは凝らない。毎回同じものでよい。」とおっしゃっていました。名前を書く欄と、番号1.2.3とふって、横に線を引いておいて文を書けるようにしておけば良いということだそうです。質問をはじめから書いてある道徳の授業に違和感を覚えていた私にとって、なるほど、そういう解決策があるなと感じました。ワークシートを作ることで、子どもへの評価がつけやすいのでワークシートは必要だと感じました。

 次に、ゆさぶりです。道徳は最終的にたどり着いてほしいところが決まっていて、そこにたどり着いてしまったら、教師もそうだね、と言ってしまいがちですが、そこで一旦ゆさぶりをかけるような発問をすることでより深く考えることができるというものです。私自身、答えが出てしまったら、そうだね、と言ってしまいがちです。そんなことをしていては、深く考えることができず、子どもたちがうわべだけで感じているという状況になってしまうの思います。教師の役割は、いかに良いタイミングでゆさぶりをかけるかだと感じました。子どもたちの気持ちが1つになろうとしているときに、「え?」と思わせるようなゆさぶりをかけていきたいと思いました。以上、2点のことを今後道徳の授業を行うときに気をつけたいと思いました。(嶋藤)

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 前半は道徳教育についてのお話を聞き、後半は玉置先生が飛び込み授業で行った道徳の授業を見ました。

 前半の中で道徳の評価についてのお話がありました。道徳の評価では「あなたは人に親切にできるようになりましたね。」ではなく、「あなたは人に親切にすることが大切だと気付きましたね。」と評価するということを話されていました。道徳の授業について、国語との区別をするということをよく聞きますが、評価にも区別をはっきりつけなければならないということを学びました。できるようになった行動を評価するのではなく、大切であると気付いたことを評価しなくてはならないということを学びました。

 後半の中では使用する資料をいかに子どもが想像できるかというお話がありました。その想像力を膨らませるために、玉置先生は範読の途中に「さあ想像してね。」「さあどうなったと思う?」など言葉を補っていました。さらに、声に強弱をつけることで臨場感が増していることを感じ、こういった教師の範読や資料の挿絵などが子どもの想像に大きく関係していることを学びました。範読中に補う言葉は多すぎても少なすぎても想像しにくいものになってしまうと思うので、どのような補い方が良いのかを考えることが必要であると感じました。玉置先生、ありがとうございました。(松田)

2月5日 大口町立大口北小学校の現職教育に参加して(菱川、岡田、早川)

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 今回は3期生の菱川、岡田、早川で先日行われた大口北小学校でのセミナーについての学びを書かせていただきます。


 こんにちは。3期生の菱川です。今日は大口北小学校で行われた道徳の授業の作り方の公演に参加させていただきました。

 まずペア学習についてペア学習は長々とするものでなく短くさせる。そしてなによりも価値付けを大事にして行くべきと学びました。そして教師はその価値付けから意図的指名に移り授業を進めていくのか良いらしいです。

 次に特別な教科と言われる所以について大きく2つあります。まずは数学や国語、社会を教える人にある免許が必要ないことです。僕はこれから先もっと道徳が子供達に必要である世の中になると感じています。そんな中で僕は完璧に道徳を教えることができるのか不安です。子供たちは頭が良いです。授業の流れを何回かやるうちにわかってしまって今日玉置先生がおっしゃっていた形式的な答えを言ってしまうかもしれません。道徳の一つのやり方を今回は学びました。これ以外にも自分なりの子供の想像力を掻き立てるような授業の工夫をどんどんと見つけて行くのが教師としてと課題と今日感じました。

 もう一つに評価の仕方が記述であるということ。僕はひとりひとりを記述で書くのはすごく大変だとすごく思っていたのですが子供の言葉に付け足してどんなところが成長したのか書く方法を知り、初めは僕もそれでやっていこうと思いました。
 
 今日は今まで何度か道徳の授業についてのセミナーに参加させていただいてやっと実習で行った僕の道徳の授業でダメだったところがわかりました。今日は本当に有意義なセミナーになりました。道徳の授業についてこれからも勉強をしていきたいです。(菱川)

 
 先日、大口町立大口北小学校にて行われた道徳の授業の作り方についての講演を聞かせて頂きました。実際に教育実習での道徳で苦しい思いをしてしまった私にとっては、自分のどこがいけなかったのか、どうするべきだったのかを振り返る良いきっかけとなりました。その中で、私が上手く出来なかったところとして二つ取り上げたいと思います。

 まず一つ目は導入についてです。玉置先生は初めにイラストを見せ、「何をやってる?」と尋ねました。その時挙手制ではなく、ポンポンと指名していくやり方を取り入れており、初めのリズムを作ってみえました。私は価値項目に沿った問いを全体に投げかけ、挙手制というやり方を用いていたのですが、やはり初めに勢いはあまり付けられませんでした。初めのリズム作りは大切だとその時感じたため、私もこのようなやり方を参考にしたいと思いました。

 二つ目は、エレベータートークについてです。最後のまとめとして、その時間で自分が感じたこと、今後大事にしたいことをペアで30秒ずつ話す、というものです。子どもは教師のまとめてほしいことを話してくれるため、教師の説話よりもずっと良く、それで終わると良いとのことでした。私は最後時間が無く、ぱっと教師の説話をして終わってしまいました。これは教師の説話の中でも本当にいけないまとめ方だったと思います。今後はエレベータートーク等を用い、まとめまで丁寧にやりきりたいと思います。

 今回道徳での自分の失敗を振り返りながら、どうするべきだったのかを学べる時間となりました。ありがとうございます。難しいイメージのある道徳、苦戦しがちな道徳ではありますが、上手くポイントを押さえながら、技を用いながら、授業を作っていきたいです。(岡田)


 こんにちは。3期生の早川です。今回は大口北小学校での「これからの道徳授業のつくり方〜考え議論する道徳へ〜」との題目の講演に参加させていただきました。その中で感じたこと、学んだことを述べていきます。今回の記事では敢えて内容ではなく玉置先生に着目して書きたいと思います。

 最近、私の中では割と多くのセミナーに参加しているのですが、その中で1つ気付いたことがあります。

 一つ目は、どんな講演会でも必ず導入に該当する部分が講演会の中に存在しているということです。どのような講演でも玉置先生はいきなり本質を語り始めることはなく、触りの部分(前置き)を必ず挟み、会場内が聞き入った状態を作ってから本題に入っています。このような様子を見て、話す相手が子どもでも大人でも、ただひたすらに核心をついた内容を伝え続けるものだと、講演会自体の効果は薄れてしまうのかなと感じました。必ず、聞ける姿勢を作ってからというのは、講演会も授業でも同じなのかと私の中で解釈しました。

 また、先生の講演会では必ず聴講者同士で考えを共有させる場面があります。人それぞれ考えが違って、それを共有することこそが授業なんだと暗に意味されているような気がしました。(実際そうなのかはわかりませんが(笑))

 自分の中で視点を少し変えるだけで、見えてくるものも違うもんだなと実感した講演会でした。(実際のこれからの道徳についての内容については、他の人の記事で・・・)(早川)

2月5日 大口町立大口北小学校の現職教育に参加して(中澤・加藤・吉田)

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2月5日に大口町立大口北小学校にて行われた現職教育に参加させていただきました。設備が整った校舎の中で多くの子供たちが「こんにちは」と挨拶をしてくれる温かい環境で今回も多くのことを学ばせていただきました。本記事は4期生の中澤、加藤奨基と2期生の吉田が書かせていただきます。



こんにちは!四期生の中澤です。今回は、大口北小学校で道徳の授業作りを学ばせていただきました。

道徳の授業を国語の授業のように考えてしまうことに対して、私も共感を得た。

 そのため、物語を結末までただ読み、そこから発問をしていくのでなく、子どもが物語に参加するように呼び掛けながら物語を読むことが大事であることを学んだ。

 他に、子どもに揺さぶりをかけることで子ども達自身に道徳的確信を気づかせることが大事であることを学んだ。教師が結論を言うのでなく、子どもが結論を言うように誘導することを肝に命じたい。

 今回は教育実習前に道徳の授業の実践的なことを学ぶことができた。私も、担任の先生の言うことをよく聞きつつ、学び得たことを参考にして、授業をしていきたいと思います。今回も、セミナーに参加させていただき、ありがとうございます。(中澤)



 4期生の加藤奨基です。「しょうた」でも「りょうき」でもありません、「しょうき」です。今回は大口北小学校にて、初めて玉置先生の講演に参加させていただきました!

 講演では、これから教科化していく道徳について、また、実際の玉置先生の授業の様子を見ながら授業のコツや効果的な方法などを学びました。多くの新しい発見や学びがある中、特に子どもの行動を価値付けして意図的に指名する事、子どもの発言したそうな表情をつかむという事は授業の雰囲気作りという面からもとても大切だと思いました。

 実際の授業の様子では、資料を渡さず教師がストーリーを読みつつ子どもに展開を予想させるというのが印象深かったです。子どもたちは聞くことに徹する事で自ら展開を予想し、物語にのめり込んでいました。資料の扱い方一つで、短い道徳の資料にこんなにも子どもたちが熱心になるなんて!と、とても勉強になりました。

 こういった授業のコツを聞くと、授業してみたい!ってなりますね。玉置先生、お忙しい中ありがとうございました!(加藤)



 今回は2つの点について書かせていただきます。

 1つ目は子供の思考を逆算していくような授業展開です。玉置先生の授業案・授業技術には「子供」という存在が常にあります。「当り前」と思うかもしれませんが、それが本当に難しいのです。
「授業開始時にいろんな表現をさせる→子供を言語豊かにすることで多くの子が理解した状態が生み出す」
「範読時に感情を込める・間をとる・子供とのやり取り→子供を物語に引き付け、範読終了と共に子供の物語へのイメージを完成させる」
 このように授業技術と子供の姿と結び付けています。そして、それらを授業終了の子供の姿から逆算して意図的に組み立てること子供の思考として筋の通った授業展開になるのだと改めて考えることができました。自分でも実践してみようと思います。

 2つ目は「玉置流を学んできて」思ったことです。今まで私は玉置流道徳を講演会や授業等で学んできました。私の道徳への考えは講演の度に『揺さぶられ』ます。そして、学生なりに『深まって』きたと思います。

 始めは玉置先生の行われている実践を見て、憧れていました。しかし、今はそれだけではありません。今は玉置流道徳を通して玉置先生の視点・考え方・心を学ぶことがどれだけ大切かを感じながら学んでいます。学校現場で「いつでも玉置流」というのは難しいかもしれません。それでも「教材のどこが考えるべきポイントなのか」「子供の立場では、どう思うのか」「どんな子供の姿を教師として思い描くのか」などの考えはどんな授業でも大切になり、その心を学ぶことで昨日よりよい授業が生み出せるきっかけになると私は信じています。今後も「玉置流」の根底にある心を学び生かし、目の前にいる子供に真剣に向かっていく準備をしていきたいと思います。

 記事を書かせていただくのも、少なくなってきました。4月にどんな学校・どんな子に会えるか楽しみにしながら、1日1日を大切にしていこうと思います。本当にありがとうございました。(吉田)

『聞ける』教師に。(石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。大学も長い長い春休みに入りましたね。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?私の周りでは、国内・国外問わず旅行の話をよく耳にします。私はまだどこにも行っていませんが…。どなたかお土産待っています!(笑)

 さて、そんな中、2月3日に大学で行われた「OBOG報告会」に参加してきました。「OBOG報告会」とは、昨年卒業された先輩方(8名)を招いてお話を聞く会のことです。8名の先輩方の中には、玉置ゼミ1期生の松井さんもいらっしゃいました。「教員1年目の苦しみ・苦労」「それをどう乗り越えたか」や「大学時代をどう過ごしていたか」など、約3時間たっぷり話して頂きました。簡単にですが、ここにまとめます。

 話を聞いて、共通していたのは『聞く』ことでした。

 学校現場では、「学級経営について聞く」・「授業について聞く」・「成績について聞く」・「困ったら聞く」など、聞く場面がたくさんあります。1人で考えると時間も体力も足りないような事も、聞くことですぐに解決の糸口が見つかるそうです。「聞かぬは一生の恥」と話されている先輩もいました。
 また、その『聞く』背景には、周囲の先生方の温かさが見えました。やはり、最初は聞こうと思っても「迷惑かな」「邪魔になるかな」と思い、渋ってしまうことがあるそうです。しかし、周囲の先生方が心配してくれたり、快く相談に乗ってくれたりと、聞くことへの抵抗がなくなり、必然と抱え込むことが無くなってきたそうです。

 私は『聞く』ことの大切さを先輩方の話を聞いて改めて強く感じました。
その他にも、来年から教壇に立つ身として、今何をするとよいのか?何をすれば来年度に活きるのかなど、たくさんのことを教えていただきました。(早速実行に移したものもあります!)また、先輩のいきいきと話す姿から、その充実ぶりがうかがえ、今から来年度が楽しみです。

 企画してくださった就職課の皆さん、貴重なお話を聞かせて下さった先輩方、ありがとうございました。(石川)

 ※写真は松井さんとツーショットをとるタイミングを逃したため、ネームプレートとの1枚です。

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