「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○p19 7行目
 個人研究をしたことは、必ず書くようにしむける。わたしの場合、「はてな?」帳という名のノートをもたせ、調べたり、考えたりしたことを、どんどん書かせるようにしている。
●以上のことから
 まずは、疑問を持たせるための手段を教師が子どもに与えることが大切となってくる。また、書かせることによって子どもは、「せっかくノートに書いたのだから調べよう」と思い、自ら調べようとする意欲が向上するだろう。はてな帳は、教師にとって教材研究をする際にとても役立つものであるだろう。子どもがはてなに思うということは、子どもにとってわかりにくい、もしくは興味を示す場所である。そうした場所を知っているのと、知っていないのとでは、教材研究の質が大きく変わってくると思う。是非とも実践してみたい。

「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○p18 7行目
 教え・わからせ・理解させるのではなく、わかっていると思っていることをネタでゆさぶりをかけ、子どもたちに「あれ!」「わからないや」と言いだせるようにするのである。

●以上のことから
 このような子どもの発言は、自ら追究したいと思うきっかけであると思う。このような発言を出させるためには、教材研究が大切になってくる。教材研究を重ね、子どものわかっていることをゆさぶり、本質に気づかせることが大切であると学んだ。

8月28日 真打会に参加して(丹羽・菱川・岡田)

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 こんにちは。先日、真打会で行われた模擬授業と、それに対する検討会に参加させていただきました。以下は3期生の丹羽・菱川・岡田が学んだこと等です。

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、真打会に参加させていただきました。3期生の嶋藤さんの授業から学んだことを書かせていただきます。

 嶋藤さんの授業を見ていて感じたのは、子どもの声をしっかりと聞いていたことです。教育実習で失敗したのですが、私は子どもの意見を少し言葉を変えて言ってしまうことがありました。ですが、嶋藤さんは子どもが言った言葉をそのまま拾い上げていて、子どもからすると、「先生はちゃんと自分の話を聞いてくれているんだ」と安心できるのではないかなと思いました。

 授業が終わった後の検討会では、嶋藤さんの悔し涙を見ましたが、それだけこの授業に思いがあり、一生懸命に向き合ったのだということが伝わってきて、私もこれから教壇に立つ身として、自分の授業に責任を持てるよう、たくさん教材研究や実践を積んでいきたいと思いました。嶋藤さん、おつかれさまでした。真打会のみなさんも、貴重な授業を受けさせていただきありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは!久しぶりのゼミのみんなに会えて少し嬉しい気持ちの菱川です笑

 今回は一期生の先輩の大澤さんと三期生の嶋藤さんが模擬授業行い、その検討会に参加させていただきました。

 一期生の大澤さんはもう教師2年目ということもあり、すごく落ち着いて全員参加の授業をされていました。自分は去年の教育実習の国語の授業で何もできなかったことを思い出して、改めて経験のある先生はすごいなぁと感じました。

 また三期生の嶋藤さんの授業も同学年ながら子ども達の反応を良く考えているなとすごく感じました。授業の中で子どもがどんな発言をするのかそして発言させるためにどんな発問を教師は考えなければいけないのか?という大切さを今日改めて感じさせていただきました。

 12月にまた授業研究会があります。三期生の中で次は誰が授業をするのか楽しみです!(菱川)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日の真打会に参加させて頂いたことについて書きたいと思います。

 まず初めに授業をされたのは、大澤さんでした。ゼミの大先輩であり、現職の先生である大澤さんの授業を児童役として受けられて、とても嬉しかったです。また、起立読みやたけのこ読みなど、多くの読み方を実践されていたことや、真似したくなるような褒め方をされていたことなど、勉強になることがたくさんでした。

 次に授業をしたのは3期生の嶋藤さんでした。多くの先生方の前で、そして3期生の代表として授業をするというのは、とてもプレッシャーで、勇気のいることだったと思います。そんな中でも、堂々と、元気で明るい先生であり、また、きちんと児童の意見を拾う姿は、とても素敵でした。

 なっちゃんお疲れ様。3期生の代表を自分から進んで務めてくれて、ありがとう!

 後期のゼミでは、全員が模擬授業を行います。まだまだ至らぬ点ばかりではありますが、少しずつでもみんなで磨き合い、成長していきたいと思います。今回はそのための学びの場を頂きました。ありがとうございました。(岡田)

8月28日 真打会に参加して (静谷・中澤・加藤諒太)

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 こんにちは。3期生の静谷です。今回は、8月28日の真打会についての学びを書いていきます。

 まずは、大澤先生の授業を子ども役として参加させていただき、そこでの学びと感想を書きたいと思います。

 率直に、大澤先生は本当に価値付けが上手いなと思いました。一度音読をした後、声が一番大きかった早川くんを価値付けし、みんなの前で発表してもらうという機会を設けました。これは、絶対に早川くんにとっては嬉しかったことだと思います。さらに、周りの子どもも早川くんに負けない、または似せようとし、より声を出そうという気持ちになると思います。この価値付けは、導入部分にすることによって、子どものこの一時間の意欲が高まると思いました。授業の時間帯を意識し、価値付けを工夫することによって、子どもの感情を効果的に高められるということを大澤先生の授業から学ぶことができました。大澤先生、ありがとうございました。

 次に、3期生の嶋藤さんの授業のために玉置先生と和田先生と教材研究を行った際の学びと感想を書きたいと思います。

 この時間において、一番学んだことは教材研究をするにあたって、この時間で子どもにどう言わせたら成功かという目標を持って教材研究をすることです。嶋藤さんの授業では、「等しい分数がいくつもある。」と言わせたら成功という目標を立てました。そのために、子どもに問いかけ、疑問を持たせ、追究し、わかった!というプロセスをたてていきます。もちろんこのプロセス通り、進んでいけば何も苦ではないですが、これでは教師の誘導型の授業になってしまいます。授業の中での子どもの意見に目を向け、この意見は授業を発展できそうだという、子どもの意見を見つけ、発展させていく教師の腕が本当に大切になってくるなと思いました。この腕は、教壇に何年たったら身に付けられるでしょうか(笑)

 最後に、こうした機会があることに本当に感謝したいと思います。私たち学生が教師になるまでの努力は、当たり前にするのですが、教師になってからも学び続け、子ども目線で授業を受けられて、とても刺激になると思います。こうした機会を設けてくださる玉置先生ならびに真打会の先生方、本当にありがとうございます。(静谷)

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 こんにちは!三期生ゼミ長さんに、「お前の読んだ玉置先生の本の数は、俺の生涯分だ」と言わさせてしまった中澤佑太です。第二回真打ち会について、今回は簡潔にまとめられたらなと考えています。観点は二つです。

 一点目は、国語の模擬授業についてである。まず音読についてである。模擬授業では、起立読み、交代読み、たけのこ読み、先生の後に続いて読む読み方、先生がよしと言うまで読み続ける読み方と様々な読み方を繰り返し、読むことで心情や情景を想像させていた。私は、音読という学習活動の生かし方についてよくわからないでいたため、今回の模擬授業の展開は大変参考になった。

 二点目は、三期生の嶋藤さんの模擬授業の作戦会議についてである。和田先生からは、
1,子どものわからないという言葉からは授業を展開しにくく、既習事項と比較させることで、どうわからないのかを言葉にしやすくすること。
2,子どもに言わさせたいキーワードは、課題で提示したり、教師が話してはいけないこと。
以上二つのことを授業テクニックとして、他分数の指導についての考えを学んだ。私は、分数とは、図による数量的理解と、倍数関係等数値的理解とを同時に進めていかないと、指導する側もされる側も混乱するということを考えた。例えば、数値的には二分の一を二分倍すると四分の一と、二から四へ二倍したが、数量的には、半分の半分になったことである。自分ならどう展開するか考察していきたい。

そして、作戦会議中の三期生の姿に圧倒されました。一人一人的確なことを言い合う姿に、私も来年同じ姿を後輩に見せられるようにしなければと決意を固めました。

今回嶋藤さんの模擬授業を見て、助言を臨機応変に取り入れ、展開していた姿にプロ意識からくる力を感じました。私も実習が終わりしだい、一度は真打会で模擬授業をしなければと考えました。その際相手は、年齢が少し離れた方々のため、本来の力を十分に発揮できるため、その姿を見せていきたいなと考えました。

 真打会という、学生にとって、本当に貴重な機会を設けていただいている関係者の方に多大な感謝の気持ちを常に抱いております。(中澤)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今日は8月28日にあった真打会について書きたいと思います。

 まず前座会の大澤先生の授業に生徒役として参加させていただきました。大澤先生の授業は国語の詩の授業で「紙風船」、「水のこころ」の二つの詩を用いて進めていました。
この授業の課題は「情景や心情をわたし流に音読しよう」でした。何度も読み進めたり、様々な読み方を繰り返して行くうちにここをこうするといいな、こうしたらどうだろうと自分自身で考えて工夫をすることができました。そこから、音読の授業においては何度も読むということが大切だと感じました。読むことによって詩の中にあるストーリーの理解も深まり、より詩の世界に近づけるのではないかと思いました。国語の授業はあまり見たことがなかったので教育実習でも参考にさせていただきたいと思います!大澤先生ありがとうございました!

 次は3期生の先輩である嶋藤さんの算数の授業を見させていただきました。課題は「等しい分数はいくつもある」というものであり、具体物を用いて展開していっていました。そして何より話し方や問いかけ方のうまさに驚きました。常に笑顔で声の大きさも強弱があったり、伝えたいところははっきりと話したりと教育実習前の僕にとってとても参考になりました。子どもの発言を聞くのもうまく、自分が来年はこんな風になれるのかなと少々不安になりました笑

 しかし、この授業で自分にもできることを見つけました。それは常に笑顔で授業をするということです。仏頂面で授業をするのか、笑顔で授業するのかでは大きく違うと思います。僕も教育実習では先輩のように笑顔で授業をするということを目標頑張りたいと思いました!嶋藤さんお疲れ様でした!ありがとうございました!

 また、このような機会は授業を見る機会の少ない学生にとって、とても貴重な学びの機会となっていると思います。このような機会を与えてくださっている玉置先生ならびに真打会の先生方に感謝したいと思います。ありがとうございました。(加藤)

8月28日 真打会に参加して(早川・嶋藤・松田)

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 教採が終わって久しぶりにしっかりと椅子に座って勉強するということをして、数時間なのにとても疲れました。3期生の早川です。

 今回は玉置ゼミ1期生の先輩の大澤さんと3期生嶋藤が模擬授業を行い、内容を検討するという2本立てで行われました。

 1期生の大澤さんの授業は、実際にすでに現場に立たれて2年目とうこともあり、生徒役をしていて「小学生の授業をうけているなあ」との実感がとてもある授業でした。真打会終了後、玉置先生に授業内容の感想を話すと、自分の中には思いついていなかった授業内容の欠点を教えていただきました。自分が授業を受けて抱いた感想と、プロの目でみる授業の指摘というものには、まだまだ大きな乖離があるなと感じました。

 嶋藤の模擬授業については、本人が多く書いているので敢えて書かないでおきます。
真打会というものには今回はじめて参加をしましたが、模擬授業をその場でやってすぐに検討、改善点をみつけるという試みが画期的であると感じました。

 次、模擬授業をおそらく3期生の誰かがやるのでしょうが、率先してやろうと思えない自分自身。人間としてまだまだだなと感じます。(早川)


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 こんにちは。3期生の嶋藤です。8月28日(火)の真打会で今回は授業をやらさせていただきました。その時に学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。

 まず学んだことの1つ目は、板書の使い方です。今回私は、板書をあまりせず、授業を進めていきました。その結果、私の中では、前に子どもが発言したことは分かっていても、子どもたちは覚えていないので、発言のヒントとなるものがなく発言しづらいという状況になってしまいました。ですので、子どもが発言したものの中でキーワードとなるものは、必ず黒板に残すということが大切だと学ばせていただきました。

 2つ目は、子どもの気持ちになることの大切さです。私は今回の分数の内容で、子どもが日常で考えやすいものは何かと考えた時に、「ピザ」が分かりやすいと思い、「ピザ」を使って授業をしていくことにしました。そこまでは良かったのですが、2分の1は半分、4分の2も半分という説明の時に、私が紙を折ってしまうというミスをしました。子どもにとっては、自分で折りたいという思いがあるということに、その時は完全に気づくことができませんでした。このように、子どもの気持ちになって授業を進めていくことがとても大切なことで、また、とても難しいことだと痛感しました。ですので、授業の時に焦らないで済むためにも、教材研究の時から子どもの気持ちになって、研究していくことが必要だと学ばせていただきました。

 最後に、私が今回みなさんの前で授業をやって感じたことは、まだまだ甘いということです。私の理想の教師は、「物分かりの悪い教師」です。ですが、いざ授業をやってみると、自分の都合のいいように進めてしまったり、子どものことを考えずに進めてしまったりなど、理想の教師像とはかけ離れていました。理想とかけ離れた自分の姿に悔しくなり、授業後にはみっともない姿を見せてしまいました。申し訳ありません。ですが、この悔しさをばねにこれからたくさん勉強して、理想の教師像に近づいていけるように成長していきたいと思います。

 教採後、すぐの授業でしたが、やって良かったと感じています。このような機会をくださった玉置先生をはじめとする先生方、ありがとうございました。(嶋藤)

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 今回は、嶋藤さんが算数の模擬授業を行いました。印象的であったことは、2つのどちらが大きいかという質問をし、考えを交流した後でもう一度どちらが大きいか聞いたことです。
 
 始めと後で意見が変わった人や、手を挙げなかった人がいたということは、考えを交流したことによりもともと自分が持っていた考えと周りの人の考えを比べていることになり、交流した意味があると思いました。

 嶋藤さんは、授業前の打ち合わせで和田先生に教えていただいたことや、ゼミ生で話し合ったことの中で押さえなければならないことを授業できちんと忘れずに押さえていて、短時間で整理しているところがすごいと思いました。

 また、嶋藤さんのはきはきした声で堂々と話す姿を見て、子どもを不安にさせないために私もその話し方を身につけなければならないと感じました。(松田)

8月28日 真打会からの学び(安部・高橋・加藤奨基)

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 こんにちは、4期生の安部です。第2回の真打会は玉置ゼミ1期生の大澤さんの模擬授業と3期生の嶋藤さんの模擬授業の二本立てでした。私はその中でも嶋藤さんの模擬授業に関して別室での和田先生のフォロー、それを踏まえての嶋藤さんの授業で学び得たことを書きたいと思います。
 
 内容は、小学校5年生の「分母の違う分数でも等しい分数がいくつもある」という内容でした。この授業を終えて、子どもに持ってほしい視点は、「分母の異なる分数でも分子を揃えて等しくすれば大きさは比べられる」と和田先生はおっしゃっていました。
 
 嶋藤さんが前もって用意しておいた問題は、子どもに一番考えさせたい場面で、6分の4と4分の3のピザの大きさを比べる問題でしたが、和田先生は「この2つの数字を比べるのはいきなりハードルが高すぎるから2分の1と4分の2にした方が良い。」とはっきりおっしゃいました。

 嶋藤さんも意図があってこの2つの数字を持って来たと思うので、少しぐらい難しくてもいいのではないか、と私は思ってしまいましたが、その後の和田先生のアドバイスを聞くと、どうして2分の1と4分の2で考えさせる必要があるのか、納得できました。

 今回の授業で子どもにどうなってほしいかというのは、先程も確認したように「分母の異なる分数を等しくする」という視点でした。つまり、数がとても大きく、見た目では比べにくい分数を比較できることが目的ではなくて、あくまでも分母の違うでも“等しいものはある”という見方・考え方でした。これを授業で身に付けられればどんな大きな数の分数でも等しくしよう、揃えようという気持ちが出てきて、応用問題でも対応できるということです。このことから私は、塾では計算のやり方、方法ばかりが先行して教えられるかもしれないが、学校の授業ではどんなことにも共通する見方・考え方をそれぞれの教科を通して身に付けさせることが大切であるなぁ、と感じました。

 実習まで本当に残りわずかとなりました。今日見させていただいた、3期生の嶋藤さんのように堂々と自信を持ってあれだけ素晴らしい授業は絶対に私にはできないと思います。しかし、 一生懸命やって失敗したら失敗した分だけ大きく成長することができるので、実習生という肩書きで授業をさせていただくことに感謝をし、自分が今できる最高の授業をして来たいと思います。

 本日も本当に多くのことを学ばせていただきました。玉置先生をはじめ、関係者の方々、ありがとうございました。(安部)

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 こんにちは、4期生の高橋です。今回は3期生の嶋藤さんの模擬授業を見て学んだことを書きたいと思います。

 模擬授業の前の作戦会議では、前回同様この授業の終わりに、子どもたちになんと言わせたいのかを考え、そこから逆算していく方法で授業を考えていったそうです。今回は分数の授業だったので、1時間のゴールは「等しい分数がいくつもある」ということでした。
 
 まず和田先生がおっしゃっていたのは、ゴールとなる言葉は先生が言わないということです。そのため、課題にも「等しい」という言葉は入れず、子どもの分からないから課題につなげていくことが大切だと学びました。今回の場合、分母が違っても等しい分数があるということを課題につなげるため、2分の1と4分の2はどちらが大きい?という発問から、「分母が違う」という発言を子どもから引き出せるようにしなければいけないということでした。

 分母が揃っている分数の比べ方は知っているけれど、分母の違う分数は比べられない、と、子どもの反応から繋げていく和田先生の授業技術は見ている私たちも思わず声が出てしまうほどすごかったです。

 また、教科書の2分の1、4分の1という数字にもきちんと意味があることを知りました。2分の1とは半分のことで、子どもたちにとって「半分」という言い方は身近であるし、2と4だったら比較的分かりやすいという理由からだそうです。

 模擬授業では、前回の真打会の記憶がフラッシュバックしました。そして、やっぱり先輩は違うなと感じました。子どもの意見を拾う言葉であったり、キーワードを聞き逃さないところ、また模擬授業をする堂々とした姿はとてもかっこいいと思いました。これから教育実習でたくさんの経験値を積んでいくことになります。その経験値をきちんと自分の力にできるよう、頑張っていきたいです。(高橋)

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 こんにちは、四期の加藤奨基です!8月28日にEDUCOMさんの愛知本社で行われた真打会での学びについて書かせていただきます。

 今回は以前の高橋さんの時のように、三期生の嶋藤さんの模擬授業を元に和田先生が授業作りのコツを教えてくださいました。和田先生の教えてくださったコツの中で特に印象的だったことが、板書のコツについてです。その板書のコツの中で最も大切だと感じたことが、「板書は子どもが考える時の手掛かりになる」ということです。テンポの良い授業はメリットもたくさんあるのですが、子どもが置いていかれやすいというデメリットもあります。

 そんな時に子どもが食らいつけるように手掛かりになるのが、子どもの発言を書いた板書だということを学びました。また以前の学びからも考えると、この時気を付けなければいけないのが、子どもの発言以上のことを教師が勝手に付け足して板書しない、ということだと思います。

 もう一つ印象的だったこととして、少し限定的な場面に限られてしまうのですが、子どもの見つけたものを、あえて規則的に見えるような板書をして子どもに自発的に規則性を見つけ出させる板書の方法(1, ,4, ,16,32…など)もなるほど!と感じました。確かに自然と規則性を考えてしまいます(笑) また、子どもが教壇に立ち実際に板書しに来る時にありがちな、書き方で悩んで手が止まってしまうといった時は「どうしたいの?」と簡単に声をかけてあげるだけでも子どもは書き表す前に言葉として考えをアウトプットできるのでまとまりやすいといったことも学ぶことができました。

 今回は以前から気になっていた板書のコツについて多く学ぶことができました。また、和田先生に教えをいただく時は授業のコツだけでなく、授業を展開した時の実際の子どもたちの反応や様子までも教えていただけます。これから実習を控える自分としてはとても貴重な情報です!和田先生のいらっしゃるセミナーでは本当に多くのことを学ぶことができます。今回もありがとうございました!(加藤)

教育実習で頑張りたいこと(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!
 今回は、今までゼミで学習してきたことのなかで、私が教育実習で意識したい2つのことを書きたいと思います。

 1つは、縦糸・横糸のつながりです。
 子どもたちは、私たち教育実習生を一人の先生としてみて接します。教師と児童という上下関係をもちながらも、休み時間には子どもたちと全力で遊びたいと思います。子どもたちのたくさん良いところをみつけ、それを認め、褒めてあげられるような先生でいたいです。褒めるタネをまき、褒め言葉のシャワーをかけられる先生を目指したいと思います。

 次に、2つめは、子どもの発言を"つなげた"授業をすることです。子どもの発言から、次の子どもの発言へとつないで、子どもたちの言葉であふれた授業にしたいです。
 そのためには、教師の発問や、つなぐ力がとても大切です。さまざまな子どもの発言を予想して、授業準備をしていきたいです。

 つなぐ力は、とても難しいものであると思います。いろいろなアプローチを子どもたちにかけて、たくさん挑戦していき、充実した教育実習生活を送りたいです。(秋田)

【20180712指導助言】津島市立南小学校

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 津島市立南小学校へ向かう。思いの外、早く着きそうなので昼食をとる。14時15分ごろ学校着。浅井校長と情報交換。教務さんから本日の指導案をもらう。なんと道徳「手品師」。後藤フェロー作成の教科書比較資料を使って話すことを決意して、授業参観に向かう。

 子どもと教師の関係もよく、導入、資料読みの工夫など申し分ない。そのよさは子どもの姿が証拠。食い入るように朗読を聞く子どもたち。すぐに話し合いに向かう子どもたち。

 立場をはっきりさせると、なんと同数で分かれる。ここからはベテラン教師でも難しいところ。教師の思いが先行してしまった感はあるが、自分の考えをしっかり述べる子どもたち。授業メモいっぱい。

 校長室で講話プレゼンづくり。大治中の服部校長来校で依頼を受ける。お世話になった方からの特別の依頼。なんとかお応えしたい。調整がつくことを祈るばかり。ただプレゼンづくりに必死で、十分お話ができなかったことが申し訳ない。ごめんなさい。

 先生方の協議を聞いて、30分ほどの講話。教科書比較の話のあと、今日の授業から学ぶべきことを皆さんにしっかり話す。さらに校長室で、授業者を含め集合された方にさらに授業助言。

※ 三楽の仕事日記より

【20180708進行】第3回人間共育道場(ゲスト桑先生)

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 14時、第3回人間共育道場のため、小牧誠道塾に向かう。本日のゲスト、桑敏之医師と懇談。いやあ、実にアグレッシブな人生を歩んでおられる。ドクターヘリ、消防士の医療行為など、これまで前例にない!として認められていないことを打ち破ってきた方。対談の骨を決める。

 15時から開始。まずは桑医師と僕とで対談。行政に申請した際に「くわ総合クリニック」では認められないとされてしまったことから開始。どのように規制を突破されてきたか、桑医師のそのときの思いと行動を聞きながら、人生をあぶり出すという対談。実に楽しく密度が高い対談。

 斎藤さん進行によるグループワーク。発表。まとめ。どのグループも桑医師の歩みに刺激を受けたとの報告。そして、自身のこれからを語る。第3回も無事終了。記念撮影。

※ 三楽の仕事日記より
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ハーフマラソンに向けて(嶋藤)

 こんにちは。3期生の嶋藤です。だいぶ久しぶりの記事になってしまいました。すみません、、、。最近の私の生活について話をしたいなって思います。

 題名にも書いた通り、私は陸上部でもなければ、走るのが得意でもないのですが、10月の終わりにハーフマラソンに出るために日々、練習をしています。なんで出ることになったかというと、同じ専修の人に「大学生最後に思い出作らんか?」と言われたからです。私は始め、絶対できっこないし、やっても辛いだけだと思って断ろうと思っていました。ですが、この一人の言葉によって10人以上もやりたい!と言っていて、私もできっこないをやらなくちゃなと思いました。

 実際、練習をするとやっぱり辛いな、やめたいなって思うことばっかりです。でも、周りの仲間も苦しいけど一生懸命頑張っている姿を見て、私も頑張らなきゃいけないなと思います。どんな時でも仲間がいるって幸せなことだなと感じました。

 最後まで走りきれるか分かりませんが、精一杯走りたいと思います。応援よろしくお願いします!!


 あ、話の途中ででてきた「できっこないをやらなくちゃ」は「サンボマスター」の曲の名前でもあります。チアダンのドラマ観てて、この曲がたくさん流れてきて、教採の時も聞いていたのですが、最近もよく聞いて高めてます。(笑)良かったら聴いてください。私の大好きな曲です。(嶋藤)
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私の授業子どもに届いています。(中澤)

 こんにちは、『私の心洗われています』の記事で花の写真が載っているのをみて、「やっぱり自分は、顔写真より風景画の方がしっくり来る。」と嬉しい気持ちになってしまった中澤佑太です。玉置先生、素敵な画像を載せていただき、ありがとうございます。

 9月12日現在、三回目の授業を終えました。担任の先生からある言葉をいただきました。

「おめでとう!やっと、本当のスタートラインに立てたね!」

 ようやく授業について、スタートラインに立つことができたと認められました。先生から以下のように解説を受けました。

 「実習生は、大学で学んだことや塾のアルバイトでしてきたことを実習で行おうとしてしまう。しかし、現場は子ども達がいて、学習プリントを用意して、時間が過ぎていくのである。学級の子どもをどんな形であれ(その子らしい活躍の場をもうけて)全員を授業に向き合わせる必要がある。実習生はまずそれに苦労する。遊んでいるときは関心を持つが、授業になるとなぜか挙手をしないから苦労するのである。

 けれども先生は、まず45分間、導入からまとめまで自然に流すことができた。そして、挙手する子を発問ごとに増やしていった。さらに先生は、『緊張して挙手できない子も、プリントに自分の考えをたくさん書いていることを先生はちゃんと見ているから』と価値付けをしていた。まさに多くの子どもを授業に向き合わせていた。これがスタートラインである。ここから板書や机間指導など、大学で言われたことを意識しなければならないのである。」

 言い回しはもう少し柔らかかったが以上の言葉をいただきました。おそらく四期生は、私よりはるかに素敵な学びをしていると考えていますが、自分と担任の先生のペースで向上していきたいです。

 さて、タイトルについて解説します。三回目の授業を終えたあと、私は教務の先生の講話を聞くために学級を離れましたが、学級のある子(インテリ男子)が担任の先生に話しかけたそうです。

子「先生、中澤先生次いつ授業するの?」
担任「明日もだよ。なんで?」
子「中澤先生すごい頑張っているというか一生懸命だから授業を受けていたい。例え失敗したって中澤先生が言ってても忘れるし、日に日に変わっているから。」

 子どもの前で失敗したとか言ってはいけないと気を付けていますが、このやり取りがあったと担任の先生から聞いて私は、授業をしている自分の姿・子どもへの熱意・性格が子どもに届いていると感じ、胸が熱くなりました。


 私は、配当校へ通うことなどしんどいことが多くて実習が終わることを望んでいるのがやはり本音です。けれども、ずっと実習生として授業をし続けることができたらなと感じているのも本音です。

 私は今、実習最後の日に子ども達に歌を披露しようと考えています。アカペラで、昔自分で作詞した歌を。笑(楽器ができないので作曲はできません笑)担任の先生からも「ぜひお願い!」とおっしゃっていました。以上です。(中澤)

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【20180705指導助言】あま市立正則小学校

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 あま市立正則小学校へ。本年度3回目の訪問で、今回が最終回。3年生の道徳授業。

 過去2回と同様、意欲的な試みがある授業。先生方の協議会の明るくズバリ言い合う雰囲気は、抜群。25分間の講話。依頼を受けて道徳科評価を中心に話す。

【20180703指導助言】犬山市立犬山西小学校

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 犬山市立犬山西小学校へ。今年度2回目の訪問。5時間目、6時間目で全学年の授業を参観。気づいたことをメモ。

 先生方には40分間で指導助言。犬山西小の研究テーマと新学習指導要領を結び付けて価値づけ。今回の指導案に「見方・考え方」が記載されていることを大いに評価。それをもとに授業改善への話をする。

【20180703会議】北名古屋市教育委員会外部評価委員会

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 3年目となる北名古屋市教育委員会外部評価委員としての仕事。東庁舎に出向く。

 教育長、各課長から取組の概要を聞いて質問。評価文を作成のための会議。2時間弱で終了。

【20180630講演】授業深掘りセミナー&教育と笑いの会 in 福岡

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 8時45分、ホテルを出て「授業深掘りセミナー&第8回教育と笑いの会」の会場のファッションビルへ移動。会場準備を少しだけ手伝い。

 9時30分、2期ゼミ生の吉田君が山口県から来てくれた。やや疲れている感じだが、再会がなりより嬉しい。

 10時から「出張!授業深掘りセミナー」。会の趣旨を僕が説明。20分間は、後藤フェローの知っ得コーナー。道徳教科書比較。すべての教科書に掲載の「手品師」を比べてみると、その違いに驚く。参加者からの声も大きい。

 今回の授業者は和田裕枝先生。「あまりのあるわり算」。今回も素晴らしい授業。僕はどこから深掘りを始めるかを熟考。授業を見る目がある先生方の発言を通して、この授業の価値付けをぜひともしたいという思い。

 深掘りパネラーは、野口芳宏先生、志水廣先生、大西貞憲フェロー、神戸和敏フェロー、そして授業者の和田裕枝フェロー。

 和田先生の「かつて失敗しちゃったから、ぜひともこの授業をしたかった」という発言から取り上げ。教科書の数値へのこだわりが必要という発言から一気に深掘りモード。教材研究の深さ、教師の言語活動の精密さなどに焦点を当てて終了。

 休憩後、13時から「第8回教育と笑いの会 in 福岡」。

 会長挨拶でびっくり。凄く反応していただける皆様。少しでも会場を温めようと思ったが、必要以上の温まり(笑)。

 野口芳宏先生の「教育漫談」。歯なしの話で盛り上げる。いやあ野口先生恐ろしと思わされる話術。

 志水廣先生の「教育漫談」。飛び込み授業での子どもの反応紹介。これまた大受け。ワンランクアップ(笑)。

 教育漫才「学校RR」。大西さんと斎藤さん。新ネタを半分以上入れての好演。素人らしさでより受ける。初舞台に比較すると格段の余裕。

 休憩後、僕の「教育落語」。20分間あるので、しっかり教育を落語にした演目で高座を勤める。受け過ぎといってもいいほどの笑いをもらう。

 桂雀太師匠は「八五郎坊主」。何度聞いても面白いまくら。そして人がしっかり描かれている雀太落語。ますますはまる。

 さらに休憩後、シンポジウム。これまでにないレベルが高い話題が続き、進行役としても大満足。

 16時45分から関係者の皆さん、久留米の野口塾の皆さんで懇親会。僕の進行を褒めていただけて嬉しい宴会。

【20180628指導助言】あま市立正則小学校

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 あま市立正則小学校へ向かう。他ゼミ生と合流。5時間目、2年生の道徳授業を参観。前回訪問時での僕の助言をすべて具現化していただいた授業で感動。子供たちがよく育っていて、どの子から学ぼうという意欲から感じられて気持ちがよい授業。4月からの積み上げがよくわかる授業。

 校長室でプレゼン作成。みなさんの研究協議を聞きながら(ここの先生方の同僚性は抜群)、プレゼン最終調整。20分時間をいただき、授業写真を提示しながら、授業から学ぶべき点を解説。道徳評価についてアドバイス。校長室で授業者には個別指導助言。

8月26日「広げよう!いのちの授業」に参加して(高桑・加藤諒)

 こんにちは!4期生の高桑です。先日「いのちの授業」に参加したのですが、なんと講演をしてくださった寺田先生の息子さんが24時間テレビに出ていたそうです。息子さんの高校と私の兄の出身高校が同じこともあり、私の家族の中でも話題になっていました。今回は寺田先生の講演について、記事を書いていきたいと思います。

 寺田先生は先天性の脳性麻痺を患う息子・ユースケさんが負の連鎖に陥っているとき、「車いす使ったらどう?」と声をかけたそうです。ユースケさんはその一言によって世界が変わり、自分のやりたいことを活発にやるようになったとおっしゃっていました。

 私はこの話を聞いて、その人の人生において周りの人が与える影響力がどれほど大きいものか思い知らされました。1番印象に残ったのは、「可能性を探す道のりに幸せがある、これでよかったって思ったことはない」という寺田先生の言葉です。私は他の人と比べて、自分にはできないと諦めてしまうことがよくあります。しかしこの言葉を聞いて、自ら可能性を狭めてしまうことはとてももったいないことだなと感じました。「自分にはこれしかない」と決めつけるのではなく、「これもやってみよう」と自ら積極的に挑戦して可能性を広げていくことが大事だと気づくことができました。

 また教育者となる身としては、子どもたち一人一人の人生に関わっていることを自覚しながら、可能性を広げるためには褒めて伸ばすということが重要になってくるのではないかと学びを深めることができました。寺田先生、素敵な講演をありがとうございました。(高桑)



 今回は8月26日にあった命の授業についての記事を書きたいと思います!

 命の授業を通して改めて命というものについて考えることができました。車イスダンスや息子さんの生き方についてや山中先生の命の授業、菱田さんの話し方の授業など今後の人生において生きるお話をたくさん聞くことができました。

 授業の中で笑顔というものに触れていたので今回はそのことについて書きたいと思います。笑顔は自分だけでなく周りにも影響を与えるものだと僕は考えています。辛い時も笑うことで自分の中で気持ちが整理され、また頑張ろうという気持ちが芽生えてくると思います。僕自身が今までそれで辛いことも乗り越えてきました。本当に辛い時はもちろん笑えません。でも最近笑えてないから笑おうという気持ちを持つことが大切だと思います。辛い時に笑えることこそ辛いことから抜け出す近道ではないかと僕は考えます。

 それはおそらく授業をする中でも同じことで、失敗をしても表情に出さず笑顔のまま進めることが大切かなと思います。笑うことで子どもたちには安心感が芽生え、授業に活気が出ると思います。しかし逆に焦りなどが表情に出てしまうと子どもたちにも緊張が伝わり、子どもたちもやりづらくなってしまうと思います。なので教育実習ではいかに笑顔で授業をするかということを目標に頑張りたいと思います!笑顔は自分だけでなく、人にも影響を与えることができる魔法だと思って授業をできるようにしたいです!

 鈴木中人さんもおっしゃっていたように僕も「笑顔はこだまする」と思います。僕自身笑うことを心がけ、周りにもこだまさせていきたいなと思いました。

 この命の授業を通して、人生においてとても大切なことを学ぶことができた気がします。このような機会を作ってくださり、この授業を行われた先生方に感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!(加藤諒)

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8月26日広げよう!いのちの授業に参加して(静谷・嶋藤・松田)

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 こんにちは。今回は、8月26日に行われた「広げよう!いのちの授業」に参加した感想を3期生の静谷、嶋藤、松田の3人でまとめさせていただきます。


 今日の講演を聞き、さらに笑顔の大切さを感じました。私自身、笑顔とは自分自身を幸せにし、なおかつ相手も幸せにする良薬であると考えています。これは私の今までの経験からいえることです。ただ、こんな良薬である笑顔も心からの笑顔でないと効果は半減すると感じました。


 これは友人から聞いた、教採で一緒の教室で個人面接を受けていた人が聞かれた質問内容です。
「あなたは、子どもの前でも笑わないんですか?」
という質問内容です。
 この質問に対して
「いいえ、子どもの前では笑顔で振舞います」と答えていたそうです。

私は、このやりとりに疑問を抱きました。

 それは、常に笑顔でない人が、ある人の前だけ見せる笑顔とは作り笑顔なのではないかという疑問です。もちろん作り笑顔でも良いかもしれません。ただ、作り笑顔では相手を幸せにすることはできるかもしれませんが、自分を幸せにすることはできないと思います。心から笑うからこそ相手も幸せになり、自分も幸せになります。もちろん辛い時もあり、いつも心からの笑顔は厳しいと思います。ですが、辛い時こそ笑顔という言葉のように「観」を豊かにすることが大切であると感じました。

 心からの笑顔は、「観」が育っていないとなかなか難しそうですね。(静谷)

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 今回は「広げよう!いのちの授業」に参加させていただきました。そこでのお話の中で、一番印象に残っていることを書いていきたいと思います。

 私が一番印象に残った話は、寺田恭子さんの「人生、バックスイング」というお話です。どんなに苦しいことや辛いことがあっても、その分その後には楽しいことや嬉しいことがあるということだそうです。私は、母からも同じような話を聞いたことがありました。「今は辛いかもしれないけど、今を乗り越えれば楽しいことが待っている。だから今頑張ろう。」という話です。実際に今まで私はそうやって生きてきました。そのおかげで、いつも前向きに生きることができており、辛いと思った時には「これは自分の成長するチャンスなのだ」と思って生きることができました。

 どんな人でも辛い時に、もうだめかもしれないと思う時があるかもしれませんが、「人生、バックスイング」つまり、辛い分、楽しいことが待っているということを思いながら生きていくことが結果的に前向きに生きていくことができるのだと改めて感じました。これからも私は前向きに生きていきたいと思います。(嶋藤)


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 私は、鈴木中人さんのお話について書きます。鈴木さんのお話の中で最も印象的であったことは、「1人の命がなくなっても、世の中は何も変わらない」という言葉でした。

 昨年、祖母がある病気にかかり入院をしました。その時期は、両親から「万が一のときに備えてすぐに帰って来られるように準備をしておいて」と言われていました。祖母はその後退院をし、今は元気にしていますが私は、そのときに初めて命を近くに感じました。大切な人が亡くなってしまうかもしれないという不安と、しかしどうしようもできないという気持ちでいっぱいでした。

 命の大切さについては、今まで様々な場面で向き合ってきたはずでしたが、実際自分で経験してみて本当に命の尊さに気付いたと思います。鈴木さんのお話を聞き、命の大切さについて思い出すことができました。これから教師として働く上で子どもに命の大切さを伝えていく場面がたくさんあると思いますが、今回のようにお話をお聞きすることで命について考える機会となることを学びました。素敵な時間をありがとうございました。(松田)

8月26日 広げよう!いのちの授業に参加して(早川・丹羽・山下)

 こんにちは。3期生の早川です。ついに教採も終わりました。おかげで心がとてもすっきりとした状態で参加することができました。(笑)

 参加するきっかけとなったのは、鈴木中人さんのお話を直接聞きたかったからです。ゼミ仲間の菱川からオススメされた「6歳のお嫁さん(鈴木中人 著)」を読んで以降、いのちというものに対する見方が変わったのです。実際に直接お話を聞いていて、景子ちゃんの言葉に勇気づけられた看護婦さんのお話、だんだん動かなくなってくる体でも一生懸命に生きようとする姿など考えただけで涙ぐんでしまうものばかりでした。

 うまく言葉にはできませんが、自分が毎日生きていることですら、当たり前ではないということ、小さい頃からずっと愛情をもって育ててもらって今があることをしっかりと忘れず、これからも強く生きていこうと思いました。(早川)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。先日、「広げよう!いのちの授業」に参加してきました。そこで最も印象に残っていることを紹介します。

 それは、「笑うことの大切さ」です。車イスダンスをされている寺田恭子さんの講演を聞いて感じたのですが、楽しくても、楽しくなくても笑顔で笑っていれば、自然と楽しくなるとおっしゃっていました。講演を聴いている中で、自分の子どもに障害があると受け入れる苦悩であったり、辛さもよく分かりました。それでもそれを受け入れて楽しく笑顔ですごしていらっしゃる姿を見て、こちらまで自然と笑顔になれました。

 24時間テレビで息子さんの特集を見たのですが、障害があるとは思えないほど明るく笑顔で過ごされていてとても元気をもらえました。私自身、笑顔を心がけて生活していますが、もっともっと笑っていきたいと思います。ありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは。3期生の山下涼香です。先日、「広げよう!いのちの授業」に参加させていただいて感じたことを記事にしたいと思います。

 実は鈴木中人さんのいのちの授業に参加するのはこれで2度目です。何度参加しても感動するしいろいろと考えさせられる講演だと思いました。

 その中でも今回特に感じたことは「笑顔でいること」の大切さです。寺田さんのお話では「笑顔でいれば自然と楽しくなる」、鈴木さんのお話では「笑顔はこだまする」と言ったように笑顔の話が多く出てきました。私はいつも笑顔でいることを心がけています。そうすることで自分自身も毎日楽しいと思っているし周りの人も笑顔であることが多いと感じます。

 この講演のあと、車いすダンスが気になって動画を見てみました。そこに出てくる人たちはみんな楽しそうに車いすを足のように使ってダンスをしていました。きっと楽しいことばかりではないとは思いますがそんなことを微塵も感じさせないような笑顔で心を打たれました。

 今自分が生きていること、なんでもできることは当たり前ではなく奇跡なのだと実感し、1日1日を一生懸命笑顔で生きていきたいと思いました。ありがとうございました。(山下)
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8月26日「広げよう!いのちの授業」に参加して(鏡味・加藤奨基)

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 今回のセミナーでは、2つの大切なものを学びました。

 1つ目は、「いのち」です。障害を持ったお子さんを持つ寺田さんの言葉で印象に残っているのは「人はみんな役割を持ち、幸せになるために生まれてきた」という言葉です。障害があると偏見を持つのではなく、その子達にも可能性は無限にあり、役割を持っているのだと学びました。

 2つ目は、「笑顔」です。笑顔があればいのちは金メダルの話をしてくださった鈴木さんは、一番辛いのは子どもの笑顔がなくなることと仰っていました。また、笑顔はこだまするから笑顔でいるとみんなも笑顔になれるとも仰っていました。笑顔は人と人とを結びつけ、その良い空気を広げることができると分かりました。私も周りを笑顔にできるように日々笑って過ごしたいと思いました。

 明日から実習が始まります。きっと子ども達も先生方も笑顔でいる実習生の方が絶対に良い印象を持つと思います。玉置先生が人は見た目が9割と仰っていたので、まずは笑顔で見た目から良い印象を持ってもらおうと思います。そして、笑顔を大切に子ども達や担任の先生と関わり、笑顔から人との繋がりを広げていけるようにしていきたいと思いました。(鏡味)


 こんにちは四期の加藤奨基です!今回は8月26日に参加させていただいた「いのちの授業」での学びについて記事にさせていただきます。

 自分が特に印象に残ったのは寺田先生のトークです。トーク中、車椅子では野球はできないと半ば諦めていた、先生自身の息子さんのお話がありました。そしてそのことを理由に野球部へ入らないと友達へ伝えると、友達は「君が打ったら別の人が走ればいい」と言ってくれたそうです。この方法は友達を想う子どもの純粋さから偶然出た言葉ですが、公的にルールとしても認められているそうです。このお話を聞いて、子どもの素直さ・純粋さという本質を改めて思い、とても感動しました。

 障がいがあるからといって排除するのではなく、変に気を遣うのでもなく、同じフィールドに立ってすべき部分だけ支援をするという理想的な支援を、持ち前の純粋さで子ども自身で考え出したと思うと、改めて子どもとは素敵な存在だなと感じました。

 今回の「いのちの授業」ではなかなか聞けない話も多く聞くことができ、今までの認識を深めたり新しい視点を育むことができました。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。玉置先生の落語も過去最高に面白かったです!(笑)(加藤)
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