「算数楽しく授業術」(坪田耕三)から2(早川)

◯ P16下部〜P17上部
 こんな簡単なことも、以外に実際の授業では行われていない。教科書は、字数、行数が決まっているので仕方なく文字を詰めて書いているのである。
 多くの先生は
つい教科書通りに板書しがちであるが、子どもの理解を促すためにも、小さなことでも気をつけたいところである。
 テストの問題もしかり。妙なところで行替えなどしてあって、文が泣き別れになっている場合さえある。ちっとも子どもの気持ちになっていない。その挙げ句に、子どもは文章問題が弱いとか、それは国語の読み取り能力に欠けているからだと分析する。「文章のほうが悪い」という先生は少ない。もっと考えるべきだと思う。 

● 以上のことから
 問題の答えが求められるように様々なアプローチを考えることの前に、そもそも子どもが文章の内容を把握していなかったらどうしようもない。「子どもの目線にたって考える」とよく言うが、それが場面場面で実際どのような配慮がそれに当たるのかを常に考えるべきである。また、なんでも子どものせいにする前に、先生としてやれることはすべてやったのか考えることが大事だと感じた。また、教科書は優れた問題が載っているので活用する他ないと考える一方で、そのままつかえば良いと信じ込むことの怖さも覚えておくべきである。(早川)

「子どもを勇気づける教師になろう!アドラー心理学で子どもが変わる」(岩井俊憲、永藤かおる著)から4(菱川)

◯ p56から
教師が自分とかかわるクラスに対して責任をもってしなくてはいけないこと、それは子どもたちが健全に共同体感覚育てる、いわば「居心地の良い空間づくり」にほかならないのです。

● 以上のことから
確かにその通りだと感じる。この共同体感覚について突き進んでいけば、子どもが一人で生きていくことなく協力して生きていくことを学べるだろう。

第4回(5月7日)4期生ゼミ高桑さんの発表記録(高橋)

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 こんにちは!4期生の高橋です。

 今回のゼミでは4人が模擬授業をしてくれ、これで4期生の全員が1回目の発表を終えました。毎回色々な工夫のある発表を聞くことができてとても面白く、2回目からも楽しみです。そして、わたしは高桑さんの発表記録を書きたいと思います。高桑さんの発表の主なテーマは「学級崩壊」でした。

◎「新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則」(著者:野中信行)

1.「縦糸・横糸」張りで子どもたちとの関係をつくる。
 縦糸は学級のルールや、子どもと教師との上下関係をきちんとつくることで、横糸は子どもたちとのつながりのこと。子どもたちは新学期が始まった1週間で担任はどんな先生なのか、値踏みするそうです。その「値踏みの1週間」と呼ばれる期間に先生と生徒との関係づくりをきちんと行うこおが大切だと分かりました。この考え方は、和田先生のおっしゃっていた、学級開き「黄金の3日間」と同じような意味を持っていると思います。いかにスタートダッシュが大切かが分かりました。

2.「スピード・リズム.・テンポ」を生かした学級づくり
 子どもたちは「スピード・テンポ」を無意識に求めている。出来るだけ「空白の時間」を作らず、時間感覚を繰り返し身に付けさせることが大冊。国語の授業での、漢字テスト5分などの例が分かりやすく、取り入れやすいと思いました。

◎玉置先生から
 縦糸と横糸では、新任の先生は子どもたちとの仲よくなりたいという思いから、横糸が強くなってしまう傾向がある。教育実習生として横糸を張るには一緒に遊ぶことが1番。しかし、休み時間終了の2分前にはキッパリ遊ぶのを止めるなどメリハリをつけて縦糸もしっかりしなければいけない。教育実習生はルールを定めクラスのることはできないけれど、クラスのルールを守らせるという縦糸の張り方をしていけばいいんだなと思いました。

 今回、学級崩壊について考えたとき、意外にもみんな実体験があることに驚きました。それと同時にそんなに身近に起こりうることなんだと少し怖くもなりました。「友だち先生」「縦糸と横糸」というキーワードを忘れないようにいようと思いました。そして、実習生でも出来ることがあると分かったので、子どもたちの中は積極的に入ってメリハリをつけて一緒に遊ぶことを実践してみようと思います。高桑さん、お疲れ様でした。(高橋)

第4回(5月7日)4期生ゼミ活動 初めての模擬授業を終えて(高桑)

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 こんにちは。4期生の高桑です。

 先日、4回目となるゼミが行われました。12人の仲間と刺激し高め合えるゼミという場が毎回楽しみなのですが、初めて発表をする立場だったので、緊張と不安でいっぱいでした。今回はその発表をし終えた感想や今後の課題について書かせていただきます。

 私は今まで模擬授業をした経験がなかったため、事前準備として何をしておくべきかわからない状態で、主発問を何にするべきか、どのような順序でどのような言葉を使って伝えるべきか、試行錯誤しながら考えました。

 しかし、いざ教壇に立ってみると自分が考えていたようには授業を進めることができませんでした。みんなに教えたい!という気持ちだけが先走り、他の言い回しができないことに焦って、繰り返し同じ言葉で伝えてしまいました。ここで感じたのは、あらかじめ言い回しや表現の仕方を考えていても、日常的な活用がないと言葉が自然に出てこないということです。子どもたちに多くの捉え方を与え、理解につなげるためには、多様な伝え方ができるよう日常的に意識しておく必要があると思いました。

 また授業の流れとして、学級崩壊についてみんなの具体的な体験談やイメージを聞き出し、教師としてこのような状況にならないためには子どもたちとどのように関わるべきか話し合いを通して、「縦糸を張る」ことの重要さに自ら気づいてもらえるよう誘導しようと考えていました。しかし、みんなに発表してもらったところで時間が来てしまい、深い学びにつなげることができなかったと感じます。授業計画を立てる際、実際にやってみないとわからないと多少投げありになってしまっていたことに反省しています。

 私は今回の発表で、今まで失敗を恐れて人の前に立って話すことを極力避けてきたことにとても後悔しました。今回気づけた課題にしっかり向き合い、次の発表でいかせるように努めたいと思います。(高桑)

季節外れのインフルエンザ(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。

 初めて四方山話に挑戦です!先日はGWでしたが、みなさんはどのように過ごされましたでしょうか。

 GWの少し前、私は季節外れのインフルエンザにかかりました。今年はインフルにかからなかった〜〜〜!と気を抜いた矢先のことでした。高熱で身体は重く、ベッドに鉛のように沈んでいました。朦朧とした意識の中で、普段の健康な体のありがたみをしみじみと感じておりました、、、。

 次の日はちょうどゼミの日で玉置先生にお休みのメールを出したのですが、相変わらず熱に苦しめられており、この苦しみはいつまで続くのだろう…と絶望に打ちひしがれていたとき、玉置先生から届いた返信に、「じっと我慢です」という言葉が添えられていました。その言葉が、そのときのつらい状況に刺さって今は我慢のときだ…と頑張って早く治さなきゃという焦りから解放されて、楽になりました。(玉置先生ありがとうございました。)

 私は人がつらい状況のときどう声をかけていいのか分からなくてよくとりあえず頑張れ!とか応援してるよ!と言ってしまいます。でも本当につらいときボロボロなのにもっと頑張れ!って言われるのって酷ですよね。プレッシャーをかけるだけになってしまうこともあります。そんなときにその人が楽になれるような言葉をかけてあげられる人間になりたいなあと思ったインフルエンザでした。このことは子どもに声かけをするときにも共通して言えることがあるんじゃないでしょうか。


そんなわけでとにかくインフルはつらいです!みなさんも体調には気をつけてくださいね(笑)(安藤)

久々のボランティア(丹羽)

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 みなさんこんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今日久しぶりに学習支援のボランティアに参加してきました。私は大学2年生の時から続けているのですが、1ヶ月ぶりにいって感じたことを紹介します。

 私が久しぶりにボランティアに参加し、感じたことは「子どもの成長の早さ」です。1ヶ月前に出会った子で1時間の間座っていられない子がいました。以前は1つずつ説明して一緒に行動することが当たり前でした。しかし、今日は自分の宿題を集中して行い、声をかけなくても自分で考えて行動できることが増えていて本当に感動しました。そして「先生が最近来なかったから死んじゃったかと思った」と本気で言ってくれるところもすごくかわいいなと思います。(笑)

 最近、勉強や面接練習をする中で本当に教員に向いているのか、やっていけるのかと不安になることがたくさんあります。しかし、ボランティアを通していろんな子ども一人一人の良さを知ることができ、いろんな子どもたちの良さを見つけたり成長を一緒に喜べる教員の魅力を再確認できました。

 教員採用試験まで週に1回のペースで参加することが難しくなってくると思いますが、授業がない限り時間を作って子どもたちに会いたいな、そして子どもたちの成長を間近でもっともっと見たいと感じました。(丹羽)

久々の後輩(菱川)

 こんばんは。3期生の菱川です。

 GWの最初の日とGWの最終日に、卒業された先輩方とご飯を食べにいきました。たった一ヶ月しか経ってないのに久々の後輩として楽しい時間を過ごさせていただきました。先輩方に「大変な時期やけど頑張れよ」とお声をかけていただき、より一層教員採用試験に対する気合が入りました。今まで支えてくださった先輩方に良い報告が出来るように残り二ヶ月ほど試験に向けて頑張りたいと思います。(菱川)
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花フェスタ記念公園に行って(鏡味)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。

 長いゴールデンウィークが終わりましたが皆さんは楽しいゴールデンウィークを過ごせましたか?私はサークルで子ども達と関われたり久々の友達にも会えたりバイトをしたりと充実したゴールデンウィークを過ごすことができました。

 その中で、岐阜県可児市の花フェスタ記念公園に行ってきました。可児で有名なバラは少ししか見れませんでしたが、色んな花を見ることができました。そこで初めてネモフィラという花を見ました。青くて小さくてとても可愛い花でした。私はネモフィラがどんな花なのか知らなかったので少し調べてみました。

 ネモフィラは、英語でbaby blue eyesと言うように青い花の中心が白くなっています。3月〜5月に咲く花で原産地は北アメリカです。花言葉は、どこでも成功、可憐、あなたを許すです。

 私もこのネモフィラの花のように成功できる、可憐な女性を目指して頑張りたいと思いました!笑そのためにまずは勉強、ゼミなど目の前のことをしっかりやろうと思います。(鏡味)

玉置先生に集団討論のご指導をいただきました(松田)

 こんにちは。3期生の松田です。

 私は今、採用試験に向け毎週月曜日に長野県・三重県・名古屋市・静岡県を受験する人で集まり、集団討論の練習をしています。そこで玉置先生に指導をお願いしたところ、本当にお忙しい中でしたが時間を空けて下さり、指導をしていただきました。

 討論のテーマは「中学2年生の担任。学年会を想定し、地域とかかわる活動を1つ決めなさい」でした。討論は、地域の清掃活動、職場体験の実施、地域のレクリエーション大会の実施の3つの意見に分かれ進んでいきました。私たちは地域と関わる取り組みをとにかく決めなければと思い、「これが良いと思う、あれが良いと思う」という上辺だけの話になっていました。討論を終え、大切なことは「活動を決めることではなく、その活動をやる目的は何か、その活動を通して子どもに何を身に付けさせたいのかを明確にすること」であると学びました。確かに子どもの立場で考えたら、例えば「地域と関わりを持つ活動として地域の清掃活動を行う」と先生に言われたところで「なんで?」という疑問が生まれると思いました。中学2年生であれば、やる理由を聞く以前に「やりたくない」と思う生徒もいると考えられます。地域と関わる活動を決めたときに、その理由を子どもが納得できるように話せることが重要であると感じました。さらに、その活動に対して、子どもが意欲的に取り組めるような話ができるよう準備しておく必要があるということも学びました。討論のテーマで質問されていることは何かということを正確に把握することがまず大切であることが分かりました。

 1時間のご指導でしたが、討論の他に場面指導、面接も見ていただき本当に学びの多い時間でした。討論では、質問の本質を捉えた話し合いができるよう、ご指導いただいたことを生かし、練習に励みたいです。
 玉置先生、本当にお忙しい中時間を作っていただき、ありがとうございました。(松田)

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君たちはどう生きるか(加藤諒)

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 タイトルを見て、とても深いことを書くのではないか、と考えられてしまいそうですがそうではありません(笑)これは皆さんご存知かと思いますが本のタイトルです。

 先日、夕飯を買いにカラフルタウンに行ったところ、本屋の店頭に並ぶ一冊の本に目がとまりました。その目にとまった本こそ「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)です。この本は最近漫画化もされており、ネット版の教育新聞にも取り上げられている若者や教員に人気の作品だそうです。僕もタイトルを何処かで聞いたような気がして思わず手に取ってしまいました。

 この本は、主人公コペル君とその叔父さんが主な登場人物であり、コペル君の精神的成長をコペル君自身の体験とそれを聞いた叔父さんの記録という2つの目線で描かれています。読んでみて感じたことですが、コペル君が体験することはなんのこともない、誰しもが経験したことがあることなのです。書かれているのは級友との喧嘩であったり、友人との遊び、些細な日常です。しかし、コペル君はそのような日常の中から鋭い気づきや発見をするのです。またその気づきが人にとって大事な忘れてはならない物であったりするのです。そして、その表現もやたらと心に刺さるのです。

 僕はこの本で人との繋がりってなんだろうと考えました。前回のゼミ活動でも出ていたように、人と人との繋がりというものはこれからの予測不能な社会を生きていくにあたりとても大切なものです。本当に人間らしい繋がりとは、お互いが好意を尽くすことによって喜びを感じる、そして喜びを感じた人は他の誰かにまたその喜びを与えるという繋がりが根本にあるのではないかと僕は考えました。みんなが喜びを分け合えるような社会を僕は目指したい、そのために何ができるのか考えて、生きていきたいと思いました。

 またこの本の中でも人の繋がりについては書かれています。書くと長くなってしまうのでぜひ読んでみてください(笑)

 結局、長々と書いてしまいましたが、おそらくこれだけ書いても僕の文章力ではこの本を読んで感じることを全て上手に表現することはできないでしょう。(笑)でも読んでおいて損をすることはない本だと思います。読書感想文のようになってしまいましたが、この先、生きていくためにも読んでおいた方がいい本です!僕はこの本から多くのことを学びました。そしてこの本は最後にこう締められています。

 「長い長いお話も、ひとまずここで終わりです。そこで最後に、みなさんにおたずねしたいと思います。ー君たちはどう生きるか。」

 この質問に対する答え、読んで感じることは人それぞれだと思います!是非、読んでみて自分自身で考えてみてください!(加藤諒)

「ネタ」開発ノウハウ(有田和正)から(静谷)

○ P12 1行目
授業を十倍たのしくする方法があるだろうか。ある!
第一に、教師が教材に取り組み、それをどれだけ自分のものにできるか。
第二に、その教材を、子どもの興味関心や発達段階に、どれだけマッチしたものにできるか。
第三に、その教材の提示のしかたや追究のさせ方が、どれだけユニークか。

● 以上のことから
子どもが楽しいと思うために、前提として、教師自身がその教材を面白いと思うことが大切である。その上に子どもの目線に立ち、その教材を子どもが追究したくなるような提示の仕方を工夫することが大切であると考える。

教室をいきいきと2 大村はま (丹羽)

◯ P90 1行目より
ほめるにしても、「いい」という良し悪しを決めつけることばづかいでなく、もっと細かいところに触れたいものです。朗読の場合でしたら「よく読めました」と言ったような、上下を決めるような、階段のつく褒め方ではなくて、細やかな感想を述べる言い方にしたほうがいいと思うのです。

● 以上のことから
教員として子どもの行動を褒めたり価値づけることは大切なことである。しかし、漠然とした「いい」「悪い」のような言葉ではなく、細かい部分に目をつけてほめることで、子どもたちは自分のことを見てくれているのだと感じることができ、教員と子どもとの信頼関係にも繋がるのだと学んだ。

教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(高橋、小谷川)

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 こんにちは!4月28日に教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は4期生の高橋と、準ゼミ生として参加してくれた小谷川さんで学んだことについて書いていきたいと思います。

 私が1番印象に残っているのは授業づくりにおける学級経営の大切さです。私は、国語や算数に専門があるのと同じように、授業づくりや学級経営も別々のものだと考えていました。しかし、それらは隣り合った関係であり、子どもたちの関わり合いが大切だということが分かりました。

 わたしはこのお話を聞いて、教師にとってこの学級経営が1番難しいことなのではないかと思いました。それは決まった正解がないからです。先輩から教わったことをそのまま試して上手くいくとは限らないし、学級の分だけ違う学級経営の方法があると思います。だからこそ赤坂先生のお話の中にあった、「ずっと子どもたちの行動を見る」ことや、「子どもたちに合わせた技法を探していく」ということが重要になっていくのだと思いました。

 そして、「TEAM」という言葉も大切だなあと思いました。自分1人では解決できない課題を、仲間と良い関係を築きながら解決していく、とあり、学級経営の目指す姿がこの「TEAM」という言葉に詰まっていると思いました。その集団になるためには、子ども同士が繋がることが大切で、その場その場で教師が関わり方に対する意味づけを行うことに手を抜いてはならないことも学びました。

 関わり方を評価しようと思うと、子どもたちの行動に常に目を向けなければなりません。わたしは子どもに目を向け、仲間との繋がりを大切にする学級を将来築いていける教師になりたいと思いました。(高橋)



 こんにちは、今回特別に参加をさせていただきました、3年生の小谷川です。今回の赤坂真二先生の教師力アップセミナーで学んだことを書かせていただきます。

 今回のセミナーでは様々な学び・発見をすることができましたが、特に驚いたのが赤坂先生のトーク力です。少人数とは言えない人数、ほぼ全ての人が初めましての環境、短い時間という状況でありながら、笑いが絶えず、対話がしやすく、また自然と頷きや反応をしてしまうような環境を作ってしまう話術に圧倒されてしまいました。セミナーでの雰囲気そのものが赤坂先生のいう理想の学級の雰囲気になっていると感じました。

 また内容もこれからの力になりそうなものが多く、アクティブ・ラーニングや主体的・対話的で深い学びなどの新たな教育方法というのは、思考力・判断力・表現力を深め、またそれらをより深めるために知識を得て、協同的問題解決力によって学びに向かう力(社会貢献の力)を育てるというのが本当の意味であり、生徒に学習する意味を見出すことが重要であることがわかりました。

 ただ単にこれからはアクティブ・ラーニングだ、自主的・対話的な深い学びをさせなさい、プログラミング学習を時代に合わせて導入した、一斉授業だけではなくペアワークやグループワークも取り入れるべきなどだけで終わらせては意味がなく、それらを行うことによって子どもにどのような力を養うことができるのかと子どもの熟達を一番に考えて授業を展開して行くことによって効果を成すものだということに気付くことができました。

 また今回のセミナーのキーワードである協同的問題解決力、学級経営の大切さからどのようなクラスを築きあげたいのか、そのために教師ができることはなにかなど漠然としていたものが、少し枠組みができたような自分の考えに明確さを得ることができました。
教師がいなくても成り立つクラス、協同的問題解決力を育み、子どもたち同士で助けあい、学び合い、貢献し合うというクラスにしていくことが重要なのだと感じ、自身の理想的な学級像がしっかりとイメージができればそのために必要な子どもたちへの教師の援助とはどのようなものなのかが自ずと見えてきました。

 今回のセミナーを通して不明瞭だった部分が形作られ、自分自身の教育に対する考えが前よりも確立できたように思えますし、より学びへの意欲を増すことができました。今後も様々な方の話、意見または本などを通してより深く学び自身の力にしていきたいと思います。(小谷川)

 今回のセミナーでも多くのことを学ぶことができました。ありがとうございました。

「算数楽しく授業術」(坪田耕三)から1(早川)

◯P0(はじめに)最下部
 日々教室で子どもと共にいるのだが、子どもも一個の人間である。大勢の子どもが集まるのだから、そこには様々な葛藤も生まれる。異なった考えの子もいて当然。いろいろな存在があってこその授業であって、それがよいのである。まずは、そのことが納得され、異なった考えをもつ者を受け入れることが大切である。「共生」の考えと言ってもよい。
 また、一緒に授業を進め、一緒に活動するのだから、相手の気持ちを考えに入れ、いたわりの心をもって、共に新しいことを創り出していくのが授業であると考えたい。「共創」の考えといってもよい。

● 自身の教育実習でも経験したが、子どもたちは誰かの意見に対して「同じです」といいがちである。しかし、再度自分の言葉で考えを述べるように促すと、さっきは「同じです」と言ったにも関わらず、微妙に考えが違うということがあった。この微妙な違いを大事にできる先生でありたい。”相手の気持ちを考えに入れ、いたわりの心をもって”という部分は子どもたちに任せていても難しい部分であると思うので、模範となるよう、まずは先生が子どもたちの個々の考えを受け入れる状態を常につくるようにすべきだと考える。(早川)

完全ワイヤレスイヤホン(静谷)

 こんにちは。3期生の静谷です。

 先日、完全ワイヤレスイヤホンを購入しました。完全ワイヤレスイヤホンとは、その名の通り、左右が完全に分離しており、ケーブルレスの耳栓型のイヤホンのことを言います。お値段は少し張りますが、欲しいと思い、思い切って購入しようと思いました。

 もっとも、私はなにも完全ワイヤレスイヤホンの知識がありませんでした。どのメーカーが良いのか、どういった性能を重視すれば良いのかなど、まったく知りませんでした。私は欲しい気持ちが強かったためか、インターネットで調べたり、店員に色々と聞いたりして完全ワイヤレスイヤホンの知識を得ました。そして、通学時や運動時に使うといった自分に合った完全ワイヤレスイヤホンを購入しました。

 ここまで完全ワイヤレスイヤホンを買った経緯を話していますが、決して経緯を話したかったわけではありません(笑)ここからが本題です。

 私のこのような行動は、子どもの追究したいと思うことと似ているのではないかと思ったのです。私自身、完全ワイヤレスイヤホンという教材に興味が湧き、追究したいと思いました。このような経験から私は、授業をする際、子どもにこのような知的好奇心を持たせることが大切なのではないかと思いました。子どもにとって、その教材が魅力あるものなのか、知的好奇心をくすぐるものなのかで、子どもの追究したくなる度合いが大きく変わってきます。教師になった際には、子ども目線で教材を考え、知的好奇心をくすぐる授業を展開していきたいです。

 まずは、教採に合格しないといけませんが、、、(静谷)
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4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(高桑、静谷)

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 こんにちは。4月28日に行われた赤坂真二先生の教師力アップセミナーから学んだことや印象に残っていることを4期生の高桑と3期生の静谷で書いていきます。

 教師力アップセミナーに何度か参加してみて、講演される先生の共通点を新たに見つけました。それは、参加者同士で対話をする時には、必ず初めにルールを決めることです。今回、赤坂先生は次のようなルールを決めました。

 「30秒から1分ほど対話をしてもらうが、1人が話している途中で時間が来てしまったら次の対話では、まだ話をしていなかった人から話をするように」

 というルールです。このルールを対話をする前に決めることによって、対等に話をすることが意識化され、フリーライダーを生まない環境をつくっていました。これこそが協働の本質であるのだと学びました。私も授業をする際、子どもにただ単に発問を投げかけるのではなく、考えるポイントを話してから考える時間を与えたり、対話時のルールを決めることを徹底していきたいと感じました。

 ここからは、赤坂先生の講演を聞いて、印象に残っている言葉を2つ取り上げます。

 1つ目は、子どもの能力は教師次第という言葉です。もう間違いないの一言です。私もそのように感じてきたからです。子どもが「この先生に教わりたい、ついていきたい」と思ったら子どもの能力はぐんぐん伸びます。そのために、教師は人格の力が必要ですし、教養も必要です。教師という職業の責任感を改めて強く感じさせられました。

 2つ目は、良いアウトプットの場があれば、良いインプットもできるという言葉です。
これまでは、インプットしたことをアウトプットすることによって、知識が身につくというインプットとアウトプットの関係しか意識していませんでした。それが、アウトプットするためにインプットをするという新たな関係に気づかされ、よりインプットとアウトプットの関係性が明確化できたと感じます。

 講演される先生は、様々な視点から講演され、こんな見方があったのかと毎回思わされます。まだまだ自分の見方は狭いため、セミナーに参加して、見方をどんどん広げていきたいです。赤坂先生、ありがとうございました。(静谷)


 こんにちは。4期生の高桑です。私が今回の講話で1番印象に残ったのは、「フリーライダー」の存在です。学級全体で関わることができているのに学力が上がらないのは、やったふりいい子のふりをして周りにすぐ答えを教えてもらう「フリーライダー」が学習効果を下げているためであり、これはやがてやり過ごし型学級崩壊を招くことになると赤坂先生は仰っていました。

 私は初めてこの事実を知り、教師がこの「フリーライダー」を見落としているのが問題であるため、前もって子どもたち一人一人の理解度がそれぞれどのくらいなのかが目に見えるような工夫を学級システムに加えるべきだと思いました。これに伴い、教師の目を隅々まで行き届かせ細かく評価することによって、それを子どもたちに意識させることが必要ではないかと思いました。

 また、もう一つの対策として講話でも取り上げられていたように、学級が「チーム」として、それぞれの解決出来ない課題を協力して一つ一つ乗り越えながら関係性を作っていけるような環境作りをしておくべきです。赤坂先生の言葉を借りると「能力はかけ算構造になっている」ため、出来ない人がいるときに「手伝おうか」と子どもたち同士で声掛けができるような集団を教師として育てていくべきだと思いました。(高桑)

刺激をもらえる仲間(山下)

 こんにちは。3期生の山下です。

 先日小学校の実習メンバーと佐久島へ出かけました。美味しいものを食べたりたくさん歩いたり久しぶりに勉強を忘れて1日息抜きをしました。

 最近なんのために勉強しているのかわからなくなりやる気を失いかけていましたが小学校実習を振り返って話しているうちに先生になりたいと思わせてくれた子どもたちとの出会いやそのときの気持ちを思い出し、また勉強を頑張ろうと前向きな気持ちになれました。

 また、同じ目標に向かって努力している仲間の姿を見て負けていられないと思いました。

 帰りの車では教職教養の問題を出し合ったり歴史の人物クイズをしたりして過ごしました。「あー、それこの間勉強したのに」と思う問題もいくつかあり、入力したままにして忘れてしまっていたこともみんなと話して共有することで記憶に残ったのでやはり出力する機会が大切だと感じました。

 1枚目の写真は私がみんなに引っ張り上げられている写真です。この写真のようにいい方向に引き上げくれる友人に出会えたことは私にとって財産です。仲間と切磋琢磨し教採合格へ向けてチーム戦で頑張りたいと思います。(山下)
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地元の図書館(丹羽)

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。悲しいことにもうすぐGWも終わりますね。私はこれといって遠出をした訳ではありませんが、久しぶりに図書館に行ってきました。

 私は愛知県の豊田市に住んでいます。大学に入るまでは塾に通っていたので図書館で勉強するという習慣もなく、全く利用していなかったのですが、このGWの間家で勉強ができなかった為、図書館に行ってみました。

 GWに勉強する人なんていないだろうと思って行ったのですが、高校生や大人の方たちがたくさんみえて、驚きました。さらに驚いたのは、教育書がたくさん置いてあったことです。私が卒業研究させていただく大村はま先生の書籍も何冊かあり、ぜひ読んでみたいと思いました。(一番種類が多いのは車関係の本だそうです。)

 勉強するスペースもたくさんあるので、学校が空いてない日は積極的に活用したいと思います。また、頑張っている高校生たちの姿を見て自分も頑張らなくては、と感じることができました。

 豊田市に来た際にはよかったら豊田市中央図書館に来てみてください。(笑)(丹羽)
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4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(岡田・松田)

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 こんにちは。今回は4月28日に行われた教師力アップセミナーで赤坂真二先生から得た学びを3期生の岡田、松田でまとめさせていただきます。


 私にとって赤坂先生は、3年生の時に本を読んで発表させて頂いた方であったり、ゼミ始めのアイスブレーキングの本を書かれた方であったりしたため、非常に興味もあり、直接お話を聞けたことが本当に嬉しかったです。

 その中で、今回特に印象に残った二つのことを取り上げたいと思います。

 まず一つ目は、知識や理論を自分の中に落とし込むことの大切さです。私たちは今、教員採用試験に向けて色んな勉強をしたり、セミナー等で多くのことを学ばせて頂いたりしています。しかし、これが全て自分の中に確立しているか、と言われたら自信がありません。学んだ気になるだけではなく、実践する、あるいはきちんと向き合い、自分の中で確立させる、そうすることで自分をバージョンアップさせることこそが大切なのだということに気付かされました。

 そして二つ目は、繋がれないことが人生のリスク、ということです。これはワードのインパクトもありますが、やはり繋がることこそ、関わることこそ大切だということを改めて感じたからです。自分自身に置き換えても、仲間がいることで分からないことがあった時、悩んだ時に一緒に考えることが出来たり、一緒に高め合うことが出来たりします。仲間がいることで、安心感を得たり、心強さを感じたりすることが出来るため、今後予測出来ない社会に出ていく子どもたちを育てるに当たっては、人間関係を積極的に評価すること、そしてお互いが助け合うこと、協力することの大切さを伝えなくてはならないと感じました。

 今回赤坂先生のお話を、私は終始聞き入ってしまいました。それは、内容が興味深いものだったということはもちろんですが、話のテンポやユーモア性など、赤坂先生のトーク術もあったと思います。私も赤坂先生のような、人を惹き付けられるような話や授業を目指さねばと感じました。貴重なお話、学びをありがとうございます。(岡田)

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 私が赤坂先生のお話の中で特に印象深かったことは、「つながれないことが人生のリスク」という言葉です。答えのない課題を解決するためには、必ず誰かと協力することが必要になります。そんなとき、誰かに協力を求めたり、協力をしてあげられる人でなければ課題を解決することはできないということにとても共感しました。また赤坂先生は、つながれる子の評価が低すぎる、もっと評価をしなければならないとおっしゃっており、私は人とつながれることは当たり前にできることではないという認識を持ち、つながれる子を評価できる教師になりたいと思いました。

 今回のセミナーで「つながること」について考え、私自身のつながりについて考えてみました。私は大学に入って4年目になりましたが、専修に始まり、サークルやゼミなどを通してたくさんのつながりを持つことができました。サークルでのつながりは、今では一緒に集団面接や討論の練習をして、他の人から良い刺激をもらえる場所になり、ゼミでのつながりは、部活動やいじめなどについて討論したり、セミナーに参加してたくさんの先生方から学びを得て、自分を高められる場所になっています。つながりがあることで、自分が成長できると考えるので、これからも1つ1つのつながりを大切にしていきたいと思います。

 このセミナーで、「つながり」を持つことの大切さを学ぶことができました。ありがとうございました。(松田)

ふと小さい頃を思い出して(嶋藤)

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 こんにちは。三期生の嶋藤です。最近、いたるところでツツジをよく見かけますね。道路の脇や公園によくありますよね。そのツツジを見ていて、小さい頃のことを思い出したので今回はそのことについて書きたいと思います。

 突然ですが、皆さんはツツジの蜜を吸ったことがありますか?

 多くの方が吸ったことがあると思います。私もその一人で、小さい頃に公園にあったツツジの蜜を吸いました。甘い?味ですよね?(笑)おいしいという方もいますが、私は吸った後気持ち悪くなって家にすぐに帰ったのを覚えています。弱いですね(笑)いい思い出か悪い思い出かは別として、こういう経験が記憶に残るきっかけとなったので、経験はとても大切だと思いました。子どもを好奇心旺盛にさせ、たくさんの新しい発見をさせられる教師になりたいと思いました。

 今回調べてみて分かったのですが、ツツジには有毒なものもあるそうなので、そこまで知った上で子どもに大丈夫なものを進められる教師になりたいと思います。まだまだ知識が足らないので、学んでいかなければならないと感じました。(嶋藤)

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