学びの足跡(笑) (寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。まず、写真をみていただけましたか?このオレンジのファイル。なにがとじられているのでしょう。


これには、私がゼミに入ってから参加した勉強会の資料が入っています。何かの役に立てば!と思い、保管しておいたものがこんなにも分厚くなりました。学びの足跡です(笑)

1ページ目には、初めて参加した教師力アップセミナー「佐藤正寿先生」の資料があります。正直、訳も分からない中(笑)必死でメモ取り続けた跡があります。

いろんなセミナーのメモを見返して行くと、自分で言うのもなんですが見方がシャープになったなと感じます。特に、学校で様々な先生の授業を見させていただいた記録は成長を感じます。

最初は、先生も子供も全部見ようとしてごちゃごちゃのメモなのですが、今日は子供を見る日、今日は先生の発問を、といったように見るポイントを絞ることを続けると、不思議と全体が見えるようになって来たのを覚えています。あ、これ3期生、4期生に伝えたいですね。読んでくれるといいのですが(笑)

オススメは、ひたすら先生の言った言葉をメモするです。どうして、ここでこんなこと聞いたのか、あとで考えることができます。大西先生がよくおっしゃっていますが、和田先生のは書く量こそ多いですが、「あなたは?」などの簡単な言葉が多いです(笑)なぜ、この言葉で学びを生み出せるのか不思議でした。この不思議を解決するためにも、先生の言葉全部メモしてみてください。授業見ることが楽しくなります。

ここまで書いて、この記事、なにを書こうとしていたのかよく分からなくなってしまいましたが、4月から一番下になってしまう22歳の最後に先輩ぶらせてもらったという記事でした。(寺坂)
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2月13日四日市市立山手中学校の校内研修に参加して(吉田)

こんにちは、2期生の吉田です。2月13日に四日市市山手中学校に参加させていただきました。玉置先生の講演会に縁あって、多く参加していますが、三重県の学校を訪問させていただくことは初めてです。三重弁が飛び交う新鮮な空気の中、道徳の授業参観と協議会で多くのことを学ぶことができました。今回は参観させていただいた授業から3点の学びをピックアップして記事にさせて頂きます。

道徳:いろいろの立場になって考える (相互理解・寛容)

1つ目は中学生の言語活動の豊かさです。
小学校の授業を見てきた感覚から授業参観時に「言葉の選択」「まとめ方の質」といった言語レベルの違いに気付きました。生徒の成長と共に言語が豊かになっていくことは「当然のこと」かもしれませんが、本授業までにどのような指導がなされたのかという視点で考えれば、幼児教育時から積み上げが根幹にあると考えることができます。「どの段階でどれくらい」という基準を私自身はっきりと理解できていませんが、教師自身が子供の発する言語の違いに着目して、意図的に「発表のやり方」「伝え方」を価値づけ・指導していくことを私自身4月から行っていきたいです。

また、本授業では「豊かさ」ゆえの難しさも垣間見えました。それは必ずしも「言語の豊かさ」=「道徳的深まり」ではないということです。授業中、高等な表現をされついていけない子や言葉が先行し、深まりが乏しくなる子などが見受けられました。しかし、授業者の先生はグループ活動や生徒に意見を書かせて、全体交流をするなど「考える・発言できる」雰囲気を作り出されておられました。言葉だけにとらわれるのではなく、その奥にある考えを揺さぶっていくことが重要なのだと学ばせていただきました。

2つ目はある1場面を切り取った道徳教材です。
今回、初めて読み物資料ではない道徳を見させていただきました。2つのショートストーリーから、道徳的な価値に迫っていく授業展開です。このような教材を扱う上で「生徒が簡単にイメージしやすいもの」=「日常の一場面・有名な物語」を題材とし、分かりやすい指示で進めていくといった先生の工夫が見受けられました。またインパクトのある教材であったため、子供たちがどんどん集中し、話し合いも活発に行われていました。

読み物資料・今回のような教材の両者とも、「子供が教材(ストーリー・場面)を想像できること」「変化に注目する」といった共通点がありました。道徳を行う上でこれらの要素は欠かせない考え方なのだと再認識させていただきました。

3つ目は生徒と先生の関係性です。
授業中「同じ意見なのに、選んだ数が違うんだ。」「近くの人に聞いてから譲る」といった素敵な意見が多く飛び交っていました。先生は机間指導時に確認し、意図的指名をする・子供の頷きを見て発表させるといった子供の意見で授業を進めて行こうという意識が各所に感じられました。また、困っている班の所へ出向くといった先生の姿もあり、このような1つ1つの行動が「先生と生徒の関係性を良くし、授業をよりよくしていくのだ」と感じました。信頼を築いていくことができる先生になれるよう私も頑張りたいと思います。

最後に現職の先生方から「玉置ゼミのホームページの学生が書く記事が私たち教員にとっても、為になっています。」というお言葉をいただきました。とても光栄なことです。今後も玉置先生を筆頭に32名のゼミ生でよりよい学びを行い、記事にさせていただきます。
お忙しい中、参加させていただきました。ありがとうございました。(吉田)

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2月10日教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(井上・加藤)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は2回目となる教師力アップセミナーに参加してきました。そこで考えたことや学んだことを今から記していきたいと思います。

 まずはじめに「つなぐ力」です。つなぐ力とは授業が子供たちの発言によって進められ、子供達自身で授業をつくることができるように、子供達の意見をつなぎ合わせる力のことです。これは教師の大きな役目であり、必要な力です。ただ「つなぐ力」には教師の子供の心の声を聞くことのできる「聞く力」が大切だと学びました。

 次に「聞く力」です。これは教師の聞く力ではなく、子供の「聞く力」のことです。聞く力は4月に学習規律として身につけさせ、最後まで人の話を聞く、自分の考えと比較しながら聞くという2つのことを意識させます。そして、教師が声を張り上げて聞きなさい!と叫んで、無理矢理聞かせようとする、というよりも、聞くことによるメリットを伝えることで自然と子供たちは聞くようになると聞き、なるほどなと感じました。

 また、和田先生は子供達のもつ意見の一つ一つをパズルのピースに例え、1つの子供の意見では正解は出てこない、何人かの意見をつなげることで答えが完成すると話されていました。そして、そのピースの足りないところを埋めるのは教師ではなく子供で、子供達自身が足りないところを補おうと考え、他人の意見を聞くことで、それを埋めていく。これができるようになると、子供達は徐々にわかるようになっていき、わくわくする。子供達がわくわくすると教師がわくわくする。このように、聞くことによって、授業に広がりと深まりが生まれていくのだと感じました。

 授業は様々なつながりの中で成り立っていて、つながりとなるきっかけを結ぶのは教師だと知りました。今回のセミナーも学びや発見が多くあり、充実したものとなりました。和田先生、ありがとうございました。(井上)


 こんにちは!4期の加藤奨基です。最近風邪をひきました。文字では伝わらないのが残念ですが、鼻が詰まってとても話しにくいです。みなさんも体調には気を付けてくださいね。

 今回は大口中学校の教師力アップセミナーにて、和田裕枝先生の講話と模擬授業に参加させていただきました。模擬授業には実際に子ども役として参加させていただいたので、講話で学んだ事と模擬授業で学んだ事の二点から書きたいと思います。

 まず和田先生の講話で印象的だったのは、教師の「聞く力」・「つなぐ力」についてです。ここで言う「聞く力」とは、反応を示している子どもの心の声を聞く力の事です。主体的で対話的な深い学びのある授業をするために、教師は子どもたちの意見を繋ぎ、膨らませていく役目であるという自分にとって新しい視点を学ぶ事ができました。そして、繋いでいく上で、まずは繋がる子どもの発言をくみ取れる「聞く力」をしっかりと持つ事が重要だと思いました。

 次に模擬授業についてです。子ども役の感想としては、とても疲れました。(笑)。和田先生の授業は非常にアップテンポで、どんどん質問を投げかけられます。そして、指名もどんどんされるので、頭が温まっていくのが分かるほど常に頭を使い続けていました。疲れましたが、とても良い疲れ方だと思いました。

 アップテンポに子どもの発言を繋いでいく発問をすることで、子どもたちは考えを滞らせることなく深い学びを得る事ができるのではないかと思います。テンポよく効果的な発問をするためには、やはり瞬時に子どもの心の声を聞く事のできる「聞く力」が必要になってくると感じました。

 和田先生の講話も、模擬授業に参加するのも初めてでとても緊張しましたが、いざ始まるととても楽しく、多くの事を学ぶ事ができました。ありがとうございました。(加藤奨基)

2月10日 教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(早川・服部・静谷)

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 こんにちは。3期生の早川です。今回は今年度最後となる第7回 和田裕枝先生による教師力アップセミナーについて私に続き、服部、静谷の3人で書きたいと思います。

 私は、今回初めて記録係を担当しました。一言一句聞き逃さないように必死にパソコンと向き合いながら和田先生のお話を聞いていました。セミナーが終わった後には、どっと疲れがのしかかりました。疲れてはいるものの、普段と何か感覚が違いました。それは、記録係という役目を通し、普段以上に講義に集中していたということによるものだと考えました。

 昨年、味岡小学校を訪れたときに和田先生に授業記録の方法を教えていただきましたが、振り返ってみるとその時と同じ状況がこのセミナー内でも作られていたように思います。先生がどんな言葉で指示して、それにどんな言葉で子どもたちが返すのか。それを事細かに記録しようとすることで、授業が鮮明に記録、記憶に残るというものでした。それを再び体感できたという意味だけでもとても有意義な時間になったなと感じています。

 今回のセミナーで特に印象に残ったのは「授業はただ座っているだけじゃ意味がない」とうことです。生徒役の学生が「(和田先生の授業が)怖い」と言っているのにも共感はしましたが、ただじっと聞いているだけの45分ではわくわくもしないし、頭も使えていない。すきを与えないくらいの勢いで授業ができるというのは、授業準備が十分に行えている証拠でもあります。教師になった時、放課の時間が遊びで授業の時間が休みなどとこどもたちに言われないようにしっかりとした授業ができる先生になりたいと改めて思いました。(早川)


 新学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びがキーワードとされています。私は、教育実習の研究授業で子ども達同士のコミュニケーションや資料との対話を意識して授業を行いましたが、先生方からは「教師が喋りすぎ」「先生の1人舞台になっている」とご指摘頂きました。私にとって、子どもが中心となって活躍できる授業を作ることは、これからの課題でありました。

 今回のセミナーはそんな私が知りたかった内容ばかりでした。和田先生の講演の中で、印象的なのは、聞く力とつなぐ力でした。聞く力とは主に人の話を最後まで聞かせることです。それは学習だけでなく人として必要な力であり、思いやりに繋がります。そして、人の意見を聞きながら自分の考えとどこが同じなのか、また何が違うのかを話し合うことで子ども達自身が授業を作ることになります。そうすることで子ども達はわくわくしながら学習に臨み、かつ45分間は頭をフル回転させなければならなくなるのです。わくわくするということは、内発的動機づけに繋がるので、知的欲求が向上し、より効果的な学習ができると感じたので、私もそんな和田先生のような授業を実践してみたいと思いました。(服部)


 3期生の静谷です。今回で教師力アップセミナーには、6回目となりました。少しまとめてみると、どの先生方も共通していえることは、当たり前のことかもしれませんが、考える先には常に子どもがいることです。そして、今回の和田先生の講演を聞いていても、常に子どものことを考えて、子ども目線で教材研究やノート指導をしているなと感じました。そこで、今回は常に子どものことを考えるということに焦点を当てて、まとめていきたいと思います。

 和田先生は、教材研究をする時に子どもがどこでつまずくか、どう考えるのか、どんな答えをするのかなど、子どもの目線で想像し、教材研究をされていました。こうしたことを考えて授業をつくっていくと、実際に授業をしている際に子どもがつまずいた時への対応が事前に準備ができ、対応ができます。教材研究をする時は、子どものつまずきをスタートにして考えることが、子どもにとってわかりやすい授業の根底でもあると学びました。

 また、和田先生は、子どもから学ぶことを本当に大切にしていらっしゃると感じました。子どもが発言したことを記録し、こうした言い方があるのかと子どもの語彙をもらい、次の授業に生かそうとします。子どもの言葉や子どもに教えてもらった方が、子どもにとってもわかりやすいと思います。こうしたことを和田先生は心に留め、子どもから学ぶ姿勢を常に意識していらっしゃると感じました。とても見習いたいです。

 今回も模擬授業に子ども役として参加させていただきました。私が模擬授業で体感したように、子どもの頭を楽にさせない授業づくりを目指して頑張っていきます。本日はありがとうございました。(静谷)

2月10日 教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(松田、丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回私たちは2月10日の教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこで和田裕枝先生の講演や模擬授業から学んだことを松田と丹羽で紹介します。


 私は和田先生の模擬授業を外から見ました。以前、和田先生が大学に来て講演をして下さったときに、授業を参観するときは教師が言ったこと、子どもが話したことをその言葉のまま記録していくと教えて頂きました。なのでそのように、聞こえたことをそのまま記録してみました。スピード感のある授業で、全部を書き切ることはできませんでしたが、今その記録を見返して感じたことがあります。

 1つ目は、話す一文が短いことです。和田先生は一切説明をしておらず、長い文を話しているのは子どもでした。子どもが話す時間が多いことで出力する機会が確保されていると感じました。また、問いかけも短く端的なため、子どもが何を考えるのかを迷わずにできると感じました。

 2つ目は、授業の中で「どうして?」「何で?」「何が一緒なの?」など、子どもに考えさせる問いかけをたくさんされていたことです。生徒役をしたゼミ生は頭が休まるときがないと言っていました。子どもが言ったことに対して理由を考えさせたり、同じことや違うことを比較させたりすることで頭を使うことができると感じました。

 お話を聞く中で、「最初は分からなくてもいい、45分に分かるようになればいい。」という和田先生の言葉が印象的でした。私は小学生のときに算数で何度もつまずきましたが、そのつまずきが解消されたときのことを未だに覚えています。それは問題が解けたときではなく、分からなかったことがどうしてそうなるのか、どういうことなのかということが分かり、納得できたときでした。答えを求める授業ではなく、子どもに考えさせる授業ができるようになりたいと思いました。

 模擬授業の記録をすることで後に行われた玉置先生による振り返りで、その場面と和田先生の意図や考えをリンクさせることができ、より学びにつながりました。あっという間の講演でした。ありがとうございました。(松田)



 私は和田先生の講座を聞き、印象に残ったことが数えられないほどあるのですが、その中でも特に覚えておきたいことを2つ紹介します。

 まず1つ目は学級経営は4月の2週間が勝負だということです。最初に子どもたちに教師が考えていること、守ってほしいことなどを伝えたり、授業のやり方、進め方を指導することで、子どもたちは自然と教師が言わなくてもできるようになるそうです。こうなると、子どもたちからの無駄な質問がなくなり、教師自身にゆとりが生まれます。そうなると子どもたちをよく見ることができ、授業作りも自分の足りないところが見えてきたり、子どもの表情から考えを読み取ったりといういいことづくしだということを学びました。

 2つ目は、ワクワクする授業です。今回和田先生の模擬授業において生徒役として参加させて頂きました。和田先生の授業はとってもテンポが良く質問も多いので、常に頭をフル回転させて授業を受けていました。ですが、とても集中できるので仲間の発言や意見をちゃんと聞こうと感じました。一分一秒がワクワクでこんなに考えて集中する授業はないんではないかという程子どもたちの言葉で授業が作られているのを実感しました。また、下学年の内容と上学年の算数の内容をつなげながら授業がされているので数学的な「見方・考え方」が育成されるなと思いました。(丹羽)

 今回の和田先生のセミナーからは模擬授業を通して授業づくりの大切さを改めて感じることができました。ありがとうございました。(松田、丹羽)

2月10日教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(安部、安藤、山田)

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 こんにちは。4期生の安部、安藤、山田です。先日参加させて頂いた教師力アップセミナーで和田祐枝先生の講演と模擬授業から学んだことです。

 こんにちは。4期生の安部です。私は先日の教師力アップセミナーで和田先生のお話を初めて聞かせていただき、また、実際に模擬授業の生徒役として授業に参加させていただき、多くのことを学ばさせていただきました。

 まず、初めて和田先生の授業を見させていただいた感想として、その迫力、勢い、完璧さにただただ圧倒されました。私は実際に生徒役として授業に参加する側だったのでとても緊張しましたし、この授業を毎日受けている子どもたちはすごいなぁと思うばかりでした。

 しかし授業後の玉置先生と和田先生との対談や反省会などで模擬授業を振り返ってみると、和田先生独特の授業テクニックの裏にはとても深い意味があることがよく分かりました。和田先生のおっしゃっていた「わくわくする授業」は子どもたちの授業を受ける前の“分からない”が45分授業を受けた後の“分かった、なるほど!”という反応に変わることを指すのだということに気がつきました。私が考えていた「わくわくする授業」は、授業そのものが体験型中心の授業になっていて、クラス全員が授業に参加するからわくわくするのかなと思っていました。和田先生のいうわくわくするというのは授業内容をちゃんと理解できて初めて生まれるものなので、それをクラス全員に実感させるのはなかなか難しいと思いますが、和田先生のような授業を目指して頑張っていきたいと思います。(安部)


 こんにちは。4期生の安藤です。今回初めて和田先生の授業を生徒役として実際に受けて感じたのは「早い!!!」です。和田学級では学習規律で先生が出したものに必ず反応する、という約束があるため、授業中は常に自分の考えが言えるように頭を働かせ、何かしらのアクションを取るように必死に授業に食らいつきました。いい意味で緊張感があり、授業中いつも「今日のごはん何かな〜」なんて考えてしまう私に和田先生はそんな暇を与えてくださらず(笑)、気づけば授業が終わるまでずっと集中していました。

 これこそ卒論発表会の時、和田先生が仰っていた「子どもを暇にさせない・集中力を持続させる」授業なのかと体感しました。また、授業崩壊は授業中退屈にしている頭のいい子から始まるとききましたが、和田先生の授業では頭のいい子も退屈になることはないと確信しました。というのも、授業の振り返りの時間に和田先生は机間指導をされ、ワークシートに今日の学びを深める朱書きを入れて回られていました。私は「小数も整数と同じように考えることができる」と書いたのですが、「同じ」とはどういうことかと問われ、自分の言葉で説明する難しさを感じました。具体的に書かせることや、「自分の言葉で」理解することが深い学びに繋がっていくのだと実感しました。和田先生の線を引くポイントの的確さや学びを深める問いかけを私もできるようになりたいです。

 和田先生のような授業や学級経営ができる教師になりたいという思いと同時に程遠さも感じますが、和田先生も最初からできた訳ではないと仰っていたので、これから玉置ゼミで授業名人の技をたくさん吸収して少しでも近づけるよう努力していきます。貴重なセミナーをありがとうございました。(安藤)


 こんにちは、4期生の山田志摩です。私は先日の教師力アップセミナーで参加させていただきました。和田先生のお話を聞かせていただくのは2回目でしたが、今回もまた多くのことを学ばさせていただきました。

 今回は講演会ではなく運良く、講演会の前に和田先生に偶然お会いしてお話させていただいたことについて書きたいと思います。お話ししている中で、和田先生に、「模擬授業の生徒役はたくさん経験しておきなさいよ〜!」と言われました。わたしは、卒論発表の日に初めて生徒役をさせていただいたのですが、生徒役だと余裕がなくてメモが取れないし、緊張するし、という気持ちがあり次からなるべく周りから見学する方に回りたいなぁと思っていました。しかし、和田先生と会話する中で生徒役を率先してさせていただくことの大切さ、生徒役ができることのありがたさに気づきました。なぜ生徒役が大切であるかというと、先生になった時に、先生側に慣れることは簡単だけど、生徒に戻ること、生徒の目線で自分を評価することは難しい、だから今のうちから生徒目線で物事を見れるように訓練しておくと教師としていつまでも成長していける人になるからだと和田先生はおっしゃっていました。わたしはこのお話にとても納得して学生の間に1回でも多く生徒役をさせていただきたいと思いました。

 玉置ゼミの一人として、講演会を聞かせていただけることや、素晴らしい先生方や仲間の模擬授業の生徒役として参加させていただけることに感謝して積極的にチャンスを掴んでいきたいなと思いました。(山田)

地元でインターンをしてきました(吉田)

 こんにちは、2期生の吉田です。今回、地元の小学校で5日間のインターンシップをさせて頂きました。大変忙しい時期に受け入れてくださり、毎日多くのことを学ぶことができました。本当に感謝しかありません。この5日間で私が感じたこと3つを記事にさせて頂きます。

 1つ目は学級の仕組み・きまりです。

 その仕組み・きまりは「先生とクラスの子供がよりよく学校生活を進める」という重要な役割を担っています。先生の考えだけ・子供の考えだけでは成り立たないのだと言えます。「○○さんはこう思っているんだけど、」といって同意を取って進めて行くこと、「これはこうするよ」年間通して伝え、それを教師自身がちゃんとやることで子供たちが変化していくのだと教えていただきました。4月は子供がわからないこともあるから、より多く話をされていたそうです。

 学級経営や学級のルールは、学校内で基準があれど、学級によって異なります。それはその目の前の子供たちと先生との関係によって変化があるからだと感じました。4月から私自身、何ができるかわかりませんが、まずは目の前の子をちゃんと見ることから始めたいと思います。

 2つ目は掲示物の重要性です。
 
 2期生の牧野さんの卒論発表でも、学級の掲示物は本当に重要だと感じました。「子供の動線を考える」「全体として学習環境に適しているか」「発達段階に適しているか(イラストの有無・文字の大きさ)」といった配慮が必要だと感じました。また、私の研修最終日が参観日ということもあり、学級の雰囲気を良くする・子供の成果を見える化しておられました。学級の掲示1つを決して侮らず、検討していく必要性があると学びました。

 3つ目は子供の心の流れをつかむことです。

 担当の先生の動きを見せていただきながら「先生が子供の心の流れを捕まえれているな」と感じました。例えば、音楽の時間、チャイムが鳴っていますが、子供たちは私語をしています。しかし、先生は叱ることなく、歌を再生します。音楽が流れだすと子供たちは歌い出しました。歌った後に「いいハーモニーになってきたね」と褒め、授業を開始しました。音楽を流すという行為によって「歌う時間だと子供は認識し、歌い終われば、授業へ臨む姿勢ができています。」先生があえて叱らないことで「歌声が出しやすい」雰囲気となっていますし、褒められることで、子供は意欲的になります。記事では1例しか挙げませんでしたが、そんな配慮が随所に感じられました。次の子供の姿を考えて学習活動を展開する・指導することが大切であると再認識させていただきました。

 私自身、地元で先生になるということは夢でした。しかし、不安もあります。そんな時に先生方にわからないことや悩みは尋ねること、子供に聞いてみるといった自身の努力で状況を変化させられるのだと学びましたそして何より私自身が「子供が好きなんだ」と思える5日間でした。

 最後に子供からもらったプレゼントの言葉を紹介して記事を閉めたいと思います。
「先生になる不安もあるかもしれないけど、私も頑張るから、先生も頑張ってね。応援してるよ。」
 子供の言葉は私の特効薬ですね。本当にありがとうございました。(吉田)

※写真はゼミで模擬授業をする吉田君です。
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教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

◯ P351 1行目
「自由に」と言って探させたり考えさせたりするとき、持つべき考え・答は指導者の胸に全部あるように。それがなければ、そういう授業をする資格がないと考えたいと思います。

● 以上のことから
授業をするにあたって、教師は常に生徒たちの意見を全て予測するくらいの知識と教材研究をしなくてはならないことが読み取れる。「自由に」と言っても生徒に任せるのではなく、むしろ教師がよく考えることが大切である。教え込むのではなく、生徒たちが自分で発見したような印象を与えることで達成感を味わわせることができるのだと読み取れる。

卒業論文発表会に参加して(菱川、林)

今回は菱川と林で午前の卒論発表会についてと午後の和田先生の模擬授業そして公演についてまとめさせていただきます。


こんにちは三期生の菱川です。
卒論発表会の午前の部についてまとめさせていただきます。
先輩方の卒論発表会を、見て感じたことはまず準備が素晴らしいと思いました。
僕らのこの時期から準備をコツコツとしてきたのだなと感じました。僕らも準備をしていかないともう危ない時期なのだと改めて感じ本をもっと読んで行こうと思えました。
そして僕の今回の研究テーマにも活用できるのではないか?と思える発表もたくさんありました。それらの発表の中に書いてある著書も参考に読んで行き卒論を書き上げて行きたいと思えました。

次にこの時期ということです。毎年先輩方は卒論の準備そして研究と教員採用試験の勉強を両立してきています。その中で大切なのは日頃の時間の使い方だと感じました。時間の使い方を日々意識しながら勉強と卒論研究そして遊びも両立して行きたいと思います。
先輩方のかっこいい姿は本当に素晴らしくて尊敬します。ありがとうございました。(菱川)

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こんにちは、三期生の林です。
午後からは先輩方と和田先生の模擬授業、そして和田先生の講演会がありました。
二期生の方の模擬授業では、来年のゼミのことがよくわかりました。
和田先生の模擬授業では、ビデオを通して観た和田先生の授業を、実際に子ども役で受けることができました。教育実習で自分が授業をした経験があるからこその学びもたくさんありました。和田先生のように、限られた時間を有効に使いたいなと感じました。
講演会では、私たちの質問にたくさん応えていただけました。
お忙しい中ありがとうございました。(林)
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2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(安部・岡田・松田)

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 こんにちは。今回は2月3日に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して得た学びを安部、岡田、松田の3人でまとめさせて頂きます。

 私は今日初めて玉置先生の講演を聞かせていただきました。まさに目から鱗が落ちるといった感覚で一時間という短い時間にもかかわらず、それ以上の多くのことをことを学ばさせていただきました。その中でも特に私の心に響いたことは、やはり先生がとても大事にしていらっしゃる「ABCDの原則」です。これは「A=当たり前のことをB=馬鹿にしないでC=ちゃんとやれる人こそD=できる人」という意味なのですが、私はこの言葉を聞いたときに自分の中学校のころを思い出しました。私の中学校では、トイレのスリッパ整頓や挨拶、給食の配膳など生活習慣にとても厳しく、当たり前のことを当たり前にやりなさい、と口酸っぱく言われていました。当時の私にはそれほどきっちり当たり前のことをやらせる意味がよく分かりませんでしたが、今日の講演を聞いてそのわけがようやく理解できました。当たり前のことを当たり前にできるようになることがどれほど大切なことか、またそれを教育現場で習慣づけさせるため、学校の先生というのはその責任が重いなぁ、と改めて感じました。
 自分が教員になったときもこのABCDの原則を子どもに伝えていきたいと思います。
 玉置先生、貴重な講演を聞かせていただいてありがとうございました。 (安部)

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 これまでのゼミで玉置先生が何度も教えて下さっていたことが沢山出てきたため、改めてこれまでの学びの一つ一つの大切さや重要さに気付くことができました。その中から二つのことについて取り上げさせて頂きたいと思います。
 まず一つ目は、「授業とは何か」というものです。それを問いかけられて、私はパッと頭に出てきませんでした。しかし、講義と授業の違いを比較されたことで、すんなり入ってきました。玉置先生の定義では、講義は一番大事なことを“先生”が言うもの、授業は一番大事なことを“子ども”が言うもの、気付くもの、だそうです。これは、まさに今私たちが敏感になっている「主体的・対話的で深い学び」に繋がるところだと感じ、忘れてはならないと思いました。一方的な教え込みの授業ではなく、子ども自身が気付き、発見していけるような“授業”を仕掛けていかなくてはならないと、改めて感じました。
 そして、もう一つは「全員を巻き込む原則」の、ノートの隅に〇か×を書かせるやり方です。これに似たやり方を、私は教育実習で使わせて頂きました。しかし、私はその時「みんな付けれたかな?」と聞いてしまっていました。今回、そのような聞き方ではなく「まだ付けてない人?」と聞くことで、誰を当てても良くなり、また、児童の意見を繋いでいくことが出来るのだと学びました。今後このような活動を取り入れる際には、意識していきたいです。
 今回は、これまでの学びをもう一度振り返り、改めて自分のものにするための機会を頂きました。ありがとうございます。振り返っただけでは意味がないので、友人に話すなり書くなりして、出力していきたいです。(岡田)

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 私が最も印象的であったのは、「〜のために、〜の立場で」というお話です。セブンイレブンの鈴木社長が言った従業員はお客様の「ために」ではなく、お客様の「立場で」頑張るという言葉が紹介されました。これを教師に置き換えてみると、教師は子どもの「立場」で頑張るということになるというお話でした。子どものためを考えてたくさんプリントを準備しても、子どもにとっては多すぎてどこが重要な部分なのかが分からないという事態を招くというお話を聞いて、子どものために準備をしたものや、働きかけようとしたことが、本当に子どもにとって良いものかと子どもの立場で考えることが大切であると学びました。先日、アルバイトで取り組んでいるテキストを全然進めようとしない子どもにしつこく進めるように言ってしまいました。その子は集中が切れがちですが一声かけるとまた進め始めるので、いつものように声をかけたら進め始めるのではないかと考えました。しかし、その日はいつもと違い、反抗するかのように同じページにたくさんの時間をかけており今思えば、何か集中できない理由があったのかもしれないと思い、子どもの立場になれていなかったと反省しました。子どもの立場になって働きかけることのできる教師になりたいと思いました。
 この講演では大学の講義やゼミで玉置先生から教えて頂いたことが数多く出され、一生懸命メモをする他の参加者の方々を見て、大学生のうちから大きな学びができていることに感謝をしなければならないと感じました。(松田)

教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

◯ P336 9行目
ほんとうに大事なこと、ぜひという基礎的な勉強をどういう姿でやったか、ということを知らないで、結果だけ、やってあればよかったと思うことが、落ちこぼれを作っていくことにつながると、思います。

● 以上のことから
宿題はやってきてあればよし、とするのではなく、子どもがどういう姿、環境でやったのかという背景までも教師は考えなくてはならないということが読み取れる。その宿題がぜひしなければならない基礎的な大事なことであると、きちんとやらない子は空白ができ、落ちこぼれていくことにつながるため、教師は子どもがどんな姿でやったのかまで考えなくてはならないことがわかる。

教室をいきいきと(1)大村はま (丹羽)

◯ P300 2行目
文章を書くとき、ことに意見を書く時には、たるんだような気持や、しぶしぶといったような気持では、自分らしい考えが掘りだせません。人から聞いたことでも、平版に書き並べているのでは、形だけは整っていても、特にその人らしいところもなく、人を動かすものが出てきません。そのたるんだような気分をなんとかしたいといつも思っていたのですが、教師が自分の文章を書いてという方法になりますと、その教室の中が動いてくるのがわかり、やっぱりこれはいい方法なのだと私は思いました。

● 以上のことから
教師も子どもたちと同じテーマで作文を書いてみることが大切であり、必要であればことばで指導するよりも書き出しを書いてあげるなどその子にあった工夫をすることで自分自身の気持ちだったり、個性が出る文ができるのだと読み取れる。子どもが書きたくなるような身近なテーマや題材を用意することが大切であると読み取れる。
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