5月24日(木)津島市立東小学校 飛び込み授業・研修会に参加して(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日、津島市立東小学校で行われた玉置先生の飛び込み授業、研修会に参加させて頂きました。現場の先生方の授業や児童たちの様子、また、玉置先生の授業技術などを目の当たりにすることができ、非常に勉強になりました。今回はその中で、二つのことについて書かせて頂きます。

 一つ目は、授業を見るときのメモの取り方です。

 今回は予め玉置先生から、教師と児童の言葉を全て記録するよう指示がされていました。授業中は流れについて行くことに必死でしたが、その頑張りは後から自分に返ってきました。

 以前和田先生が講演の際に、そして2期生の寺坂さんも記事で、教師の発言を全て記録する、ということを仰っていました。実際やってみた身として、記録したことにより授業流れが見え、記憶も鮮明に蘇りました。また、重要ポイントもしっかり振り返ることができました。

 今回は玉置先生に指示されたことで精一杯記録しましたが、この学びを体感した以上、今後も積極的に記録に励みたいと思います。

 二つ目は、授業終了時の児童たちの姿をイメージすることの大切さです。

 これは道徳だけでなくどんな授業でも当てはまり、また、多くの先生方にもそう教わってきました。それを分かっていたはずが、私は自分の中に確かなイメージが確立されていなかったために教育実習で失敗してしまったことがあります。

 今日の玉置先生の授業を見ると、児童たちの目的地があるからこその発問、切り返しがされていました。玉置先生のような道徳、授業をしたいと思うからこそ、まずは児童たちがどんな姿になってほしいか、どんなことを言ったら成功と言える授業になるのか、というものを持ちたいと思います。

 今回は二つのことに絞って記事を書かせて頂きましたが、ここに書ききれない程まだまだ多くの学びをさせて頂きました。津島市立東小学校の皆様、玉置先生、多くの学びをありがとうございました。


……一つ、心残りが。
 玉置先生と打ち合わせしたにも関わらず。私は研修会において発言の選択を間違えました。また機会を頂けた際には、どんな流れなのか、何が求められているのか、先生の話をよく聞いてリベンジしたいと思います!(岡田)

個人面接練習(早川)

 こんにちは。毎日代わり映えのない毎日に飽き飽きしている3期生の早川です。

 先日、大学の就職課が主催している個人面接練習に参加しました。練習は、5人1組で、1人ずつ面接を行い、他の4人はその様子をすぐ横で見て学ぶという形式で行われました。

 いつもゼミ内・同じ専修同士の友達で行う面接練習が、普段あまり話すことのない人と練習するという条件に変わるだけで、普段とは緊張感も違ったものになり、より本番に近い形で行うことができたと感じました。

 自分が面接を受けているときはもちろんですが、自分以外の人が面接を行っている姿を見ることも大きな学びであると体感しました。その理由は以下の2つです。

1 他の人の話し方の特徴を捉えることで、改めて自分の話し方を省みることができる。

2 教員になる上で今考えていることなどを共有(悪く言えば”盗む”)ことができる。

 「人のふり見てわがふり直せ」の本質がわかった気がしました。

 ちょうど教採まであと2ヶ月を切りましたが、モチベーションを何とか保てるようがんばります。。。(早川)
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4期生ゼミ 山田さんの発表記録(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。今日は山田さんの発表記録を書かせていただきます。
山田さんが発表してくれた本は『子供がどんどんやる気になる国語教室づくりの極意』(著者:二瓶弘之)です。

1.「しずかちゃん」で温かい学級づくり
 発問:「よい授業の条件は何でしょうか。」
 今までのゼミでよく出てきたこの話題。「よい授業とは」についてもう一度考えさせ、さらに深い内容に踏み込んでくれました。20秒の個人で考える時間をとり、1人ずつ順番に意見を聞いていました。
・発問が工夫されている授業
・つぶやきのある授業
・子どもが主体的な授業
・聞く態度が身についている授業
・うなずき、反応のある授業
・相手の意見を認めている態度
「それも分かるけど‥」

 それぞれの意見をホワイトボードに反映させてくれました。そしてみんなの意見をまとめ、受け入れた上で山田さんが伝えたかったことについて話してくれました。

「アサーション」という言葉を知っていますか。
 「アサーション」とは“自分の意見も相手の意見も大切にする”ということです。
この性質を象徴しているキャラクターがいるのですが、みなさん、何か分かりますか〜?

 これがなんとドラえもんに登場する「しずかちゃん」だそうです。みんなの頭の中には一瞬本当にそうかな?という疑問が浮かびましたが、しずかちゃんの話し方には特徴があって「なるほど、あなたの言いたいことはわかったわ。私はこう思うわ。」という感じだそうです。子どもたちに「アサーションを大切にしましょう」と言ってもなかなかぴんとこないので、子どもたちに馴染みのあるキャラクターを挙げて「しずかちゃんになりきって発言しましょう。」と指示を出せばたしかに分かりやすく、子どもにもすんなり入っていくのかな、と思いました。

 また、山田さんは手書きのしずかちゃんのイラストの他、ジャイアンとのび太のイラストも提示してその違いについて説明してくれました。

ジャイアン:アグレッシブ
しずかちゃん:アサーション
のび太:ノンアサーション

 山田さんの素晴らしかったのがそのイラストの絵の上手さだけでなく、絵を張る順番が攻撃的なジャイアンから消極的なのび太の順に左から並べていたので、とても分かりやすかったことです。視覚的に訴えることのよいことは瞬時に頭が整理されて、記憶に残りやすいことかなぁ、と個人的に思いました。

2.子どもたちがどんどん書きたくなる板書
 二瓶さんの考える、板書のコツ、子どもたちが発言をしやすくなる板書は2つの特徴があるそうです。

1色分けのルール
 あらかじめ「赤は1番大切なこと」というように決まりを共有しておくこと。

2矢印で整理
 同じような意見、関連のある意見は矢印でつないでそのつながりが分かるように、黒板上で整理しておくこと。

 ほかにも細かいことで気をつけるべきことはあるかもしれませんが、とりあえず大原則としてこの2つのポイントをしっかり頭に入れておくのは大切なことだなと感じました。

 山田さんは今回2回目の発表でしたが、今までのゼミで学んだ授業技術をところどころ実践していてとても素晴らしいなと思いました。特に、指示を出すときに点より丸を意識していること、自分の中で整理してから明確に話していること、1番伝えたいところで視覚的効果を狙った工夫をしていたのがとても良かったと思います。

 ゼミでの発表も2周目に突入しました。発表内容、プレゼンの仕方、共にみんな格段にレベルアップしているのがよく伝わってきました。みんなから良い刺激を受けながら私も負けじと頑張りたいと思います!!(安部)

第5回(5月18日)4期生ゼミ 2回目の発表を終えて(山田)

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 こんにちは。4期生の山田志摩です。気づいたら気温が30度を超えるような日がでてきて、日焼けに怯える毎日ですが、晴れの日はなんだか気分がいつもより明るくなってがんばろうという気持ちにさせてくれるような気がします。

 さて、今回から模擬授業の2周目にはいりました。今回わたしが読んだ本は『子供がどんどんやる気になる国語教室づくりの極意』(著者:二瓶弘之)です。

 前回は2つの内容のうちの片方も伝えきれなかったので、今回は要点をちゃんとまとめて時間内に2つとも発表し終えられるようにがんばりました。少しオーバーしてしまいましたが、時間配分もだんだんと掴めるようになってきたかなぁと自分で成長を感じられるのがうれしいです。

 今回わたしが発表した内容は、1.「しずかちゃんで温かい学級づくり」2.「子ども達がどんどん発言したくなる板書」についてです。

 1では、相手の意見も自分の意見も大切にして話す”アサーション”について取り上げました。アサーションの名人であるドラえもんのしずかちゃんをお手本にすることで、クラスに定着させすくなるという記事を読んでぜひみんなに伝えたいなと思いました。

 また、よくない話し方の例としてジャイアンやのび太を例に出し、みんなでしずかちゃんを目指そうという話をしました。謎の白紙のレジュメを人数分印刷してしまったことがきっかけで、視覚的にも楽しんでもらえたらいいな、記憶に残ったらいいなと思ってイラストを描いたのですが、資料の見やすさと同じくらい、資料の出すタイミングや出し方も大切だなと感じました。聞いている人を惹きつけてここぞ!というタイミングで出すからこそ資料は効果的だと思いました。なかなか難しいですが、そういうこともこれから意識して行けたらいいなと思います。

 2では、教育実習前ということもあり、板書について取り上げました。子ども達の発言や、つぶやきにつながる板書のコツは、「1.色分けのルールをつくること」「2.矢印で整理すること」です。当たり前のように思いますが、どちらも事前に板書計画までしっかりと練って、かつ、クラスで「1番大切なことは赤」などと共有しておかなければできません。重要であり基本であるこの2つのポイントをまずは実践していきたいと思いました。

 玉置先生や4期生のみんなからたくさん刺激を受けたり吸収したりしながら、一回一回ここが成長したなあと思えるゼミにしていきたいなと思いました。(山田)

4期生ゼミ(5/21)安部さんの発表記録(加藤奨基)

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 こんにちは、4期生の加藤奨基です。今回は安部さんの発表記録になります。

 安部さんが発表してくれた本は、「最高の学級作り パーフェクトガイド 指導力のある教師がしっていること(著 赤坂真二)」です。実習に関わることがいいということで、学級開きについて取り上げてくれていました。

Q.最初の挨拶で、ネタを用意するか言葉だけか
という問いかけに対して、用意する人も言葉で伝える人も様々でしたが、
【自分が安心できる教師だと伝える】
ということが大切であるという学びでした。安心できる教師は子どもにうまく指示が通り、結果子ども同士のみで関わり出すので、子ども主体の学びがしやすくなるということです。

 この発表で、最初の挨拶はただ面白くてインパクトのある挨拶ではいけないということも学ぶことができました。インパクトや印象ももちろん大切ですが、学級開きは自分がどんな学級にしていきたいかをはっきり示す最初のチャンスでもあるので、ただの行事と疎かにしないようにしたいと思います。

 また、安部さんは発言者の意見に「そうそう」「なるほど」とたくさん反応していて、話し手と聞き手が会話しているように発表が進んでいっていたのが印象的でした。子どもでなくてもみんなの前で発言するということは緊張すると思います。その発言の時に教師が大きく反応してあげて、会話するように聞いてあげると、発言もしやすくなり、より良い学級になっていくのではないかと思いました。

☆玉置先生から
○ABCDの原則
・A(当たり前のことを)
・B(馬鹿にしないで)
・C(ちゃんとやれる人こそ)
・D(できる人)

5月21日 2回目のゼミ発表を終えて(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。だいぶ投稿が遅くなってしまいましたが、ようやく自分の発表を整理できたので記事をアップしたいと思います。

 私が今回発表した本は赤坂真二先生の『最高の学級づくり パーフェクトガイド 指導力のある教師が知っていること』です。なぜこの本を選んだかというと、やはり前回のセミナーで実際に赤坂先生の講演を生で聞いてとても感銘を受けたからです。先生が話される一つ一つの言葉が自分の中にすんなり入っていく感覚がありました。もっと先生から学びたい!と思い、今回の発表はこの本にしました。

 実習を控えているので少しでも実習に役立つネタをと思いまして
1.一年の計は学級開きにあり
2.少しの丁寧さが思春期との絆をつくる
と題しこの2点について発表させていただきました。

 1ではまず「先生と子どもたちとの出会いの日、持ちネタは必要だと思いますか」という発問をしました。予想通り「必要だと思う」に手を挙げてくれた人が多かったので、そのあとの展開がしやすい!っとその時はガッツポーズをしたいくらい嬉しくなりました。

 しかし、問題はそのあとでした。3つのグループから意見を出してもらい、それを集約して1番私が言いたかったこと、赤坂先生が1番この章で言いたかったことを伝えようとしたのですが、うまく伝わりませんでした。聞き手側の反応を見るとその手応えがいまいちだったのが明らかでした。学級開きで大切なのは子どもに安心感を与えること。これを伝えたかったのですが、この文言だけが頭に入っているだけで、ひたすらこの言葉だけを連呼してしまいました。同じことを繰り返し言ってもそれは説明にはなりません。1番伝えたい言葉をバシっと言って、そのあとそれを補足する説明をしないと聞き手側には響いてこないのです。当たり前のことですが、このことを忘れてしまっていました。同じことを言われても全く同じことを想像するはずはありません。伝え方次第で伝わることもずいぶんと変わってきてしまうことを今回の発表で学ぶことができました。

 では、どうすれば聞き手にしっくりくる説明ができたのか、それは自分の中で学んだこと、教材内容を噛み砕いて理解しておくことです。これは子どもたちを目の前にして授業を行うときにすごく大切になってくることだな、と気がつきました。どんな発問をするか、授業テクニックをどう駆使するか、もとても大事なことですが、それ以前に教える側(先生)中で教材を落とし込んでおく必要があるなと改めて実感しました。

 正直なところ、今回の発表を終えて、スッキリした達成感はあまり感じませんでした。教育実習大丈夫かなぁ、と不安が募るばかりでした。しかし、こうして発表を振り返り、言葉にすることで、見えなかった課題が出てきてこれからどうすればよいのか何となくですが分かってきました。

 まだまだ未熟な教師の卵ですが、少しずつ殻を破っていけるように変わらず頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!(安部)

「子どもを勇気づける教師になろう!アドラー心理学で子どもが変わる」(岩井俊憲、永藤かおる著)から3(菱川)

◯ キャプチャー3から
 クラスに馴染めない子、気づけばポツンと一人でいる子、あまり手がかからないために存在感が薄い子、逆に誰に対しても威嚇的な態度で牙をむくような子そんな子たちを「協調性に欠ける」の一言でくくってないでしょうか?

● 以上のことから
 確かにその通りである。人はたった一人で生きていけない、だからそんな子たちにどのようなアプローチをかけていくべきか考える必要がある。

「子どもがどんどんやる気になる国語教室づくりの極意国語 授業編」(二瓶弘行編著 夢の国語授業研究会著)から2 (山下)

◯ p44〜
互いの意見が認め合える学級づくりのキーワードは、しずかちゃん

ジャイアンのように、「自分の考えこそがすべて、友達の意見など聞かない」ではなく、また、のび太のように「自分の意見を押し殺して主張しない、ただ聞いているだけ…」でもない。しずかちゃんのような、「なるほど、あなたの言いたいことはわかったわ。私はこう思うわ。」というスタンスです。

●以上のことから
 現在の子どもたちはジャイアンかのび太のような自分か相手、どちらかしか大切にできていない児童が多いように思う。そこで、しずかちゃんのように相手の意見を受け入れた上で自分の意見も話せる子供を育てることで認められるという安心感から誰もが発言しやすい授業になると考えられる。

5月22日(火) 犬山市立犬山西小学校研究授業参観・指導助言に参加して(松田)

 こんにちは。3期生の松田です。
 5月22日に犬山市立犬山西小学校の研究授業を参観させていただき、その後の授業検討会にも参加させていただきました。
  
 参観させていただいた授業は、5年生の国語「生き物は円柱形」という単元でした。課題は「キーワードを見つけ要約しよう」で、決められた段落の中からキーワードとなる言葉を見つけ、50字で要約することが行われました。子どもは先生の話を聞こうとしていて、私のイメージしていた5年生とは少し異なり、私語もなく落ち着いていました。担任の先生は電子黒板を使用して動画を見せたり、絵を印刷して黒板に貼ったり、子どもがイメージしやすいように工夫をされていて、私自身も興味を惹かれるものでした。特に動画を見せたときに子どもの「えっ!」という驚いている反応が印象的で、声が上がるような授業を私もしてみたいと思いました。
 
 授業検討会では、私も入れていただき現場の先生方の意見を聞くことができました。「見方・考え方を働かせる授業」に重点を置き、玉置先生の「今日の授業の見方・考え方は何か」という問いについて話し合いました。玉置先生は、見方・考え方というのは「今日の授業で子どもに絶対忘れてほしくないこと」であるとおっしゃっていました。今日の授業で忘れてほしくないことは、要約を作るために本文から見つけたキーワードではなく、キーワードを入れた要約でもなく、「どのような言葉がキーワードになるか、どのような文章が要約といえるのかという考え方」のことであると学びました。答えを確認するのではなく考え方について学習することのできる授業にするために、キーワードとなる言葉にはどのような特徴があるのか、反対にキーワードにならない言葉はなぜキーワードと言えないのかということについて考えを交流し合うことで1つの授業だけに留まることなく次に生きる学びになることを学びました。また、考えを交流することにより、対話的な学びにつながることも学びました。

 教師は、キーワードを見つけ要約することで子どもにどのような力をつけさせたいのか、子どものどのような姿を目指しているのかという軸を持つことが大切であると聞き、私は以前玉置先生に集団討論を見ていただいた際に指導していただいた本質をとらえるということを思い出しました。ただ活動をするだけにならないように、その活動の理由や意図を持って取り組むことの重要性を改めて感じました。  

 
 私は実際の授業を見せていただいて、セミナーに参加して多くの先生方の指導法を学ぶことはもちろん大切ですが、小学校で行われてる実際の授業を参観し、教師の働きかけに対する子どもの様子を見ることも大切であると思いました。以前、犬山西小学校の子どもが集まる児童館で一緒に遊んだ子どもがそのクラスにおり、挙手をしたりノートに書いたりと頑張っている姿を見ることができて嬉しかったです。授業を参観させていただき検討会にも混ぜていただき、貴重な機会をありがとうございました(松田)

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仲間からの指摘(丹羽)

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。教員採用試験まで残り2ヶ月を切りました。最近は、面接練習を少し増やしていろんな人とやるように心がけています。

 今回は面接練習をしていて、友達から指摘してもらったことを記します。

 先日、同じ国語専修の集まりで面接練習をしていたのですが、考えていない質問ばかり聞かれました。考えてはいなかったものの、自分なりの思いや、考えを一生懸命伝えることが大切だと思い、答えました。

 すると、「話し方はいいけど、全部教師目線で答えている印象を受けたよ。」と言われました。この言葉に私は反省しました。

 例えば、楽しいクラスにしたいなら、子どもの立場に立って、どんなクラスなら楽しいのかをまずは考えなくてはなりません。私は、子どものことを考える前に教員としての考えばかり述べていたのです。

 これでは、子どものことを一番に考えているとは言えません。自分自身そうしている自覚がなかったのでこの指摘をくれた仲間に感謝しています。

 まずは子どもの気持ち、立場に立って物事を考えることが基本だということを意識していきたいです。子どもたちがいるからこそ、教員という職が成り立つということを心に留めるいいきっかけとなりました。

 本番まで後悔しないように仲間とともに切磋琢磨していこうと思います。(丹羽)

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四期生ゼミ(5月18日)安藤さんの発表記録(中澤)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。今回は安藤優里さんの発表についてまとめていきたいと思います。本のタイトルは、『発問する技術』(著者 栗田正行)です。

テーマ1:クラスをまとめる発問

 学級目標を、「みんなで仲良くすること」とした場合、どのような発問をして、子どもを誘導するか?この問いから発表が始まった。学生の意見として、友達が困っているときにどうしたらいい?どんなクラスが居心地がいい?仲が悪くなったらどうする?誰が友達の良いところを見つけられるかな?等が上がった。

 その後、発問は、2W1H(何を、誰を、どのように)を意識して、命令や指示でなく、質問や提案の形になるように発問をするとよいとまとめられた。そうすることで子どもの視点に立つと、学級目標が強制的なものでなく、みんなで考えて挑戦していきたいものに変えることができる。ここから、発問には子ども達がつい考えてしまい、みんなと共有したくなるという気持ちを引き立たせる力があることを、今回の発表で学び得た。

テーマ2授業は、発問で始まり、発問で終わるもの

 発問には、未来発問と達成発問とがある。未来発問とは、授業の始めに、授業のゴールイメージを子どもに考えてもらう発問である。なりたい自分を想像させることで、目標を持ち、学習意欲や集中力を引き出すことができる。達成発問とは、授業の終末に学んだことや身に付いたことについて振り替える発問である。授業の理解度を確認するだけでなく、できたことへの達成感を与えることができる。二つの発問を組み合わせることで、授業の中で子どもたちが、まるでゲームの主人公のように、自ら考え行動していくように心に訴えかけることができるのである。

 安藤さんについて玉置先生は、はっきり話す口調がとても良いとおっしゃっていました。はっきり話すから、説明もくどくなく、伝えたいことが明白に聞き手に伝わると私は感じました。導入会話と発問との間に隙間ができると、よりはっきりと発問が伝わると私は考えています。

 記録は以上である。(記録と聞くとつい固い文章になってしまいました。申し訳ありません。)(中澤)

4期生ゼミ第5回(5月18日)の発表を終えて(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤です。ついに2回目の発表となった先日の模擬授業での学びを書いていきたいと思います。

 私が読んだ本は『発問する技術』(著者 栗田正行)で、「思い浮かべて、考えてしまう」という発問の特性を踏まえた発問の効果的な使い方を特に印象的だった、「クラスをまとめる発問」や「未来発問」に絞り、もし自分が教師だったらという設定でみんなに考えてもらいながら述べていきました。

 発表においてひとつ意識したのは、私はいつもいきなり本題に入り説明を始めたり、最初から主となる発問(重い発問)をしてしまい、導入的な部分が抜けてしまいがちなので、身近な話題で発問して、「思い浮かべて考える」ことで全員が話題に参加できるようにしました。実際に発問の効果を試すことができてよかったです。

 また、発表する中で疑問に思ったことがありました。みんなに個人で発問を考えてノートに書いてもらっているとき、机間指導に入ったのですが、赤ペンで丸をつけたり、キーワードを読み上げて共有を図る「オープンカンニング」をすべきかどうかということです。玉置先生に伺ったところ、もっとみんなの手が止まっていたり、考えづらい時にすれば良いとのことで、なるほどそのように使い分けるんだと納得しました。

 発表を終えて玉置先生からはきはき話していて話し方がよいと褒めていただけたことと、今回発言に対して「なるほど」と単調な返しになっていたのでもうすこし変化をつけるとよいとアドバイスしていただきました。これからの発表に生かしていきたいです。

 また、ゴールの達成のために「どうしたら〜できると思う?」と発問して行動やプロセスを子どもたち自身で考えさせると主体性が助長され効果的であるということが、玉置先生の「AさせたいならBと言え」という言葉とリンクしました。目的だけを示して行動を子どもたちが考えて動くことができる学級経営が私にもいつかできるように頑張りたいです。

 ゼミの発表も2回目になりました。1周みんなの発表をみると、どのように発表したらいいのか自信がなくて手探りだった前回よりも、取り入れたいことや、実践してみたいことが増え、本からの学びや玉置先生の授業技術を生かしていきたいと思うようになりました。これからも自分はもちろん、みんなの発表を見て学んだことを生かしていきたいと思います。(安藤)

4期生ゼミ第5回(5/18)中澤くんの発表記録(関口)

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 気温の変化にやられ風邪気味の関口です。今回は、中澤くんの発表について書きます。

 1冊目に続き今回も中村健一さんのかかれた本で『策略ブラック授業づくり つまらない普通の授業にはブラックペッパーをかけて』について発表してくれました。

 テーマは叱り方についてです。中澤くんはまず、「安藤さんが不要物を持って来ていたらどう注意するか」という発問を投げかけました。挙手制で発表させようとしたところ全員が手を挙げたため、一人一人聞いていく形をとりました。状況によってやり方を変えれるのがすごいと思います。

 そこで出た意見は、「終わったあと呼び出す」「個別で」「全体で」と三つに分かれました。板書も見やすいように分けて書いてあります。中澤くんはこれらの意見を全て活用して伝えたいことに持って行きました。「終わったあと呼び出されるのって嫌じゃない?先生も時間なくなるし」「個別で話してたら気になるよね」「だから全体でする。叱るのを活動にする。」と。

 ではどうするか、具体的に見本を見してくれました。まず、不要物を取り上げる時は全体に見せるように。そして、終わったら返すね、ということを伝える。最後にみんなの前に立ち、「○○さんは悪くありません。しかし不要物を持ってくるのはダメです。不要物を持ち込んでもバレます。」と呼びかける。これを子どもたちに復唱させることで、活動にする。という発表でした。

 もう一つのテーマは、「授業の最初に空気を支配せよ」でした。 号令を長くし、子どもに多く喋らせることで元気にさせ、声を揃えさせることで集中力を高めるということでした。また、「席に座ってない子がいても号令をさせる。」ということもいいなと思いました。子どもが気づくまで黙って立っている先生もいましたが、時間がもったいないなと思いました。「日直!」と声をかけることで、急ぐ姿の子どもを想像でき、面白かったです。

 子どもを引きつけることができると自慢されたので、私もそうなれるよう中澤くんを観察していきたいです(笑)。(関口)

第5回(5月18日)のゼミ活動の発表を終えて(中澤)

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 みなさんこんにちは、最近玉置先生の研究室の本を読むことと普通の授業の課題に夢中で、教採の勉強が疎かになっている四てトホホと感じている四期生の中澤佑太です。今回は、二回目の発表の振り返りをしていきたいと思います。

 今回の発表では、実は、個人的に心が大きく動くことがありました。私は、発問をして、考える時間を与えて、何人か手が挙がっている状態で数人当てる流れを考えていました。しかし、挙手を促したところ、なんとそこにいた全員が手を挙げました。私はこの瞬間、心に電流が走りました。まるであり得ないことを見たときの、時間が止まったかのように感じました。

 つい私は、全員の声が聞きたくなり、全員当ててしまいました。当然時間内に収まらなくなってしまいました。教師としてあってはならないことをしたと私は考えています。例えば、子どもが当ててほしそうにしていても、場合によっては心を鬼にして当てないようにすることがあります。教師は授業を成功するために、私情を挟んではならないからです。実習の時にこのようなことが起きたとき、今回のことを思い出して、冷静にこなそうと私は強く思いました。

 発表の中で、私の話し方について、引き付けられるという意見をいただいた。このことについて私は、無意識に心掛けていることをお伝えしたいと思います。それは、一方的に説明しないことです。説明するときに、つい説明することだけに夢中になってしまい、聞き手を見てるだけで自分のペースで話してしまうことがあります。私はそうならないように、説明するときに、誰かが頷いている、目を合わせようとしているか等をみて、「了承を得て」話すようにしています。そのため、誰もそのようなことがなかったら、「ついてこれてる?わかるかな?」と聞くこともある。聞き手がいて、話し手が話せていると考えることが大事だと私は考えています。

 今回は、二回目でありながらうまく発表ができなかったと私は考えています。しかし、個人的に心に残った回になりました。私はゼミ活動をしていくなかで明らかに変化しているのを実感しています。時間ができたところでよもや話でゼミ活動を振り返りたいと思っています。ここまでありがとうございました。(中澤)

玉置ゼミ3期生(早川)

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 こんにちは。3期生の早川です。

 先日、卒業アルバムに載る、個人写真の撮影が行われました。撮影はゼミ単位で行われたので、いい機会だと思い3期生全員で集合写真を撮りました!

 二年生の後期にゼミの希望を出して、もう1年半近くが経つと思うと、恐ろしくてなりません・・・。

 今日の記事はこの写真を載せたいがためだけに書きました!まだまだ乗り越えるべき壁はたくさんありますが、一致団結!頑張っていきたいと思います!!!(早川)

単調な毎日。(早川)

 こんにちは。3期生の早川です。

 いよいよ教員採用試験まで2ヶ月をきり、いよいよくるなあという実感が湧いています。同じように毎日切磋琢磨している周りの人達をみると、ますます高校受験や大学受験の頃のピリピリムードを思い出し、懐かしくなります(笑)

 そんな毎日の勉強、頻度を減らしながらも続けているアルバイト、まあまあ規則正しい就寝と起床。大学1年生から3年生の頃に比べると、大して大きな出来事がおきるわけでもなく、毎日が単調でつまらなく感じています。

 もっと勉強をしなければならないと頭では分かっていても、「今日はこれだけやったから、もういいだろう」と考えてしまう自分がまだまだ消えません。
「あと2〜3ヶ月頑張れば夢が叶う。」そう分かってはいるものの、なかなかうまくそのモチベーションの維持をすることは難しいなと悩まされる日々が続いています。

 ただ、本当に悩んでいた春休みの頃の自分と比べると、自分のなりたい教師像や教師への意欲というものは揺らぎないものに変わったなと確信しています。

さあ、あとすこし。自分なりにあがきたいと思います。(早川)
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玉置先生からご指導頂きました(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日、お忙しい中にも関わらず、玉置先生に面接練習をして頂きました。自分たちの答え方や内容に関して一つ一つご指導をして頂けたため、とても濃い学びとなりました。中でも、訴えかけることの大切さと、自分の言葉に芯を持たせることの大切さを学びました。

 まず、訴えかけることの大切さです。

 少し止まってしまったとしても、そこで折れてしまうのではなく、「本当に先生になりたいんだ!」という思いを伝えます。この思いを強く持ち、それを伝えることによって、面接官にこの人なら一緒に働きたい、と思ってもらえることこそが面接では大切なのだということを感じました。

 そして、自分の言葉に芯を持たせることの大切さです。

 面接で話す言葉の中には、いくつかその人の考えのキーワードがあります。そのキーワードを突かれたとき、答えられるようでなければそれは薄っぺらい、取って付けたような言葉だったということになってしまいます。自分の言葉一つ一つに自分なりの考えや思いなど、芯を持ってこそ、キーワードが生きてくるのだということを学びました。自分の面接ノートをもう一度見直し、太い芯が持てるようにしたいと思います。

 この二点以外にもまだまだ多くの学びをさせて頂きました。玉置先生、お忙しい中ありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。(岡田)

「こいぬのうんち」という絵本を読んで(嶋藤)

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 こんにちは。最近暑くなり、早速クーラーをつけ始めている三期生の嶋藤です。この調子だと夏はどうしたらよいのだろうかと悩んでいます、、、。(笑)

 今回は、将来教材として使えるよと母に勧められ、家にある『こいぬのうんち(クォン・ジェンセン 文 チョン・スンガク 絵 ピョン・キジャ 訳)』という絵本を読んだことについて記事を書いていきます。

 内容を簡単に言いますと、みんなに汚いと言われ「自分は何の役にも立てないのか」と悲しい気持ちになっているこいぬのうんちが、最後にはたんぽぽの肥料になり自分の存在意義を見つけるというお話です。

 この絵本を読み、感じたことは「生まれてきたからには、誰もがみな大切な存在で意味がある」ということです。うんちのように、「誰にも必要とされない」「自分なんていなくていい」と思う自己肯定感の低い子どもがたくさんいると思います。そういった子どもに「いなくていい存在なんてこの世界にいないのだよ」ということを伝えるために、この絵本を教材として使って道徳の授業をすることは効果的だと思いました。21歳の私が読んでも何か心に来るものですし、子どもにとってうんちの話は大好物(笑)なので読みやすいのではないかと思いました。

 家にせっかく多くの絵本があるのに教材として使えると思って見ていなかったので、これを機にこれからはこの絵本を子どもが読んだらどういったことを感じるのか、どういったことを感じてほしいか考えながら読んでいきたいと思いました。(嶋藤)

「算数楽しく授業術」(坪田耕三)から4(早川)

◯ P90(家庭教育への期待)
 学校にはたくさんの子どもがいてこその学びを追究する場だ。
 大勢の子どもがいてはじめて出来上がってくるものに価値がある。
 一人ではできなかったけれど仲間がいて助けられたとか、一人では気づかなかったけれど仲間の一言で、はっと気付くことがあったなどといった体験が豊かな学びになる。
 家でただ一人で勉強していても、この楽しさを体験することはできない。
 そして、この楽しさを味わった子どもたちは、教室での学びが膨らんでくると、当然のごとく教室を離れて追究しはじめる。

● この文章中に学校教育として行うべき授業の姿が、全て詰まっているように感じられた。近頃、一斉指導よりも少人数指導等の密な指導に関心が向いているような気がするが、学校とはどのような場所であるか考え直した上で授業づくりに励む必要があると感じた。また、家庭教育も保護者の方にやってもらうよう促すだけではなく、授業内での学びの延長を子どもが自ら家庭で行うよう仕組むのも教師の役割だと学んだ。(早川)

「ネタ」開発ノウハウ(有田和正)から(静谷)

○ p33 8行目
あちこちで社会科の授業を見せていただくたびに強く感じることがある。それは子どもたちが「調べてみたい」「追究したい」という意欲・問題意識が出てこないうちに、教師の問題をおしつけて調べさせていることである。

● 以上のことから
子どもの学習意欲を高める導入の授業がとても大切であると考える。導入のネタによって、子どもの学習意欲は大きく変わるのだと学んだ。また、教師が「教える」ということを意識しすぎず、子どもの「学びたい」という意欲を尊重することを忘れてはいけないと学んだ。

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