10月1日大治町立大治中学校の玉置先生飛び込み授業(中澤)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。今回は10月8日大治町立大治中学校の授業参観と玉置先生の飛び込み授業の記事を書きます。

 参観した国語の授業では、平家物語の序文について、CDで聞き、音読をし、序文の内容を教え、再び音読をするという構成の授業でした。私は授業内容自体が複雑でなく、指示に躊躇いがないため、生徒ものびのびと授業に参加していたと思いました。

 数学の授業は、玉置先生が授業を行いました。私は、玉置先生が生徒の前で授業をする姿を見たのは、実は今回が初めてでした。玉置先生の授業を観察して気付いたことがあります。それは。

1,プリントの内容が授業の進行手順を示すことを前提としたものでした。

2,プリントに書いた子どもの答えからはじまり、先生の発問で子ども達をリードし、子どもの考えをつなぐことを意識して授業内容をおさめていました。

 ゴールを定め、逆算し、授業を構成する。このことを頭でわかっていましたが実際にどういうことかを学ぶことができました。

 小学校教育実習を終えて、授業を参観するときの着眼点が根本的に変わりました。これまでの授業参観は何だったのかと考えてしまうほどです。学生と授業者の違いだと私は考えています。自分が変われば授業も成長し、その結果が子どもの反応で明らかにわかる。私はこのわかりやすさが教職の魅力だと考えています。

 以上、物事を簡潔にまとめ、それで長文を作っていく魅力がわかりつついる。中澤佑太でした。(中澤)

教室をいきいきと2 大村はま (丹羽)

◯ p212より
 みなが自分の勉強に、自分なりに精一杯努力していて、それでめいめいが面白かったり張り合いがよかったりする、また自分として何かできるようになってきていることがどの子にもあって、できる人なのかできない人なのかが問題にならないところ、そういう世界で勉強しているのでないと、本当に明るくはならないと思います。

● 以上より
 いきいきとした教室を作るためには、教師として、一人一人に合った教材を用意しなくてはならないのだとおもう。ただ、時間の問題や決められた範囲があるのは事実であるため、同じ教材、資料を使うにしても一人一人の力に合わせた課題であったり声かけをし、その子自身が達成感を味わえるようにしたい。大村はま先生は読書会を開き、一人一人違った本をみなに紹介することで誰もさぼることなく、自分の課題に取り組めるような工夫を行なっており、大変面白いと感じた。

「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○ p90 5行目
 追究する子どもを育てるには、単元構成もきちんと考えておかないといけない。一貫した指導ができないからである。単元構成の考え方は、どの学年も同じで、わたしは、どの学年も「一単元」という考え方である。その学年の単元は、すべて連続発展するように組んでいく。

● 以上のことから
 一年を通じて、どのような子どもを育てたいかという目的を持ち、さらにはその目的を果たすためには、年間で一貫した指導をしていくことが大切であると学んだ。年間で計画を立てることによって、この時期までにここまでできる子どもを育てたいという目標を持ち、その目標を果たすために、どのような指導をすれば良いかが明確化され指導しやすくなる。いかに年間を通じた指導が大切かがわかる。

10月3日(水)3期生ゼミ 早川君の模擬授業検討記録(嶋藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤菜月です。今回は、後期ゼミ第一回で行った早川君の模擬授業について、意見を出し合ったことをまとめていきます。

 早川君は小学4年生の社会、教科書の上にある「わたしたちのまち みんなのまち」の単元の「絵地図から地図記号を使用した地図に書き換える」部分の授業をしてくれました。

 模擬授業の話し合いで出たことを以下に書いていきます。

<良かった点>
・「地図を見て気づいたことがあるか?」という発問に対し、子どもが「方位記号がある」と言い、どんな形なのか子ども全員に空書きさせていた。
・子どもの発言をしっかり聞いている。
・子どもの発言に対する返しが上手。
・地図記号の出し方が、小・中学校→高校、交番→警察署のように、丸をつけると進化していると子どもが気付くような出し方をしていた。

<改善点>
・前時に書いた絵地図を子どもたちに配った状態の方が、絵地図に書いた絵と地図記号を見比べることができたのでは。
・「地図に何を書き入れるか?」の時の子どもの「学校を書く」という答えに対し、「基準となる場所だもんね」と子どもが言っていないことを言ってしまっていた。
・「先生が注目していきたい」と今日やることを言う時に言っていた。先生が注目するのではなく、子どもが注目するべき。

 良かった点、改善点それぞれ意見は出ましたが、早川君はとてもはきはき話すので、とても聞き取りやすく、また子どもの発言をしっかり聞いているので受けている子ども側からしたら楽しく授業を受けることができました。地図記号の出し方はなるほどなと思ったので、見習いたいと思いました。模擬授業お疲れ様でした。(嶋藤)

10月3日 3期生 ゼミ記録(早川)

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 こんにちは。3期生の早川です。いよいよ大学生活最後のゼミがスタートしました。4年生最後のゼミは、模擬授業を行うことで、その後に全員で指摘しあって授業力を相互に高め合うこを目的としています。

 そんな一発目の模擬授業では、私は社会の授業にチャレンジしました。社会は特に自分が専門というわけでもないので、正直自信も何もなかったですが、これから先生になるにあたってそんな事も言ってられないと思い、挑戦しました。

 今回は、自分の町を探検して作った絵地図を地図記号を用いた地図と見比べるという単元を取り上げました。地図記号の成り立ちをクイズ形式で教えることによって、子どもたちの興味を刺激し、授業に引き込もうと取り組みました。

 実際、板書計画やどんな発問をするのかなどを黒板の前ですることができなかったのでぶっつけ本番になってしまいましたが、反応を先生の立場から見ている限り、そこまで悪くはなかったのかなと感じました。

 1回目の模擬授業を終えて、教育実習中の自分と変わったなと思うことが一つあります。それは、授業後にこうなっていてほしいという子どもたちの姿がちゃんと言えるようになっていたことです。1年前の教育実習中には、「子どもたちにどうなってほしいの?」と何度も言われていました。聞かれるたびに、「そんなのねーよ。内容理解ができればそれでいいんじゃねーのか」と思っていました。(言葉が悪くてすみません)でも、それじゃだめなのだと今だからこそ気づきました。(玉置先生が話をされていたのもあって)

 しかし、実際に今回の授業を作ろうとしたときに、こんな子供の反応が見られたらいいな、こんな発言も出てくるかな、などがということが心なしか、昔よりも出てくるようになっていると感じました。

 そんな自身の成長を少し感じることのできた今回のゼミ。自分がやる模擬授業はあと1回ですが、他の3期生の模擬授業を含め、学ぶものが多くあればいいなと思います。(早川)

10月3日 3期生ゼミ菱川君の授業検討記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回は、ゼミで行った菱川くんの模擬授業について意見を出し合ったことをまとめていきます。

 菱川くんは小学校4年生の国語、4月の初めの単元である「春のうた」という題材の展開部分の授業をしてくれました。

 模擬授業後の話し合いでの論点は2点でました。一つ目は、詩の中に「くも」というワードが出てくるのですが、それは空の雲か、生き物の蜘蛛かということです。この詩の主役はカエルなのに、あえてカエルを取り上げず、くもというワードを使ったのはとても面白いと思いました。それと同時に、最初の授業にしては、難しすぎるのではないか、教師が誘導してしまう授業になりかねないというような意見も出ました。

 二つ目は、板書についてです。菱川くんは子どもたちの意見をしっかり聞きながら、黒板に板書をしていました。わたしも、板書することで、子どもたちは、先生はしっかり聞いてくれている、というように安心感を与えられるため、いいと思っていました。しかし、玉置先生からの講評では、後で使う意見の場合は板書を残し、子どもたちの声を聞きたいときは、しっかりと聞くことに徹する大切さを教わりました。実際にすべての意見を板書するわけにもいかないですし、板書をすることによって、子どもたちの発言のリズムが崩れてしまいます。なので、板書をするタイミングや、意図をしっかりと考えることを学びました。

 菱川くんの授業はとても先生としての温かみを感じることができ、受けていてとても楽しい授業でした。子どもの意見を価値付けるのがとても上手なので、わたしも子どもから出た意見を大切にできる授業がしたいと感じたゼミとなりました。(丹羽)

10月3日三期生ゼミ記録(菱川)

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 こんにちは三期生の菱川です。後期最初のゼミで授業をゼミ生の前でやらせていただきました。

 授業をしたのは4年生の最初にやる「春のうた」という題材の展開部分をやらせていただきました。

 授業をやると決まった時から教育実習で一番失敗した国語をやろう!と心に決めていたので国語の授業をやったのですがダメ出しばかり受けてしまい残念極まりない結果になってしまいました。

 その要因として子供の発言をやはりイメージすることができていないなと改めて感じました。授業する前にたくさんイメージしているつもりですが全然たりませんでした。何を子どもたちに投げかければ子供たちからよい発言が返ってくるのか。本当に正直わかりません。

 他にも教師が誘導してしまうこと。子供の発言の良い生かし方。発問をした後に付け加えてしまう。指示が明確でない。等々たくさんの課題が見つかりました。

 再来週にまた僕の授業があります。それまでにできることをやって少しでも自分がこれから先少しでも自信を持てるようにしたいです。頑張ります。(菱川)

玉置ゼミでの2年間紹介(玉置)

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 そろそろ次年度、再来年度のゼミ決定時期になりますので、我がゼミの内容を書いておこうと思います。玉置ゼミとしては、5期生になります。

<3年生前期> 
 様々な教育実践者の書籍を読み、その書籍から自分がぜひ他のゼミ生に知らせておきたいことをレポートにまとめます。ゼミでは、それをもとに、授業風に要点を伝えます。単に説明するのではなく、どのようにしたら、よく伝わるかを考えて発表(授業形態)を行います。9月以降の教育実習での授業に生かすために、授業技術の基本を学び合います。

<3年生後期>
 教育実習が、小中学校で8週間ありますので、全員が集まってのゼミはなかなかできません。その代わり、玉置が主催している教育セミナー、玉置が指導助言に入っている学校での研究授業と協議会などに参加して、より実践的な学びをします。
 なお、12月末頃のゼミ合宿は恒例になりつつあります。

<4年生前期>
 教員採用試験に向けての学びを意識して、過去の教員採用試験に取り組みながら、その中から教育課題を決めて、話し合います。例えば、「不登校」の実態をもとに、学校ではどのような取り組みをしているのかを明らかにしたり、学級担任としての不登校児童・生徒への関わりとして、どのようなことをすべきかなど、様々な教育課題を現場レベルで考え、話し合います。

<4年生後期>
 授業力の基本を習得するために、それぞれ2本の授業提案をします。提案は、授業の一部を実際に行うことにしています。他のゼミ生は子どもの気持ちになって授業を受け、そこでの気づきを出し合い、様々なセミナーや学校参観での学び、自身の教育実習で得た知見などをもとに、力を高め合います。
 また、各自で研究テーマ(3年生前期からの学びを生かすテーマ)を決めて、卒業論文を書きます。いわばゼミでの学びの集大成です。ゼミ主催の卒業論文発表会を行います。

<2年間を通して>
 我がゼミは「書くことによって学ぶ」を揺るがないゼミ方針としています。したがって、ゼミにおいても、外部機関での参加においても、終了後は、必ず文章にまとめること、そしてそれを研究室HPの記事としてアップすることを常としています。
 また、土日に関わらず、玉置が主催あるいはスタッフとなっている各種教育セミナーや、学校での授業ならびに講演に積極的に参加するように呼びかけています。こうしたセミナー等に参加できるのは、玉置ゼミの特長の一つです。模擬授業などは、児童生徒役として関わってもらいますので、無料参加という特典もあります。これを利用して学ばない手はありません。
 さらに研究室には、優れた教育実践者の書籍など、「学級作り」や「授業作り」の基本や実際がわかる本がたくさんあります。教員となる前に、こうした書籍に触れておくことは、教員人生を送る上で、必ずや役に立ちます。これらの書籍をもとに、ゼミ発表をおこなったり、関心をもった教育実践者の書籍を次から次へ読んだりしている人もいます。
 また、私の36年間の学校現場での経験をもとに、安定した教員人生を送るためのアドバイスをしています。
 
 このような展開をしている玉置ゼミですが、すべてに自分のとらえ方と関わり方によって、身につく力は左右されます。ゼミに加入すれば、力がつくわけではないことを当たり前ですが、付記しておきます。

 なお、写真はプロカメラマンの美崎正雄さんに撮っていただいたものです。(玉置)

三期生と四期生の皆さんお疲れさまでした(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は教採を完全に終えられた三期生、小学校教育実習を終えられた四期生の皆さんにメッセージを送りたいと思います。

 四期生の皆さんへ。小学校教育実習お疲れさまでした。実習で経験したことで楽しかったこと、しんどかったこと、新たに発見したこと、悩んだことたくさんあったと思います。私もようやく、何かを怖れていたら学級崩壊する以前に仕事が成り立たないということを身に染みました笑。ただ共通して、玉置ゼミの学生は、間違いなく良い先生になっていく道を歩めるということ、実習でお世話になった方々のためにも教員採用試験に挑まなければならないということが皆さん思われたのではないかと私は考えています。次は中学校実習、そのあとの教採も乗り切っていきましょう!

 三期生の皆さんへ。教員採用試験お疲れさまでした。私は自分が教員採用試験終わったあと、他者に何かを言われるのがたまらなく嫌です。なぜならどんな結果にしても、他者はその結果に気を遣わせるからです。そのため、三期生全員に何と声をかけたらよいのか正直わからないのです。だから私はこう伝えます。三期生の皆さんが、時間をかけて、素敵な教師に、『なれるのだから、』なっていくことを願います。『なれるのだから』という言葉には、私のような変わった人を受け止める心があるのだからという気持ちがあります。そして、人生をかけた試験を終えられたことに敬意を示し、本当にお疲れさまでしたと申し上げます。

 メッセージは以上です。Have a nice day.(中澤)

小学校教育実習を終えて(安部)

 こんにちは。4期生の安部です。長いようであっという間の小学校実習を終えてしまいました。

 実習まであと何ヶ月、あと何日、とカウントダウンをし、実習に向けて心構えをしていた夏休みを懐かしく感じます。終わってみればあっという間だったと感じる4週間ですが、毎日毎日学ぶことばかりで、本当に充実した日々を送っていたな、と今になって実感しています。

 やはり最終日の別れは、自然に涙が出てしまい、「こんなはずじゃなかったのに」と思いながら顔をぐちゃぐちゃにして、クラスの前で最後のお話をしました。恥ずかしがってなかなか最初は懐いてくれなかった子どもたちでしたが、最終日には「ななか先生!ななか先生!」と積極的に話しかけてくれたり、「絶対本物の先生になってね!」と応援の言葉をくれた子どもがたくさんいて、本当に心の底から嬉しかったです。

 全部で14回の授業をやらせていただき、毎回授業を終える度にもっとこうすればよかったな、と反省点ばかりでしたが、自分が今できる最高の授業を目の前の子どもたちに実践できたので、実習の授業としてはまぁまぁ良かったかな、と思います。

 私の授業を真剣に聞いてくれる子どもたち、期待に応えようと勇気を出して挙手をしてくれる子どもたち、本当にクラスの子どもたちに助けられてこその授業でした。担任の先生からは「あんなに落ち着いて授業ができることがすごい!」とお褒めの言葉をいただき、もっと頑張ろうと思わせてくださいました。ゼミで学んだことを実践できたかというとなかなか難しいところもありましたが、自分の授業を振り返ったときに、ここでこうすれば良かったな、という考えが自然に浮かんできて、それはまさにゼミでの学びのおかげだなと思いました。

 実習の実践を通して学ばさせていただいたことをこれからの大学での学びに結びつけてさらに精進していきたいと思います。

 最後に、本当に多くのことを学ばさせていただいた、小学校のみなさん、そして日々、私が成長する機会を与えてくださる玉置先生を始め、ゼミの仲間に感謝をしたいと思います。ありがとうございました。(安部)
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ようやく。(早川)

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 お久しぶりです。3期生の早川です。

 教採に追われた2018年の上半期。気づけば、もう猛暑でもなくなり、朝と夜には肌寒く感じるほどの季節に移り変わっていました。

 先日、愛知県の教員採用選考試験の2次試験の結果が発表されました。無事に合格することができました!

 受かったということを親や祖父母、親戚、玉置先生や大学の教職員の方々、友達、先輩、後輩、バイト先の仲間など、応援してくれていたたくさんの方に報告しました。

 こうして改めて考えると、多くの人の支えがあった上で大学に行けていて、充実した人間関係の中で毎日を過ごすことができているからこそ、今の自分があり、そして合格までの道が拓けたのかなと感じます。

 「おめでとう!」とかけてくれる人に、何度「ありがとう」の言葉を何回送ったか数え切れませんが、自分を見ていてくれること、気にかけてくれていること、本当にありがたいことだなと思います。


 正直、この合格したことを記事にするかどうかは悩みました。一緒に頑張ってきた仲間全員が、思い通りの結果になったわけではなかったからです。明らかに自分より毎日頑張っていた子が落ちている状況を目の当たりにして、努力がすべて報われるわけではないという、現実の厳しさをひしひしと感じています。

 自分自身の合格は本当に嬉しいですが、それもすべてが自分の実力だとは思いません。当たった面接官の方との相性や、筆記試験の自身の知識との相性など、少なからず偶然の要素もあると思います。なので、浮かれすぎないようにだけ注意したいと思います。

 あと半年、ゼミでの模擬授業や卒業論文等々やるべきことはまだまだありますが、大学生という自由な時間を最高に充実した時間にできるよう、アルバイト、勉強、遊びなど何でもバランスよくやれたらいいなと思います。

 最後にこの場をお借りして、僕に関わってくださったすべての方々へ、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いします。(早川 聡)

「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○p19 7行目
 個人研究をしたことは、必ず書くようにしむける。わたしの場合、「はてな?」帳という名のノートをもたせ、調べたり、考えたりしたことを、どんどん書かせるようにしている。
●以上のことから
 まずは、疑問を持たせるための手段を教師が子どもに与えることが大切となってくる。また、書かせることによって子どもは、「せっかくノートに書いたのだから調べよう」と思い、自ら調べようとする意欲が向上するだろう。はてな帳は、教師にとって教材研究をする際にとても役立つものであるだろう。子どもがはてなに思うということは、子どもにとってわかりにくい、もしくは興味を示す場所である。そうした場所を知っているのと、知っていないのとでは、教材研究の質が大きく変わってくると思う。是非とも実践してみたい。

「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○p18 7行目
 教え・わからせ・理解させるのではなく、わかっていると思っていることをネタでゆさぶりをかけ、子どもたちに「あれ!」「わからないや」と言いだせるようにするのである。

●以上のことから
 このような子どもの発言は、自ら追究したいと思うきっかけであると思う。このような発言を出させるためには、教材研究が大切になってくる。教材研究を重ね、子どものわかっていることをゆさぶり、本質に気づかせることが大切であると学んだ。

8月28日 真打会に参加して(丹羽・菱川・岡田)

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 こんにちは。先日、真打会で行われた模擬授業と、それに対する検討会に参加させていただきました。以下は3期生の丹羽・菱川・岡田が学んだこと等です。

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、真打会に参加させていただきました。3期生の嶋藤さんの授業から学んだことを書かせていただきます。

 嶋藤さんの授業を見ていて感じたのは、子どもの声をしっかりと聞いていたことです。教育実習で失敗したのですが、私は子どもの意見を少し言葉を変えて言ってしまうことがありました。ですが、嶋藤さんは子どもが言った言葉をそのまま拾い上げていて、子どもからすると、「先生はちゃんと自分の話を聞いてくれているんだ」と安心できるのではないかなと思いました。

 授業が終わった後の検討会では、嶋藤さんの悔し涙を見ましたが、それだけこの授業に思いがあり、一生懸命に向き合ったのだということが伝わってきて、私もこれから教壇に立つ身として、自分の授業に責任を持てるよう、たくさん教材研究や実践を積んでいきたいと思いました。嶋藤さん、おつかれさまでした。真打会のみなさんも、貴重な授業を受けさせていただきありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは!久しぶりのゼミのみんなに会えて少し嬉しい気持ちの菱川です笑

 今回は一期生の先輩の大澤さんと三期生の嶋藤さんが模擬授業行い、その検討会に参加させていただきました。

 一期生の大澤さんはもう教師2年目ということもあり、すごく落ち着いて全員参加の授業をされていました。自分は去年の教育実習の国語の授業で何もできなかったことを思い出して、改めて経験のある先生はすごいなぁと感じました。

 また三期生の嶋藤さんの授業も同学年ながら子ども達の反応を良く考えているなとすごく感じました。授業の中で子どもがどんな発言をするのかそして発言させるためにどんな発問を教師は考えなければいけないのか?という大切さを今日改めて感じさせていただきました。

 12月にまた授業研究会があります。三期生の中で次は誰が授業をするのか楽しみです!(菱川)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日の真打会に参加させて頂いたことについて書きたいと思います。

 まず初めに授業をされたのは、大澤さんでした。ゼミの大先輩であり、現職の先生である大澤さんの授業を児童役として受けられて、とても嬉しかったです。また、起立読みやたけのこ読みなど、多くの読み方を実践されていたことや、真似したくなるような褒め方をされていたことなど、勉強になることがたくさんでした。

 次に授業をしたのは3期生の嶋藤さんでした。多くの先生方の前で、そして3期生の代表として授業をするというのは、とてもプレッシャーで、勇気のいることだったと思います。そんな中でも、堂々と、元気で明るい先生であり、また、きちんと児童の意見を拾う姿は、とても素敵でした。

 なっちゃんお疲れ様。3期生の代表を自分から進んで務めてくれて、ありがとう!

 後期のゼミでは、全員が模擬授業を行います。まだまだ至らぬ点ばかりではありますが、少しずつでもみんなで磨き合い、成長していきたいと思います。今回はそのための学びの場を頂きました。ありがとうございました。(岡田)

8月28日 真打会に参加して (静谷・中澤・加藤諒太)

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 こんにちは。3期生の静谷です。今回は、8月28日の真打会についての学びを書いていきます。

 まずは、大澤先生の授業を子ども役として参加させていただき、そこでの学びと感想を書きたいと思います。

 率直に、大澤先生は本当に価値付けが上手いなと思いました。一度音読をした後、声が一番大きかった早川くんを価値付けし、みんなの前で発表してもらうという機会を設けました。これは、絶対に早川くんにとっては嬉しかったことだと思います。さらに、周りの子どもも早川くんに負けない、または似せようとし、より声を出そうという気持ちになると思います。この価値付けは、導入部分にすることによって、子どものこの一時間の意欲が高まると思いました。授業の時間帯を意識し、価値付けを工夫することによって、子どもの感情を効果的に高められるということを大澤先生の授業から学ぶことができました。大澤先生、ありがとうございました。

 次に、3期生の嶋藤さんの授業のために玉置先生と和田先生と教材研究を行った際の学びと感想を書きたいと思います。

 この時間において、一番学んだことは教材研究をするにあたって、この時間で子どもにどう言わせたら成功かという目標を持って教材研究をすることです。嶋藤さんの授業では、「等しい分数がいくつもある。」と言わせたら成功という目標を立てました。そのために、子どもに問いかけ、疑問を持たせ、追究し、わかった!というプロセスをたてていきます。もちろんこのプロセス通り、進んでいけば何も苦ではないですが、これでは教師の誘導型の授業になってしまいます。授業の中での子どもの意見に目を向け、この意見は授業を発展できそうだという、子どもの意見を見つけ、発展させていく教師の腕が本当に大切になってくるなと思いました。この腕は、教壇に何年たったら身に付けられるでしょうか(笑)

 最後に、こうした機会があることに本当に感謝したいと思います。私たち学生が教師になるまでの努力は、当たり前にするのですが、教師になってからも学び続け、子ども目線で授業を受けられて、とても刺激になると思います。こうした機会を設けてくださる玉置先生ならびに真打会の先生方、本当にありがとうございます。(静谷)

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 こんにちは!三期生ゼミ長さんに、「お前の読んだ玉置先生の本の数は、俺の生涯分だ」と言わさせてしまった中澤佑太です。第二回真打ち会について、今回は簡潔にまとめられたらなと考えています。観点は二つです。

 一点目は、国語の模擬授業についてである。まず音読についてである。模擬授業では、起立読み、交代読み、たけのこ読み、先生の後に続いて読む読み方、先生がよしと言うまで読み続ける読み方と様々な読み方を繰り返し、読むことで心情や情景を想像させていた。私は、音読という学習活動の生かし方についてよくわからないでいたため、今回の模擬授業の展開は大変参考になった。

 二点目は、三期生の嶋藤さんの模擬授業の作戦会議についてである。和田先生からは、
1,子どものわからないという言葉からは授業を展開しにくく、既習事項と比較させることで、どうわからないのかを言葉にしやすくすること。
2,子どもに言わさせたいキーワードは、課題で提示したり、教師が話してはいけないこと。
以上二つのことを授業テクニックとして、他分数の指導についての考えを学んだ。私は、分数とは、図による数量的理解と、倍数関係等数値的理解とを同時に進めていかないと、指導する側もされる側も混乱するということを考えた。例えば、数値的には二分の一を二分倍すると四分の一と、二から四へ二倍したが、数量的には、半分の半分になったことである。自分ならどう展開するか考察していきたい。

そして、作戦会議中の三期生の姿に圧倒されました。一人一人的確なことを言い合う姿に、私も来年同じ姿を後輩に見せられるようにしなければと決意を固めました。

今回嶋藤さんの模擬授業を見て、助言を臨機応変に取り入れ、展開していた姿にプロ意識からくる力を感じました。私も実習が終わりしだい、一度は真打会で模擬授業をしなければと考えました。その際相手は、年齢が少し離れた方々のため、本来の力を十分に発揮できるため、その姿を見せていきたいなと考えました。

 真打会という、学生にとって、本当に貴重な機会を設けていただいている関係者の方に多大な感謝の気持ちを常に抱いております。(中澤)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今日は8月28日にあった真打会について書きたいと思います。

 まず前座会の大澤先生の授業に生徒役として参加させていただきました。大澤先生の授業は国語の詩の授業で「紙風船」、「水のこころ」の二つの詩を用いて進めていました。
この授業の課題は「情景や心情をわたし流に音読しよう」でした。何度も読み進めたり、様々な読み方を繰り返して行くうちにここをこうするといいな、こうしたらどうだろうと自分自身で考えて工夫をすることができました。そこから、音読の授業においては何度も読むということが大切だと感じました。読むことによって詩の中にあるストーリーの理解も深まり、より詩の世界に近づけるのではないかと思いました。国語の授業はあまり見たことがなかったので教育実習でも参考にさせていただきたいと思います!大澤先生ありがとうございました!

 次は3期生の先輩である嶋藤さんの算数の授業を見させていただきました。課題は「等しい分数はいくつもある」というものであり、具体物を用いて展開していっていました。そして何より話し方や問いかけ方のうまさに驚きました。常に笑顔で声の大きさも強弱があったり、伝えたいところははっきりと話したりと教育実習前の僕にとってとても参考になりました。子どもの発言を聞くのもうまく、自分が来年はこんな風になれるのかなと少々不安になりました笑

 しかし、この授業で自分にもできることを見つけました。それは常に笑顔で授業をするということです。仏頂面で授業をするのか、笑顔で授業するのかでは大きく違うと思います。僕も教育実習では先輩のように笑顔で授業をするということを目標頑張りたいと思いました!嶋藤さんお疲れ様でした!ありがとうございました!

 また、このような機会は授業を見る機会の少ない学生にとって、とても貴重な学びの機会となっていると思います。このような機会を与えてくださっている玉置先生ならびに真打会の先生方に感謝したいと思います。ありがとうございました。(加藤)

8月28日 真打会に参加して(早川・嶋藤・松田)

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 教採が終わって久しぶりにしっかりと椅子に座って勉強するということをして、数時間なのにとても疲れました。3期生の早川です。

 今回は玉置ゼミ1期生の先輩の大澤さんと3期生嶋藤が模擬授業を行い、内容を検討するという2本立てで行われました。

 1期生の大澤さんの授業は、実際にすでに現場に立たれて2年目とうこともあり、生徒役をしていて「小学生の授業をうけているなあ」との実感がとてもある授業でした。真打会終了後、玉置先生に授業内容の感想を話すと、自分の中には思いついていなかった授業内容の欠点を教えていただきました。自分が授業を受けて抱いた感想と、プロの目でみる授業の指摘というものには、まだまだ大きな乖離があるなと感じました。

 嶋藤の模擬授業については、本人が多く書いているので敢えて書かないでおきます。
真打会というものには今回はじめて参加をしましたが、模擬授業をその場でやってすぐに検討、改善点をみつけるという試みが画期的であると感じました。

 次、模擬授業をおそらく3期生の誰かがやるのでしょうが、率先してやろうと思えない自分自身。人間としてまだまだだなと感じます。(早川)


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 こんにちは。3期生の嶋藤です。8月28日(火)の真打会で今回は授業をやらさせていただきました。その時に学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。

 まず学んだことの1つ目は、板書の使い方です。今回私は、板書をあまりせず、授業を進めていきました。その結果、私の中では、前に子どもが発言したことは分かっていても、子どもたちは覚えていないので、発言のヒントとなるものがなく発言しづらいという状況になってしまいました。ですので、子どもが発言したものの中でキーワードとなるものは、必ず黒板に残すということが大切だと学ばせていただきました。

 2つ目は、子どもの気持ちになることの大切さです。私は今回の分数の内容で、子どもが日常で考えやすいものは何かと考えた時に、「ピザ」が分かりやすいと思い、「ピザ」を使って授業をしていくことにしました。そこまでは良かったのですが、2分の1は半分、4分の2も半分という説明の時に、私が紙を折ってしまうというミスをしました。子どもにとっては、自分で折りたいという思いがあるということに、その時は完全に気づくことができませんでした。このように、子どもの気持ちになって授業を進めていくことがとても大切なことで、また、とても難しいことだと痛感しました。ですので、授業の時に焦らないで済むためにも、教材研究の時から子どもの気持ちになって、研究していくことが必要だと学ばせていただきました。

 最後に、私が今回みなさんの前で授業をやって感じたことは、まだまだ甘いということです。私の理想の教師は、「物分かりの悪い教師」です。ですが、いざ授業をやってみると、自分の都合のいいように進めてしまったり、子どものことを考えずに進めてしまったりなど、理想の教師像とはかけ離れていました。理想とかけ離れた自分の姿に悔しくなり、授業後にはみっともない姿を見せてしまいました。申し訳ありません。ですが、この悔しさをばねにこれからたくさん勉強して、理想の教師像に近づいていけるように成長していきたいと思います。

 教採後、すぐの授業でしたが、やって良かったと感じています。このような機会をくださった玉置先生をはじめとする先生方、ありがとうございました。(嶋藤)

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 今回は、嶋藤さんが算数の模擬授業を行いました。印象的であったことは、2つのどちらが大きいかという質問をし、考えを交流した後でもう一度どちらが大きいか聞いたことです。
 
 始めと後で意見が変わった人や、手を挙げなかった人がいたということは、考えを交流したことによりもともと自分が持っていた考えと周りの人の考えを比べていることになり、交流した意味があると思いました。

 嶋藤さんは、授業前の打ち合わせで和田先生に教えていただいたことや、ゼミ生で話し合ったことの中で押さえなければならないことを授業できちんと忘れずに押さえていて、短時間で整理しているところがすごいと思いました。

 また、嶋藤さんのはきはきした声で堂々と話す姿を見て、子どもを不安にさせないために私もその話し方を身につけなければならないと感じました。(松田)

8月28日 真打会からの学び(安部・高橋・加藤奨基)

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 こんにちは、4期生の安部です。第2回の真打会は玉置ゼミ1期生の大澤さんの模擬授業と3期生の嶋藤さんの模擬授業の二本立てでした。私はその中でも嶋藤さんの模擬授業に関して別室での和田先生のフォロー、それを踏まえての嶋藤さんの授業で学び得たことを書きたいと思います。
 
 内容は、小学校5年生の「分母の違う分数でも等しい分数がいくつもある」という内容でした。この授業を終えて、子どもに持ってほしい視点は、「分母の異なる分数でも分子を揃えて等しくすれば大きさは比べられる」と和田先生はおっしゃっていました。
 
 嶋藤さんが前もって用意しておいた問題は、子どもに一番考えさせたい場面で、6分の4と4分の3のピザの大きさを比べる問題でしたが、和田先生は「この2つの数字を比べるのはいきなりハードルが高すぎるから2分の1と4分の2にした方が良い。」とはっきりおっしゃいました。

 嶋藤さんも意図があってこの2つの数字を持って来たと思うので、少しぐらい難しくてもいいのではないか、と私は思ってしまいましたが、その後の和田先生のアドバイスを聞くと、どうして2分の1と4分の2で考えさせる必要があるのか、納得できました。

 今回の授業で子どもにどうなってほしいかというのは、先程も確認したように「分母の異なる分数を等しくする」という視点でした。つまり、数がとても大きく、見た目では比べにくい分数を比較できることが目的ではなくて、あくまでも分母の違うでも“等しいものはある”という見方・考え方でした。これを授業で身に付けられればどんな大きな数の分数でも等しくしよう、揃えようという気持ちが出てきて、応用問題でも対応できるということです。このことから私は、塾では計算のやり方、方法ばかりが先行して教えられるかもしれないが、学校の授業ではどんなことにも共通する見方・考え方をそれぞれの教科を通して身に付けさせることが大切であるなぁ、と感じました。

 実習まで本当に残りわずかとなりました。今日見させていただいた、3期生の嶋藤さんのように堂々と自信を持ってあれだけ素晴らしい授業は絶対に私にはできないと思います。しかし、 一生懸命やって失敗したら失敗した分だけ大きく成長することができるので、実習生という肩書きで授業をさせていただくことに感謝をし、自分が今できる最高の授業をして来たいと思います。

 本日も本当に多くのことを学ばせていただきました。玉置先生をはじめ、関係者の方々、ありがとうございました。(安部)

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 こんにちは、4期生の高橋です。今回は3期生の嶋藤さんの模擬授業を見て学んだことを書きたいと思います。

 模擬授業の前の作戦会議では、前回同様この授業の終わりに、子どもたちになんと言わせたいのかを考え、そこから逆算していく方法で授業を考えていったそうです。今回は分数の授業だったので、1時間のゴールは「等しい分数がいくつもある」ということでした。
 
 まず和田先生がおっしゃっていたのは、ゴールとなる言葉は先生が言わないということです。そのため、課題にも「等しい」という言葉は入れず、子どもの分からないから課題につなげていくことが大切だと学びました。今回の場合、分母が違っても等しい分数があるということを課題につなげるため、2分の1と4分の2はどちらが大きい?という発問から、「分母が違う」という発言を子どもから引き出せるようにしなければいけないということでした。

 分母が揃っている分数の比べ方は知っているけれど、分母の違う分数は比べられない、と、子どもの反応から繋げていく和田先生の授業技術は見ている私たちも思わず声が出てしまうほどすごかったです。

 また、教科書の2分の1、4分の1という数字にもきちんと意味があることを知りました。2分の1とは半分のことで、子どもたちにとって「半分」という言い方は身近であるし、2と4だったら比較的分かりやすいという理由からだそうです。

 模擬授業では、前回の真打会の記憶がフラッシュバックしました。そして、やっぱり先輩は違うなと感じました。子どもの意見を拾う言葉であったり、キーワードを聞き逃さないところ、また模擬授業をする堂々とした姿はとてもかっこいいと思いました。これから教育実習でたくさんの経験値を積んでいくことになります。その経験値をきちんと自分の力にできるよう、頑張っていきたいです。(高橋)

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 こんにちは、四期の加藤奨基です!8月28日にEDUCOMさんの愛知本社で行われた真打会での学びについて書かせていただきます。

 今回は以前の高橋さんの時のように、三期生の嶋藤さんの模擬授業を元に和田先生が授業作りのコツを教えてくださいました。和田先生の教えてくださったコツの中で特に印象的だったことが、板書のコツについてです。その板書のコツの中で最も大切だと感じたことが、「板書は子どもが考える時の手掛かりになる」ということです。テンポの良い授業はメリットもたくさんあるのですが、子どもが置いていかれやすいというデメリットもあります。

 そんな時に子どもが食らいつけるように手掛かりになるのが、子どもの発言を書いた板書だということを学びました。また以前の学びからも考えると、この時気を付けなければいけないのが、子どもの発言以上のことを教師が勝手に付け足して板書しない、ということだと思います。

 もう一つ印象的だったこととして、少し限定的な場面に限られてしまうのですが、子どもの見つけたものを、あえて規則的に見えるような板書をして子どもに自発的に規則性を見つけ出させる板書の方法(1, ,4, ,16,32…など)もなるほど!と感じました。確かに自然と規則性を考えてしまいます(笑) また、子どもが教壇に立ち実際に板書しに来る時にありがちな、書き方で悩んで手が止まってしまうといった時は「どうしたいの?」と簡単に声をかけてあげるだけでも子どもは書き表す前に言葉として考えをアウトプットできるのでまとまりやすいといったことも学ぶことができました。

 今回は以前から気になっていた板書のコツについて多く学ぶことができました。また、和田先生に教えをいただく時は授業のコツだけでなく、授業を展開した時の実際の子どもたちの反応や様子までも教えていただけます。これから実習を控える自分としてはとても貴重な情報です!和田先生のいらっしゃるセミナーでは本当に多くのことを学ぶことができます。今回もありがとうございました!(加藤)

教育実習で頑張りたいこと(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!
 今回は、今までゼミで学習してきたことのなかで、私が教育実習で意識したい2つのことを書きたいと思います。

 1つは、縦糸・横糸のつながりです。
 子どもたちは、私たち教育実習生を一人の先生としてみて接します。教師と児童という上下関係をもちながらも、休み時間には子どもたちと全力で遊びたいと思います。子どもたちのたくさん良いところをみつけ、それを認め、褒めてあげられるような先生でいたいです。褒めるタネをまき、褒め言葉のシャワーをかけられる先生を目指したいと思います。

 次に、2つめは、子どもの発言を"つなげた"授業をすることです。子どもの発言から、次の子どもの発言へとつないで、子どもたちの言葉であふれた授業にしたいです。
 そのためには、教師の発問や、つなぐ力がとても大切です。さまざまな子どもの発言を予想して、授業準備をしていきたいです。

 つなぐ力は、とても難しいものであると思います。いろいろなアプローチを子どもたちにかけて、たくさん挑戦していき、充実した教育実習生活を送りたいです。(秋田)

【20180712指導助言】津島市立南小学校

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 津島市立南小学校へ向かう。思いの外、早く着きそうなので昼食をとる。14時15分ごろ学校着。浅井校長と情報交換。教務さんから本日の指導案をもらう。なんと道徳「手品師」。後藤フェロー作成の教科書比較資料を使って話すことを決意して、授業参観に向かう。

 子どもと教師の関係もよく、導入、資料読みの工夫など申し分ない。そのよさは子どもの姿が証拠。食い入るように朗読を聞く子どもたち。すぐに話し合いに向かう子どもたち。

 立場をはっきりさせると、なんと同数で分かれる。ここからはベテラン教師でも難しいところ。教師の思いが先行してしまった感はあるが、自分の考えをしっかり述べる子どもたち。授業メモいっぱい。

 校長室で講話プレゼンづくり。大治中の服部校長来校で依頼を受ける。お世話になった方からの特別の依頼。なんとかお応えしたい。調整がつくことを祈るばかり。ただプレゼンづくりに必死で、十分お話ができなかったことが申し訳ない。ごめんなさい。

 先生方の協議を聞いて、30分ほどの講話。教科書比較の話のあと、今日の授業から学ぶべきことを皆さんにしっかり話す。さらに校長室で、授業者を含め集合された方にさらに授業助言。

※ 三楽の仕事日記より

【20180708進行】第3回人間共育道場(ゲスト桑先生)

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 14時、第3回人間共育道場のため、小牧誠道塾に向かう。本日のゲスト、桑敏之医師と懇談。いやあ、実にアグレッシブな人生を歩んでおられる。ドクターヘリ、消防士の医療行為など、これまで前例にない!として認められていないことを打ち破ってきた方。対談の骨を決める。

 15時から開始。まずは桑医師と僕とで対談。行政に申請した際に「くわ総合クリニック」では認められないとされてしまったことから開始。どのように規制を突破されてきたか、桑医師のそのときの思いと行動を聞きながら、人生をあぶり出すという対談。実に楽しく密度が高い対談。

 斎藤さん進行によるグループワーク。発表。まとめ。どのグループも桑医師の歩みに刺激を受けたとの報告。そして、自身のこれからを語る。第3回も無事終了。記念撮影。

※ 三楽の仕事日記より
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