「子どもを勇気づける教師になろう!アドラー心理学で子どもが変わる」(岩井俊憲、永藤かおる著)から(菱川)

◯ p10から
子供を勇気づけたい、子供たちの自己受容のきもちを持って欲しい、と願うのであれば、やはり教師や親が勇気を持つ人であり、自己受容ができている人である必要があります。

● 以上のことから
まずは自分の中の自己肯定感を高めて行くように少しずつ行動を起こすべきと考える。生徒は自己肯定感のない人からの言葉をすぐに見破ると考える。(菱川)

教採入学式を終えて(岡田)

こんにちは。3期生の岡田です。

年も明け、いよいよ私たちにとっての勝負の年に入りました。そんな中で先日、教採入学式というものがありました。

それは、今年教員採用試験を受ける学生達が出席するもので、願書の書き方の指導や今後の気持ちの入れ方についてのお話、そして先輩方の模擬面接を見て学ぶ、といった内容でした。

正直に、私は先輩方の模擬面接には圧倒されてしまいました。先日ゼミ合宿で面接練習を行いましたが、その時の自分たちとは全く比べ物になりません。それは当たり前のことではあるのですが、その先輩たちの姿が自分の目指す姿であり、そこまでの道のりがまだまだ程遠いことを実感させられました。

だからこそ、この焦りをばねにしなくてはならないと思います。先輩方の模擬面接の姿から学んだこと、ゼミ合宿での面接練習で学んだことを、自分なりの面接に組み込み、それを実行していきたいです。

また、誰もが言われるように、教員採用試験は"チーム戦"なので、自分たちで面接練習の機会を作り、同じところを目指す者同士、みんなで一緒に仕上げていきたいです。(岡田)
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「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」からの学び(丹羽)

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。あっという間に2018年になりました。今年は3期生にとって『教員採用試験合格』という大きな目標があります。全員で合格できるよう協力し合っていけたらいいなと思います。

 今回は、ゼミ合宿のときのプレゼント交換の際、静谷くんからもらった「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」という本から学んだことを記したいと思います。ご存知の方も多いと思いますが、この本は我がゼミの先生である玉置先生が監修された本でもあります。読んでみて、改めてすごい先生だということを実感しました。

 今回この本の中で特に印象に残ったことを授業テクニックから2つ、学校生活をスムーズにするコミュニケーションから1つ紹介させていただきます。

 まずは授業テクニックの1つ目です。落語には「まくら」といってこれから話すことの大まかな概略を話すというものがあります。これを授業の前にするのです。そうすることによって子どもたちも今から何をするのか、どんな授業なのかを見通しを持って受けることができるのではないかと考えました。また、身近な具体例をまくらにすることで教師の個性を出したり、分かりやすい、楽しい導入になるのだと学びました。

 2つ目は自らスキをつくる、あえて故意に間違いをすること、玉置先生の言葉で言うと物分かりの悪い教師になるということです。教師はどうしても子どもに伝えようとしてつい、話しすぎてしまうことがあると思います。私自身、教育実習などでは一方的に話す授業をしてしまい、退屈にしている子どもたちの姿をみて反省した覚えがあります。ここでは「子どもに話す」のではなく、「問いかける」、もっというと「つっこませる」と書かれています。例えば、
「太陽って西から上がるよね」
「2×3は、8だよね」
というように。そうすると絶対に指摘してくれる子どもがいるのでそれをきっかけにクラスが一つになり、結果主導権を教師が握ることにつながるのだと学びました。教師だからといって常に堅苦しくいるのではなく、スキを作ったり、わからず屋になることも大切だと感じました。

 次に学校生活をスムーズにするコミュニケーションから学んだことは「子どもが自慢話、愚痴、悪口を言える先生になる」ということです。自慢話や、悪口などは「感情」から発せられるものであり、「他者と比べた時」に発生しやすくなります。子どもに自慢話や悪口を言ってもらえることは教師が信頼されているからであり、そのためには子どもの話に腰を据えて話を聞くこと、また聞いた後は「私はこう思う」とスパッと言い切れる教師になることが大切だと学びました。

 この本は落語がうまく使われていて本当にスラスラ読めてしまいました。それなのに多くの学びも得られました。本を読み、記事にすることで自分の頭の中でも整理されるのでこれから沢山の本を読んで記事にしていきたいです。本年もよろしくお願いします。(丹羽)
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3期生のゼミ合宿に参加して(吉田)

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 クリスマス・イブの日、私は3期生の合宿に参加してきました。そこでの学びや感じたことを記事として書きたいと思います。

 1つ目は「3期生のみんなが素敵な学びをしている」ということです。

 実は、この合宿に参加する前日「3期生の4月から7月までのゼミ記録」をすべて読ませていただきました。「彼らのことを知りたい」というちょっとした動機からです。記事を読み進めているうちに、今までの自分を後悔しました。「素敵な学びを私は今まで見逃していたのか…。」と。どの記事を読んでも、「去年ゼミで…」「新しい考え方」といった要素がたくさんありました。今頃気付く私は遅いのかもしれませんが、今後はしっかり読もうと思います(笑)

 まだ、読まれていないという方は「トップページの右上のサイト検索で『3期生の苗字』」をクリックしてください!

 2つ目は面接・卒論指導についてです。

 今回、お手伝いという形で参加させていただきました。その中で私は3期生の姿勢が心に残っています。「真剣な眼差し」「助言を受け、素直に変わっていこうとする姿」「3期生同士で協力しあう姿」を随所に見られました。彼らの姿があったからこそ、2・3期生でよい時間をつくれたのだと感じます。

 そして、私が助言をできる人になれたのは、多くの方が指導をしてくださったからだと改めて感じることができました。本当にありがとうございました。

 3つ目は3期生の皆さんに伝え忘れていたことです。

 それは「どんな時でも感謝の心・尊重する心を忘れないこと」です。これからもたくさんの方が3期生のことを支えてくれると思います。その方々は見返りを求めて指導や協力をするのではなく、「少しでも力になりたい」「一緒によくしたい」という一心です。これは教採だけに限ったことではありませんが、これからは特に感じる時期になると思います。どんなに大変でも、苦しくても「感謝の意を伝えること」「ご指導をいただくときは、手土産を準備する」などの感謝を忘れないでください。「頑張ろうと声をかける」「こうしてみようと提案する」という相手を尊重し、協力することを忘れないでください。そのことを心掛けていれば、「言葉」「態度」も変化して、よりよい状態で試験に臨めると思います。遠い地から応援しています。(吉田)

「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる特別活動〜小学校編〜」(文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センター 著)から(静谷)

○ 17ページに次の記述がある。
「学校行事は教師が意図的・計画的に実施しますが、必要に応じて子どもたちの発意・発想を効果的に取り入れることにより、子どもたちの自主性をはぐくむことができます。」

● このことから、私は、自主性を育成するためには、子どもたち自身が学校行事をつくり上げているという意識を高めることが大切であると考える。(静谷)

「坪田耕三の算数授業のつくり方」(坪田耕三著)から(早川)

◯P23 5行目より
 子どもは「考えたい」という気持ちを非常に強く持っている存在です。難しい言葉を使えば思考の欲求です。さらに「知りたい」という気持ちも非常に強く持っています。知識の欲求とでも言いましょうか。それから、すぐ手を出して「やってみたい」という体験の欲求です。子どもはこのような3つの気持ちを非常に強く持っている存在です。


● 以上の記述から、授業とは先生がやりたいことを子どもたちに無理強いして進めていくものではなく、子どもが学びへの意欲を持つように促し、その意欲の赴くままに進めていくのが良い授業であると考える。(早川)

3期生ゼミ合宿を終えて(岡田、丹羽、林)

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こんにちは。
先日玉置ゼミ毎年恒例、ゼミ合宿を行ってきました。このゼミ合宿を通してみんなが自分の学びたいことややりたいことを見つけ、仲間のいる心強さを再認識し、そして自分の未熟さに気付けたと思います。
今回は、岡田、丹羽、林がこの合宿で得たことについて書かせて頂きます。

 ゼミ合宿を通して、私はまだまだ気合いが足らないことをよく実感しました。
 1日目は卒論のテーマを大まかに定め、1期生から代々引き継がれている卒論についての本を読み、夜は玉置先生と3期生とで親睦会。2日目は朝から内容がより濃いものとなり、酒井先生、斉藤さん、そして2期生の先輩方にご協力頂いての面接練習を行い、午後からは卒論の目次づくりを行いました。
 無事、多くの方々のご指導やご協力により全てを終えることが出来ましたが、私は今後の自分の在り方を見つめなおさないといけないと感じるばかりでした。教員採用試験に向けての学習も、周りと比べて少し出遅れているところがあり、面接もまだまだ説得力や対応力に欠けるところがあります。卒論についてもようやくスタートラインに立った程度です。
 この合宿を終えてから、私は今、自分の中のノルマを決め、毎日継続して励んでいます。自分の中で気持ちの変化が起き、行動に移すことができているので、この合宿は私にとって非常に意味のあるものになったと思っています。きっと他の3期生のみんなも同じだと思うので、みんなで今後も頑張っていけたらと思います。(岡田)

こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日ゼミ合宿に行ってきました。そこから感じたことを2つ記したいと思います。
まず1つ目はゼミの温かさです。今までこんなに長い時間一緒にいたことが無く、不安もありましたが、この合宿でみんなの良さや温かさを感じることができました。
2つ目は教採に向けての焦りです。2日目に酒井先生と斎藤さんに来て頂き、初めて面接練習をしたのですが、このままでは本当にやばいと思いました。自分の中で教師像をしっかりと持っていないと質問に対して軸がぶれていくので説得力が薄れてしまうと学びました。そして思っていても言葉で表すことの難しさも感じました。なのでもっと読書をしたり、自分の思いを積極的に言葉で表したりする練習をしていきたいと思います。
最後に行く前は不安の方が多いゼミ合宿でしたが、とても楽しく3期生のことがもっと好きになった合宿となりました。
玉置先生、酒井先生、斎藤さん、2期生の先輩方、3期生のみんなありがとうございました。(丹羽)

ゼミ合宿では、大きく3つのことをしました。
1つ目は、教育時事の問題についてです。一度見たことがある本ということもあって、スラスラと解けました。もっと勉強しようと感じました。
2つ目は、面接についてです。いざ面接官役の方に質問されると、自分がどんな考えなのか分からなくなるものなのだと感じました。本当に教師になりたいのか、どんな教師になりたいのか、などもっと自分自身と向き合っていきたいです。
3つ目は、卒論についてです。今まで学級経営や授業作りについて、「これだ!」と思う考えに出逢えてなく、卒論も全くやりたいことが思い浮かんでいませんでした。しかし、後藤先生の教育課程論の授業のおかげで、自分の求めていたことが見えてきました。
気づけばもう3年生の冬休みです。1日1日をもっと大切にしたいと思いました。(林)

3期生ゼミ合宿を終えて(早川・静谷・菱川)

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3期生玉置ゼミ合宿を終えて(早川・静谷・菱川)

 こんにちは。3期生の早川です。
 このゼミ合宿は「卒論の着手」「面接練習」の2つを大きなテーマとして取り組みました。特に2日目に行った面接練習が私にとって大変大きな課題となりました。思い描いている理想の教師像、どのような学級を作りたいのかなど、自分自身のことを答えるだけのはずなのに全くできなくなってしまうことに恐怖を感じました。周りは玉置ゼミの先生・先輩方や、仲間達しかいないはずなのに、緊張で笑顔のひとつさえ出来なくなってしまうことにも怖さを感じました。

 しかし、怖さをただ実感する面接練習だったわけではありません。同じ質問を繰り返しされるなかで、自分の中での考えがまとまっていくことも実感することが出来ました。自分の考えがまとまっていると、あとはそれを相手に伝わるように必死になるだけなので心にも少し余裕が生まれました。面接練習の後半ではその安心感を少しだけ味わうことができました。これから教採までに何度面接練習をしていくかわかりませんが、友達の回答を聞きながらお互いに磨き合っていけたら良いなと思います。

 また、玉置ゼミ3期生全員が無事に卒論の大まかな流れを決めることができ、ホッとしています。卒論を書くための本からの学びも、教採の勉強と並行して頑張っていきたいと思います。

 12月23・24日の年末のお忙しい時期の中、玉置先生、酒井先生、2期生の先輩方、本当にありがとうございました。(早川)


こんにちは。3期生の静谷です。
12月23.24日に3期生玉置ゼミ合宿がありました。
今回は、そこでの感想と学びについて書いていきます。

まず、感想です。率直にいうと、このままではまずいと感じました。なにがまずいかというと自分の心の弱さです。今回のゼミ合宿で初めて面接練習をしました。その際、私はまったく思う通りの回答をすることができませんでした。私はここで、「自分自身の教員になりたいという気持ちはこんなものなのか。」と、自分を見つめなおしました。教採まで約半年です。ここで変わらなければ取り返しのつかないことになります。まずは、気持ちを強く持つことが大切であると感じました。

次に、学びです。学んだことはやはり、仲間の存在は、とても大きいということです。玉置先生も常々「教採は団体戦だ」と、おっしゃっていました。正にその通りです。先ほどの感想で述べたことも、教採に対する強い気持ちを持った仲間がいたから気づけたことです。また、共に面接回答を考えたり、教採勉強を行ったりすると、とても刺激になります。同じ目標を持ち、切磋琢磨し合う仲間がいることは、本当に大きいことだと改めて学びました。

最後に、面接指導をして頂いた酒井先生、斎藤さん。卒論の目次作成に手伝って頂いた玉置ゼミ2期生の方々。そして2日間、御教授して頂いた玉置先生。本当にありがとうございました。(静谷)

メリークリスマス!3期生の菱川です。さて3期生ゼミ合宿が終わりました。初日は朝から買い出しやらお昼ご飯決めやらでバタバタしてました。そしてようやく合宿スタートです笑
まずは玉置先生と面談して卒論のテーマについて決めていきました。男3人で玉置先生と面談してよく話し合い無事に決まりました。
そして夜はご飯を食べて宴会になりました。宴会ではお酒を飲みながらゲームをしたり、ケーキを食べたり、プレゼント交換をしたりと楽しいことだらけでした。
中でもケーキは自分が作ったケーキです笑よく作るのでまたみんなと食べたいですね!

さて二日目は酒井先生とともに面接指導から始まりました。前もって文章を考えてきたのに言葉がつまってしっかりと面接練習の時言えない時がなんだもありました。まだまだ面接について考えきれてない所があります。しっかり考えて約半年後の試験に備えていきたいです。
お昼休憩を挟み次は卒論の全体の構想を決めていきました。応援に来てくれた先輩たちや3期生の同期たちに助けられてやっと決めることができました。僕が3期生の中で1番遅く決まりました。僕は卒論でざっくり言うと子どもに対しての言葉かけについてやります。卒論で自分で学び得たことを周りにも伝えてみんなで良い教師になっていきたいです。

さて今回は本当に濃い二日間となりました。すごく楽しかったし、なりよりもゼミメンバーの信頼がすごく増えたと思います。この9人でこれから先も突っ走りたいです!
酒井先生本日はありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。そしてかけつけてくれた先輩方ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。玉置先生もまだまだ迷惑かけると思いますがよろしくお願いします。
ではみなさん良いお年を!(菱川)

「わかる授業の指導案80 先行学習で習得から活用へ」を読んで(寺坂)

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 こんにちは。2期生寺坂です。お正月いかがお過ごしでしょうか?

 今週の土曜日のセミナーに来ていただける、鏑木良夫先生の「わかる授業の指導案80 先行学習で習得から活用へ」を読んでの学びをまとめます。

 鏑木先生というと「先行学習」。どの本を見ても、先行学習についての話がありました。教採の勉強で言葉とざっくりとした内容は知っていましたが、先行学習をもとにした指導案を見ることができ、新たな形態を学ぶことができました。今までやってきたり見てきたものは、授業の終わりで到達させたい考えについて、疑問を持たせるというものでしたが、先行学習では導入でその時間のまとめに近いものを、板書します。そして、なぜそうなるの?という点から授業を進めます。指導案を見たとき、こんな疑問の持たせ方があるのかと背筋がゾッとしました。

 子供からしても、ヘタな導入よりも今日の1時間は何を、学ぶのか明確になるため分かりやすいのかなと思います。道筋がはっきりしてます。

 また、鏑木先生は「授業ルールスタンダード」というものを8点提案しています。その中の、「4 席を立つ自由を与え自由闊達な雰囲気を作る」 「5 わからない時は、わかる人のノートを覗かせる」というものが、印象に残っています。私の理想は、「分からないからはじまる学び」です。分からないから、分かりたい。そのためには、学習の仕方の自由を与えなければならないとは思っていましたが、改めてこの理想を実現させていきたいと思います。

 土曜日のセミナーでは、もっと多くのことを学びたいと思います。(寺坂)

※追記 隅々までゆっくり目を通していると「先行学習は、分かっている子にわからないふりをさせないですむ」と書いてありました。逆も言えて、分からない子にも分かるふりをさせないで済むのかなと思いました。学級みんなが同じ土俵に立てる学習について話が聞けるのが楽しみです。

3期生ゼミ合宿を終えて(松田、山下、嶋藤)

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 こんにちは。3期生の松田、山下、嶋藤です。今回は3期生ゼミ合宿に行ったときの記事を書きたいと思います。

 ゼミ合宿では教職教養の問題を解いたり、面接練習をして頂いたり、卒論の目次を作成するなど盛りだくさんの2日間でした。教職教養の問題を解く前に「学習指導要領改訂の方向性(案)」というプリントについて玉置先生に解説して頂きました。このプリントは授業やセミナーなどで何度も見てきたプリントであったのですが、いざ何を言っているのか説明して下さいと言われると難しいと感じました。何度も読んではいるけれど相手に分かるように話すまでの理解はしていないということを実感しました。同じように、面接練習をして頂いた際にも頭で考えていることを端的に話すことはとても難しいと感じました。話す以前に、質問に対しての明確な答えを自分の中で持てていないことを痛感したので、面接ノートや酒井先生に頂いた質問のプリントを活用してまずは明確な答えを持つことをしたいと思います。

 この2日間でゼミのみんなとたくさん話すことができました。これから試験に向けて良い刺激をもらえる仲間であると感じました。また、玉置先生や酒井先生、斎藤さん、2期生の先輩方にも大変お世話になり、このような出会いを大切にしていきたいと思いました。ありがとうございました。(松田)

 二日間の中で教職教養の過去問、面接練習、卒論の目次作りなどに取り組み教員採用試験に向けていよいよ動き出したなという感じでした。一番今後のためになると思ったのは面接練習です。酒井先生や斉藤さん、二期生の先輩方も来てくださって指導してくださいました。初めは緊張して話す内容を忘れてしまい思い出すように話していたけれど、回数を重ねるうちに自分の思っていることがスラスラと出てくるようになりました。言葉に詰まると笑って誤魔化そうとしてしまったり一文が長くなるという指摘していただき話し方の癖に気づくことができました。また教員採用試験に向けての勉強以外でもたくさん収穫がありました。お揃いのTシャツを着たりいろいろな話をしたりして3期生との仲も深めることができました。「教員採用試験は団体戦」と玉置先生がよくおっしゃられていますが切磋琢磨し団結して合格を目指す仲間なんだと再認識しみんなで一緒に頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。(山下)

 この合宿でやったことは松田さんと山下さんが説明してくれていると思うので、説明は省きます。

 私が合宿で一番力になったと思うことは面接練習です。酒井先生、斎藤さん、2期生の先輩方に来ていただき、初めての面接練習を行いました。いざやってみると自分がいかに言いたいことがまとまっていないかや自分の教師像が確立していないことに気づきました。そんな状態では太刀打ちできないなと感じました。これからは教員採用試験に向けて勉強だけでなく、自分の教師像をしっかりと確立していかなければならないと思いました。面接でご指摘をいただいたところをこれからしっかりと直していきたいと思います。山下さんも書いていますが、3期生のみんな、大学の友達で力を合わせて団体戦で試験に臨んでいかなければならないと感じました。合宿で3期生の仲が以前より深まったのでみんなでがんばりたいと思います。また、卒論のテーマも決まったので、自分の研究したいことについても少しずつ動いていきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)

12月14日教育と笑いの会in浅井中学校に参加して(嶋藤・山下・菱川・松田)

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 12月14日に行われた「教育と笑いの会in浅井中学校」に参加して得た学びを3期生嶋藤・山下・菱川・松田でまとめます。

 今回私は、教育と笑いの会in浅井中学校に参加してきました。この会は、学校の先生はもちろんのこと、保護者の方々も参加して教育コンサルタントの大西貞憲さんのお話を聞いたり、玉置先生の新学習指導要領の説明を聞いたり、教育漫才を見たり、教育落語を見たりしました。保護者の方々でも分かるような内容だったので、とても面白かったです。浅井中学校の教員とPTAのコラボ劇団での『利他共生』コントでは、どの家庭でも問題となっているスマホについての劇で、とても共感するものでした。こうやって、教員とPTAが一緒になって何かをすることができるというのは素晴らしいことだと感じました。また、教育落語での愛狂亭三楽(玉置先生)の話はとても面白く、さすがだなと思いました(笑)あんな風に私も話せたらいいなと思うばかりです。せっかく玉置ゼミに入っているので、玉置先生の話し方を盗んで行こうと思います(笑)とても楽しい会でした。ありがとうございました。(嶋藤)
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 今回は前回に引き続き教育と笑いの会に参加させていただきました。
大西先生は授業を見て一部の交流していない生徒たちについては勉強ができる子は話す必要がなくなってしまうので分かった人?と聞くのではなく何話してたの?と質問の言葉を工夫すると交流が活発になるのではないかとお話してくださいました。
新学習指導要領に書かれている主体的・対話的で深い学びにするためにもの分かりの悪い教師を演じ、子ども同士の会話で考えを深めていく授業をしたいと思いました。(山下)
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 今回、浅井中学校で開催された教育と笑いの会に出席させていただきました。今回びっくりしたのがPTAと職員のコラボ劇があったことです。地域の方と繋がりをきちんともっている証拠だなと見て感じ取れました。自分がというわけにはいきませんが教師一人一人が地域連携を意識できるような働きかけを将来していきたいです。
そして笑いの会では前回と同じくたくさん笑わせていただきました。
教育と笑いをかけて会を開くことのすごさをまた感じることができてよかったです。
またぜひ参加させていただきたいです。ありがとうございました。(菱川)
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 私は初めて教育と笑いの会に参加させて頂きました。終わった今はたくさん笑ったなという気持ちです。この会の中で「ロボット」という話が何度も出されました。今人間が行っている様々なことはそのうちロボットによって行われる時代が来る、そのような時代を生きていく子どもを育てるというお話がありました。身近なロボットというとスマホなのではないかと思います。そのスマホをめぐる家庭での問題についての劇が浅井中学校の先生とPTAの方々によって行われました。今は中学生が当たり前のようにスマホを持つ世の中で、実習先の多くの生徒も持っていると言っていました。スマホにより便利になることが増えましたが、同時に使い方を間違えると人を傷つけてしまったり、傷つけられてしまったりという危険があるということを、劇を見て感じました。劇にあったように、大人の見えない世界で子どもに起こる危険を予測して使用の約束をするということが大切であると思いました。
 教育漫才、教育落語など会場が笑いに包まれていました。私は隣に座っていた2期生の吉田さんの笑いにつられていつも以上に笑った気がします。近くに笑っている人がいるとつられて笑ってしまうことから、みんなで笑い合えるということは良いことだと感じました。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。(松田)

2期生の模擬授業ゼミに参加させていただいて (安部)

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 昨日(12月19日)は先週に引き続き、2期生の先輩方の模擬授業ゼミに参加させていただきました。先週同様、さすがだなと思う授業展開、反省会でも多くのことを学ばさせていただきました。

 昨日の授業は、佐久間さんの社会(北方領土について)と古川さんの社会(戦争中の人々の生活について)の二本立てでした。

 お二人の授業で共通して素晴らしいなと私が思ったことは、“子どものことをとてもよく見ている”ということです。授業を始める前に、授業者の先輩には内緒で子どもの設定(よそ事をしている子や自分の意見をなかなか言えなかったり、言っても声が小さい子など)をするのですが、実際に授業の中で授業者の先輩はそれをすぐに見破ってしまうのです。そして、その子どもに合った対応を自然にすることができるのです。このことは前回の模擬授業の時にも授業者の先輩方が自然にできていてとても驚いたのですが、今回の授業者の先輩方もできていたので、やはり経験を積んできた先輩方は違うな、と改めて感じたことでした。

 ここからはそれぞれ授業について私が思ったことを書きたいと思います。

 まず、佐久間さんの北方領土の授業についてです。「なぜ北方領土に日本人は住んでいないのか」と課題設定し、北方領土が日本の領土であることを学ばさせるだけでなく、それを踏まえた上で、どうして日本人が1人も住んでいないのかを考えてさせるのがとても良いと思いました。こういった誰でも自然に疑問に思うようなことを課題にすることが子どもの本当の学びにつながるのではないかと感じました。
 
 しかし、課題を解決するための良い資料がなかなかないそうで、資料を使って課題解決するための発問になかなか苦戦し、私もこれだ!と思う発問を考えることができませんでした。

 次に、古川さんの戦争中の国民の生活についての授業です。導入で天気予報の話題を出し、天気予報は日本では、国民に知らされていなかったこと、そのことから国民はとても制限のある生活を強いられており、苦しい生活だったということに持っていく授業展開はとても納得のいくもので、子どもたちの学びも深まっていくだろうなと思いました。

 しかし、その天気が真珠湾か日本のどちらを提示したら良いのか、とても混乱する議論になりました。授業の内容的にはさらっといきたいところではあるのに、どちらの資料を提示するかでこんなにも深く考えなければならないことに驚きました。子どもの興味を引くために今までにはない資料を使ってみたり、より子どもの身近にあるものを取り上げるのはとても良い方法ではありますが、その後どのように授業の中身に持っていくか、よく考えなければいけないのだな、ととても勉強になりました。

 今回もとても貴重な体験をさせていただきました。玉置先生、2期生のみなさん、本当にありがとうございました。(安部)



12月19日2期生ゼミ記録〜佐久間君〜(寺坂)

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 12月19日のゼミでの模擬授業の記録を書きます。

授業者:佐久間君
教科:社会科
単元:日本の国土の広がりと領土

○ 授業内容
地図帳の索引には、属する都道府県名が書いてあるが、択捉島には書いていない。そこから子どもの「どうして?」を引き出して北方領土への関心を持たせた。

そこから北方領土には、日本人がほとんど住んでいないことを教師が説明した。しかし、授業の頭に日本の北端は択捉島ということを確認しているため、なんで日本の領土なのに日本人住んでいないの?という疑問を持たせ課題を形成した。
課題「なぜ北方領土に日本人は住んでいないのだろうか」

課題の提示の後は、まず自分の中で想像させ、資料を渡した。

○ ゼミでの話し合い
・発問を重ねてしまっていた。
・声が小さい子への配慮がとても良い。近くへ寄り、しゃがんで話を聞いていた。また、教師ではなく前の席の子供に伝えさせたところも良かった。ゼミ生からは、黒板に書かせたらいいんじゃないか?ペアで話させて、相手の意見を発表させればいいんじゃないか?というアイデアも出た。
・発問が曖昧だった。資料を渡した後の発問は、「この資料から、読み取れるだけ読み取ってみよう」だった。数に重点を置いたように子供は感じてしまうので、シャープにしなければいけなかった。ゼミ生からは、日本とロシアの比較を考えさせればいいのではないか?という意見が出た。

と、たくさん書いたがとてもいい授業だったと思います。前での表情や、子供との対話の仕方、他の授業で何度が佐久間君の授業を見てきましたが上手になったなぁと思います。上から目線になっちゃってごめんね(笑)横浜でもめげずに頑張ってください。(寺坂)

12月19日2期生ゼミ記録〜古川さん〜(江口)

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 12月19日の古川さんの小学校6年生における社会科の授業について、記録します。単元は、「戦争中の生活」です。

○ 授業の流れ
・前時の復習
太平洋戦争の資料の提示
・太平洋戦争の日の天気は何か
晴れ、曇り、雨で選ばせる
・天気は、なぜ国民に知らされなかった か予想する
・国民は、どのような生活を送っていた か予想する
・戦争中の生活を調べる

○ 課題の確認
戦争中、国民は、どのような生活をし
ていたのだろう。


○ ゼミでの話し合い
・天気を使った導入は、面白い
・太平洋戦争の写真から、提示すると真珠湾の天気を考えてしまう
・日本か、真珠湾かどちらの天気を考えたらいいかわからない
・課題までの繋がりがいい
・自然体で褒められている
・おしゃべりをしている人に上手く注意している
・「え!?」という、疑問を持てるような展開になっている


○ 授業力アドバイス
・太平洋戦争の写真を見せてから、日本の天気を聞くと、ただ教師が知りたいだけになる
・提示した資料を削除してもいい
・当時の新聞を探したり、自分で作成するなどして、なぜ天気図がないかを考える


 全員参加できる導入で、とてもいいと思った。また、発表をしたら褒めたり、意見交換をしたら、褒めたりと何度も褒めていることが印象的だった。ぜひ真似をしたい! (江口)

第1回学び続ける教師の会(1期生)

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 1期生全員が集まった第1回学び続ける教師の会。それぞれが4月からの9ヶ月間を振り返り、語り合った時間になりました。以下、1期生12人の感想です。

 みんなと久しぶりに会っていろんな話を聞いて、同じように悩んでいたり、もっと大変な思いをしていたりと分かり、自分自身また三学期から、今まで以上に頑張らなきゃなという思いが湧いてきました。
 また、玉置先生と話せて、子どもと接する上でのヒントももらえて、楽しくて勉強になるとてもいい時間でした。
 やっぱり仲間がいるっていいなと実感できた、充実した半日でした。(中田啓)

 卒業式以来、1期生が12人全員揃い、みんなそれぞれに苦労していることがよく分かりました。そんな大変な話を聞いて、「自分は恵まれているな」「もっと頑張らないとな」と思うことができました。次にまたゼミ生で集まった時に良い報告ができるよう、上手くいったことや仲間の実践を、自分でも進めていきたいです。(佐藤)

 久しぶりに先生や仲間に会うことができて、とても嬉しかったです。仲間の話はどれも共感できるものばかりで、それに対する先生からのコメントにはどれも重みがあって、とても有意義な時間でした。このような「居場所」があることがとても心強く、それを作ってくださった玉置先生に改めて感謝しています。(牧野)

 久々のゼミ生との集まり。お互いの近況を聞き、苦労しているのは自分だけでない、みんなも頑張っているのだということが分かり、元気付けられました。
 また、ゼミの仲間たちの話す内容や姿から、心から子どものことが好きで大事にしていることが伝わり、素敵だなと感じました。
 同じ教員同士で話ができること、共有し合えることを幸せだと思った1日でした。次集まるのがとても楽しみです。(杉下)

 久しぶりにゼミ生と会って近況報告をし合い、「みんなそれぞれ悩みをもっているんだな」という感想をもちました。悩んでいることも、自分なりに解決方法を考え、周りの先生方に相談しながら、解決しているというゼミ生の話を聞き、とても良い刺激になりました。玉置先生やゼミ生の話の中には、とてもたくさんの実践例があったので、また3学期から、すぐに実践していきたいと思いました。来年の学び続ける教師の会も楽しみです。(堀江)

 みんなの近況報告、玉置先生のアドバイスを聞くことができた学び続ける教師の会は、とても有意義な時間でした。みんなの話を聞いて、上手くいかないのは私だけではないと少しほっとするとともに、しっかりと立ち向かっていこうと強く思いました。
 ずっと楽しみにしていた会に参加でき、玉置先生、1期生のみんなに会えて、元気をもらいました。教員生活は始まったばかりです。これからも成長し続けられるよう、多くのことを見て、聞いて、やってみて学んでいきたいと思います。(浦)

 みんなの日頃の取り組みや頑張ったことや苦労したことを聞いて、やる気につながりました。仲間が頑張っている話しは元気と意欲がもらえてとっても充実した時間となりました!(小川)

 今回学び続ける教師の会として久しぶりに1期生と玉置先生と楽しい時間を過ごすことができました。こうしてみんなと会って思うことは仲間がいるということの心強さです。4月からの9ヶ月間上手くいかないことも、大変なこともあったけれど、みんなも同じように頑張っているということを感じ、自分も頑張ろうという力になります。それは、これまで一緒に学んできた仲間だからこそ嬉しさも大変さも共有できるのだと思います。こうして卒業してからもゼミでの繋がりをもつことができていることは玉置先生をはじめ、ゼミのみんなのおかげだと思っています。これからも繋がり続けられる、刺激し合えるゼミでありたいと思いました。(渡部)

 みんなと久しぶりに会って、色んな学校での話を聞いて元気をもらいました。
 この9ヶ月結構つらくて、嫌になった時もありましたが、みんなも同じように色んなことに苦しんでいることが知れました。同じように苦しんでいる仲間がいることは、何だか心強く感じました。初任という同じ立場で相談でき、悩みを打ち明けられる玉置ゼミのみんなの存在はとても大きいです。
 これからも辛いことがたくさんあると思いますが、ゼミ生同士で支えあっていけたらと思います。(末松)

 第一回学び続ける教師の会は、なかなかいい。久しぶりに一期生全員が集まり、玉置先生からの有難いお話もあり、学生に戻った感じがした。
 みんなと情報交換をした。それぞれが忙しさの中に、やりがいを感じていた。みんなの頑張りを聞くと、自分も頑張らなくてはいけないなと思った。また一年後、みんなと会う時までに、もっともっと成長した自分であれるように、日々学び続けていきたい。(中田昂)

 玉置ゼミのみんなには、いつ会っても励みになるし、自分も頑張らなきゃ!と思わせてくれます。また、玉置先生とお話させていただく中で、実践してみたいことが生まれたので、さっそく3学期に行ってみようと思います。ありがとうございました。(大澤)


 みんなが書いているように、こうして全員が集まれたことがとても嬉しかったです。壁にぶつかりながらも進んできた9ヶ月間。一人一人が目の前の子どものことを考え続けた日々だったはずです。まだまだ教師生活は始まったばかりですが、こうして集まって1年を振り返り、また新しい1年に向けてスタートを切る。そんな会にしていけたらと感じました。
 学び続ける教師の会は、年々人数が増えていきます。来年は2期生とともに、教師生活を振り返って学んでいきます。数年後には何人が集まるのでしょうか。こうしたつながりがあることに感謝の気持ちを忘れず、1期生12人は3学期も邁進していきます!(松井)

【20171117講演】愛知県数学教育研究大会にて

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 10時40分に家を出て、瀬戸市文化センターへ向かう。

 11月17日、瀬戸市文化センターに11時45分着。今日は「愛知県数学教育研究大会」で講演。かつて附属中で数学創りをともに楽しんだ八槇会長さんに1年前から依頼を受けていたもの。実に光栄なこと。

 1時間20分間の講演は「新学習指導要領を踏まえたこれからの算数・数学授業」。新たな話材を加えて、新学習指導要領のとらえ方、主体的・対話的で深い学び、そこから数学的な見方や考え方、その具現化のためのさまざまな手立て、最後は模擬授業という展開。

 330名ほどの参加がある大きな大会。会場が広く、ゆったりした椅子なので、皆さんに集中してもらうために必死(笑)。最後まで良い反応をいただき、持参した書籍のうち58冊が一気に売れる!ああ、嬉しい。

※三楽の仕事日記より

【20171114講演】京都市総合教育センター管理職研修

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 16時15分大学を出て、16時58分、岐阜羽島から京都へ向けて新幹線乗車。京都から地下鉄、阪急を乗り継いで京都市総合教育センターへ。18時着。

 18時30分から1時間30分間の講演。このような時間なので、当然、任意参加。ところが140人ほどの方が参加されたとのこと。感激。演題は「子どもと向き合う時間の確保に向けた学校マネジメント」。時期が時期なので、新学習指導要領のとらえ方を30分間。あとの1時間を校務の情報化によりいかに時間を創り出し、学校改革を行ってきたかの実話を話しながら、マネジメントの際に根底におくべきことを伝えたつもり。私へ講演依頼をいただいた方を始め、センターの皆さんは拙著をよくお読みで、このことも感激。とても良い機会をいただけた。

 終了後、お声をかけていただいた新田先生らと一献。こちらも楽しく充実した時間。22時18分岐阜羽島に止まる最終新幹線に乗車。岐阜羽島駅隣接のホテルで泊。

※三楽の仕事日記より

第1回学び続ける教師の会と懇親会開催(玉置)

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 1月6日、今日はずっと楽しみにしてきた「第1回学び続ける教師の会」とその懇親会。この会のメンバーは、玉置ゼミ卒業生。つまり毎年会員は自動的に増えてくる。定例会は少なくとも年1回。懇親会とセットでやろうという会。

 12時頃には会場を借りた「授業と学び研究所」に到着。15時まで一人仕事。連絡メールをしたり、届いた文書を見て意見を送ったり、数学本の原稿を書いたりと籠もった成果があった時間。

 15時ごろから、第1期ゼミ生12名が集合しての「学び続ける教師の会」開始。まずは僕の昨年末の怪我の話をして、12名がそれぞれ5分ほど、4月からの状況報告。いやあ、それぞれ苦難なことを抱えながら、よく頑張っているなあというのが正直な感想。職場の皆さんに可愛がられ、時として厳しい指導も受けていて(当たり前のこと)、まさに新任教師らしい9ヶ月。うまくいかない状況に対しての「悔しくて」という言葉も何人から聞くことができた。事実に真摯に向き合い、逃げずに対処していこうという気持ちも感じられた。

 「みんなもいろいろとあることがよくわかりました。私も・・・」という言葉が出た。この会を開催した目的の一つは、「自分だけではないよ」と知らせたかったこと。我がゼミ生ならそのまま立ち止まらず、何かしら次の手を打っている(成否は別物)はずで、それを互いに交流してほしいと願ってのこと。主催者(笑)としては良い会になったと思う。

 後半は、野口芳宏先生が30年前に書かれた書籍から、「実践埋没型になるな」の項を読み合って、時間を生み出す心構えや効率的な学級経営について黙読で学ぶ。僕から一言付け加え。

 次に和田裕枝先生と一緒に書き始めている原稿を読んでもらい、新任教師として、この頁構成についてどう思うかをヒアリング。なるほど!という意見ありで、さらにゼミ生に依頼。いつしか困っていることの発表会へ。僕は自分の若い頃を思い出して助言、そのうちにミニ講演(笑)。何をするにも「遊び感覚」を忘れずに子どもたちと向き合っていた日々を思い出す。明日からのヒントになったことを願うばかり。

 17時15分、大曽根駅から名古屋駅へ向かい、懇親会場へ。13名での懇親会。近くのゼミ生からさらに近況を聞きながら、つい大学の講義に反映させることはないかと考えてしまう自分(笑)。

 いずれにしても、こうして1期生全員が集まり、真面目に仕事交流ができたり、懇親会ができたりできることは凄いこと!来年は2期生も加わり、会員は22名になるはず。この1年、怪我に十分に気をつけて、元気で過ごそう(笑)。

 さっそく研究室HPのトップページ写真入れ替え。ここの写真は懇親会後に撮影。

※三楽の仕事日記より

帰省して(松田)

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 あけましておめでとうございます。3期生の松田です。
 
 年末に実家に帰って、中学校のときの友達と忘年会をしました。社会福祉士を目指している友達、保健師を目指している友達、社会人3年目の友達の4人でした。
 
 4人とも進んだ道が異なり、それぞれ仕事の話や実習の様子を話したり、中学校のときの懐かしい話をしたりして盛り上がりました。
 
 
 中でも社会人の友達とは6年ぶりに会い、久しぶりに話をしました。この友達は中学生の頃は宿題を提出しなかったり様々な場面で先生から怒られていた子であったのですが、今はバリバリ仕事をしていて中学のときの姿からは想像できないくらい責任感のある人に変わっていて驚きました。本人も高校までの自分は思い出したくないくらいひどかったと言っていました。その友達が楽しく仕事をするために「人の悪いところではなく良いところを見るようにしている。」ということを言っていました。自分より年上の人と仕事をする中で、自分に良くしてくれる人もいるけれど中には悪口や理不尽なことを言ってくる人もいる、その中で楽しく働くには悪いところばかりを見ていてはいけないということを話してくれました。私はこれを聞いて実習のときに「良いところを見つけてほめてあげる。」という担任の先生が言っていたことと同じであると感じました。

 話は尽きず、気づいたら日付を越えていました。この忘年会は前日にいきなり決まったことであったのですが、1年の締めくくりになるとても楽しい時間になり良かったです。また、みんなそれぞれの場所で頑張っているので自分も頑張らなくてはと刺激をもらう時間にもなりました。


 帰省して、元気になった祖父母に会うことができたり、家族と初詣に行ったりと充実した時間を過ごすことができました。今年は自分の夢を叶えるための大切な年になるので気持ちを休みムードから切り替えていきたいです。本年もよろしくお願いします。(松田)

【20171113指導助言】尾張旭市立白鳳小学校

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 午後は尾張旭市立白鳳小学校へ。5年生国語科授業。主題をどうとらえたらよいかに焦点を当てた挑戦的授業。研究授業なのだから、僕はこうした明確なねらいをもっての授業は大賛成。まさに経験は意図的に積んで整理することだ。僕も見えてきたことがある。主題づくりについてしっかり助言ができないのが申し訳ない。

 ゼミ生の牧野さんと参観振り返り。牧野さんは、予定を変更して現場の授業参観を多くした。学校への移動など大変だと思うが、それだけの価値がある時間となっていることは間違いない。国語専修生として今日の国語授業の試みはとても参考になったという。

※三楽の仕事日記より
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