4期生ゼミ第2回(4月16日)安倍さんの発表まとめ(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!

 この間、4期生第2回ゼミがありました。毎回、仲間の模擬授業が新鮮で、学ぶことも、改めて考えさせられることも多く、わくわくしています。私は今回、安倍さんの模擬授業について書かせていただきます。

「はじめに子どもありき・教育実践の基本」著書:平野朝久さん

◯学ぶものの論理と学んだ者の論理
安倍さんは、子どもがものごとを理解するまでの道筋をグラフで提示しながら、誰かに何かを教えるときには、学ぶ者と学んだ者とでは課題解決にむけての経路が大きく異なることに注意する必要があることを話してくれました。また、子どもは学ぶのがゼロからのスタートであるので、教師は自分の知識の最短距離で子どもたちに指導するのではなく、子どもの思考に寄り添っていけるように心がけることが必要ではないかと話してくれました。

◯子どもと共につくる授業
「知識が豊富な先生かそんなに知識が豊富な先生どっちが良いか?」
この発問に対して、以下の意見がでました。
・知識豊富
→話が広がる、授業が深まる
・そんなに豊富でなくて良い
→親近感がもてる、教師が固定概念で一方的に話してしまう

 教師は、探求者でなければならず、子どもたちとともに授業をつくり、教師自身も子どもと一緒に考え成長していく必要があると安倍さんは話してくれました。

 これに対し、玉置先生は、「教師は自分が話したことを全てが全員に伝わると思うな。先生はおいしいところを我慢して、そこを子どもたちに発言させる、“ものわかりの悪い教師”になれ」ということを話してくださいました。

 子どもに寄り添い、子どもと共に授業をつくり、“ものわかりの悪い教師”になって子どもたちに「わかった!おもしろい!たのしい!」があふれる、そんな授業ができるようになりたいと思いました。(秋田)

4月16日第2回4期生ゼミ 12分間の発表を終えて(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、第2回のゼミにおいてドキドキの12分間の発表を終えました。

 私は平野朝久さんの本を読んで特に関心したことを2点に絞って発表させていただきました。たった12分間の発表なのにいざ準備をするとなると何をしたらよいかよく分からなくて、本は2回通り読んで読破したつもりでいたし、レポートも試行錯誤を繰り返し作ったのですが、授業風にそれを伝えようとするとどこか自信がなくて、前日からドキドキが止まりませんでした。

 実際に発表をしてみて、やはり前に立つと予想以上に緊張し、気持ちが高ぶってしまい、うまく言葉が出てこなくて、伝えたかったことの4割ぐらいしか伝えられなかったような気がします。今回の発表の反省点としては、

○ 話す要点が自分の頭の中でしっかり整理できていなかったこと
○ 自分が話すことに精一杯になってしまい、聞き手を意識できていなかったこと

が挙げられると思います。今回の自分の反省を踏まえ、また他のゼミ生の発表の良いところをこれからたくさん吸収して次の発表に生かしていきたいと思います。

 最後に、今回もとても勉強になるお話をしていただいた玉置先生、私の拙い発表を真剣に聞き、考えくれたゼミ生のみなさんに心から感謝をしたいと思います。ありがとうございました。(安部)

「学級づくりカレンダーをもとに創る わくわく算数授業」(志水廣 編著 和田裕枝 著)から6(嶋藤)

○ P63 4行目より
でも、よく見ると発言する子が限られています。教師が指示を出しても質問が出てきてしまいます。「34ページを開いてください」という教師の指示の後に、「先生、34ページでいいんだよね」「えっ、どこ開くの」という質問の声が出るのです。教師の指示に対する反応に時間差ができると授業は進みにくくなります。B学級をよく見てみると、次のような現象が起こっていました。

*下を向いていたり、違うページを開いていたりしても教師はそのまま授業を進めてしまっている。
*板書を「見る」、人の話を「聞く」、考えを「書く」という学習活動が全員同時にできていない。聞く時間に書いていたり、見る時間に書いていたりする。

 つまり、一斉への指示の徹底がなされていません。とても効率が悪いと言わざるを得ません。
〜略〜
 「見る」「聞く」「書く」が一斉にできるように時間を設定しましょう。
 見ながら考える、聞きながら考える、書きながら考えるは重要ですが、板書の内容を書きながら考えることは小学生には高い能力を必要とします。ですから、「書く」のではなく、「写す」作業をしているにすぎないことが多いのです。写している間、考える作業は中断されているととらえましょう。
 ですから、「今は、友達の考えをよく聞いて考えましょう」、「では、自分の考えを振り返って書いてみましょう」と時間設定して一斉授業ができる学級をめざしましょう。

●以上のことから
「見る」「聞く」「書く」が全員出来ているか教師が確認することで、授業に全員参加させることができると分かった。一つ一つ、「今は見る」「今は聞く」「今は書く」時間だということを子どもに伝えることが大切だと考える。

「菊池省三の学級づくり方程式」(菊池省三著)から5(松田)

○ P92 7行目
ディベートや話し合いの活動を通して、子どもたちは自分の意見をつくり、相手の意見と戦ったり、受け入れたりしていきます。これを繰り返しながら、やがて一つの方向性を見出していくのです。話し合い活動は、みんなで認め合う学級づくりの大きな核の一つになります。

● 以上の記述より、子どもがお互いを認め合うことができるようにするために話し合いが大きな役割を担っていることが分かる。話し合いは自分の意見を伝えるだけでなく、相手の意見を聞き相手を尊重する気持ちが必要であるため話し合いにより、相手を認めることができるようになると考える。(松田)

4期ゼミ!山田さんの発表記録(加藤 奨基)

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 こんにちは!4期生第二回目のゼミとなります。僕は山田さんの記録係をさせていただきました。

 みなさん、締め切りがまだまだ先だからとついついやるべき事を先延ばしにしてしまう事ってありませんか、ありますよね。山田さんの発表はこういった「先延ばし症候群」を軸に、どのように子どもへ関わるかについての発表でした。僕もよく先延ばしにしているので、この記事だけでも早めにあげたいと思います。


【本の題名】「いちばんやさしい教える技術」
【著者】向後 千春さん
【発表】
○「先延ばし症候群」には質問を
Q.「先延ばし症候群の小学生には、どのように声かけしてやるべき事をさせますか。」
この質問には、大まかに以下の2種類の意見に別れました。
・子どもに寄り添った声かけ
・子どもに静かに圧をかける声かけ
山田さんの学びでは、「先延ばし症候群の子どもには疑問形を用いて間接的に目標へ目を向けさせる」という事が効果的であると分かりました。

○お説教は最も効果のない教え方
やるべき事がやれない子どもを頭ごなしに叱る事や、なぜやらないといけないのかを正面から話す「お説教」は、子どもの反発心が生まれやすいため効果が薄いので、やるべき事をやったらこんなメリットがある!」と、対話の中で子ども自身に気づかせる事が大切であると分かりました。

【玉置先生から】
○板書について
〈導入や展開部などで子どもから意見を引き出した時、黒板に出た意見を書く。その意見をこれからの展開で使うのなら時間をかけて板書し、使わないのならメモ程度にする。〉


 山田さんの発表では、子どもの気づきを大切にしているように思います。確かに人に言われた事よりも自分で気が付いた事の方が心に残ります。子どもに指導する時は子ども自身で気づけるように指導したいと思います。また意見を板書する時、無意識に思いのほか細かく書いてしまっている事があると思います。 特に導入での興味を持たせる質問など、展開で使わないものは簡単に板書する事を心がけたいです。(加藤)

4月16日第2回4期生ゼミ 初めての模擬授業(山田)

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 こんにちは!4期生の山田志摩です。先週ゼミが始動してまだたった2回目のゼミだというのに何年目?というくらいのアットホーム感に驚いています(笑)ゼミ長の中澤くんも、最初は色々模索して悩んでいるようで心配していましたが、今ではとっても生き生きとしていて、いい味を出してくれています。

 さて、4月16日は第2回目のゼミでした。今回も3人が模擬授業の形で本の紹介をしました。今回、わたしも模擬授業をさせていただきました。大学に入って初めての模擬授業で、さらに前回の第1回目のみんなが上手すぎて、どきどきそわそわでした。

 緊張の中教卓の上に立って、まず最初に飛び込んで来たのが玉置先生と4期生のみんなの顔でした。その瞬間になんだか肩の力が抜けて、落ち着いて授業することができました。将来、教師として教卓に立った時もきっと同じで、クラスの児童・生徒との人間関係が良好で温かい雰囲気があれば、授業をする自分ももちろん、子どもたちも落ち着いて活発に発言できるのだなぁと身をもって実感した出来事でした。

 今回のわたしの反省点は3つです。
 1つ目は、時間内に2つの内容を話しきれなかったこと。2つ目はこれからの内容にあまり関係してこない意見なのに時間をとって全部板書してしまったこと。3つ目はみんなの方を見ながら上手く板書できなかったことです。授業内容をもっと練ったり、板書計画も少し考えることで次回改善したいなと思います。脱!先延ばし症候群です!(山田)

「学級づくりカレンダーをもとに創る わくわく算数授業」(志水廣 編著 和田裕枝 著)から5(嶋藤)

○ P60 22行目より
 「褒める」というのは、教師の価値観を子どもに示すことにもつながります。算数で言えば、式と答えを発表できる子だけに「すばらしいね」と教師が言うことは「式と答えを言える子だけが優秀で、先生から褒められる」と自然に子ども達に示していることになります。
 「答えは、まだだけど、〜したらできそう」と発表した子を教師が褒めれば、「結果だけでなく、今の自分の考えを発表しても、この学級では認めてもらえる」という安心感を広めることになります。
〜略〜
 あなたの褒める観点は正しいでしょうか。
 正しい評価の観点をもちましょう。
 また、子どもも教師を評価しています。子どもが自慢できる教師になりましょう。

● 以上のことから
 教師が褒める観点を間違えてしまえば、発言する子どもが少なくなってしまうかもしれないので、褒める観点を気を付けなければならない。自分の考えを発表できる子をしっかり褒め、そういう子を教師は認めていると子どもに分かってもらうことで、たくさんつぶやいたり発言したりする学級になると考える。

教室をいきいきと2 大村はま (丹羽)

◯ P82 11行目
どうしてもいっておきたいという注意がありましたら、ちょっと子どものノートの端に書いてやる程度にとどめ、声に出して注意したりして、教室の雰囲気を乱さない方がいいと思います。

● 以上のことから
教室の中には色んな子どもがいます。そのため、褒められずに注意されると落ち着きを失わせたり、諦めてしまう子が出てきてしまいます。ですからどんなことでも声に出して注意するのではなく、こっそりと伝え、教室の空気を作ることが大切であると学んだ。(丹羽)

「菊池省三の学級づくり方程式」(菊池省三著)から4(松田)

○ P71 2行目
簡単なことでも自分の意見をお互いに述べ合っていくことで、子どもたちは「自分も話し合いに参加した」と満足感を得ることができます。
 
● 以上の記述より、ペア、グループ、同じ立場同士、全体と話し合いを進めていくことで、お互いの意見を伝え合うことができるのはもちろん、全員参加の意識を子どもに持たせることができることが分かる。さらに、お互いの意見を交わすことで他人の意見を聞いて考えが変わったり、より考えを深めたりすることができる。教師がペアで話すのか、グループで話すのかということについて意図を持って指示することで、数人が参加する話し合いではなく、全員参加の話し合いにすることができると考える。(松田)

第1回4期生のゼミ(安藤さんの発表記録) (安部)

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 新学期も始まり、私たち3年生にとっては学生生活の山場となる、教育実習のある学年になりました。実習校の決定やオリエンテーションなどでバタバタしている中、いよいよ玉置ゼミ4期生も本格的に始まりました。

 第1回のゼミでは、私たち13人の中の3人がそれぞれ本を読んで12分の発表をし、さらにそのあとみんなで深めていく検討会を行いました。
私は3人の中でもトップバッターとして発表してくれた安藤さんの記録係として、この記事にその内容を残しておきたいと思います。

〈本の題名〉「白石範考の国語授業の作り方」
〈作者〉白石範考
〈発表〉
1,かかわり合いを大切にした言語活動
「自分が先生だったらどのように子どもの発言を拾いますか。」
・うなづきなど子どもの表情を見て指名
・Aくんの意見に対してBくんはどう考えるか
・どうして分かったのか、理由を聞く
・同じような意見でもほかの子どもに言わせる
・教師は特に何も言わない
2,学級づくりなくして国語の授業はない
「つぶやきやすい学級とは?」
・先生が1人1人の子どもをよく見ている。発言や日記など、色々な場面を通して
・規律やルールが習慣づいている
・先生が子どもの意見を否定しない
・先生が子どもの話をよく聞く

〈玉置先生の総評〉
 聞いている人の意見を決して否定せず、うなづきやなるほど!いう言葉によっていったん受け止める安藤さんの姿勢はとても素晴らしい。「なるほど」は“魔法の言葉”である。子どもの意見でもとりあえず受け入れることが大事。覚えておくように!!!
 板書に関して、出た意見を黒板に書いていく際に全ての意見を書く必要はない。同じならそれが分かるように印をつけておけばよく、全てを書かず、残しておきたいキーワードだけ拾って書いておけばいい。
 聞いている人に考える時間を与えるとき、与える時間をはっきり指示する。2、3分などという曖昧な表現はよくない。


 記録に関してはこのような感じです。初めてのゼミで、発表者1人目だった安藤さんでしたが、落ち着いて発表してくれて、聞いているこちらが多くのことを学ぶことができるくらいとても素晴らしいプレゼンでした。本当にお疲れ様でした。玉置先生も今日は4限までフルで授業をした後のゼミにもかかわらず、まだ何も分からない私たちゼミ生にとても熱心に向き合ってくださってありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。私もこれから発表があるので今日学んだことを生かし、他のゼミ生の学びが少しでも広がるように頑張りたいと思います!(安部)


4月13日(金)4期生ゼミ第1回の発表を終えて(安藤)

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 こんにちは。玉置ゼミ4期生の安藤優里です。初めてのゼミということでわくわくしながら講義室に向かいました。

 玉置先生もフルで講義をされた後なのにいいゼミをスタートしようとしてくださって、私も頑張ろうと思いました。

 今回は発表を終えて学んだこと・感じたことを記していきます。

 発表で先生に褒めていただいたことは相槌です。私はできるだけみんなの方を向いて頷くことを意識していました。自分の経験から意見を先生に拾ってもらえると嬉しいし、また発言しようという気持ちになると思ったからです。どんな意見も受け止めてもらえるという安心感を持ってもらい、たくさんの意見を引き出そうとしました。玉置先生曰く、「なるほどは魔法の言葉」だそうです。この言葉を心に留めて、これからも意識していきたいと思いました。

 逆に注意したいこととして指摘していただいたことは、板書の時間・文字数が長くならないように、キーワードで書く・重複意見は○や下線で反映させれば良いこと、またグループワークなどの時間指定は「2〜3分」ではなく2分なら「2分」と決めてそれ以上延ばさない、ということです。

 そして私自身でこれからの課題だと感じたことは、何を考えさせたいのか不明確で、発問や指示がざっくりしすぎていることです。原因は発問の意図や目的がしっかり定まっていないことや、何をさせたいのか具体的に伝えられていないところにあると思います。また、一方的に話すばかりではなく、「〜だと思いませんか?」など問いかけを入れたり対話的に話したりすることで聞き手を引きつけるようになりたいと思いました。

 同日に発表だった加藤君や中澤君からも学ぶことが多く、これからの発表も楽しみになりました。ありがとうございました。(安藤)

4期生ゼミ始動!加藤諒太くんの発表(4月13日)まとめ(山田)

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4期生の山田です。4月13日、私たち四期生にとってはじめてのゼミがありました。最初の3人が自分が読んだ本について模擬授業を行ってくれました。私は、その中でも加藤諒太くんの発表を記録したいと思います。諒太くんは佐藤正寿さんの『スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意』という本の中から2点取り上げて授業をしてくれました。

【発問・支持の技術で思考を促す】
「うまい授業とは?」
・つぶやきが多い
・発問が明確であり的確
・児童・生徒が楽しいと思う
という意見が出ました。その中でも”明確な発問”がキーワードだといいます。授業の中での子どもとのやりとり、児童・生徒たち同士の話し合いは、全て教師の発問が根本にあるといえます。教師が明確な発問をすることで、子どもたちは自分たちが何を答えればいいかわかり、発言も増えるので、活気のある楽しい授業にも近付くし、より深い学びになると言えそうです。

【発言力・発表力の指導のコツ】
授業は児童・生徒の言葉をつなぎ合わせて作られていくものです。だからこそ、授業中クラスの発言不足を感じるなら改善していかなければなりません。
「発言不足の原因は?」
・発問が難しい
・周りの反応(間違えたら冷やかされる)
・人前に出るのが恥ずかしい
児童・生徒の発言を促進するためには、教師の発問の上手さとクラスの認め合えるような暖かい雰囲気が重要だなと感じました。発言不足の原因を解決して行くことで、児童・生徒発言、またつぶやきの多い時間いっぱい学んで楽しめる授業になると言えそうです。

☆玉置先生の授業テクニック
【板書のコツ】
板書をするときは、意見を聞いてから反応をして書く。児童・生徒の方を向いている割合と黒板を見ている割合は7:3!(山田)

「菊池省三の学級づくり方程式」(菊池省三著)から3(松田)

○ P25 2行目
「ほめる」「ほめられる」ことをあまり経験しないまま、進級してくる子どもたちも少なくありません。ですから、まずは「ほめる」「ほめられる」心地よさを実感させたいと考えています。普段より背伸びしたような行為も、徐々に少なくなっていきます。なぜなら、必ずしもほめられたいがための行為がほめられる対象にはならないことに気づくからです。

● 以上の記述より
「ほめ言葉のシャワー」で始めはほめられたくていつもより良い行動をしようとする子どもがいるが、自分が意識していなかった部分を見つけてほめてくれる仲間がいることを理解することで、ありのままの自分でも受け入れてもらえているという気持ちを持つことができ、自己肯定感の高まりにつながるということが分かる。このような気持ちを持たせるためには、教師が子どものありのままの良い姿を見つけることや、クラスの子どもたちにその日にほめられる子どものことをよく観察するよう伝えることが必要であると考える。(松田)

「菊池省三の学級づくり方程式」(菊池省三著)から2(松田)

〇 P5 12行目
学級の空気は学級文化となり、子どもたちの人間性を築いていきます。温かい人間関係が成り立つ学級文化の中では、一人ひとりが自分らしさを発揮し他者を認め、より成長しようとお互い高め合っていきます。

● 以上の記述より
学級は子どもの人間性を築くのに重要な役割を果たしていることが分かる。子どもが自分らしさを発揮し他者を認めることができるようにするために、まずは教師が子どもを認め、価値づけることで子どもが自分らしさを見つけることができると考える。そのために、日頃から子どもの様子をよく観察し、良いところを見つけることを心掛けることが大切である。また、子どもが他者を認めることができるよう、「みんなに認めてもらえている」という気持ちを一人ひとりに持たせることが必要である。(松田)

【20180110講演】教育ICTフォーラム in 函館

 ホテルから雪の歩道を金森ホールへ向かう。昨年の今頃、転倒骨折して手術までしたことを思い出し、用心しての移動。もともとは倉庫だったホールだが、金森ホールはとてもいい雰囲気。(写真は金森ホールと函館山)

 みなさんと昼食。13時5分から14時35分まで1時間30分の講演。依頼の演題は「チームとしての学校の在り方と学校経営マネジメント 〜必要とされるツールとしてICT〜」と固いが、校務支援システム(C4th)をどのように使い、どのような学校改革を起こしたかをみっちり話す。休憩なしの1時間30分はさすがに疲れたが、よく聞き、反応を返していただける皆さんのおかげで、責任を果たすことができたと自負。

 講演後、すぐにタクシーで函館空港へ。ほぼ30分で到着。フライト時刻の16時45分まで空港内で原稿書きなど。ところが、搭乗時刻になっても案内がない。機材整備の関係で30分遅れるとの連絡。いたしかたない。待っていると、今度はなんと欠航との連絡。一斉に「え〜」という声が上がる。声を上げているより、乗り換え便の予約をしなければいけない。19時30分発は100人もの空席があるとのこと。これに乗っても、今日のうちに自宅へ戻れないが、まずは乗り換え便チケットを手に入れて、腹ごしらえ。ビジネスコーナーでメール送受信。名古屋泊と決めて、午前は大学、午後は東海市立三ツ池小学校で飛び込み授業とスケジュール調整。道徳の資料を自宅へ取りに戻れないので、小学校へ連絡して、読み物資料を確認してもらい、大丈夫とのことで一安心。

 19時30分前から搭乗が始まったが、羽田着は21時到着が遅れて21時15分とのこと。心の中で「え〜」と叫ぶ。28分の京急に乗らないと新幹線に間に合わない(泣)。少しでも早い到着を祈ったが、21時17分着。EDUCOMの木下さんに助けてもらいながら、京急のホームに全力疾走。ところが到着と同時に発車(大泣)。

 再度検索。21時43分乗車で、品川乗り換え6分あることがわかり、改めて新幹線予約。品川22時1分着。ちょっと急いで22時7分無事乗車。23時54分名古屋着。名鉄ニューグランドホテルに入って泊。ドキドキの1日となった。

※三楽の仕事日記より
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4月16日第3回3期生ゼミの記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。4月16日に3回目のゼミを行いました。この1時間はすごく頭を使うのでとても有意義な時間を過ごすことができています。今回は3回目のゼミの内容について記したいと思います。

 今回は「いじめの防止」について3期生で意見を出し合いました。
 出た意見としては、

・教師がいじめを絶対に許さない姿勢を見せること。
・子ども一人一人の違いを認め合うこと
・遊びを通して子どものサインに気づくこと

の3点が大切なのではと意見があがりました。

  大まかに言えばこの3点ですが、みんなの意見を聞き、自分では考えられなかった防止法や考えが聞けて、いじめについての考えを深めることができたように感じます。

 週に2回のゼミを有意義なものにし、お互いの考えを出し合い、高め合っていきたいと思います。(丹羽)

最近よく耳にする言葉(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。

 4月ももう半分が過ぎ、教員採用試験がじりじりと迫ってきています。毎日問題集とにらめっこしたり、友人とたちと面接練習をしたり、自分なりに教採に向けて取り組んでいます。そんな中、最近よく耳にする言葉があります。

「受かるための努力をしているのではないか。」

 よく言われる言葉だと思います。この言葉を、私は最近、全体の講義の場であったり、友人との会話の中であったりと、頻繁に耳にしています。

 そうならないようにしよう、と思っていても、つい「岐阜では…」と岐阜県の試験内容ばかり頭の中で照らし合わせてしまっている自分がいます。もちろん、受かりたい気持ちはあるので、その試験内容に応じた対策をするのですが、試験内容にないからといって、やらなくていい、いらない、ということではないと思います。どこかの自治体で行われる試験は、やはり教師にとって必要な資質を見られるためのものであると思うので、必ず繋がってくるはずです。

 そのことを分かってはいるはずなのに、自分の努力の方向を見つめ直してみると、私は今、「受かるための努力」をしてしまっていました。一番大切なのは、教員採用試験ではなく、その先だと思います。そのことを改めて心に刻み、「なるための努力」をしていきたいと思います。(岡田)

4月13日第2回3期生ゼミ記録(岡田)

 こんにちは。3期生の岡田です。前期の授業が始まり、先日2度目のゼミを行いました。まだ週に2度あるゼミに慣れませんが、それだけゼミで学べる機会が増えたのだと考えると、ありがたく感じます。今回は、その2度目のゼミについて書いていきたいと思います。

 今回行ったのは面接対策です。
「教育実習で学んだことは何か。」
 この質問に対して、それぞれどう答えるのかを3人グループで交流しました。それぞれ自分の学んだことを話し、それに対して同じグループのメンバーでどう伝えたら良くなるのか、どこを改善したらいいのかを、お互いに考え合いました。

 もちろん玉置先生からのアドバイスも頂きましたが、同じゼミの仲間からのアドバイスや提案も、非常にためになり、まさにこれが「チーム戦」だなと感じられました。

 これからのゼミでも、この「チーム戦」を生かし、みんなで高まっていきたいです。(岡田)

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4月9日第1回3期生ゼミ記録(早川)

 こんにちは。3期生の早川です。今回は3期生の平成30年度第1回の3期生ゼミについて記録を残します。

 初回ではありますが、教職教養の問題を解いたり、集団討論を実際に行い、意見交換などと内容の濃い90分でした。

 集団討論練習では、「うまくコミュニケーションをとることが出来ない子への支援」をテーマに行いました。その中で"あいさつ"がひとつのキーワードとしてピックアップされました。一言に"あいさつ"と言えども、意味は沢山あります。今回はその中でも以下のものが意見として出されました。

1.教師の校門でのあいさつ
2.教師が教室で児童生徒を迎えるあいさつ
3.ハイタッチ等を含めた身体的コミュニケーション
4.あいさつカード等を活用したあいさつの見える化

 面接に限ったことではありませんが、自分が思い描いている"あいさつ"というものを、頭の中に具現化しておく必要があるなと感じました。このテーマに限らず、抽象的表現で誤魔化すことなく、持論を述べることができるよう今後のゼミでも高めあっていきたいです。(早川)
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第1回4期生ゼミ 中澤くんの記録(高橋)

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4期生の高橋です。4月13日、私たち4期生にとって初めてのゼミがスタートしました。初回から安藤さん、加藤諒太くん、中澤くんの3人が自分が読んだ本について模擬授業を行ってくれました。私は、中澤くんの発表を記録したいと思います。

◎「策略ブラック学級づくり子どもの心を奪う!クラス担任術」/ 中村健一

⑴怒鳴るのも策略のうち
「教師が子どもを怒鳴ることは必要なのか?」
《賛成意見》
・叱るときはきちんと叱らないといけない。
《反対意見》
・怖いというイメージだけで、身にならない。
・怒鳴られると反発してしまう。

など、12人のうちでも怒鳴ることについて意見が分かれた。反対派の方が少し多かった。
怒鳴るのは月に1回が限度。運動会が終わった後、子どもたちがゆるんでいるとき、ここぞ!というときに、全員の前で怒鳴る。

その時に叱られ役を作っておくこと。明るくて、先生のことが好きな男子児童がよい。その代わり、全力で可愛がること。

⑵子ども達に心は許すな、距離を置け
子どもたちとは、教師と児童という関係を崩さず、馴れ合いになってしまわないようにする。子どもたちから好かれることは大切だが、子どもたちが教師より上の力関係になってはいけない。

◎玉置先生からの授業技術
・賛成、反対の意見を書かせたのなら、全員にどちらか手を挙げさせ、意見交流をする。そうすることで全員が授業に参加することができる。

◎感想
中澤くんが前に立った瞬間から、中澤ワールドに引き込まれました。「はい、目を合わせよう」と言って注目させたり、生徒役の私たちの側へたくさん足を運んで授業を進めていたところが、中澤くんらしさが出ていてよかったと思います。
終了時間になったとき、「ああ〜(授業を)やり続けたい!」と言っていたのがすごく印象的で、玉置先生もおっしゃっていましたが、中澤くんの一生懸命さが伝わってくる発表でした。お疲れ様でした!

来週は私も発表を控えているので、自分自身、レベルアップしていけるように頑張りたいと思います。(高橋)
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