教育実習で頑張りたいこと(秋田)

画像1
 こんにちは!4期生の秋田です!
 今回は、今までゼミで学習してきたことのなかで、私が教育実習で意識したい2つのことを書きたいと思います。

 1つは、縦糸・横糸のつながりです。
 子どもたちは、私たち教育実習生を一人の先生としてみて接します。教師と児童という上下関係をもちながらも、休み時間には子どもたちと全力で遊びたいと思います。子どもたちのたくさん良いところをみつけ、それを認め、褒めてあげられるような先生でいたいです。褒めるタネをまき、褒め言葉のシャワーをかけられる先生を目指したいと思います。

 次に、2つめは、子どもの発言を"つなげた"授業をすることです。子どもの発言から、次の子どもの発言へとつないで、子どもたちの言葉であふれた授業にしたいです。
 そのためには、教師の発問や、つなぐ力がとても大切です。さまざまな子どもの発言を予想して、授業準備をしていきたいです。

 つなぐ力は、とても難しいものであると思います。いろいろなアプローチを子どもたちにかけて、たくさん挑戦していき、充実した教育実習生活を送りたいです。(秋田)

【20180712指導助言】津島市立南小学校

画像1
 津島市立南小学校へ向かう。思いの外、早く着きそうなので昼食をとる。14時15分ごろ学校着。浅井校長と情報交換。教務さんから本日の指導案をもらう。なんと道徳「手品師」。後藤フェロー作成の教科書比較資料を使って話すことを決意して、授業参観に向かう。

 子どもと教師の関係もよく、導入、資料読みの工夫など申し分ない。そのよさは子どもの姿が証拠。食い入るように朗読を聞く子どもたち。すぐに話し合いに向かう子どもたち。

 立場をはっきりさせると、なんと同数で分かれる。ここからはベテラン教師でも難しいところ。教師の思いが先行してしまった感はあるが、自分の考えをしっかり述べる子どもたち。授業メモいっぱい。

 校長室で講話プレゼンづくり。大治中の服部校長来校で依頼を受ける。お世話になった方からの特別の依頼。なんとかお応えしたい。調整がつくことを祈るばかり。ただプレゼンづくりに必死で、十分お話ができなかったことが申し訳ない。ごめんなさい。

 先生方の協議を聞いて、30分ほどの講話。教科書比較の話のあと、今日の授業から学ぶべきことを皆さんにしっかり話す。さらに校長室で、授業者を含め集合された方にさらに授業助言。

※ 三楽の仕事日記より

【20180708進行】第3回人間共育道場(ゲスト桑先生)

画像1
 14時、第3回人間共育道場のため、小牧誠道塾に向かう。本日のゲスト、桑敏之医師と懇談。いやあ、実にアグレッシブな人生を歩んでおられる。ドクターヘリ、消防士の医療行為など、これまで前例にない!として認められていないことを打ち破ってきた方。対談の骨を決める。

 15時から開始。まずは桑医師と僕とで対談。行政に申請した際に「くわ総合クリニック」では認められないとされてしまったことから開始。どのように規制を突破されてきたか、桑医師のそのときの思いと行動を聞きながら、人生をあぶり出すという対談。実に楽しく密度が高い対談。

 斎藤さん進行によるグループワーク。発表。まとめ。どのグループも桑医師の歩みに刺激を受けたとの報告。そして、自身のこれからを語る。第3回も無事終了。記念撮影。

※ 三楽の仕事日記より
画像2

ハーフマラソンに向けて(嶋藤)

 こんにちは。3期生の嶋藤です。だいぶ久しぶりの記事になってしまいました。すみません、、、。最近の私の生活について話をしたいなって思います。

 題名にも書いた通り、私は陸上部でもなければ、走るのが得意でもないのですが、10月の終わりにハーフマラソンに出るために日々、練習をしています。なんで出ることになったかというと、同じ専修の人に「大学生最後に思い出作らんか?」と言われたからです。私は始め、絶対できっこないし、やっても辛いだけだと思って断ろうと思っていました。ですが、この一人の言葉によって10人以上もやりたい!と言っていて、私もできっこないをやらなくちゃなと思いました。

 実際、練習をするとやっぱり辛いな、やめたいなって思うことばっかりです。でも、周りの仲間も苦しいけど一生懸命頑張っている姿を見て、私も頑張らなきゃいけないなと思います。どんな時でも仲間がいるって幸せなことだなと感じました。

 最後まで走りきれるか分かりませんが、精一杯走りたいと思います。応援よろしくお願いします!!


 あ、話の途中ででてきた「できっこないをやらなくちゃ」は「サンボマスター」の曲の名前でもあります。チアダンのドラマ観てて、この曲がたくさん流れてきて、教採の時も聞いていたのですが、最近もよく聞いて高めてます。(笑)良かったら聴いてください。私の大好きな曲です。(嶋藤)
画像1

私の授業子どもに届いています。(中澤)

 こんにちは、『私の心洗われています』の記事で花の写真が載っているのをみて、「やっぱり自分は、顔写真より風景画の方がしっくり来る。」と嬉しい気持ちになってしまった中澤佑太です。玉置先生、素敵な画像を載せていただき、ありがとうございます。

 9月12日現在、三回目の授業を終えました。担任の先生からある言葉をいただきました。

「おめでとう!やっと、本当のスタートラインに立てたね!」

 ようやく授業について、スタートラインに立つことができたと認められました。先生から以下のように解説を受けました。

 「実習生は、大学で学んだことや塾のアルバイトでしてきたことを実習で行おうとしてしまう。しかし、現場は子ども達がいて、学習プリントを用意して、時間が過ぎていくのである。学級の子どもをどんな形であれ(その子らしい活躍の場をもうけて)全員を授業に向き合わせる必要がある。実習生はまずそれに苦労する。遊んでいるときは関心を持つが、授業になるとなぜか挙手をしないから苦労するのである。

 けれども先生は、まず45分間、導入からまとめまで自然に流すことができた。そして、挙手する子を発問ごとに増やしていった。さらに先生は、『緊張して挙手できない子も、プリントに自分の考えをたくさん書いていることを先生はちゃんと見ているから』と価値付けをしていた。まさに多くの子どもを授業に向き合わせていた。これがスタートラインである。ここから板書や机間指導など、大学で言われたことを意識しなければならないのである。」

 言い回しはもう少し柔らかかったが以上の言葉をいただきました。おそらく四期生は、私よりはるかに素敵な学びをしていると考えていますが、自分と担任の先生のペースで向上していきたいです。

 さて、タイトルについて解説します。三回目の授業を終えたあと、私は教務の先生の講話を聞くために学級を離れましたが、学級のある子(インテリ男子)が担任の先生に話しかけたそうです。

子「先生、中澤先生次いつ授業するの?」
担任「明日もだよ。なんで?」
子「中澤先生すごい頑張っているというか一生懸命だから授業を受けていたい。例え失敗したって中澤先生が言ってても忘れるし、日に日に変わっているから。」

 子どもの前で失敗したとか言ってはいけないと気を付けていますが、このやり取りがあったと担任の先生から聞いて私は、授業をしている自分の姿・子どもへの熱意・性格が子どもに届いていると感じ、胸が熱くなりました。


 私は、配当校へ通うことなどしんどいことが多くて実習が終わることを望んでいるのがやはり本音です。けれども、ずっと実習生として授業をし続けることができたらなと感じているのも本音です。

 私は今、実習最後の日に子ども達に歌を披露しようと考えています。アカペラで、昔自分で作詞した歌を。笑(楽器ができないので作曲はできません笑)担任の先生からも「ぜひお願い!」とおっしゃっていました。以上です。(中澤)

画像1

【20180705指導助言】あま市立正則小学校

画像1
 あま市立正則小学校へ。本年度3回目の訪問で、今回が最終回。3年生の道徳授業。

 過去2回と同様、意欲的な試みがある授業。先生方の協議会の明るくズバリ言い合う雰囲気は、抜群。25分間の講話。依頼を受けて道徳科評価を中心に話す。

【20180703指導助言】犬山市立犬山西小学校

画像1
 犬山市立犬山西小学校へ。今年度2回目の訪問。5時間目、6時間目で全学年の授業を参観。気づいたことをメモ。

 先生方には40分間で指導助言。犬山西小の研究テーマと新学習指導要領を結び付けて価値づけ。今回の指導案に「見方・考え方」が記載されていることを大いに評価。それをもとに授業改善への話をする。

【20180703会議】北名古屋市教育委員会外部評価委員会

画像1

 3年目となる北名古屋市教育委員会外部評価委員としての仕事。東庁舎に出向く。

 教育長、各課長から取組の概要を聞いて質問。評価文を作成のための会議。2時間弱で終了。

【20180630講演】授業深掘りセミナー&教育と笑いの会 in 福岡

画像1
画像2
 8時45分、ホテルを出て「授業深掘りセミナー&第8回教育と笑いの会」の会場のファッションビルへ移動。会場準備を少しだけ手伝い。

 9時30分、2期ゼミ生の吉田君が山口県から来てくれた。やや疲れている感じだが、再会がなりより嬉しい。

 10時から「出張!授業深掘りセミナー」。会の趣旨を僕が説明。20分間は、後藤フェローの知っ得コーナー。道徳教科書比較。すべての教科書に掲載の「手品師」を比べてみると、その違いに驚く。参加者からの声も大きい。

 今回の授業者は和田裕枝先生。「あまりのあるわり算」。今回も素晴らしい授業。僕はどこから深掘りを始めるかを熟考。授業を見る目がある先生方の発言を通して、この授業の価値付けをぜひともしたいという思い。

 深掘りパネラーは、野口芳宏先生、志水廣先生、大西貞憲フェロー、神戸和敏フェロー、そして授業者の和田裕枝フェロー。

 和田先生の「かつて失敗しちゃったから、ぜひともこの授業をしたかった」という発言から取り上げ。教科書の数値へのこだわりが必要という発言から一気に深掘りモード。教材研究の深さ、教師の言語活動の精密さなどに焦点を当てて終了。

 休憩後、13時から「第8回教育と笑いの会 in 福岡」。

 会長挨拶でびっくり。凄く反応していただける皆様。少しでも会場を温めようと思ったが、必要以上の温まり(笑)。

 野口芳宏先生の「教育漫談」。歯なしの話で盛り上げる。いやあ野口先生恐ろしと思わされる話術。

 志水廣先生の「教育漫談」。飛び込み授業での子どもの反応紹介。これまた大受け。ワンランクアップ(笑)。

 教育漫才「学校RR」。大西さんと斎藤さん。新ネタを半分以上入れての好演。素人らしさでより受ける。初舞台に比較すると格段の余裕。

 休憩後、僕の「教育落語」。20分間あるので、しっかり教育を落語にした演目で高座を勤める。受け過ぎといってもいいほどの笑いをもらう。

 桂雀太師匠は「八五郎坊主」。何度聞いても面白いまくら。そして人がしっかり描かれている雀太落語。ますますはまる。

 さらに休憩後、シンポジウム。これまでにないレベルが高い話題が続き、進行役としても大満足。

 16時45分から関係者の皆さん、久留米の野口塾の皆さんで懇親会。僕の進行を褒めていただけて嬉しい宴会。

【20180628指導助言】あま市立正則小学校

画像1
 あま市立正則小学校へ向かう。他ゼミ生と合流。5時間目、2年生の道徳授業を参観。前回訪問時での僕の助言をすべて具現化していただいた授業で感動。子供たちがよく育っていて、どの子から学ぼうという意欲から感じられて気持ちがよい授業。4月からの積み上げがよくわかる授業。

 校長室でプレゼン作成。みなさんの研究協議を聞きながら(ここの先生方の同僚性は抜群)、プレゼン最終調整。20分時間をいただき、授業写真を提示しながら、授業から学ぶべき点を解説。道徳評価についてアドバイス。校長室で授業者には個別指導助言。

8月26日「広げよう!いのちの授業」に参加して(高桑・加藤諒)

 こんにちは!4期生の高桑です。先日「いのちの授業」に参加したのですが、なんと講演をしてくださった寺田先生の息子さんが24時間テレビに出ていたそうです。息子さんの高校と私の兄の出身高校が同じこともあり、私の家族の中でも話題になっていました。今回は寺田先生の講演について、記事を書いていきたいと思います。

 寺田先生は先天性の脳性麻痺を患う息子・ユースケさんが負の連鎖に陥っているとき、「車いす使ったらどう?」と声をかけたそうです。ユースケさんはその一言によって世界が変わり、自分のやりたいことを活発にやるようになったとおっしゃっていました。

 私はこの話を聞いて、その人の人生において周りの人が与える影響力がどれほど大きいものか思い知らされました。1番印象に残ったのは、「可能性を探す道のりに幸せがある、これでよかったって思ったことはない」という寺田先生の言葉です。私は他の人と比べて、自分にはできないと諦めてしまうことがよくあります。しかしこの言葉を聞いて、自ら可能性を狭めてしまうことはとてももったいないことだなと感じました。「自分にはこれしかない」と決めつけるのではなく、「これもやってみよう」と自ら積極的に挑戦して可能性を広げていくことが大事だと気づくことができました。

 また教育者となる身としては、子どもたち一人一人の人生に関わっていることを自覚しながら、可能性を広げるためには褒めて伸ばすということが重要になってくるのではないかと学びを深めることができました。寺田先生、素敵な講演をありがとうございました。(高桑)



 今回は8月26日にあった命の授業についての記事を書きたいと思います!

 命の授業を通して改めて命というものについて考えることができました。車イスダンスや息子さんの生き方についてや山中先生の命の授業、菱田さんの話し方の授業など今後の人生において生きるお話をたくさん聞くことができました。

 授業の中で笑顔というものに触れていたので今回はそのことについて書きたいと思います。笑顔は自分だけでなく周りにも影響を与えるものだと僕は考えています。辛い時も笑うことで自分の中で気持ちが整理され、また頑張ろうという気持ちが芽生えてくると思います。僕自身が今までそれで辛いことも乗り越えてきました。本当に辛い時はもちろん笑えません。でも最近笑えてないから笑おうという気持ちを持つことが大切だと思います。辛い時に笑えることこそ辛いことから抜け出す近道ではないかと僕は考えます。

 それはおそらく授業をする中でも同じことで、失敗をしても表情に出さず笑顔のまま進めることが大切かなと思います。笑うことで子どもたちには安心感が芽生え、授業に活気が出ると思います。しかし逆に焦りなどが表情に出てしまうと子どもたちにも緊張が伝わり、子どもたちもやりづらくなってしまうと思います。なので教育実習ではいかに笑顔で授業をするかということを目標に頑張りたいと思います!笑顔は自分だけでなく、人にも影響を与えることができる魔法だと思って授業をできるようにしたいです!

 鈴木中人さんもおっしゃっていたように僕も「笑顔はこだまする」と思います。僕自身笑うことを心がけ、周りにもこだまさせていきたいなと思いました。

 この命の授業を通して、人生においてとても大切なことを学ぶことができた気がします。このような機会を作ってくださり、この授業を行われた先生方に感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!(加藤諒)

画像1

8月26日広げよう!いのちの授業に参加して(静谷・嶋藤・松田)

画像1
 こんにちは。今回は、8月26日に行われた「広げよう!いのちの授業」に参加した感想を3期生の静谷、嶋藤、松田の3人でまとめさせていただきます。


 今日の講演を聞き、さらに笑顔の大切さを感じました。私自身、笑顔とは自分自身を幸せにし、なおかつ相手も幸せにする良薬であると考えています。これは私の今までの経験からいえることです。ただ、こんな良薬である笑顔も心からの笑顔でないと効果は半減すると感じました。


 これは友人から聞いた、教採で一緒の教室で個人面接を受けていた人が聞かれた質問内容です。
「あなたは、子どもの前でも笑わないんですか?」
という質問内容です。
 この質問に対して
「いいえ、子どもの前では笑顔で振舞います」と答えていたそうです。

私は、このやりとりに疑問を抱きました。

 それは、常に笑顔でない人が、ある人の前だけ見せる笑顔とは作り笑顔なのではないかという疑問です。もちろん作り笑顔でも良いかもしれません。ただ、作り笑顔では相手を幸せにすることはできるかもしれませんが、自分を幸せにすることはできないと思います。心から笑うからこそ相手も幸せになり、自分も幸せになります。もちろん辛い時もあり、いつも心からの笑顔は厳しいと思います。ですが、辛い時こそ笑顔という言葉のように「観」を豊かにすることが大切であると感じました。

 心からの笑顔は、「観」が育っていないとなかなか難しそうですね。(静谷)

~~~~~~~~~~~~~~~
 
 今回は「広げよう!いのちの授業」に参加させていただきました。そこでのお話の中で、一番印象に残っていることを書いていきたいと思います。

 私が一番印象に残った話は、寺田恭子さんの「人生、バックスイング」というお話です。どんなに苦しいことや辛いことがあっても、その分その後には楽しいことや嬉しいことがあるということだそうです。私は、母からも同じような話を聞いたことがありました。「今は辛いかもしれないけど、今を乗り越えれば楽しいことが待っている。だから今頑張ろう。」という話です。実際に今まで私はそうやって生きてきました。そのおかげで、いつも前向きに生きることができており、辛いと思った時には「これは自分の成長するチャンスなのだ」と思って生きることができました。

 どんな人でも辛い時に、もうだめかもしれないと思う時があるかもしれませんが、「人生、バックスイング」つまり、辛い分、楽しいことが待っているということを思いながら生きていくことが結果的に前向きに生きていくことができるのだと改めて感じました。これからも私は前向きに生きていきたいと思います。(嶋藤)


~~~~~~~~~~~~~~~

 私は、鈴木中人さんのお話について書きます。鈴木さんのお話の中で最も印象的であったことは、「1人の命がなくなっても、世の中は何も変わらない」という言葉でした。

 昨年、祖母がある病気にかかり入院をしました。その時期は、両親から「万が一のときに備えてすぐに帰って来られるように準備をしておいて」と言われていました。祖母はその後退院をし、今は元気にしていますが私は、そのときに初めて命を近くに感じました。大切な人が亡くなってしまうかもしれないという不安と、しかしどうしようもできないという気持ちでいっぱいでした。

 命の大切さについては、今まで様々な場面で向き合ってきたはずでしたが、実際自分で経験してみて本当に命の尊さに気付いたと思います。鈴木さんのお話を聞き、命の大切さについて思い出すことができました。これから教師として働く上で子どもに命の大切さを伝えていく場面がたくさんあると思いますが、今回のようにお話をお聞きすることで命について考える機会となることを学びました。素敵な時間をありがとうございました。(松田)

8月26日 広げよう!いのちの授業に参加して(早川・丹羽・山下)

 こんにちは。3期生の早川です。ついに教採も終わりました。おかげで心がとてもすっきりとした状態で参加することができました。(笑)

 参加するきっかけとなったのは、鈴木中人さんのお話を直接聞きたかったからです。ゼミ仲間の菱川からオススメされた「6歳のお嫁さん(鈴木中人 著)」を読んで以降、いのちというものに対する見方が変わったのです。実際に直接お話を聞いていて、景子ちゃんの言葉に勇気づけられた看護婦さんのお話、だんだん動かなくなってくる体でも一生懸命に生きようとする姿など考えただけで涙ぐんでしまうものばかりでした。

 うまく言葉にはできませんが、自分が毎日生きていることですら、当たり前ではないということ、小さい頃からずっと愛情をもって育ててもらって今があることをしっかりと忘れず、これからも強く生きていこうと思いました。(早川)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、「広げよう!いのちの授業」に参加してきました。そこで最も印象に残っていることを紹介します。

 それは、「笑うことの大切さ」です。車イスダンスをされている寺田恭子さんの講演を聞いて感じたのですが、楽しくても、楽しくなくても笑顔で笑っていれば、自然と楽しくなるとおっしゃっていました。講演を聴いている中で、自分の子どもに障害があると受け入れる苦悩であったり、辛さもよく分かりました。それでもそれを受け入れて楽しく笑顔ですごしていらっしゃる姿を見て、こちらまで自然と笑顔になれました。

 24時間テレビで息子さんの特集を見たのですが、障害があるとは思えないほど明るく笑顔で過ごされていてとても元気をもらえました。私自身、笑顔を心がけて生活していますが、もっともっと笑っていきたいと思います。ありがとうございました。(丹羽)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 こんにちは。3期生の山下涼香です。先日、「広げよう!いのちの授業」に参加させていただいて感じたことを記事にしたいと思います。

 実は鈴木中人さんのいのちの授業に参加するのはこれで2度目です。何度参加しても感動するしいろいろと考えさせられる講演だと思いました。

 その中でも今回特に感じたことは「笑顔でいること」の大切さです。寺田さんのお話では「笑顔でいれば自然と楽しくなる」、鈴木さんのお話では「笑顔はこだまする」と言ったように笑顔の話が多く出てきました。私はいつも笑顔でいることを心がけています。そうすることで自分自身も毎日楽しいと思っているし周りの人も笑顔であることが多いと感じます。

 この講演のあと、車いすダンスが気になって動画を見てみました。そこに出てくる人たちはみんな楽しそうに車いすを足のように使ってダンスをしていました。きっと楽しいことばかりではないとは思いますがそんなことを微塵も感じさせないような笑顔で心を打たれました。

 今自分が生きていること、なんでもできることは当たり前ではなく奇跡なのだと実感し、1日1日を一生懸命笑顔で生きていきたいと思いました。ありがとうございました。(山下)
画像1

8月26日「広げよう!いのちの授業」に参加して(鏡味・加藤奨基)

画像1
 今回のセミナーでは、2つの大切なものを学びました。

 1つ目は、「いのち」です。障害を持ったお子さんを持つ寺田さんの言葉で印象に残っているのは「人はみんな役割を持ち、幸せになるために生まれてきた」という言葉です。障害があると偏見を持つのではなく、その子達にも可能性は無限にあり、役割を持っているのだと学びました。

 2つ目は、「笑顔」です。笑顔があればいのちは金メダルの話をしてくださった鈴木さんは、一番辛いのは子どもの笑顔がなくなることと仰っていました。また、笑顔はこだまするから笑顔でいるとみんなも笑顔になれるとも仰っていました。笑顔は人と人とを結びつけ、その良い空気を広げることができると分かりました。私も周りを笑顔にできるように日々笑って過ごしたいと思いました。

 明日から実習が始まります。きっと子ども達も先生方も笑顔でいる実習生の方が絶対に良い印象を持つと思います。玉置先生が人は見た目が9割と仰っていたので、まずは笑顔で見た目から良い印象を持ってもらおうと思います。そして、笑顔を大切に子ども達や担任の先生と関わり、笑顔から人との繋がりを広げていけるようにしていきたいと思いました。(鏡味)


 こんにちは四期の加藤奨基です!今回は8月26日に参加させていただいた「いのちの授業」での学びについて記事にさせていただきます。

 自分が特に印象に残ったのは寺田先生のトークです。トーク中、車椅子では野球はできないと半ば諦めていた、先生自身の息子さんのお話がありました。そしてそのことを理由に野球部へ入らないと友達へ伝えると、友達は「君が打ったら別の人が走ればいい」と言ってくれたそうです。この方法は友達を想う子どもの純粋さから偶然出た言葉ですが、公的にルールとしても認められているそうです。このお話を聞いて、子どもの素直さ・純粋さという本質を改めて思い、とても感動しました。

 障がいがあるからといって排除するのではなく、変に気を遣うのでもなく、同じフィールドに立ってすべき部分だけ支援をするという理想的な支援を、持ち前の純粋さで子ども自身で考え出したと思うと、改めて子どもとは素敵な存在だなと感じました。

 今回の「いのちの授業」ではなかなか聞けない話も多く聞くことができ、今までの認識を深めたり新しい視点を育むことができました。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。玉置先生の落語も過去最高に面白かったです!(笑)(加藤)

8月26日「広げよう!いのちの授業」に参加して(高橋・関口)

画像1
 こんにちは。4期生の高橋です。私が今回の講演を通して、心に残っている言葉は2つあります。今回はその言葉について記事を書いていきたいと思います。

 1つ目は寺田恭子先生のお話の中で出てきた、「可能性は無限大」という言葉です。寺田先生の息子さんの、寺田ユースケさんの今までの人生を見て、本当に可能性は無限大だなあ!と思いました。障がいを持っているから出来ないことが増えるとか、普通の生活が送れないとかネガティブな考えではなく、できることを探していく過程で、幸せな瞬間を見つけていくことができると教わりました。

 しかし、もちろん始めから前向きな考え方が出来た訳ではなく、寺田先生自身が持っていた障がいに対する偏見などに気づいた経験など、それらを乗り越えて来られたからこそ言える言葉には、とても力強さを感じましたし、勇気付けられました。「人は幸せになるために生まれてきた」「可能性は無限大」など、こんなにポジティブで明るい言葉を断言されると、何でも頑張ってみよう!という気持ちになりました。

 2つ目は、鈴木中人さんのお話の中での「笑顔は こだまする」という言葉です。私は、一番大切なものは笑顔だと思っています。なので、この鈴木中人さんのお話にはすごく心を打たれました。たった3歳で小児がんを患ってしまったけいこちゃんですが、どんな時も笑顔のけいこちゃんの姿を想像すると、心が温かくなりました。そして、やはり人と人との繋がりの中で笑顔は一番大切だなあと感じました。しかし、辛いときも笑顔でいるというのはなかなか出来ることではないと思います。そんなとき、周りの人が笑顔でいることで、その笑顔がこだまするのだろうなと思いました。
 
 鈴木さんも仰っていましたが、命に関する講演会はなかなかないそうで、私も参加するのは初めてでした。笑って楽しんだり、心を打たれて涙を流したり感情が忙しい1日でした。でもとても大切なことを学んだ1日でもありました。これからも笑顔とポジティブさを忘れず、毎日幸せに生きていきたいと思いました。とてもあたたかいお話を聞かせてくださりありがとうございました。(高橋)

***

 こんにちは。4期生の関口です。実習前日に行った講演の学んだことというより影響を受けた自分のことについて長々と書きます。

 よく「顔が死んでるよ。」と言われる私ですが、お笑いは大好きです。いつもニコニコしている人に憧れていますし、顔を思い浮かべるとき笑顔が思い浮かぶ人は本当に素敵だなと思っています。ただ実行しようとしないところが本当に悪いところですね。

 いのちの大会は笑いあり涙ありでとてもあたたかい気持ちになりました。笑うことの大切さを心から感じ、すぐに行動に移せました。電車の中でも1人でニコニコしていました。

 話は変わりますが、私は物心ついてから身内の人を失ったことがありません。もしそんなことがあったら、向き合えず現実から目を背けてしまうと思います。しかし、後悔しないようにするための一歩を今回は知ることができたと考えています。また、笑顔を意識することは実習に対して不安な気持ちへの支えにもなりました。始まってみると不安な気持ちはすぐ消えます。もちろん授業はうまくいかなかったですが、笑顔を意識して取り組むことができ、前向きな気持ちで次の授業を考えられています。問題は指導案に追われるこの後の3週間。余裕がなくなった時こそ大切な笑顔かなと考えています。子どもに元気をもらいながら子どもたちに元気を与えられるような実習生でありたいです。

 また、実習を不安がっていた私にメールをくださる玉置先生やアドバイスをくださる先輩方、笑顔で応援してくれる同期の存在に感謝しかありません。常に忘れず今度は誰かを支えられるような私であれるよう、成長していきたいです。(関口)

8月26日 いのちの大会での学び (安部・中澤)

 こんにちは。4期生の安部です。今日は8月26日に行われました、第14回「広げよう!命の授業」で学んだことを安部、中澤の順に書かせていただきます。長文になってしまいましたが、ご了承ください(笑)。

 ミニ公演では、脳性麻痺の息子さんをもつ寺田恭子さんと小児がんで娘さんをなくされた鈴木中人さんのお話を聞かせていただきました。

 私は専門が特別支援で、障害についてはこれまで多くの事例を見たり聞いたりしてきましたが、実際に障害をもつご家族の方のお話を生で聞くことはあまりなく、今まで以上に深く考えさせられました。

 また、障害をもつ本人やご家族はこれまでに多くの苦労をしてきて、たくさん悩んできましたが、だからこそ普通の人が知らないような、“生きる幸せ”というものを実感しているのだなぁ、とつくづく感じました。「これしかないという選択肢はない」「可能性は無限大」「人はみな幸せになるために生まれてきた」寺田さんが最後に私たちに伝えてくださったこれらのお言葉はとても心に突き刺さりました。

 鈴木さんのお話には、思わず涙を流してしまいました。つらい抗がん剤治療に耐えながらも生きることを諦めず、どんなときも笑顔を絶やさない景子ちゃん。そんな景子ちゃんの姿に親である鈴木さんは“笑顔が人間にとってどれほど大切であるか”ということを思い知ったそうです。私は景子ちゃんを見て、子どもの持っている可能性、素直さは計り知れないなぁと改めて感じました。

 今回、「命の授業」に初めて参加させていただいて、人間的な深い学びをさせていただきました。多くの人と関わり、多くの人とつながり、常に笑顔を絶やさないことが、自分を含め多くの人を幸せにするんだ、ということに気がつきました。実習を目前に控えたこの時期に、このような学びを得られたことにとても感謝します。ありがとうございました。(安部)

***

 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は、寺田ユースケさんについての講演のなかで、自分が考えたことを書いていきたいと思います。

 現在車椅子ダンサーとして活動をされている寺田ユースケさんは、先天的に、体幹機能障がいによる脳性麻痺一種二級を患った。その後彼は、
1.健常者に近づけたいという母親の願いからハードなトレーニングを受けてきた。
2.高校生になって、僕だけが出来ないという劣等感と焦燥感を抱いた。
3.病気から足が十分に使えない彼は、囲碁か将棋の部活に入るか考えていたときに、友達から、「何で野球をやらないの?」と言われた。(勿論友達は悪気はない。しかし彼は傷ついてしまう。)
4.母親に、「生きててもしょうがない。何でこんな体に生まれてきたんだ。」と言うようになる。
5.見返してやるという負のエネルギーを持つが、負のエネルギーによる行動はうまくいかないため、無力感になっていく。
6.車椅子に乗るということは、障がいを認知するということになるが、それを受け入れ、自分らしい生き方を求めるようになる。
7.いろんな人に自分を認めてもらいたいという気持ちから、誰もが助けてといえる世の中にしていきたいという気持ちになっていった。
という人生を歩んでいった。

 さて、ここから私の考えを伝えていきたい。

 私は、2から5の彼の気持ちが手に取るようにわかるのである。母親の、健常者に近づけたいという願いも当たり前である。しかし、その願いも社会が作った、『普通でないものを排除し、普通であることを当たり前とする』という概念が産み出したものであると私は考えている。そしてこの概念があるから、2から5の気持ちを抱いてしまうと私は考えている。そして一旦普通でないと認識してしまった人は、他者の言葉が響かなくなってしまうものである。他者が何を言っても、普通の人には普通でない人の気持ちがわかる訳がないと考え、事実思いやった言動が普通でないことを強調させ、逆効果になってしまうものだからである。

 5については、まさに負のエネルギーによる言動が、負を受け付けない世の中とのずれによって生じてしまうのである。さらに当人は、理屈でわかっていても、認められたいという気持ちを持っているため行動してしまうのである。結果他者から、異物として認識されてしまうことも少なくない。生きていても仕方がないと考えてしまうのが、むしろ当たり前である。

 しかし人間は這い上がれるのである。講演会のなかで、『落ち込んで良い環境を作る。底の場所は思いの外、不快でなく退屈である。そのため底にいることに飽きてくる。その時に自分が誰かの役に立つという認識をすることで、そろそろいいなと認識する。人間は自然と自分で復活する力がある。』などの考えを仰っていた。私は、この事を踏まえ、人との関わりについて以下のように考えている。

 まず落ち込んでいい環境とあるが、踏み込んで言うと、落ち込んでいる状態のままでいられる環境を作ることであると私は考えている。人は、落ち込んでいる人がいるとその人が元の状態に戻ることを無意識に考え、気を使ってしまうものである。また、元の状態と落ち込んでいる状態とを区別せず、配慮をしないという考えをする人もいる。そうではなく、『落ち込んでいようと、私はあなたと出会い、関わっていることに感謝の気持ちを持つよ。そして元気になっていったら幸せだな』と考えることが大事であると私は考えている。こう考える人がいれば自然と、落ち込んでいる人の言動を受け入れ、サポートをすることができる。まさに落ち込んでいい環境を作ることができるのである。そして、落ち込んでいる人は、自分が生きていることを認めてもらっていると認識し、自分ができることを見つけていけるようになるのである。世の中が普通と認識させてもらえない人に対しても同じことが言えると私は考えている。

 そして、落ち込んでいる人に活力が戻り、環境が変わると、負のエネルギーで行動し失敗したことで得たものを武器に、大成するのである。寺田さんで言えば、ダンサーになり、結婚をすることである。

 よく落ち込んでいる人に対して、甘やかしている、贔屓をしていると考えている人がいる。その考え方は間違っていない。けれども、その考え方も普通でない人を排除しようという概念が根底にあるのである。第一、落ち込んでいる人は、そのようなことをわかっているのである。わかっているけれど感情が動かない。自己を肯定出来ないから落ち込んでいる人なのである。笑おうと思っても笑えないから落ち込んでいるのである。笑えない状態を受け入れ支援するのでなく、笑えない状態を受け入れ、親身になって関わっていくことが、最大の支援なのである。上記した心の持ち方を誰もができれば、当たり前になっていけば、障がい者支援だとか、いじめだとか解決していくのにと私は考えている。

 つい熱く語ってしまいました。今回の講演の内容は、私の教師像の根幹である、『慈愛の心を持たせる教師』と直結した内容だったからです。私は教師になったら、学級経営を通じて、上記してきたことを含める慈愛の心を子どもに気付かせ、少しずつ、できる範囲で未来を変えていきたいと考えています。今回も素敵な講演会に参加させていただき、誠にありがとうございます。(中澤)

画像1

20180912セドナ&ラスベガス(玉置)

画像1
画像2
 9時にホテルを出て、セドナへ。ベルロック見学。聞くところによると、この大地から特殊なエネルギーを強力に発揮するボルテックスがあるというが、僕には感じない(笑)。写真はベルロックとセドナの街。

 次に最終宿泊地のラスベガスへ向かう。途中で大きなスーパーマーケットで買い物。写真はサーカス・サーカスホテルの玄関。名前の通り、ホテル内でサーカスを見ることができる。カジノエリア広し。(玉置)

私の心洗われています。(中澤)

画像1
 こんにちは。四期生の中澤佑太です。現在教育実習が一週間と三日間が過ぎました。おそらく皆さん笑っていただける状況に私がいると思い、記事にします。

 私は今子ども達と担任の先生によって、私の心が洗われています。以下子どもや担任の先生の言葉。

 「先生どんな修羅の道を歩んできたの?」「(子どもが子どもに向かって)ちょっと!中澤先生純粋だから、からかわないで!」「先生はじめての授業で失敗したからってあの先生駄目だからって思わないからそんなに落ち込まないで!」「先生って本当に人を傷つける言葉を使わないね」「先生って冗談を流せたら最高なのにね。」「先生頑張って!」「先生の一生懸命な姿がなんか心に響く。」等子どもの発言。

 「先生、現場に行ったら死ぬよ(笑)。そんな一つ一つ向き合いすぎて抱え込んだら」「先生確かにいろんな人間がいるから不信や警戒することになってしまったのはわかるけど、本来信頼して良い人間を見逃すよ」「先生真面目で誠実で一生懸命で良い心を持っているんだから、幸せになることを考えないと、そのためには焦る必要ない、悪く考えすぎない。」「この一ヶ月でのんびりした気持ちを取り戻して、大学に戻ったら信頼できる場所の人達の言うことだけを耳傾けなさい。」等担任の先生の発言。

 「教育実習とはこういうものなのか?何かが違う。」と思うのは私だけでしょうか?誤解がないように申し上げますが、現時点で問題行為は起こしていません。子どもは大変良い子で担任の先生も教員30年を過ぎるベテランの受け止めるタイプの先生です。一回目の授業を大失敗しましたが、これから少しずつ慣らして良くしていこうという流れになっています。

 私は子ども達から教えていただきました。一生懸命な人は子どもに悪く映らないこと。善意を持っていても傷付きすぎると荒んで心が悪くなってしまうこと。ゼミで学んできたことがすぐには身に付かないこと。そして、実習校をはじめ、玉置ゼミに入った時に自分が誠実な人達に囲まれていること。

 私は今、落ち着きのない心配されるキャラから、ゼミのみんなの中心となる人の一人になりたいと考えています。玉置ゼミでは、真面目で一生懸命な分、将来教師力がつく種を持つことができると私は入った頃から考えていました。もっと胸を張れる条件が揃っているのにただ怯えていることに私は気付きました。私は今、教職を誰よりも愛し、子どもに誰よりも愛される人格を持ち、先輩や同級生の会話でも冗談を流しその姿を貫き、来る五期生に対して、実習についてや玉置先生の本棚のことなど、何でも相談や支援ができる『ゼミ長』になっていきたいと考えています。

 このような前向きな目標や可能性が浮かぶようになるほど、学級の子どもや配当校の先生方、実習仲間との関わりのなかで心が洗われています。先日も、純粋すぎる子どもの倫理的に優れた考え方に思わず号泣してしまい、担任の先生から、「泣くことは大人としてというより子どもが困惑するから、やめようというより泣かなくなるほどの心を取り戻そうか」と言われました(笑)。

 この機会に、兼ねてから申し上げたいと思っていたことがあります。二期生、三期生の皆さん、私のよさを見つけようとし、認めていただき、面倒を見ていただきありがとうございます。四期生の皆さん、本当に探り探り私と仲良くしようとしていただき、気を使っていただき、仲間として受け入れていただいていることに感謝の気持ちを抱いています。これからもよろしくお願いします。一期生のみなさん、全員と会ってみたいです笑最後に玉置先生、先生のおかけで、一生繋がっていく先輩や後輩と出会うことができました。ありがとうございます。

 以上、投稿して絶対恥ずかしい気持ちになるであろう記事を書き終わります。(中澤)

20180910モニュメントバレー&アンテロープキャニオン&グランドキャニオン(玉置)

 7時45分ホテル発。まずはモニュメントバレーへ。ここも長年にわたる雨や風や地殻変動でできたメサ(テーブル型台地)やビュート(岩峰)が、赤茶けた荒野にポツンポツンと立っていて独特の風景(写真上段)。映画監督のジョン・フォードのお気に入りの場所とのこと。

 次にアンテロープ・キャニオンへ。自然が創り出した幻想的な造形の峡谷(写真中段)に驚くばかり。

 さらにグランド・キャニオンへ。ここでの思いも同様。自然による創造物に何度、凄い!と口に出したことか。やはり自分の目で見ることだ、と痛感。写真ではこの壮大さは伝わらない(写真下段)。

 ホテルに入ったのが21時頃。今日の総走行距離は550kmほどとのこと。移動距離は半端ない。(玉置)
画像1
画像2
画像3

8月30日犬山市立犬山西小学校での模擬授業に参加して〜道徳編〜(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。

 8月30日に犬山市立犬山西小学校に行き、玉置先生の模擬授業を参観させていただきました。今回はそのときの授業をまとめました。

 道徳と算数の模擬授業が行われました。2つの模擬授業のうち、私は道徳の模擬授業について書きます。

********************************

資料名「夏の日のこと」
〇授業の始めに本時の価値に関わる質問は必ずしも必要ではなく、いきなり資料に入っても良い。
→子どもが本時に考える価値について推測してしまうのを防ぐことができる。
→始めの質問がその後に生きていかないため必ずしも必要ではない。

〇1つの質問に対して多くの子どもに聞く。(例:主人公はどんな仕事をしている人?)
→簡単な質問を多くの子どもに聞くことで、子どもにエンジンをかける。
→時には「他の言い方でどう?」と聞くことで、同じことでも異なる表現をするようになり、言語活動を充実させることができる。

〇子どもに資料を配らない。
→資料を配ると、読み取る力のある子どもだけが発言する授業になってしまい、想像しなくなる。
→資料を配らないため、「想像することが大事、いっぱい想像すること」と想像して聞くように伝える。

〇範読は、ただ資料を読み上げるのではなく、繰り返したり簡単な質問をしたりしながら読んでいく。(例:ゴミをかぶってしまった、どんな気分?)
→子どもが離れていくことを防ぎ、物語に引き込むことができる。

〇範読の際に、キーワードとなることを板書する。
→後で振り返ることができる。

〇最初と最後の挿絵を見せ、「どんなことがあってどんな気持ちになったから最初の絵の様子から最後の絵の様子になった」ということをワークシートに書かせる。
→物語はエピソードで変わり、エピソードが起こったら主人公に何らかの気持ちが起こる。
→子どもを把握するため、ワークシートに書いている時間は子どものもとに行く。
→考えを見ていく中で、キーワードとなる言葉を声に出すことで、書けていない子どものヒントとなる。(オープンカンニング)
→「なるほど」「あなただけ書いてある」「これは聞きたいな」と価値づけながら見ていくことで、子どもを元気にする。

〇考えを発表させるときは、「丸つけられたところだけでもいいから言ってごらん」と言う。
→発言の回数を増やすことにつながる。

〇発表する列を指定し、「全く同じ意見だったら座る」と指示をする。
→座った子どもにも考えを聞くことで、「先生は座ってもあてる」と思わせることができ、自分の意見を持つことにつながる。
→人の話を聞いて同じかどうか判断できることに対して価値づけることで話を聞くようになることにつながる。

〇子どもに揺さぶりをかけ、立場をはっきりさせる。(揺さぶり質問:すがすがしいと思ったのは、おじさんがシャワーを貸してくれたからということだけか。)
→エピソードが流れてしまうのを防ぎ、子どもの心をえぐることができる。
→〇か×をワークシートに書かせることで立場をはっきりさせることができる。

〇立場を全体で聞いた後に、隣同士で交流し、その後全体で共有する。
→教師は意図的指名ができるように交流の様子を見ておく。
→隣同士での交流を全体で共有するときは、指名した子どもにできるだけ交流の様子を再現するように伝える。
→教師は中立の立場をとり、子どもの話をうなずいて聞く。
→ある子どもの考えに対し、「今の意見、なるほどと思った人?」と聞き、そう思った理由を聞いていくことで子どもの意見をつなげることができ、考えが融合してくる。
→話を聞く姿勢を価値づけることで、言われなくてもできるようになる子どもを育てることにつながる。(体を向けて聞いている、うなずきながら聞いている)

〇最後に、自分のこととして捉えられるような質問をし、発表させる。
→「キーワードでもいいから書いてごらん」と言い、全員が書けるようにする。
→発表したことに対して「この子のようなことを書いた人?」と聞き、道徳的価値を重ねていく。

〇授業の最後は、授業の感想についてエレベータートークをする。
→子どもが同じ時間話せるよう、時間を決める。
→聞く方は「相手に体を向けて相手の目を見てうなずいて聞く」ように伝える。
→教師の説話で終わるのではなく、「良い話が聞けたね」と言い、終わる。

〇物わかりの悪い教師になる。
→子どもの言いたいことをくみ取り、敢えて逆のことを聞き深める。
[子ども]思いがけないことが起こったときにすがすがしい気持ちになる
[教師]思いがけないって例えば穴に落ちたとき?←良いことが起こったときと分かっていながらも敢えて逆のことを言う。
[子ども]いい方に転んだとき

********************************

 玉置先生は、物語を「想像する」ということを何度も繰り返されていました。子どもが想像できるように範読はただ読むのではなく、質問したり繰り返したり工夫して読むことが必要であることが分かりました。さらに、質問したり繰り返したりする箇所について、どこを取り上げたら子どもが離れていかないかよく考えることが重要であると感じました。

 犬山西小学校に行ったのは2回目ですが、先生方に「前回も来ていたよね」と声をかけていただき、覚えていただいていたことが嬉しかったです。ありがとうございました。(松田)
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30