5月24日(木)津島市立東小学校 道徳飛び込み授業・研修会に参加して(竹内)
こんにちは。4期生の竹内です。今回は5月24日に津島市立東小学校で行われた玉置先生による道徳の飛び込み授業・研修会に参加させて頂き学んだことを2つ書きたいと思います。
まず一つ目は授業記録の取り方です。 玉置先生は授業での、教師の発言と子供の発言を全て記録するように、と言われていました。 最初は言われた通りに記録していたのですが、その意味が分かったのは授業が終わり振り返る時でした。いつもの実習や研修会などでは教師の発言で大事な場面だけを記録していたのですが、それだけだとどういう流れでこの発言が出たのか思い出すことができませんでした。今回全て記録していたことによって授業の流れを明確に思い返すことができました。このやり方はこれからも続けていきたいと思います。 そして二つ目はゆさぶり発問についてです。大学の講義において道徳ではゆさぶりをかけることが大切と聞いたことがありますが、いざ自分が教師として授業する際にどのように組み立てればいいのかがイメージしづらい部分がありました。 今回の玉置先生による道徳の授業では、子どもたちにもう一度深く考えさせたい時に「自分が登場人物なら本当にそれで嬉しいのかな?」とゆさぶりをかけていました。どういう時にゆさぶりをかけるか、どんな言葉をかけるかということを実際の授業を見ることで学び、百聞は一見に如かずということを実感しました。 そして最後に個人的ではありますが、津島市立東小学校には自分が中学生の時に部活の顧問としてお世話になった先生がいました。その先生とは中学校を卒業してから5年ぶりに会うことができ、学生と教師の立場でなく、自分が教育学部生として同じ教育現場で出会えたことがとても嬉しかったです。次にまた会う時は、同じ教師という立場で会えるように頑張りたいと思いました。 津島市立東小学校の皆様、玉置先生ありがとうございました。(竹内) 5月24日(木)津島市立東小学校 道徳飛び込み授業・研修会に参加して(山下)
こんにちは。3期生の山下です。今回は津島東小学校で行われた玉置先生の道徳授業と研修会に参加して学んだことを記事にさせていただきます。
まず玉置先生の授業の前に津島東小学校の先生方の道徳の授業を見させていただきました。1クラスを見れる時間は短く、内容まではわかりませんでしたが印象に残っているのは板書と机の並び方です。板書は写真や挿絵などを効果的に利用してまとめられており、字もとても美しくて見ていて気持ちのいい板書でした。また、机の並び方はコの字型であったり全員が真ん中を向いて向き合ったりグループになっていたりと、発達段階に応じて工夫されているように感じました。先生に話すのではなくクラスのみんなに向けて話すということを意識してか自然と子ども同士の対話が生まれていたように感じました。 次に玉置先生の授業で学んだことは子どもたちの発言をつなげるということです。今回は玉置先生の指示で先生と子どもたちの発言をなるべく正確に記録していました。そこで先生の言葉を見返してみると表情や行動を指摘して指名している場面が何度かありました。例えば、「君は一生懸命話そうとしていたね、みんなの前で同じように話してみて」や「うなずいたね、なにがわかった?」などです。 私はこれまで対話と言えば話し合いや意見交流など言語によるものだとばかり考えていましたが、表情発言といってわかったらニッコリしたりわからない時には困った顔をするなど子どもたちの表情を読み取ってつなげていくということを学びました。また、キーワードを言いながら丸付けをする、ほめる種をまき早めにほめる、みんな意見をかいたときは列で当てる、自分に立ち帰らせるためにロールプレイをするなどたくさんの授業技術も学ぶことができました。 実際に子どもたちに向けて行う道徳の授業を見るのは3回目くらいで見る機会も経験したことも少ないので今日学んだことを自分が教員になったら参考にして道徳の授業を行いたいと思いました。 半日ではありましたがここには書ききれないほど学びの多い充実した時間になりました。津島市立東小学校の皆様、玉置先生、ありがとうございました。(山下) 「ネタ」開発ノウハウ(有田和正)から(静谷)
◯ P38 8行目
とにかく、子どもを熱中させるネタの第一条件は、具体的で、目に見えるものであること。である。 ● 以上のことから 耳から言葉だけで聞くよりも、目で見たもののほうが子どもにとって熱中するし、信頼もする。ネタを子どもに提示する際、具体物を用意し、視覚的に訴えることが大切であると学んだ。 「算数楽しく授業術」(坪田耕三)から5(早川)
◯ P186 オープンエンド・アプローチ
また、たった一つの正解をいろいろな方法で解く、といった考え方を変えてみるようにしたらどうであろうか。 問題を、正解がたくさんあるように設定するのである。 答えがいろいろ登場して、なるほどそういう考え方もあるのかと発想の転換を迫られることが多々ある。 授業をそのように設定するのが、オープンエンド・アプローチである。 これも授業の発展・応用と考えてよい。 いろいろな授業方法を図示すると次のようになる。 (図略) (1)解き方色いろいろ (2)オープンエンド・アプローチ (3)発展的な問題づくり ● 自分の考える子どもが意欲的に取り組む授業のあり方では、多種多様な考えを認めることがとにかく重要だと考えていた。しかし、エンド(問題の答え)がたくさん存在しても全くおかしくない状況にすることで、発言自体を恥ずかしがる・躊躇する子どもはぐっと減るだろう。勝手に自分の頭にはめられた授業の型の中で、授業技術を見つけようとしているということにこの文章から気付くことができた。(早川) 5月24日(木)津島市立東小学校研究会に参加して(南山)
こんにちは。今回ご縁あって特別に参加させていただきました、4年生の南山です。津島市立東小学校研究会の参加を通して、道徳について新たな学びを得ることができました。その中でも「つながる道徳」ということについて感じたことを書いていこうと思います。
まず、東小学校の先生方の授業を参観させていただいて「つながる」ための対話に向けた環境作りがなされていると感じました。発達段階に合わせて低学年ではペアで話ができるように2個ずつ机がくっつけられていました、中学年ではグループの形に、高学年では全体に向けて発言ができるようにと教室環境から整えられているのがよくわりました。また児童たちもその環境を十分に生かし、対話する姿が印象に残っています。環境を与えるだけではなくそれを生かせるように発問したり指導することがとても大事なことなのだと思いました。 次に、玉置先生の授業を参観させていただいて「つながる」ということは決して対話だけではないのだと知りました。児童の発言を聞き他の児童に言葉を促したり、小さな反応も全体で共有することにより児童たちは先生によって繋がった、持てる力を十分に発揮していたように見えました。上手く言葉にはできないのですが全員が同じ方を向いているようなそんな気持ちになりました。 「つながる道徳」は児童が他者を認め合い、自己の考え方を変えたり、多面的に捉えることができると実感しました。授業を受けている児童は正に真剣な眼差しを向け、熱心に仲間の話を聞いて発言する姿はとても理想的でした。今回学んだ様々な方法や考え方をぜひ今後に生かしていきたいと思います。 長々と書いてしまいましたが、貴重な機会を与えてくださった玉置先生並びに津島市立東小学校の先生方本当にありがとうございました。今回得た多くの学びを生かせるようにこれからも勉強に励んでいきたいと思います。(南山) 5月24日(木)津島市立東小学校 飛び込み授業・研修会に参加して(岡田)
こんにちは。3期生の岡田です。先日、津島市立東小学校で行われた玉置先生の飛び込み授業、研修会に参加させて頂きました。現場の先生方の授業や児童たちの様子、また、玉置先生の授業技術などを目の当たりにすることができ、非常に勉強になりました。今回はその中で、二つのことについて書かせて頂きます。
一つ目は、授業を見るときのメモの取り方です。 今回は予め玉置先生から、教師と児童の言葉を全て記録するよう指示がされていました。授業中は流れについて行くことに必死でしたが、その頑張りは後から自分に返ってきました。 以前和田先生が講演の際に、そして2期生の寺坂さんも記事で、教師の発言を全て記録する、ということを仰っていました。実際やってみた身として、記録したことにより授業流れが見え、記憶も鮮明に蘇りました。また、重要ポイントもしっかり振り返ることができました。 今回は玉置先生に指示されたことで精一杯記録しましたが、この学びを体感した以上、今後も積極的に記録に励みたいと思います。 二つ目は、授業終了時の児童たちの姿をイメージすることの大切さです。 これは道徳だけでなくどんな授業でも当てはまり、また、多くの先生方にもそう教わってきました。それを分かっていたはずが、私は自分の中に確かなイメージが確立されていなかったために教育実習で失敗してしまったことがあります。 今日の玉置先生の授業を見ると、児童たちの目的地があるからこその発問、切り返しがされていました。玉置先生のような道徳、授業をしたいと思うからこそ、まずは児童たちがどんな姿になってほしいか、どんなことを言ったら成功と言える授業になるのか、というものを持ちたいと思います。 今回は二つのことに絞って記事を書かせて頂きましたが、ここに書ききれない程まだまだ多くの学びをさせて頂きました。津島市立東小学校の皆様、玉置先生、多くの学びをありがとうございました。 ……一つ、心残りが。 玉置先生と打ち合わせしたにも関わらず。私は研修会において発言の選択を間違えました。また機会を頂けた際には、どんな流れなのか、何が求められているのか、先生の話をよく聞いてリベンジしたいと思います!(岡田) |
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