3月18日第2回人間共育道場に参加して(加藤奨基)

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 こんにちは、4期の加藤奨基です。バイト帰りにつくしを見ました、もう春です。

 今回はゲストにEDUCOMの柳瀬さんをお迎えした人間共育道場に参加させていただきました。結論から言うと、このセミナーを通して私は「失敗=経験として捉える事のできる」教育が必要なのではないかと考えることができました。

 セミナーでは最初に柳瀬さんのお話を聞き、その後グループで印象に残った事や企業が求める人材を育てるにはどういった教育をしたらいいかについて話し合いをしました。

 自分が柳瀬さんのお話を聞いて印象に残ったことは、失敗を恐れて挑戦しない人が多い現状がやはりあるという事です。個人的な思いですが、これはある意味大事な局面で失敗しないように教育する学校教育から見て、当然の結果だと思いました。この現状を打開するためには失敗をマイナスの意味で捉えるのではなく、経験というプラスの意味で捉えられる人を育てる教育が必要だと思います。

 また、この教育は教師や保護者という安全の下で失敗の経験を積んだり、失敗に価値付けし意味を持たせてあげられる、「学校」という環境が最も適していると思いました。
 今回も多くの事を学ぶことができました、ありがとうございました。

 セミナー後の振り返りでは、教採二次の面接のコツを教えていただきました。そのコツに「結論は最初に話す」というのがあり、そうすると面接官も引き付けられると学びました。さっそく今回の記事で試してみたのですが、今回の記事、引き付けられたでしょうか……?(加藤)

4月から(百瀬)

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 久しぶりに記事を書きます。2期生の百瀬です。4月になり、朝起きたら一気に緊張の気持ちでいっぱいになりました。そんな時は玉置研究室を見ます。

 石川くん岩田さんの抱負の記事を見て、みんな不安は同じだと共感できたような感じがして気が楽になりました。先輩方の振り返りを見ていると、楽しみな気持ちも大きくなりました。

 私も4月からの抱負をここに掲げたいと思います。

 教師として「常に笑顔で前向きにいること」を心がけていきたいです。はじめは分からないことも多いと思います。むしろ、分からないことだらけです。失敗も多いと思います。できないことも多いと思います。そんな時でも、考え方次第で前向きに、そして自ら明るい雰囲気を作って日々過ごしたいです。

 社会人として「見通しをもって行動すること」も心がけていきたいです。これからは自分だけではなく周りに対しても責任が生まれてきます。今はまだ教師生活を漠然としか想像できません。毎日忙しいんだろうなぁ、というくらいです。だからこそ、1日の見通し、1単元の見通し、1時間の授業の見通し、行事の見通し、など事前に考えて把握しておくかおかないかでは大きく違うと思います。見通しを持つことで、周りの先生方に聞いたり、事前に準備や対策ができます。私の性格上焦ってしまうのでなおさら心がけていきたいです。


 最後に、ラジオで「新生活、誰もが不安。だから、不安を楽しめた方が得ですよね。」と話していました。不安になれるのも一生懸命になれることだからなのかなと思って、明日から自分のできることからでも頑張っていこうと思います。みんなも一緒だと思って頑張っていこうと思います。(百瀬)

2月24日 愛される学校づくりフォーラムに参加して(山下、嶋藤、松田)

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 こんにちは。3期生の山下です。今回は2月24日の愛される学校づくりフォーラムに参加して学んだことを山下、嶋藤、松田で書かせていただきます。

 まず寺坂さんの授業を見て感じたことは、玉置ゼミでの学びが授業の中にたくさん盛り込まれているということです。必ず全員に覚えて欲しい基本的な知識は1人が答えて終わりではなく何人にも答えさせることや「今何にうなずいたの?」「〇〇が良かったからみんなの前で話してくれる?」など子どもの反応をみて指名することなどこれまでのセミナーでいいなと思っていた技術を取り入れていました。技術として知っていてもそれを授業の中で実際に子供に対してすることは難しいことだと思うのでさすがだなと思いました。私も一年後には寺坂さんのような授業に近づけるようたくさんのセミナーに参加して行きたいと思いました。

 次に和田先生の模擬授業ではいくつもの見方・考え方を身につけさせようとしている点が印象的でした。どのやり方でも答えは同じになるけれど、樹形図を書いたり、表で〇×を書いたり、一つ一つ組み合わせを書き出したりと様々な考え方を子どもから引き出していました。また、1組対2組と2組対1組が同じなのか違うのかというところに着目した生徒を取り上げて前時との違いを考えさせたのも学びが深まったポイントであると思いました。

 最後に野木森先生の授業では教材研究の奥深さを感じました。野木森先生は実験を映像で流し、説明を加えていました。子供たちからでた疑問に「じゃあ見てみようか」と全ての実験を提示できたのは教材研究と事前準備がしっかりされていたからだと思います。すべての疑問を想像することは難しいですが、教師がどこまで生徒の疑問を予想できるかで授業の質は変わってくると思います。映像を見せることで子どもは「じゃああれは?これは?」と知的好奇心を刺激され、主体的に学ぶことができると思いました。たくさんのよい授業を見て刺激を受け、学ぶことができました。ありがとうございました。(山下)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。午後からの3名の模擬授業をみて学んだことを書いていきたいと思います。

 まず、我が玉置ゼミの2期生寺坂さんの社会の模擬授業についてです。授業をみて思ったことは、教師の話す時間がとても短いということです。どんどん子どもたちをあて、喋らせていくスタイルがとても素晴らしいと感じました。そして、日本が食料自給率0%法を検討中ということに対し、子どもたちが賛成か反対に分かれて意見を言い合う授業にすることで、一人ひとりが自分の考えを持ち、それを周りに伝え、また考えるという主体的・対話的で深い学びができている授業だと感じました。素晴らしい授業でした。尊敬です。

 次に、和田先生の算数の模擬授業についてです。学んだことは、算数は答えが分かればよいではなく、いろいろな考え方ができることが大切だということです。今回の授業で言えば、樹形図を使う、表を使う、一つ一つ書く、などいろいろな考え方がありました。ただ一つのやり方でできればよいのではなく、他のやり方でやっても、最終的には同じ考え方でやっているということを子どもたちに気づかせることが大切だと思いました。すぐに「どうやってやるの?やり方教えて」と言ってくるような子どもにしてはならず、そうならないためにいろいろな見方・考え方で問題を見させることが大切だと思いました。

 最後に、野木森先生の理科の模擬授業についてです。私は生徒役として参加しました。生徒役として感じたことは、実験するときに方位磁石が必要になるということを子どもたちから引き出させる先生の引き出し方がとても上手だということです。はじめ、普通の磁石を使って調べていて、針の両側の先にくっついてしまい、困っている時に先生がすかさず、「普通の磁石を使うと強すぎるんだったよね?じゃあ、何を使えばいいんだった?」と助言を言い、方位磁石だ!と気づくことができました。このように少し困っているときに言いすぎず、適切な助言をすることで子どもたちは自分で導き出せたと思えるので、私もそういった助言を机間巡視のときに言えるようにしたいです。

 今回も多くのことを学ぶことができました。寺坂さんのようにたくさん学んで、素晴らしい授業ができるようにこれからのセミナーにも積極的に参加していきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)

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 午後に行われた3つの模擬授業についてそれぞれ印象的であったことを書きます。
 まず、寺坂さんの社会の授業では、準備した資料が印象的でした。日本が食料自給率0%にすることに対して賛成か反対かを考える際に配った資料を後に拝見すると、世界の食品安全ランキングや、日本の土地利用の変化のグラフや日本産と外国産の価格の違いについてのグラフなど、様々な資料がありました。この資料により、賛成の子が田畑の面積が減少することに注目したり、外国産の方が安く手に入ることが分かったりするとともに、反対の子がもしもの話として異常気象によって十分に輸入をすることができなかった場合のことも考えることができるという、両方の立場に立った資料が準備されていると感じました。子ども役という形ではありますが、「おじいちゃんが退職をして農業を始めた。」や「スーパーで買い物をするときに、国産を買う。」などの実生活と照らし合わせた理由が出たことがすごく良いなと思いました。
 
 次に、和田先生の算数の授業では「?」を付けた箇所を皆で考えたことが印象的でした。対戦方法を考える際に、A対BとB対Aは同じであるということに疑問を持つ児童と持たない児童がいました。疑問を持った児童がいたことで、前時に学習した組み合わせとの違いを見つけることができると感じました。また、疑問を持たせるために対戦相手を考える時間を設け、見事に児童が疑問を持ちそれについてみんなで考えていくという、教師が引いた授業のレールがそこにはあるということを感じました。

 最後に、野木森先生の理科の授業では実験の様子が映像で示されたことが印象的でした。理科の授業と言うと、先生の机の周りに集まって、その実験の様子を見るというイメージです。しかし、野木森先生は映像を流し、映像に合わせて言葉を補って説明をされていました。映像により、どんな実験をしているのかということが分かりやすいと感じました。さらに、説明の言葉も映像の流れと合っていて説明をする際の言葉選びも重要であることが分かりました。

 3つの模擬授業を見させて頂いて、教師が説明するのではなく子どもが考えようとすること、自分で調べようと思えるようにするために準備する資料やプリント、用具なども大切になるということを学びました。しっかり学んだ1日となりました。ありがとうございました。(松田)

2月24日愛される学校づくりフォーラムに参加して(早川・丹羽・岡田)

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 こんにちは。3期生の早川です。去年、愛される学校づくりフォーラムに初めて参加し、こんな大規模なセミナーの中で同じゼミの先輩方が、模擬授業をしている姿を見て驚かされたのを覚えています。今回は2期生の先輩方。来年は・・・と考えていたら、このフォーラムは今回で最終回となるそうでです。少し寂しく感じました。(玉置先生曰く、模擬授業をする場面自体は消えないそうで嬉しいような悲しいような(?))

 今回は、学んだことではなく嬉しかったことを記します。

 僕は野木森先生の理科の授業で、児童役を努めました。授業の内容は、磁石の性質の発展内容で、大学生としての自分の知識でも危ういところが多々ありました(笑)

 野木森先生の授業は、児童生徒の多様な発言が授業準備の段階で想定されていて、授業内で必要とされるであろう実験用具が必ず準備されていていつもすごいなあと思ってみています。今回、野木森先生の授業の生徒役をやれると聞いて嬉しかったです。

 私は、毎回記事で児童生徒役の難しさを嘆いているのですが、今回のフォーラム終了後、和田先生に「一番子どもみたいにはしゃいでたよ!良かった。」と言っていただけました。これが何よりも嬉しかったのです。これは、若干の皮肉が入っているのかもしれませんが、それでも嬉しかったです。

 自分が今回はしゃいだような児童生徒の姿が見られるような授業のできる先生になりたいです。理想の先生像は漠然としていますが。なんだかんだ先生に自分はなりたいんだろうなあと思います。(早川)


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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、愛される学校づくりフォーラムに参加させていただきました。

 私は、和田先生の授業を受けさせていただいて感じたこと、学んだことを2つ書かせて頂きます。

 1つ目は同じ考えでもいろんな言い方で子どもに言わせるということです。例えば、「組み合わせる」だと、「セットにする」「まとめる」など言い回しを変えることによって、分かっていない子に対しては、考えを助ける手掛かりになり、分かっている子は頭を働かせていろんな言い回しを考えることができます。これこそ授業での言語活動だと学びました。

 2つ目は机間指導に授業を組み立てるということです。これは和田先生だからこそできることだと思いますが、机間指導の間にどの子がどんな考えをしているかを把握し、ゴールに持っていくためにどの順番で意図的指名を考えるそうです。子どもたちのつぶやきや反応で組み立てられる授業は子どもにとって達成感が生まれ、自分たちで授業を進めているような気持ちが生まれるのだと学びました。

 和田先生の授業はとても頭を使いますが本当にあっという間です。授業を受けさせていただくたびにそう感じます。貴重な時間をありがとうございます。

 また、今回が最後のフォーラムとのことでしたが、どのお話もすごく勉強になりました。参加させていただきありがとうございました。(丹羽)


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 2月24日に、愛される学校づくりフフォーラムに参加させて頂きました。今回は、第2部に行われた模擬授業について書かせて頂きます。

 初めは玉置ゼミ2期生寺坂さんによる模擬授業でした。私は正直、圧倒されてしまいました。

 特に、児童全体で意見を繋げていた点です。これは、挙手した児童を指名していくばかりでなく、頷きや首の角度など、児童の反応を見て何かを感じ取ったことを察知し、当てていく方法でした。その時に話している児童の意見も聞きながら全体も見ているということなので、中々簡単なことではないとは思います。しかし、一部の子ばかりが話す、疑問を疑問のまま終わらせるということをなくすための方法にはなります。簡単に出来ることではないからこそ、より意識し、経験を積んでいきたいです。

 次に模擬授業をされたのは、和田先生でした。いつも見させて頂く模擬授業同様、児童に油断させる隙のない授業で、改めて和田先生のすごさを実感しました。また、和田先生が出される言葉や表は、児童から出てきたものしか使わない、ということが徹底されており、これは授業を行ううえでの基本だと思って、私も意識しなくてはと思いました。

 最後に授業をされたのは野木森先生です。実験で欲しいものがあれば申し出るようにしていたり、安全で実験しやすい特殊な2本の長い針を用いていたりと、授業準備、研究がなされていました。これも、教師であれば当たり前にやらなくてはならないことではあるのですが、改めて、その一つ一つの積み重ねが児童の深い学びに繋がっていくのだということを感じました。

 今回参加させて頂いたことによって、授業で意識しなくてはならないこと、自分が1年後に目指す姿等を学ぶことができました。ありがとうございました。(岡田)


《岡田が全然記事を送ってこなかったため、これだけ遅くなったことをおまけの記事として報告しておきます(笑)》(早川)
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