8月26日 愛される学校づくり研究会 第1弾 (吉田)

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こんにちは。二期生の吉田です。
今回私は模擬授業をさせていただき、いつも以上に学ぶことが多い日になりました。ご指導をくださった先生方、協力的な生徒役の皆さんから沢山学ばせていただいた分、記事にさせていただきたい内容も多いため、4部構成で書かせていただきます。
第1部は模擬授業の舞台裏〜玉置先生との教材研究〜
第2・3部は模擬授業をしてみて…
第4部は多くの先生方から学べたこと
という内容で連載いたします。

1. 模擬授業の舞台裏〜玉置先生から学んだこと〜

朝の9時から玉置先生に2時間半、授業の内容についてご指導をいただきました。その中で私が感じたことを3つ書きたいと思います。

1つ目は全体像を持ち、各場面で明確な目的を持つことです。

先生から教材をいただいた時、「この教材を通して何を伝えたい」と問われました。私は「頑張っているところを」と始めは言っていましたが、この部分が一番授業の根幹となったのです。教師が授業の全体像を把握し、各場面で「子供自身にどの部分を注目させるか、そのためにどんな活動・発問・声掛けをし、どんな子供の姿・思考を想定するか」という考えを持ち、「明確であり、無理のない流れ」を意識しておくことが重要です。この考えがなければ「授業内で布石を打つこと」「各活動を有意義にすること」「全体で学びを深めること」はできません。玉置先生からの指導の各所でこのことを踏まえた言葉をいただきました。私自身にもまだまだ足りない力だと思います。

2つ目は子供を褒めることを常に忘れないということです。

玉置先生の授業観の中に「褒める」いう言葉は欠かせません。褒めることを見つけることも大切だと思いますが、その場面を作ることを忘れてはいけないのです。私は道徳の授業を進めるにあたって「想像」させることを子供が大切にするための工夫を教えていただきました。例えば、もっと想像したいと思わせるように「よく想像しているな」「たくさんのことが想像できたね」と価値づけすることや「みんなで考えたみたいに」「さっきみんなで想像したみたいに」と想像することを肯定するなどの工夫が挙げられます。子供のよさを待っているのではなく、こちらから引き出し「褒めること」で授業に参加したいという空気を作ることができるのだと肌で感じました。「吉田先生は褒め上手」と言われるくらいこの心を磨きたいと思います。

3つ目はシミュレーションの重要性です。

授業をその一瞬一瞬が勝負であり、30分の授業イメージが息をするくらいすぐ口にできるレベルに高めていくことが大切だと気付かせていただきました。授業のテンポやスピードといった部分で全てその場で考えながら授業をするのは至難だと思います。教材研究の時点で息をするくらいを目指してシミュレーションしておくことで、子供の言葉・表情をしっかりと見てあげられる授業が展開できるのだと感じました。私の授業はまだ息ができるレベルになっておらず、もっと子供に寄り添いたかったというのが正直な気持ちです。まだまだ目指す姿は遠そうです。

模擬授業が始まる前から学ぶことしかありませんでした。
模擬授業内でこの学びがしっかりと生かせてたとは言い難いところですが、今後につなげたいと思います。(吉田)

最後の夏休み(山下)

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こんにちは。遊びに全力を注ぐ3期生の山下です。
今年の夏休みには特別な思いがありました。教育実習のため夏休みが1ヶ月しかないこと、来年は教採に向けて勉強しなければならないので遊んでいる暇はないだろうということでこれでもか!というほど毎日いろいろなところへ出かけています。たとえば福井や京都などへ旅行に行ったり友人とご飯やカラオケに行ったりなど毎日充実していました。たくさんの友人と時間を共に過ごす中でひたすらに笑ったり喋ったりして学生のうちしかできないだろうなーと思うと同時にいつまでも学生気分ではいけないなとも思いました。やり残したレポートや成績発表で現実に引き戻されゼミの研究会で少し勉強スイッチを入れなおそうと思い記事を書いています。これから教採に向けて助け合っていくことになるであろうゼミの仲間たちと一緒に勉強できるセミナーはいつも刺激をもらえるので楽しみにしています。まだ夏休み最後のビッグイベント、沖縄への3泊4日旅行が残っているので気持ちを切り替えつつ残り少ない夏休みを精一杯楽しみたいと思います。(山下)

*写真は3期生の丹羽さんと南知多のひまわり畑に出かけた時のものです。ひまわりに負けないくらい素敵な笑顔だと思いませんか?笑

教育実習を控える3期生へ(寺坂)

 先日の愛される学校づくり研究会で、教育実習を控えた3期生と会い去年の自分を思い出しました。実習を目前に控え、緊張している中で中田さんの授業を見てこんなのをやらなければいけないと不安にかられたことをはっきりと覚えています。今年も吉田君の授業を見て同じようなことを感じたのではないかと思い、私が実習で感じたこと・学んだこと・心がけたことを残しておこうと思います。

 まずは、一番大切なこと。子供との付き合い方についてから書きます。でも、3期生のコミュニケーションの図り方を見ていると、これは心配することはありません。自分から、積極的に話していくことが大切です。その時に、子供のことをよく見てあげてください。子供がどうして、その行動をしたのか表面で判断せず、背景を考えてあげてください。子供は先生のその姿を見ていますし、感じ取りやすいです。自分たちのことを考えてくれていると子供が思うと、授業で助けてくれます。僕の実習でも、ADHDの子供がいました。普段授業中の姿というのは褒められたものではありませんでしたが、僕の授業、特に研究授業では「先生、次大事な授業やろ?頑張るわ。」と言って、授業のルールの中で積極的に発表してくれ、授業の核心を突いた意見も言ってくれました。授業の後、その子は「先生、俺のおかげで教育実習合格やな。」と。その子のことを抱きしめたくなった瞬間でした。授業は、教師だけじゃなく、子供と一緒に作るということを意識してください。

 あとは、インパクトのある自己紹介も大切です。3期生は、準備しているみたいですが僕の自己紹介は、何故か全校生徒が知っていました。ちょっとした自慢です。

 授業については、多くのセミナーに参加しているのでいろんな技術を身につけていると思います。でも、その学んだことを授業で活かすには大きな壁があります。それは、緊張です。特に、初めての授業ではこれまでにない緊張を感じると思います。しかし、教師は役者。子供の前に立ったら緊張を感じさせないように演じてください。先生の緊張している授業で子供は活躍できません。

 また、子供の意見をやりやすいように捻じ曲げないことも意識してください。足りないなと思ったら、その子から掘り出しましょう。他の子を使ってもいいです。よく、玉置先生の言う「物分かりの悪い教師」になることで、子供の伝える力を培えます。もっと核心をついた意見がでてくるかもしれません。僕は、これができませんでした。授業の後、担当の先生に結構言われました。今でも思い出すとへこみます(笑)。まだ、いろいろありますが、前期のゼミの学びを振り返るとかなり参考になります。丸付け法・オープンカンニング等やりたいことは、指導案にメモをしておくと忘れません。

 最後は先生との付き合い方です。まずは、感謝の気持ちを忘れないでください。自分の仕事に加えて、僕たちの実習ノートや指導案を見る時間を作ってくださいます。教師の忙しさを肌で感じると思います。当然ですが、なにかをして頂いたり意見を頂いたらお礼を言いましょう。お礼状も忘れずに出しましょう。

 指導案も結構直されるところもあります。僕も、やり直しを繰り返しました。イラっとする時もありました(笑)でも、現職の先生の経験を基にした意見なので、取り入れることをお勧めしますが、ここだけは譲れないところは、譲らなくてもいいと思います。むしろ、そのくらい熱い思いをもって作ってほしいです。

 とまあ、長々と書きましたが少しでも力になれればいいなと思います。実習の経験は、面接でばっちり話せますし、子供たちの成長を見て教師の素晴らしさを感じれると思います。僕は、実習の子達に会って、絶対に教師になるんだと強く思うことができました。是非良い実習になるように頑張ってください。(寺坂)

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風化させないために(岩田)

 こんにちは。久しぶりの記事です。八月もいよいよ終わりが近づいてきましたね。今日は以前より書こうと思っていたあるニュースについて記事にしたいと思います。2期生の一部には以前少し話しました。


 突然ですが、広島で原爆が投下された日、また長崎に原爆が投下された日はいつか答えられますか?あれ、いつだったかな?と思ってしまった方少なくないはずです。NHKが国民にこの調査をしたところ、広島の投下日を「昭和20年8月6日」と正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、全国で30%、長崎の投下日を「昭和20年8月9日」と正しく答えられた人は、広島で54%、長崎で59%、全国で26%であったそうです。

 この結果を聞いて皆さんはどんな印象を受けますか?正直わたしは、このニュースを見たとき本当に驚きました。このように数値で表されることで、戦争というものが着実に国民の心から風化してしまっていることに気がつきました。確かに、自分自身戦争を経験したわけではなく、詳しく説明しろといわれると自信はありません。しかし、わたしはここで一番大切なことは、国民一人一人「戦争」というものについて自分自身の考えをもっていられるかであると思いました。自分の言葉で戦争について話すことが出来る、戦争を人ごとではなくて、捉えることが出来る、結果としてそれは、日本の過去を知ることから始まるのかなと思いました。

 社会の話だったので、余計敏感に反応してしまったのかもしれませんが、教育の重要性を痛感した記事でもありました。戦争を知らない教師が戦争を子どもたちに伝えていく。久しぶりにいろいろなことに思いを馳せたニュースでした。たまにはまじめな記事も書きます(笑)。(岩田)
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決意を新たに…。(吉田)

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こんにちは、二期生の吉田です。
試験がそろそろ終わり、今の私が思うことを2つほどここに綴ろうと思います。
ゼミ生の方はもちろん、多くの方にこのことを知ってもらうことで、私の新たな一歩としたいと思います。

1つ目は「書いて学ぶ」を今振り返り、継続することです。
私は去年から数は多くないですが、コンスタントに学びをこのホームページに記載させていただきました。「書いて」をすることで頭を整理し、「学ぶ」ことでより蓄積・振り返るということをしてきました。

実際、私は「論を書く」「論を述べる」試験の際に「常に書き慣れる」「組み立てながら論を述べれる」という状況を作ることができたと思います。学んだことも同様に今の私の教育観に繋がっています。

試験でその力を問うということは、「教師になっても、必要な力である」と宣言されていると思うと、これからも鍛えていく必要があると感じました。
今後は学ぶ機会を増やし、どんどん記事にしていくことで、自身を豊かにしていこうと思います。

2つ目は今ここで立ち止まらないことです。
玉置先生からのメール内容でこのようなことを書かれていました。

「私の重要な仕事は『君たちが教師人生をしっかりと歩んでいくことができる教師としての基礎力をあと半年でしっかりつけてもらう』ことです」

私はこの言葉を見た時にそこまで思って下さっているという嬉しさと身が引き締まる思いを抱きました。
「試験が終わったから何もない」
そんな生き方も悪くはないかもしれませんが、私は「今ここで立ち止まりたくない」と強く感じました。今できることを一所懸命に取り組むこと、ここをスタートにしていきます。そして半年後、子供の前で笑顔で働ける人に一歩でも近づきたいです。

また、たくさんの場面でお世話になることがあると思います。
決意を新たにし、精進させていただきます。よろしくお願いいたします。(吉田)

やり遂げることの大切さ(早川)

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こんにちは。教育実習前の短い夏休みを必死に満喫しています!

8月20日に大学の今年度の最後のオープンキャンパスが終わりました。
大学に入学したばかりでよく大学について理解していない、1年生の6月からやり続けてきたOCA(オープンキャンパスアドバイザーの略)もついに終わりを迎えました。

今年度から新しくリーダー制度が新設され、できるだけ学生主体でオープンキャンパスを作り上げられるようなシステムにもなりました。

ちなみに、このサイトで大学のオープンキャンパスの紹介の学生として載せて頂いています。そのうち消されると思うので一度見てください(笑)


幸運なことに教育学部のOCA内で2人のリーダー枠のうちの1人に選んで頂き、どうすれば参加者にとってより良いオープンキャンパスになるか、そのためにどのような人員配置をすればよいか、新しい企画はないかなど話し合いを重ねました。

新しい企画の中に、キャンパスツアー(OCAが大学内施設を説明しながら歩いてまわる)があるのですが、これがOCAによって話すこと自体の得手不得手があるため、ごく一部の参加者の方からクレームを頂いたこともありました。
いかに自分のもっている知識を相手に伝えることが難しいかを実感させられました。(このことは僕の今までの記事の中でも何度も書いたと思います。)

リーダーとして動き始めたのは今年度からですが、他のリーダーの方や他のOCAと連携・協力しながら頑張ってきました。どんなことも最後まで続けてやってみること。やっぱり良いなって思いました。普段の大学生活の中では絶対話すことはないような先輩・後輩とも関わりを持つことができるという良さもありました。多くのことに手を出してみることは新しい人の出会いを生みます。おかげで本当に充実した大学生活を送っているなと思えています!

残り少ない僕の夏休み。
実習を頭の片隅で意識はしながらも、自分の時間を大切に過ごしていきたいとおもいます。(早川)

★写真は、リーダーの集合写真と、新しく作って頂いたInstagram風フレームを使用して撮った写真です!

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SKTの会設立(玉置)

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 私の出身地・小牧に住み、岐阜聖徳学園大学で学び、学校現場で働いている人はたくさんいます。

 講義を通して、互いに小牧に住んでいることがわかり、こうした縁は大切にしようということで、この3月から定期的に懇親会を開くことになりました。本日は2回目の会で、会の名前が決まりました。

 「聖徳」の「S」、「小牧」の「K」、「玉置」の「T」をとって「SKTの会」となりました。

 今日も話題はいろいろとありましたが、一番多くの時間をとったのは、「道徳授業のつくりかた」でした。そうなのです。真面目に教育について語る会なのです。

 次回の日程を決めて、「お互い、また元気で会いましょう」と励まし合って、楽しい会を閉じました。

※ 研究室HPに掲載することの許可を得て発信しています。(玉置)

実家に帰り(岡田)

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こんにちは。実家に帰りのほほん生活、3期生の岡田です。

先日から実家に帰省しております。自分で作らなくてもご飯が出てくる生活、気付いたら洋服が洗濯し終わっている生活、幸せと感謝しかない生活です。

そんな時、昔のことを思い出しました。
姉と一緒にお風呂に入る!と駄々をこね、姉が入るまで待ち続けたり、道具を持って母の元に駆け寄り「耳かきして!」とお願いしたり。家族に甘え放題の幼少期でした。父にはソフトクリームが食べたい時などだけ甘え、調子のいい子だと言われたこともあります。

しかし、私も大きくなりました。昔おねだりしていたことや駄々をこねていたことも、今では一人でできます。
出来ることが増えたということは、家族の負担を減らすことができるということです。実習期間に入れば私自身どれほど余裕がなくなるのか分かりません。毎日ゆったりしている夏休みの今だからこそ、家族のために少し、もう少しと動いてみようと思います。

昔甘えさせてもらった分、いつかは私が甘えてもらえるような存在になりたいです。(岡田)

※写真はかなり幼い頃ではありますが、兄に何かを飲ませてもらっているところです。甘えん坊なのがよく分かります。(笑)

【20170725講演】羽島市ホープ教員サマー研修

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 羽島市民会館へ移動。羽島市と大学とはパートナーシップ提携を結んでいるため、何人もの本学教師が研修講師を務めている。僕は提示した「若い教師が身に付けておくと良い授業の技」のリクエストをいただき、1時間20分の講演。

 大学で講義をしているのではないかと思えるほど、若い先生方に集まっていただいた。できるだけ具体的に、すぐにでも役立つ授業技術をその理念とともに伝達。特に実演してもらう。こちらもとても良い反応で気持ちのよい時間を過ごさせていただいた。

※三楽の仕事日記より

【20170725講演】西春日井郡ミドルリーダー研修会

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 西春日井地区で行われている「地区教科等主任・副主任研修会」で講演。演題はリクエストをいただいて「ミドルリーダー力を育てる」。9時30分から11時30分まで。

 前半は「ミドルリーダーのイメージを持つ」と題して、自分が出会ってきたミドルリーダーの具体像を伝える。後半は、事例を提示して、その中から問題点を見つけ、解決策を考えるワークショップ。しっかり聴き、しっかり笑い、熱心に課題に取り組んでいただき、こちらも熱が入る。運営上で様々な配慮があり、心地よく過ごさせていただいた。

※ 三楽の仕事日記より

授業の腕をあげる法則を読んで(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。夏休みになって、電車に乗ることもなくなりましたが、少しずつ読書はしていこうと頑張ってます(笑)

 今回読んだのは、向山洋一先生の「授業の腕をあげる法則」という本です。以前に玉置先生からゼミや講義で向山先生の法則を少し聞いていて、読んでみたいと思ったのでアマゾンで買いました。

 内容が濃く、全国のたくさんの先生から慕われているのだということがわかると同時に、実際に取り組める、すぐに行動に移せるような法則がたくさん書かれていたので、教育実習で活かしていけるような法則を3つ紹介します。

 1つ目は、趣意説明の原則です。何かをするとき、子どもたちに、指示の意味を説明します。どういう目的で行動するのかをはっきり理解して行動させることが大切です。また、号令というのは、一方通行の指示で、一方的に任務を与えることになります。これに対して命令というのは趣意と任務の両方を示すことになるので相手の存在を考えての行動となるということも覚えておきたいです。

 2つ目は、全員の原則です。指示をするときは全員に伝えなくてはいけません。その時のポイントを説明します。まず、手に何か持っている状態での指示は指示には入りません。そして、おへそを先生の方に向けなさい、と集中したのを確認してから話すようにします。追加の指示はしてはいけません。追加してしまうと、どんなに整然としたクラスでも混乱が生まれてしまうのできちんと一つずつ指示する必要があります。

 3つ目は、激励の法則です。教師は常に励まし続けることが大切だということです。教育の最も根本的な目標は「人間の生きていく気力を育てること」であり、そのためのやる気を出させる時に大切なのが、「励ます」ということなのです。誰にでも駄目だ。というのではなく、どうすればよくなるかを根気よく教えていくことで子どもたちのやる気につながります。

 私はこの本から向山先生の教育に向き合う姿勢をすごく感じることができ、跳び箱を全員に飛ばせる話は本当に興味深い話だと思いました。実際にクラス全員を飛ばすことのできる先生は多くはないと思いますが、もし私がクラスをもったら一度は向山先生の実践を試してみたいと思いました。(丹羽)

【20170722口演】第6回教育と笑いの会 in 東京

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 7時24分味岡発、小牧駅で「教育漫才RR」のお一人(笑)、斎藤さんと合流。名古屋、品川、新大久保から永谷ホールへ。10時45分着。

 11時から皆さんでリハーサル。会場設営。マイクリハまで終えて12時。やはり早くから集まっていただいて良かった。シンポジウム打合せは5分くらいしたが、雀太さんから「こんなに打合せをしたのは初めて」と言われる(笑)。

 開演13時。ほぼ満席で開始。僕の挨拶。直前になんとなく浮かんだネタで話す。結果として、後で野口芳宏先生にこれまでの中で一番良かった挨拶と言われる(笑)。確かにこんなに笑ってもらったのは初めて。

 野口芳宏先生の教育漫談。差別の必要を笑いで包みながら訴える。野中信行先生は、子ども向けに最初の三日間でやっておられる小咄をご披露。教育漫才RRは、「教育四方山話」と題していい!知的レベルが高い楽しい漫才。

 急いで着物に着替えて、解説「落語と授業」。これも直前にネタが浮かんで、落語も授業も想像が必要という展開で、最後は「直線の定義」で笑っていただく。

 柳亭小癡楽は、実に切れがよくテンポもよくて、江戸らしい話しぶり。「干物箱」でたっぷり楽しませてくれた。

 桂雀太は、ますます芸に磨きがかかっていて驚嘆。「青菜」を爆笑に次ぐ爆笑で上方落語を堪能させてくれた。

 シンポジウムは、「笑いの生み出し方」。いつものようにテーマに沿わず、冒頭の野口先生の質問「師匠の定義」から50分間。ここという笑いを野口先生が持っていってしまう。16時30分無事終了。

 振り返ってみると、最終的には雀太、小癡楽の東西落語豪華競演は言うことなしで大満足、シンポジウムの質の高さ、安定した野口先生の教育漫談、新登場・野中先生の子どもへのお笑いアプローチ、「教育の今」をネタにした新コンビ(大西&斎藤)の教育漫才RRも大好評で、2回目となる東京の会も大成功。いわゆる「教育と笑いの会」ファミリーで懇親会も大盛り上がり。

※ 三楽の仕事日記より

岐阜を全力で伝えます宣言 第5弾 「夏休みに…」

こんにちは。二期生の吉田です。
台風や猛暑と慌ただしい気候の中、私は「お盆休み返上」で活動しております。


今回は「夏休みに…」というテーマで私が感動した岐阜の名所を3つ紹介したいと思います。もしよかったら、行ってみてください。

1つ目は白川郷です。
岐阜県の北部に位置する白川郷は世界遺産としても有名です。
伝統的な合掌造りの集落はこの岐阜でしか見ることのできない風景だと思います。また四季でその風景は様変わりするのも必見です。実際に合掌造りの家の中にも入ることができ、昔の生活を体感することができます。
私は夏と冬の2度観光しましたが、秋も行ってみたいと考えています。

2つ目は高山市の街並みです。
こちらも岐阜県の北部にある場所です。昔ながらの石畳の道と建物は日本の文化を肌で感じることができます。私はこの地をオーストラリアのホストファミリーに紹介したところ、実際に彼らは去年訪れ、「beautiful city」と言ってくれるほどの街並みです。


3つ目は下呂温泉です。
疲れた体を癒すには最適なスポットである下呂温泉。街の各所には温泉だけでなく、足湯や食べ歩きのできる店が多くあり、ゆったりとしたひと時を味わうことができます。特に下呂の温泉は入ると「肌はツルツル、時間が経っても体の芯が温かいままになる」という特徴があり、1年に1回は行くほど好きな場所です。


このように記事を書いていると、岐阜に来てよかったと思うと共に、早く羽を伸ばしたくなりました(笑)
こんな場所を心置きなく旅できるように、今は頑張ります。(吉田)

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【20170718委員】北名古屋市教育委員会外部評価委員会

 北名古屋市東庁舎へ向かう。10時から教育委員会外部評価委員会に委員として出席。先日送っておいた意見について口頭で説明。いくつかのやりとり。今年度の役目は終了。

※ 三楽の仕事日記より
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【20170716口演】懐会館で「子ほめ」

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 9時30分ごろ家を出て懐会館へ向かう。会館前に「笑う門には福来たる 愛狂亭三楽」という大きな案内あり。高座の高さが低く、机を足して高くしてもらう。

 10時から45分間、まくらたっぷりの落語。まくらは反応を見て、あれこれ。落語は「子ほめ」。ちょっと仕込み忘れがあって、さりげなく(笑)付け足してオチまで。

【20170713講演】愛知地区教職員組合主催「四季の学習会(夏)」

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 日進市民会館へ向かう。愛知地区教職員組合主催の「四季の学習会(夏)」の講師。演題は、「玉置流・授業成功の極意」。若い先生が多いので、指導要領のことを簡単に触れて、どの授業でも活かすことができる技術を紹介。よく笑い、よく頷いていただけた。本もたくさん買っていただいた。皆さんに感謝。

 終了後、「息子が岐阜聖徳学園でお世話になっています」と伝えていただけたお母さん先生。この4月から勤め始めた本学卒業生、僕の新任時代の教え子、小牧中時代に一緒させていただいた方など、つながりがある方との出会いも嬉しい1日。

 書籍販売などしっかり手伝ってくれたゼミ生・早川君と夕食をとりながら、今後のゼミ運営を話し合う時間。こういう時間もいい。

※三楽の仕事日記より

【20170713参加】実践!スピーチ集中講座(入門編

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 7月13日、話し方についてきっちり勉強しようと思って参加した『実践!スピーチ集中講座(入門編)』。ウインク愛知で9時30分から16時30分まで。講師は菱田さつきさん。

 13名の参加。議員さん2名、社長さん1名など、参加者多彩。菱田さんのとても明快な全体へのレクチャーと個人レクチャー。基本的なことを教えてもらった後、スピーチを映像に撮り、すぐに参加者から気づきを教えてもらい、菱田さんからプロによる指導を受けるという展開。最初と最後の自己変容もよく分かる。参加者の満足度が高いことも頷ける。僕はラ行の発音に難があること、助詞が立ちすぎる話し方、緩急を意識することなどの助言を受けた。今後の目標ができた。

玉置ゼミ3期生発表に使用した本の一覧

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 3期生の前期ゼミでは、教育書を読み、そこからの学びを伝え話し合うことを主に行ってきました。以下は、ゼミ生が活用した書籍一覧です。

◯岡田 実姫
・「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくり」(田中博史)
・「子どもが変わる授業 算数の先生が教える授業づくりの秘訣」(田中博史)
・「授業力&学級経営力」2016年6月号『勇気づけの学級づくり』(赤坂真二)
・「先生のためのアドラー心理学 勇気づけの学級づくり」(赤坂真二)

◯丹羽 亜由美
・「はじめに子どもありきー教育実践の基本ー」(平野朝久)
・できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣」(森川正樹)
・「教えるということ」(大村はま)
・「授業力&学級経営力」2016年4月号『3・7・30の法則』(野中信行)
・「いちばんやさしい教える技術」(向後千春)

◯山下 涼香
・「算数授業のユニバーサルデザイン 5つのルール・50のアイデア」(大羽沢子)
・「国語授業のユニバーサルデザイン」(桂聖)

◯静谷 公希
・「教師に必要な3つのこと」(野口芳宏)
・「教師になるということ」(池田修)
・「人はいかに学ぶか」(稲垣佳世子・波多野誼余夫)
・「魔法の掃除」13ヶ月(平田治)

◯林 美月
・「一人ひとりの凸凹に寄り添う『気になる子』『苦しんでいる子』の育て方」(金大竜)
・「子供をみる24の発想」(家本芳郎)
・「ゼロから学べる小学校社会科授業づくり」(長瀬拓也)
・「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」(佐藤正寿)
・「愛で育てる算数数学の授業」(志水廣)

◯嶋藤 菜月
・「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4力」(千葉市教育センター)
・「発問 説明 指示を超える 説明のルール」(山田洋一)
・「発問 説明 指示を超える 対話術」(山田洋一)


◯早川 聡
・「算数好きにする授業力」(志水廣)
・「算数のプロが教える学習指導のコツ」(細水保宏)
・「知的好奇心」(稲垣佳世子・波多野誼余夫)
・「全員を聞く子どもにする教室の作り方」(多賀一郎)

◯菱川 快
・「わかりあえないことから〜コミュニケーション能力〜」(平田オリザ)
・「算数学び合いスタートブック」(宮本博樹)
・「学び合う学びが生まれる時」(石井順治)

◯松田 紗季
・「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」(菊池省三)
・「プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-」(佐藤正寿)
・「『学力』の経済学」(中室牧子)

【20170709授業取材】ベネッセ企画で授業収録

 品川から小竹向原駅まで移動。スタジオガレージへ。

 9時45分から簡単な打ち合わせ。僕の授業を受けてくれる子供が続々到着。小6が4名、中1が4名。中2が2名という合計10名。学年が違うことを承知しての算数・数学授業と道徳授業開始。

 「玉置先生の授業を徹底解剖!」というベネッセの企画・収録。初めに授業を受けるための約束を話し、子どもに実際にやってもらう。ここも収録。

 算数&数学授業、道徳授業ともきっちり行う。子供たちもほとんど初めて会っているのに、徐々にコミュニケーションがとれてきて、「あっ、そういうことか!」などというつぶやきがあったり、疑問があるという表情をしてくれたりと、僕が求めている授業が収録できた。

 午後は、収録された授業を見ながら、解説を収録。いずれの授業も30から40のポイント収録(一つは20秒程度)ができた。つまり、授業に際して、僕はすべての場面で意図しているということの証。プロによる編集で、コンテンツ提供されるとのことで楽しみ。

※ 三楽の仕事日記より
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大合格 参考書じゃなくオレに聞け! (丹羽)

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 こんにちは。せっかくの夏休みなのになかなかやりたいことができずに悩んでいる3期生の丹羽亜由美です。

 あまり、学びに関係あるか分かりませんが、時間つぶしにでも読もうと買った本を紹介したいと思います。

 ところで、中田敦彦さんは知っていますか?オリエンタルラジオというコンビで活躍しているお笑い芸人の方です。この方が書いた「大合格 参考書じゃなくオレに聞け!」という本を読みました。この本は受験に悩む高校生向けに書かれたものだと思いますが、いくつか受験生以外にも役立つ内容をいくつか紹介します。

 1つ目に、みなさん長所を聞かれたらすぐに答えられますか?私は、短所はすぐに見つけられるのですが長所はなかなか見つけられません。では、どうすれば良いのでしょうか。この悩みの答えとしてこの本には以下のように書かれていました。
いろんな人と出会って、“自分のいいところ”を教えてもらう、ということでした。自分の長所というのは、自分にとっては普通のことだから気づきにくいそうです。さらに、長所と短所は表裏一体でもあり、短所がかなりの強みになることもあります。それらを踏まえ、周りの人の褒め言葉に素直になり、「自分はこうなりたい」というビジョンにこだわりすぎないことが大切だと書いてありました。

 2つ目は、勉強の本質とは何か。についてです。勉強の本質は正直、全く分からないし、今でもなんで勉強するのだろうと思うことはたくさんあります。この本には、「好奇心を満たす快楽だ」と書かれていました。例えば、仕事を定年退職した人は、新しい趣味や習い事をすることがあります。それは、新しいことを学ぶのが楽しいからであり、この学んだことは、自分の武器にもなります。たしかに、分からないことをそのままにしておくのはすごく嫌だし、新しいことを知るとすごくワクワクするなと感じることはよくあります。

 この本では、教育技術や、思想については書かれていませんでしたが、勉強に対する考え方や、向き合い方をいろんな角度から考えることができて、これから教採に向けて勉強をたくさんする機会が増えると思うので、その前に読めてよかったです。
まずは、参考書を買ってくるところから始めようと思います(笑)。(丹羽)
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