12月19日 3期生ゼミに参加して(高橋)

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 こんにちは。4期生の高橋です。12月19日、特別に3期生の皆さんのゼミに参加させていただきました。初めて先輩方のゼミの様子を見て、4期生でもこんな風にできるようになりたいと感じたところを中心に、共有するつもりで書いていきたいと思います。

 私が印象に残ったのは、先輩方の生徒役の上手さと、話し合いの雰囲気の2点です。

 今回のゼミの内容は、丹羽さんと嶋藤さんの算数の模擬授業でした。児童役の皆さんは、実際の子どもだったらどこでつまずき、どう言うのかを考えて発言されていました。児童役も頭を使いながら、子どもの立場になって演じてみることで、新しい発見があるのだと思いました。また、「児童役が上手い人は、子どもの気持ちが分かるので、授業も上手い」と玉置先生がおっしゃっていました。模擬授業は、授業する側の勉強だと思っていましたが、児童役もとてもいい勉強になるのだと分かりました。私は児童役として参加させていただきましたが、的外れな発言をしてしまうこともありました。

 そして、模擬授業のあとは全員でその授業について、話し合いが行われました。
「本当はこういう風にやりたかった」
「それならこういうやり方もあるんじゃない?」
「ここについてはどう思う?」「それよりはこうした方がいい」
 など、皆さんが自分の考えを自由に発言しあえる雰囲気が作られていました。1人が意見を言って終わりではなくて、それに対して、それぞれが意見を出し合ったり、質問したりし合う先輩方の姿を見て、4期生もこんな風になれたらいいなと思いました。

 今回、初めて先輩方のゼミに参加させていただいて、自分の意見をしっかり言える、その意見を受け止められる空気を作られているところがとても素敵だなと思いました。自分たち以外のゼミに参加することはなかなかできないので、とてもいい経験になりました。4期生のゼミでもお互い切磋琢磨しながら高め合っていきたいです!

 このような機会を与えてくださった玉置先生、ゼミに参加させてくださった3期生の皆さん、本当にありがとうございました。(高橋)

12月1日野口先生の模擬授業、教育と笑いの会(関口、高桑、安部)

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 こんにちは。4期生の関口です。今回は12月1日の深掘りセミナーについて書きます。

 野口先生が小学生に30分の授業を行われたのですが、観ているこちらが笑えてくるほど声が出なかったり手が挙がらなかったりと授業が成り立つのか心配でしたが、さすがの野口先生で子どもたちの様子が目に見えて変わっていきました。

 手の挙げ方、声の出し方、細かい指導を妥協しず厳しく指導する姿は、私が読んだ本通りの野口先生で実際に拝見できたのが嬉しく思えました。

 特に私は「分からなさの自覚」と何度も伝えていたことで色々と納得しました。中学校教育実習を終えたばかりですが、私の配属された学級は特に自信のないクラスで周りと交流しないとなかなか手が挙がりませんでした。朝の会や帰りの会で話をさせていただくとき、「間違えることがいけないのではない。授業は変わることが大切であるということ。」を伝えてきました。

 野口先生が書かれていた、「100点の子には0点を。」という話も話させていただいきましたが、私が話をしても子どもたちが自信を持って挙手できるようにはなりませんでした。野口先生の授業を見て、「分からなさの自覚」をできることが大切だと何度も伝えることで分からない自分を子どもたちが受け止めていける姿が見られました。知らなかったことを知れてよかったねと何度も伝えられて、正解することよりも学べたことに価値があるのだと子どもたちに実感させながら伝えていかなければならないのだとわかりました。
実習前に観れていたらと思いながらも実習後だからこそ感じた難しさで、今回もとても勉強になりました。

 私自身の弱さも見つめながら野口先生のような授業を行えるようになりたいです。

 午後の教育と笑いの会もとても面白く、楽しい時間を過ごさせていただきました。挨拶はしてくれるけどするだけして返事を待たずにいってしまう学校の話があがりましたが、どのように指導すればそうならないのだろうか考えてもわかりません。また、ゼミ4期生のみんなと話し合ったり先輩や先生からお話を聞いたりしたいです。(関口)

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 こんちには、4期生の高桑です。先日、今年イチと言っても過言ではないほどの悪夢を見ました。それは映画館でも車の中でもどこに行っても鳩に囲まれるという夢です。私は異常なほどに鳩が嫌いなので、この夢が正夢にならないように日々願うばかりです。(笑)

 さて、今回は12月1日に行われた、野口芳宏先生による「授業深掘りセミナー」と「教育と笑いの会」について書いていきたいと思います。

 学ぶことが多くあったのですが、その中でも野口先生の「教育とはそのままにしておかない、変えることだ」というお言葉が印象残っています。その言葉通り、野口先生の授業では子どもたちに意思表示をはっきりさせることによって、自分をごまかさずに分からないということを自覚させていました。分からないことを自覚することでその中に学びが生まれるとおっしゃっていましたが、私はこれにとても共感します。

 私は塾でバイトをしていて、中学受験をする小学生に勉強を教えているのですが、よく質問をしてくれる生徒の中にはわからないことを隠して、理解できているかのようにつくろう生徒がいます。そう感じたときによくやるのが、「じゃあなんでそうなるんだと思う?」などの逆質問です。わからない部分を明確にしてあげることで、「この前一緒にやった問題がテストで解けたよ」という報告が以前より多くなったと感じます。子どもたち自身が小さな成功体験を積み重ねて、よりよい方向に向かわせるのが教える者としての役目だと改めて感じました。

 「教育と笑いの会」では、前期のゼミで本の著者としてよく名前が挙がっていた有名な先生方に笑わせていただきました。私はその時の状況を振り返り、人それぞれ価値観が違うのにあれほどみんなを面白いと思わせるのは難しいことだと感じます。特に落語はリズムや服装などおもしろおかしいものを取っ払って、話術だけで人を笑わせるので、教員になる者として見習うべきだなと強く思いました。とても学ぶことの多い1日でした。ありがとうございました。(高桑)

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 こんにちは。4期生の安部です。12月1日に名古屋・東建ホールで行われた「野口先生の模擬授業、教育と笑いの会」に参加し、学ばさせていただいたことを書きます。

 午前中の野口先生の模擬授業では、30分という短い時間の中、初対面で緊張している小学生を前にしての授業でしたが、最初の入りから野口節は炸裂していて、どんな子どもにも怯まない先生はさすがだなと思いました。

 野口先生の授業のすごさはその後の深掘りのところでより一層深まりました。その中でも私が1番気になったキーワードが「教師の弱さ」というものです。伊藤先生が言われたように、子どもに厳しいことを言い続けると、子どもが離れていくのではないか、と言い切れないこともあり、どうしても「教師の弱さ」が出てしまうと思います。私も中学校実習での課題がまさにこれでした。自分の中で譲らないことは決めているはずなのに、厳しく指導できず、甘えてしまう自分がいる、「子どもを変えること」がこんなにも難しいことなのかということを実感しました。

 野口先生は「○か×かどっちなんだ、立場をはっきりさせよ。自分を誤魔化しちゃダメ!分からなさの自覚が大切なんだ。」という風に、やらせたいこと、つけさせたい力を明確にし、信念を貫き通しておられました。

 しかし、そんな厳しさの中に時々見せる笑顔がとても温かくて、先生のまっすぐな姿勢がよく伝わりました。子どもの表情が徐々に変わるのを見ると、やはり先生の指導は子どもに通じているのだなと感じました。

 野口先生の指導を目の当たりにすると、毎回、毎回驚きの連続です。「教育はそのままにしておかないこと」、「向上的変容」、「常時善動」など先生がいつも言われていることの大切さを少しずつ理解できるようになったと思います。

 野口先生とお会いするのは2回目ですが、私自身、まだまだ先生のすごさ、素晴らしさに気がつけていないと思います。学生の今、ものすごい経験をさせていただいていることを自覚して、もっと先生の本を読み、多くのことを学び得たいと思います。

 玉置先生、野口先生をはじめ、セミナーに関わってくださった皆様、多くのことを学ばさせていただき、ありがとうございました。(安部)

12月1日 授業深掘りセミナー 第9回教育と笑いの会で学んだこと(静谷、安藤、嶋藤)

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こんにちは。3期生の静谷です。

 わたしは、「話し」に焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。

 野口先生の授業では、「話し」のなかでも言葉の豊富さに印象を受けました。野口先生は、子どもたちに「まげる」と「あげる」の違いを授業のなかで教えたり、「しっかり」などという抽象的な指示ではなく「大きな口を開けて」と具体的な指示をだしていたりと、言葉が豊富であると感じました。

 また、子どもたちを価値付けする際では、一人一人違った言葉で価値付けをし、ここでも言葉の豊富さを感じました。これだけ言葉が豊富であれば、子どもたちに指示をする際には、具体的でなおかつ的確に指示ができ、子どもたちも行動がしやすく、教師も子どもたちが指示通りに行動してくれるため、どちらにとっても良い事ばかりです。言葉の豊富さの大切さを野口先生の授業から学ばせていただきました。

 午後の部の柳亭小痴楽さんと桂雀太さんの落語からでは、柳亭小痴楽さんからは「テンポ」、桂雀太さんからは、「間」について学ばせていただきました。

 柳亭小痴楽さんの「テンポ」とは、話の序盤はゆっくりと話されていましたが、クライマックスに近づくにつれテンポが早くなるというものです。このテンポによって、クライマックスに近づくにつれてどんどん話に惹きこまれていきました。常にテンポが早いと、なかなか相手に内容が伝わらない場合があります。しかし、徐々にテンポを上げていくことは、聞き手を話に惹きこませる効果があるという事を学びました。もちろん話のネタによって、効果は変わってきますが、ひとつのテクニックとして活用していきたいと思います。

 桂雀太さんの「間」とは、クライマックスのことです。あそこであれだけ「間」をとられたら「次どうなるのか?」と期待せざるを得ません。教師の話にも「間」というものはとても大切なことです。しかし、教師は「間」を持たず、常に話し続けてしまうことが多々あります。「間」というものは、子どもを惹きつける効果もあると同時に、教師自身がゆっくりこれからの展開を考えていく、ある意味冷静になる時間でもあると思います。話をする際には常に話し続けるのではなく、「間」を少し意識して話していきたいと思いました。

 今回は、「話」について焦点を当てて記事を書かせていただきました。今回学ばせていただいた「話し」というものは、日常生活からでも意識すれば身につくものばかりだと思います。日常生活でも実践してみて人を惹きつける「話し」を身に付けたいと思います。(静谷)

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 こんにちは。4期生の安藤です。先日参加させて頂きました、12月1日の授業深掘りセミナーと教育と笑いの会があり、私はあの野口先生が実際に小学生に授業されるということでどんな授業をされるのか、野口先生の授業からたくさん学ぼう、ととても楽しみにしていました。そんな私がセミナーで学んだことを書かせて頂きたいと思います。

 私がこのセミナーで強く心に残ったことは「向上的変容」についてです。

 「向上的変容」とは野口先生の言葉で言うと、「教育とはそのままにしておかないこと」つまり「より(子どもたちが)幸せになるようによくすること・変えること」で、今回実際に小学生を対象とした授業の中でも野口先生はそのポリシーを貫かれていました。私は以前教師力アップセミナーで野口先生のお話をきいたとき、野口先生は子どもに「間違っていることは間違っていると教えなければならない」「できるようになるまでやらせる」と仰っていて、果たして実際に子どもに対してそんなことができるのだろうか、子どもは怯んでしまうのではないか、野口先生はどうやって子どもにアプローチされるのだろう、とずっと思っていました。

 授業が始まると野口は音読で声が小さい・挙手をしっかりしない子どもたちに「だめ。もういっかい。」「しっかり大きい声で。」「手を曲げるな。」と何度も何度もできるようになるまでやり直しをさせていました。そして、できるようになったら「よーし。」「すごーくいい。」時には頭を撫でて微笑みながら褒められていました。私だったら途中でまぁこれくらいでいいか、とか子どもに嫌われるんじゃないか、と考えてやめてしまっていたと思います。野口先生曰くそれは教師の弱さであり、言葉ややっていることは厳しいけれど、その本質には野口先生が本当に子どものことを思っているからこそであるということがよくわかった場面でした。野口先生によって小さな成功体験が積み重なり、最後にはあんなに声が小さく、挙手もきちんとしなかった子どもたちがしっかりと音読をし、しっかり挙手するようになっていて、野口先生の教育の効果を感じました。

 教育の意味をもう一度受け止め直し、自分の中の教師の弱さと向き合って、野口先生のような本当に子どもを良くしたいという思いを持った教師になれるよう努めたいです。

 授業をしてくださった野口先生やこのような機会を設けてくださった玉置先生、関係者の皆さま、ありがとうございました。(安藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。先日、私は授業深掘りセミナー、教育と笑いの会に参加させていただきました。その中で今回は、授業深掘りセミナーで学んだことについて記事に書いていきたいと思います。

 授業深掘りセミナーでは野口芳宏先生が実際の子どもに向けて授業をしてくださいました。野口先生から毎回学ぶことは、分からなさの自覚を子どもにさせることが大切だということです。子どもにとって分からないというのは、恥ずかしく、隠したいものです。だから、発言できなかったり、授業へ参加しようとしないのだと思います。そこで、教師が分からないということを分かっていることは素晴らしいことだと言えば、子どもは素直に自分の気持ちを表現できるようになります。野口先生の授業を受ける子どもはいつも素直だと感じます。分からないを自覚する子どもに育てるということは、分からないで終わらず、分かるまで探求し続ける子どもに育てることではないかと感じました。これも授業へ全員参加させるテクニックだと感じたので、私も子どもに分からないの自覚をさせていきたいと思います。

 他にもたくさん学ばせていただきましたが、他のゼミ生が書いてくれているので私は1つに絞って書かせてもらいました。

 今回もこのような学びの場を設けてくださった玉置先生をはじめとする関係者の先生方、ありがとうございました。4月からの教員生活に活かしていきます。(嶋藤)


12月1日 授業深掘りセミナー 第9回教育と笑いの会で学んだこと(加藤諒太、小谷川優衣)

 こんにちは4期生の加藤と準ゼミ生の小谷川です。今回は12月1日に行われた。授業深掘りセミナー、教育と笑いの会に参加させて頂き学んだことを書きたいと思います。

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です!今回は12月1日の「授業深掘りセミナー」と「教育と笑いの会」について書きたいと思います。

 午前中の授業深掘りセミナーでは野口芳弘先生が実際の小学生を相手に模擬授業をしてくださいました。この授業を通して一番感じたことは、メリハリです。自分の実習授業と比べるのは失礼かもしれませんが、自分の実習授業と比べるといかに自分の授業に緊張感がないということを痛感しました。一言で表すと厳しい授業であったと僕は思います。

 しかし、その厳しさの中に優しさや温かさを感じました。特に、「わからないことは楽しいことだよ」「わからないことを自覚したね」と言うことで、わからないことは恥ではないと児童は学ぶことができていたと思います。それに、いいところに気がついた時や意見を思い切って発表した時には価値付けをし、褒めてあげていました。児童の勉強のやりがいは褒められて嬉しい、認めてもらえたということだと思います。何もかも褒めるのではなく、明確な基準を持って褒めることで、次の学習にもつながっていくのではないかと考えました。そして、適度な緊張感があった分児童たちは周りの児童たちの意見を気にするようになっており、これは自然と他人の意見を聞くという姿勢につながっていました。緊張感を授業に持たせるだけでこんなに聞く姿勢が変わるのかと学ばせていただきました。

 また、授業後の深掘りの時間では、野口芳宏先生が「教育とは変えることである」とおっしゃっていました。だから授業内での挨拶など直すべきことは何度も直すまで言うようにしていたのだと気づきました。今まで教育という言葉について深く考えたことはないので、今回のお話を聞いて教育について深く考えることができました。自分も現場の中で児童が生きるために必要な力を身につけるきっかけを与えていける教師になりたいと思いました。

 午後からは落語や漫才を見て、しゃべくりだけで笑いを生むことができるすごさに感動しながら、プロの落語家の話術のすごさなどにも感服しました。改めて教師と落語は通ずるものがあるのだと学び、落語への興味が一層高まりました!!この授業深掘りセミナー、教育と笑いの会の1日を通して、教育に必要なことや授業の面白味の大切さなど多くのことを学ばせていただきました。このような機会を作ってくださった玉置先生を始め、授業をしてくださった野口芳宏先生や多くの先生方に感謝したいと思います。ありがとうございました!!(加藤諒太)

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 こんにちは、今回特別に参加させていただきました小谷川です。野口先生の授業深掘りセミナーについて書かせていただきます。

 今回はその日集められたほぼ初対面同士の子どもたちに「うとてとこ」という詩を教えるという授業でした。しかし参観している私たちも内容は全く知らされていなかったので子どもたちと同じ気持ちで授業を受けることができました。

 最初にどのような導入で入るのかと思ったら、声の出し方、手のあげ方など授業を受ける態度についてかなり厳しく指導をしていた。全員がしっかりできるようになるまで何回もさせていたりして、とても規律をしっかりさせた授業を作り上げていました。

 始めの方は子どもたちもなにがなんだかわからない、今なにをしているのかよくわからないという感じであったが、徐々に声が大きくなっていったり、発言ができるようになっていたりほんの30分の授業であったが基本となる部分が自然に備わっていっていると感じ、驚きました。

 また、野口先生は厳しいだけでなく、所々ユーモアさもあり、子どもたちの言動におもしろおかしく返したり、深掘りの時間にもでていましたが飴と鞭の使い方がすごく上手かったと思いました。

 私は今までの実習やセミナーなどを見てきたり、また自分が小学生・中学生の時を思い出すと、主体的で対話的な生徒に育てること、また最近は教育現場での体罰や厳しさなどが問題となっていたりなどから、生徒との関係というのは友好的なものの方が今の時代にはあっているのかと思っていましたが、今回の野口先生の授業を参観し、どれだけ友好的であっても、生徒との関係が良くても基本となる規律が守られていないと、雰囲気の良くてもどこかだらけているようなクラスになってしまうことに気付き、どこか1つくらいは自分の中で譲れないもの、守っていきたいものを作らねばならないということを学ぶことができました。

 また、私自身が実習中に叱れる教師になること、というのを教えていただきました。実習中は生徒に注意することはできましたが、叱ることはやはりできませんでした。それは実習生であるからというのもあるかもしれませんが、自分がクラスを持ったとしてしっかり叱ることはできたのだろうかと考えると自信をもって首を縦に振ることはできません。生徒に嫌われたくない、嫌な雰囲気にさせたくない、などという思いがやはりでてきてしまうが、これこそが自分の弱さなのだろうと思います。その弱さに気付くことができ、また教育とはなんなのかということを考えるきっかけにさせてもらい、今回の深掘りセミナーに参加ができてとてもよかったです。ありがとうございました。(小谷川優衣)

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3期生ゼミ活動に参加して感じた先輩の凄さ(加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です!今回は3期生の先輩方のゼミ活動に参加させて頂いたのでそのことについて書きたいと思います!!


 今回は3期生の先輩方の模擬授業のゼミ活動に参加させて頂きました。今回は丹羽さんと嶋藤さんが算数の授業を行い、玉置先生とゼミ生で授業検討をするという内容でした。

 丹羽さんは三年生の算数「あまりのある割り算」を取り扱っていました。全体を通して感じたことが、対話が多いということです。算数の計算問題となるとどうしても問題を解いて答え合わせという形になってしまうことが多いのですが、この授業では常に解き方を考え、話し合って授業が進んでいると感じました。まさに主体的で対話的であったと思います。

 嶋藤さんは一年生の算数「とけい」を取り扱っていました。時計を1から指導することはこんなにも難しいことだったのかと思いました。嶋藤さんの授業では時計の仕組み、秒針や分針なども抑えながら進めていました。とても深い内容であったと思います。時間を覚えるのではなく、この授業でも対話をしながら学び合っていきました。本来なら覚えるはずの時計の内容もこの授業では理解できれば仕組みや60進法についても捉えることができるより深い学びにつながる授業だと感じました。

 このゼミ活動に参加させて頂いて、まず感じたことが3期生の先輩方の話している内容がとても深いものだということです。授業者の一言に注目したり、自分であればこうするというような自分自身の意見が活発に交流されたりしていて聞いていてもなるほどと思うことばかりでした。

 また、児童役の方々も児童がこう感じるのではないかという意見をどんどんと発言していました。量も質も自分がまだまだ未熟であるということを改めて理解することができました。早く私たち4期生も先輩方のような授業や意見を持てるようになりたいと感じました!そのために日々の学習を怠らず、努力していきたいと思います。

 このような機会を作ってくださった玉置先生をはじめ、授業者の丹羽さん、嶋藤さん、先輩の皆様方ありがとうございました!!(加藤諒太)

11月28日3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。今回は、岡田さんが行った理科の模擬授業について書きます。

 模擬授業は、小学校3年生の理科の「太陽とかげの動きを調べよう」という単元でした。岡田さんは、まず、白い紙に絵を描くように指示しました。岡田さんの指示の通りに、太陽や木や人などの絵を描きました。最後に「木や人から影がのびています」という指示をしました。その後、描いた絵を隣同士で確認し、自分の絵との違いについて全体で発表し合いました。

 授業後には、「絵の違いを発表する場面で、影に対する意見が出されない場合はどうするか」という質問が出され、意見を出し合いました。そこでは、「隣同士で違いを見つける活動の際に、影に関して話していることを取り上げる」という意見や、「発表の際に、影について話していた子どもを意図的指名して発表させる」などの意見が出されました。また、「普段絵を描くときに、影をつけて描く子どもはなかなかいないから、影についての意見は出やすいのかもしれない」という意見も出され、小学校3年生という子どもの実態について想像ができている意見であると感じました。

 岡田さんは、子どもから影についての発表がなかった場合のために、影が太陽に対して様々な方向にできている絵を準備していました。わざと間違った絵を準備することで、子どもが影に注目すること、影の向きが違うことに気がつくことができると感じました。岡田さんの、子どもの考えを予想して準備を施す姿勢がすごいと思いました。


 授業では、「○○って書けているね」や「○○に注目したんだね」などと子どもの考えを受け入れており、子どもが意欲的に書こうと思える言葉かけをしていました。また、「○○ってどういうこと?」という子どもの考えをより引き出す言葉かけも行っており、ぜひ私も真似したい関わり方でした。子どもをほめることは、自分に余裕がないとできないことであると思うので、私も岡田さんのように自分に余裕を持ってたくさんほめることのできる先生になりたいと思いました。
 
 岡田さん、お疲れさまでした。(松田)

最近増えた趣味について(高桑)

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 こんにちは!4期生の高桑です。実は初めての四方山話です。今回は私の最近増えた趣味について書きたいと思います。

 その趣味とは、読書です。小説を主として、1ヶ月に3冊は読みきることを目標にしています。自分とは育ってきた環境も考え方も全く違う主人公の気持ちにふれると、新しい世界が広がった感じがしてとても楽しいです。

 なぜそもそも読書をするようになったかというと、きっかけは中学校実習でした。私は中学、高校の6年間全く本を読む習慣がなく、本1冊読みきった記憶がないほどです。しかし実習先では、給食を食べおわった後や休み時間など暇さえあれば読書をしている生徒の姿がありました。中には、1冊を1週間ほどで読みきってしまい、次々に読んでいる本が変わっていく生徒もいました。私はその姿を見て感化され、自分も負けてられないという気持ちになったのです。

 今までは空き時間があるとついスマホを触ってしまいがちでしたが、読書を初めてからはスマホは必要以上触らないようになりました。また読書をすることで言葉の意味や表現の仕方など、学ぶことは多くあると感じるので、これからもこの趣味を続けていきたいと思います。(高桑)

11月18日 人間教育道場で学んだこと(高桑)

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 4期生の高桑です。今年は暖冬だと言われていますが、12月に入ってから気温が一気に下がり、最寄駅から学校まで自転車を漕ぐ20分間がさらに辛くなりました。さて、今回は11月18日に行われた人間教育道場で学ばせていただいたことを書いていきたいと思います。

 今回は「AIと共存する未来」というのがテーマでした。まずAIとは統計で行動パターンを把握し、それを用いて社会をより良くしていくものです。最近でいうと、2020年のオリンピックに向けて駅などの公共施設で人間の代わりに案内や警備を行うロボットが導入されるというニュースがありましたが、これこそがAI時代だと言えると思います。今の小学生が大人になって社会に出たときにはAIが溢れかえっていることが予想できるため、青山先生はいい点を取ることの価値は下がり、AIでは補うことができない発想力や遊び心が求められる時代となるとおっしゃっていました。

 私はこの話を教師を目指すものとして、自分が教える子どもたちには将来人の役に立つような人になってほしいという思いで聞いていました。そのためにはまず一人一人の個性が育つように、クラス全体で認め合える関係づくりが必要だと思います。青山先生の言葉を借りると「つないだ手を離さない」という意識を全員が持つことが大切だと思いました。さらにできる子ができない子に対して、できないことをバカにするのではなく、「この子が持っている発想知りたいな」とリスペクトできるような関係が理想だといいます。自分の中では、やはり道徳教育や学級経営が鍵を握っているのではないかという結論に至りました。子どもたちの人間力や思いやりの心を育てるためにはどうすればいいか、今は明確な答えがわからないので学び続けていきたいと思います。

 最後になりましたが、4人1組になってグループワークを行なう時間では、私は青山先生と教師以外の職業に就かれている方々と同じグループで、実体験を交えたお話や教師以外の視点から将来をどう捉えているかなど、普段なかなか聞けないような貴重なお話が聞けて、とても充実した時間を過ごすことができました。また直接青山先生に疑問に思っていることを質問させていただき、ますますAIを身近に感じることができました。これからも学ばさせていただく一つ一つの機会を大切にし、人として成長できるように努めていきたいと思います。(高桑)

感謝の気持ちが自分を救う(中澤)



題名 感謝の気持ちが自分を救う

今日も、朝起きることができた。
今日も、朝ごはんを食べることができた。
今日も、学校でみんなと会うことができた。
今日も、勉強できる機会があった。
今日も、宿題を嫌だなって思うことができた。
今日も、お風呂に入ることができた。
今日も、夢に繋がる一歩を踏むことができた。
今日も、ふっかふかのふとんで眠ることができた。

当たり前の日常があることに感謝をしなくちゃ。

当たり前の日常を用意している人に感謝しなくちゃ。

当たり前にいる人、あるもの、ことに感謝しなくちゃ。

あれれ、でも感謝の気持ちが伝わらない人がいるよ。

その人はきっと、当たり前のことがなくなったことがない、幸せな人なんだね。

苦しいから不幸ではなく、当たり前のことがなくなったから不幸なんだ。

当たり前のことがなくなるときってなんだと思う。

災害、他者からの被害、それとも自業自得の取り返せない過ち。

人はいつ当たり前のことがなくなるのかわからない。

当たり前のことがなくなると、生きることが怖くなる、不安になる。でも誰かが助けようとしてくれる。助かるように社会ができている。なくなったと思っても実は残ってる。

だから当たり前のことに感謝をしよう。
だから当たり前の幸せのためにルールを守り、過ちを未然に防ごう。

感謝の気持ちが心を温める。
感謝の気持ちが無かったもの、見失ったものを照らす。
感謝の気持ちが明日への道を示す。
感謝の気持ちが

感謝の気持ちが自分を救う。
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11月28日 3期生ゼミ記録(岡田)

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 こんにちは。3期生の岡田です。先日のゼミにて、模擬授業をやらせていただきましたので、今回はそのことについて書きたいと思います。

 私が行ったのは、第3学年の理科「太陽とかげの動きを調べよう」という単元の第1時です。理科の授業はやったことがなかったため、迷いながら考え、固め、行いました。

 それぞれのかげの概念がバラバラであることに気付くことや、意識したことがなかった部分に意識を向けることなどを狙い、いくつか指示をして絵を描いてもらいました。
その方法に自信はなかったのですが、良いと言ってもらえる部分があったり、より良くなるための方法を教えてもらったりしたことによって、今回の授業に少し自信がつきました。

 新たな学びを得るためというのはもちろんですが、自信を持つためという面でも、とても有意義なことをしていると感じました。もう私が授業をする回はありませんが、残りの授業者の力となれるよう、尽力したいと思います。(岡田)

12月1日〜3日に行われた岐聖祭を終えて(竹内)

 こんにちは。4期生の竹内です。5期生が入ってきて、去年の自分を思い出し、4期生が初めて顔を合わせた時を懐かしく感じました。後輩も入ったということで、玉置ゼミの先輩として恥ずかしくないよう頑張っていきます。早速ですが、『書くことによって学ぶ』というゼミ方針通り、今日は最近あったことを書きたいと思います。

 先日、岐阜聖徳学園大学では、『岐聖祭』という大学祭が行われました。
自分は3年間大学祭実行委員会として、運営をしてきたのですが、最後の年の今年は本部7人のうちの一人として1年間頑張ってきました。

 どうすれば岐聖祭に人が集まるのか、そのためにはどのようなPR活動をすればよいのか、など大学祭運営に関して考えたり、総勢260名近く居る実行員の子たちにも楽しんでもらうためにイベントを計画したり、本部の7人で話し合って、主体的に考えて行動することばかりでした。やってみないと分からず、答えがないなかで、理想の結果に近づけるための試行錯誤に難しさを感じましたが、そういった時間が楽しく、学祭での3年間は大学生活の一番の思い出でもあります。

 自分は四部署あるうちの一つの部署の長をやらせていただいたのですが、みんなをまとめ、様々な意見を聞いて、納得いく結果を出そうとしてきたことは、教師になるうえで活かしていきたいと思います。最後まで入学するか迷っていたこの大学ですが、大学祭実行委員会に入り、たくさんの人と出会えたことで、あらためてこの大学に入って良かったと思いました。

 21回岐聖祭を開催するにあたり、広告協賛をしてくださった企業の方々やたくさん動いてくださった大学職員の方々、その他関係者の方々には感謝しかありません。また玉置先生にも自分が大学祭を優先してしまい、色々とご迷惑をおかけしてしまい、すみませんでした。大勢の方の力があってこそ成り立つものだと実感しました。本当にありがとうございました。(写真は12月2日の中夜祭でのレーザーショーです)(竹内)
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「出張!授業深掘りセミナー」,「第九回教育と笑いの会」に参加して(2)(石川)

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 皆さんお久しぶりです。2期生の石川です。

 この記事は,『「出張!授業深掘りセミナー」,「第九回教育と笑いの会」に参加して(1)』の続きになります。内容に繋がりはあまりありませんが,(1)も読んでいただけると幸いです。

 (2)の記事では,「第九回教育と笑いの会」について書こうと思う。この会は,『教育と「笑い」の会』ということもあって,学ぶ中でも笑うことがメイン。開始前アナウンスで,「本日は,空席以外満席となっています…」というアナウンスから仕掛けの多さを感じる。

 先ずは,玉置先生のあいさつ。そして,野口先生,志水先生,野中先生と3人続けて教育漫談。さすが,どの方も話すのが上手すぎる。特に,野中先生の「3・7・30の法則」に絡めた迫真の演技は食い入るように聞いてしまった。次の学級開きではぜひ真似をしようと思う…。第一部の最後は学校RR。大西さん・斎藤さんの軽快なテンポの「あるある」では,思わず「あるある」と言ってしまうほど。

 その次には,会費のほとんどがここに使われている(笑)という,プロの落語。「愛狂亭三楽さん」から始まり「柳亭小痴楽さん」「桂雀太さん」の落語。言葉だけでこんなにも想像させ,楽しませることが出来る落語の世界にどっぷり浸からせていただいた。普段,CDで落語を流しながら通勤することもあるが,生の落語は迫力が違う。多くの著名な方が「落語を聞きに行きなさい」という理由が分かる。

 最後は,「教育における笑いの効用」というシンポジウム。個人的にはここが一番面白かった。玉置先生の絶妙な司会に加えてパネリストの柳亭小痴楽さんのキャラクター,桂雀太さんの腕等々…。言葉を発するたびに笑いが起こり,笑いの中でしっかりとした学びがあったと思う。聞くばかりだと思っており,全くメモを取っておらず,後でかなり後悔するほど…。

 と,いうことで,私の記憶から無くなる前に記録を残そうと思う。基本的には柳亭小痴楽さん,桂雀太さんが学校寄席を行いに各学校へ行った際の話になる。

・「メリハリのある学校」はウケもよく,非常によく笑う。
・「教職員のあいさつがない学校」は,ダメ。
・「緊張」と「緩和」の連続。
・「師匠」と「先生」の違い。
 →「先生」は,「Aまで行け」と言い,Aまでの行き方を教えてくれる。
 →「師匠」は,「ここ(A)まで来い」と姿で見せる。
・「先生」から「師匠」へ。そのような時代の教育は素晴らしかった。
・「台詞」は盗むな「間」をぬすめ。
・落語という伝統芸能の「繋がり」等々…。

 箇条書きだけでは何のことか分からないと思うが,簡単に要約すると「教職員や子ども達に基本的な礼儀や学習規律(ここでいうメリハリ)が備わっていない学校では笑いが起きない。」ということである。教育においての笑いは,有田和正先生が「一時間で一回も笑いの無い授業をした教師は逮捕する。」と言うほど重要なものである。その「笑い」が,一見関係なさそうなメリハリの有無によって起こりにくくなるとなれば,日ごろの生活指導などがいかに重要になってくるかが良く分かる。

 すべての会が終わり,最後の〆として松井先輩と名古屋駅で中華料理のお店へ。このような縦のつながりが強固なのも玉置ゼミの特徴。百薬の長(お酒)と一緒に餃子や炒飯を堪能。最後の最後まで,非常に充実した一日を過ごすことが出来ました。

 セミナーや会を運営してくださった玉置先生をはじめとする皆さん,ありがとうございました。

 (書くことそこまで得意ではない私のよくわからぬ記事を最後まで読んでくださり,ありがとうございました。今回の上手く伝えられない学びが,少しでも共有できていれば幸いです…。)(石川)

「出張!授業深掘りセミナー」,「第九回教育と笑いの会」に参加して(1)(石川)

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 皆さんお久しぶりです。2期生の石川です。

 いきなりですが,最初に新たな玉置ゼミメンバーになる5期生や,私のことを知らない方へ簡単に自己紹介をしようと思います。

 私は,玉置ゼミの2期生として,昨年度(2017年度)に卒業した石川です。ゼミにいた頃は2期生の(なんちゃって)ゼミ長をしておりました。現在は,愛知県のどこかで講師として教員1年目を苦しみつつ楽しんでいます…(笑)。名前くらいは覚えていただけると幸いです。

 さて,今回は久しぶりの記事で12月1日(土)に行われた「出張!授業深堀りセミナー」,「第九回教育と笑いの会」について書こうと思います。非常に濃い学びをさせていただいたので,学びの共有を…ということです。

 先ずは,午前中に行われた「出張!授業深堀りセミナー」について。私は朝8時ごろから電車と地下鉄を乗り継いで会場に到着。そこで偶然1期生の松井先輩と合流。今回の授業者は野口芳宏先生。普段の授業深堀りセミナーでは,子ども『役』に授業を行うのだが,なんと今回は本物の子どもに授業を行うとのこと。

 30分と言う授業時間の中で行われたのは,国語の「うとてとこ」という詩の授業。開始から野口先生らしく厳しい言葉が飛び出す。

「手は《挙げる》。手を《曲げる》ではない。」
「声が小さいのはダメ。伝える意識が足りない。」
「先生の言うことを聞けば,どんどんいい大人になります。」
『教育とはそのままにしておかないこと』
『分からなさの自覚』を

 始めは,普段聞きなれない厳しさに子ども達は押されているように見えた。野口先生は,勢いに押されてあまり反応のない子ども達に苦戦している様子。しかし,野口先生の譲らない姿勢にだんだんと子ども達が食らいつき…。30分の授業はあっという間だった。

 授業後は玉置先生が進行をし,授業の深掘り。深堀りは野中信行先生の「野口先生の授業はまさに『向上的変容の連続的保証』がなされている。」との言葉で口火が切られた。ここでの学びをメモ程度に紹介する。 

・野口先生の授業は「向上的変容の連続的保証」がなされている。
・「出来ないことを出来るようにするのが授業」
・「教育」は「そのままにしないこと」
・「味噌汁ご飯授業」
・「分からなさの自覚」…分からないことを隠すのは間違い。
・「嫌われたくない…」と言う『教師の弱さ』
・「常時善導」
・「厳しさのない授業」,「逃げることのできない厳しさ」等々…。

 書ききれないほどの学びの中から,今回のキーワードは,間違いなく『教師の弱さ』だったと思う。『教師の弱さ』とは,授業において「嫌われたくない…。」「嫌いな教科にさせたくない…。」と言う気持ちから,厳しい指導が出来ない『心の弱さ』のこと。私自身,子ども達のことを思って厳しく指導をしたい反面,心のどこかでブレーキをかけてしまう事がよくある。野口先生は「否定されない子どもは成長しない」と話されるが,その「揺るがない心」が難しい…。

 上記の様に,午前中の「出張!授業深堀りセミナー」だけで,十分すぎるほどの学びをすることが出来た。その後,松井先輩と会場から徒歩10分ほどかかる蕎麦屋さんで昼食。私は温かいそばの上に鴨肉と焼き目のついたネギがのった「鴨南そば」を注文。午後の「第九回教育と笑いの会」に備える。

 (思いの外記事が長くなってしまったため,2部構成で投稿しようと思います。長々とメリハリのない記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。気が向いたら次の記事も読んでみてください。)(石川)

11月28日 3期生ゼミ記録(静谷)

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 こんにちは。3期生の静谷です。今回は、11月28日の3期生ゼミで山下さんが行った模擬授業についてまとめていきます。

 山下さんは、4年生国語の「『ことわざブック』をつくろう」という単元をやっていました。

 授業では、実際に覚えたことわざを日常生活でも使えるようにするために、ことわざを使った短文を作り、その後みんなで「ことわざかるた」で遊ぶという流れでした。

 模擬授業後の話し合いでは、「小学校4年生の段階でどれだけことわざを知っていればいいのか」について話し合いました。結論、まずは教科書に載っていることわざを子どもたちに教える。そこからことわざ名人になるために、もっと教師がことわざを子どもたちに触れさせる、という結論が出ました。ただ、今回の授業でのねらいは、日常生活でも使えるようにすることだったため、教師が子どもたちに教えることわざも実際の日常生活で使えることわざを選ぶことも大切であると感じました。

 山下さんは本当に話しが上手く、独特の雰囲気とテンポで授業を進めるため、子ども役のわたしたちもどんどん山下さんの授業に惹きこまれていきました。自分独自の雰囲気やテンポを持って話すことは、本当に強みになります。わたしも山下さんを見習い、独自の話し方を身に付けたいと思います。山下さん、お疲れさまでした。(静谷)

授業深掘りセミナー・教育と笑いの会に参加して(高橋・加藤奨)

 こんにちは。4期生の高橋と加藤奨基です。今回は、12月1日に参加させていただいた、授業深掘りセミナーと、教育と笑いの会で学んだことについて、書きせていただきます。

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 こんにちは。4期生の高橋です。12月1日に行われた、授業深掘りセミナーと、教育と笑いの会に参加させていただきました。今回は、特に野口先生の模擬授業を見て学んだことについて書いていきたいと思います。

 野口先生の模擬授業を見させていただいた中で、印象に残っている言葉が2つあります。

 1つ目は「分からなさの自覚」です。これは授業の中で何度もおっしゃっていた言葉です。分かった人は◯、分からない人は×を付ける◯×法を要所要所で用いて、子どもたちに自分の立場を明確にさせていました。そこで野口先生は、「分からないことを自覚しないといけない」とおっしゃっていました。 「分からなさの自覚」をすると「分かりたい」という気持ちになってくるのだそうです。子ども自身に、自分は分からないんだということを認めさせることで、自然と知りたいという気持ちが湧いてくるのだと思いました。

 また、子どもたちが「分からなさの自覚」をした後の言葉も印象的でした。「分からないの自覚をすると、分かりたいと思ってくるよ。」「よかったなぁ、今日来て。」「間違いが分かるのはいいこと。」などの言葉で、分からないと言ってもいいんだということが、授業の中で確かに保障されていたことが子どもたちにとっては良い環境づくりになっていたのではないかと思いました。

 2つ目は「教育はそのままにしないこと」という言葉です。その言葉の通り、野口先生は模擬授業の中で、読むときの声の大きさ、手を挙げるときに肘や指を曲げないこと、発言のときの声の大きさなど、子どもたちが出来るようになるまで妥協せずにやらせていました。特に、黒板に書いた文字(詩の一部)を読むときには、1回や2回ではなく、野口先生が求めている姿になるまで何度も何度も声を出させていました。常に善くし続ける、出来ないことを出来るようにするという野口先生の言葉がまさに現れているなと思いました。その他にも、厳しさの中にも、表情や価値付けをする言葉からあたたかさや愛情が感じられ、優しいだけ、厳しいだけの教師ではいけないのだということを感じました。

 今回も野口先生の模擬授業、検討会、そして教育と笑いの会と、とても濃い時間を過ごさせていただきました。このような機会を与えてくださった玉置先生をはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。(高橋)

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 こんにちは、四期の加藤奨基です。今回は12月1日に行われた「教育と笑いの会」の、「野口芳宏先生の授業深掘りセミナー」からの学びについて記事にさせていただきます。

 今回の先生の授業でやはり印象的だったことが、「向上的変容の連続的保障」についてです。実際に見せていただいた先生の授業では、以前からお話に聞いたり、本で読んだりしたように「分からない・できないを自覚して、分かる・できるにすることが授業である」という信念の元に授業が展開されていました。その後の深掘りでもあったように、野口先生は子どもに求めたことを決して妥協せず、引かない姿勢で追究され続けていました。野口先生のこの姿勢には、先生に特有の迫力があり自分が授業を受ける立場だったらかなり気圧されるだろうな、と感じました。ですが、先生が迫力を持って様々な子を厳しく追究していくことで、他の子の意見に興味を持ちながら授業を受ける子どもの姿もありました。まだまだ先の話になりますが、自分も教師になった時には、「これだけは譲れない」というものを持ち、決して妥協しない、引かない信念を持って教育に臨みたいと感じました。

 深掘りの時にもう一つ印象的だったことが、志水先生の「子どもが『いいです』と言ったら、『本当にいいのか』と問い直す」ということです。この「いいです」という子どもの発言は教育実習でずっと見てきて気になっていたので、志水先生の「子どもが先生に配慮してしまっている」ということを聞いてとても納得しました。子どもが本当の意味で「いいです」ではなくなった時に教師がどのように切り返せるのかが、子どもの力をつけさせることに繋がっていくということを学ぶことができました。

 今回の「教育と笑いの会」では本格的な落語と、「深掘りセミナー」では譲らない信念のある授業を見させていただくことができました。セミナーではいつも新しい発見をすることができます。授業を見せていただいた野口先生、このような機会をくださった玉置先生をはじめとする関係者の皆様、本当にありがとうございます。(加藤)
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近況報告(安藤)

 こんにちは。4期生の安藤です。まだ先日のセミナーの記事も書けていませんが久しぶりに四方山話を書きたいと思います。

 今日は、近況報告をしようと思います。結論からいうと、忙しさに追われて気持ちがいっぱいいっぱい!もう無理!!しんどい!!っという感じです(笑)こんなの記事に書いてもいいのか…誰も面白くないよな…と思っていましたが、そんな状況だからこそ誰かに気持ちを吐き出すつもりで四方山話に書いてみようと思います。

 実習が終わったのも束の間で、最近は私が参加している、フレンドシップという活動(子どもと一緒に農業やレクなどをします)があと三日後に迫っており、その準備に追われています。私はリーダーをやらせてもらっていて、本当に忙しくも貴重な経験をさせて頂いています。…と、頭では理解してはいるのですが、降りかかってくる仕事量や鳴り止まない携帯の通知、全休も空きコマも返上しての会議、期日までに企画を取りまとめなくてはならない責任感に押し潰されそうになり、どこにいても何をしていてもフレンドシップのことで頭を悩ませねばならない状況で、「どうして私がここまでしなければならないんだ、もう嫌だ…」という境地まで来てしまいました。

 リーダーである以上、活動を盛り上げていきたいので、頑張っているメンバーに愚痴はこぼせませんし、会議進行する時は笑顔で前に立ちたいと私は思っているので、しんどい自分の気持ちを外に出さないようにすることも中々大変です。その上、アカデミーも始まり教採の勉強もしたい、レポートや課題をする自分の時間も確保したいのにその時間が中々確保できないことも気持ちの余裕のなさに拍車をかけています。

 それでも子どもたちにいい企画を提供するために、忙しさに負けず、私は最後までリーダーという立場で自分の力を発揮したいと思います。切羽詰まっている時こそ人としての器量が試されると思うのですが、そんな人にどうやったらなれるのでしょうか。玉置先生のような器が大きい人になれたら、そんな時もドーンと構えていられるようになるのでしょうか。3日後リーダーを終えた時、自分はどんな気持ちになるんだろう、と疑問ですが、リーダーを、フレンドシップをやって良かったと思えるよう、あと3日がむしゃらに頑張りたいと思います。(写真はフレンドで育てた大豆です。昨日収獲できました。)(安藤)
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12月3日 岡崎市立額田中学校、形埜小学校での学び (安部)

 こんにちは。4期生の安部です。先日、岡崎市の額田中学校での玉置先生の飛び込み授業と形埜小学校の授業研究会に参加させていただきました。三河地区である岡崎市のセミナーに初めて参加させていただき、自分の地元に近いため、親近感を抱くとともに、多くのことを学ばさせていただきました。


午前中の玉置の飛び込み授業では、初対面の中学1年生の生徒に、「いいか、今から先生の名前を一回だけ言うぞ、よく聞けよ」という独特の自己紹介から入り、「分かったら分かったという顔を、困っていたら困ったという顔をしてくれよ!」と場を和ませつつ、生徒一人一人が素直な気持ちで主体的に授業を受けられる工夫をしているのがさすがだなと思いました。


 今日の授業の題は「17番目の秘密」というものでした。数字の並びの規則性を見つけるという、一見、クイズのようなものでしたが、その中に、仮説を立てて、それを検証する方法、決まりを見つけるときには、一方を小さい順に並べていくと規則性を見つけやすいということ、数学は無駄なものを減らしていくものであることなど、教科書の範囲を超えた数学的な見方や考え方を指導されていました。


 また、玉置先生が繰り返し強調しておっしゃっていたのが、「クラスやグループなど仲間同士で学ぶことの大切さ」です。4人グループの体型にし、それぞれのグループで規則性を見つけさせる場面では、「黙ってずっと考えていてはダメ、こうしたら、ああしたらってつぶやくのがいいよ。」と指導されていました。仲間ととに学ぶことの価値を教え、体感させる授業を日々繰り返しことで、「主体的で対話的な深い学び」の実現につながっていくのだなと思いました。授業最初に「17番目の秘密」という言葉から何も浮かばなかった男子生徒が、授業終わりには「(17番目の決まりがみつかって)あ〜なるほどってなりました。」と、素直な気持ちを言っていたことからも、最初分からなかったことを仲間と共に学ぶことで分かるようになる、深まるという実感をさせることが大切だなと改めて感じました。


 午後に伺った形埜小学校は山の中にある学校で、全校生徒がわずか50人ほどでしたが、人数が少ないからこそとても温かい雰囲気が学校全体に広がり、子供同士の繋がり、先生と子供の関係はとても良いものでした。玉置先生の落語を聞いて、何も考えることなく大きな声で笑う子供たちの様子を見て、とても微笑ましかく感じました。

 同じ地区の小学校でしたが、自分の小学校とは環境が全く異なり、学校全体の雰囲気も全然違ったので、驚きましたが、こんな学校もあるんだな、と実際に足を運び、学び得られたことはすごく良い経験になったと思います。教員になった後も今日の経験を忘れないようにしたいと思います。


 このような機会を与えてくださった玉置先生、そして額田中学校、形埜小学校の皆様、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。(安部)


※後日、玉置先生の飛び込み授業の詳細をゼミ生3人でまとめてアップする予定です。
※下の通信は、額田中学校長が発行されたものです。ここをクリックするとご覧いただけます。
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北名古屋市立白木中学校命の授業に参加して (加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今回は北名古屋市立白木中学校で行われた「命の授業」に参加させて頂いて感じたことを書きたいと思います。

 この授業は全校生徒参加で体育館で行われました。最初は菱川さんのアイスブレイクもあり、緊張がほぐれた様子で臨んでいましたが、授業が進むにつれて、生徒はより真剣な眼差しでお話を聞いていました。

 僕の祖父も膵臓癌を患ったことがあり、何度かお見舞いに行きましたが、毎日がきつそうだったのを思い出します。講師の向先生のお話の中にはとても生々しいお話もありました。それもまだまだ社会の中でがんに対する理解というものが足りないからではないかと僕は考えます。生徒の中には向先生のお話を機にがんについて初めて考えたという生徒もいたと思います。自身の実体験を用いた向先生のお話は自分の中でもより深く命について考えるきっかけとなりました。

 特に中学生にとってはとても貴重な体験ができたと思います。自分が中学校の時にはこのような授業もなく、中学生という悩んだりする思春期の時期だからこそこのような機会を大切にすべきだと感じました。

 また、向先生が病院を楽しくするための活動をされていると聞いてその行動力に驚きました。心の中で思っていてもなかなか実行できない時があるにもかかわらず、自分の辛い経験からそれを変えようとする心にとても感動しました。僕も向先生のように誰かの幸せを願って頭に描いたことを行動に移せるような人間になりたいと思いました。

 玉置先生を始め、向先生、白木中学校の多くの先生方、ありがとうございました。(加藤諒太)

中学校実習を終えて 4期生(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。中学校実習が終わって1週間が経ちました。もう1週間かぁ、としみじみ感じる毎日ですが、やはり寂しい気持ちが取りきれないですね。

 お礼状やクラスに向けて手紙を書いていると4週間の思い出が甦ってきて、改めて寂しさを感じるとともに、充実した4週間だったなぁ、と感じます。

 中学校実習では全部で9時間の授業をやらせていただきました。毎回授業が終わるたびに、担当の先生からとても丁寧に熱心なご指導をいただき、私自身、最初とは比べものにならないほど成長することができました。発問、指示は分かりやすく、明瞭であること、授業を深めるためには生徒の発言に対して「切り返し」が必要であること、机間指導は意図的に大きな声で、大袈裟に、話しながら回ることで、全体に広げることができるなど、本当に多くのことを学ばさせていただきました。1回1回の授業が必死で、気の抜けない毎日でした。担当の先生から「スポンジみたいに吸収力があるね。」とお褒めの言葉をいただき、とても嬉しくて、少しでも先生の授業に近づきたいとさらに頑張れました。

 もう一つ、私はこの実習で、大きなものを得られました。それは技術的なことではなくて、心に残るもの、1年1組の先生として、学級のみんなと真剣に本気で向き合えた時間です。最後の別れの日、生徒とのお別れが悲しいという気持ちよりも、もっともっと学級の成長する姿、一人一人が変わっていく姿を見たい、という思いが強かったように感じます。そのくらいクラスに思いをもって、生徒と関わることができました。朝の会、帰りの会、合唱練習、給食の配膳、片付け、掃除など色々な場面で1組の先生として、思いを込めて、真剣に、本気で指導させていただきました。最初は一人一人の生徒に認めてもらえず、もう関わりにいくのをやめようと思ったこともありました。でも、毎日めげずに働きかけていると、少しずつ、少しずつ、認めてもらえるような感じがして、一人一人の気持ちが変わっていくのが分かりました。一人一人の、そしてクラス全体の変化を肌で感じられました。

 本当に喜怒哀楽の激しい4週間でした。中身の濃い4週間でした。終わって1週間経った今も、余韻が抜けません。 すごく貴重な体験をさせていただきました。

 あっという間に小学校実習、中学校実習が終わってしまい、あれほど実習を身構えていた夏休みを懐かしく感じます。実習を終えてみて、教員になりたい気持ちはますます強くなりました。実習で出会った先生、児童・生徒は私の心の中にずっと生き続けると思います。恵まれた環境で実習させていただいたことに感謝し、これからも励んでいきたいと思います。1人でも多くの子どもを笑顔にできる先生を目指して頑張ります!

 関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(安部)

蟹江小学校 校内道徳の研究授業と研究協議に参加してみて(小谷川)

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 こんにちは、今回特別に参加させていただいた小谷川優衣です。蟹江小学校での研究授業とその協議について書かせていただきます。

 研究授業は実習などで色々と見てきたことはありましたが、先生方での研究授業を通しての協議に参観というのは今までなかったのでとても新鮮なことが多く勉強になりました。

 協議での意見の出し方にも、今回の蟹江小学校では付箋を用いて、様々な意見が出やすくまた逆に皆が同じことを感じたというのも付箋の数で表すことが出来ていたのでとても議論しやすいように工夫されていたのが印象的でした。また批判ではなく、良いところを出していたり、全体で話し合う時も自分だったらどうするか、この部分は取り入れてみたいと思ったなど、その場にいる全員で研究授業を通して道徳を教えることについて考えているように思えました。

 そして今回の研究授業から道徳について私自身も多くのことを学ぶことができましたが、特に私自身改めて感じさせられたことは道徳の授業では事実よりも心情が大切だということです。私も先週まで教育実習を行なっていて、道徳の授業はとても苦戦しました。どうしても内容の読み取りになってしまったり、教材の意図から少し外れてしまったり、考えれば考えるほどわからなくなる教科であると実感しました。

 今回の研究授業でも読み物を登場人物で2種類に分けて、それぞれ読ませて互いの状況がわからない状態にしてすれ違いについて考えさせるという内容でとても新しくておもしろいと思いましたが、そのおかげで時系列を確認するのに時間を使ってしまい、また子どもたちのどうすればすれ違いが起こらなかったのかという意見でも事実ばかりがあがっていました。

 教材から子どもたちにどのような気持ちを持たせたかったのか、どのような子どもに育って欲しいのか何を学んで欲しいのかを念頭におくことが道徳の授業では必要であること、そしてそれを考えるとこの話から相手のことを思いやってこのような行動をするなどの意見を子どもから出してあげたいということになり、そのためには時系列の時点でもう少し気持ちの部分も入れてあげたりなどの改善点が出てきました。また、せっかく読み物を2種類に分けるという工夫があったのでそれをどれだけ生かすことができるのかなど良い部分をもっとより良くできたのではないかと色々な考えも持つことができ、勉強になりました。

 答えがないからこそ様々な工夫ができるし、考え合うこともでき、そういう面で難しいと感じることもあるけれど、常に良いものを追求していけることはとても素晴らしいことだと、道徳の授業を作っていくことの良さを感じることができました。実習での道徳授業の経験や、蟹江小学校での協議で学んだことなどを踏まえ、子どもの心を育てていくという意識の下、自分だったらどのような授業を描いていくかと考えてこれからも積極的に道徳と向き合って学んでいきたいと思います。(小谷川)
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