国語を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(高橋)

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 国語は、わたしたちが、人とコミュニケーションを取るときに大切な力を身につけるために勉強するんだよ。

 例えば、自分の考えを人に伝えたり、逆に、相手の気持ちを正しく受け取ることができるようになるためには、分かりやすく伝えるための話し方をしなきゃいけないし、言葉を知っていなきゃいけないよね。

 また、こんなとき友達はどう思うんだろう?って相手の気持ちを分かろうと、想像することも大切だよね。

 こんな風に、国語は、人と関わることにおいて、なくてはならない物だから、人間関係をつくっていく基本を、国語っていう勉強を通して学ぶんだよ。(高橋)

社会を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(加藤諒太)

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 5年生がなぜ社会科を学ぶのだろうか。

1.日本がどういう国か、何が得意なのかを調べまとめ自分たちの生活にどう関わっているかを知るため。

2.環境問題などの社会問題をたくさんの角度から見つめ、解決に向けて考られるようになるため。

3.いまの社会をより良いものにするために考えることができ、将来の日本をつくっていく力を身につけるため。

 つまり、「日本を知り、よりよくしていくための知恵を学ぶために社会科を学習する」と僕は考えます。(加藤諒太)

新たなゼミの強みを(松井)

 久しぶりの記事投稿になります。1期生の松井です。昨日、今年で2回目となる岐阜聖徳学園大学主催の教育フォーラム2018に参加させていただきました。フォーラムでの学びはきっと3期生や4期生が記事にしてくれると思うので、私は情報交換会について書きたいと思います。

 情報交換会では1期生3人と2期生1人が集まりました。お互いの学校での様子について話していると、3期生や4期生も集まってきてくれ、玉置ゼミだけで1つのテーブルを埋める形に。その後は後輩からたくさんの質問を受けました。
 採用試験を控えている3期生からは面接や討論、論作文についての質問が。どれだけ対策しても心配になる時期。自分の採用試験の頃を思い出し、アドバイスをさせてもらいました。
 1期生の私にとって3期生や4期生は大学でほとんどつながりがなく、4期生に至っては、あの人は誰だろうと思われているかもしれません。それなのに、今回のように慕ってくれる後輩の存在をとても嬉しく感じました。きっと他の1,2期生も同じ気持ちだったはずです。

 玉置ゼミは代々横のつながりがピカイチだと思っています。ゼミの時間だけでなく、こうしたセミナーやフォーラムで共に学んでいるからです。
 そんな横のつながりに加え、これからは縦のつながりをより強くしていきたいなと感じました。セミナーやフォーラムなど会う機会は限られていますが、同期と話すだけでなく、後輩とも話す中で情報交換ができたら、よりゼミ全体の力が向上するはず。現場での学びを少しでも後輩に還元できたらと思いました。
 後輩のみなさん、1,2期生だからといって遠慮することなく(笑)、ざっくばらんに情報交換をしていきましょう!

 玉置先生のもとで学んだ学生が、これからどんどん教員になっていきます。たまたま私は1期生ですが、後に続く後輩がたくさんいるということはとても刺激になります。負けていられません。

 後輩からエネルギーをもらうことができた情報交換会。採用試験を受ける前の気持ちを思い出し、初心に帰って2年目の日々を歩んでいきます!(松井)
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5月28日 4期生ゼミ2回目の発表を終えて(加藤奨基)

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 今回の発表では、前回と同様に国語授業の作り方(作者は白石典孝先生)からの発表でした。あまり国語ばかりになってもと思い、始めのテーマは日記指導についてを選びました。前回は緊張のあまり板書が途中から途切れてしまったので、今回はみんなの発言をきちんと板書しようと心がけて臨みました。

 しかし結果はかなり悔しさの残る形となりました。まず、準備の段階で板書を意識しすぎ、なぜみんなに発言を求めるのか、みんなから発言を引き出してどうするのかを考えるのが疎かになってしまったことです。この失敗から、子どもたちに行動させる時は必ず意味のある行動にすることを学びました。

 次に、発表の最後に、今回の発表内容のほとんどを玉置先生に代弁していただくことになってしまったということです。自分の思いを人に伝えることの難しさを改めて実感しました。

 今回の発表で嬉しかったことは、石川先生のお話の時に、自分の発表内容の「あさがお観察日記」について少しだけですが取り上げていただけたことです。お話にあった通り、教育実習ですぐに目に見えて現れるゼミパワーは少ないかもしれませんが、教師になった時!を信じてこれからもがんばろうと思えるお話でした。ありがとうございました。差し入れもありがとうございました。とても美味しくいただきました!

 次回が最後の発表です。今回のことをバネにして、今までの学びをしっかり発揮できる発表にしたいと思います!(加藤奨基)

社会を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(鏡味)

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 私は社会科を学ぶ意味は3つの理由があると思うよ。

 1つ目は、みんなが生きている社会がどんな仕組みでできているのか知るためだと思うよ。

 2つ目は、今の日本の社会を創ってきた人達からよりよく生きる知恵を学ぶためだと思うよ。

 3つ目は、今の日本の社会で起きている問題について考える力を身につけたり、関心を持つためだと思うよ。(鏡味)

国語を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(関口)

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 国語の勉強をする意味は4つあります。

 自分の気持ちや考えていることをぴったり合う言葉で相手に伝えることができるようになるため。

 相手のことを考えて、わかろうとしたりわかることができたりするため。

 考える力や想像する力を身につけるため。

 自分の国の昔の言葉や自分の国の言葉そのものに興味を持ったり、学ぶため。

 みんなの将来のために昔のことを知ること、コミュニケーションについて学ぶはとても大事です。(関口)

玉置先生からのご指導より学んだこと(菱川)

 こんにちは。3期生の菱川です。

 今日は玉置先生に小論文の添削をしていただきました。玉置先生に2つの大幅に減点されるポイントがあると言われました。

 1つ目が「敬体と常体」が混在していること。「敬体」とは面と向かって話すときの「丁寧語」とほぼイコールの、丁寧な文章の書き方であり、逆にそのような敬語の類は用いず、「タメ口」に近い印象の文体が「常体」とネットで書かれていました。

 つまり「です・ます調」が「敬体」で、「だ・である調」が「常体」です。小論文では「常体」を用いた文章を書くのが主流なのは前々から知ってはいたのですがいざ書くとなるといつも混合してしまい、減点される文章になってしまいます。

 気づけながらも書けないということはやはりまだまだ小論文を書く練習をしていないということであると改めて感じました。

 2つ目に「なので」という話し言葉を使っていることである。接続詞の使い方が不十分であるのでしっかりと直していきたいです。

 「書くことによって学ぶ」がまだまだできていない菱川です。あと二ヶ月もありません。しっかりと教員採用試験に向けて準備をしていきたいです。(菱川)
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4期生ゼミ(5月21日)高橋さんの発表記録(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です。回数を重ねるごとに、みんなの発表がどんどんうまくなっていて、私も負けていられないな〜と思う毎日です。(笑)

 さて、今回は、高橋さんの発表について書かせていただきたいと思います。
高橋さんは、瀧澤真先生の「国語の授業がもっとうまくなる50の技」と言う本について紹介してくれました。

○公的話法
これは、公的な場面にふさわしい話し方のことである。
そこにおいてのポイントは以下の3つである。
・常より大きく
・常よりはっきり
・常よりゆっくり

 このことを意識すると、落ち着いた話し方になり、自分の意見がより伝わりやすくなったり、聞き手も話し手に真剣に向き合ってくれるようになる。
授業においても、このことを子どもたちに意識させ、また、教師自信もこれを意識して手本とすることが大切である。

○できるだけ漢字で板書する
 これは、子どもたちに読字力をつけるためのものである。教師が板書で積極的に漢字を使っていくことで、子どもたちは漢字を繰り返し見るので、まだ習っていない漢字もフリガナをふれば、だんだんと読むことができる。子どもたちは、漢字に慣れ、読む力がついてくるというものである。

 しかし、まだ習っていない漢字や難しい漢字を無理に書かせないということが注意すべき点である。

 高橋さんは、ペアワークの際に、交互に話すこと、相手の話を最後まで聞くこと、反応しながら聞くこと、途切れさせないことを意識するように指示をしました。このことを普段から子どもに身につけさせることで、いい話し合いが行われると感じました。また、板書の際に、漢字を取り入れることは、小学校高学年で取り入れられる一つの技だなと思いました。高橋さん、お疲れ様でした!!(秋田)

5月21日4期生ゼミ2回目の発表を終えて(高橋)

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 こんにちは!4期生の高橋です。

 5月21日、わたしにとって2回目となる発表をしました。前回は学級づくりに関する本を読んだので、今回は国語の授業についての本を選びました。

 前回の反省点として、本の内容を理解しきれていなかったということがあったので、今回は本を何度も読んで発表する内容を吟味しました。内容も自分なりに理解して、シュミレーションもして、バッチリだと思って発表に臨んだつもりでしたが、やはり反省点はたくさんありました。玉置先生からは、あれだけペア交流で話し方を意識させたのだから、交流のあとに評価してあげなければいけない、とアドバイスをいただきました。確かに、指示するだけしておいてその後のみんなの姿がどうだったのか認めることを忘れてしまっていました。「言いっ放し」になっているそうです。

 自分自身の思う反省点は次の4点です。1つ目は無駄な接続語が多かったことです。結論を言う前に不要な言葉をたくさん付け足してしまい、伝わりづらいところがあったと思います。2つ目は公的話法のことを話したのに、指名するときに思い切り「志摩ちゃん」とちゃん付けで呼んでしまったことです。これは失敗でした…。3つ目は挙手の指名が当てずっぽうになってしまったことです。4つ目は発問の答えとして、予測が甘く、想定外の答えが出て来てしまって、板書で戸惑ってしまったことです。意見の予測は様々な角度からするようにしたいと思いました。

 今回、発表の準備と、内容の理解は前回より改善できたと思いますが、また新しく課題が発見できました。また次の発表でよりよくできるように頑張っていきたいです。(高橋)

国語を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(安部)

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  国語を学ぶということは、「言葉」の可能性をじっくり考えるということなんだ。相手の「言葉」をちゃんと理解することで気持ちが伝わる。また反対に自分の気持ちを「言葉」によって相手に伝えることができる。言葉には色々な可能性が潜んでいるんだ。私たちは「言葉」を学ぶことによって自分の見方や考え方をたくさん広めることができるんだよ。

※4期生は、小学校5年生に教科を学ぶ理由を伝える説明をそれぞれが考えて、発信することにしました。(玉置)

国語を学ぶ理由「小学校5年生にわかるように」(中澤)

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小学校学習指導要領国語の目標によると、『国語による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で正確に理解し、適切に表現する資質・能力を次のとおりに育成することを目指す。
1,日常生活に必要な国語について、その特質を理解し適切に使うことができるようにする。
2,日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を高め、思考力や想像力を養う。
3,言葉が持つよさを認識するとともに、言語感覚を養い、言葉の大切さを自覚し、国語を尊重してその能力の向上を図る態度を養う。』と書かれている。

ここから、達成目標となるキーワードを取り上げると、『国語を適切に表現する』『日常生活』『人との関わり・伝え合う力』『国語を使うことによる思考力や想像力』である。

そして、小学校高学年(大人と子どもの違いをぼんやりと感じ始める時期)を考慮する。私は、こう答える。


「子どもの間もだけど、特に大人になってから、正しい日本語で相手と話し合ったり、相手の意見や気持ちを理解したり、物事を考えたり、考えたことを相手にわかってもらうようにするためだよ。」(中澤)

※4期生は、小学校5年生に教科を学ぶ理由を伝える説明をそれぞれが考えて、発信することにしました。(玉置)

国語を学ぶ理由(小学五年生に分かるように)(加藤奨基)

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Q.なんで国語を勉強するの?

例えば、誰かとけんかした時に仲直りするためだよ。
けんかしたらきちんと仲直りしなきゃお互い気分が悪いまま。でもきちんと仲直りするには相手がどうして怒ってるのか知らなきゃいけないし、自分がどうして怒ってるのか相手に伝えないといけない。しかも乱暴な言葉じゃ伝わらないね。
だから国語は、自分と相手とを思いやりながら伝え合うために勉強するんだよ。(加藤奨基)

※4期生は、小学校5年生に教科を学ぶ理由を伝える説明をそれぞれが考えて、発信することにしました。(玉置)

3期生菱川君のやらかし(早川)

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 こんにちは!3期生の早川です。とある出来事があったので記事にします。

 それは6月1日の出来事でした。僕が大学内で勉強していると、LINEの通知がiPhoneに。

「今日はゼミあるよね?」と、菱川君から。「いや、ないよ。」と即座に返すと「え!まじ?一人でやる気見せてまった・・・」と同時にこの写真(上の写真参照)。しっかりと全員が話し合える、いつものゼミの机の向きにしてくれています。(笑)

 たしかに菱川君は、前回のゼミを休んでいたので次回のゼミがないことを確認してはいませんでしたが、かなり前に玉置先生からは前期ゼミ日程一覧が送られてきているのです。

 今回は、ないものをあると思って行動してしまった方のやらかしだったので笑い話で済みましたが、もし逆に、重要な事柄があるものをないものとしてしまっていたら・・・・と考えると怖いです(-_-;)


 菱川君には「人の話しっかり聞けよー」と注意しておきましたが、自分にもいつ同じように災難が降りかかるかわかりません。興味の有無にかかわらず、アンテナをしっかり伸ばして、ひとの話を聞くよう意識していきたいと思います。


 そんなお茶目な菱川君のお話でした。読んでくださったお礼に、かわいい菱川君の写真を貼っておきます!(早川)
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出力の大切さ(丹羽)

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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。

最近、教採に向けて問題を解く機会がたくさんあります。そこで改めて出力の大切さ、書くことの大切さを実感しました。

わたしは今まで間違えた問題を直すときに、間違えた部分を眺めたり、解説を読んだりして次に進むようにしていました。

ところが、なかなか2回目に解いたときや、同じ様な問題に出会った時、解けないことがよくありました。また、ただ読んでいるだけでは眠たくて仕方ありません。

そこで、最近は間違えた問題に対して、解説を書き加えたり、文章をノートに書き写すようにしています。すると、何度も書くうちに自然と手が動くようになりました。やはり、手を動かすことで身につくのだなと感じました。

これこそ、書くことによって学ぶということなのではないでしょうか。

それと同時に、面接練習の際でも、自分の考えたこと、思ったことを積極的に仲間に伝えることで自分自身の理解も深まるのだと感じました。

もちろん、書いても覚えられないこともたくさんあります。ですが、頭に入力することより、たくさん出力することを意識して勉強していきたいです。(丹羽)

5月25日 第10回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。

 今回のゼミで問題演習の1周目が終わりました。私は、答え合わせの後の見直しで「なぜ間違えたのか」と思うような基本的な問題を間違えていることがあります。それは、解いている最中に集中力が欠けていることに原因があります。集中した状態でスタートするのですが、他の人の紙をめくる音を聞くと「自分はまだ1枚目なのに」という気持ちが出てきて集中力が途切れるとともに、焦る気持ちが出できてしまいます。落ち着いて読めば解ける問題も他の人のペースに気を取られてしまうので、他の人のペースに飲まれないよう落ち着いて解くことがこれからの課題です。

 問題演習の後は、前回と同様に集団面接を行いました。今回は岐阜県の試験で実際に問われた質問に答えました。面接後の玉置先生からの助言で印象的であった2つの質問を取り上げます。

・「保護者のクレームにどう対応するか」
 →個人で抱え込まずに上司に伝える、相談するという「組織人」であるという意識を持ち、学校全体で対応することを伝えること
・「家庭・地域から信頼される教師とはどのような教師か」
 →まずは児童から信頼される教師になること

 この2つの助言をお聞きし、保護者の話に耳を傾けるだけでなく学校全体で改善に向けて取り組むことが大切であること、子どもが信頼していない教師を、子どもを預ける立場の保護者や地域の人が信頼できるはずがないため、まずは子どもの信頼を得ることが必要であるということを学びました。

 ゼミの最後に「合格目指して」全員で写真を撮りました。残りの時間を大事に有効に使っていきたいです。(松田)

4期生ゼミ(5月21日)加藤諒太くんの発表記録(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回のゼミでは安倍さん、加藤くん、高橋さんの3人が発表をしてくれました。僕は加藤くんの発表を記録したいと思います。
 
 ●「ゼロから学べる小学校社会科授業づくり」(佐藤正寿、長瀬拓也 編著)

1.授業開きは「なぜ学ぶの?」から始める
 なぜ学ぶのかという意識を持つことは学習意欲や、自己肯定感を高めることができる。
そして、社会科は「暗記科目」という意識を「社会に生かす」という意識に変えることができる。

2.やる気スイッチをオンにする教材準備を
 授業の導入をどうするか?
・興味、関心をひくものにする
・今日学ぶことにつながるものにする...等

 本書では、実物資料の提示や子供たちのこれまでの知識や常識では判断のつかない「ゆさぶり」をかけることが必要だと書かれている。そして自ら進んで学びを追求する源を子供たちの「自学エンジン」と表現し、そのエンジンにキーを差し込み学びをスタートさせるものが導入の授業=教材(ネタ)である。

感想
 授業開きは「なぜ学ぶのか?」から始めると聞き、自分は自分の専門教科をなぜ学ぶのか、子供たちに分かるように伝えられるのか、正直不安になりました。やないといけないことはわかる。でもなぜやらないといけないのか?そう頭で考えていた時に、玉置先生に「自分の専門教科をどうして学ぶのか説明できるか?」と話を振られ、ドキッとしました。(実際に答えられず、次回までの宿題となりました。笑)

 しかし、本当になぜこの教科を学ぶのかを知っておくこと、説明することはとても大切なことだと感じました。子供たちがどうして学ぶのかを知っているのと知っていないのとでは、意識や意欲が変わってくると考えたからです。実習へ行く前までには、子供たちにわかりやすく、なぜこの教科を学ぶのか伝えられるように整理しておきたいと思います。
加藤くん、お疲れ様でした!(井上)

4期生ゼミ活動 2回目(5/21)の発表を終えて (加藤諒太)

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。今回は4期生のゼミ活動にて2回目の発表がありました。今回僕は「ゼロから学べる小学校社会科授業づくり」吉水裕也監修佐藤正寿、長瀬拓也編著を読んで発表を行いました。

 まず最初にこの発表を終えて感じたことは、内容の良し悪しなどではなく自分の伝える力のなさ、計画性のなさ、話すことの下手さを痛感しました。レジュメは自分の中で理解しうまくまとめられていたと思います。発表の導入や流れも確認し、発表に臨みました。

 いざ本番を迎えてみると序盤はテンポよく進んでいましたが、中盤以降言葉をうまく選べなかったり、読んで理解していたと思っていたところを説明できなかったりと反省点が多く見られました。教師を目指すということはうまく伝えることが仕事です。自分の力ではまだまだ足りないと思います。しかし、この弱点がわかった以上それと向き合って実習までに伝える力を高めていきたいと思います!!

 それでは今回発表した内容について振り返りたいと思います。今回は授業開きは「なぜ学ぶの?」から始める、やる気のスイッチをオンにする教材準備を、の2点で発表を行いました。

 一つ目の授業開きは「なぜ学ぶの?」から始めるでは社会科を暗記科目だと思ったことはあるかという質問から入りました。すると、意外にも多くの人が暗記教科であると思っていることがわかりました。僕は社会科を暗記教科で終わらせてはいけないと思います。

 そのためには小学生であってもなぜ学ぶかということを問いかけるということが大切であると本書では述べています。これを聞いて小学生には難しいのではないかと思うかもしれません。しかしミニ作文など分かりやすくなるようなを用いて考えさせることが大切であり、子どもたちは私たちが思っている以上に考えていることがわかるそうです。アクティブラーニングがすすめられている今、このように学ぶ意味を子どもたちに考えさせてみるというのは価値のある活動ではないかと僕は思います。

 二つ目のやる気をスイッチオンにする教材準備をではこどもたちのやる気のスイッチをオンにする導入について取り上げました。誰もが導入に手こずったことはあるかもしれません。では導入ではなにが大切であるのか。本書では実物資料の提示や子どもたちのこれまでの知識や常識では判断のつかない「ゆさぶり」をかけることが大切だと述べられています。

 子どもの探究心をくすぐるような問いかけが大切だということです。僕はこの子どもたちのやる気スイッチとは疑問に感じたことを知りたいと思わせるようなような働きかけであると考えました。また本書では自ら進んで学び追究する源を子どもたちの「自学エンジン」と呼んでいます。そして導入とはそのエンジンにキーを差し込み学びをスタートさせることであると述べています。これを読んで導入とは面白いと感じさせるものだと思っていたが、子どもたちに学びたい!知りたい!という気持ちを呼び起こさせた結果で面白い、楽しいと感じるのではないかと考えました。

 今回の発表を通して自分に足りないものや多くの知識を学ぶことができました。今後のゼミ活動を通してもっと多くのことを学び教育実習にしっかりと臨めるようにしたいと思います。(加藤諒太)

「ネタ」開発ノウハウ(有田和正)から(静谷)

◯ P75 7行目
子どもの実態把握は、ひよこをつかむのににている。
確実にひよこをつかんだ - と思ったら、にぎりつぶしている。
ふわっとやさしくつかんだ - と思ったら、にがしている。
ひよこが死なないように、にげないように、しかも確実につかむことは容易ではない。
ひよこは、一日一日成長している。だから、つかみ方も変わってこなければならない。
つまり、子どもをつかもうとする教師も変わらなければ、確実につかむことは不可能である。「進みつつある教師のみ人を教える権利あり」といわれるのは、この辺のことをさしているのかもしれない。

● 以上のことから
子どもは日々成長するため、実態を把握することはとても難しいことである。そうした子どもの手本となる教師も日々成長していかないと子どもに示しがつかない。常に学び続け、子どもと共に成長し、子どもから学ぼうとする謙虚な姿勢を大切にする教師こそ、本当に子どもに教える権利があるのだと考える。教師という仕事の使命感を強く感じさせられた。

玉置先生からのご指導を受けて学んだこと(静谷)

 こんにちは。3期生の静谷です。先日、お忙しいにもかかわらず、玉置先生に名古屋市集団討論のご指導をしていただきました。

 実際に、玉置先生から講師の立場として否定の論を述べてきた際の対応を体験させていただき、とても内容の濃い時間を過ごすことができました。その中でも、教師としての姿勢と子どもに「意欲」を持たせるためのポイントを学びました。

 まずは、教師としての姿勢です。

 討論の際でも、「私は教師として、子どものことを良くしたいんだ!」という強い気持ちを持って、話すことが大切であるとおっしゃっていました。なんのために討論をしているのか。誰のための討論なのか。を、考えるとやはり子どもを良くしたいという根本に立ち返ります。教師を目指す身として、教採に受かるための討論をするのではなく、実際の現場を想定し、子どもをいかに考え、いかに良くするかを考えることが大切であると学びました。

 討論する際の根本的なことですが、学生の私たちはそれを忘れて討論をする場合があります。なぜ、この討論をするのかという経緯を考え、討論することが大切であると学びました。

 そして、子どもに「意欲」を持たせるためのポイントです。私たちは、次のような議題で討論をしていました。

「何事に対しても意欲が持てない若者に対して、意欲を出すための効果的な方法を一つだして下さい。」

 皆さんは、どのような効果的な方法を思い浮かべましたか?私たちは、「それぞれの目標や段階に応じて、シールやグラフといった視覚的な情報から意欲を高める」といった内容でまとまりました。

 それを踏まえ、玉置先生から意欲を高めるためのポイントを教えていただき、私なりに2つにまとめました。

 1つ目は、個別に寄り添うこと。
 2つ目は、やったこと(努力)の視える化。

 この2つのポイントが大切であると学びました。他にも、「〜博士を作る」であったり、「ハンカチ理論」など、玉置先生の経験談も踏まえてお話ししていただきました。

 学生だけではありえない、とても充実した時間となりました。これからも同じ目標を持つ仲間と共に高め合っていきます。玉置先生、お忙しい中本当にありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いします。(静谷)

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現在まで4期生が読んだ研究室在庫の教育書一覧

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 4期生はこれまでにないほど、教育書を読んでいる。読ませようとしているといった方が正しいかもしれない。4期ゼミ長の中澤君がまとめてくれたので、発信しておく。

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・子どもが変わる話し方 著者 田中博史 出版社 東洋館出版社(高橋)
・国語の授業がもっとうまくなる50の技 著者 瀧澤真 出版社 明治図書出版(高橋)
・続教師の話し方・聴き方 著者 石井順次 出版社 ぎょうせい(関口)
・国語授業のつくり方 著者 野口芳宏 出版社 東洋館出版社(関口)
・白石範考の国語授業の作り方 著者 白石範考 出版社 東洋館出版社(安藤・加藤・中澤)
・発問する技術 著者 栗田正行 出版社 東洋館出版社(安藤)
・いちばんやさしい教える技術 著者 向後千春 出版社 永岡書店(山田)
・子どもがどんどんやる気になる国語教室づくりの極意 著者 二瓶弘行 出版社 東洋館出版社(山田)
・はじめにこどもありき 著者 平野朝久 出版社 学芸図書(安部)
・最高の学級づくりパーフェクトガイド 指導力のある教師が知っていること 著者 赤坂真二 著者 明治図書出版(安部・竹内)
・新卒教師時代を生き抜く学級作り三原則 著者 野中信行 出版社 明治図書出版(高桑)
・ヒドゥンカリキュラム入門 著者 多賀一郎 出版社 明治図書(高桑)
・子どもが変わる授業 著者 田中博史 出版社 東洋館出版社(高桑)
・スペシャリスト直伝!小1担任の指導極意 著者 宇野弘恵 出版社 明治図書出版(鏡味)
・全員を聞く子どもにする授業の作り方 著者 多賀一郎 出版社 黎明書房(鏡味)
・わかる・できる「根本体育」の基礎基本第9巻 著者 根本正雄 出版社 明治図書出版(井上)
・発問上達法 著者 大西忠治 出版社 民衆社(井上)
・「深い学び」をうむ授業づくりの極意 出版社 東洋館出版社(中澤)
・白石範考の国語授業の技術 著者 白石範考 出版社 東洋館出版社(中澤)
・二瓶弘行の国語授業の作り方 著者 二瓶弘行 出版社 東洋館出版社(中澤・加藤)
・算数力がつく教え方ガイドブック 著者 志水廣 出版社 明治図書(中澤)

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