4月15日大久保君の発表から(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。4月15日ゼミ発表から、大久保君の授業記録を書かせていただきます。学校が好きか嫌いかを問う導入から、展開では不登校に焦点を当て、「学校に行く意味は幸せになること」をまとめとする流れでした。

 今回の大久保君の模擬授業から学んだことは、教師の表情です。大久保君の笑顔は生徒役の私たちが気軽に質問したり話し合いをしやすい環境を作り出し、明るい雰囲気の中で授業を受けることができました。先生の表情が明るいと生徒側の反応が良く、授業もやりやすくなります。

 しかし、玉置先生から「一番伝えたいところで教師が笑顔だと児童・生徒側はそれを軽く捉えてしまい、曖昧な授業になってしまう」という助言がありました。教師は授業中いつも笑顔でいることがいいのではなく、時と場合に合わせた表情の変化が求められるということを学びました。

 ゼミの活動を通して授業を行う難しさを実感しておりますが、模擬授業をもとに5期生全員で気づいた点を話し合いながら学びを深めていく、とても充実した時間となっています。これまで出てきたゼミの仲間の意見や玉置先生の助言をもとに、模擬授業の準備をしていきたいと思います。(中西)

4月15日5期生ゼミでの学び(大久保)

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 こんばんは! 5期生の大久保です!今回はゼミでの発表を通して学んだことを書き記していきます!

 私は滝川一廣さんの「学校へ行く意味・休む意味 不登校ってなんだろう?」という著書を読んで、授業形式で紹介しました。授業形式での発表を通して学んだことを書き記す前に今回読んだ本について軽く紹介します。

 この本は、不登校がどうして起きるかという理由を教育が生まれた時代まで遡って、学校が出来た経緯、その時その時の社会の流れを踏まえて学校へ行く意味とは何か、休む意味とは何かを丁寧に書いています。

 この本を基にゼミでは不登校が起きる理由、学校へ行く意味を小学生向けに考えてみました。

 初めての授業形式、たくさんの反省点がありました。まず1番大きな反省点としては、子ども(ゼミ生)の発言に対する受けが早かったということです。指名して子どもに考えを言わせた時に、まだ喋っている途中にも関わらず、自分の狙い通りの発言が出た時に待ってましたと言わんばかりに早く反応してしまいました。

 これまで玉置先生の講演で聞いてきた「物わかりの悪い教師になれ」という教えを実践することが出来ませんでした、子どもの考えをこちらで汲み取って、勝手に解釈してしまうのは子どもの考えを奪ってしまうことに繋がります。

 講演を聞いている時には正直意識すれば出来そうだなと甘い考えを持っていました。しかし、実際授業をしてみると子どもが何を喋るか、それに対する反応をどうするか、授業の進み具合など見るポイント考えるポイントがたくさんで、講演で学んだきたことを生かす余裕がありませんでした。

 次に玉置先生にご指摘いただいて学んだことについてです。私は授業の終末で、説話のような形で子どもに私なりの学校に行く意味を話しました。

 授業後の反省で玉置先生から「折角いい話をしていたのに、表情がいけなかった」とのご指摘をいただきました。私はその話をしている際、ずっと笑顔でいたのです。そして、玉置先生から話をするならそれに合った表情をしないと子どもに落とし込まれないといったことを教えていただきました。考えてみると口では子どもに思いの丈をぶつけていても、顔がヘラヘラしていては本当に伝えたいことは伝わらないと思います。私は授業は笑顔が大切と思っていたのですが、しっかり表情を使い分けることが必要だと、とても勉強になりました。

 授業後にはゼミ生にもたくさんの意見を貰いました。どれも勉強になるものばかりで、本当にすごい人たちと学んでいるんだな思うと同時に私の置かれている環境はなんて恵まれているんだと感謝の念を抱きました。

 今回私の授業を受けてたくさんの意見をくれた5期生、お忙しい中授業を見ていただいた玉置先生、本当にありがとうございました。今回の反省を生かして、次の発表はより良いものにしていきたいと思います。(大久保)

5期生ゼミ 木下智尋さんからの学び(生田)

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 こんにちは!五期生の生田朋也です!今回は五期生ゼミでの木下智尋さんからの学びについて書いていこうと思います!

 「教師に必要な3つのこと」(野口芳宏)からの学び
ということで野口先生の本を紹介してもらいました。その中でも木下さんは「禁止主義に走らない」という内容をピックアップして話ししてくれました。

 禁止と聞くと正直うんざりします。小、中、高いつでもあり、そして沢山あったと思います。さらにその中にはなんで?と思うような物もあります。てかそんなような物ばかりです。

 ここまでは生徒目線で書いてきましたがここからは教師目線で書いてみようと思います。

 そうするとどうでしょう。生徒を縛りたくないけど禁止事項を作りたくなる気持ちが急に出てきます。

 「罰すれば罰があるよ?」とすれば生徒が言うこと聞きますもんね。しかしこれでは違和感しか感じません。

 そこで木下さんは「禁止をすることで多くのことを自らで経験、体験すべき時期にできないということが起こり得ます。それらを防ぐためにも『禁止』という切り札を使うべきかどうかは丁寧に検討すべき」これはとても納得できました。禁止を切り札。そして普段は禁止ではなく注意。

 たしかに禁止は必ず必要なものであることは間違いないです。しかし注意とすることで、子どもの体験は多く広がり、さらに禁止は子どもの自尊心を多少は欠く行為ではあるので、注意とすることでそれを守る言い換えれば子どもを信用しているということをしっかり示していることにもなります。

 自分もそうですが禁止禁止といわれることも嫌ですし、禁止主義の教師にもなりたくないです。児童を信用できる、ということも教師の技量だと思っています。禁止主義に走らず、注意できるような教師になりたいです。ありがとうございました(生田)

4月15日のゼミ活動から学び得たこと(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。

 今回は4月15日に行ったゼミの活動について記します。このゼミの活動とは自分の読んだ本を授業風に発表するという活動で、前週同じゼミの仲間である4人の発表を見て難しそうだなぁと思ってはいましたが、実際にやってみると想像以上の難しさでした。しかし、多くのことも学び得ることができました。今回は学び得たことを二つに絞って記したいと思います。

 一つ目は「読む時間を与える」です。わたしは資料として漫画を一人一人に配ったのですが、その際児童が読み終わってない間に教師役である私が漫画の内容を要約して話し始めてしまうことがありました。ここでは、児童に漫画をしっかりと読ませて内容を自分で把握させることが大切であったということに気づかされました。

 二つ目は「AとBの比較を出す際にはさもどちらもあっているように出し、どちらかをあからさまにひいきしない」です。私は比較を出す際に児童にBを選ばせたかったので、Bをひいきしてお題を作りました。しかし、AとBをどちらも合っているように作ることで、どちらが良いかを聞いた時に人数が分かれて、より面白い授業ができたのではないかと感じました。

 発表時間は15分でしたが、その15分間で多くのことを学ぶことができました。次の発表では今回の反省や学んだことをいかせるような授業をしたいと思います。(木下)

4月17日第4回ゼミ記録(関口)

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こんにちは。4期生の関口です。
今回は4月17日(水)に行われたゼミの記録を書きます。

▷論作文について
・字数制限を守る(願書指導とは違うため、ギリギリまで書かなくてよいが、5.6行はまずい)
・問題文に沿っているか
・具体的か(3つ挙げず2つに絞って具体性を出す)(「指導する」だけではなく、「どのように指導する」かを書かなければならない)
・傍線を引く効果について書かれているが、自分の書いた論作文に線を引かなくてもよい

▷学校にスマホを持ち込むことに対して
・大阪市 災害の連絡ツール
・授業での応用は理想だが、それについて大阪市はまだ触れてない

▷スマホ持ち込み禁止の条例について
「学校に必要ないものは持ってこない」
いちいち言わなくても判断できる
そういう力をつけるのも大切

▷ネット依存する子供への手立て
・時間で制限するのが理想だが難しい(自分の意見に対しても難しいとつけていい)
・理想論ばかりだと親は離れていく
・子供のネット依存は保護者から知る
→保護者に頑張ってもらう(事例を伝える)

4月8日第1回5期生ゼミでの生田くんからの学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です!今回は生田くんの授業についてまとめます。

 生田君は、『ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術(著書 松尾英明)』の教育書を紹介してくれました。

 5期生初めてのゼミ発表ということもあり、緊張している様に見えました。しかし、緊張しながらも生徒の発言に対して、頷きながら丁寧に受け答えしていたことが印象的でした。

 また、発問は選択肢が4つあり、どの子も授業に参加しやすい発問となっていました。全員参加の授業を目指すには、このような工夫が大切だと感じました。これからも、全員参加の授業をするためにどうしたらいいか、ゼミなどを通して学びたいと思います。

 最後に玉置先生のアドバイスから、生徒の発言に対して付け加えない、ということを学びました。気をつけていても、つい「あれも、これも」というように付け加えてしまうそうです。私も今後のゼミ発表で気をつけたいなと思います!

 生田くん、お疲れ様でした!(長谷川)

4月8日の杉山さんの発表から学ぶ(古川)

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 こんにちは。5期生の古川 瑛理です。今回は第1回5期生ゼミの杉山さんの発表から学び得たことについて書かせて頂きます。

 学んだことは大きく分けて2つあります。まず第1に視線についてです。授業の進行、板書、机間指導など授業中に教員のすること沢山あり、意識することも多いと思います。その中でも今回は児童・生徒に向ける教員の顔の重要性を学びました。

 笑顔で発言を頷きながら聞いてくれると発言した子どもは、自分を肯定してくれている、意見を受け止めてくれていると感じます。そのことから安心して子どもが発言できる環境づくりがとても大切であることを学びました。また、話す際の視線についても重要だと考えさせられました。今回玉置先生に教室の奥の両柱を見る意識を持つと教室全体を見やすくなると教えて頂いたので、次回の発表時にはその点に意識して取り組みたいです。

 第2に児童・生徒の発言に対しての返しについてです。児童・生徒の発言に対し、授業が思い通りに進む様どうしても一言付け加えたり、つい言い換えてしまうこともあると思います。しかしそれにより児童・生徒の意見ではなくなってしまうこともあります。その点についての注意することが大切であることを認識させられました。

 第1回からとても沢山の学びを得ることができました。再来週の自分自身の、発表では今回学び得たことを活かせるよう取り組みたいです。(古川)

3月24日復活寄席を見て(秋田、安藤、高橋、遠藤、北神)

 こんにちは!4期生の秋田です!
 先日、復活寄席で落語を見させていただきました!落語をみるのはこの日が初めてでした。先生方のお客さんをぐっと引きつける表情や、仕草、巧みな話し方など、どこか教師に通じるものがあるなと感じました。

 この復活寄席では、人とのつながりを感じました。こうやって何年たっても集まる機会があることは本当に素晴らしいなと感じました。私たち玉置ゼミ4期生も、教師になって何年経っても集まれる関係でこれからもありたいなと思いました。(秋田)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。先日開催された愛教大落語研究会OBによる復活寄席について書かせて頂きます。

 私は昨年も参加させて頂いたのですが、先生方のさすがといか言いようのない話術で、あまり親しみのなかった落語を初めて楽しむことができました。

 去年は純粋に落語を楽しんで聞かせて頂いたのですが、今年は実習や面接練習など自分が他者に向けて話をする、という機会が大変多くなり、楽しむだけでなく、「話し方」について勉強させて頂こう!という思いで落語を見させて頂きました。

 先生方の落語から1番学ばせて頂いたことは、聞き手に「語りかけるように話す」ということです。私はよく、頭に浮かんだことを一気に吐き出すように話すので話が残らず、流れてしまうと言われます。しかし、先生方は話者になりきって話しいてらして、抑揚や間が絶妙なので、聞いていて飽きない、お話の中に引き込まれる語りでした。これはセリフを暗記している段階では到達できない領域だと思います。流れを頭に入れて、自分の言葉として語りかけないとできない、とても高度な技術だと感じました。玉置先生の監修の書籍『落語家直伝うまい!授業のつくりかた』を読んだことがあるのですが、そこに書かれている、落語の話す技術が授業に生きる、という意味がよく分かりました。

 私は個人的に、光屋鶴太さんのスケッチブックを用いた明快なおもしろさが好きです(笑)また、蜆売りの話はちょっと考えさせられる内容と語りが相まって、とても胸に染みました。

 復活寄席の関係者の方々、素敵なお話を聞く貴重な機会をありがとうございました!(安藤)

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 こんにちは、4期生の高橋です!3月24日、復活寄席で玉置先生を始め、4人の元先生方の落語を見させていただきました。

 実は、去年も参加させていただいていて、とても楽しくて、また見たいと思っていたので、今年も参加できることが嬉しかったです!

 どの方にも当てはまって、初めは四方山話や最近のエピソードを、笑いを交えながら話されるスタートでしたが、お話が始まると、空気は一変しました。

 新喜劇や、コントで場面が変わるときに暗転し、明転した後にセットが変わっているように、先生方が「おい!おい!」と言えば、そこは橘座ではなく、お話の中の世界が見えるようでした。間の取り方や声色だけでセットが変わったように思わせる技術に本当に驚きました。

 抑揚や、声の強弱で女性になったり子どもになったりと、演じ分けられているのが特に印象的でした。見る人を惹きつける話術がそこに詰まっていました。私は人前で話すときどうしても単調になってしまって伝わらないことがあったり、自信がなさそうだとよく言われたりするので、先生方の話術で身振り手振りと間の取り方など、勉強になりました!
今年もただただ楽しませていただきました!ありがとうございました!

 (お土産のお煎餅も美味しく頂きました!あのお煎餅が大好きです!ありがとうございました。)(高橋)

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 こんにちは!五期生の遠藤です。今回は先日参加させて頂いた復活寄席会についてお話したいと思います。

 私はもともと落語が好きだったので、この日をとても楽しみにしていました。この会で聞かせて頂いた中で、特に印象に残ったのは、鶴太さんのしじみ売りです。話は知っていましたが、落語で聴くのは初めてでした。何度も笑いを挟みつつ、悲しい過去のある子供と、人情あふれる飛脚屋の旦那との掛け合いに引き込まれました。安定した暮らしを捨て、自ら出頭する場面などは、子供たちに是非聞かせてあげたいシーンだと思いました。
また、鶴太さん流のツルの恩返しも、成る程!と思えるものがいっぱいで、次はどんなものがくるのだろう、とワクワクしてしまいました。

 やはり、昔の人の心意気や粋を伝えるには落語が一番!と感じられる寄席でした。将来自分の学級を持った時には、子供たちにも落語を聴くよう勧めていきたいです。このような機会を下さった玉置先生、復活寄席の皆さま、本当にありがとうございました。(遠藤)

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 こんにちは!五期生の北神です。今回は先日参加させて頂いた復活寄席について書きます。

 私は落語を見るのが初めてでした。落語は敷居が高いイメージがありましたが、初めて見る私にも楽しめるものでした。特に、全ての登場人物を、声色を変えながら一人で演じられている所がすごいと思いました。ただ、より落語の面白さを知るには、本をたくさん読んで言葉をもっと知らなければならないなと思いました。来年もぜひ参加したいです!

そして、何十年たった今でも、学生時代の仲間と繋がっているって素敵なことだなと感じました。一緒に何かを頑張ったといえる仲間ほど、一生続く関係を築いていける気がします。ゼミのメンバーともそんな関係を作っていけたらいいなと思いました。また、学生時代から続けられる趣味があるっていいなと思いました。私もいろんなことに挑戦して、一生続けられるような趣味を見つけたいです。

素敵な時間をありがとうございました。(北神)


 記事のアップが遅くなってしまい申し訳ありません。
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4月15日第3回4期生ゼミ(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は4月15日の第3回4期生ゼミについて書こうと思います。

 教職教養の過去問を解き、今回はいじめについて話し合いました。

○いじめの定義
 学校の内外問わず、当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じるもの。

○いじめの未然防止
・教師がいじめは許さないという毅然とした態度をとる。
・道徳教育を充実させる。
・教師と子どもの信頼関係を築く。
・教師間、保護者、地域の人との連携で子どもを見る目を増やす。
・具体策として、下校後、教室を掃除する。掃除をする中で、机の落書きや手紙、いじめに繋がりそうな手がかりを見つける。

○いじめの防止
いじめ防止対策推進法のなかの4つ
1.道徳教育の充実
2.早期発見のための措置
3.相談体制の整備
4.インターネットを通じて行われるいじめに対する対策

○いじめの対応
・訴えてくれたことに「ありがとう」と伝える。
・先生たちがチームを組む。学年の先生や管理職の先生に伝え、同時に調査をしていく。
・いじめについて保護者に話していいか、本人に確認を取る。
 本人が拒否しても、「絶対に知らせる」こと。拒否されても説得するか、子どもには話さないことを約束して保護者に伝える。

●SNSによるいじめをどう捉えるか
・言葉の恐ろしさを伝える
・子どもからの訴えに耳を傾ける

 今回のゼミではいじめついて話し合いましたが、いじめがあった場合、「必ず知らせる」ことがとても重要であり、知らせなかった場合、後に大問題となることがあるため、子どもが拒否をしたとしても伝えていきたいと思いました。その一方で、伝え方が不適切で、信頼が崩れてしまっては元も子もないため、慎重に対応していくことも忘れないようにしたいと考えました。

 今回は全員揃ってゼミを行うことができました!季節の変わり目で寒暖の差が激しいので、体調管理には十分気をつけて生活していこうと思います!(井上)

関口さんの姿(高橋)

 こんにちは!4期生の高橋です。最近は、1週間のほとんどをゼミの同期たちと過ごすようになっています。私にとって本当に大切な場所です。

 さて、久しぶりの四方山話の本題は、そんな素敵な同期の一人、関口さんについてです。関口さんとは同じ国語専修であり、出席番号も2つ違いなので、グループ活動の時などは同じグループになりがちです。さらには、共にかなりのお笑い好きであるという共通点もあります。(笑)

 みなさんは、関口さんにどんなイメージを持っているでしょうか。

 先日、一緒に勉強していたとき、「最近ノートの字を綺麗に書くように意識しとる。姿勢も良くしようと思って」と言っていました。訳を聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

「先輩に、『自分だったらどんな先生に教わりたいかだよ』って言われて、確かに汚い字で姿勢も悪い先生に教わるの嫌やなって思って」

 私は、その言葉を素直に受け止めて、すぐに直そうと努力する関口さんは、その先輩に対しても、自分自身に対しても誠実な人だな、と思いました。私だったら関口さんみたいな先生に教わりたい!

 それから、私もその言葉がとても心に残ったので、だらけそうになったり、弱い心が出てきたりしそうになったりしたら、この言葉を思い出すようにしています。迷うことがあっても、この言葉に沿って、自分がどんな先生になりたいかを照らし合わせると、揺るがず正しい行動を選択できている気がします。こんな素敵な言葉を教えてくれた関口さん、ありがとう!

 1番初めにも書いたように、最近は毎日4期生と一緒にいる気がします。面接の場面指導の意見交換をしたり、それぞれの得意分野を教えあったりと、一緒にいて学ぶことばかりです。このことを書かないで、忘れてしまいたくなかったので、今回記事にしました。

 最後まで読んでくださってありがとうございました!(関口さんとの2ショット写真がなく、かなり前の写真です。笑)(高橋)
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4月8日 酒井さんの発表からの学び (二宮)

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 こんにちは、5期生の二宮です。今回は5期生の初めてのゼミ発表から、酒井さんの授業を記録しました。

「はじめに子どもありきー教育実践の基本−」/平野 朝久

 内容が「主体性」ということで、指導案の留意点にある指示語などを取りあげながら授業を展開していました。導入に詩を用いたりして気を引かすといった工夫が多かったです。また、酒井さんの授業には児童が嬉しいと感じるような行動が多く見られ、私も記録者ながら嬉しいと感じることがありました。例えば、共有をするとき、自分が言ったことを先生に認められる場面がありました。それに関わって、やはり価値付けが大切だと思いました。

 全体を通して学べたことは、板書の取り方です。酒井さんは一文字も取ることなく進めてましたが、板書をすることでリズムが崩れるといった原因があることを踏まえるとそれには納得ができました。ただ玉置先生は「次に使うことを書く」ということをおっしゃっていました。授業の展開に必要なものだけを板書に残すということで、とても難しいことは分かっていますが、ゼミの授業を通して少しでも身につけていきたいです。(二宮)

4月8日5期生ゼミの学び(酒井)

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 4月大学生3年目がスタートして、学生生活も折り返しに来ているのですがなかなか実感が湧きません(笑) 5期生の酒井です。

 今回は先日始まった5期生のゼミでの学びについてまとめます。

 私は3番目の発表者でした。初めてでゼミが始まる前からとても緊張していましたが、なんとか自分の気持ちを落ち着かせて発表に臨みました。自分で考えていた通りにできずタイムオーバーとなってしまいましたが多くのことを学ぶことができました。

➀比べやすい対象を比較して学ぶ
 今回私は総合学習と国語の学習指導案を比べるものとして扱った。しかし、違う教科で比べるよりも同じ教科の方が比較しやすく、飲み込みやすくもなるとの指摘をいただき確かにそうだと感じた。

➁板書とすると、見て意見を確認できるように
 文字におこすことで後で児童・生徒が出た意見に立ち返って考えを深めたり、授業の進行など周りの状況をつかむのが苦手な子どもの手助けとなったりするので今後は板書にも力を入れていく。

➂テンポよく良く進める
 指名をして発表をしてくれた人に対して丁寧に対応しすぎて進行のテンポが悪くなってしまった。進めていて自分でも今度はなんてコメントしたらいいのか困ってしまう場面が何度もあったので結果として子ども達にとっても教師にとっても煩わしさを感じる授業になっていた。発表に対するリアクションは不要ではないが、もっと経験を積んで授業のテンポを乱さない程度の塩梅を自分で見つけていきたい。

 これらに加えて他のゼミ生の発表や感想を聞いて学ぶこともたくさんありこれからのゼミが楽しみになりました。1回1回のゼミを大切にして14人の仲間と、そして玉置先生と学び合って高め合っていきたいです。(酒井)

4月8日のゼミから学び得たこと(杉山)

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 こんにちは。とうとう教育実習の年を迎えて意識が高まりつつある5期生の杉山です。早速、5期生初のゼミから学び得たことを記します。

 ゼミの活動は、教育書から学び得たことを授業風にしてみんなに伝えるというものですが、これが本当に難しいのです。僕は塾講師のバイトをしていると、自己紹介で書きましたが、この塾講師の癖がどうしても出てしまうのが、自分でも良く分かりました。どうしても講義寄りの授業になってしまい、自分の説明したいことをどんどん言ってしまうものになってしまいました。その他にも、目線の気配り、意図的氏名のタイミング、子供役の学生から出た意見のつなぎ方など、わずか15分の僕の稚拙な発表から、本当に多くのことを学べました。

 また、学生間での授業の講評でも、芯を捉えた的確な意見が多く出て、学べることの多さと同時に、玉置ゼミのレベルの高さも感じました。玉置先生からのご講評も、当然レベルが高くて、多くの教育現場をご覧になられた先生だからこその貴重なもので、納得するばかりでした。

 こんなにレベルが高くて素晴らしいゼミがまだまだたくさんあると思うと、これからのゼミもすごく楽しみです!次回の僕の発表では、少しでも学べたことを活かしてレベルアップしたものを見せることができればと思います。(杉山)

4月8日ゼミでの授業を終えて(生田)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!4/8にゼミで行った「読んだ本を授業風に発表する」について書いて行こうと思います。

 まず自分はトップバッターでやらせていただいたのですが、反省点の多いものとなりました。初めての授業ということで緊張していたこともあったのですが、学んだことをいざ実践でやろうとすると予想外の反応が返ってきたりしたりなど大変難しいものでした。意図的指名や全員参加のために質問を番号で選んだりなどうまくはいかなくとも試みることができたのは自分でも評価できるポイントではあったのですが、やってはいけないこともやってしまいました。

 1つめは生徒の発言は言い換えない。自分は欲しい答えを導こう必死になってしまい生徒の発言を思いっきり言い換えた場面がありました。2つめは1から4せっかくを全員にえらんでもらったのに意図的指名にしてしまったことです。全員にえらんでもらったのだから1から4どれを選んだか聞いていけば全員参加できたということでした。他にも玉置先生に限らず5期生のみんなに最初の授業にも関わらず沢山のアドバイスを頂くことができました。

 また他に印象に残ったのが授業と講義の違いです。玉置先生に質問したところ
「講義は1番大事な事を教える、授業は1番大事な事に気付かせる」
とても納得しました。今まで違いがよくわかってなかったのでこれから授業を考える上でとても考えやすくなりました。

 第1回でしたが、他の3人の授業の時も話し合いが盛り上がり、頭は使いますがとても楽しい時間でした。色々とリアルな指摘がその場で受けれる程ありがたいことはありません。大学の授業めんどくさがる僕が来週も楽しみになってしまいました。ありがとうございました(生田)

4月8日5期生・矢崎さんの発表から学び得たこと(宮野)

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 私は、矢崎さんの発表から、授業とは児童自身に、1番大切なことに気づかせることであるということを学びました。

 そのためには、まず教師が伝えたいことを絞ることが必要だとわかりました。何が一番伝えたいのか吟味するためには、教材研究が不可欠であると思います。また、何を伝えたいかを捉えたうえで、次はいかにその狙いに迫っていくかを考える必要があるとわかりました。

 今回、もえかさんの発表でもあったように比較を使うと、児童に狙いを気づかせやすいとわかったので、授業に取り入れて行きたいと思います。また、比較の他に、核心に迫っていける手段を学び得ていきたいです。

 全体的に発表を見ていて、発問と説明のバランスをうまく取るのが難しいと感じたので、また、セミナーを受けに行った際はその点に着目しながら、先生方の授業を見て行きたいと思います。(宮野)

4月8日初ゼミ発表からの学び(矢崎)

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 第1回5期生ゼミを受けての学びを書かせていただきます。

 最近花粉で肌が荒れて、カサカサに困り、保湿クリームを買いあさりました。矢崎です。

 5期生でゼミを受けるのは今回が初めてでした。また、私は今回発表する番でした。何もかもが初めてで、どう発表すればよいのかも準備の段階で見えてこず、とりあえず自分のできる事をやって本番を迎えました。

 私の発表順は最後の4番目で、正直前の3人の授業を見てから自分の発表順がまわってくることがプレッシャーでした。

 一人ひとりの授業が終わる度、ゼミ生がコメントし、それを受けて先生がコメントしてくださいます。当然、学びもどんどん深まっていきます。そして、案の定、私の胃も次第に痛くなっていきました(笑)。

 でも、いざ自分の発表をしてみると自分の頭の中で話したいことがゴチャゴチャにならずに話す事ができました。教室全体をみればゼミ生は私を応援してくれているし、先生はメモを取りながら私の発表を聞いてくださっているという温かい環境があったからだと思います。発表をしている時にこのゼミに入ってよかったと心から思いました。

 今回、私は講義をしてしまいました。私は伝えたいことをペラペラと全て言ってしまったのです。先生から授業というものは自分が伝えたいことを子どもたちに気づいてもらえるようにする事だと今回学びました。次に自分の発表の番が来たら気づかせるという事を意識して授業づくりをしていきたいです!

 今回学んだことを次に活かして、ゼミ生で切磋琢磨していきたいです!!次のゼミが楽しみです!!! (矢崎)

4月10日 第2回4期生ゼミ(山田)

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 こんにちは!4期生の山田です。今回は4月10日の第2回4期生ゼミについて書きたいと思います。

 今回は前回に引き続き教職教養の問題と、集団討論を行いました。

〇集団面接からの学び
「インクルーシブ教育以上に“インクルーシブ教育システム”が重要視されているのはなぜか」という議題を受けて、インクルーシブ教育について書かれたコラムを元に討論しました。

 テーマが難しくて、討論の中でうまく言えなかた悔しかったので、ゼミの後にもう一度このテーマについて考え直してみました。わたしの中でもまだ、うまくまとまっていないのですが、玉置先生や、ゼミのみんなの意見を聞いて、こうかな?と思うことを挑戦の気持ち!で書いてみようと思うので、なんか違うぞ?と思ったらぜひご指摘よろしくお願いします!

 「インクルーシブ教育」ではなくて、「インクルーシブ教育システム」が重要視されている背景には、インクルーシブ教育の概念にとらわれ、「特別支援学級の子が通常学級で共に学ぶこと」が目的になってしまっているという学校の現状があると考えます。

 しかし、インクルーシブ教育の一番の目的は、特別な支援を要する子の自立・社会参加を目指して、「教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供すること」です。だからこそ、共に学ぶという形にこだわるのではなく、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要だと考えます。

 具体例としては、この児童は算数の時間は通常学級で他の児童と共に勉強すると固定化ささてしまうのではなく、その日の様子を見て通常学級での授業の参加不参加を決めたり、給食や掃除など社会性を身につける場への参加への支援に取り組んでいくことなどが挙げられます。

 一人一人異なる教育的ニーズに最大限に応えることができるように、もう一度特別支援学級と通常学級の関わり方を見直し、インクルーシブ教育システムの共通理解、構築を確かなものにしていくことの重要性を感じます。

〈 集団討議のポイント! 〉
・講師経験者の人や、知識に富んだ人の語りに圧倒されてしまいがちなので注意
・繋がりがなくても自分の意見はとりあえず述べる
・意見をうまくまとめられなくて困ったときは、「〇〇さんの言っていたことは、〜と言うことでよろしかったでしょうか?」と具体例を出して投げかける

 今回もとても内容の濃いゼミで、多くの学び得たのと同時に、自分の課題を痛感した90分でした。今回来れなかった子も次は元気に全員揃って会えることを楽しみにしています!

3月26日美和公民館のセミナーでの学び(生田、北神、葛山)

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 こんにちは。5期生の生田、北神と準ゼミ生の葛山です!今回は美和文化会館で玉置先生のセミナーに参加させていただきました。

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 特別に参加させていただきました。新3年の葛山大輔です。3月26日に美和文化会館で行われた「教師の『困った!』を解決する授業術」について学び得たことを書かせていただきます。

 まず講義の内容から、まだ私たちが実感しえない、教師の方々が何に困っているのかということがわかりました。教師の方々が困っている多くは個人に関するものでしたが、玉置先生はあくまで集団の学級経営を大切にし、それが困ったを解決する方法であるとおっしゃっていました。学習に遅れがある子などに個別指導など、何でも一人で解決しようとするのではなく子供たちを味方につけることで学級全体だけでなく個人の問題も解決していくことができると学びました。

 また、「初任者が陥る3つ」は自分が部活で実際に行ってしまったことが含まれていたのでとても印象に残りました。上の立場の人間が仲良くしようと強く言うことを恐れてしまっては、学級やチームは崩壊してしまいます。

 僕は部活の時、「諭す」ことしかせず、練習がグダグダしてチームの雰囲気が悪くても強く「怒ら」ないで「〜じゃだめだからもっと意識をあげてやっていきましょう」という声のかけ方をしていました「諭す」のではなく「怒る」ということも時には重要で、子ども達に限らず、集団をまとめるには「縦糸」の関係をまず形成する必要があると知りました。「縦糸」はってから「横糸」をはることでバランスが保たれるというのも納得しました。

 今回の講演会は教師になってからを想像するだけでなく、今の自分に重ね合わせて聞いていました。学級もチームも一つの集団であり、上の立場の人間が陥りやすいミスも、うまくいくための言動もとても似ていると思います。また、春から3年となり教育実習を控える身としては、学び得た点を視点として、赴任先の学級が良い学級でも悪い学級でも、どんな学級づくりが教師と児童・生徒の間で行われているかについてよく観察しようと思います。ありがとうございました。(葛山)

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 こんにちは!五期生の北神です。3月26日にあま市美和文化会館で行われた玉置先生の講演会に参加させて頂きました。今回はそこで学んだことについて書きます。

 まず、個別指導よりも学級経営を優先させるということです。個別指導を優先させると学級崩壊へ繋がるからです。

 たしかに、私があまり好きではないと思っていた先生は、個別指導を優先していました。授業の途中で教室を出て行ってしまう子を探しに行ったり、授業中に他のことをしはじめる子にかかりっきりだったりして、授業が中断されることがよくありました。次第に、はじめは真面目に頑張っていた子達も頑張ろうとしなくなり、教室を出て行ってしまう子はどんどん増えていきました。

 今日の講演を通して、うまくいく学級をつくるためには、全体を大事にしなければいけないということが分かりました。やんちゃな2割の子どもにかかりっきりになってしまって、教師についてきてくれる2割の子どもや中間層の6割の子どもを等閑にしてはいけないと思います。また、マイナスな行動をしたら先生は相手にしてくれると思わせないことも大切だと思いました。頑張っていることや成長したところをたくさん褒めて、子どもがプラスの方向にいくよう指導しなければならないと思います。

 もう一つ、学級経営をする上で大切だと感じたことは、きちんとルールを決めることです。私は、子ども達に好かれる先生になるために、友達先生になってしまいそうだなと思いました。しかし、それでは学級は絶対に崩れます。まずは、教師と子どもの上下関係を基礎とするしつけや学級内ルールを大事にしなければならないことが分かりました。

 また、学級でルールを決める時は、きちんと全員の前で決めなければならないと知りました。ある子どもには良いと言ったことを、他の子どもにはだめだというような教師は信頼されません。子どもはそういう部分もよく見ている気がします。一対一で対応するのではなく、学級全員に伝える教師になりたいです。

 貴重な学びができるお時間をありがとうございました。(北神)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です!今回は玉置先生の講演会「教師の『困った!』を解決する授業技術」に参加させていただきました。

 まずこの講演会で1番印象に残ったのが「学級経営は個別指導より優先させる」です。自分はどちらかというと個別指導のが優先すべきだとこの講演会に参加するまでは思っていました。なぜかというと学級経営を行っていく上で1人でも困っていたり、やる気がなかったりしていてはその1人から派生して全体が崩れてしまうと思っていたからです。なので個別指導はなによりも優先しておこなっていくものだと思っていました。

 しかしこの考えが落とし穴だったみたいです。「個別指導を続けていれば周りの子が担任がえこひいきしているように見え、陰でその子を仲間はずれするようになり、本人は仲間はずれされている理由が先生のせいだとわかるようになり、結果先生を信じら者がいなくなる。」この話を聞いてかなりゾッとしてしまいました。小学生時代の時に隣のクラスの若い面倒見のいい先生が最初は人気あったのに、最後の方は学級崩壊してしまい一年目でいなくなってしまうという経験がありました。自分が仲良かった先生だけあって、仲の良かった友達がクラスを崩壊させていることを聞いてとても悔しかった思い出があります。

 しかし、1人のやんちゃな子を教師1人でなんとかしようとするのが間違いだったみたいです。全体→個別→全体→個別...とやっていき、子どもは失敗するのが普通ということを念頭に置いておくことがとても重要なことだと教わりました。さらに他の生徒も使ってしまうことで生徒同士での勉強に限らない学び合いをさせることで結果、全体の流れが良くなる、これは聞いていてなるほどなと思いました。意外と抜けてしまう「子どもは失敗するのが普通」を再確認することで学級経営での優先事項がわかる余裕ができるのだとわかりました。

 具体的な話と並行していてとても身に染みやすい内容でした。玉置先生、講演会の関係者様ありがとうございました(生田)

美和文化会館でのセミナーからの学び(高橋、小谷川)

 こんにちは!4期生の高橋です。3月26日、あま市美和文化会館行われた、玉置先生のセミナーに参加させていただきました。

 今回の講演は、「若い教師の困ったを解決する授業術」ということで、教師になったときに直面する問題のリアルを知ることができました。

 今回学んだことは、教師には全体を引っ張っていく力強さと、その中で、立ち止まって、必要なときに寄り添う細やかさが大切だということです。

 授業中、泣いている児童がいたら、という場面で、私はその児童に寄り添うことが第一だと思っていました。しかしそれでは、対応している間、その子以外のクラスの大半を放っておくことになります。この場合、「休み時間に話を聞くからね」という対応で良いのだそうです。

 この一言、たった数十秒の対応の中には、クラス全体の方を大切にしながらも、泣いてしまった児童へも寄り添う気持ちが伝わると感じ、とても納得しました。

 教育実習中、私はこの「全体を大切にする」ということが出来ず、授業中にスキを作ってしまったり、他の児童の不満を募らせてしまったりした経験を思い出しました。目の前の出来事に対応するので精一杯で、その他の子供のことを考えることが出来ませんでした。全体を大切にするという確かな指針が自分の中にあれば、あらゆる場面で正しい判断のもと、対応できると思いました。

 もちろん、この場合は必ずこの対応、という正解があるわけではありません。だからこそ、対応の基礎となる考え方をきちんと知っておくことが重要だと感じました。

 私たちはまだ、今回取り上げられていた「困った」を実際には経験していない立場ですが、いずれは必ず直面する問題だと思っています。学生のうちから、このような貴重な学びが出来ることに心から感謝します。今回もこのような機会を与えてくださり、ありがとうございました。(高橋)

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 こんにちは、特別に参加させていただきました教育学部4年の小谷川です。今回は3月26日にありました、美和文化会館での玉置先生の教師の困ったを解決する授業術の講話についてかかせていただきます。

 若い教師のための講話であったため、学級づくりに関しての様々な話をきくことができました。特にはじめの1ヶ月の大切さと、どのようなことに気をつけて、またどのような学級の形にしていくのがいいのかなどを詳しく知ることができました。

 教育現場にはほぼマニュアルのようなものはなく、クラスの色や雰囲気はその担任の先生の人柄を表していたり、それぞれの先生方で教え方やまとめ方が違う、個性をだしていくのが当たり前という印象が今まではありました。しかし今回の講話ははじめの1ヶ月の学級をまとめるための、良い意味でマニュアルのようなものであり、これからの1年、生徒の生き方を決めるとても不安な1ヶ月間を支えてくれる柱になるだろうと感じました。

 私は教育実習のときも感じたことですが、やはり生徒とフラットになりすぎて友達先生になりがちでした。教育実習での1ヶ月間というのは現場に立った際のはじめの1ヶ月間とほぼ同じ気持ちを持つだろうなと感じ、講話での教師の陥りやすいところなどの話、判断するべきポイントにどれだけ目を配れていただろうかと実習での自分の動きと照らし合わせて多くのことに思い当たる節や、反省、こうするべきだったのかなどの発見をすることができました。特にルールの共有については今後意識していきたいことだと強く感じました。小さなことでも学級の中でのルールを設けて、それを共有するというとても単純なことではありますが、統制をはかるにはすごく大切なことだと感じました。

 学級づくりだけでなく、授業をするときのポイントや学級崩壊の流れや核となるものが何であるかなど今まで知りたくても知らなかったことを多く学ぶことができました。ありがとうございました。(小谷川)
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高桑さんのお見舞いに行って(安藤)

 こんにちは。4期生の安藤優里です。足の怪我で手術をし、入院している高桑さんのお見舞いに急な誘いにのってくれた同期6人で行ってきました。

 無事に手術を終えたと聞いていましたが、会うまではあのいつも元気な高桑さんが顔色悪かったり、痩せまくっていたらどうしよう…!という不安もありましたが(笑)会ってみるといつも通り明るい高桑さんで少し安心しました。

 それでも手術は大変だったと思うし、これからの経過やリハビリに不安や焦りもあると思うのですが、持ち前のポジティブさで、「リハビリ楽しみになってきた〜!」と何でも楽しんでしまう高桑さんはとっても強いなあと思いました。早くまた一緒に勉強しようね!(*^^*)

 高桑さん含めてみんなで話している中で、すごくいいなと思った同期の言葉を2つ、折角なので書かせて頂きます。

 ひとつは加藤諒太くんの「結局は教師に向いているか向いていないかじゃなくて、自分が教師をやりたいかやりたくないかじゃないか」という言葉です。「教師になりたい!」小学校の頃抱いた気持ちは変わっていませんが、面接練習や志望動機を考える中で、「自分が教師になっていいのか、本当に教師に向いているのか」と不安になることがありました。そんな時の加藤くんの言葉がとても刺さって、最後はやっぱり自分がやりたいかどうかで、その気持ちや覚悟があることが教師の適性に繋がるのだと感じたので、前向きに面接に向かいたいです。

 もうひとつは、ゼミ長の「教採の日までみんなでやり抜こう」(言葉が若干違ってたらごめんなさい🙏)という話がとても心に染みました。すごく頑張っているまわりのみんなと自分を比べた時にすごく焦りが出て、それが良い刺激をもらっていると感じるのですが、心に余裕がない時には焦燥感や劣等感を感じてしまうことがありました。そんな時の、教採に向かってみんなでやり抜こう、という中澤くんの言葉には「自分は自分でいいんだ」「でも自分はひとりじゃないんだ」というポジティブなメッセージがあって、とても良いなあ、と思いました。

 少し長くなってしまいましたが、こんな素敵な同期と切磋琢磨できることはとても恵まれいるなあと実感した1日でした。私自身、気持ちを強く持って励んでいきたいと思います。(安藤)

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