7月13日(金)3期生ゼミ記録(松田)

 こんにちは。3期生の松田です。
 今回は、7月13日のゼミでの学びを書きます。

 今回もいつものように問題演習を行いました。その後は、「Yell」という日本教育新聞社が発刊した冊子の中の玉置先生が書かれた「新学習指導要領の捉え方」を読みました。冊子を1人1冊いただいたのですが、まず先生の記事の部分に付箋が貼られており、先生の心遣いがやさしく、嬉しく思いました。

 そこには、「主体的・対話的で深い学び」のそれぞれの定義や、その定義を授業でどのように実現していくのかということが書かれていました。私の中で特に印象深かったことは、「主体的な学び」の実現です。玉置先生は、主体的な学びの実現のために「まず主体的という言葉への距離感を縮め、授業の中で子どもを主体的にさせる場面を一度は作り、自己選択をさせる場面を与える」と書いていらっしゃいました。

 「一度は自己選択をする場面を与える」と読んだとき、私は子どもが自分で知りたい、学びたいと思うような気持ちを持てるようにといきなり大きいことを考えていたと思い、難しく考えすぎていたことに気付きました。いきなり子どもが主体的になるようにと考えるのではなく、一度は子どもが自分の意見を持つことができるようにと小さい目標を繰り返し達成していくことで「主体的な学び」を実現できるということを学びました。

 長野の一次試験から1週間がたちました。試験が終わったときは、満足いくこととそうでなかったことがあり複雑な気持ちでした。しかしそれと同時に、一緒に勉強したり悩みを聞いてくれたりする友達や、応援の連絡を下さった先輩、真摯に向き合って下さる先生など、たくさんの人に自分は支えられていると感じました。二次試験もこの気持ちを忘れず、しっかり対策をしていきたいです。(松田)

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7月2日4期生ゼミ 安倍さんの発表の記録(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回のゼミでは中澤君、安倍さん、高橋さん、山田さんの4人が発表をしてくれました。僕は安倍さんの発表を記録をしていきたいと思います。

●「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方(著者 金大竜)からの学び
1.人は体に「3匹のタイ」を飼っている。

 1匹目が「褒められタイ」2匹目が「認められタイ」。そして2匹目が満たされてようやく現れるのが3匹目の「人の役に立ちタイ」。

 この3匹のタイを最初に予想させるところから始まりましたが、考える幅が広過ぎて、なかなか思いつきませんでした。しかし安倍さんの「3匹目は人の役に立ちタイだよ。」という言葉がヒントになり、一気に考えが限定され予想することができました。後々、玉置先生のお話で「考える根拠を与えることが大切だ。」と聞き、確かにそうだったなあと感じました。最初は何を考えたらいいのか漠然としていていましたが、ヒントがでた瞬間に1.2匹目のタイが思いつきました。先生が話されたように考える根拠を与えることは、子供達の学びが深めるのに必要な大切なことだと考えました。

2.一人ひとりの凸凹を生かす教室。
 遊ぶときにルールを守れない子がいるとします。その子がルールを守ることができるようになるにはどうしたらいいのか?
 金先生は、その子も含めて、何度も遊び、失敗し、話し合い、改善することを繰り返すしかないと述べている。話し合いはその子抜きにするのではなく、その子を含めてみんなでどうしたらいいかを考えていくことが大切。
「頭でわかっていることがなかなかできない人もいる」ということに気づかせる。

 よく、ルールを守ることができない子は仲間外れにされてしまって、1人で遊び悲しい想いをしてしまうことがあると思います。そういったときに、その子を含めてもう一度遊んだり、話し合うことで、その子も「そうか、ルールは守らないといけないのだ」と学ぶことができると思います。色んな場面を学びの場にすることで、子供たちを育てていきたいと感じました。安倍さん、お疲れ様でした!(井上)

7月2日4期生ゼミ 3回目の発表を終えて(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、3回目のゼミ発表が終わったのでその振り返りをしたいと思います。

 最後の発表では金大竜先生の『「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方』という本を選びました。この本は授業技術などのハウツー本ではないので、現場ですぐに使える技などは載っていません。しかし、金先生の教員生活のエピソードとともに先生が1人1人の子どもをとても大切に指導されている考え方が一冊に渡ってずっと書かれており、読めば読むほどとても温かい気持ちになりました。教育実習まで残り2ヶ月を切り、不安と期待で少し緊張してきた今だからこそ子どもと関わる上での心構えをもう一度学んでおこうと思い、今回この本を選びました。

 3回目の発表で、しかも最後の発表だったので、とにかく悔いの残らないようにしようと思い、レジュメの書き方、発表の仕方ともによく練って挑みました。

 良かった点は前2回の発表より落ち着いて余裕をもって聞く側の人たちを意識して発表できたことです。私は前に出ると緊張してしまうこともあり、どうしても一方的に伝える形になってしまいます。聞いている人の存在を無視して進んでいってしまうのです。だから今回の発表では、目の前に小学生の子どもたちがいることを想定して聞き側の存在を意識して発表するように心がけました。

 最初の「後出しジャンケン」では、金先生が言われていた通り子どもたち全員の視線が集まる感覚を味わうことができました。授業をしているときは伝えるだけで精いっぱいになってしまい、この「みんなの視線が集まる感覚」を意識するのはなかなか難しいことだと思います。しかし、授業の中で1番伝えたいことを言うときだけでもこの感覚を味わうことは必要なのではないかと思いました。

 玉置先生に指摘していただいたのは以下の3点です。

1.子どもに考えさせる時間が長すぎると授業全体がだらけてしまうということ
2.机間指導の言葉がけをもう少し工夫すること
3.発問が唐突すぎると、聞いている人にとっては何をどう考えたらよいかまったく分からない、ということ

3は特に想定外の失敗だったので、自分なりに分析してみました。確かに私が発問をした後、すぐにノートに自分の考えを書き始められた人は1人もいませんでした。みんな「ん?どういうことだろう?」と頭にハテナを浮かべながらも私の意図を汲み取ろうと必死に考えてくれていました。今回は対象が大学生だったので、何とかこちらが意図していた答えが出てきましたが、対象が子どもだったら絶対に違う方向に考えが逸れてしまっていたと思います。発問を考える際には、子どもがどういう方向で考えてほしいのかをあらかじめ明確にしておき、考える根拠や手立てを必要に応じて与えなければいけないな、ということに気づかされました。実習前にこのことに気がつけて本当に良かったです。

 3回目の発表を終えて1、2回目の発表に比べると記事の振り返りを見ても分かるように、少しですがレベルアップできたと思います。しかしまだまだ自信をもって前に立てるわけでもなく、実習が不安なことには変わりがありません。しかし、ゼミで発表をすることを通して学んだことはとても大きく、実習で必ず活きてくると思います。前期残りわずかのゼミですが、いろんなことをたくさん吸収してできるだけ万全の状態で実習に臨みたいと思います!

 玉置先生をはじめ、4期生のゼミのみなさん、ありがとうございました!(安部)

【20180512進行】小牧ジュニア奉仕団30周年記念総会

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 今日はいつもと違った大仕事。小牧ジュニア奉仕団が発足30年。それを記念しての総会。その企画に関わり、コーディネート役を賜った。

 8時15分ごろに小牧市民会館に到着。駐車場で声をかけていただいた、かつて同じ学校で苦労した方々。しばし懇談。ああ、懐かしい。

 大ホールの舞台で機器設定、配置の打合せ。8時50分から登壇者のみなさんと打ち合わせ。中学生には、「こんなことを質問すると思うよ」と目標に絡めての質問を提示。30年を振り返ってもらうシンポジストには、あらかじめ送っておいた質問を確認の上、指名順をインタビューしながら決定。

 9時30分から総会開始。会長、市長、教育長の挨拶。愛知県警音楽隊の演奏。その後の進行役が僕。
 
 まずは各中学校からのジュニア奉仕団年間目標と計画発表。予定外の質問にもしっかり答えてくれた中学生。さすが代表。

 林さんとスライドをもとに、30年を振り返る。価値づけのセッション。10分間。

 最終セッションは8名のパネリストに質問をしながら、やはり30年の重みを自身のジュニア奉仕団への関わりを含めて話してもらう。途中でやりとりを挟み、形式的にならないように配慮。

 予定の時間で無事終了。この展開なら合格点はもらえると思うという自己評価。お褒めの言葉もいただき、帰宅。

※三楽の仕事日記より

【20180510指導助言】小牧市立味岡小学校

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 今日は2年目となる小牧市立味岡小学校での指導助言日。特に去年と違うのは、この4月から我がゼミの白井さんが新任として勤めていること。今日はゼミ生1名、準ゼミ生2名。

 9時20分学校着。新たに赴任された安藤校長らと懇談。9時35分から、1年から3年、特別支援学級、すべての授業参観。10時45分から、4年から6年の授業参観。立ち上げ1ヶ月の学級・授業としては申し分なし。

 4限は2年生の算数授業。工夫された導入で一気に課題へ。いきなり前の二人が「違う!違う!」とつぶやく。先生が仕掛けた場面設定から論理的におかしいことを指摘。とっても良い発言だが、これをどう扱うか。ここのところを全体会で話題に。

 5限は5年生の算数授業。「これですべてだ。他にない」ということを明らかにすることが学習の中心。どのグループの近くに行っても、聞こえてくるのは、解決に向けてのよいつぶやき、話し合い。これをどう授業に反映させるか、試みを提案。また、この教材の面白さを全体会で補足。

 二つの特設授業とも、学級・授業の基本、特に学び合いの点においても標準的な位置に達しているので、全体会では、深い学びの生み出し方について解説・提案。今日の授業での「数学的な見方・考え方は何か」をグループで話し合い、発表してもらい、それを受けての詳説。もちろん、笑いも必要と考え、新ネタもいくつか。いつもと変わらず、反応がよい皆さんでネタの手応えも十分。気持ちよく話すことができた。

 校長室で二人の授業者にさらに助言。新任・白井先生にもある手法を伝達。今日も、僕はもちろん学生も大いに学ばせていただいた1日。

※三楽の仕事日記より

7月2日4期生ゼミ山田さんの発表の記録(鏡味)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。今回は山田志摩さんのゼミの記録を書きたいと思います。

 「教師に必要な3つのこと」(著者  野口芳宏)
教師に必要なことは、
(1)教育とは何か
(2)指導とは何か
(3)授業とは何か
 この3つの根本や本質、原点を問い続けることです。

1.遊び←→勉強という考え方
 子どもの本質は「遊び」と言えるほど子どもと遊びは密接なつながりがある。よって子どもに勉強を教える時には2つのことが大切です。
(1)面白さを教えること。面白さを通じて、子どもが勉強を遊びと捉える。
(2)勉強の必要性を感じること。向上欲求が刺激され自ら勉強するようになる。

2.「私のクラスの子は全然発言してくれないんです。」
 この悩みは新人の教師に多いそうです。まずは発言の概念を変えることが大切です。一般に「音声発言」と言い、声に出して発言することですが、これ以外にも3つの発言方法があります。
・ノート発言:ノートに意見として書き出される意見。
・音読発言:子どもに音読させることで読み取りの深浅がある程度推察できる。
・表情発言:表情から子どもの考え方を読み取る。

 まず、山田さんは、教育、( )、( )と板書をしました。そしてこの3つのことを常に問い続けることが教師には必要です。後、2つはなんだと思いますか?と尋ねていました。答えは、授業と指導ですが、この発問は難しすぎると玉置先生から指導されていました。「教師は教育、授業、指導とは何かを問い続けることが大切です。なぜだと思いますか?」の方が分かりやすいと先生はおっしゃっていました。

 また、先生はたくさんの意見が出て分からなくなった時の対処方を教えてくださいました。まず、自分が授業に使えそうな意見を持った子を意図的指名します。その後、「今〇〇さんがこう言ってたけど、説明できる人いる?」と聞くと良いとおっしゃってました。また授業を進める中で、どこに集結点を持っていきたいかを考えることが大切だと分かりました。

 実習では、自分が予想していないことが授業で起こると思います。これを上手に切り抜けて行く力はまだ私には備わっていません。しっかり勉強して経験を積みたいと思いました。山田さん、発表お疲れさまでした!(鏡味)

7月2日4期生ゼミの発表を終えて(山田)

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 こんにちは。4期生の山田です。今回は7月2日に行ったわたしの3回目の発表の振り返りを書きたいと思います。

 3回目の発表は一言で言えば大失敗でした。だんだんと授業することに慣れ始めてきたなあと思っていた3回目の発表も、発問を決めておいて今までに教わった授業の工夫を実践していけば大丈夫だと思っていましたが、授業というのはそんなに甘くないと身にしみて感じたゼミでした。

 1つ目の失敗は、答えに結びつく根拠もヒントも何もない状態の穴埋めを作って、「この( )には何が入るでしょう。」という発問をしてしまったことです。わたし自身は既に内容を知っているので、話の流れから予想がつくかなと錯覚してしまったようです。授業を受ける身からしたら全然分からなかったみたいなので、やはり授業を受ける側の立場に立って、一度自分のつくった指導案を児童の立場で見返すということは本当に大切なんだなと身にしみて実感しました。本当は、和田先生みたいにどんどん子どもを当てて行き、自分の言葉で言わせるという技を実践したかったのですが、発問がしっかりしていないと子どもは混乱してしまうだけなんだなと学ぶことができました。

 2つ目は、のちの全体交流の時に意見のまとまりごとに意図的指名をするために、机間指導でみんなの意見を見て回っていたのですが、みんなの意見がバラバラすぎて収拾がつかなくなってしまったという失敗でした。

 授業技術をたくさん知っていても、実践して自分のものにしなければ意味がないなあと実感したので、たくさん失敗しながら色々な授業技術を見よう見まねで挑戦してみようと思いました。(山田)

今日もお土産をいただきました

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 玉置研究室にはお客様が多く、そのたびにお土産を持ってきていただけます。

 今回いただいたのは、岡崎名物の「オカざえもん」のクッキーです。ありがとうございました。

7/2 4期生ゼミ高橋さんの発表記録(加藤奨基)

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 こんにちは!加藤奨基です。7/2(月)に行われたゼミの、高橋さんの発表記録です。

 今回高橋さんが発表してくれた本は、松尾英明先生の「新任3年目までに知っておきたいピンチがチャンスになる『切り返し』の技術」という本です。

 一つ目は、口の悪い子への切り返しです。自分(教師)に対して口悪くアプローチしてきがちな子への切り返し方について、実際に「今日の先生の髪型ダサい」と言われたつもりでロールプレイしながら考えていきました。

 ロールプレイでは、
・どんな髪型なら似合いそう?
・よく気付けるね、でもトゲトゲ言葉はよくないね
・よく見てるね、先生のこと大好きじゃん!
 など様々な切り返し方がでました。

 ここでの学びは、「アイメッセージ」を使うということです。アイメッセージで教師自身の素直な気持ちを伝えつつ、その前に「あなたの事は好きだけど…」などその子を尊重する言葉を入れることで、人格の尊重と部分否定で対応するということを学びました。

 二つ目は、騒がしい教室を落ち着かせたい時の切り返しです。「静か」という言葉をNGワードとして、どのような切り返しで教室を静かにさせるかを考えました。
・ずっとだまって静かになるのを待つ
・今は何をする時間?
・話したいんだけど、いいかな?
など子どもの時に聞いたことのある言葉がたくさんでましたが、ここでの正解は「○○の音を聴いてみよう」でした。

 ○○には鳥のさえずりや、リコーダーの音色などの自然音が入ります。静かにしないと聞こえない音を聴くことで静けさを取り戻すという方法です。

 これは以前にも玉置先生に教えていただいた、
「AさせたいならBと言え」
に当てはまります。

 疑問点として、またすぐにうるさくなってしまうのでは?と思いましたが、静かにできたことを価値付けて褒めてあげ、維持していこうねと声かけをしてあげれば次第に子どもたちにも定着していくのではないかと思いました。

 今回の「AさせたいならBと言え」など、頭では理解していて言われたらパッと思い出すのにいざという時使えない…。まだまだそんな知識ばかりですが、実習に向けて一つでも多く授業技術を学んでいきたいと思います。高橋さん、おつかれさまでした!(加藤)

7月2日4期生ゼミ3回目の発表を終えて(高橋)

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 こんにちは。最近は、コンビニの新作アイスチェックが日課になっています、4期生の高橋です。

 先日、前期のゼミでわたしにとって最後の、3回目となる発表を終えました。

 今回は、学校生活で、うっ…と切り返しに困ってしまうような場面に対する切り返しの技術が学べる本を選びました。

 実習の前に知っておきたいと思うことが選びきれないほどある中で、「口の悪い子どもへの切り返し」と、「騒がしい教室を静かに落ち着かせたいときの切り返し」についてピックアップしました。

 発表をするに当たって考えたことは、全員で考えてみることと、わたし自身が意味を持って各活動をするということでした。

 全員で考えてみることについては、2つのシチュエーションについて、自分だったらどうするかを考えてもらいました。しかし、1人で考えて、交流する、といういつもの流れができてしまい、単調な活動になってしまいました。

 そこで、玉置先生からロールプレイでやってみようというアドバイスを頂いて、口の悪い子どもに対する切り返しの役割演技をしました。そうすることでよりリアルな対応を再現できたと思いますし、発表の仕方にも変化ができて、取り入れていきたいなと思いました。また、「口の悪い子どもへ何と言いますか」といった、抽象的な発問ではなく、具体的に「『先生の今日の髪型ダサいよね』と言われた時、何と言いますか。」という発問にした方が考えやすいということも学びました。

 意味を持って活動することについては、発言を板書すること、代表者ではなく全員に発言してもらうこと、NGワードを決めることの3つで意識しました。

 どうしてこの場面で板書するのか、そのあとどう繋がるのか、ペアの1人ではなく全員に発言させる意味を自分なりに考えて活動を考えました。しかし、発表が終わってから言いたかったことが言えなかった、とか、試してみたいことを忘れていた…ということが出てきて、少し後悔の残る発表でした。自分としては、話す時に点が多く、丸が少なかったと思いました。そのため、あまりまとまった話ができなかったのではないかと思いました。

 今回の発表では、意見を交流してする際の発表の仕方の工夫と、発問を分かりやすく、具体的なものにすること、一文を短くして話すことが課題として見えてきました。

 今回で発表は終わりましたが、3回の発表を通して学んだことや課題を実習に生かせるようレベルアップしていきたいです。(高橋)

【20180426指導助言】尾張旭市立城山小学校

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 14時30分ごろ城山小学校着。

 校長先生らとしばし懇談。15時から16時まで、「授業の見方」と題して講演。管理職には話したことがあるが、学校全体の方に話したのは初めて。いわゆる新ネタ(笑)。今回の機会であらためて考えることあり。良い勉強の機会をいただいた。

※三楽の仕事日記より

【20180421口演】京都賢人会で落語披露

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 朝から小咄を思い出しメモ。8時前に家を出て、京都へ向かう。京都駅から乗り継いで創業安政3年という歴史ある下鴨茶寮へ。集合時刻まで時間があったので、近くの川沿いを散策。

 11時30分から志賀内泰弘さんプロデュースの「京都賢人(変人?)会議」開始。16名の皆さんが参集。変人の定義は世のため人のために動いている人とのこと。仲間に入れていただけたことに感謝。僕は依頼を受けて落語披露。特別ゲストは落語家・桂紅雀さん。僕が段取りの依頼を受けて来ていただいた。

 京料理茶懐石を味わいながら、皆さん一人一人からお話を伺う。さすが選び抜かれた変人の皆さん。何度も感動。

 13時頃からゲストの「レーヴパピオン」さんのバイオリンとオーボエの演奏。13時30分から僕が小咄。その後、紅雀さんのたっぷりまくら後の「親子酒」。

 再びトークで15時30分まで。タクシーで京都駅まで。PHP編集長の大谷さんと同乗。談慶師匠の出会い話で盛り上がる。18時過ぎに帰宅。

※三楽の仕事日記より

【20180419指導助言】尾張旭市立渋川小学校

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 13時15分頃、尾張旭市立渋川小学校へ。校長さんと教務主任さんと打合せ。

 4年生道徳授業参観。ベテランの味。「ごきげん思考で授業はうまくいく」の典型的授業。

 現職教育は、道徳授業評価がテーマ。参観した授業を元にグループで評価文作成。申し分ない文章ばかり。僕は文科省見解などを伝えて、現場に即した評価文について自説を話す。

※三楽の仕事日記より

【20180408講演】JMCで校務支援システム

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 11時30分ごろ自宅を出て、名古屋、品川、新橋へ。14時30分ごろ講演会場着。株式会社JMCの井上さんに丁寧なご案内をいただき、最終打合せ。お聞きいただく方の仕事内容を確認。160名ほど皆さんが参集とのこと。

 15時5分から「校務支援システム活用による学校改革の実際」と題して。ピタリ1時間の講演。さすが教育に携わっておられる皆さん、学校の込み入った話もしっかり聞いていただき、とても良く反応していただけた。気持ちよく話す。

 すぐに品川駅まで送っていただき、直近の新幹線に乗り、自宅へ向かう。

※三楽の仕事日記より

6月25日4期生ゼミ 加藤諒太くんの発表記録(高橋)

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 こんにちは!4期生の高橋です。今回は加藤諒太くんの発表記録を書いていきます。

 今回加藤くんが紹介してくれたのは、佐々木圭一さんの「伝え方が9割」という本でした。佐々木さんは教育者ではなく、コピーライターです。その立場から、言葉の伝え方について書かれていてとても興味深い内容の発表でした!

 1つ目はNOと思っている人をYESに変える方法についてです。それは「認められたい欲」を満たすことだそうです。相手の良さを認め、褒めることで面倒だと思っている人がやってみよう!と思えるのだそうです。これは机間指導でも使える技で、児童生徒の良さを見つけ、価値付けしていくことが大切だと学びました。そして「一緒に頑張ろう!」などの言葉がけをする、「チームワーク化」というのもポイントの1つとして挙げられました。

 2つ目は「ギャップ法」という、印象的な強い言葉を作るための方法についてでした。ポイントは、
⑴もっとも伝えたい言葉を入れる
⑵伝えたい言葉の正反対のワードを前半に入れる
⑶前半と後半が繋がるよう、自由に言葉を入れる。
の3つでした。言葉での説明では少し難しかったのですが、発表の中で実際に例文を使ってみたのでとても分かりやすかったです。

 例文は「私は味方です」。この文をギャップ法を用いてみると、「たとえ世界を敵に回しても、私はあなたの味方です」というとてもロマンチックな言葉を作ることができました。何かいい言葉はできないかと実は何度かトライしてみましたが、そう簡単に名言は生まれませんでした。より効果的な方法で伝えることができれば大きな強みになると感じました。また密かにチャレンジしてみたいと思います!(笑)。加藤くん、お疲れ様でした!(高橋)

6月25日4期生ゼミ発表三回目を終えて(加藤諒太)

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。今回は3回目の4期生ゼミ発表について書きたいと思います。

 今回は教育者の方が書いた本ではなく、コピーライターの佐々木圭一氏が書いた『伝え方が9割』について発表しました。自分自身、伝えることがあまり得意ではなく、タイトルも目を引くことからこの本を選びました。

 この本を読んでまず感じたことは、うまく人に伝えるにはスキルが大切だということです。スポーツにコツがあるように伝え方にもコツがあると佐々木氏は本書で述べています。教師にとって伝える力はとても重要であり、現場で最も必要な力ではないかと思います。そのような力は才能ではなく、技術であるということです。本書では言葉を強くする手法やノーをイエスにするための方法など役に立つ知識、技術が多く書かれていました。

 何より、この本を読んで改めて伝えることの大切さに気づくことができました。教師にとって伝えるということは必要不可欠であると思います。子どもに言いたいことが伝わらなければどれだけ考え抜いた授業をしても意味がないと思います。そのためにもこれから多くの先生を参考にしたり、書籍から学ぶとともに、これからのゼミ活動や教育実習を通して多くのことも学んでいかなければならないなと感じました。(加藤諒太)

7月2日(月)3期生ゼミ記録(早川)

 こんにちは。3期生の早川です。

 いよいよ教採前のゼミの回数が数えられるほどに迫ってきました。毎回のことながら緊張感をもって演習問題に取り組む自分たちの姿をゼミの記事などで見て、本当に至れり尽くせりのゼミだと感じています。

 問題演習後は今回は場面指導を行いました。
1.朝早く学校へ来て机の整理整頓を進んで行う児童への声かけ、教室全体への発信
2.学級で飼育していたモンシロチョウが成虫になったことの全体発信、次の日早くも蝶が死んでしまったときの全体への発信

 など、実際に学校で起こりうるである場面に基づいて2つのグループに分かれて行いまいした。今回は特に、3期生岡田実姫さんが輝いていました。抑揚のある児童への声かけ、実際のそこに児童がいるかのように感じられました。

 まだまだ自分も現場の想像力が欠如しているなと感じさせられました。
”場面指導名人”の岡田さんのようになれるよう、2次に向けて(1次も終わっていませんが(笑))頑張っていきたいと思います。(早川)
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四期生ゼミ(6月25日)高桑さんの発表記録(中澤)

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 こんにちは。思い出は写真でなく心に残せという家訓から、カメラと無縁な生活をしていたとはいえ、「カメラ写りをどうにかしないと」と深刻に考え出した中澤佑太です。今回は、高桑さんの発表記録をしていきたいと思います。発表の本は、『子どもが変わる授業・田中博』です。

 話のテーマは、子どもをやる気にさせる方法についてでした。宿題として、算数の問題を20問出すときに、20問まるごと出すのでなく、10問好きなものを選ばせる方がよいということから話が始まりました。しかしこの方法には、落ち度があり、それをゼミ生に考えさせました。この方法では、子どもは苦手な問題を避け、簡単な問題を選んでしまう・10問以上解いてきた子が誉められずやる気をなくすという考えが出ました。そのため、わからない問題を明確にして、それを解かせるとよいという考え方で発表がまとめられました。

 今回の発表では、ゼミ生が考えるときに、机をくっつけて四人グループを作りました。この学習方法について玉置先生は、机をくっつけるなどの動作が三秒ほどであったら学級が良く育っており、十秒以上かかっていたら学級が良く育っていないという判断基準を教えていただきました。

 また、四人グループで話し合うときに、三人しか話していなかった場合、外れている一人にどう働きかけるかという話にもなりました。玉置先生は、ダメなパターンとして、一人の子に先生が付いて、マンツーマンになってしまうことであり、仲間に入るように促すようにするとよいと教えていただきました。ぜひ、教えていただいたことを現場で活かせるようにしていきたいと私は考えています。

 高桑さんは、発表を重ねるごとに、声の出し方が丁寧になっており、多数の子どもが十分に聞き取りやすいと感じるだろうなぁと私は感じました。発表記録は以上です。(中澤)

第11回(6月25日)4期生ゼミ 2回目の発表を終えて(高桑)

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 こんにちは。4期生の高桑です。ゼミが残り数回となる中、先日2回目となるゼミ発表を終えました。学びと反省を書いていきたいと思います。

 今回、私が選んだ本は「子どもが変わる授業」(著者 田中博史)です。この本は宿題の出し方・発問、ノート指導での工夫が書かれているのですが、読んで行くうちに田中先生がいかに子どもたちを大切に想っているかが伝わってきて、何度も読み返したくなる1冊でした。

 12分の発表では収まりきれないほど感銘を受け、みんなに全て伝えたかったのですが、「1.子どもをやる気にさせる方法」と「2.楽しみながら算数を勉強する工夫」の2つに絞り、発表しました。

 1では本に出てきた事例を使い、教師の投げかけから子どもたちはどう動くか4人グループになって予測してもらいました。ここで出てきた答えが私が求めていたものとは違い、伝えたいこととうまくつなげることができませんでした。途中、みんなが難しいと口々に言っている場面があったため、本を読んでいない人でも思いつくようにうまい助言を考えておけばよかったなと反省しています。

 玉置先生からは4人グループになったときに、机が揃っていないところがあると指摘されました。発表をすることにいっぱいいっぱいで細かいけど大切なことに気づけなかったので、もう少し余裕を持って発表できるようにしたいと思いました。

 前2回の発表を通して、自分には説明力と臨機応変に対応する力が足りないことを痛感しました。次でゼミ発表は最後になります。しっかりと自分と向き合い、足りない部分をどう補っていくか考えて悔いの残らないように努めたいと思います。(高桑)

嬉しかったこと(丹羽)

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。いよいよ教採まで残りわずかとなりました。最近あった嬉しかった出来事を書かせて下さい(笑)

 私は先週、横浜の試験を受けてきました。その試験を終え家に帰ると、勉強机の上にお守りが置いてあったのです。また、そのお守りには太宰府天満宮と書かれていました。

 実は母と妹が私の合格祈願をするためにわざわざ福岡県まで行ってきてくれました。これこそ「家族愛」だなと感じるとともに、ここまでしてくれる家族のためにも、なんとかして合格したいと思いました。

 この教採を通して感じたことは、いろんな人に支えられているということ、仲間の大切さ、温かさです。私が教員になることを応援してくれている人や、一緒に頑張ってくれる仲間がたくさんいるということを改めて実感しました。まだ終えていませんが、この気持ちをずっと忘れないようにしたいです。

 そして、頑張ってきた仲間とともに合格を勝ち取りたいと思います!!

ps.玉置先生、前期のゼミありがとうございました。神社まで頭を下げに行って下さったことを無駄にしないよう残りの日々を全力で進んでいきます!(丹羽)

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