「マンガでわかる魔法のほめ方」(横山浩之著)を読んで(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。
 今回は、10月28日に行われる教師力アップセミナーで講演される横山浩之先生の本を読んで得た学びを書きます。

 私が読んだ本は、「マンガでわかる魔法のほめ方 PT」です。「魔法の」という部分に惹かれ、この本を読むことにしました。私は、初めてPT(ペアレントトレーニング)について知りました。この本は、一人ひとりの子どもの行動改善だけでなく、学級のような集団の行動改善にもつながるように書かれているとあり、とても興味を持って読むことができました。

 読んでみて特に印象的であったのは、「減らしたい行動を無視するテクニック」です。無視するというのは、その子どもが起こす行動を無視することです。気を引こうとしてわざと注意されるような行動をする子どもがいます。そのときに注意をしてしまうと、子どもは「いけない行動をすると、相手の気を引くことができる」と思ってしまい、減らしたい行動が減らないということが分かりました。だから、減らしたい行動は無視をし、増やしたい行動をしたときにほめることが行動改善のために大切であるということを学びました。

 
 私は英語を教えるアルバイトをしていますが、いつも「先生―!先生―!」と呼び続ける子どもがいます。いつもは、「次あなたのところに行くね」と約束をして席に座るよう促すのですが、本に倣い無視をして、行動を変えようとしたらほめることに意識を向けて関わってみることにしました。その日もいつものように私を呼び続けましたが、私が他の子どもと話すことをやめない様子を見て、すっと席に座り自分のことをやり始めました。

 そこで私がほめると次からは、私と他の子どもが話し終わったの見てから私を呼ぶようになり、行動が変わりました。まさに魔法だと感じました。この本のおかげでまた新しい子どもへの関わり方を学ぶことができました。セミナーもとても楽しみです。(松田)

【20180728講演】熊本きらり塾

 熊本市教育センターへ。きらり塾生14名の皆さんに。「ミドルリーダー力を高める」と題して講演。2時間ほど。聞くだけではなく、考え、交流する時間も入れての展開。熱心に聞いていただける皆さんに気持ちよく話す。

 所長さんと昼食。校長職の大変さについて経験談交流。午後もきらり塾の皆さんがお聞きいただけることは承知していたが、考えてきた展開では、聞く時間が長くなりすぎることに気づき、急遽、主体的・対話的で深い学びの玉置流説明・模擬授業を入れて展開。前半に時間をとりすぎて、掲げた演題「やってみなけりゃわからないをモットーに生きてきた教師人生を語る」はわずか35分になってしまい、深く反省。参加者の感想を素直に聞きたい。

 台風12号接近でFDA欠航のため、熊本駅へ送っていただき、博多から名古屋へ。20時53分着。名鉄は21時で運行停止(泣)。平安通まで地下鉄で向かい、家人に迎えにきてもらい帰宅。新幹線の中でしっかり眠ったが、疲れはとれておらずヘトヘト。

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【20180726講演】金沢20年目教師研修

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 金沢へ向かう。今日は金沢市教育委員会から依頼をいただき、20年目教師の研修講師。小中高(養護教諭含む)の22名の皆さんが受講者。

 いわゆる20年目のベテラン教師の皆さんへの講演。これまで多くの研修を受けてきた皆さんばかりなので、「玉置の話を聞いてよかった」と思っていただけるように、直前まで熟考して臨む。

 「ミドルリーダー力を高める」と題しての、13時30分から16時30分までの3時間。1時間は僕の実践を話ながらミドルリーダーへのイメージを高めてもらう。次の1時間は、僕が出会ってきたミドルリーダーの実例。最後の1時間は、グループになって事例から見える問題点、その解決策を考えてもらう。皆さんの表情を見てもらうと、良い評価をしてもらえたという感触あり。

【20180724講演】京都市中学校数学研究会

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 今日は京都市総合教育センターで、市中学校数学研究会で講演のため、京都へ向かう。午後1時ごろ着。

 この研究会は毎年二日間にわたって行われていて、僕の講演はその中の2時間。今日の演題は「新学習指導要領・数学を授業シーンで語る」。会場の皆さんとやりとりしながら、テーマに迫る。しっかり笑ってもいただいた。

 講演後の懇親会の場で、参加者アンケートをいただく。ありがたいことに大変好評で、「2015年のときの講演を聞き、あれから授業改善に取り組んでいます。新たな視点をもらいました。頑張ります」とか、「今日もあっという間の2時間でした。先生の本はすべて購入して、手元において、数学ネタ本からいくつか実践しています。あの本はとても役立ちます」など、嬉しいメッセージが多く、感謝するばかり。

 明日、この研究会で講演の江森英世先生が会場でいらして、わざわざ聞いていただいていたとは、これも感激。お名前は聞いていたが、お会いするのは初めて。良い情報交換ができた。

 懇親会は京都らしい品のある料亭で、おいしいものをいただきながら、京都の教育事情をお聞きする。新たに知ることが多く、充実した時間を過ごす。

 帰宅は22時ごろ。いただいたアンケートをじっくり読み、1日を振り返る。

これからの所信表明・下手の一念(中澤)

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 こんにちは。四期生ゼミ長の中澤佑太です。四期生に世代が変わり、教採に挑む代になり、五期生がやってくる。気がつけばそんな時期になりました。玉置ゼミ生の一員となり、一年が過ぎようとしています。私にとって長い一年間となりました。たくさんの人と出会い関わっていくなかで、様々な葛藤がありました。そして小学校教育実習が終わり今私は、ある思いを抱いています。

『大器晩成・・現場に行ってからと思っていたけど、学生のうちに晩成できることがある!!』

 玉置ゼミの環境、先生方関係者、先輩方、同級生に恵まれ、ゼミ長を務めさせていただき、国専での授業が減り、フレンドシップの活動もあと少しになり、実習先の方々に心の支えをいただき、五期生がやってくる。復活するならここしかないと考えられるようになりました!その結果、ゼミ長として今後やっていきたいことが頭に浮かぶようになりました!今回はそれを紹介していきたいと思います!


1,軟弱なやつ→軟弱だけど引っ張るやつになり、最終的には、動じない心をもつ。

2,記事で私の教育観、人間観を書き続ける。(私がどんな人かを知ってもらうために)

3,五期生向けに玉置ゼミの紹介レジュメを作る。

4,教育実習についてや玉置先生の本棚の本についてなど、五期生に伝えたいことを記事で書き、伝達する。

5,三期生四期生間以上に四期生と五期生が共に学び合える機会を作る。

6,名古屋市出身者として、これから現れる名古屋市出身の玉置ゼミの後輩達に、教採についてや、新任になってからもずっと支え合える会を定期的に開く者になる。(玉置ゼミ名古屋支部リーダーみたいな笑)
→ただし私はあくまでリーダーであり、静谷さんは支部長、二期生一期生の名古屋市出身者はなんか上の人、のようなイメージである(笑)

 まだまだあると思っていますが、思い付く限り書き出してみました。勿論、全部できる保証はありませんが、できたらいいなと考えています!

 突然ですが、どうしても皆さんに伝えたいことがあります。

1,心の病は気のもちようではどうにもならないこと。(頭でわかっているけど心が変われないから病なのです。)また、甘えているだけだという考えは当人が一番わかっており、自分の気持ちを人一倍相手に伝えることが困難になり、状況が日々より悪化してしまう。この事は避けられない。

2,治すためには長期的な呼び掛け(私でいうならゼミ生の存在)、一つのきっかけ(私でいうなら教育実習)、そして待つこと待ってくれる人(私でいうなら玉置先生)、そしてドロップアウトせず、治そうとあがく自身の心が必要であること。

3,日々悪化していくが、心の病は必ず治ると信じている限り、時期が来ると少しずつ良化し、治っていくものである。

4,心の病を乗り越えたものは、心の病にならなかった人よりすごいことをやってのける『ことも』ある。

 もし、不登校になっている子、家庭環境、いじめなどで心の病を患った子と巡りあうことになったら、参考にしていただけたら幸いです。

 最後に、教員採用試験について書きたいです。合格率平均五割のなか、玉置ゼミの合格率は正直おそろしい割合であると私は考えています。ところが四期生は13人と玉置ゼミのなかで最も人数の多い代です。人数は関係ないにしろ、四期生全員合格と口にすると一瞬ドキドキするのが本音です。けれども、13人全員で合格しなければなりません。実習でお世話になった子ども達のためにも合格しなければなりません。全力で支え合っていけたらなと考えています。

 もう記事で負の感情を書く必要がないため、書かないようにしていきたいと考えています。では。

Have a nice day.(中澤)

10月8日(月)教師力アップセミナーに参加して(井上、関口)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は教師力アップセミナーに参加してきました。今日講演していただいた方はなんと、玉置先生の師匠である、野口先生でした。前々から4期生のゼミで野口先生の話が出ていて、今回!野口先生が講演してくださると聞き、とても楽しみにしていただいた4期生は多かったと思います。

 さて、私は野口先生のお話の中で出てきた心眼と心耳について書いていきたいと思います。

 心眼とは肉眼では見えないもの、つまり不可視のものを見ることが出来る目のことです。不可視のものとは、人の心であったり、気持ちを理解するといった肉眼では見ることができないもののことです。

 不可視のものを見ることが出来る心眼で物事を見ることがとても大切で、子供達に養っていきたい力であると感じました。

 また、もう一つ、心眼の同じ意味合いの心耳という言葉があることも学びました。聞こえないものを聞く力。これも心眼と同様に養っていきたい力の一つだと考えました。この心眼と心耳で物事を捉えることが出来るようになると、野口先生が話されていた、「良い気づきが出来る人」になると思います。そういった子供達を育てていけるようにしていきたいです。

 この話の他にも、野口先生の師である、平田先生の話もとても面白く、すごく心に残る話でした。特に、原案の話は特に自分の心に残りました。師を持つことの重要さ、憧れの人と出会うことの難しさなどたくさん考えさせられることばかりでした。

 大それたことですが、自分にとっての師は玉置先生になっていくと思います。これからもゼミで、たくさんのことを学び、さらには卒業した後も沢山のことを学び、吸収して、自分なりに活用していけたらいいなと考えています。この出会えた奇跡に感謝しつつ、4期生の仲間とともに勉強に励んでいきたいと思います。野口先生、本日は本当にありがとうございました。(井上)


 こんにちは。4期生の関口です。第4回教師力アップセミナーの伊藤彰敏先生の模擬授業について書きます。

 私は国語専修なので困ったら当てるねと言われていてたくさん当てていただいたのですが、答えられなかったり的外れな発言をしたりしてしまいました。しかし、他の子をすぐ当て、生徒の意見で間違っていることに気づき、さっきは言えなかったけど言えるようになったねとフォローもしていただけました。生徒の言葉だからこその気づきやすさもあり、生徒の言葉でつないでできる授業という感じがしました。教師が一方的に喋らない授業を目指している私は、私たち生徒役の実態がわからない中で意図的指名もしにくいため、どうして言葉をつないでいけるのだろうと不思議に思いました。

 授業の検討では、野口先生が「授業前と授業後何が変わったのか」問われました。野口先生は『向上的変容』について話されました。私たちがその問いに答えるときにも、話し方をその場で指導されやり直させていて、本に書いてあった通りだと少し感動しました。
生徒が間違えたとき伊藤先生は他の生徒たちの意見を聞いて気づかせるという方法でしたが、野口先生は、否定しないといけないとおっしゃっていました。引っかかったところではしっかり止めて、今の発言について○か×をノートに書かせて挙手させ意見を聞いてしっかりと束ねる方法です。

 伊藤先生の方法は自分で気づくことができ、野口先生の方法は明確にこれは違うのだと学べていけます。どちらの方法も実習ではできなかった方法です。意図的指名なしで生徒の意見をつなげる方法はとても難しいと感じるため、○×の方法ならすぐに実践として取り組めるなと感じました。うまく束ねることはできないと思いますが、中学校実習で取り入れていきたいです。

 もうすぐ中学校実習が始まります。満足いかなかった授業が少しでも改善されるように伊藤先生の授業と野口先生の考えやお言葉を参考にチャレンジしていきたいです。
12月も野口先生に会えるのを楽しみにしています!(関口)

第4回教師力アップセミナーに参加して(幸島、安藤、丹羽)

 こんにちは。三期生の丹羽亜由美です。今回は第4回の教師力アップセミナーに参加させていただき、学んだことを準ゼミ生の幸島、4期生の安藤と丹羽でお伝えします。

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 こんにちは。準ゼミ生の幸島です。10月8日(土)の第4回教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこで学んだことを記事に書きたいと思います。1本目の道徳の模擬授業について、特に印象に残ったことを書きます。

 まず、野口先生は、道徳教育というのは、良い気づきの学びであると仰っていました。肉眼では見えない部分に気づける、そんな人に私自身もなりたいと思いました。子どもたちの心や頭の中には無限の宇宙があると聞いたことがあります。全部に気づくのは難しいかもしれませんが、一人一人の思いや気づきを大切にできる教員になりたいと思います。

 次に、授業についてです。授業者が何を伝えたいのかが1番であり、気に入った心のものを心を込めて伝えることが大切だと学びました。やらなければならない仕事もたくさんあるかと思いますが、自分の大切にしたいという心を、目の前の子どもたちに熱意をもって伝えられるようになりたいと思いました。

 1日みっちり3本立てで、たくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。(幸島)

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 こんにちは。4期生の安藤です。私は伊藤先生の国語の授業から学んだことを書いていこうと思います。

 今回は「閑かさや…」と始まる芭蕉の有名な俳句で授業をして頂き、私は生徒役として授業を受けました。

 伊藤先生の授業で学んだことは五感を使って読むことで情景を捉えさせるということです。私は俳句や詩で情景を思い浮かべることが苦手です。こんなに有名な句なのに、まあ蝉が鳴いててしみじみとしているんだろうなあ、などと浅い読みしかできていませんでした。伊藤先生は終始生徒に五感のうち何を使って芭蕉はこの詩俳句を作ったのかを生徒に考えさせており、私は俳句の情景をより鮮明に思い浮かべることができました。

 五感という読み方の手がかりを提示することで、普通に読むだけでは想像もしなかったこと(例えば嗅覚で苔のにおいがするなど)を考える着眼点が生まれて、より具体的に考えさせることができると分かりました。また、その情景を生徒にどんどん答えさせる中で、「〜さんは蝉は1匹って言ってるけどそうなの?」と他の生徒にも投げかけ、生徒の意見を受容しつつ、一人ひとりの読み取りのズレがやんわり修正されていくことも印象的でした。俳句をみんなで議論する形式は自分だけで読み取ったり、先生からこの句はこういうことだよと教えられるより楽しく、より記憶に残りました。
 
 最後に伊藤先生の授業を受ける中で感じたことは、伊藤先生は生徒の発言をとてもよく聞いていらっしゃるということです。意図的指名や「〜くんは…って言ってたよ」など自分でも何と発言したか忘れてしまうのに、誰がどんな考えだったか覚えていらっしゃって驚きました。私はまだ誰が言ったか覚えて指名することまで授業の中で余裕がなくてできていないのでこれからできるようになりたいと思いました。
伊藤先生素敵な授業をありがとうございました。(安藤)

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 みなさん、こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。私は第三部の教養講座について印象に残った内容をお伝えしたいと思います。

 私が最も印象に残ったことは「憧れ」を持ち続ける大切さです。憧れというのは字の通り、子どもの心ですが、やはり、教員として、子どもを良くするためには、自分の趣味や知識を増やしたり、充実させたりすることが子どもを育てる上で大切なのだと学びました。

 教育基本法にもあるように、「研究と修養」の趣味の方である「修養」を充実させ、自己改善することを意識していきたいです。

 私自身、これといった趣味がないのですが、卒業までに卒論があります。野口先生もおっしゃっていたように、自分の知識を増やすための価値のある読者をたくさんできたらいいなと思います。また、玉置ゼミの一員として、教師力アップセミナーや、ほかのセミナーに参加させてもらえることはとても貴重な経験だと改めて感じることのできた時間でした。野口先生、ありがとうございました。(丹羽)

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10月8日(月)教師力アップセミナーに参加して(鏡味、加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の鏡味です。先日の教師力アップセミナーについて4期生の鏡味、加藤で書かせていただきます。

 野口先生の道徳の模擬授業からの学びを3つ書きたいと思います。
 1つ目は、道徳教育の根本は良い気づきであることです。野口先生は「心ここにあらざれば、見えども見えず、聞けども聞こえず」と仰っていました。肉眼で見ているから見えないのであり、見えないもの、聞こえないものを心眼で見て心耳で聞けば見えないものや聞こえないことに気づける。そのようなことに気づくことができれば道徳は楽しくなると仰っていました。心眼、心耳で見て聞いて良いことにたくさん気づくことが道徳には大切だと分かりました。

 中学校実習でも、道徳の授業を行います。生徒がすぐに心眼、心耳で良いことを見つけるのは難しいかもしれませんがまずは、教科書を読みながら生徒に良いことにたくさん気づいてもらおうと思いました。

 2つ目は、教育は受容が大切であるということです。現代の教育では、自ら考え自ら判断する、主体性、自主性、自発性、個性など自分が中心となることが大切であると考えられています。しかし、教育の本質は先生の話をきちんと聞くことにあり、素直に「受容」
することが大切であると野口先生は仰っていました。先生の話をきちんと聞くことができないと自ら考えたり判断することができないと思いました。

 3つ目は、教育はそのままにせずもっとよくすることが大切であるということです。模擬授業時には野口先生の口から度々「今日学びに来て良かったね。」と言う言葉がありました。分からないこと、できないことはそのままにせず、教師の言葉でできるようにしてあげる、もっとよくしてあげることが大切だと分かりました。野口先生を見ていると目の前の人をもっとよくしてあげたいなという気持ちが伝わってきました。教師自身がそのような気持ちを持って子どもを指導していくことが大切だと思いました。

 私は2時間しか野口先生の講演を聞くことができませんでしたが、たくさんの学びがありとても充実した2時間でした。野口先生本当にありがとうございました。(鏡味)

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。本日は教師力アップセミナーで野口先生の道徳の講義を見させていただきました。大学での講義の事情により、午前のみしか観ることができなかったので、この道徳の授業について今日は書きたいと思います。

 野口先生の道徳の授業は子どもたちの良い気づきを取り上げて進めるということをおっしゃっていました。そのためには良いと思ったところに線を引き発表して意見を交流するという形をとっていました。このようにすることで、子どもの道徳心を養い、持つべき価値観を学んでいくことができると思います。

 ○×法などを用いて全員参加を促し、進めていました。道徳の授業に限ることではありませんが、授業に参加するということが大切となります。説話を聞き、自分の考えたことを出力するということが重要です。そのためにも⚪×法はとても有効なものだと感じました。他にも、教員の目的についてのお話はとても良い学びとなりました。良い子どもをつくるのではなく、良い大人をつくるということは見逃しがちなことではないかと思いました。

 教師は自身の理想の子ども像を実現するために指導していることがあるのではないかと思います。しかし大切なのは大人になるために必要な力を養うことであり、この言葉はそういう意味合いがあるのではないかと私は考えました。自分が考えていたこととは違った角度から道徳を学ぶことができました。これからも沢山のことを学び、道徳に対しての理解を深めていきたいと思いました。

 このような機会を用意してくださった多くの先生方、授業をしてくださった野口先生ありがとうございました。(加藤諒太)

10月8日(月)教師力アップセミナーに参加して(嶋藤、中澤)

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 こんにちは。三期生の嶋藤菜月です。今回は、10月8日(月)に行われた教師力アップセミナーで学んだことを、午前については嶋藤が、午後については中澤君が書いていきます。

 午前は野口芳宏先生が道徳の模擬授業をしてくださいました。その道徳の授業を観て学んだことは、道徳はよい気付きの勉強であるということです。「よい気付きをたくさんしている人は、死ぬときに良い人生だと思える人である。見えるものだけに気付くのではなく、見えないものにも気付けるように、心眼で見なければならない」と野口先生はおっしゃっていました。心でみる、きく、おもうなど、そういったところが道徳の大切なところだと改めて考えさせられました。

 また、道徳の授業をしていく中での授業技術で学んだことについても書いていきます。私がなるほどな、こうすれば道徳の授業でも上手く授業を進めていけるのかと思った授業技術は3つありました。

 1つ目は、「○×法」です。この授業技術は他の教科で使ったことはありました。しかし、道徳にも使うことができるということを初めて知り、これからは有効に使っていこうと思いました。「○×法」には、自然に子ども全員を授業に参加させることができるというメリットがあるので、挙手制の授業をするのではなく、○×を書かせて誰もが意思表示できるような授業にしていきたいと思いました。

 2つ目は、授業の中で、子どもが気付かないことがあった時に、その子どもが落ち込まないように、「今日来てよかったね」と教師が言うことが大切だということです。最近は、間違えた答えを言ってしまったり、自分には考えられなかったことがあったりすると、「恥ずかしい」「こんな恥ずかしい思いするなら次は発言したくない」などネガティブに捉えてしまう子どもが多いと思います。そこで、「よかったね、今日来てよかったね」と教師が言うだけで、子どものモチベーションが変わってくると思います。そういった教師の何気ない一言がとても大切だと感じました。

 3つ目は、「そのままにしておかない」ということです。一人の子が発言した時に、声が小さかったら、すぐに「もっとみんなが聞こえるような声で話そう」「公的話法で話そう」と指摘するなど、教師がすぐに改善させることが教育に必要だと野口先生がおっしゃっていました。そのままにしないということが結果、よい学級をつくっていくと思ったので、私も実践していきたいと思います。

 以上のように、野口先生から多くのことを学ばせていただきました。より野口先生の教育観について知っていきたいと思いましたので、本を読んでさらに学んでいこうと思います。こういった学びが大学生のうちからできることを幸せに思います。今回もこのような学ぶ機会を与えてくださった玉置先生をはじめとする先生方、ありがとうございました。(嶋藤)

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 こんにちは。セミナー参加率、記事投稿率、玉置先生の本読書率三冠を目指している中澤佑太です。後半の内容を記事にしていきます。

 国語の授業では、伊藤彰敏先生による松尾芭蕉さんの俳句の授業を参観しました。授業は、俳句の音読から、五感の提示、五感での読み取りを行うという構成でした。

 授業を参観して私は、「国語の授業の理想の姿を見させていただき、本当にありがとうございました。」と思いました。理由は、五感という材料をもとに文章の情景を想像させ、教師がその想像に対して斬り込んでいくことで話し合いを活発にし、俳句の世界に取り込まれるという思いを学習者に抱かせ、教師が結論を落とすという授業の展開をしていたからです。私は、教師の授業の仕方は多様であり、自分の授業のスタイルを時間をかけて確立していきたいという気持ちをもちました。伊藤先生、素敵な授業をありがとうございました。

 野口先生の講演では、

1憧れること。
2本を読むこと。師をもち、師に学ぶこと。
3観を磨く。
4異に学ぶ。
5仲間を選ぶ。

という言葉をいただきました。私は、異に学ぶ、ということに抵抗感があります。なぜなら異に学ぶことが時間を無駄にしていると考えてしまうからです。けれども、異に学んだことが、仕事をしていくなかで役に立つことも事実であるため、異を受け入れられるようになれたらなと私は考えています。野口先生、素敵な話をありがとうございます。長生きされることを願います。

 本日も素敵な学びをさせていただいたことに感謝の気持ちを抱きつつ、関係者の方々に感謝の念を抱きます。(中澤)

最近聴いた曲について(高橋)

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 こんにちは。4期生の高橋です。全く記事を書いておらず、これから5期生も入ってくるのに、こんなことではいけない!と焦りを感じて、最近私が聴いた曲について、久しぶりに四方山話を書きたいと思います。

 私は先日、SNSで偶然、ハンバートハンバートというアーティストの「ぼくのお日さま」という曲を耳にしました。この曲の中では、吃音の人のことが歌われています。(吃音とは、言葉がどもって、つっかえることです。)歌詞の一部を引用します。

「歌ならいつだって こんなに簡単に言えるけど 世の中歌のような 夢のようなことじゃない」

「ひとことも言えないで ぼくは今日もただ笑ってる 嫌いなときはノーと 好きなら好きと言えたら」

 この曲を聴いたとき、1つ1つの言葉が心に柔らかく刺さりました。そんなこの部分の歌詞が大好きです。

 突然ですが、私は自分をよく見せたいし、嫌われたくないし、自分の意見に自信がないから、本心を言えずに周りと合わせるタイプです。(笑)何度もそんな自分が嫌になったこともありましたが、やっぱり周りの目を気にしてしまう考え方は変えられませんでした。だから、吃音とは少し違うけれど、自分の言いたいことを伝えられないもどかしさや、悔しさが自分と重なって、涙が出そうになりました。

 この曲の中の人にとっては、歌が自分の気持ちを表現できるものでしたが、私は何なのだろうと考えたとき、私にとって、それは文字だと気づきました。口では上手く言えないことも、手紙や日記のように、文字でなら表すことができると思いました。

 何が言いたいのか少し分からなくなってきましたが、つまり、私はこの曲を聴いて、もっと自分の思いを自由に表現できるようになりたい!と思ったのです。今までは、自分の考えや意見に自信が持てず発信できなかったけれど、日常生活でも、もっと頭を使って色んなことを考えて、記事にしていけたらなあと思いました。

 記事を書くのは久しぶりですが、実は、私はゼミの同期や、先輩の記事を結構読んでいるんです。(笑)いつも読みながら、ああ、皆文章を書くのが上手だなあと思っています。私も皆さんのように書くことが出来るように、たくさん書いて鍛えたいと思います。今はまだ拙い文章ですが、この記事で曲の良さが伝わることを願います…。

 最後に、気になった方はぜひ、ハンバートハンバートの「ぼくのお日さま」を聴いてみてください!(高橋)

※、写真は、ハンバートハンバート のCDジャケットから転載しました。

10/5 小牧市立味岡小学校一日参観より(加藤奨基)

 こんにちは、4期の加藤奨基です。今回は僕の地元、から5駅離れた所にある味岡小学校での一日参観での学びについて記事にさせていただきます。

 味岡小の校風としては全体的に児童がとても落ち着いており、教師の指示がよく通っていました。先生方も明るくはつらつとした方々ばかりで、活気ある学校現場でした。自分は一日参観は初めてだったのですが、午前中は各クラス5〜10分ほどの参観をし、午後は研究授業を2つ見せていただきました。

 午前中の授業参観での収穫は、運動会練習により教育実習で見ることのできなかった体育のバレーボールの授業を見せていただけたことです。コート内にフラフープを置くことで選手の立ち位置を視覚化するなど、体育授業のコツを学びました。また、以前4期の高橋さんが行なっていた「長さ比べ」の授業(玉置先生の仰っていた単元のキモを、現場の先生はやはりしっかりと抑えていたこと、また現場の先生と同じ抑えを行なっていた高橋さんの凄さを改めて感じました!)や、玉置流授業技術「先生はこれから何を聞くでしょう」を披露して下さった2期生の白井さんの姿を見ることができました。

 午後の研究授業とその後の研究会で印象的だったことは、グループ隊形の必要性です。見せていただいた算数の授業内では、グループ隊形を取らなくても普段の席順で話し合いができるからとグループ隊形はとっておらず、子どもの一番話しやすい普段の隊形をとったと聞いてなるほどと思っていました。しかし、後の研究会で、「確かに話しやすさは大切だが、話す相手がその子の最も話しやすい相手ばかりになってしまいやすいので、授業の核となる話し合いの場ではグループ隊形にして様々な子としっかり話し合わせたほうがよい」ということを聞き、納得し直すことができました。「子どもの話しやすさ」と「しっかり話し合うこと」のバランスを上手く見て、中学校実習に生かしていきたいです。

 初めての一日参観でしたが、このような機会を設けていただきありがとうございました!(加藤奨基)

※ 写真は味岡小学校ホームページから転載
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10月10日3期生ゼミ岡田さん授業記録(菱川)

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 こんにちは3期生の菱川です。今回、岡田さんは国語の授業の「生活の中の言葉」という題材の敬語について小学六年生が学ぶ授業を選んでいました。その中で学び得たことや改善点を綴りたいと思います。

 まず良い点について
・話し方がうまい。
・子どもの発言の取り方
・シュチュエーションを常に意識することができている。
・授業の流れ

 前々から岡田さんの話し方が本当に聞いてて落ち着いて聞けると感じていましたがいざ授業を受けても感じることができ本当にすごいなと思いました。

 また子どもの発言をうまくとり授業の進行に生かしていく技術は僕がいつもできなくて悩むところです。やからこれからも岡田さんや他のそういう自分に足りない技術を持っている人がどうやって技術を使っているのか研究していきたいと感じました。

 またあともう一つ思うのが授業を聞いていてホッとするなと感じることです。子どもたち一人一人に安心感を持たせることができる声だなと個人的に感じて授業を受けていて居心地がとても良かったです。ありがとうございました😊

 また改善点については
・意見を聞くときに「どう思う?」ではなく「〜についてどう思う?」と発問を明確にする
・今回の文を敬語に直す授業の中で直すところが丁寧語しかなくても既習事項である尊敬語と謙譲語についても聞いてみると良い。
→より子どもが理解することができるから
・校長先生との会話を導入にして子供を引きつけることはすごく良いのだがいきなり始まってしまったので今回着目すべきである言葉に注目がいかない。

 僕はこの改善点はすぐに改善することができるなと感じました。やはりそう感じるのは岡田さんの授業準備がしっかりしていて直すべきところが的確に出るからであると思いました。授業準備をしないとまずなにを改善するべきなのか出てきません。その点、僕の授業と違い明確に改善しやすい改善点だったのでやはりすごいなと思いました。

 最後に授業を、受けて同級生でもこんなにもレベルが違う授業がすることができるのかと焦るきっかけにもなりました。一つ一つ自分の悪いところを改善していき良い授業が作れるようにしていきたいです。またこの授業のローテーションをしっかり活用していき学生の間に学べることをどんどん学んでいきたいです。(菱川)

10月10日 3期生ゼミ記録(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日のゼミで模擬授業をやらせていただきましたので、そのことについて記録していきたいと思います。

 今回私が行ったのは、第6学年の国語「生活の中の言葉」という単元の第1時です。相手や場面に応じて敬語を使い分けられるようになってほしいと思って授業を行いました。

 自分なりに展開を考え、工夫も凝らしたつもりだったのですが、授業後には自分だけでは気付けなかったことや、私の中にはないアイデアがみんなからたくさん出てきました。

 〇つけ法をするにしても、どこまでつけるのか、初めにどんな内容を話すのか伝えるということ、そして発問の仕方や説明の仕方など、みんなから出た意見、そして先生から頂いた助言などをもとに、また次回頑張りたいと思います。

 卒業までの残り少ない模擬授業の機会を、一つ一つ大切に行っていき、少しでも大きく成長していきたいです。(岡田)

嬉しいケーキをいただきました(玉置)

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 10月17日、3期生ゼミで感激をしました。
 前日、62歳の誕生日を迎えた私を祝っていただけました。
 有り難い!感謝!感謝です。(玉置) 
 

10月10日 第3回3期生ゼミ記録(早川)

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 こんにちは。3期生の早川です。今回は社会専修の静谷くんによる、社会の模擬授業について授業を受ける側の視点から気づいた点を簡潔にまとめていきます。単元は、「巨大古墳と大王」を扱っていました。二期生ゼミの模擬授業に参加させてもらったときに、寺坂さんがこの単元をやっていた気がするなあなんてことを思いつつ授業を受けました。(笑)
それでは良かった点悪かった点を以下に簡潔にまとめていきます。

 まず、良い点からいくつか。
・口調かハキハキとしていて、聞き取りやすい。
・資料等の準備が充実していて学びの支援ができている。
・なんでもかんでも意見を拾いすぎない
・「1番早く手を挙げてくれていた...」など、よく児童の姿を見ることが出来ていた。
などが挙げられました。

 その一方で課題(改善点)もありました。
・追発問、追指示が目立つ。(=授業者として予想した思い通りの答えが返ってこなかったときに誘導するかのように指示・発問してしまう)

・指示の言い方が変わる。(=「読んでみよう」「音読しよう」「読んできてください」など一つの動作に対して表現が多い。)

 最後の改善点に関しては、玉置先生が指摘されていました。私も児童役をやっていて、私なりの感覚ではありますが、読んでみようと言われれば声には出さずに目で読もうと思いましたし、読んできてくださいと言われれば家で宿題として読んでくるんだろうと思いました。

 大学生でもこのように指示の違和感を感じるということは、実際の小学生であれば混乱してしまうのは明白です。授業内容以前に、このような基本に立ち返って考えることができるのは、模擬授業をやっているからです。授業をする上での注意として頭で分かっていても実際に授業者として実践しようとするとなかなか出来なかったりします。まだまだ始まったばかりのゼミ。大事にしていこうと思います。(早川)

10月10日 3期生 ゼミ記録(静谷)

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 こんにちは。3期生の静谷です。今回は、先日のゼミで行った模擬授業での学びを書いていきます。

 模擬授業では、「巨大古墳と大王」という単元をやらさせていただきました。専門が社会科ということと、歴史の授業でどうしたら子どもが暗記科目と思わない授業ができるのかを実践してみたく、この単元を選びました。

 実際に模擬授業をしてみて、まだまだ教師中心の誘導型授業になってしまうなと感じました。子どもの意見で必要だと思うことだけ板書や価値付けをし、必要ではないと思うことは簡単に流してしまったことによって、反応に差があるという指摘を受けました。これでは、間違った意見は言えないと子どもが思ってしまい、なかなか手を挙げにくい授業になってしまうと感じました。必要ではない意見に対しても違う角度からの視点で価値付けをし、授業に繋げられる言葉かけをしていけるようにしていきたいと感じました。

 また、発問が揺れてしまい子どもの考えることが多いということも指摘されました。これは、指摘されるまで私自身まったく気付きませんでした。発問の語尾がおかしかったり、発問したにも関わらず他の情報を付け加えたりしたことで、子どもが困惑していました。発問もそうですし、授業の目的も常に明確にし、子どもに問いかけ、わからせることが大切であるということを学びました。

 模擬授業1回目ということもあり、たくさん課題も見つかりました。今回、指摘してもらったことを2回目の模擬授業で意識し、少しでも自信を付けて教壇に立ちたいと思います。(静谷)

久しぶりの再会(丹羽)

 こんにちは。三期生の丹羽亜由美です。気づけば、教採が終わり、四方山話を書くのが久しぶりになっていることに気づかされ、もっともっと発信しなくては!と気づいたため、記事を出そうと思います!

 先日、小学校実習でお世話になった先生とお会いする機会がありました。私自身、教師という職を真剣に考え、向き合うきっかけとなったのは小学校実習です。

 お世話になった先生に教採の報告ができ、私以上に喜んで下さる笑顔を見たときに、やっぱり私もこの先生のように、子ども一人一人に真剣に向き合い、誰かの喜びを自分のことのように喜べる教師であり、人になりたいと心から思いました。

 また、お話しする中で、教師1年目の時の忙しさややりがいを聞けて、残り少ない大学生活を楽しもうという思いとともに、少しでも多くの準備をして教壇に立ちたいと強く感じました。

 いつか私が教育実習生を持つときが来たら実習生に、「こういう先生になりたい!」と思ってほしいな、という夢がまた一つ増えました。笑

 今、このタイミングで担当の先生に会えて本当によかったです。ありがとうございました。(丹羽)

*写真は小学校実習の先生から頂いた赤ペンとスタンプセットです。

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最高の四期生そして、不器用なゼミ長(中澤)

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 どうもこの記事が様々な方々がお読みになられているようで(今さら知りました)、教師力アップセミナーで「君の記事・・・」と私に話しかけていただく方が現れるようになり、いい加減な記事を書いたら恥をかくな、とわかっちゃいるけど書いてしまう四期生の中澤佑太です。皆さんごきげんようでございます。

 さて先日四期生一同、玉置先生にご飯を御馳走していただきました。その時に私は、自分がゼミ長であるということを考えました。

 私はゼミ長です。と聞いて「え、うそ。」と少しでも思われたそこのあなた、私も同意です。今振り替えると、私はゼミ長になったとき、不安でした。長として資質がないという気持ちもありつつ、ゼミ生が何かのリーダーという役職を経験している人達ばかりだからです。「あなたがやった方が・・」と今でも疑問を持っています。

 あれから一年が過ぎようとしています。今では、『ゼミ長を務めさせていただけることがありがたいな。幸せ者だ自分は。』という気持ちで胸がいっぱいです。というのもゼミ生による私のフォローが、まるで職人の域に達しているかのように流暢だと感じる瞬間があるからです。

 すると私のなかで、沸々と恩を返したいという気持ちが増えていきました。

 そして、そういうときに限って、やらかしてしまいます。

 玉置先生が、「今日はご馳走する。」とおっしゃった直後。

「私も少ないですが〜円出したいです!」

・・・私は、恩を返したいという一心でした。その言動がとんでもなく失礼なことだと判断できなかった少年。迫ってくる恐怖感。それをもみ消すゼミ生のフォロー、中澤、落ち着こうか。それに乗っかる玉置先生(笑)。

・・五期生くるのにこれでいいのかと私は考えています(笑)私は、私は何としても後輩に助けられる先輩といういつものパターンを、どうにかしたいと思いながら、人間もって生まれたキャラクターには逆らえないという世の通りを噛み締めています。

 けれども私は、ゼミ長をやってて、一つだけ大きな自信があります。それは、四期生の誰よりも玉置ゼミを愛し、四期生を愛し、四期生全員が教採を受かることを願っているということです。願っているだけかい、と思われますが、まっすぐな気持ちを維持し、それが人に伝わったときのパワーは本当に一人の人間の気持ちを変えると私は信じています。実際に実習でも、ひたむきな心だけで学級の子ども全員と信頼関係を築けました。(担任の先生が驚いていただきました。)

・・・勿論、少しでも立派なゼミ長になれるように歩んでいきたいと考えています。

 以上四方山話でした。今後とも不器用な人ではございますが、よろしくお願いします。(中澤)

【20180718講義】大学FD研修会

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 16時30分から、数日で必死に作成した「学生授業の見方・助言の仕方」プレゼンを使って、学内の先生方に話す。1時間。いわゆるFD研修会。まさか自分がこのような立場になるとは思いもしなかったというのが正直な気持ち。良い機会ととらえ、自分の考えるところを精一杯話したが、評価はみなさん。どうだったろうか。自分としては新作プレゼンができたことがなりより。

【20180714講話】岐阜大学での免許更新講習

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 岐阜大学へ向かう。教員免許更新講習講師(必修)の2回目。今日は150名ほどの幼稚園教諭対象。幼稚園の先生方への講義は初めてで、昨日ようやくできたプレゼンでもあり、妙に緊張(笑)。

 10時30分から11時50分までの80分間で、指示された講義は、「教員としての子ども観・教師観についての考察」。

 幼稚園教育要領・新学習指導要領改訂の背景について説明。笑う箇所はきっちり反応していただける受講者。次に幼稚園教育要領に新設された「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を示し、その中から「協同性」に焦点を当てて、事例を示しながら説明。時折、ペアで話し合い。協同の学びは幼児期から十分に可能を伝えたつもり。最後は野口芳宏先生によって僕の教師観は変容があったことを話す。ギリギリまで講義内容を熟考し、受講者を目の前にして内容を加えたことは功を奏した(と思う)。
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