3期生ゼミ合宿を終えて(早川・静谷・菱川)

画像1
3期生玉置ゼミ合宿を終えて(早川・静谷・菱川)

 こんにちは。3期生の早川です。
 このゼミ合宿は「卒論の着手」「面接練習」の2つを大きなテーマとして取り組みました。特に2日目に行った面接練習が私にとって大変大きな課題となりました。思い描いている理想の教師像、どのような学級を作りたいのかなど、自分自身のことを答えるだけのはずなのに全くできなくなってしまうことに恐怖を感じました。周りは玉置ゼミの先生・先輩方や、仲間達しかいないはずなのに、緊張で笑顔のひとつさえ出来なくなってしまうことにも怖さを感じました。

 しかし、怖さをただ実感する面接練習だったわけではありません。同じ質問を繰り返しされるなかで、自分の中での考えがまとまっていくことも実感することが出来ました。自分の考えがまとまっていると、あとはそれを相手に伝わるように必死になるだけなので心にも少し余裕が生まれました。面接練習の後半ではその安心感を少しだけ味わうことができました。これから教採までに何度面接練習をしていくかわかりませんが、友達の回答を聞きながらお互いに磨き合っていけたら良いなと思います。

 また、玉置ゼミ3期生全員が無事に卒論の大まかな流れを決めることができ、ホッとしています。卒論を書くための本からの学びも、教採の勉強と並行して頑張っていきたいと思います。

 12月23・24日の年末のお忙しい時期の中、玉置先生、酒井先生、2期生の先輩方、本当にありがとうございました。(早川)


こんにちは。3期生の静谷です。
12月23.24日に3期生玉置ゼミ合宿がありました。
今回は、そこでの感想と学びについて書いていきます。

まず、感想です。率直にいうと、このままではまずいと感じました。なにがまずいかというと自分の心の弱さです。今回のゼミ合宿で初めて面接練習をしました。その際、私はまったく思う通りの回答をすることができませんでした。私はここで、「自分自身の教員になりたいという気持ちはこんなものなのか。」と、自分を見つめなおしました。教採まで約半年です。ここで変わらなければ取り返しのつかないことになります。まずは、気持ちを強く持つことが大切であると感じました。

次に、学びです。学んだことはやはり、仲間の存在は、とても大きいということです。玉置先生も常々「教採は団体戦だ」と、おっしゃっていました。正にその通りです。先ほどの感想で述べたことも、教採に対する強い気持ちを持った仲間がいたから気づけたことです。また、共に面接回答を考えたり、教採勉強を行ったりすると、とても刺激になります。同じ目標を持ち、切磋琢磨し合う仲間がいることは、本当に大きいことだと改めて学びました。

最後に、面接指導をして頂いた酒井先生、斎藤さん。卒論の目次作成に手伝って頂いた玉置ゼミ2期生の方々。そして2日間、御教授して頂いた玉置先生。本当にありがとうございました。(静谷)

メリークリスマス!3期生の菱川です。さて3期生ゼミ合宿が終わりました。初日は朝から買い出しやらお昼ご飯決めやらでバタバタしてました。そしてようやく合宿スタートです笑
まずは玉置先生と面談して卒論のテーマについて決めていきました。男3人で玉置先生と面談してよく話し合い無事に決まりました。
そして夜はご飯を食べて宴会になりました。宴会ではお酒を飲みながらゲームをしたり、ケーキを食べたり、プレゼント交換をしたりと楽しいことだらけでした。
中でもケーキは自分が作ったケーキです笑よく作るのでまたみんなと食べたいですね!

さて二日目は酒井先生とともに面接指導から始まりました。前もって文章を考えてきたのに言葉がつまってしっかりと面接練習の時言えない時がなんだもありました。まだまだ面接について考えきれてない所があります。しっかり考えて約半年後の試験に備えていきたいです。
お昼休憩を挟み次は卒論の全体の構想を決めていきました。応援に来てくれた先輩たちや3期生の同期たちに助けられてやっと決めることができました。僕が3期生の中で1番遅く決まりました。僕は卒論でざっくり言うと子どもに対しての言葉かけについてやります。卒論で自分で学び得たことを周りにも伝えてみんなで良い教師になっていきたいです。

さて今回は本当に濃い二日間となりました。すごく楽しかったし、なりよりもゼミメンバーの信頼がすごく増えたと思います。この9人でこれから先も突っ走りたいです!
酒井先生本日はありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。そしてかけつけてくれた先輩方ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。玉置先生もまだまだ迷惑かけると思いますがよろしくお願いします。
ではみなさん良いお年を!(菱川)

「わかる授業の指導案80 先行学習で習得から活用へ」を読んで(寺坂)

画像1
 こんにちは。2期生寺坂です。お正月いかがお過ごしでしょうか?

 今週の土曜日のセミナーに来ていただける、鏑木良夫先生の「わかる授業の指導案80 先行学習で習得から活用へ」を読んでの学びをまとめます。

 鏑木先生というと「先行学習」。どの本を見ても、先行学習についての話がありました。教採の勉強で言葉とざっくりとした内容は知っていましたが、先行学習をもとにした指導案を見ることができ、新たな形態を学ぶことができました。今までやってきたり見てきたものは、授業の終わりで到達させたい考えについて、疑問を持たせるというものでしたが、先行学習では導入でその時間のまとめに近いものを、板書します。そして、なぜそうなるの?という点から授業を進めます。指導案を見たとき、こんな疑問の持たせ方があるのかと背筋がゾッとしました。

 子供からしても、ヘタな導入よりも今日の1時間は何を、学ぶのか明確になるため分かりやすいのかなと思います。道筋がはっきりしてます。

 また、鏑木先生は「授業ルールスタンダード」というものを8点提案しています。その中の、「4 席を立つ自由を与え自由闊達な雰囲気を作る」 「5 わからない時は、わかる人のノートを覗かせる」というものが、印象に残っています。私の理想は、「分からないからはじまる学び」です。分からないから、分かりたい。そのためには、学習の仕方の自由を与えなければならないとは思っていましたが、改めてこの理想を実現させていきたいと思います。

 土曜日のセミナーでは、もっと多くのことを学びたいと思います。(寺坂)

※追記 隅々までゆっくり目を通していると「先行学習は、分かっている子にわからないふりをさせないですむ」と書いてありました。逆も言えて、分からない子にも分かるふりをさせないで済むのかなと思いました。学級みんなが同じ土俵に立てる学習について話が聞けるのが楽しみです。

3期生ゼミ合宿を終えて(松田、山下、嶋藤)

画像1
 こんにちは。3期生の松田、山下、嶋藤です。今回は3期生ゼミ合宿に行ったときの記事を書きたいと思います。

 ゼミ合宿では教職教養の問題を解いたり、面接練習をして頂いたり、卒論の目次を作成するなど盛りだくさんの2日間でした。教職教養の問題を解く前に「学習指導要領改訂の方向性(案)」というプリントについて玉置先生に解説して頂きました。このプリントは授業やセミナーなどで何度も見てきたプリントであったのですが、いざ何を言っているのか説明して下さいと言われると難しいと感じました。何度も読んではいるけれど相手に分かるように話すまでの理解はしていないということを実感しました。同じように、面接練習をして頂いた際にも頭で考えていることを端的に話すことはとても難しいと感じました。話す以前に、質問に対しての明確な答えを自分の中で持てていないことを痛感したので、面接ノートや酒井先生に頂いた質問のプリントを活用してまずは明確な答えを持つことをしたいと思います。

 この2日間でゼミのみんなとたくさん話すことができました。これから試験に向けて良い刺激をもらえる仲間であると感じました。また、玉置先生や酒井先生、斎藤さん、2期生の先輩方にも大変お世話になり、このような出会いを大切にしていきたいと思いました。ありがとうございました。(松田)

 二日間の中で教職教養の過去問、面接練習、卒論の目次作りなどに取り組み教員採用試験に向けていよいよ動き出したなという感じでした。一番今後のためになると思ったのは面接練習です。酒井先生や斉藤さん、二期生の先輩方も来てくださって指導してくださいました。初めは緊張して話す内容を忘れてしまい思い出すように話していたけれど、回数を重ねるうちに自分の思っていることがスラスラと出てくるようになりました。言葉に詰まると笑って誤魔化そうとしてしまったり一文が長くなるという指摘していただき話し方の癖に気づくことができました。また教員採用試験に向けての勉強以外でもたくさん収穫がありました。お揃いのTシャツを着たりいろいろな話をしたりして3期生との仲も深めることができました。「教員採用試験は団体戦」と玉置先生がよくおっしゃられていますが切磋琢磨し団結して合格を目指す仲間なんだと再認識しみんなで一緒に頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。(山下)

 この合宿でやったことは松田さんと山下さんが説明してくれていると思うので、説明は省きます。

 私が合宿で一番力になったと思うことは面接練習です。酒井先生、斎藤さん、2期生の先輩方に来ていただき、初めての面接練習を行いました。いざやってみると自分がいかに言いたいことがまとまっていないかや自分の教師像が確立していないことに気づきました。そんな状態では太刀打ちできないなと感じました。これからは教員採用試験に向けて勉強だけでなく、自分の教師像をしっかりと確立していかなければならないと思いました。面接でご指摘をいただいたところをこれからしっかりと直していきたいと思います。山下さんも書いていますが、3期生のみんな、大学の友達で力を合わせて団体戦で試験に臨んでいかなければならないと感じました。合宿で3期生の仲が以前より深まったのでみんなでがんばりたいと思います。また、卒論のテーマも決まったので、自分の研究したいことについても少しずつ動いていきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)

12月14日教育と笑いの会in浅井中学校に参加して(嶋藤・山下・菱川・松田)

画像1
 12月14日に行われた「教育と笑いの会in浅井中学校」に参加して得た学びを3期生嶋藤・山下・菱川・松田でまとめます。

 今回私は、教育と笑いの会in浅井中学校に参加してきました。この会は、学校の先生はもちろんのこと、保護者の方々も参加して教育コンサルタントの大西貞憲さんのお話を聞いたり、玉置先生の新学習指導要領の説明を聞いたり、教育漫才を見たり、教育落語を見たりしました。保護者の方々でも分かるような内容だったので、とても面白かったです。浅井中学校の教員とPTAのコラボ劇団での『利他共生』コントでは、どの家庭でも問題となっているスマホについての劇で、とても共感するものでした。こうやって、教員とPTAが一緒になって何かをすることができるというのは素晴らしいことだと感じました。また、教育落語での愛狂亭三楽(玉置先生)の話はとても面白く、さすがだなと思いました(笑)あんな風に私も話せたらいいなと思うばかりです。せっかく玉置ゼミに入っているので、玉置先生の話し方を盗んで行こうと思います(笑)とても楽しい会でした。ありがとうございました。(嶋藤)
~~~~~~
 今回は前回に引き続き教育と笑いの会に参加させていただきました。
大西先生は授業を見て一部の交流していない生徒たちについては勉強ができる子は話す必要がなくなってしまうので分かった人?と聞くのではなく何話してたの?と質問の言葉を工夫すると交流が活発になるのではないかとお話してくださいました。
新学習指導要領に書かれている主体的・対話的で深い学びにするためにもの分かりの悪い教師を演じ、子ども同士の会話で考えを深めていく授業をしたいと思いました。(山下)
~~~~~~
 今回、浅井中学校で開催された教育と笑いの会に出席させていただきました。今回びっくりしたのがPTAと職員のコラボ劇があったことです。地域の方と繋がりをきちんともっている証拠だなと見て感じ取れました。自分がというわけにはいきませんが教師一人一人が地域連携を意識できるような働きかけを将来していきたいです。
そして笑いの会では前回と同じくたくさん笑わせていただきました。
教育と笑いをかけて会を開くことのすごさをまた感じることができてよかったです。
またぜひ参加させていただきたいです。ありがとうございました。(菱川)
~~~~~~
 私は初めて教育と笑いの会に参加させて頂きました。終わった今はたくさん笑ったなという気持ちです。この会の中で「ロボット」という話が何度も出されました。今人間が行っている様々なことはそのうちロボットによって行われる時代が来る、そのような時代を生きていく子どもを育てるというお話がありました。身近なロボットというとスマホなのではないかと思います。そのスマホをめぐる家庭での問題についての劇が浅井中学校の先生とPTAの方々によって行われました。今は中学生が当たり前のようにスマホを持つ世の中で、実習先の多くの生徒も持っていると言っていました。スマホにより便利になることが増えましたが、同時に使い方を間違えると人を傷つけてしまったり、傷つけられてしまったりという危険があるということを、劇を見て感じました。劇にあったように、大人の見えない世界で子どもに起こる危険を予測して使用の約束をするということが大切であると思いました。
 教育漫才、教育落語など会場が笑いに包まれていました。私は隣に座っていた2期生の吉田さんの笑いにつられていつも以上に笑った気がします。近くに笑っている人がいるとつられて笑ってしまうことから、みんなで笑い合えるということは良いことだと感じました。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。(松田)

2期生の模擬授業ゼミに参加させていただいて (安部)

画像1
 昨日(12月19日)は先週に引き続き、2期生の先輩方の模擬授業ゼミに参加させていただきました。先週同様、さすがだなと思う授業展開、反省会でも多くのことを学ばさせていただきました。

 昨日の授業は、佐久間さんの社会(北方領土について)と古川さんの社会(戦争中の人々の生活について)の二本立てでした。

 お二人の授業で共通して素晴らしいなと私が思ったことは、“子どものことをとてもよく見ている”ということです。授業を始める前に、授業者の先輩には内緒で子どもの設定(よそ事をしている子や自分の意見をなかなか言えなかったり、言っても声が小さい子など)をするのですが、実際に授業の中で授業者の先輩はそれをすぐに見破ってしまうのです。そして、その子どもに合った対応を自然にすることができるのです。このことは前回の模擬授業の時にも授業者の先輩方が自然にできていてとても驚いたのですが、今回の授業者の先輩方もできていたので、やはり経験を積んできた先輩方は違うな、と改めて感じたことでした。

 ここからはそれぞれ授業について私が思ったことを書きたいと思います。

 まず、佐久間さんの北方領土の授業についてです。「なぜ北方領土に日本人は住んでいないのか」と課題設定し、北方領土が日本の領土であることを学ばさせるだけでなく、それを踏まえた上で、どうして日本人が1人も住んでいないのかを考えてさせるのがとても良いと思いました。こういった誰でも自然に疑問に思うようなことを課題にすることが子どもの本当の学びにつながるのではないかと感じました。
 
 しかし、課題を解決するための良い資料がなかなかないそうで、資料を使って課題解決するための発問になかなか苦戦し、私もこれだ!と思う発問を考えることができませんでした。

 次に、古川さんの戦争中の国民の生活についての授業です。導入で天気予報の話題を出し、天気予報は日本では、国民に知らされていなかったこと、そのことから国民はとても制限のある生活を強いられており、苦しい生活だったということに持っていく授業展開はとても納得のいくもので、子どもたちの学びも深まっていくだろうなと思いました。

 しかし、その天気が真珠湾か日本のどちらを提示したら良いのか、とても混乱する議論になりました。授業の内容的にはさらっといきたいところではあるのに、どちらの資料を提示するかでこんなにも深く考えなければならないことに驚きました。子どもの興味を引くために今までにはない資料を使ってみたり、より子どもの身近にあるものを取り上げるのはとても良い方法ではありますが、その後どのように授業の中身に持っていくか、よく考えなければいけないのだな、ととても勉強になりました。

 今回もとても貴重な体験をさせていただきました。玉置先生、2期生のみなさん、本当にありがとうございました。(安部)



12月19日2期生ゼミ記録〜佐久間君〜(寺坂)

画像1
 12月19日のゼミでの模擬授業の記録を書きます。

授業者:佐久間君
教科:社会科
単元:日本の国土の広がりと領土

○ 授業内容
地図帳の索引には、属する都道府県名が書いてあるが、択捉島には書いていない。そこから子どもの「どうして?」を引き出して北方領土への関心を持たせた。

そこから北方領土には、日本人がほとんど住んでいないことを教師が説明した。しかし、授業の頭に日本の北端は択捉島ということを確認しているため、なんで日本の領土なのに日本人住んでいないの?という疑問を持たせ課題を形成した。
課題「なぜ北方領土に日本人は住んでいないのだろうか」

課題の提示の後は、まず自分の中で想像させ、資料を渡した。

○ ゼミでの話し合い
・発問を重ねてしまっていた。
・声が小さい子への配慮がとても良い。近くへ寄り、しゃがんで話を聞いていた。また、教師ではなく前の席の子供に伝えさせたところも良かった。ゼミ生からは、黒板に書かせたらいいんじゃないか?ペアで話させて、相手の意見を発表させればいいんじゃないか?というアイデアも出た。
・発問が曖昧だった。資料を渡した後の発問は、「この資料から、読み取れるだけ読み取ってみよう」だった。数に重点を置いたように子供は感じてしまうので、シャープにしなければいけなかった。ゼミ生からは、日本とロシアの比較を考えさせればいいのではないか?という意見が出た。

と、たくさん書いたがとてもいい授業だったと思います。前での表情や、子供との対話の仕方、他の授業で何度が佐久間君の授業を見てきましたが上手になったなぁと思います。上から目線になっちゃってごめんね(笑)横浜でもめげずに頑張ってください。(寺坂)

12月19日2期生ゼミ記録〜古川さん〜(江口)

画像1
 12月19日の古川さんの小学校6年生における社会科の授業について、記録します。単元は、「戦争中の生活」です。

○ 授業の流れ
・前時の復習
太平洋戦争の資料の提示
・太平洋戦争の日の天気は何か
晴れ、曇り、雨で選ばせる
・天気は、なぜ国民に知らされなかった か予想する
・国民は、どのような生活を送っていた か予想する
・戦争中の生活を調べる

○ 課題の確認
戦争中、国民は、どのような生活をし
ていたのだろう。


○ ゼミでの話し合い
・天気を使った導入は、面白い
・太平洋戦争の写真から、提示すると真珠湾の天気を考えてしまう
・日本か、真珠湾かどちらの天気を考えたらいいかわからない
・課題までの繋がりがいい
・自然体で褒められている
・おしゃべりをしている人に上手く注意している
・「え!?」という、疑問を持てるような展開になっている


○ 授業力アドバイス
・太平洋戦争の写真を見せてから、日本の天気を聞くと、ただ教師が知りたいだけになる
・提示した資料を削除してもいい
・当時の新聞を探したり、自分で作成するなどして、なぜ天気図がないかを考える


 全員参加できる導入で、とてもいいと思った。また、発表をしたら褒めたり、意見交換をしたら、褒めたりと何度も褒めていることが印象的だった。ぜひ真似をしたい! (江口)

第1回学び続ける教師の会(1期生)

画像1
 1期生全員が集まった第1回学び続ける教師の会。それぞれが4月からの9ヶ月間を振り返り、語り合った時間になりました。以下、1期生12人の感想です。

 みんなと久しぶりに会っていろんな話を聞いて、同じように悩んでいたり、もっと大変な思いをしていたりと分かり、自分自身また三学期から、今まで以上に頑張らなきゃなという思いが湧いてきました。
 また、玉置先生と話せて、子どもと接する上でのヒントももらえて、楽しくて勉強になるとてもいい時間でした。
 やっぱり仲間がいるっていいなと実感できた、充実した半日でした。(中田啓)

 卒業式以来、1期生が12人全員揃い、みんなそれぞれに苦労していることがよく分かりました。そんな大変な話を聞いて、「自分は恵まれているな」「もっと頑張らないとな」と思うことができました。次にまたゼミ生で集まった時に良い報告ができるよう、上手くいったことや仲間の実践を、自分でも進めていきたいです。(佐藤)

 久しぶりに先生や仲間に会うことができて、とても嬉しかったです。仲間の話はどれも共感できるものばかりで、それに対する先生からのコメントにはどれも重みがあって、とても有意義な時間でした。このような「居場所」があることがとても心強く、それを作ってくださった玉置先生に改めて感謝しています。(牧野)

 久々のゼミ生との集まり。お互いの近況を聞き、苦労しているのは自分だけでない、みんなも頑張っているのだということが分かり、元気付けられました。
 また、ゼミの仲間たちの話す内容や姿から、心から子どものことが好きで大事にしていることが伝わり、素敵だなと感じました。
 同じ教員同士で話ができること、共有し合えることを幸せだと思った1日でした。次集まるのがとても楽しみです。(杉下)

 久しぶりにゼミ生と会って近況報告をし合い、「みんなそれぞれ悩みをもっているんだな」という感想をもちました。悩んでいることも、自分なりに解決方法を考え、周りの先生方に相談しながら、解決しているというゼミ生の話を聞き、とても良い刺激になりました。玉置先生やゼミ生の話の中には、とてもたくさんの実践例があったので、また3学期から、すぐに実践していきたいと思いました。来年の学び続ける教師の会も楽しみです。(堀江)

 みんなの近況報告、玉置先生のアドバイスを聞くことができた学び続ける教師の会は、とても有意義な時間でした。みんなの話を聞いて、上手くいかないのは私だけではないと少しほっとするとともに、しっかりと立ち向かっていこうと強く思いました。
 ずっと楽しみにしていた会に参加でき、玉置先生、1期生のみんなに会えて、元気をもらいました。教員生活は始まったばかりです。これからも成長し続けられるよう、多くのことを見て、聞いて、やってみて学んでいきたいと思います。(浦)

 みんなの日頃の取り組みや頑張ったことや苦労したことを聞いて、やる気につながりました。仲間が頑張っている話しは元気と意欲がもらえてとっても充実した時間となりました!(小川)

 今回学び続ける教師の会として久しぶりに1期生と玉置先生と楽しい時間を過ごすことができました。こうしてみんなと会って思うことは仲間がいるということの心強さです。4月からの9ヶ月間上手くいかないことも、大変なこともあったけれど、みんなも同じように頑張っているということを感じ、自分も頑張ろうという力になります。それは、これまで一緒に学んできた仲間だからこそ嬉しさも大変さも共有できるのだと思います。こうして卒業してからもゼミでの繋がりをもつことができていることは玉置先生をはじめ、ゼミのみんなのおかげだと思っています。これからも繋がり続けられる、刺激し合えるゼミでありたいと思いました。(渡部)

 みんなと久しぶりに会って、色んな学校での話を聞いて元気をもらいました。
 この9ヶ月結構つらくて、嫌になった時もありましたが、みんなも同じように色んなことに苦しんでいることが知れました。同じように苦しんでいる仲間がいることは、何だか心強く感じました。初任という同じ立場で相談でき、悩みを打ち明けられる玉置ゼミのみんなの存在はとても大きいです。
 これからも辛いことがたくさんあると思いますが、ゼミ生同士で支えあっていけたらと思います。(末松)

 第一回学び続ける教師の会は、なかなかいい。久しぶりに一期生全員が集まり、玉置先生からの有難いお話もあり、学生に戻った感じがした。
 みんなと情報交換をした。それぞれが忙しさの中に、やりがいを感じていた。みんなの頑張りを聞くと、自分も頑張らなくてはいけないなと思った。また一年後、みんなと会う時までに、もっともっと成長した自分であれるように、日々学び続けていきたい。(中田昂)

 玉置ゼミのみんなには、いつ会っても励みになるし、自分も頑張らなきゃ!と思わせてくれます。また、玉置先生とお話させていただく中で、実践してみたいことが生まれたので、さっそく3学期に行ってみようと思います。ありがとうございました。(大澤)


 みんなが書いているように、こうして全員が集まれたことがとても嬉しかったです。壁にぶつかりながらも進んできた9ヶ月間。一人一人が目の前の子どものことを考え続けた日々だったはずです。まだまだ教師生活は始まったばかりですが、こうして集まって1年を振り返り、また新しい1年に向けてスタートを切る。そんな会にしていけたらと感じました。
 学び続ける教師の会は、年々人数が増えていきます。来年は2期生とともに、教師生活を振り返って学んでいきます。数年後には何人が集まるのでしょうか。こうしたつながりがあることに感謝の気持ちを忘れず、1期生12人は3学期も邁進していきます!(松井)

【20171117講演】愛知県数学教育研究大会にて

画像1
 10時40分に家を出て、瀬戸市文化センターへ向かう。

 11月17日、瀬戸市文化センターに11時45分着。今日は「愛知県数学教育研究大会」で講演。かつて附属中で数学創りをともに楽しんだ八槇会長さんに1年前から依頼を受けていたもの。実に光栄なこと。

 1時間20分間の講演は「新学習指導要領を踏まえたこれからの算数・数学授業」。新たな話材を加えて、新学習指導要領のとらえ方、主体的・対話的で深い学び、そこから数学的な見方や考え方、その具現化のためのさまざまな手立て、最後は模擬授業という展開。

 330名ほどの参加がある大きな大会。会場が広く、ゆったりした椅子なので、皆さんに集中してもらうために必死(笑)。最後まで良い反応をいただき、持参した書籍のうち58冊が一気に売れる!ああ、嬉しい。

※三楽の仕事日記より

【20171114講演】京都市総合教育センター管理職研修

画像1
 16時15分大学を出て、16時58分、岐阜羽島から京都へ向けて新幹線乗車。京都から地下鉄、阪急を乗り継いで京都市総合教育センターへ。18時着。

 18時30分から1時間30分間の講演。このような時間なので、当然、任意参加。ところが140人ほどの方が参加されたとのこと。感激。演題は「子どもと向き合う時間の確保に向けた学校マネジメント」。時期が時期なので、新学習指導要領のとらえ方を30分間。あとの1時間を校務の情報化によりいかに時間を創り出し、学校改革を行ってきたかの実話を話しながら、マネジメントの際に根底におくべきことを伝えたつもり。私へ講演依頼をいただいた方を始め、センターの皆さんは拙著をよくお読みで、このことも感激。とても良い機会をいただけた。

 終了後、お声をかけていただいた新田先生らと一献。こちらも楽しく充実した時間。22時18分岐阜羽島に止まる最終新幹線に乗車。岐阜羽島駅隣接のホテルで泊。

※三楽の仕事日記より

第1回学び続ける教師の会と懇親会開催(玉置)

画像1
 1月6日、今日はずっと楽しみにしてきた「第1回学び続ける教師の会」とその懇親会。この会のメンバーは、玉置ゼミ卒業生。つまり毎年会員は自動的に増えてくる。定例会は少なくとも年1回。懇親会とセットでやろうという会。

 12時頃には会場を借りた「授業と学び研究所」に到着。15時まで一人仕事。連絡メールをしたり、届いた文書を見て意見を送ったり、数学本の原稿を書いたりと籠もった成果があった時間。

 15時ごろから、第1期ゼミ生12名が集合しての「学び続ける教師の会」開始。まずは僕の昨年末の怪我の話をして、12名がそれぞれ5分ほど、4月からの状況報告。いやあ、それぞれ苦難なことを抱えながら、よく頑張っているなあというのが正直な感想。職場の皆さんに可愛がられ、時として厳しい指導も受けていて(当たり前のこと)、まさに新任教師らしい9ヶ月。うまくいかない状況に対しての「悔しくて」という言葉も何人から聞くことができた。事実に真摯に向き合い、逃げずに対処していこうという気持ちも感じられた。

 「みんなもいろいろとあることがよくわかりました。私も・・・」という言葉が出た。この会を開催した目的の一つは、「自分だけではないよ」と知らせたかったこと。我がゼミ生ならそのまま立ち止まらず、何かしら次の手を打っている(成否は別物)はずで、それを互いに交流してほしいと願ってのこと。主催者(笑)としては良い会になったと思う。

 後半は、野口芳宏先生が30年前に書かれた書籍から、「実践埋没型になるな」の項を読み合って、時間を生み出す心構えや効率的な学級経営について黙読で学ぶ。僕から一言付け加え。

 次に和田裕枝先生と一緒に書き始めている原稿を読んでもらい、新任教師として、この頁構成についてどう思うかをヒアリング。なるほど!という意見ありで、さらにゼミ生に依頼。いつしか困っていることの発表会へ。僕は自分の若い頃を思い出して助言、そのうちにミニ講演(笑)。何をするにも「遊び感覚」を忘れずに子どもたちと向き合っていた日々を思い出す。明日からのヒントになったことを願うばかり。

 17時15分、大曽根駅から名古屋駅へ向かい、懇親会場へ。13名での懇親会。近くのゼミ生からさらに近況を聞きながら、つい大学の講義に反映させることはないかと考えてしまう自分(笑)。

 いずれにしても、こうして1期生全員が集まり、真面目に仕事交流ができたり、懇親会ができたりできることは凄いこと!来年は2期生も加わり、会員は22名になるはず。この1年、怪我に十分に気をつけて、元気で過ごそう(笑)。

 さっそく研究室HPのトップページ写真入れ替え。ここの写真は懇親会後に撮影。

※三楽の仕事日記より

帰省して(松田)

画像1
 あけましておめでとうございます。3期生の松田です。
 
 年末に実家に帰って、中学校のときの友達と忘年会をしました。社会福祉士を目指している友達、保健師を目指している友達、社会人3年目の友達の4人でした。
 
 4人とも進んだ道が異なり、それぞれ仕事の話や実習の様子を話したり、中学校のときの懐かしい話をしたりして盛り上がりました。
 
 
 中でも社会人の友達とは6年ぶりに会い、久しぶりに話をしました。この友達は中学生の頃は宿題を提出しなかったり様々な場面で先生から怒られていた子であったのですが、今はバリバリ仕事をしていて中学のときの姿からは想像できないくらい責任感のある人に変わっていて驚きました。本人も高校までの自分は思い出したくないくらいひどかったと言っていました。その友達が楽しく仕事をするために「人の悪いところではなく良いところを見るようにしている。」ということを言っていました。自分より年上の人と仕事をする中で、自分に良くしてくれる人もいるけれど中には悪口や理不尽なことを言ってくる人もいる、その中で楽しく働くには悪いところばかりを見ていてはいけないということを話してくれました。私はこれを聞いて実習のときに「良いところを見つけてほめてあげる。」という担任の先生が言っていたことと同じであると感じました。

 話は尽きず、気づいたら日付を越えていました。この忘年会は前日にいきなり決まったことであったのですが、1年の締めくくりになるとても楽しい時間になり良かったです。また、みんなそれぞれの場所で頑張っているので自分も頑張らなくてはと刺激をもらう時間にもなりました。


 帰省して、元気になった祖父母に会うことができたり、家族と初詣に行ったりと充実した時間を過ごすことができました。今年は自分の夢を叶えるための大切な年になるので気持ちを休みムードから切り替えていきたいです。本年もよろしくお願いします。(松田)

【20171113指導助言】尾張旭市立白鳳小学校

画像1
 午後は尾張旭市立白鳳小学校へ。5年生国語科授業。主題をどうとらえたらよいかに焦点を当てた挑戦的授業。研究授業なのだから、僕はこうした明確なねらいをもっての授業は大賛成。まさに経験は意図的に積んで整理することだ。僕も見えてきたことがある。主題づくりについてしっかり助言ができないのが申し訳ない。

 ゼミ生の牧野さんと参観振り返り。牧野さんは、予定を変更して現場の授業参観を多くした。学校への移動など大変だと思うが、それだけの価値がある時間となっていることは間違いない。国語専修生として今日の国語授業の試みはとても参考になったという。

※三楽の仕事日記より

【20171110講演】一宮市教職員組合第2回教育フォーラム2017

画像1
 18時から一宮市教職員組合第2回教育フォーラム2017で、1時間30分の講演。演題は「新学習指導要領を踏まえて教師力を高めよう」。新学習指導要領のとらえ方、主体的・対話的で深い学びを生み出す授業、私が考える深い学びの授業例という流れ。夕刻からの会なのに、230人ほども集まっていただいたとのこと。若い人も多いので、一生懸命エネルギー注入に努める。どのような感想をもっていただいただろうか。

 フォーラムに呼んでいただいたのは委員長の竹元先生。実は僕が附属中学校時代の教育実習生。とても優秀な学生だったことは覚えているが、終了時にいくつかの数学資料を渡して立派な数学教師になれよ!と伝えたことを竹元先生から聞き思い出す。嬉しいエピソード。

※三楽の仕事日記より

【20171109指導助言】岐阜市立藍川中学校

画像1
 13時20分、岐阜市立藍川中学校着。この学校は昨年度から学び合い授業をされている学校。昨年のゼミ生教育実習校の一つで訪問。その折に校長先生が、私が小牧で学び合いを経験していることを知っていただいたのが縁での指導訪問。

 14時5分から3年社会科授業参観。級友の発言に質問や反対意見がごく自然に出る、とても雰囲気が良い学級。先生も物腰柔らかで、生徒の発言をもとに学びを創っていこうという姿勢。見ていてとても温かい気持ちになる。

 研究協議会においては、一人一人の学びの様子をもとに、先生方も4人グループになって学び合っておられる。僕には30分の時間を与えていただいたので、小牧での経験、私が心掛けたこと、今日の授業で話題にしたい子どもの写真などを見せながら話す。

 校長室で、校長先生、研究主任、授業者にさらに助言。僕の話を恐縮するほど喜び、受け入れていただき感激。18時近くまで在校。

※三楽の仕事日記より

12月12日 2期生の模擬授業に参加して(嶋藤)

こんにちは。3期生の嶋藤です。12月12日2期生のゼミの模擬授業に参加させていただいたことについて記事に書きたいと思います。

今回の模擬授業の担当は石川さんと吉田さんでした。石川さんは社会で6年生の「巨大古墳と豪族」という単元で、吉田さんは道徳で2年生の「ともだちやもんな、ぼくら」という教材で授業をしていました。

石川さんの社会の授業で学んだことは、はじめの大仙古墳の写真提示で気づいたことを発表させるときに古墳と言わせなくても自由な発想を受け入れてあげることです。古墳という言葉はまだ知らない時なので既習したことなのかまだ習っていないことなのかしっかりと教材研究しておくことが大切だと感じました。

また、課題提示の前に「この墓は、仁徳家の墓か?それとも、仁徳天皇の墓か?」という質問をして、「実は仁徳天皇だけの墓なのです。」と資料を見て答えをさらっと言い、課題で「たった一人のためにどうして大きなお墓(大仙古墳)を作ったのだろう。」としてしまうと、仁徳家の墓と答えた子どもたちが納得いかなかったり、間違えることに関していけないことだと感じてしまったりするという意見が出ました。間違えてしまった子へのフォロー、間違えてもそういう考えができたことへの価値付けをしてあげることがとても大切だと感じました。

吉田さんの道徳では、まず範読の上手さに驚きました。そしてタイトルをあえて授業のはじめに書かずに、読んでいく中で「ともだちやもんな、ぼくら」という台詞が出てきた時に黒板に書くという方法をとっていて、タイトルが強調されてとてもよい方法だなと感じました。

また、黒板に絵を描いてどういう状況になっているかを確認していたところが、2年生に対する対応でとても勉強になりました。他にも紙芝居のようにしたり、ペープサートでやっていったりすることも対応としてよいという意見が出ていました。他には「どんなことがあって、どんな気持ちになったか?」という発問はとても難しかったと感じました。もっと考えやすい発問にすることが大切だと思いました。

社会も道徳もどういった授業にしたらよいのかということをゼミのみんなで話し合って高めていた2期生の先輩方を見て、とてもハイレベルだと感じました。来年は私も先輩方のようにハイレベルな話し合いができるように、もっと授業技術を身につけていきたいと思います。

最後に。突然2期生のゼミにお邪魔してしまい、申し訳ありませんでした!(笑)
とても為になる時間でした。先輩方のように高め合える3期生になっていきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)
画像1

12月12日2期生ゼミでの模擬授業を行って(吉田)

画像1
12月12日に行われたゼミにて模擬授業を行いました。その振り返りを記事にさせていただきます。
【教科・教材】
道徳:「ともだちだもんな、ぼくら」(信頼・友情) 小学校2年生

【今回の授業での目標】
・勉強会で多く見てきた「低学年道徳」を行うことで、自身の学びを生かし、課題を明確 化する。
・道徳がしっかりと行える先生なるための学びをできる教材研究と授業にする。
・玉置流道徳を行い、先生のもとで学んだ成果を私自身が感じ、次につなげる。

【良かった点】
導入)
玉置流の導入は短く行うこと、想像することに価値づける工夫を行えた。
範読)
子供がより想像しやすい話し方・表現を用いることができた。
教材名の提示)
事前に提示せず、後で「ともだちだもんな、ぼくら」と書くことで教材を通して友達について考える工夫を行えた。
○×法活用)
意見をはっきりとさせ、その後話し合い、価値づけてから全体交流という流れを活用ができた。(話し合う内容は良くなかった…)

【反省点・学び】
・低学年という実態の把握
 低学年で実習を行ったゼミ生から教えていただいたことです。私の今回の授業はしーんとした中で同じリズムで授業が展開しました。しかし、それでは子供たちは取り組めないと教えていただきました。「声に抑揚をつける」「ジェスチャーを入れて大きく見せる」「表情をつけて、授業を行う」といった工夫を取り入れることでより子供が参加しやすくなると助言をいただきました。いい学びができました。

・範読への考え方
 私は今回の範読時にイラストを出さずに進めていました。それでは低学年の子供にとって想像しにくい内容となってしまいます。イラストを提示しながら読むことなどをによってイメージしながら子供が聞け、内容をより理解して考えることができます。また、イラストを使うことによって話し合う内容の焦点化にもつながると教えていただきました。
範読を通して子供たちがこの物語に対して想像しながら、イメージを膨らませ、物語が子供の中で完成されるような時間を形成できるように今後はしていきたいです。

・発問がわかりにくい
 まず、「一時一示」の原則を行えていませんでした。私は一気に3つの指示を出し、子供たちが困惑してしまうことを行ってしまいました。また、その指示が明確ではありませんでした。「どんなことがあって、どんな気持ちになった」というのは2年生には厳しいです。
イラストを見せながら出来事を思い出す、このとき誰がどんな気持ちだったのかということを明確に、わかりやすく伝えていくことが必要でした。自身の言葉をより理解して使えるように鍛えていきたいです。

・子供に考えさせたいことのズレ
 今回の道徳では「葛藤」に子供が目を向ける時間がとられていませんでした。「悪いことをして逃げる」という部分を強調し、「だけど、かみなりおじいさんの家に戻った」という事実を確認し、「どうしてこんなに変化したんだろう」ということをしっかり考えてなければ、共感をしながら授業を行えず、深めな発問で学習を深めることができません。教材のどこでどんなことを考えるのか、どういう思考を子供が抱くのかということをより考え教材研究することの大切さを学びました。

・落書きをしている子供役への対応
 今回、牧野さんが「落書きを続ける子供」という名演技をしながら、授業を受けてくれました。その子への対応時に「叱る」ことしか思いつかず、授業の雰囲気を壊したくないと考え、適した対応を行えませんでした。様々な子供が学校にはいます。その子に則した対応をよりできるよう日々研究していこうと思います。


授業をやるからこそ、仲間がいるからこそ学べる有意義な時間でした。「板書」「書き順」「話し方」「授業構成」など課題は山積みですが、下を向いてる暇はありません。4月から先生として働く覚悟を持って、今後生活したいと思います。

最後になりましたが、授業をわざわざ見てくれた3期生の嶋藤さん、早川君・4期生の安部さん、本当にありがとうございました。また来てください。

12月12日(火)二期生ゼミ記録(岩田)

画像1
 こんにちは。二期生岩田です。二期生も全員が無事に卒論の一次提出を終えました。ほっとしたい時であると思いますが、本日は12月に入ってからの初めてのゼミでした。今日は授業者の石川君の記録をしたいと思います。


 石川君の授業は小学校6年生の社会科の授業でした。単元は「巨大古墳と豪族」で授業の最終的なねらいは、豪族の力の大きさについて考えることでした。導入から課題の提示までの約10分間の中での記録をします。


 1.具体的に想像できるような数値化をする。

 本日の授業の中で、古墳の大きさに気づくというシーンがありました。写真があり、視覚的に理解することができたので、おおまかな大きさの把握はできていましたが、教科書に表されていた、全長486m、高さ35m、横幅305mといったような数値を、子供たちにも分かるような身近な具体物に置き換えることでより実感がわくのではないかという意見が出ました。何階建てや、運動場何個分といったような、イメージしやすいもので表現することで、より一層授業に引き込まれるのではないかと感じました。

 2.○×法の効果的な活用法

 今回、石川君は大仙古墳が「一人のお墓だったのか。」「一族のお墓だったのか。」という発問において○×法を活用していました。指示が明確で、教師サイドが多くを語らなかったため、とても○×法が生きたと思います。結果として、○と×の割合も半分位に分かれ、子供たちの自然な意見が取り入れられていたような気がします。そこで、さらにプラスアルファとして、○×法を意図的指名に使うだけでなく、子供たち同士での共有法として活用できるということを学びました。○×をつけさせる→話し合わせる→何を話していたのか発表させる というような流れのある活用法があるということを知りました。


 3.子供に課題を作らせる

 これは、わたしも毎回自分の課題として上がるのですが、実際にとても難しいことであると思います。本日であれば、「たった一人のためにどうして大きなお墓を作ったのだろう。」というニュアンスの言葉を子供たちから出すことができればよかったのだと思いますが、なかなか難しいと感じました。子供たちから、子供たちの言葉で課題を作らせるためには、導入部分での授業への引き込み方によって、変化するのだと思いました。


 今回は、有田先生の本を読んで、授業を作ってきた石川君。社会科のプロ教師の技をまねて授業準備をしてきたこと、私も見習いたいと思いました。明るく、楽しく、社会科の授業を受けることができました。お疲れ様でした。(岩田)

あけましておめでとうございます。(嶋藤)

画像1
 あけましておめでとうございます。

 3期生の嶋藤です。2018年、今年は勝負の年です。人生の中でこれが最後の勝負の年かもしれません。

 私の人生の目標は「後悔しないように生きること」です。この目標は大学生になってからずっと自分の中での目標です。大学は本来、国公立に行きたかったのですが、自分の頑張りが足らず岐阜聖徳学園大学に通うことになりました。

 しかし、最終的に自分が目指しているのは教師になることだとその時思い、大学生活は悔いのないものにしようと思いました。今では、岐阜聖徳学園大学に通っていることに後悔はありません。玉置先生をはじめとする尊敬できる先生や、尊敬できる先輩方に巡り会えたからです。高い学費を払って応援してくれている親にも感謝の気持ちを持って、今年は全力で夢に向かって頑張って行きたいと思います。3期生のみんなで全力で突っ走っていきたいです!!

 写真はお父さん、お母さん、妹が私がゼミ合宿に行っている間に旅行に行った時に買ってきてくれたものです(笑)私の周りにはたくさんの仲間がいて、本当に幸せです。がんばります!(嶋藤)

12月11日津島市立南小学校の玉置先生の指導助言に参加して(牧野)

 12月11日津島市立南小学校の授業に参加しました。

 今回は6年生道徳。題材名「カーテンの向こう」の授業を見学させていただきました。
私が小学生のときの道徳でこの授業を受けたことがあり、衝撃的なお話だったので今でも心に残っていました。6年生の子ども達もとても良い姿勢でお話を聞いていました。道徳の授業教材は、それくらい人の心に響くもので、しっかりと伝えなければいけないと改めて感じました。

 この授業をきいて、私も「カーテンの向こう」の題材で授業がしたいと思いました。そこで、大学の講義で8分間の模擬授業に挑戦しました。ここでの反省で、「範読の際、主人公が悪者のように感じられた」という内容があがりました。確かに。範読に感情を込め、お話の様子を想像しやすいように工夫したつもりでした。しかし、主人公が悪者になると趣旨が、ずれているような気がします。範読は自分の考え通りにはいかないなと思い、玉置ゼミでの模擬授業の際に気をつけてみようと思います。

 お忙しい中授業見学の機会を与えてくださりありがとうございました。良い題材に出会うことができたので、自分なりにこの題材を研究してみたしと思います。(牧野)

※ 写真は校舎から見えた虹です。
画像1
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31