東北旅行記〜第二弾〜(岩田)

 前回に続きまして、東北旅行記〜第二弾〜を記事にしていきます。2日目は、青森から岩手県の久慈市への旅です。


 まずは朝早く起きて、青森魚菜センターへ海鮮を食べに行きました。東北と言えば、海鮮!ということで新鮮な海鮮丼を朝から食してきました。なかなか出来ない贅沢でした。その後、ねぶたの博物館へ向かいました。ねぶたの展示に次は、実際にねぶた祭りに行くんだ!と旅行に行くたびに、行きたいところが増えていきます。
 その後、本日最も楽しみにしていた、三内丸山遺跡へと向かいました。社会科専修ということもあり、遺跡にはとても興味があります。館内はとても広く、縄文時代の歴史について学びました。ガイドの方のお話を聞きながら、教科書で見たことがある風景に私も友達もとても興奮して、写真を撮ってばかりいました。いつか授業で使うんだということで授業用の写真もたくさん撮ってきました。笑 ガイドの方もとても良い方で、親切に様々なことを教えていただきました。


 それから、海岸沿いを通りながら、岩手県へ向かいました。東北旅行、移動距離と山道がすさまじかったですが、2日目も無事に岩手県の久慈市に宿泊しました。明日は、どのような出会いが待っているのでしょうか。(岩田)

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中学校教育実習を終えて(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。


ついこの間、小学校の教育実習に続いて、中学校の教育実習が終了しました。4週間がとても短く感じられました。短く感じられたというのは、充実した毎日を送ることができたということだと思います。


この4週間で感じたのは、中学生はもう大人であることです。ちゃんと1対1で話ができる。小学生とは話が出来ないといっているわけではありませんが、中学生は自分の考えをはじめとして「自分」というものをしっかりもっているなと感じました。自分というものがある程度構築されているからこそ、教師側である自分から想いを生徒へストレートに伝えられるし、それに応えて生徒は返してくれる。

しかし全員が小学生のように反応よく返してくれるわけではなく、なかなか表情から感情が読み取れないような子もいました。そのようなことすべてを含めても、中学校実習では生徒との関わりが一番難しくもあり、楽しかったなと、4週間の実習を終えた今振り返ってみて感じています。
学んだこと、感じたこと書けば本当に長くなります。濃い4週間だったと思います。



2つの実習を終え、小学校希望にしようか、それとも中学校希望にしようか迷っている自分がいます。
教採まで長い時間はない中で、考えることに使える時間はそこまで無いと分かってはいますが、もう少し自分の中で整理する時間を取ろうと考えています。

実習が全て終わった今、こうやって小学校と中学校を迷えるというのは小中両実習校に恵まれた証拠だと思います。どちらの選択肢にしようとも、実習で学び得たことは決して忘れず、活かしていければいいなと思います。

教採対策講座もついに始まったので、気を新たに頑張りたいと思います。(早川)

中田さんと(寺坂)

 こんにちは。2期生寺坂です。先日、1期生の中田(昂)さんと京都で紅葉のライトアップを見てきました。昼間の東福寺、そしてライトアップの東寺・永観堂、2日目の瑠璃光院と4つも見て回り紅葉を満喫してきましたので、皆さんにもそのおすそ分けです(笑)。

 修学旅行でよくいく東寺の五重塔ですが、私は初めて行きました。ライトアップが美しすぎて昼間の五重塔はみなくてもいいかなという感じです。(寺坂)

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東北旅行記〜第一弾〜(岩田)

 こんにちは。12月に入り毎日寒い日々が続きますね。暑さには耐えられる気がするのですが、寒いのには耐えられません。2期生岩田です。本日は、最近書いておりませんでした、旅の記録をしたいと思います。今回は東北旅行記です。

 11月の頭に、東北に旅行をしてきました。東北地方に行こう!ってなかなかならないねという友達との会話から、今回は青森、岩手、宮城の3県を周遊する旅に出かけることにしました。思い立ったら行ってみる、やってみる精神の私ですが、今回は長距離レンタカー移動と言うことで、綿密にタイムスケジュールを組みました。


 水曜日の授業後、笠松から名古屋駅に向かい、バスに乗ってひとまず東京に向かいました。途中事故の影響で、時間に間に合わないかもしれないというハプニングもありましたが、さすが日本。30分の遅れで新宿に到着しました。そこからは、弘前までの夜行バスに乗って10時間かけて青森に向かいました。朝起きたら青森にいるのかと思いながら、快適なバス移動で、無事青森に到着しました。


 弘前について、レンタカーを借り、早速旅のスタートです。この日の予定は、弘前から青森まで、様々な方面に寄り道しながらの予定でした。まずは白神山地に向かいました。しかし、以前の台風の影響により、一部が閉山しており、違うルートまで迂回することとなりました。ここではやくも予定変更です(笑)。なかなか上手くいかないものです。白神山地は、紅葉がとてもきれいで、美しいブナ林を見ることが出来ました。1時間半ほどのタイムロスでしたが、迂回した甲斐がありました。その後リンゴ公園や弘前城を見て回り、無事に1日目のホテルに到着しました。夕ご飯は、近くの居酒屋に入りお酒を飲みながら、青森の郷土料理をいただきました。そこの店員さんがとても良い方で、わたしたちにたくさんお話をしてくださりました。その土地の人とお話をすると、言葉のイントネーションが異なって面白いなと感じます。


 1日目はこのような感じで、海も見て山も見て自然を満喫した一日でした。(岩田)
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岡崎市立形埜小学校HPに掲載されました

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 11月30日訪問した岡崎市立形埜小HPに以下の記事が掲載されました。ありがとうございました。

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 今日は、岐阜聖徳学園大学教育学部教授の玉置崇先生と大学生3名が来校されました。4時間目は、玉置先生が4・5年生に算数の授業をしてくださいました。数を組み合わせて答えを探す課題に、子どもたちは真剣に考えて、算数の面白さを実感していました。昼には、玉置先生の落語を聞きました。先生の面白い「鶴」の話に子どもたちは大笑いしていました。5時間目は、6年生の算数の授業を玉置先生が参観されました。6年生の子どもたちは、意欲的に学習に取り組んでいました。玉置先生や大学生の方々と過ごしている子どもたちの楽しそうな表情が印象的でした。

【20171021・22コメンテーター】日本個性化教育学会 第10回全国大会

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 10月21日、22日に日本個性化教育学会 第10回全国大会が本学で行われた。分科会でコメンテーター役を仰せつかり、緊張した二日間を送る。他のコメンテーターのおかげで、分科会自体は無事終了。以下は三楽の仕事日記から。

<10月21日>
台風接近に伴い、学会運営者はさぞかし心配しておられるだろうと想像しつつ、大学へ。8時頃着。大会要項を見ると、附属中の公開授業は10時10分からだと知り、研究室で一仕事。

 10時前に附属中の受付へ。書籍販売のことや参加費のことで、附属中と大学を二往復。傘をささず移動できることが幸い。

 附属中の学習パッケージによる授業を参観。2時間目はいわゆる一斉授業型の数学授業参観。ネタは面白く、不思議に思った子どもたちの課題解決に向けての動きがよい。この子どもたちなら、さらに突っ込んでも乗り越えられるはずと確信。

 昼食。研究室でしばし仕事。13時40分、学会開会式、楽しみにしていた奈須正裕先生による基調提案。いつものように情報満載の講演。自分の講演にも取り入れたい新学習指導要領の解釈多数。

 15時から17時まで分科会コメンテーターの一人。実はこれが僕にとっては苦難。話題提供として附属小、附属中のメンバー7名から、学習パッケージや学校運営の実際について報告。討議をする時間がなくなり、いきなりコメント。僕の立ち位置(個性化教育や学習パッケージについての研究経験なし、一斉授業における授業研究が中心)を最初に述べたあと、「子どもの姿で語られた報告には参りました!」とコメント。今後のICT活用に絡めて個の情報を的確に把握する必要性を話す。学会に長年携わっておられる方にも申し訳ないコメンテーター。

 17時30分から懇親会。奈須先生の正面に座ることができ、楽しく話すことができたことが嬉しい。また知多の庄子校長先生にもお会いすることができたこと、附属小中の方々と交流できたことも嬉しい。事情があって中座。帰宅。

<10月22日>
 ますます台風の進路が気になる日曜日。強い雨の中、大学へ向かう。研究室棟が開いておらず、学生食堂で仕事。

 日本個性化教育学会 第10回全国大会2日目。10時から昨日に引き続きE分科会でのコメンテーター。3人の方からの熱い提案。子どもの姿で実践の確かさをきっちり語られ感服。学習パッケージの実践をしたことはなく、個性化教育についての詳細もわかっていないが、子どもの変容の姿でこれだけ示されると本物の実践間違いなしと確信。

11月14日2期生ゼミ授業者記録(岩田)

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 今日は11月に入ってから初めてのゼミがあり、2限と3限を続けて行いました。模擬授業も2週目に入り、今日は小学校5年生の算数をやらせていただきました。以下に今日の学びをまとめます。

 本日の単元は、三角形の高さと面積の変化より、それらが比例関係になっていることを理解させることが課題でした。今回の授業は、以前に小学校でやらせていただいた授業でしたが、反省点も多く、もう一度深めようと思い行うことにしました。

 今回授業をしてみて、主に教材に関することと、教師の子どもたちに対する対応と2つの観点について、学ぶことが出来ました。

 まず、1つ目の教材に関することですが、「条件提示をしっかりすること」が大きなポイントであることを実感しました。今回に関して言えば、「底辺×高さ÷2」という三角形の面積公式を子どもたちがすでに履修済みであり、子どもたちの声から公式が出てきた後で、教師が「今日は、底辺は変えません。」と子どもたちに示すことが重要であるということを先生にご指導いただきました。1つの条件が示されたことで、子どもたちは自分たちがこれからどのようなことを考えていけば良いのか、また底辺を変えないならば、何を変えるのかというように、疑問がたくさん生まれます。教師が話しすぎる授業に敏感になりすぎるあまり、子どもたちに伝えなくてはならないことを言えていなかったと反省しました。これは、今回の算数の授業だけに言えることではなく、全ての授業に共通することであると思います。条件を提示することは、子どもたちが主体的に学ぶことが出来るために大きな役割をになっていると思いました。

 2つ目は、教師の子どもたちへの対応に関することで、「子どもたちの意見の取捨選択」です。これは、教師に言われる授業技術の中でもわたしがとても苦手とするものです。子どもたちの中から出る意見には、教師がとても予期できないものや、間違っているものなど授業を進めるにあたっては、不都合な場面も少なくありません。そんな時、上手く子どもたちの意見を受け止め、クラスで共有化をはからなくてはなりません。わたしは普段、自分で考えた授業案が崩れてしまうのが怖くて、子どもたちから出る意見を聞き流していたり、自分の言葉で言い換えてしまったりしていました。しかし今日、そのような時の対処法を学びました。それは、教師だけで受け止めるのではなく、子どもたちにもう一度投げかけるということです。子どもたちから受け取ったボールを、クラス全体に戻すことで、自分たちに関係のある事柄であると興味もわくのでは無いかと思う。それは自然に授業に参加する子どもたちの育成につながる。

 本日は、教材に関することと、教師の子どもたちへの対応ということで2点みていった。ゼミで模擬授業をすることで、たくさんの人にたくさんの視点より様々な意見がいただけ、とても勉強になる。これからもゼミ生と高め合い、もっともっとよりよい授業を追究していきたい。みなさんありがとうございました(岩田)

 

11月2日尾張旭市立城山小学校の研修会に参加して(白井)

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11月2日(木)、尾張旭市立城山小学校の研修会に参加させていただきました。6年生の授業参観、そして研究協議会に参加させていただき、そこで学んだことをまとめいきます。
多く学んだことがありますが、その中から2つに絞って書きます。

1つ目は、「オープンカンニング」です。教師が子どもたちが書いた答えを見て、良いところなどを全体に向けて、口に出して言うことです。今回の授業では、机間指導の時に、行われていました。なかなか考えが思いつかずにいた子も、教師がオープンカンニングした考えを生かして、鉛筆を動かし始めている場面を見ることができました。授業をしていく上で、子どもたちに、他の人の意見を聞き、自分なりに生かしていくことのできる力も、つけていけることを学びました。このように、オープンカンニングをすることで、自分なりに聞いた考えを、生かしていく力もつけることにつながり、また、考えを持つことが苦手な子なども、ヒントとして役立ち、次のグループや全体交流に参加する自信にもなると思いました。

2つ目は、「子どもたちを夢中にさせる教師の語り」です。教材についての説明をされていた時、子どもたちは、教師や、目の前にある電子黒板を真っ直ぐに見ていて、集中している印象をとても強く感じました。私も、このような子どもたちを、夢中にさせる語りができる教師になりたいと思いました。また、ICT機器を効果的に使われていて、より教師の語りが伝わりやすいようにされているのを見て、そういった知識や技術も、これから磨いていきたいと感じました。

最後に、今日学んだことを受けて、これからも教員になるために自分の力を鍛えていきたいと、改めて思いました。
今回は、授業参観、そして授業検討会にも参加させていただきました。参加させていただいた城山小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。この学びを生かして、これからも学んでいきたいと思います。

※写真は先生方による「3+1」方式による授業検討会でのまとめ(一部)です。

11月10日 一宮教育フォーラム「新学習指導要領と授業づくり」に参加して(吉田)

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 11月10日に一宮市で行われた勉強会に参加させていただきました。学校終わりに来られた先生が熱心に勉強されており、「学び続けるとは」ということのだと感じる勉強会になりました。また、この勉強会の会長の方は「玉置先生の教育実習生」であり、つながりの深さを感じました。

 本記事では学んだことを2つに絞って書かせていただきます。

 1つ目は物わかりの悪い先生は子供に期待し待つ先生であるという考えです。玉置先生の授業の原則の中の一つに「物わかり悪い先生であれ」という内容があります。この授業技術は教師が子供の言ったことを都合よく言い換え、子供の思考を止めることを防ぐための心構えです。私は「『狙いを明確に持つ』『子供の意見をつなぐ』という意識が必要だ」と前回の記事では書かせていただきましたが、もう1つ必要な心があると思います。

 それはよく大西先生や和田先生も言われていることです。「『この子の意見、聞いてみたい』と誰よりも教師が思い、素直に受け取る」という姿勢です。授業をしている中で流ればかり意識し、子供の一言にこだわって聞くということを忘れてしまいます。それでは子供が変わりません。

 物わかりの悪い先生は「教師自身が内容を分かっていても、子どもの考えや意見を信じて待つ」という心を持ち合わせた先生になるということではないでしょうか。

 2つ目は子供から現れるものを逃さない大切さです。玉置先生は「表情発言」や「感想」「意見」あらゆる子供から出てきた表現を逃さず、見られているということが実際の授業でも見られます。私達大人でもそうだと思いますが、「気付いてくれる」「わかってくれる」「受け止めてくれる」人や場所を好みます。先生はそんな子供の姿を目指し、「発言者以外に目線を配る」「聞くことが9割」といった授業技術を活用されているのだと改めて気付くことができました。

 私にとって多くの授業を見ていく上で「自分だったら」や「玉置先生なら」といった見方をより深めるためとなる時間となりました。ありがとうございました。(吉田)

最近気になったこと(江口)

私は、朝ごはんを食べるときに新聞をパラパラ読むのが中学生からの習慣です。そんな中、読んだ人も多くいるかもしれませんが、11月10日にとても悲しく感動したコラムがありました。

世界では、一年間におよそ八十万人が自ら命を絶っているという。四十秒に一人、世界のどこかで誰かが自死していることになる。その中には、死にたくないのに、自殺を強いられた子どもたちもいる。ナイジェリア北東部に住むハディザさん(16)は、かの地でテロを繰り返すイスラム過激派組織ボコ・ハラムに誘拐された。幹部に「最も幸福な所に行かせてやる」と言われて、彼女は帰宅できるのかと喜んだが、違った。
爆弾が付いたベルトを腰にきつく巻かれ、人混みの中で自爆するように命じられた。そうすれば、多くの人の命を奪うことになる。一緒に自爆を命じられた十二歳の少女に「どうするの?」と聞いたら、こう答えたそうだ。「どこかでひとりきりになって、自分を吹き飛ばす」

国連などによると、ボコ・ハラムによる子どもを使った自爆テロは今年になって急増し、既に百人以上の子が「自殺」させられ、数百人もの犠牲を出しているという。自らの機転と周囲の助けで自爆をまぬがれたハディザさんらの貴重な証言を集めた米紙ニューヨーク・タイムズの報道によれば、人混みを避け、自爆しようとする子も少なくないそうだ。
自爆テロで何十人もが犠牲になれば、ニュースになって、世界中で報じられる。しかし、他人を巻き込まぬため、たったひとりでの死を選んだ少女たちのことは、まず報じられぬ。


これを読んで、自らの命を大切にしなくてはならないと改めて感じました。そして、この世の中から絶対に戦争というものをなくし、全人類が幸せに暮らせる日が来るようにしなくてはならないと思いました。
そして、これほどまでに子どもたちが、周りの人々のことを考え、孤独に死んでいく悲しい世の中であるのかと感じさせられました。
この子どもたちの思いが、全人類に伝わり、自らの命を大切にする人が増えるといいです。 (江口)
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12月14日一宮市立浅井中学校で講演&口演

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 12月14日に一宮市立浅井中学校で、山田校長先生のご理解もあって、保護者対象に「新学習指導要領の話」や「落語」をさせていただくことになりました。学校RRの教育漫才もあります。先生方の教育コントもあるようです。「やってみなけりゃわからない」といった感じですが、三楽ファンを一人でも増やしたいと思っています(笑)。

【20171020講演】島根県公立小中学校教頭会研究大会

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 益田泊の朝。8時20分、大会委員長の豊田先生に迎えをいただいて教頭会研究大会会場へ。聞くところによると、各地区持ち回りで2年ごとに行われているとのこと。大きな会での講演機会にいつも以上に緊張。

 さっそくプレゼンと映像チェック。完了後は、講演までの1時間30分ほど控室で仕事。ゼミ加入に関するメールがいくつか届き、その対応。

 10時40分から12時20分までの100分間、「新学習指導要領を踏まえた教頭の在り方」と題して講演。プロフィール紹介で落語を趣味にしているとあったので、講演冒頭に「教頭が知っておくと良い小噺」紹介から。始めは笑っていいのかしら雰囲気があったが、徐々に温まり、しっかり笑っていただけるようになった。もちろん、新学習指導要領のとらえ方や教頭としての学校改革のヒントをしっかり伝える。

 役員の皆さんと昼食。気づいたら、列車発車時刻が近づいていて、慌てて会場から駅まで送っていただく。

※ 三楽の仕事日記より

【20171016指導】尾張旭市立渋川小学校

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 早朝から原稿書き。時間が来たので、尾張旭市立渋川小学校へ向かう。10時30分、ゼミ生の石川君、牧野さん、丹羽さんと合流。校長室で今日の流れ確認。

 3時限、4時限目は、3年生の算数授業、4年生の国語授業、3年生の道徳授業参観。いくつかの助言メモ。

 久しぶりの給食。うまいカレーライス!ゼミ生と午前3本の授業について振り返り。授業のポイント伝授。そして、次の授業参観ポイントを確認。グループの話し合いをきっちり記録してくれるようにゼミ生へ依頼。

 5時限目は研究授業。4年生の学級指導の時間。4月からの指導の成果が子どもたちの姿からよくわかる、他の先生方に大いに参考となる授業。いくつかのポイントショットが撮れた。

 校長室でさっそく作業。教師の出場、意図的指名と感じられた写真を数枚使ってプレゼン完成。

 全体会冒頭で、授業研究法「3+1」を伝えて、さっそく実践していただく。同僚性がしっかり感じられるとても明るい職員集団。安心して聞いていられるグループ授業論議。ゼミ生も各グループで活躍。彼の意見を聞いて、「本当に学生さんですか!」と驚かれる石川君。

 20分間で、写真を使って授業総括。ある子どもの最終場面での発言は、実は水面下での教師が意図的な声かけが功を奏している写真を見せて、その教師から子どもへの指導について話してもらった。また、ゼミ生3人から、各グループでの話し合いの実際を報告してもらい、個のとらえをもとに学級経営をより充実させていくことが次の課題と提示。

 校長室では、授業を見せていただいた4名の先生が来られたので、個々に良いところと改善点を示す。教材研究の重要さ、明日から使える授業技術などについて話す。

 学校を出て、ゼミ生とともに振り返り。ゼミ生と一緒なので、パフェが注文できる(笑)。ゼミ生の話から授業を見る目が高まってきていることが実感できて嬉しい振り返り時間。

※ 三楽の仕事日記より

参観への臨み方(寺坂)

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こんばんは。2期生寺坂です。佐藤先生の本を読んだ記事に10個の学びをする!と書きました。読んでいただけましたか?(笑)そんなことに関する記事です。

佐藤先生のセミナーでは10個の学びを得るために必死で聞きました。しかし、満遍なく聞こうとしすぎて本当に先生は自分の理解していることと同じことが言いたいのかなぁと、聴きながら思っていました。そんな時に、ふと自分の今までのことを思い出しました。

玉置ゼミに入って、たくさんの授業を見る機会をいただいています。最初は、先生を見て子供を見て、発問や資料など全部見ようとしていましたが、これは無理だと気付きました。そこで、今日は子供を見る!今日は先生を見る!といったように、焦点を絞って見ることを意識し始めたことを思い出しました。見るポイントを知ることで、自然と意識することなく全体が見えるようになっていっていることを感じました。まだまだ見る目が足りていないのはわかっていますが。

僕たちみたいな経験のない学生は、そうやって焦点を絞った方が濃い学びができるのではないかと思います。(寺坂)

後輩の試合の応援(寺坂)

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みなさんこんにちは。2期生寺坂です。

5日に、岐阜県大学バレーボール選手権の応援に行って来ました。僕も佐久間くんも引退していて、3期生の菱川くんも引退しているので、みなさんが知っている方はいませんが、、、

岐阜聖徳学園大学は、一部リーグに所属しています。しかし、毎回4チーム中4位というのが定位置でした。僕たちが現役の時の目標は、3位の岐阜大学に勝つということでした。しかし、僕が現役の時には達成することができませんでした。1セットは取ることはありましたが、地力の差を見せつけられるということがありました。

しかし、今年の彼らはやってくれました。岐阜大学に勝って、4チーム中3位ということをしてくれました。一点一点手に汗握る試合で、体育館の二階から声をかけ続けました。僕たちができなかったことを後輩がやってくれました。後から聞いたのですが、彼らの目標も岐阜大学に勝つということだったみたいです。後輩が想いを引き継いでくれました。それだけでも嬉しかったですし、勝ってくれてありがとうという気持ちです。

これで今季の試合は終わりました。次は、来年の5月。もし興味のある方は、一緒に応援に行きましょう!!(寺坂)

【20171015進行】未来をつくる教育フォーラム2017 マルチステークホルダー パネルディスカッション

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 早朝に起きて少し仕事。7時過ぎに家を出て、味岡→名古屋→東京→御茶ノ水へ移動。ソラシティカンファレンスセンターで開催される「未来をつくる教育フォーラム2017」 へ。

 会場下見、昼食(パネリストの藤井先生とは「学びの共同体」の話題で盛り上がる)、パネリストの皆さんと簡単な打合せ。

 開会の挨拶では、自立学習、協同学習、クリエイティブラーニングの重要さが語られる。

 その後、最初のセミナー。「協同教育を土台としたアクティブラーニングの授業」と題した和歌山県有田市立宮原小学校前校長、藤井英之さん、現校長の下田喜久恵さんによる精力的な授業改革報告。キーワードは、「子どもと子どもをつなぐ教えない授業」。多くの子どもの写真が実践の確かさをしっかり物語る。なるほど!

 第2のセミナーは、「クリエイティブラーニングとしてのプログラミング学習」と題してMITメディアラボ博士研究員の村井さんによる発表。「プログラミング学習」はまさに旬の話題。「プログラミング学習」をクリエイティブラーニングにしていくまでの重要性が語られる。失敗している実例にインパクトあり。

 続いて第2回子ども白熱会議。6名の子どもが登壇したが、いやあ凄い!視点の豊かさ、語彙の豊富さ、主張の明確さなど、唸ることばかり。モデレーターの下向さん、この人、うまい授業も出来る人。授業技術が光る進行。

 そして、「マルチステークホルダー パネルディスカッション」。僕がモデレーター。パネリスト5人。テーマは「2030年の社会を生き抜く子どもたちにどんな能力が必要になってくるか、それに伴い、日本の教育はどのように変化させるべきか」。

 さすが選ばれたパネリスト。主張が明確で進行がしやすい。時々ツッコミ。塾経営の稲葉さんには、「結局、塾は点数を上げないといけないでしょ」、フィンランド出身のミッラさんには「日本はフィンランドの教育に学べという時期がありましたが、フィンランドの実態は?」、協同学習の藤井先生には「子どもの力を抑えているのは教師と言われましたが、協同学習はそれを解決するのですか」など。二人の高校生からは、「だれもが主体的になるのは難しい」といった主張もあり。笑いをとりながらディスカッションを盛り上げる必要がなく、きっちりした話し合いができた。手元PCに送られてくる会場参加者のつぶやきも加味しながらの進行は初めて。進行の疲れはいつもの2倍(笑)。

 移動してホテルで懇親会。乾杯の音頭。登壇いただいた皆さんをはじめ、多くの皆さんと交流。

※ 三楽の仕事日記より

【20171013会議】第1回文部科学省・校務におけるICT活用促進事業検討委員会

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 文部科学省・校務におけるICT活用促進事業検討委員会の第1回目に出席。場所は事務局のアビームコンサルティングの本社ビル。

 座長を仰せつかり、2時間進行。時々意見も述べる。

11月1日小牧市立味岡小学校での玉置先生飛び込み授業に参加して(白井)

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 11月1日(水)小牧市立味岡小学校にて、玉置先生による飛び込み授業を参観させていただきました。授業は、小学校5年生のへの「17段目の秘密」という算数授業でした。私自身も、子どもたちと一緒に答えを探しながら、夢中になっていました。子どもたちの学びへ向かう姿勢の素晴らしさや、玉置先生の1つ1つの言葉などから、深い学びが生まれた授業で、学ぶことがたくさんありました。そのうち、2つについて書きたいと思います。


 1つ目は、子どもたちの言葉、1つ1つを見逃さないということです。今回の授業が始まる前に、玉置先生が「17段目の秘密」と板書した時に、「かけ算がかくれている。」と言った子がいました。先生は、その意見を黒板の隅にメモしていました。その男の子は、なんとなくつぶやいた言葉でしたが、最終的には、本当に「7×2段目の数=17段目の数」というかけ算の言葉の式が成り立つことが分かり、先生は、その子を「すごいな!」と価値付けされていました。子どもたちからも驚きの表情が見られ、その子は少し照れながらも嬉しそうにしていました。他にも、「えー。」「やだー。」といった言葉まで、メモをしていて、その様子を見た子どもたちは、自然に感じたことをつぶやく子が多くなっていきました。

 2つ目は、グループ活動の活かし方です。今回は、いくつか出た仮説が成り立つというためには、何パターンかの数字を当てはめて、グループで確認する時に、自分たちで作業の分担をしていました。先生も、分担してやることを指示しており、グループが終わった後に、どのように分担したかの工夫をあるグループに再現するように促されていました。グループ活動といえば、話し合いをイメージしますが、こういった「分担」するグループ活動も、子どもたち自らで問題を解決する力を養う大切な要素だと感じました。


 この授業の中で、友達と話し合いにがら、試行錯誤している子どもたちや、「わかった!」と笑顔になる子どもたちの様子を見ることができました。時には、子どもたちの発言に「なるほど!」と感じる場面も多くあり、どの子も学びに向き合っていている姿でした。私も、今日学んだことを生かして、子どもたちが、自然と学びに向かいたくなるような授業を目指したいと思いました。そのために、これからも学んでいきたいと思います。

 最後に味岡小学校の先生方や玉置先生、たくさんの学びを得る機会をいただき、ありがとうございました。(白井)



11月1日小牧市立味岡小学校での玉置先生飛び込み授業に参加して(吉田)

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 こんにちは、二期生の吉田です。先月は多くの小学校に伺わせていただき、たくさんの気付きをいただきました。今月もお世話になることがあると思います。よろしくお願いいたします。

 11月1日に味岡小学校にて玉置先生による「17段目の秘密」という5年生に向けた飛び込み授業を参観させていただきました。子供達の意見の飛び交いが盛んであり、意欲的な子供の姿が見られる授業で書きたいことが多くあるのですが、3つに絞って書かせていただきます。

 
 1つ目は「価値」を褒め、言葉にしていくことです。
 先生は授業中、子供のよさを見つけ「それは仮説といういい見方だな」「条件を付けて考えるのはすごいぞ」「その考え方は反例というんだ」といったように子供を褒めるということはもちろんですが、「言語化」して意識的に継続的に授業展開される姿が見られました。子供たちにとって難しいのではと思った方もおられるかもしれませんが、子供は「その出来事や言葉を目の前で見ている」ことから無意識にその行動が進むごとに広がっていきました。

 後ほど玉置先生からの話で「見方・考え方を意識した授業」とお話をなさっていました。子供のよさを見つけ、「教科における又教科を横断するような見方・考え方」と子供を価値づけ、言葉として子供に与えることで、子供を鍛えていくことができるのだと気付くことができました。

 2つ目は「意見を束ねて、考えるポイントを焦点化させる」ということです。
 玉置先生の授業はどんな時でも意見が多く飛び交います。意見が言える環境づくり、褒める、意見の拾い方、授業テンポなどの意図的な授業技術があり、子供のどんな意見でも受け止める広いストライクゾーンが生まれているからだとつくづく感じます。そして広がった意見はどんな授業でも焦点化され、学ぶ内容へと展開されます。その工夫を今回1つだけ見つけることができました。

 それは「聞くことに徹する」ということです。先生は始めに必ず発言しやすい雰囲気を作ります。その後子供のつぶやきに対し価値づけていき、すべての子供が考えるように何度も機会を与え、仕向けています。そして多くの子供がつぶやくようになると先生は話さず、聞くのです。この授業展開を実生活で表すなら「補助輪を外して、2輪車に乗る練習をしている親子」のような関係だと思います。聞くことに徹していく中で「この子、言葉を拾う」「つながりそうだな」と思い、意図的指名を行い、話題を焦点化しているのではないかと考えました。今後も「意見を束ねて、焦点化していく」工夫を見つけていこうと思います。

 3つ目は「もしもしコーン」についてです。
 「もしもしコーン」をご存知ですか?これは授業中、子供の意見を拾う際にメガホンを耳に当て、子供たちが先生に自分の考えを伝えに行くという活動です。実際に小笠原豊先生が行われており、私もそこで学びました。この活動の狙いとして「多くの考えによる混乱を避ける」「一人一人が考えを持つようにする」「既習者の発言で他の児童の思考を止めない」といった狙いがあります。今回の授業では、多くの児童の発想が生まれ、最終的にまとめていかなければならない場面で活用されていました。子供たちは意欲的に話に行く姿も見られ、多くの考えで混乱することがなく、授業展開をされておられました。このように学んだことの狙いを理解し、生かすことの大切さも学ばせていただきました。

 将来、このような授業ができるように日々精進していこうと思います。お忙しい中、勉強会に参加させてくださり、ありがとうございました。(吉田)

11月12日佐藤正寿先生の教師力アップセミナーに参加して(寺坂、百瀬、牧野)

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 11月12日に佐藤正寿先生のアクティブな社会科授業づくりの講演に参加しました。ここでは、玉置ゼミ2期生寺坂、百瀬、牧野のそこでの学生の学びを記事にします。

 佐藤先生の講演では10個の学びも得ましたが、1つの濃い学びについて書きます。それは、「まとめ」のことです。

 自分の実習では、担当の先生と話してまとめを模造紙で準備して全員がそこにたどり着くという前提で授業をしました。私の力のなさが原因なのですが。

 佐藤先生は、社会科のまとめは「社会的な見方・考え方」が表現されているかで捉えるということでした。その中で、いくつかの書き方の例を教えていただきました。

・最初は穴埋めから始める

・「◯◯では△△するために」から書き始めさせる

・「キーワードを使ってまとめなさい」

・「課題にある『◯◯と△△の関わり』について、例を入れてまとめなさい」

・「スーパーマーケットでは、お客さんの願いに合わせたくふうをしています。たとえば、ー。わたしは、ー。一般化の後に子供の言葉を書かせる。

 なるほど。何事も経験なのだなと感じました。いきなりやれと言われてもできません。社会科が始まる3年生から少しずつ、経験させて行くことが大切なのだとわかりました。

 そして、まとめた後が大切だということも学べました。「学級全体で社会的な見方・考え方」を共有させて、全員が同じレベルに到達できるような授業をしていきたいと思います。

 また、食事の時に佐藤先生がおっしゃっていた「しないことを考える」ということも、とても印象に残っています。なにをしようと考えたばかりでしたが、全く別の考え方でとても参考になりました。(寺坂)




 教師力アップセミナーに参加し、佐藤正寿先生の講演から、社会科の授業作りについて学びました。正直な話、私は社会科が小学校の頃から好きではありません。これから教壇に立ち教えていくにも、今一番不安に思っている教科です。講演の中でも、社会嫌いの子が多い現状があることを知りました。なので、今回社会の授業づくりについて視点分けがされ、わかりやすく学ぶことができ、嬉しかったです。

 佐藤先生のお話の中で、「あっさりと答えを出しては、子どもの追求心がなくなってしまう」という言葉が印象に残っています。私が社会があまり好きになれなかった理由として、先生が話したことを覚える、覚えることがたくさんあるからということがあります。なので、子どもがアクティブに学べる授業があったら楽しいだろうなと思い話を聞いていました。子どもが主体となって考えることが出来る工夫、「切実感のある課題を考えること」「実社会との関わりを生かすこと」は、社会科ならではの工夫だと感じました。
 
 実社会で見たことある、実社会で見ることが出来る、だからこそ、子ども自身が自ら答えを見つけることができるのは社会科ならではの特徴です。その発見をより意欲的に行ったり、より考えを深めるために、課題提示の仕方の工夫を凝らしたいと思いました。そのためにも、まずは自ら社会のことに目を向けていきたいと思いました。そして、社会科を学んだからには授業内で終わりではなく、実社会に生かしていける学びになればもっと社会科を意欲的に学べるようになるのではないかと考えます。社会嫌いの子を増やさないように、そして私自身が社会科を教えることが楽しくなるように、今日学んだことを意識していきたいと思います。ありがとうございました。(百瀬)




 今回の講演ではアクティブな社会科の授業づくりについて学びました。今回はその中で2つの事柄をとりあげ、まとめたいと思います。

 1つ目は、切実感のある課題を提示することです。子どもたちが、え?なんで?と感じるような課題を用意し、本時で学ぶことの意義をもたせる導入をします。今回の講演で例としてあげられていた課題はどれも興味をひくもので、私自信今から調べてみたいという気持ちになりました。検討会で、佐藤先生はどのように資料を集めていますか?という問いに対し先生は、その単元につき最低3冊は本を読むと答えていらっしゃいました。関連しているものから関連してなさそうなものまで読むとその中から提示したら興味をひくであろう資料を見つけやすいそうです。私は、自分の教科に関係なくその教科の授業をするなら専門家でなければならないと感じました。先生のように研究を続けていけば、より深い社会科の知識を私自信もみにつけることができると考えます。

 2つ目は、社会科は実社会と一番関わっている教科ということです。学んだことが実社会で生きる工夫をしなければなりません。私はここから普段の生活を注意深く見る必要があると感じました。自分があたりまえに生活している中には子どもたちが気付いていないこと、わかっていないことがたくさんあります。このことは教育実習を行った際にも感じました。それを課題として取り上げ、子どもたちが授業の最後から普段の生活を変えていけたら社会科の授業が成功したということだと私は捉えました。たった45分の授業だけではなく、その後の子どもたちの様子まで見据えた授業づくりができるようになりたいと感じます。(牧野)

 社会科の授業の工夫によっていかに子どもたちを社会科好きにするか考えるヒントを与えていただきました。ありがとうございました。
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