毎日を大切に(岩田)

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 こんにちは。二期生岩田です。卒論発表会まで残り1週間を切りました。いよいよですね。ホームぺ―ジのトップにもありますが、たくさんの方の参加をお待ちしています。発表者の二期生も全力で頑張ります。午後からは4月から早速使える情報が盛りだくさんです!緊張する気持ちもありますが、少し楽しみでもあります。卒論発表会の宣伝をしたところで、記事を書いていきたいと思います。

 本日、最後の授業が終わりました。よく考えてみると、これが4年生最後の授業であり、大学生活における最後の授業となりました。あと学校に来るのは、卒論発表会と卒業式の二回だけです。知らないうちに4年間終わってしまいました。昨日形式上最後のゼミが終わって、みんなと何気なく笑ったり、話したり、ふざけたりすることもできなくなるのかと思うとなんだかとてもさみしくなりました。それに拍車をかけて、玉置先生が「もう終わりだなあ。」と何度も言われるので、さらに悲しくなった岩田です(笑)。

 しかし、ずっと今の時間が続けばいいのにと思う反面、少し楽しみでもあります。もちろん不安な気持ちのほうがずっと大きいですが。残り二か月の学生生活。大げさかもしれませんが、一日一日の出来事が最後だという気持ちで全力で過ごしていきたいです。とりあえず今の目標は毎日笑顔でいることにします(笑)。(岩田)

「教育の力」を読んで(秋田)

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 はじめまして。4期生の秋田実花です。初めて記事を書かせていただきます。少しだけ私の自己紹介をしたいと思います。私は柳というよさこいサークルに入って活動をしています。そして、UNIQLOでバイトをしています!まだ玉置先生のゼミに入って間もないですが、これから様々なセミナーに積極的に参加し、どんどんいろいろなことを吸収できるようにしていきたいです。よろしくお願いします。

 さて、先日玉置先生から「教育の力」という本をいただきました。今回は、その本について書かせていただきます。

 私は、この本で“教師の資質”について興味をもちました。その中で、印象に残った言葉が「省察的実践」です。「省察的実践」とは、ドナルド・A・ショーン氏の考えであり、確固たる固定的な知識・技能を十分修得しながら、そこにとどまるのではなく、さまざまな文脈で、これを改変したり組み合わせたりしながら、その時々の状況に応じて最善の打開策を見出していく実践のことだそうです。

 言葉にするととても難しいですが、要は教師に求められているのは、「学び続ける」という姿勢です。教師は、子どもたちに教えるという立場ですが、教えられる立場でもあります。子どもたちの様子から、もっとこうした授業をしようとか、もっと子どもたちにこんなアプローチをしたら子どもたちの成長が見られるのではないかなど、その時々の目的や状況に応じて、さまざまな方法を柔軟に選択したり組み合わせたり、また自ら作り上げていく力量が必要です。そして、他の教師の優れた実践や、他の教師からの自分の授業の評価やアドバイスから学んで、子どもたちとともに成長できる教師でありたいと思いました。

 また、もう一つ心に残った話がありました。それは、教師には「信頼・承認」が最も必要であるということです。自分を信じられない、認められない子どもは、他者を信じ認めることもまた困難になってしまいやすいものです。教師が「信頼・承認」の空間をつくり、子どもたちがその信頼に応えたいと思えるようにさせ、子どもたち自身で成長できるようにさせることが必要であることがわかりました。

 さらに、私たちは、“良い教師とは”というもの追い求めてしまいがちですが、完璧を求めるのではなく、多様な教師が互いに足りないところを補い合い、また得意なところを活かし合える学校の環境づくりも大切だと学びました。どんなに素晴らしい教師と言われる人でも、苦手だと思う生徒は必ずいます。こどもたちも、様々なタイプの大人と出会い成長していきます。これから、今求められる教師像を参考にしながら、様々な先生方と出会い、自分なりの将来なりたい教師像を見つめていきたいと思いました。(秋田)

「教育の力」を読んで(井上)

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 私が「教育の力」を読んで心に残ったことは「学びの個別化」です。「学びの個別化」とは子供達は一人一人興味・関心が異なるため、学びは一律的なものではない。それをいつ何を学ぶか決められてしまっていると子供達はやらされる勉強になってしまうため、子供達の学習意欲を削いでしまう。そのため子供達の特性にあった学びの個別化をしていこうというものであります。確かに自分の興味のないことをやらされて勉強しても頭に入ってきませんが、自分の好きなこと、得意なことになるとすぐに頭に入ります。

 私は個別化のため子供達一人一人が興味・関心のあることに基づいて学習内容や方法を決めると、自分の好きなこと、得意なことが中心になるため偏りが出てしまい、ある程度の学力を確保することが難しくなりますが、ある程度の学力を確保することを保障した上で、自分がこの勉強をしたいと考え、それを勉強するための計画を立てたりすることは、子供の自主的な学びとなり、自分の興味に沿った学びを行えるため良いと考えました。

 難しいので自分の意見を簡単に言い換えると、基本バイキングで自分の好きなものを食べますが、ある程度野菜も食べてねという学習にすると良いと考えました。ここでいう野菜とは別に興味・関心はないが、学力を確かなものにするための最低限必要な学力のことです。野菜の部分が多少やらされてる感がありますが、それでもすべて一律に決められている今よりは子供の自主性に富んだものとなると考えます。分かりにくい説明ですみません。

 このような学習にすることで、「よい」学びにつながっていくのではないかと考えました。そしてこの本を読んだことで学びについて考えるいい機会になりました。(井上)

「教育の力」を読んで(安藤)

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 はじめまして。4期生の安藤優里です。

 初めて記事を書くにあたって、少し自己紹介をさせて頂くと、私は食べることが大好きで、つい食べすぎてしまいます。昨年、食べ過ぎで通学途中に救急車で運ばれたこともありました。その後控えていたのが玉置先生の初等算数のテストで、受けることができなかった私は終わった、、と悲しみに暮れていましたが、優しい玉置先生が後日再テストの機会をくださって、救われたというエピソードがあり、感謝しています。また、教職を目指していて、フレンドシップという子どもと関わる活動に参加しています。授業づくりや学級経営を実践的に学びたいという思いで玉置ゼミを志望しました。入りたかったゼミでこれから勉強できることにとてもわくわくしています。よろしくお願いします。

 さて、本題の玉置先生から貸して頂いた「教育の力」から学んだことを端的に書かせて頂きます。

 まず、教育の目的を理解することができました。教師は何のために教育を行うのか、子どもは何のために教育を受けるのか。私は教育の目的は子どもたちが幸せになるためにあると考えていました。でもそれは少し曖昧で、本書では「すべての子ども(人)が<自由>になるための力を育む」ためと述べられています。なるほど、と思いました。また、現代の個別化学習への必要性や効果を知ることができました。

 この二つを自分の経験と重ねてみると、私は中学の時やらされる勉強に嫌気がさして勉強嫌いになったことがあります。学校も有名大学に入るために勉強しなさいという方針で、私は詰め込まれる息苦しさの中で勉強への意欲が低下していました。そんな私が大学に入った今、勉強への意欲が高まったのは、教師になりたいという夢があること(生きたいように生きる)、そのための学び(力を養うこと)ができるのが要因だと思います。

 大学では、個々に合った学びやグループ学習が多く、より実践的で自分の興味・関心に沿っているため、義務教育期のような画一的で詰め込まれるものよりずっと力になっているのではないかと実感します。そんな自身の経験から、生きたいように生きられる機会を与えてくれる大学で学べばいい(p153)という理論にとても共感しました。子どもたちが自由に生きる力を育めるよう、子どもたち一人ひとりの質の高い学びを保証していく、そのための学校制度や教育、教師でありたいと思いました。これからたくさんよりよい教育は何か、学んでいきたいです。

 さいごに教育の目的を理解しておくことは、これから教職の勉強をするのに欠かせないことだと思うので、本書をゼミの初めに入門として読むことができてよかったです。ありがとうございました。(安藤)

「教育の力」を読んで(関口)

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 はじめまして。玉置ゼミ4期生の関口 香葉(せきぐちこのは)です。今回は自己紹介と「教育の力」という苫野一徳さんの本を読んで感じたことを書きたいと思います。

 まずは自己紹介です。私は教育学部2年生で国語専修に所属しています。怒涛の高校生活の中で「ちーかま」というあだ名が定着し、よくそのあだ名で呼ばれています。特技は上手に転ぶことで成人式でも転びました。写真はその時の写真です。6つ上の姉と6つ下の弟がおり、記事にもまた書くと思います。ゼミの活動初めての参加となる1月30日に20歳の誕生日を迎えるため、大人としての一歩をゼミの活動とともに踏み出したいです。

 次に「教育の力」にある公教育の本質について自分の経験から共感し考えたことを書きます。

 久しぶりに家に帰ると母親が弟に対して「勉強しなさい」と怒り言い合いをしていました。私はそこで間に入り、弟に対して「嫌味ではなく将来就きたい職業に就けるよう願い、心配して言ってくれているのだ」と両親の気持ちを伝えました。

 しかし私も将来の夢が決まる前は勉強する意味がわからないと思っており、自分のためだということ自由のためだということを両親の気持ちを考え弟に言うことで今さらわかりました。自分が夢を持ち行きたい大学に通えているように、私も子どもの可能性を広げることができる教師になりたいと思っていました。

 もしかしたらそれは当たり前のことで、<自由>に生きるために必要な力を育むための公教育とは教師や方法によっては子どもの可能性を潰してしまうこともあると考えられ、教師という職業の責任の重さを改めて実感しました。

 この本では他にも、自分が経験したことを違う視点でみられているようで固定観念が一気に崩されました。これからも本やセミナーに参加する中でたくさんのことを感じ考え学んでいきたいです。(関口)

来年度の目標(寺坂)

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 久しぶりに記事を書きます。2期生寺坂です。研究室の写真(下の写真)見ていただけましたか?玉置ゼミも大きくなったもんだなあと(笑)これでも、来ていない人もいるので全員揃ったらどんな規模のセミナーになるのでしょう。

 では、本題へ。2018年も始まり早くも1カ月が過ぎようとしています。でも、教育関係だと年度の方が節目になる単位なのかなと思うので、2018年度意識したいことで記事を書きます。まあ、俗にいう抱負です。

 2018年の抱負は、「基盤づくり」です。

 2018年度というのは、私にとって大きな一年となるでしょう。右も左もわからない中に突っ込んでいかなくてはなりません。授業を作り、校務分掌があり、学級も経営していかなくてはなりません。研修や、もしかしたら人より多くの保護者対応が降りかかってくるかもしれません(笑)

「新任だから,甘やかしてはくれない」、ということを講義で散々聞いてきました。でも、一つ一つが私にとっては初めてのことです。私の性格上きっと多くのことを抱え込んで、相談もできなくて、パンクすると思います。でも、その経験を無駄にしてはいけないとも思います。今日起きたこと、やってみたこと、成功したこと失敗したこと、一つ一つがきっとこの先の教員人生に生きてくる時があると思います。このゼミで身につけた「書く力」を発揮して、しっかりと記録を取り教員人生の基盤づくりにしたいと思います。では、具体的にどんな基盤なのかというと

・社会人としての基盤・・・身につけていきたい
・教師としての基盤・・・当たり前
・授業作りの基盤・・・特に社会科
・学級経営の基盤・・・これを学ぶために玉置ゼミに入った
・学級会の基盤・・・卒業論文を活かして

という5つです。欲張りすぎかもしれませんが、吸収できるものはどんどん吸収していきます。ゼミ生寺坂から、教師1年目寺坂に変わる時が近づいてきていますが、これまでと変わらぬご指導をよろしくお願いします(寺坂)

※上の写真は石川裕真君撮影。

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「学級づくりカレンダーをもとに創る わくわく算数授業」(志水廣 編著 和田裕枝 著)から 2 (嶋藤)

○ P16 19行目より
一言も発表できない子がいたら?→スモールステップでレベルアップ
1段階・・・うなずきでOK。
2段階・・・どちらがいいかを選ぶという発言でOK。
「A君とB君のどちらの意見に近いか教えてください」と聞く。とにかく意思表示をすることをスモールステップで進める。
3段階・・・自分の言いたいことを書くことでOK。書いてあるところに○をつけ、その箇所を読む。
誰か代わりに読んでもよい。自分の考えを学級に知らせることが重要。

● 以上のことから
発言が全てではなく、うなずき、選択、自分の考えを書くなどの発言の仕方でもよいので、意思表示をすることが大切であると考える。また、発言できない子には小さな意思表示の仕方からスモールステップで進めていくことが大切であると考える。(嶋藤)

1月13日 教師力アップセミナー (鏑木良夫先生)に参加して(早川・嶋藤・松田)

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 こんにちは。3期生の早川です。今回のセミナーで感じたことを3期生の嶋藤、早川、松田の順にまとめて書きます。

 今回のセミナーで特に印象に残ったことは、宿題として授業の肝となる結論の部分を予習させてから、授業を行うということでした。
私の中で"授業"といえば、教科にかかわらず時間内で興味をひくような話題を提示し、少しずつ結論に導いていくという流れが一般的だと考えていました。しかし、鏑木先生が紹介していた先行学習を、子どもたちに行わせることで、学びの目標に向かっての活動がよりシャープになるとの事でした。

 また、既に公式を理解している小学校理科・算数の単元内容でも、その事項を活用して考える内容だとセミナーに参加した方々も頭を使い、悩んでいました。その姿を見て、小学生にこれが授業で行われれば活発な活動が期待できるなと思いました。先行学習も含め、その時その時の内容に合わせて学習方法を使い分けられる教師になりたいなと感じました。鏑木先生、今回はありがとうございました。(早川)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。1月12日、高校3年生にとっては人生がかかっているセンター試験のこの日、私は教師力アップセミナーに参加してきました。今回は鏑木良夫先生のお話を聞いて学んだことを記事に書きたいと思います。

 私が今回、一番なるほどなと感じたことは「予習をすることで土台が一緒になる」ということです。子どもたちの中には勉強ができる人もそうでない人もたくさんいて、同じように理解させようとするのはとても難しいと思います。そこで予習をし、事前に結論をみんな知った状態で授業を進めていくことでみんなの理解の土台がある程度一緒になるというやり方はとても良いと感じました。

 この予習というのは、どの教科でも次にやる内容の結論を家で書いてくるというものだそうです。結論を全員が知っている状態で授業を始めるのと、塾で習っているから知っている人や全く分からない人が混ざり合った状態でやるのとでは授業で学んでいく内容の深みが全然違うようです。みんなが結論を知っている状態であれば、ある程度分かっているがしっかりと説明できない、だから知りたいという気持ちになったり、結論はこうなるんだけどそうなる過程で教科書には載っていない新たな発見があって面白いという気持ちになったりするようです。予習をした方が深い学びができているとこの話を聞いて感じました。

 このお話を聞く前は、結論をはじめから知っていると面白くないと考えていた私でしたが、知った状態から授業をして、終わった後にどれほど自分の理解度が高まったか確認する方法で授業をすることで子どもたちは勉強することが面白いと思えるなと思いました。私が教師になったらぜひ予習を取り入れたいと感じました。また、板書の書くスピードも子どもたちの書くスピードを調査して、中央値くらいのスピードで書くように練習したいと思いました。鏑木良夫先生、本日はありがとうございました。(嶋藤)

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 私は予習で結論をノートに書いてくることにより、その授業により意欲的に取り組めるのではないかと感じました。私だったら「塩酸がアルミニウムを溶かす」と書いたときに「じゃあどうやって溶けるのだろう。」という、溶けるときの様子について知りたくなると思いました。そしてその疑問を解決するために実験が楽しみになると思いました。DVDの中では色や音に注目したり、溶け始める時間を測ったりと様々なところに目をつける子どもを見て、興味をもって実験に取り組んでいることが分かりました。予習により、参加できない子どもをなくすこと、意欲的に取り組めるということが新しい発見になりました。

 今回、図書館で鏑木先生が編集された「教えて考えさせる理科 小学校」という本を見つけ、読んでからセミナーに参加しました。その本の中に「班という人間はいないから、○班の意見を発表してという言い方はしない。」とあり、どういうことかと疑問を持っていました。お話の中で、「1人1人のために相手がいるというように集団をとらえる。」ということをお聞きし、疑問が解決しました。これが予習と言えるかどうか分かりませんが、本を読んで参加したことにより、新しいことを知った以外に、本に書かれたことをより理解することができました。鏑木先生、ありがとうございました。(松田)

「教育の力」を読んで(高橋)

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 初めまして。玉置ゼミ4期生の高橋です。今回初めて記事を書かせていただきます。今日は簡単な自己紹介と、「教育の力」を読んで感じたことについて書きます。

 まずは自己紹介をします。
 私は国語専修の高橋和奏です。出身は岐阜県の郡上市です。今は下宿先で一人暮らしをしていて、料理のレパートリーを増やしていけるように日々頑張っています。

 私が玉置ゼミを志望した理由は、実際の現場に立ってみえる先生方の授業を自分の目でたくさん見て学びたいと思ったことと学級経営について興味があり、将来の自分にとって必ず力になると考えたからです。これからよろしくお願いします。

 次に「教育の力」を読んで感じたこと2点について書きます。

 まず1点目は時代とともに必要とされる人材が変わっているということです。今まで、言われたことを確実にこなす力が求められていたのが、現代では自分で考え、学ぼうとする力を持った人が求められていると分かり、これから社会に出ていく子供たちを教育という面で支える役割を担っていく私たちは、自分たちが子どもの頃受けてきた教育のやり方や考え方をアップデートしていく必要があるのではないかと思いました。そのためには自分自身が学び続ける教師になっていきたいと感じました。私たちが将来、教師として子どもたちに関わる時間は子どもたちにとってほんのわずかな期間でしかありませんが、その1番大切な期間をあらゆる角度から見据え、そして支えていかなければいけないということに大変な責任があると感じました。この本を読んで、教師を目指すということには覚悟が必要だと強く感じました。

 2点目は教師の資質についてです。教科内容や教授法に精通しているだけでなく、場合に応じてその持っている能力を組み合わせてつくり上げていくことができる教師がプロフェッショナルなのだという言葉が印象に残っています。そのためにはそれぞれを組み合わせる選択肢を増やせるほどの知識の量が必要であるし、いろんな状況をパターン化して解決してしまわないような柔軟性が必要なのだと思いました。

 私は自分自身、新しいことに挑戦することが苦手で、未知のものが怖いと思ってしまいます。今まで通りのやり方が1番安心で確実だと考えてしまうタイプです。しかしそれだけではいけないのだと認識させられました。これから色々な新しい考え方や方法に触れ、それに対応しようと思い切る勇気と先ほども述べた、柔軟性を身につけていきたいと思いました。

 以上が私が「教育の力」を読んで感じたことです。難しい内容だったので繰り返し読むことで理解を深めたいと思いました。(高橋)

12月20日 稲沢市立稲沢中学校「いのちの授業」に参加して(岡田、丹羽、山下)

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 こんにちは。先日稲沢市立稲沢中学校で行われた「いのちの授業」から3期生の岡田、丹羽、山下が学んだことを書かせて頂きます。

 今回は中学生に向けての「いのちの授業」でしたが、私たち大学生も十分考えさせられるような内容でした。

 向宇希さんのこれまでの人生を振り返りながら、病気について、いじめについて、いのちについて向き合いました。当時の向さんのことを考えるだけで、また、自分だったらと考えるだけで非常に苦しい気持ちが込み上げてきました。だからこそ、そんな向さんの言葉だからこそ、最後にお話された「どんなことでもいいから何かを続けてほしい」というものが、非常に深く刺さりました。それは、私だけではありませんでした。最後にエレベータートークを行ったのですが、ある生徒は向さんの話を聞いて自分と照らし合わせ、今後の自分の在り方について語っていました。

 「いのちの授業」とは、とても深く、重要なことでありながら、とても難しいものだと思います。生徒の心に深く刺さるような授業を観させて頂けたことが、私にとって今回貴重な経験となりました。(岡田)


 私は今回のセミナーに参加させていただいて、学んだことを2つ記したいと思います。1つ目は授業面です。

 導入でのアイスブレーキングや、プリントの隅に丸をつけさせる活動、隣同士での交流など全員参加出来るような工夫が随所に入れられており、教師の一言で生徒の反応が変わり、思ったことや考えたことを言いやすい雰囲気が作られているように感じました。また、短い時間で相手に自分の思ってることを話すエレベータートークを効果的に授業の最後に持ってくることで授業の締まりが良くなることを学びました。

 2つ目は向さんの「夢は無理に持たなくてもいい。何か一つでいいから続けることが大切だ。」という重みのあるメッセージから私は飽き性で物事を続けることが得意ではないのですが、やっぱり自分の興味のあること、関心を持ったことに積極的に取り組んで何があっても諦めずに努力することが大切なのだと学びました。

 最後に、生徒たちの合唱を聴かせて頂き、学校の暖かさや、生徒たちのよりよく生きるための決意が伝わってきたように感じます。これから面接練習が始まりますが、私自身も教師になりたいという決意を熱く語れるように自分を出していきたいです。本日はありがとうございました。(丹羽)


 こんにちは、3期生の山下です。12月20日に稲沢中学校で行われた命の授業を見て学んだことを記事にしたいと思います。

 この日の授業は向宇希さんという小児がんを経験された方をお招きして体験談を交えながら命の大切さについて考えるという内容でした。玉置先生が実際に子供に向かって授業をしている姿を見るのは初めてで授業の進め方や指名の仕方など授業技術もとても勉強になりました。

 特に発言を繋いでいく指名は生徒たちが答えやすく授業に活気が出ていたように思います。命について考えるというのは普段あまりしないことだし難しいと思いますが、隣同士で交流したり紙の端に◯や×をつけることにより全員が自分の意見を持って参加することができていました。自分の辛かった経験を話すことは勇気のいることだしなかなかできないと思います。

 しかし、向さんが話してくださったおかげで子どもたちもがんを身近なこととして捉え、命の大切さや周りの人たちに感謝の気持ちを忘れないことなどを学べたと思います。また、向さんのすごいところは自分が感じた「病院はつまらない」ということから自分と同じ思いをしている子どもたちのための職業についたことです。病気を克服し幼い頃からの夢を叶えた向さんの「1つのことを続けてほしい」という言葉は子どもたちだけでなく私の心にも響きました。授業を見ながら自分も命について考える良い機会をいただきました。ありがとうござました。(山下)

「教育の力」を読んで (安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、成人式も終わり、今やっとひと段落したところです。成人式では、久しぶりに顔を合わせる同級生ばかりで懐かしく話がはずみとても楽しい時間を過ごすことができました。また、同窓会では、自分たちの学年を担当してくださった先生方がなんと、全員参加してくださって、中学時代に戻ったような感覚で本当に有意義な時間を過ごすことができました。

 さて、本題に入りますが、今日は玉置先生が私たち4期生全員に貸してくださった本「教育の力」を読んで考えたことを書かせていただきます。

 私がこの本を読んで特に衝撃を受けたことはこの本の真を貫く‘教育とはなにか’という問いに対する答えです。

 私は今まで教育に関して様々なことを学び、少しですが実習にも行きましたが、自分の中でずっと明確にならないことがありました。まさにそれが教育、特に公教育は一体何のために施されるのか、という根本的な問いでした。当たり前のように今まで受けてきた教育は、自分のためになっており、今までの教育のおかげで今の自分がある、ということは重々承知なのですが、自分が教える側、教育を施す側になったとき、子どもたちにどんな力をつけさせたいか、どんな人間になってほしいか、という確固たる信念がなかなか見つかりませんでした。

 しかし、この本を読んでいくうちに少しずつですが自分の中で明確になってきました。本書の序盤に「公教育は各人の<自由>および社会における<自由の相互承認>の、<教養=力能>を通した実質化」という記述がありました。つまり、公教育はすべての子どもに自由に生きる力を育むことを保障するものであると同時に、社会に生きるお互いの自由を認め合い生きていくための力をつけるもの、ということです。教育は頭がよくなるためでも、将来知名度のある大学に入るためでも、良い企業に就職するためでもないのです。もちろん、人によってはそのような目標のために勉学に励んでいる人もいるかもしれませんが、公教育を施す側としては、子どもたちが将来自由に生きられるように、色々な選択肢の中から選ぶことのできる人生になるように、社会でのびのびと生きていけるように、その土台を作ってやるのが‘先生’の役割だなと感じました。

 まだまだこの本には深く考えさせられることがたくさん書かれており、自分自身、読みが足りないように感じていますので、繰り返し読んでいくなかで自分のものにしていきたいと思います。

 最後に、このような素晴らしい本を貸していただいた玉置先生に感謝の念を表し、終わりたいと思います。ありがとうございました。(安部)

「坪田耕三の算数授業のつくり方」(坪田耕三)から2(早川)

◯P37(坪田耕三プレミアム語録)より抜粋
・多様な思考を大切にすると、子どもにはお互いを「認め合う力」がつく。先生に必要な力は、なかなかいいねと「受け止める力」
・学校は協同的な学習の場。一緒に学ぶこと、家ではできない学びの方法、おもしろさを身につける場所が学校。大勢の子が知恵を出し合って学ぶという体験が大事。
・価値の共有は、よいと思ったことをお互いに「伝え合う」こと


●以上の「授業で大切にしたい3つのこと」は、よい授業を考える上で必要不可欠なことである。少人数指導で手厚い指導を行うのも大事だが、みんなが集まる学校だからこそできる学びを提供することが大事だと考える。

「教室をいきいきと1」(村はま著)から(丹羽)

◯67ページに次の記述がある。
「分かっているなら言えるでしょう、言えないのはわかっていないからです。」これは道理に合わないと思います。わかっていることがそのとおり口に出せる、または書けるとかいうのは容易ならぬことで、非常にすぐれた別の力が必要です。わかる力と表す力とは別のものなのです。」

●このことから教師目線で物事をいうのではなく、子どもの考えている事情や子どもの世界を大切にし、一人一人の子どもに対して敬意を持って接する重要性が読み取れる。教師が何気なく発してしまいがちな言葉に気をつける必要があると考える。教師はわかる力と表す力のどちらの力をも育てなくてはいけないのだと感じた。(丹羽)

【20171119進行】第1回人間共育道場

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 14時に「誠道塾小牧本部」に着。椅子などを並べて準備。

 15時から16時30分まで、第1回人間共育道場開催。写真のようにたくさんの方に集まっていただけた。僕は副道場主として、ゲストにインタビューをしながら、ゲストの人となりを引き出す役目。第1回目のゲストは、関西大学社会安全学部の城下英行先生。

 珠玉の言葉が次から次へ出てくる。その中からグループの話し合いにつながるように「学びの原動力」「人生、フルスイングしたい」を強調。

 4人のグループになって、この二つの言葉をテーマに話し合い。そして発表から学び合い。最後は、城下先生に「フルスイングということは、ホームランを打ちなさいと言っておられるわけではないですよ」と投げかけて、会の締めのお話をしていただく。

 こうした会が小牧中元PTAのOG・OBで立ち上げることができたこと、そして、どの方も普段考えることがないことを考えていただき、交流ができたことがなりより嬉しい。また、長年のつきあいの城下先生の懐の深さに感服。

 参加したゼミ生の白井さん岡田さん山下さんの学び記録はすでにアップ。

 3人と喫茶店で会の振り返り、そして教育実習の話を聞く。良い実習だったようで、このことも嬉しい。ちょっとした言葉だけで、1年先輩なのだと感じられる白井さんも頼もしい。

※三楽の仕事日記より(加筆あり)


「教育の力」を読んで(山田)

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 はじめまして!玉置ゼミ4期生の山田志摩です。私の名前は伊勢志摩の志摩と全く同じ字なのですが、まだ1度も志摩に行ったことはありません。(笑)大学在学中に行きたいなぁ〜と思っています。私は学校心理専修の国語専攻として勉強しています。専攻している割に専門的なことはぜんぜんわからないけど、人の話を聞くことはとっても好きなのでみなさんのお話もたくさん聞きたいです。好きなことは旅行に行って美味しいものをたべたり、たくさん歩いて散策することです。これからよろしくお願いします!
わたしは第2章の「学びの個別化」の中の「反転授業」について書きたいと思います。

 わたしが反転授業という言葉を聞いたのはこの「教育の力」で2回目です。反転授業という言葉を知ったのはつい最近、学習行動科学という心理学系の授業で取り扱われていたのがきっかけでした。後期のその授業の提出課題が反転授業についてのレポートということもあり、この本でもついつい目にとまってしまったようです。

 反転授業とは簡単に言えば通常の授業の予習復習を反転させたスタイルで、家で予習をし、学校でみんなと共に復習をするというものです。わたしは小さい頃からテスト1週間くらい前から勉強するというなまけものだったので、家で授業並みに予習をするなんて子供にとって負担だろう、とか、やってこない子がいたら授業が成り立たない、とかマイナスな面が多く見えていました。しかし、表面的な方法論ではなく、もっと大切なことが反転授業の根底にはあるのだと知りました。それは、学びの「個別化」と「協同化」の融合が反転授業ではまさに行われているということです。まずは個人で勉強をすることで学習内容と共に「学ぶ力」を自ら育むことができるという利点があります。そこに協同化の要素を加えることで、個別の学習で行き詰まってしまった所の学び合いができぐんと理解が深まるのです。

 反転授業の注目と広がりは勢いを見せており、導入された小中学校も増えてきています。まだまだ問題点や改善点はありますが、学びの個別化や協同化を大きく推進するきっかけとなるはずだと苫野さんもおっしゃっています。私たちが数年後晴れて教師となり、定年まで続けるとすると約40年、この先の教師人生で反転授業をする機会に巡り合う可能性は高いのではないでしょうか。教育が推進し、変わっていく様子を1番近くで目の当たりにするのだと思うと少し不思議な気持ちがしますが、子ども達の生の反応を見ながら、新しい試みに自分自身も試行錯誤していくのだなと思うとわくわくします。(山田)

「教育の力」を読んで(加藤奨基)

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 はじめまして!4期の加藤奨基です。出身は愛知県春日井市で、好きな食べ物は焼肉です。各務原のイオンにあるレザーのお店でアルバイトをしています。丑年なので、何かと牛に縁がありますね。

 年末に、4期生からの「玉置ゼミ伝統本」として「教育の力」という本を玉置先生にいただきました。この本は今の教育について教育哲学者の苫野さんが語った本で、昔の教育についてはいくつかの授業で学んだけど、現代教育って具体的にどんなものなのだろうとふんわりと疑問に思っていた自分にはとてもタイムリーな本でした。今回はその感想となります。

 第一に思った事は「難しい!!」でした。自分にとって初めての教育書で、それなりに気合を入れて読みましたが未だにピンとこない部分もあります。その中でも特になるほどと感じた部分がありました。

 【学力の本質とは、必要な時に必要な知識・情報を的確に「学び取り」、それをもって自らの課題に立ち向かっていける「力」のことである。そしてこのような「学ぶ力」の育成が求められている。】

 長いので要約ですがこの部分を読んだとき嬉しく思いました。なぜかというと、自分は教師を志すようになってから「自分で考えて自分で行動する」ということを教育できたらいいなと思っていたからです。(自分も、今でもまだまだですが。)たどり着くまでの過程は全然分からないけれど、ゴールだけは合っていたような気がしてとても嬉しかったです。

 このように、今は知識も経験も全然足りていなくてとても難しく感じた本でしたが、二年後また読んだ時にたくさんの部分になるほどと思えるように、この玉置ゼミでしっかりと教師としての素養を身に付けたいと思います。また、このような本を貸していただき、ありがとうございました。(加藤)

東海市立三ツ池小学校での参観から学んだこと(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日東海市立三ツ池小学校での道徳授業に参観させていただきました。そこから学んだことを3つ書かせていただきます。

 まず1つ目は「道徳は想像する教科である」ということです。これは私自身が教育実習を通して反省したことでもあるのですが、どうしても資料から離れられなくて、国語の読み取りのような授業になってしまうと、国語ができる子で進んでいく授業になってしまうため、道徳では自分と重ね合わせたり、主人公の気持ちを想像して子どもたちの心にいっぱい汗を掻かせることが大切だと学びました。

 2つ目は玉置先生の道徳を見て毎回感じるのですが、「リズムと間」を大切にされていることです。初めの導入部分で資料から想像できることを挙手させて言わせるのではなく、順番に当ててリズムよく授業を進められていました。こうすることによって全員参加の授業、子どもたちにとっては「全員が当たるんだ」という覚悟をつけさせることができます。また、答えられなかった子どものフォローも決して忘れてはいけません。答えられなかったり、戸惑ってしまった子には最後にもう一回聞いたり、確認したりします。こうすることで子どもは置いていかれてるという気持ちがなくなるとともに、周りの子どもたちも「先生は分からなくても待ってくれる、もう一回聞いてくれる」という安心感に繋がるのだと感じました。教師は一挙手一投足が大切なのだと学びました。

 3つ目は「わからず屋になる」ということです。これは揺さぶり発問の時に抜群の効果を発揮します。あえて子どもたちに強めに揺さぶり、教師が分からないフリをすることで子どもは深く考えるようになったり、教師に自分の考えを伝えようとします。玉置先生は子ども一人一人の反応や表情を見逃さず、どんどん意図的指名をされていました。子どもが言っていることを教師の言葉でまとめるばかりではなく、深く考えさせるためにあえて物分かりの悪い教師を演じることの重要性を学びました。

 授業の最後はエレベータートークを使って思ったことや今後大事にしていきたいことを話すことで話す練習になるだけでなく、子ども自身で1時間の授業をまとめていると実感させることに繋がると感じました。

 今回は初めて1人での参加でとても不安でしたが、三ツ池小学校の先生方が温かく迎え入れて下さり充実した時間を過ごさせていただきました。玉置先生も素敵な道徳の授業をありがとうございました。(丹羽)

「教育の力」を読んで(加藤諒)

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。写真は成人式のものです。小学校以来会っていなかった友達もおり、とても楽しい時間を過ごすことができました。思い出話は絶えることなく、やはり幼馴染や小学校の友達は大切にするべきだなと思いました。

 では、本題に入ります。私が「教育の力」を読んで感じたことは、教育の目的の大切さです。そこで、教育の目的、そのためにどうするのかに焦点を当てて書きたいと思います。

 今は日々の技術革新などによって移り行く時代であり教育も時代に合わせて移り行くものであると私は考えます。だからこそ公教育が一つの目標を掲げ、「今、どんな力を育てるべきなのか」ということと向き合って行くべきだと考えます。

 著者は今育てる力は自由の相互承認の土台となる生きるための力だと述べ、そのためにはどうあるべきかということを述べています。著者が述べている自由の相互承認とはお互いがどれだけ自由に生きられるかを妥協し合うということであり、私はそのために必要な力は、「自ら考える力」に加え「我慢する力」であると考えます。

 そして、個別化教育による自主的な学びにより「自ら考える力」は養われるのではないかと考えます。自ら学びたいと思うことはよく考えるし、新たな学習意欲を呼び起こします。そして自分の目標を見つけ、何をしたらそれを達成できるかということを考えるようになると私は考えます。一方、「我慢する力」はある程度の制限された環境が必要です。

 この力は集団の中でしか養われないものであり、その点でも協同化が必要であると考えます。よって本の中にも述べられているように個別化と協同化を同時に進めて行くことが大切であると考えます。

 この本を読んで自分の考えの狭さを知ると同時に、広く考えることの大切さを知りました。自分はまだまだ勉強不足で学び続けて行くことが必要だと思います。生徒を指導し、成長させるのが教師なのではなく、生徒とともに教師も学び成長していくのが教師だと思いました。そして、日々移り行く時代や社会から求められているのは広い視野や柔軟性を持った教師なのではないのではないか、と思いました。(加藤諒)

「教育の力」を読んで(鏡味)

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 こんにちは!4期生の鏡味春佳です。教育学部、社会専修です。出身は愛知県大府市で、毎日1時間30分かけて大学まで通っています。最近は、お風呂にゆっくり入ることが好きで、音楽を聴いたりしてお風呂を楽しんでいます。


 「教育の力」を読んで私は、「学びの個別化」に焦点を当てて書きたいと思います。

 本書は、現代の教育に学びの個別化を取り入れていくことが大切であると書かれていました。それは子ども達の興味・関心や育ってきた環境が違うので、学ぶスピードや学び方、持っている能力が違うからです。私も今の一斉授業に加えて個別化を行うことは大切であると思いました。

 しかし、現代個別化を取り入れることはかなり難しいのではないかと思いました。ドルトン・プランのように教師と生徒が個別で学習の年間計画を立てることは教師にとってかなりの負担になるのではないかと思います。また、個別化を充実させるために必要であるタブレットを一人一つ持つことは実現できる市町村もあるかもしれませんが、かなりコストがかかると思います。

 この章を読んだ時に、「宿題」から「学びの個別化」を取り入れたらどうかと思いました。子ども達の興味・関心はそれぞれ違い、学ぶスピードも違うのであれば、全員が先生に課された同じ宿題をやるのではなく、自分の理解したいところ、苦手なところをやれるようにしたらいいのではないかと思いました。しかし、実際この「宿題」を教育のなかでどのように実現できるのかは私の知識だけでは分かりません。
 
 このような疑問や教育の問題をこれからゼミでたくさん学んでいきたいです。学び続ける生徒を育てることが大切であるとともに、教師も学び続けていかなければいけません。教師が夢である大学生の私にとって必要なことは、玉置先生のゼミで多くのことを学ぶこと、実際の現場に行き多くのことを見てくることだと思います。これから一生懸命頑張ります。(鏡味)

「教育の力」を読んで(中澤)

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 この本を読んで大きく、『文章の組み立て』と『教育の捉え方』に私は意見を持った。

 まず、文章の組み立てについて記す。私はこの本を読み終わったときに、文章の組み立てが美しいと感じた。各章ごとに、課題提示・提示した理由・課題に対する筆者の簡潔な結論・結論の説明と起承転結がはっきりと記されていた。また、章と章の繋ぎに関して、『はじめに』や本文の中で、各章で何をどの順番で論じていくのかを示していた。そのため私は、混乱することなく内容を追うことができた。組み立てについて参考にしていきたい。

 次に、教育の捉え方について記す。この本では教育を、『全ての子どもに自由の相互承認の感度を育み、自由になるための教養を育むこと』と捉え、学力とは、常に学んでいく力と捉えていた。私は、これらの概念は、子どもが生涯明るく生きていくことは勿論、1日1日を他者も自分も無意識に気持ちよく生活できるような人格の形成を念頭に置いていると考えた。この本に書かれたことは繰り返し読む必要があると私は感じた。(中澤)
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